『お迎えデス。』その1

★簡単な紹介

○放送
2016年4月16日~6月18日
土曜日 午後9:00~9:54
NTV系
全9話

○スタッフ
原作:田中メカ
脚本:尾崎将也
演出:南雲聖一、塚本連平
撮影:水梨潤
照明:大前英樹
音楽:高見優
プロデューサー:伊藤響、高明希、大塚英治

○出演
福士蒼汰…………堤円、大学生
土屋太鳳…………阿熊幸、大学生
鈴木亮平…………ナベシマ、死神

門脇麦……………緒川千里、幽霊
濱田ここね………ゆずこ、死神・ナベシマの相棒
野間口徹…………シノザキ、死神
森永悠希…………加藤孝志、円の友達
大友花恋…………堤さやか、円の妹
根岸拓哉…………マツモト、死神・シノザキの助手
比留間游…………魔百合、黒巫女
松川星……………真奈美、幸の同級生
小林璃央…………佳織、幸の同級生

石野真子…………円の母親
大杉漣……………円の父親




★評


『ブラック・プレジデント』で超地味で引きこもり風の岡島百合を好演した門脇麦
とても才能がありそうなので気に掛かっています。
だから出演者に「門脇麦」の三文字があると見逃す訳にはいきませぬ。


第一話


1:
このドラマ、設定がとてもいい。
どんな設定かと言う…

死んでもこの世に未練があると、成仏出来ない。
霊(→魂?)は、気に掛かる人や物のそばにいて、何とか巧く行ってくれと願っていても何も出来ない。
ただ見守るしかない。
この世の人は自分を愛してくれた人、気に掛けてくれた人が亡くなると、いつまでもそばで自分を見守ってくれていると思う。

でも、霊(→魂?)は極希にこの世、人の世界に極短い間関わる事が出来る。
人によってはそれを「霊体験」と呼ぶ。

実は成仏出来ない人の霊と死神がこの世で何かをしていて、少々この世に入ってしまった(@_@)。


2:
人は歳を重ねると、どうしても人を彼岸へ見送る事が多くなります。
この世に残された我々の方も、亡くなった人々への未練、思いがあるものなのです。
後悔だけではなく、亡くなった人の為にも悪い事は出来ないという誓いの気持ちもあります。

私は霊とか、心霊現象等は信じていませんが、
亡くなった人への思い、亡くなった人から思われていた事実、記憶、
こういうものはあり、その象徴としての「霊」という物は違和感は少ない。

まぁ、歳取った、ヲヤヂになったと言う事なんです(笑)。

こういう訳でこのドラマの設定は悪くないんです。

今回だと、
亡くなった陽造(伊東四郎)が娘玲子(菅野美穂)がダンナの正道(矢柴俊博)との離婚届を破ったり、
円(福士蒼汰)の体を借り出産の苦痛に耐える玲子の手を握り励まし、実は二人の幸せを願っている事を伝える場面、
がとてもいい(^.^)。
そして、円と共に船室の外で玲子の出産を待ち、安産を知り喜び、成仏する場面もいい(^.^)。


3:
さて、お目当ての門脇麦はどうだったでしょう?
第一話から死んじゃってる緒川千里を演じていますが、殆ど出番なしで無評価(笑)。


4:
幽霊の場面はCGを使ってるんですが、フルHDで撮影してるためか、
どうも実写との馴染みが悪い(溜息)。


5:
それにしても、死神ナベシマ(鈴木亮平)はなぜピンクのウサギの被り物を着ているんだろう?


6:
全体的には暖かい作りで予想以上に出来がいい(^.^)。

次回も観ます。




タグ 門脇麦 福士蒼汰 土屋太鳳 野間口徹 鈴木亮平 矢柴俊博 菅野美穂 伊東四郎




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『結婚式の前日に』その10

最終話

1:
終盤、空港でのシークウェンス。
ひとみ(香里奈)が去って行こうとする母可奈子(原田美枝子)に、

「お母さん!」

と呼び掛けます。

ここの香里奈がとても良かった。
28年前と同じく、母親を求める娘、子供に戻っています。
これを香里奈が第一話で感じさせた様に、見事に演じました。
同時にひとみは28年の時の溝を一気に飛び超えました。

香里奈、見直したゼ(^.^)。


2:
その後、ひとみがウェディングドレスに着替え、
母可奈子、父健介(遠藤憲一)、叔母早紀(美保純)に今迄育ててくれた事の感謝を言います。

今迄にも書きましたが、結婚はともかく、出産はほんの70年前迄は決死の覚悟が必要でした。
妊娠中何事も無く、無事に出産しても、パスツール以前では産褥熱で15%に妊婦が亡くなったと言われています。
衛生と消毒概念が普及しても、1941年に人類初の抗生物質ペニシリンが臨床的に有効であるとフローリーに証明されるまでは、
危険な事には変わりがありませんでした。

だから、子供が親に絶対伝えるべき事の一つが無事に育ててくれた事の感謝であり、
無事に出産してくれた事の感謝なんです。

親への感謝はとても重要な事なんですが、なかなか親に言えないものです。
特に自我が発達し、親との対立が続く思春期以降には不可能になる事が多い。
それでも、ヲヤヂやオバサンになる頃には色々経験し、「親父やお袋も大変だったんだなぁ」と分かってくるのですが、
わざわざ感謝の気持ちを伝えるのは照れ臭いとか、親子関係が良くなってそんな事を伝える必要を感じなくなったりします。

女性は結婚の前に「親への挨拶」があり、感謝と親へ伝える機会がありますが、
男は何かの機会を逃すと一生伝える事が出来ない恐れが大きい。

だから、
空港でひとみが可奈子に「お母さん、お母さん行かないで!」と言うシークウェンスから次の「親への挨拶」のシークウェンス、
ここは女性より男性の方がより心に響くものが大きいでしょう。
歳を取れば取る程ネ。

私CYPRESS?
はい、心に響いた響いた(笑)。
親不孝者ですので(^_^;)。


★まとめ

1:
主演の芹沢ひとみと演じた香里奈が良かった、巧かった。
これに尽きます。
今迄見た中で一番真面な演技をしています。

香里奈、良くやったネ(^.^)。



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『結婚式の前日に』その9

第九話

1:
う~ん、このドラマもなぁ…(溜息)。
何か、脚本の出来がイマイチ悪い。

まぁ、話の流れから最終話の一つ手前の今回は、芹沢ひとみ(香里奈)が最大の難関に直面するのは、
分かりますが、一工夫足らん。


2:
それでも、『5→9 ~私に恋したお坊さん~』よりは遙かに脚本の出来はいい。

それに何よりも良く、嬉しいのはひとみを演じる香里奈が、私が見た限りでは、今迄で一番いい演技をしている事。
一皮剥けた状態、一歩進歩してます(^.^)。


3:
次回、最終話。
まぁ、ひとみは助かるんだろうなぁ。
絶対観ます。




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『結婚式の前日に』その8

第八話

1:
芹沢ひとみ(香里奈)、脳腫瘍の病状が進行(@_@)。
父親健介(遠藤憲一)から、最悪の事態も考え得ると教えられる。

この健介からの衝撃の告白以降、打ちのめされたひとみを演じる香里奈、悪くない。
今迄は健康な役しか観たことなかったから、目新しさのおかげも否定出来ませんが、
それでも生気の無い顔付きは宜しい。


2:
それでも今回のひとみの恋敵広瀬真菜(真野恵里菜)の件は必要無いでしょう。
ちょっとわざとらし過ぎ。


3:
死を意識したために生きる事を考え始めたひとみ、
これからどうなるでしょうか?

次回も観ます。



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『結婚式の前日に』その7

第七話

1:
悠一(鈴木亮平)の母響子(江波杏子)、ついにひとみ(香里奈)を認める。

しかし、脚本家はいぢわるだから(笑)、そうは簡単に恋愛ドラマで主人公達を幸福にはしない(笑)。

反主人公派の二の矢は、広瀬真菜(真野恵里菜)。
悠一への横恋慕から恐ろしい事をやる気満々。

反主人公派の三の矢は、ひとみの化学療法と放射線療法が脳腫瘍へ効果が無い事。

う~ん、いいねぇ(笑)。
これ位困難が無きゃ愛情は燦然と光り輝かん(笑)。
当事者になるのはやだけど(笑)。


2:
今回のお題は、母親は子供に対し仏にもなるし鬼にもなる。
愛情の向かう先が違うだけの事。
でもその「だけ」が、まぁ大変なんです。

響子の悠一やひとみへの言動は確かに酷い。
でも、その原因が愛情であるから簡単には責められません。
この辺の事が分かってくるのが大人になった証拠。


3:
脚本家の悠一とひとみへのいぢめ具合がどうなるか(笑)、
次回も観ます。




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『結婚式の前日に』その6

第六話

1:
芹沢ひとみ(香里奈)、病状進み入院。
父親健介(遠藤憲一)と母親可奈子(原田美枝子)が話してるのを聞き、自分の出生の秘密を知る。
ひとみ、可奈子が家を出た理由を健介から聞く。

納得の理由でした。
可奈子の愛情が初めて心に溶け込みました(^.^)。
だからひとみ、可奈子にお礼のメール(^.^)。

でも、こんなに巧く行ったらドラマが終わる。
だから、響子(江波杏子)は悠一(鈴木亮平)のアメリカ留学を一人で決めちゃう(@_@)。


そうそう、他人の恋路はドロドロしなきゃつまらん(笑)。
だから恋愛ドラマは無くならない(笑)。


2:
次回も観ます。



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『結婚式の前日に』その5

第五話

1:
このドラマもどうもなぁ、詰めが甘い。
芹沢ひとみ(香里奈)の勤め先リベラルホームズ内での描写、ひとみの同僚と上司の描写、
これが端折り過ぎ。
そして紋切型、類型的過ぎ。

人間、こんなに単純ではありません。

そして、ひとみが最後にこの仕事とリベラルホームズへの愛情を告げるんですから、
ひとみの同僚の拍手と上司鈴木清彦(矢柴俊博)が「人事には俺から話しておく」だけじゃなぁ…


2:
そんなイマイチな脚本ですが、香里奈が今回も悪くないので観ていられます。


3:
次回も観ます。



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『結婚式の前日に』その4

第四話

1:
今回は親の子供への愛情を示す回。
可奈子(原田美枝子)のひとみ(香里奈)への突飛な愛情。
響子(江波杏子)の悠一(鈴木亮平)への一見金儲けしか考えてない様な愛情。
響子は息子悠一が医者としての腕前、技術を上げる事を考えているんです。
当然お金も儲かるでしょうが、同時に医療の質が上がり患者さんのためにもなります。

母親の愛情の描き方はいいんですが、可奈子を演じる原田美枝子がなぁ…
どうも雑なんです。
常識に囚われない直情型母さん可奈子の行動と原田美枝子の演技が同期してません。

その分、香里奈が真面な演技をしてます。


2:
その香里奈演じるひとみが今回いい事を言いました。

普通の幸せな家庭を作りたい。
二人の結婚に反対してる人がいるのに結婚すれば、その反対してる人が不幸になる。
だから、誰からも祝福される結婚式を挙げたい。

くぅ~、大人だねぇ、ひとみ(^.^)。


3:
次回も観ます。



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『結婚式の前日に』その3

第三話

1:
「俺より長く生きろ」
とひとみ(香里奈)の父芹沢健介(遠藤憲一)。

歳に関係無くこういう言葉の意味が心に響くようになると、大人なんだなぁ…
今回はひとみと健介親子が互いにとても思い遣り深いのを示しました。

園田家の門前であれだけの事をして思い遣り深い家族である事を示したんですから、
悠一(鈴木亮平)の母響子(江波杏子)はせめて、
「ひとみさんとお父さんが互いに思い遣る立派なご家族であるのはよく分かりました」
などは言う必要アリ。
でなければ響子は息子の幸せよりも園田家の病院を大きくする事だけを考えている冷血漢であり、
政治家までも利用する策略家になってしまいます。

脚本の詰めの甘さが表出しました。


2:
前回第二話はひとみと悠一の愛情、今回第三話はひとみと父健介の愛情で視聴者の心を揺さぶった回でした。


3:
脚本の出来が少々甘いですが、香里奈が相変らず頑張って真面な演技をしてるので、
次回も楽しみ(^.^)。



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『結婚式の前日に』その2

第二話

1:
相変らず主人公芹沢ひとみを演じる香里奈、悪くない(^.^)。
どうやら、開眼し演技力を合格レベルに上げたと言っていいでしょう(^.^)。

香里奈、よくやったなぁ…(感涙)。


2:
お話の方は、ひとみの脳腫瘍は悪性とセカンドオピニオンでも変わらず。
それでも、ひとみも悠一(鈴木亮平)も、何だかんだあっても、一緒にいたい気持ちを確認。

ひゅう~、ひゅう~(笑)。

何だ、やっぱり二人共好きなんじゃん(^.^)。


3:
恋愛物だから当然二人の前には障害物が立ちはだかります。
最大の難敵は悠一の母響子(江波杏子)。
基本的に結婚の鍵は母親だから、当然出てきますワイ。
どうなることやら。


4:
今回、ひとみを演じる香里奈、珍しい事に前髪を下ろし額を隠しています。
自分をさらけ出し、外界と対峙する気概、気力の無さを表しています。
つまり、自信がないひとみを表す演出です。


5:
ひとみと悠一がどうなるか?
響子はいつ二人を認めるか?

興味津々(^.^)。

次回も観ます。



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『結婚式の前日に』その1

★簡単な紹介

○放送
2015年10月13日~12月15日
火曜日 午後10:00~10:54
TBS系
全10回

○スタッフ
脚本:山室有紀子、高橋麻紀、島田うれ葉
演出:塚原あゆ子、竹村謙太郎、堀英樹
撮影:草間巧
照明:宇野岳人
音楽:横山克
プロデューサー:新井順子、橘康仁

○出演
香里奈………………芹沢ひとみ
鈴木亮平……………園田悠一、内科医

遠藤憲一……………芹沢健介、ひとみの父
原田美枝子…………柏田可奈子、ひとみの母、28年前にひとみを捨てる。
美保純………………芹沢早紀、健介の妹
藤田弓子……………北野聡美、可奈子の旧友
江波杏子……………園田響子、悠一の母
真野恵里菜…………広瀬真菜、悠一が好き
戸田菜穂……………寺本真理子、脳外科医、悠一の先輩
山本裕典……………前原翔太、ひとみの幼馴染
蛍雪次朗……………前原源太、翔太の父

矢柴俊博……………鈴木清彦、ひとみの上司
中野裕太……………小倉信也、ひとみの同僚
池田沙絵美…………南山千夏、ひとみの同僚



★評


第一話

1:
やや、意外といい(^.^)。
目に付く過不足が無く、集中出来ます(^.^)。

ピアノを主にした山本克の音楽、これがいい。
映像を邪魔していません。

更に驚いたのが、主人公芹沢ひとみを演じる香里奈
最後に観たのは、2013年の『SUMMER NUDE』。
ここ2年観ない間に何があったのか、普通に出来ている(@_@)。
主人公が巧く演技出来ると作品の出来が、当然、良くなります。
このドラマ、期待してもいいかも。


2:
それに比べひとみの母親柏田可奈子を演じる原田美枝子、イマイチ(溜息)。
何か、元気一杯母さんをやってるんですが、イマイチ浮いてる。
これが、大竹しのぶだったらなぁ…

『北の国から』の涼子先生が、今やこんなおばあちゃん役をやるとは(溜息)。


3:
香里奈が予想以上に巧くなったので、まぐれか実力か見極めるためにも、
次回も観ます。




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プロフィール

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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