『眩~北斎の娘~』

★簡単な紹介

○放送
2017年9月18日(月)
午後7:30~8:45
NHK総合

○スタッフ
原作:朝井まかて
脚本:大森美香
演出:加藤拓
撮影:相馬和典
照明:佐野清隆
美術:稲葉寿一
VFX:森大樹
音楽:稲本響

時代考証:大石学
美術考証:浅野秀剛、日野原健司
浮世絵指導:向井大祐
所作、舞踊指導:西川箕乃助
芸能指導:友吉鶴心
胡弓指導:山尾麻耶
江戸ことば指導:春風亭一朝
長崎ことば指導:福田信昭
版画指導:髙橋由貴子
医事指導:冨田泰彦
看護指導:清水君恵
仏事指導:金嶽宗信
衣装デザイン:伊藤佐智子
特殊メイク:江川悦子

撮影協力:
茨城県茨城町
千葉県立房総のむら
山梨県山中湖村
千葉県我孫子市

制作統括:佐野元彦、中村高志


○出演
宮崎あおい…………葛飾応為/お栄、北斎の三女
長塚京三……………葛飾北斎、人類史上最高の絵師の一人、天才
松田龍平……………池田善次郎/渓斎英泉
三宅弘城……………弥助、北斎の一番弟子
西村まさ彦…………西村屋与八
野田秀樹……………滝沢馬琴
余貴美子……………小兎(こと)、北斎の後添え、お栄の母

麿赤児………………医師
中島亜梨沙…………お滝
越村友一……………川原慶賀





★評


1:
私にとって葛飾北斎は人類史上最高の絵師の一人。
史上最高としても何の問題も無し。

だから、テレビ番組で取り上げられれば、一応何でも観ます。
このドラマは北斎(長塚京三)と三女お栄(宮崎あおい)こと応為(→「おうい」、常に父北斎に「おうい」と呼ばれていたため)が主題で、
オマケに応為を演じるのが宮崎あおいだから、見逃す訳には行きませんでした。


2:
宮崎あおい、やはり、凄い役者だワイ(@_@)。

応為(お栄)は父親譲りの「画狂」であり、江戸時代にしては自由奔放に生きていた様ですが、
そこは江戸時代、21世紀の現代日本の様に感情を表わす訳には行きません。
現代劇の様に感情を表わすのは時代劇では非常に不自然。
現代劇の様に感情を露わにするのは無理があり過ぎます。

秘めた思いを表現しなければならんのです。
宮崎あおいはどうであったかと言うと、抑え秘めた思いが漂う、漂う、漂う(^.^)。
善次郎(松田龍平)への思い、画業での悩み、これが現代劇なら感情を爆発させても問題無いんですが、
そこは宮崎あおい、思いにじっと重石を乗せ、蓋をしています(^.^)。
大袈裟にならんのですが、応為(お栄)の思いが闇の中の細い光の様にハッキリと伝わってきます。


3:
宮崎あおいを観たのは久し振りですが、相変わらずの美貌(^.^)。


4:
ドラマとしては、CGの違和感が少なく、合格。
北斎の娘応為(お栄)が主人公なので北斎自身の描写が少なかったのが不満。
富嶽三十六景だけでなく、浮世絵なら諸国瀧廻り等、史上最高の作品が多いから、
他の作品も取り上げれば応為(お栄)の画業での悩みと進歩をもっと描けたと思います。


5:
宮崎あおいの実力を再認識し、圧倒されました。
素晴らしい女優です。





タグ 宮崎あおい 長塚京三 松田龍平 余貴美子 野田秀樹 三宅弘城 西村まさ彦






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『黒革の手帖』2017年版 その8

最終話


1:
やはり、悪が栄える事はない(笑)。
犯罪者は必ず正義の鉄槌を受ける。

だから、元子(武井咲)も…


★まとめ


1:
まぁ、面白かったけど、物足りなかった。
元子の願い簡単に叶い過ぎ、全てが巧く行き過ぎたから。


2:
元子を演じた武井咲は、美しかった(^.^)。
彼女の女優歴の中でも一番じゃないだろうか?






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『過保護のカホコ』その10

最終話


1:
当然ながら、ハッピーエンド(^.^)



★まとめ

1:
改めて考えると、ドラマや映画の特徴が良く分かりました。

親子関係を描く場合、「この親にしてこの子あり」や「似た者同士」しか描けないんです。
理由は簡単。
例えば、一世代離れた遺伝だと、親子が似てないから、親子とは思えない(笑)。
当然だよなぁ(笑)。
このドラマだと、香穂子(高畑充希)のお節介は、母泉(黒木瞳)の香穂子への溺愛振りと全く同じ。
純粋に深い愛情の表れにすぎないんです。
同じ様に、香穂子の家族を何とかまとめようとし、幸福な関係を作ろうとするのも、母泉が並木家を仕切るのと同じ。

これが長所でもあり、短所でもあります。
同じ様な話しか作れないんです。

不幸な家庭は様々でも、幸福な家庭は皆一緒になりがち。
だから、どうしても幸せ家族物語は単調になり、飽き安い。
その点、不幸は恐ろしく強力で、心を捉えて離さない。


2:
このドラマでは、母親の愛情を強調していました。
いい意味で、自分の子供が第一で最優先。
同じくいい意味で、自分の子供と家族以外はどうでもいい。

それを強調していたのが、視聴者からは丸見えの母泉にとっての赤い境界線。


3:
主人公香穂子を演じた高畑充希は、よくやりました。
予想通り。
こういう極端な人物を違和感なく、ドラマの中に「着地」させるのを成功。
現実感を与えていました。

中谷美紀(『嫌われ松子の一生』)、宮崎あおい(『少年メリケンサック』)と同じく難しい役をこなし、
役者としての厳しい試験に合格。

役者としての将来、安心出来ます。


4:
ドラマ自体は佳作。
でも、BDboxが欲しいかと聞かれると微妙…
どうも、何か足らん「もの」があるんです。






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『警視庁いきもの係』その7

最終話


1:
やれやれ、大袈裟にならずに終わり、良かった、良かった(^.^)。


★まとめ


1:
とまぁ、大袈裟にならなかったのは良かったけど、
全体にどうかと言うと、どうもイマイチ(溜息)。

この手の超人的能力を持った主人公が一人で事件を解決する物語は、食傷、食べ過ぎ、作られ過ぎ、観過ぎ。
もう結構。
このドラマの様に笑いを加えても、大した効果無し。


2:
何か、続編、少なくとも2時間枠の特別編を作りそうな終わり方。
個人的にはもう十分です。






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『黒革の手帖』2017年版 その7

第七話


1:
元子(武井咲)、大ぴーんち!(@_@)。
妊娠、流産(@_@)。
カルネを取り戻そう弁護士に依頼しても、
長谷川庄治会長(伊東四郎)の力で誰も引き受けない(@_@)。

四面楚歌(@_@)。

しかし、最後に安島富夫衆議院議員(江口洋介)から秘密の切り札を貰う(@_@)。


2:
元子が踏んだり蹴ったりになるのは、いいんですが、少々やり過ぎじゃない?


3:
次回最終話。
9話やると思ったら、8話じゃん(@_@)。

観ますよ(^.^)。
最後、元子がどうなるんでしょう?






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『過保護のカホコ』その9

第九話


1:
いいなぁ…(笑)、このドラマ(^.^)。


2:
初君(竹内涼真)が言う、

「病める時も健やかなる時も」

なんだね、このドラマ。
最初から。

夫婦の人生だけでなく、親にとっての子供がそうなんです。
兄弟姉妹の仲が悪い時でもいい時でも、とても愛しい存在。

泉(黒木瞳)、節(西尾まり)、環(中島ひろ子)の三姉妹、
口ケンカをしても、お喋りをしても、初代(三田佳子)にとっては何物にも代え難い存在。


3:
そして、このドラマは、もう一つ。

香穂子(高畑充希)が何回も言う

「お願いがあります」



「大好きだよ」

相手に何かしてもらい、相手に何かしてあげる、
でもあります。


4:
そして、誰かが亡くなれば、誰かが結ばれ、誰かが生れる。
初代ばぁばが亡くなれば、香穂子と初君が結婚する。
ドラマの中のこの転換が見事です(^.^)。
明と暗の対比が見事です。

「禍福は糾える縄の如し」

デス。


4:
次回最終話。
絶対観ます(^.^)。






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『警視庁いきもの係』その6

第九話


1:
何だ、次で終わりじゃん(@_@)。


2:
何か、随分と大袈裟になっちまったなぁ…(溜息)。


巧い事まとめて終わらせられるんでしょうか?


3:
次回も観ます。





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『過保護のカホコ』その8

第八話


1:
説得力のある脚本、by 遊川和彦(^.^)。
それに応える高畑充希黒木瞳、素晴らしいね(^.^)。

香穂子(高畑充希)の純粋さ、純真さ。
母泉(黒木瞳)の現実的思考。

この対比がとても、とても、とても、とても、とても、
見事でした(^.^)。


香穂子
>自分の名前を 大好きな人に
どれだけ呼ばれたかで
自分がどれだけ幸せか
分かるんだなって。

>そう思ったら 香穂子って
めちゃくちゃ幸せ者なんじゃないかなって。

>だって、ママにもパパにも じぃじにも ばぁばにも
家族のみんなに今まで 何度も何度も
「香穂子 香穂子」って呼ばれて来たんだもの。

>だから 今度は逆に
いっぱいいっぱい お返ししたい。


中略


母泉
>分かった。

香穂子
>ホントに?

母泉
>あなた達が本気だっていうことだけは。

香穂子、初
>え?

母泉
>だからこっちも
本気で反対させてもらうから。


(@_@)
!!!!!
(笑)、(笑)、(笑)、(笑)、(笑)。


今年2017年、最高の脚本(@_@)。
まず間違い無くこれ以上の脚本は、今年、出て来ないだろうなぁ(溜息)。


2:
今回気付いたのは、
教子(濱田マリ)に付いて来た少年、保(横山歩)。
この少年、見たことあると思い調べたら、

2015年『問題のあるレストラン』→高畑充希も出てた(@_@)。
2015年『37.5℃の涙』
2016年『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』
2016年『はじめまして、愛してます』→遊川和彦の脚本

に出てた。


3:
とても素晴らしいドラマです(^.^)。
今年第一位のドラマ候補第一号(^.^)。
今年最高のドラマ候補第一号(^.^)。

残り二話。

最後まで観ます。






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『警視庁いきもの係』その5

第八話


1:
3週間ぶり~!


2:
速い展開と軽い笑いで、悪くない(^.^)。
動物を使うのも、未だに(笑)、目新しく関心を引き留めます(^.^)。


3:
それでも、基本的に優秀な人物がたった一人で事件を解決する古典的展開。

獣医学部出身の薄圭子巡査(橋本環奈)、警視庁総務部総務課動植物管理係、の動物の知識が無ければ、
事件の解決が困難。

ガリレオ』の湯川学先生(福山雅治)と同じなんだよなぁ…


4:
今回は、鬼頭勉、管理官、警視、警視庁捜査一課(寺島進)が最後に撃たれた(@_@)。
どうなるんでしょう?


5:
不満もありますが、次回も観ます。





タグ 渡部篤郎 橋本環奈 寺島進 浅野温子 でんでん 石川恋 長谷川朝春 三浦翔平 福山雅治 ガリレオ





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『時代をつくった男 阿久悠物語』

★簡単な紹介

○放送
2017年8月26日(土)
午後9:00~11:00頃
NTV系

○スタッフ
脚本:松田裕子
演出:菅原伸太郎
プロデューサー:加藤正俊、難波利昭(AXON)

○出演
亀梨和也……………阿久悠
松下奈緒……………深田雄子、阿久悠の嫁
田中圭………………上村一夫
八嶋智人……………池沢文男
加藤シゲアキ………都倉俊一




★評


1:
まぁ、面白い。

阿久悠を演じる亀梨和也も悪くない。
白目勝ちの両目は真剣に、全身全霊で作曲する阿久悠の生き様を表し、意外と宜しい(^.^)。

ただ、いいのはそこまで。
HPのキャスト欄によると、阿久悠は、

>家でも職場でも愚痴や弱音を言わず、苦悩や弱みを誰にも見せることなく、

だそうだ。

だとしたら、阿久悠の体の中は、心の中はどうなっていたのか?
それを感じさせるものが亀梨和也には無い。
モーツァルトの様な本物の稀代の天才だったのかもしれないし、
嫁でさえ知らない苦悩の中から生み出していたのかもしれない。

何かねぇ、何にもないんだなぁ、亀梨和也には。





タグ 亀梨和也 八嶋智人 松下奈緒 田中圭






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『黒革の手帖』2017年版 その6

第六話


1:
元子(武井咲)、絶体絶命のぴ~んち(@_@)

復活は可能か?
雌伏千年か?

TV朝日だから、残り3話でしょう。
気持ち良く終わるかなぁ…
来週8月31日はワールドカップ最終予選オーストラリア戦で一週休み。
この2週間の間が良さそう(^.^)。


2:
今回は、波子を演じる仲里依紗が予想以上に良かった(@_@)。
終盤、カルネに新ママとして表れた時の元子を蔑む表情、
殴り倒してやりたかった(笑)。
これ程下品な表情を観たのは、今年初。
前回はいつ、誰だったか、覚えてない(笑)。

仲里依紗、見直したゼ(^.^)。


3:
当然、次回も観ます。





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『過保護のカホコ』その7

第七話


1:
ほほ~、言いたい事無遠慮に言いまくる加穂子(高畑充希)と初(竹内涼真)、
だけでなく並木家の人々も。

今回はカーペンターズの「ハーティング・イーチ・アザー」の一節ですよ。

We go on hurting each other
We go on hurting each other
Making each other cry
Hurting each other
Without ever knowing why

傷付け合う
何回も何回も
泣かせ合う
傷付け合う
なぜだか分からないけど

Can’t we stop hurting each other
Gotta stop hurting each other
Making each other cry
Breaking each other’s heart
Tearing each other apart

傷付け合うのを止められない
でも傷付け合うのを止めなくちゃ
泣かせ合うのを
心を傷付け合うのを
酷い事を言い合うのを

2:
それでも許せるか?
許せるのが家族、恋人、友人。

恋も甘い事だけじゃありません。

だから、加穂子と初、また一歩前進(^.^)。



3:
加穂子が人の良い面の代表。
糸ちゃん(久保田紗友)が人の悪い面の代表。

親は子供を愛してるから、どんな事でも許すので、
人が家庭内で人の残酷さ、その残酷さを許す寛大、寛容、愛情を学びにくい。

だから相手を愛してるのに傷付けずにいられない人の「業」とそれを許す寛容と愛情の偉大さを学ぶのは、
恋愛が最初の機会になる事が多い。
人は善悪始め矛盾、二律背反の存在である事を体験、体感、学ぶ最初の機会が恋愛。


このドラマの中で、この辺の事分かってるのは、と言うより意識してるのは、
初代ばーば(三田佳子)だけだな(笑)。


「落語ってのは、人間の業を肯定する事なんだ」
~立川談志~


4:
最後まで観ます。





タグ 高畑充希 佐藤二朗 黒木瞳 時任三郎 竹内涼真 三田佳子 西岡徳馬 平泉成 久保田紗友






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『黒革の手帖』2017年版 その5

第五話


1:
音楽がうるさ過ぎます。
第五話になって耳について来ました。

今回重要な場面は、元子(武井咲)と長谷川庄治(伊東四郎)の静かな対決の場面。
ここであれ程大きな音楽を入れる必要皆無。
邪魔なだけ。

このドラマで武井咲米倉涼子の様な派手さはないですが、
度胸があり静かな情熱を胸に秘めたタイプを好演してるので音楽で補う必要はありません。


2:
まぁ、それでも、今回も武井咲が和服美人で目を楽しませてくれているので、
まぁ、いいっか(笑)。

次回も観ます。






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『過保護のカホコ』その6

第六話


1:
今回の永遠のテーマ、
男女のすれ違い(笑)。

はい、永遠に変わらぬ男と女。
違うんです、ハイ(笑)。

考え方、感じ方が違い、主張するだけで通じない。

怒り、ウンザリする。

一緒にいたくない。

頭を冷やす期間。

何とか仲直り。

そして再び(笑)。

面倒臭く、いつまで経っても分かり合えない、
でも、離れたままではいられない、
男と女。


2:
今回は、また、香穂子(高畑充希)の父方の祖母並木初代(三田佳子)の回。
落ち着いていて、物事、男女の考え方と感じ方の違いをよく理解していて、
最後に頼れるお母さん。

何か、良過ぎる役、人物だよなぁ(笑)、
と観てたら、大いなる秘密があった(@_@)。
だから、あれ程子供達に寛大で優しかったのか…。

その秘密を香穂子が知っちゃった(@_@)。

さて、どうなるんでしょうか?


3:
最後まで観ます。





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『ボストン美術館の至宝展』

★簡単な紹介

2017年7月20日(木)~10月9日(月、祝日)

東京都美術館

東京都美術館のHP→http://www.tobikan.jp/exhibition/2017_boston.html

HP→http://boston2017-18.jp/


40年以上も前から知っているゴッホの「郵便配達夫ルーラン」とその嫁の絵が来るし、
その他英一蝶とか酒井抱一の花魁だとか、曽我蕭白まで来るは、中国北宋、南宋の絵画は来るはで、
行かずにおられるかい(笑)。

と行ったら、途中で前売り券を忘れたのを思い出した(@_@)。
う~ん、取りに帰るのが面倒だったので、当日券を買いました(涙)。


1:
ん~、何かねぇ…
思ったより、展示作品が少ない。
そのため、全体に「薄い」。

また、多人数に対応してない展示品も多い。
物が小さいか壁に掛けられない物。
最初のエジプト物はイマイチ小さいし、
「九龍図巻」(作品番号:17、陳容)は巻物なんで、展示台の上に置かにゃなりません。

仁清の香合(作品番号:19)、光琳と乾山の合作角皿(作品番号:20)も小さく、見るのが大変。


2:
日本物では、英一蝶、曽我蕭白、酒井抱一、喜多川歌麿、与謝蕪村、
作品も、なんか、イマイチだなぁ…(溜息)。


3:
18世紀後半のフランス絵画は見る前からどうでもいい(笑)。
趣味が合わないからネ。


4:
そして、大本命、ゴッホが描いたルーラン夫妻。

いいなぁ(笑)。
巧いし(笑)。

4-1:
作品番号:51
「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」

生れて初めて(笑)、近寄って見ると、これは薄塗り。
マンハッタンの近代美術館にある「星月夜」と同じ位薄塗り。

背景はキャンバスが透けて見えています。
その分、ルーランのおやっさんはしっかり描いています。
ひょっとすると、2,3時間で描き上げたかもしれません。

巧い絵です。

4-1-1:
色の纏まり具合がまずいい。
青い絵です。
背景が水色。
ルーランのおやっさんは制服上下が濃紺。
画面右側の机は同系色の緑。
座ってる椅子の一部も青。

そこに入る黄色系。
おやっさんの肌の色と制服の金ボタン。

4-1-2:
背景を描き込み過ぎてないので、背景が主題であるルーランのおやっさんを邪魔していません。
この空間感覚、西欧人には珍しい。

4-1-3:
色使いからルーランのおやっさんの人柄が分かるなぁ(笑)。
地味、地道。
派手なところ皆無のその辺のおやっさん(笑)。
少々大きめに描いた両手から、意外と手を使う肉体労働なのも分かります。

描かれている顔からも、普通の人ネ(笑)。

4-1-4:
この絵でも、少々おかしい所があります。
画面背景、右上の方の端、濃い青が一か所あります。
これ、全く意味無し。

画面中央、右寄り、椅子の背もたれの一部が背景色で塗り込まれ、消えています。
これも変だし、おかしい。

ゴッホの遊び心としておきますか。
本人に会って聞きたいとこですが、無理(笑)。


4-2:
作品番号:52
「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」

これは、ダンナとは対照的な描き方。
なぜ?
そりゃねぇ、「女は怖い」デス(笑)。
でも、同時に、とても優しい(^.^)。

4-2-1:
何と言っても、色使いが強烈。
緑と赤、補色です。
イタリアやメキシコの色。
タイ料理やイタリア料理の色。

どんな人か、分かるでしょう、おやっさんと比較すると(笑)。
ダンナを尻に敷くご婦人。
よく喋り、よく動き、よく働いていたのは間違いないです。
口の達者具合が分かるのが、色の構成の基本にしている補色です。

この絵でも大き目に描かれた両手。
両手をよく使っていたと言う事、以外に解釈出来るでしょうか?

4-2-2:
では、どこで優しさを表しているでしょう?

背景の花とオーギュスティーヌ夫人の顔と手の色。
白、黄色、ベージュ、薄い茶色、と同系色。
そして同じ位の明度。

夫人の洋服に覆われていない素肌と背景の花が同じと言う事。
心は花の様に美しい、と言う事以外にありますかな?

4-2-3:
そして背景にも注目しましょう。
完全に平面に塗り込み、奥行き感無し、立体感無し、平面的。

どういう事かと言うと、生活の場がここだけ。
今迄の人生も、間違い無くこの辺りだけだったのでしょう。

19世紀後半ですから、女性の教育は高くありません。

教育を受けてなくても、旅行や見聞も無くても、優しい女性と言う事です。
読み書きも得意でなかったかもしてません。
それでも、
オランダから来た赤毛の全く売れてない自称「絵師」にも優しかったと言う事です。


4-3:
こうして2枚の絵の意図や考えが分かってくると、私CYPRESS、胸が一杯になりました。

ゴッホにとって、このルーラン夫妻と子供達はとても親切に接してもらい、
とても大切であり、とても大事な人々であったのが分かります。

日本語で言えば、「とてもお世話になった」です。

素晴らしい一組の絵です。
素晴らしい、とても素晴らしい(^.^)。



5:
ゴッホに圧倒され、最高でした(^.^)。
ルーラン夫妻のクリアファイルを買いました。
長場雄画伯が翻案したルーランのおやっさんのマグカップは、行く前にHPを見ると「どうかなぁ」でしたが、
夫妻にお会いすると、迷わず手に取り買いました(笑)。






タグ ゴッホ





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『アルチンボルド展』その2

★簡単な紹介

2017年6月20日(火)~9月24日(日)

国立西洋美術館

国立西洋美術館のHP→http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2017arcimboldo.html
公式HP→http://arcimboldo2017.jp/


1:
この手の「寄せ絵」の代表作は歌川国芳の「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」かな。
ジョゼッペ・アルチンボルドの200年後の人であり、作品。

時代で考えれば、アルチンボルドの方が先駆者だけど、当時の日本でそんな事を知る事は不可能。

まぁ、細かい事は気にせず、まずは見てみますか。


2:
予想通り退屈な絵しかない。
ダリと同じくこけおどしだよなぁ…

描写力を見て想像出来る通り絵画職人にすぎません。

ハプスブルク家の権力、財力、軍事力、繁栄を具体的に示すために目に見える物を描いたそうですが、
納得。
単なる指先が器用な絵画職人が記録のために残した物。

写実描写で事物を描いた記録だけで、それ以上の「もの」がこの絵師にもありません。
宮廷画家としては、写真や映画、VTR等が無い時代ですから、カメラマンの代わりだったのでしょう。
記録係ですから、絵師としては細密に事物を描写する事が何よりも重要で、精神性とか個性等は全く不要。

逆にアルチンボルドは依頼主のハプスブルク家の面々、宮廷の方々には絵心が無いのが分かっていて、
技術の粋を尽しただけの絵を描いただけかもしれません。
無粋な人間にはこの程度で十分と思っていたかもしれません。
言い換えると、馬鹿にしていた、デス(笑)。

こういう技術しか無い絵には、毎度の事ながら同じ事しか書くことがありません(溜息)。


3:
まぁ、こんな感じで私には退屈な絵しかありませんでした。

今回も企画展の入場券で常設展へ入れるので、常設展へ。
お目当ては、勿論、ジョルジュ・ドゥ・ラ・トゥールの「聖トマス」。

ジョゼッペ君の絵とは桁違い、段違い、次元が違います。
色の面積、光の明暗の面積、全体の構成、完成度が完璧に近い。
技術だけではなく、絵心など精神溢れるラ・トゥールの「聖トマス」。
やはりアルチンボルドの絵には技術しかない。

今後、国立西洋美術館の企画展では、一回りした後、ラ・トゥールの「聖トマス」を見て比べるが、
私の見方になりますナ。


アルチンボルド、巧い絵には間違いありません。
私の好みではありませんでした。
いい悪いではなく、この辺は見る人間の好みの差です。






タグ アルチンボルド 歌川国芳 ダリ ラ・トゥール






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『ジャコメッティ展』

★簡単な紹介

2017年6月14日(水)~9月4日(月)
前期:6月14日(木)~7月17日(月、祝日)
後期:7月19日(水)~9月4日(月)

国立新美術館

HP→http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/

国立新美術館の企画展HP→http://www.nact.jp/exhibition_special/2017/giacometti2017/

名前といくつかの作品は知っていたなぁ…
ここ数年は2次元だけでなく、3次元も見に行くようにしているので、行ってきました。


1:
巧いね、あれだけの個性的、独特の雰囲気を漂わせる塑像を作れるんですから。
でもなぁ、心に響くものが無いんです。
感性とかに同じものが無いってこと。
だから、イマイチ退屈でした。


2:
それでも、良かったのが、

2-1:
作品番号:3
「キュビズム的コンポジション―男」
石膏に着色
大原美術館蔵、1926年

マグリットを写真で表現した植田正治みたいな感じでオリジナルより良くなっています。
ピカソのキュビズムなんかより、遙かに魅力的になっています。
一見、大理石の組み合わせかと思って解説を見たら、「石膏に着色」でした。
円柱と角ばった立方体の組み合わせがあれ程力を発揮するとは、完全に予想外、意表を突かれました(^.^)。

2-2:
作品番号:89
「犬」
ブロンズ
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンヌ、
1951年

作品番号:90
「猫」
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンヌ、
1951年

ジャコメッティ、才能あるじゃん(笑)、まぁ、当然だ(笑)。
直線的な猫、曲線的な犬、正にこの通り。

猫は弱い動物なので、常に頭を上げ、直ぐに反応出来る様に背骨と尻尾が真っ直ぐになっている。
犬は常に餌を探している。
嗅覚の動物だから、地面の匂いを常に嗅ぐために頭を下げ、背骨は曲り、尻尾も曲る。

この表現には感心しました。


3:
中々の芸術家でしたが、残念ながら共通項無し、心に響くもの無し。






タグ ジャコメッティ





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『没後40年 幻の画家 不染鉄展』

★簡単な紹介

2017年7月1日(土)~8月27日(日)
前期:7月1日(土)~7月30日(日)
後期:8月1日(火)~8月27日(日)

東京ステーションギャラリー
HP→http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201707_fusentetsu.html


あの「日本美術応援団」の明治学院大の山下裕二先生もまとめて見たことがない不染鉄(ふせん・てつ)。
「少しでも興味や関心があれば、まずは見てみよう」とここ5年程見に行ってる私CYPRESS。
名前からして日本人なのか中国人なのか分からんし(笑)、行ってきました。


1:
おや、まぁ、意外と言っちゃ失礼だけど、予想以上に良かった、面白かった(^.^)。


2:
まず面白かったのは、描写が年と共に変わって行く点。

天下御免の(笑)、明治の息吹、朦朧体。
中国絵画傾倒時代。
油彩風。
陰影とボカシが無く、輪郭線在り、のイラスト風。
等々。

生涯を通じ、描写法とかあまり気にしていなかった様です。


3:
作品番号:74
「廃船」
1969年頃
京都国立近代美術館蔵

作品番号:90
「落葉浄土」
1974年頃
奈良県立美術館蔵

この2点を代表にちょっと珍しい時間の絵が目に付きました。
夕方と夜の間の時間帯です。
残照が終わった時間、または、残照が届かない場所、家の灯りが最初に輝き始める時間、と言った時間と空間です。
こういう時間を描いた絵は、見た記憶がありません。
絵でも、不染鉄は灯りを加えています。
やはり、幼い頃に両親を亡くしているので、灯りと温もりへの憧れがあるのではないでしょうか?

「落葉浄土」はいい絵でした。
題名の通りイチョウが紅葉する晩秋の「誰そ彼」時。
気温、匂い、迫る闇、暗闇に光り始める灯り、空気、こういう雰囲気が想像出来る、追体験出来る作品です。


4:
作品番号:25
「冬」
星野画廊蔵、昭和初期

作品番号:26
「雪景山水」
個人蔵、1935年頃

この2点は同じ長野の山岳風景を描いています。

単なる冬山ですが、凄かった(@_@)。

山が飛び出してくるんです。
去年2016年、国立西洋美術館でカラヴァッジョの「エッケ・ホモ」を見て以来の経験でした。
墨絵に淡彩程度の色が入っているだけですが、その大迫力(@_@)。
強力な雰囲気を漂わせ、視線と心を釘付けにしました。

山の持つ立体感、存在感、重量感、どうやればこれだけ描写出来るでしょう?

作品番号26、「雪景山水」の方が強い絵です。
大きさは「冬」の2倍以上ありますが、理由はそれではありません。
画面ほぼ中央に左右に横切る道が描かれ、この道がエラく存在感を滲み出しているんです。
全体に存在感が強いので、この道が絵を壊すことがありません。

絵の教科書には、
物を描く時、立体を意識し、見えない裏側にも物があるのだから、
そこも(=裏側)意識しながら描け、とか、
空は描いている人間の頭の上まで続いているのだから、壁の様にせず、連続している様に描け、
とか、
書いてあります。

不染鉄やミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョを見ると、
そんな事、素人には不可能だとハッキリ、キッパリと実感出来ます(笑)。
無理、不可能です(笑)。


5:
こんな感じで大変楽しめました(^.^)。
オマケに、東京駅の線路脇にある美術館ですから、時々列車が通ると振動が足の裏に伝わり、
これもまた悪くない(^.^)。






タグ 不染鉄 カラヴァッジョ





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『黒革の手帖』2017年版 その4

第四話


1:
元子を演じる武井咲の美しさ(笑)。
今回も着物で、これまたいいんだなぁ(笑)。

このドラマ、武井咲の美しさでかなり得してる。
2割方は評価が上がってると推測。

今回の様な選挙事務所での騒ぎがあれば、どう考えても器物破損で警察沙汰で反対陣営に大打撃。
でも、実際にああいう事が起きてるかもしれず。
この様な脚本の雑な作りがあるんですが、武井咲の美しさが打ち消している(笑)。

今回はいよいよ、と言うか、漸く、料亭「梅村」の中居、島崎すみ江(内藤理沙)登場。
(このドラマのHPのキャストに最初から書いてあるのに、なかなか出て来ないんだもんなぁ(笑))
中岡市子(高畑淳子)に次ぐ元子の新たな「手段」。


2:
武井咲の美しさにやられてるんで、とにかく次回も観ます。





タグ 武井咲 奥田瑛二 江口洋介 高嶋政伸 仲里依紗 真矢ミキ 高畑淳子 伊東四郎 滝藤賢一 内藤理沙





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『過保護のカホコ』その5

第五話


1:
初君(竹内涼真)の過去が分かってきました。

初君、香穂子(高畑充希)の純粋さ、一途さが分かり、香穂子の両親(黒木瞳時任三郎)の前で交際を頼む。

香穂子は母泉(黒木瞳)からの過保護脱出、自立宣言。
母泉はい、え、で(@_@)。


2:
香穂子が過保護脱出、自立宣言した時、ちゃんと声が震えていた(@_@)。
流石、高畑充希(^.^)。
宮崎あおい貫地谷しほりの後継者は決まりだな(^.^)。


3:
最後まで観ます(^.^)。





タグ 高畑充希 佐藤二朗 黒木瞳 時任三郎 竹内涼真 濱田マリ 宮崎あおい 貫地谷しほり






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最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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