国立西洋美術館蔵、ジュルジュ・ドゥ・ラ・トゥール筆『聖トマス』と『クラーナハ展ー500年後の誘惑』

★簡単な紹介

2016年10月15日(土)~2017年1月15日(日)

国立西洋美術館

HP→http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2016cranach.html

TBSのHP→http://www.tbs.co.jp/vienna2016/


これまた大昔、中学生か小学校高学年の頃から知ってる絵師。
当時は「クラーナハ」じゃなくて「クラナッハ」だった。


1:
作品番号:82
「マルティン・ルター」

作品番号:85
「マルティン・ルターとカタリナ・フォン・ボラ」

私にとってクラーナハと言えばルター。
そうそう、この2枚の絵です。
帽子を被ってるのと被ってないの。
実物を見て分かったのが、小さい事、小さい事(@_@)。
会場で無料で配布している目録に大きさが書いてないので正確な数値は不明ですが、
日本の画材の大きさだと、6号Fか4号F位です。

改めて見ると、マルティン・ルター、英語訛りならマーティン・ルーサー、
私が愛する鹿島アントラーズに多大な貢献をしたジーコだ(笑)。

ただ、この2枚、それだけ。
なんの感興も起こさず。


2:
残りの絵も退屈。
聖書とギリシャ神話と金持ちの絵だけ。
平板で職人の絵ばかり。


3:
そんな中で、同時代の同国と言う事なんでしょうが、
デューラーの銅版画、エングレイヴィングが出展されていました。

作品番号:17
「騎士と死と悪魔」

作品番号:90
「メレンコリア I」

5月に町田の国際版画美術館で見て以来。
改めて見ると、絵が漂わす雰囲気がクラーナハとは段違い。
「騎士と死と悪魔」は前回気付かなかった魅力爆発(笑)。
町田で私はクロード・メランの「聖顔」に完璧に撃破されてましたナ(笑)。

この展覧会、クラーナハの本邦初の回顧展なんですが、
主役はデューラーでクラーナハが引き立て役になってます。
オマケにデューラーの版画は31cm×26cmと更に小さい。


4:
デューラーと同様にクラーナハを吹き飛ばし、ブチ破った絵が常設展にありました。

ジョルジュ・ドゥ・ラ・トゥール
聖トマス

参考、国立西洋美術館のHP→https://www.nmwa.go.jp/jp/collection/2003-0002.html

4-1:
この絵を見る前に見ていたのが、ヤーコプ・ファン・ロイスダールを初めとした17世紀オランダ絵画。
この頃のオランダの風景画は、全体に褐色なんですな。
だから、遠目からも、「お、オランダの風景画だ」と分かります。
はい、今回も(笑)。

江戸前期以前から日本画の植物画や風景画の植物は緑青を使い文字通り「緑滴る」なんですが、
同じ頃のオランダの森はロイスダール初め褐色がかった緑なんです。
どう見ても美しくない。
自然観の違いは間違い無く、当時の欧州人にとっては自然は親しいものでもなく近しいものでもなかったのでしょう。
敵対するものだったのでしょう。
日本人にとっても単純に近しいだけのもでなかったのは、
長谷川等伯の「松林図屏風」や「竹鶴図屏風」を見れば厳しいものであったのも分かります。
それでも、日本人にとっては一線を画すものでなかったのは確かです。

、とこんな事を考えながら見ていて、ふと絵の前から離れ振り返ると、
何と、
光り輝く絵が1枚ある(@_@)。
それも、ロイスダールと同じく褐色しか使ってない、
明度は高いけど。
オマケに一目で分かる有名な作品。

4-2:
構成と表現について。

色は褐色を中心にまとめてあります。
槍を右上⇔左下の斜線に使い、
頭を画面上、左に傾げ左上⇔右下の斜線に使い構図の中心にしています。
槍は直線なので、右上⇔左下の線はこれだけ。
左上⇔右下の実際の線が無くこれだけだは弱くバランスが取れないので、頭が作る斜線と平行する斜線をつくってます。
それが、画面上から、
右肩⇔白い布⇔左手
右腕上腕⇔右手
の斜線を作ってます。

光が当るのは、
両手、禿頭(=とくとう)、両肩に掛けた布(→コートかも)、槍。
両手、頭、槍は画面上の斜線を作り、両肩に掛けた布は垂直線を作ってます。
両手、頭、槍が表わすのは当然信仰心を表し、一方、布は画面のバランスと安定感を与えてます。

その他、線、三角形で大きさと色のバランスを取ってますが、文字で説明するのは分かりにくいのでパス(笑)。
それでも一つだけ書くと、画面左端の縦長の影が構成上とても巧く、バランスが非常にいい。
見ていて気持ち良くなる構成の良さです。

また、上記のHPの写真では分からないのですが、両手の指をエドゥワール・モネの「笛を吹く少年」と同じく汚しています。
なぜ?
「笛を吹く少年」は労働者階級を表していますが、聖トマスは、イエスの教えを説く「種まく人」です。
仏教なら雲龍図ですね。
種をまく人なら農夫ですから、両手の指が汚れていて当然です。

4-3:
さて、
強い赤とか使ってないし、明度が高いとは言え使ってるのは褐色で地味。
それでも視線と心を捉えて離さない雰囲気を漂わせています。
光の当たる部分(槍、両手、頭)を強調し、暗闇で際立たせていますが、
地味な物を着て、槍を持った単なるジジィの絵(笑)なんです。
それでも、カラヴァッジョと同じく非常に「強い」絵です。

よく見ていると、カラヴァッジョの「エッケ・ホモ」みたいに3D風の飛び出す絵でも、
鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」の渓流の様に動きがある絵でもありません。

人間の視覚は動きに敏感だし、私の経験では心の方も実際に動きが無い絵でも動きを感じられると捉えられます。
しかし、この「聖トマス」は動きも動きを想像させる描写もありません。
それでも、視線と心を捉えます。
何か、強固で動かないモノがあります。
何か、なぜか?

よく見ると分かってきました。
これまた、上記HPでは分からないんですが、槍の裏側に槍と直交する線があります。
画面上、その左端には光を当て、強調しているのが分かります。
何でしょう?
十字架と捉えて間違いありません。

そう、信仰心を雰囲気で表している、と捉えて間違いありません。
揺るぐことない、「動かない」強固な信仰心を表しているのです。
殉教する事も厭わない信仰心です。
この敬虔な信仰心と言うのは日本人には分かりにくく、私CYPRESSも日本人なので分かりにくい。
聖トマス」を見ると、想像の手掛かりくらいは掴めた気がします。

キリスト教絵画の真髄ではないでしょうか?
「信念に殉ずる」、西欧の考え方と生き方に改めて触れ圧倒されました。






タグ ラ・トゥール カラヴァッジョ 聖トマス 鈴木其一 マネ






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『鈴木其一 江戸琳派の旗手』その4

はい、また行ってきました。
今回は日曜日の昼前に。
やや、入り口に並んでいる(@_@)。
係のお姉さんに尋ねたら入場券購入行列でした、ほっ(^.^)。

いつもの如くエレベーターで4階へ。
う、う、う、う、混んでる。
でも、隙間が無くて覗けない程には混んでませんでした。

こんなに人気があるとは予想してませんでした。

では、展示替えされた物から見ましょう。


1:
作品番号:42
「夏秋渓流図屏風」
根津美術館

根津美術館で2014年「『特別展 燕子花図と藤花図』 光琳、応挙 美を競う」で見た以来。

1-1:
何か地味で極ありふれた林間と流れの絵なんですが、改めて見ると何やら地味な力があり視線と関心を捉えます。
渓流に使ってる群青が強いんです、地味だけど。
そして、動きがあります。
川の流れだから動いていて当然ですが、我等素人の下手の横好きには出来ないんですナ、これが。
その原因は何かとよく見ると、分かりました。
金泥で細く流れの線を入れているんです。
この金泥の細線が予想外に効果的。
まぁ、鈴木其一位の絵師ならこの程度の技とその効果を知っていて当然か(笑)。
それでも、中々の出来で、暫く見続けました。
全然見飽きないんです。
渓流の流れ(=動き)と音と周りの匂いをまざまざと、ハッキリと想像出来、楽しい(^.^)。
これは、凄いヨ、本当に(^.^)。

日本人は水の表現が非常に巧いと改めて実感しました。
自分が見た作品を思い出すと、
北斎の「神奈川沖浪裏」、光琳の「紅白梅図屏風」、長谷川等伯「波濤図屏風」、
省略と誇張、意匠化がとても巧く、西欧絵画とはレベルが違います。
国立西洋博物館にあるクールベの「波」みたいに写実的に描けばいいってもんじゃありません。
日本の絵師の水の表現は、絵画表現としての力と効果が段違いに強い。

1-2:
そして、地味な(笑)絵画空間にあって唯一の華やぎが右隻のヤマユリと左隻のサクラの紅葉。
根津美術館で見た時には、単なる彩りとしか思わなかったのですが…
今回、渓流の流れに視線を関心を捉えられ改めて細かい所まで見てあーだこーだ考えると、
彩りだけでヤマユリとサクラの紅葉を入れたのか?、と疑問が湧いてきました。

ふふ~ん、分かりました。
彩りだけなら左隻、秋の部分にモミジを入れても何ら問題はありません。
では、なぜサクラの紅葉を?
答はヤマユリ。
ヤマユリと対になってるんです。
何が対になってる?
香りです(^.^)。
ヤマユリの強い香りはよく知られていますが、サクラも紅葉の後半、
この絵にも描かれている落葉の頃になると仄かな香りを漂わせるんです。
桜餅のあの香りです(^.^)。

夏の香りヤマユリ、それに対する秋の香りがサクラの紅葉、なんです。

流石其一、よく考えています(^.^)。
やはり21世紀の人間より自然との係わりが深い。

1-3:
もう一つ目に付くのが、画面下部、左、中央、右、にある広い金箔。
「金箔」と書いたのは、本当に金箔を貼ってあるだけだから。
これも、何やらおかしい、変、不自然、異物感アリ。

檜林の中の木が疎らな部分、そこに日が落ちているのを表しています。
日の当たる部分が無くても、絵としておかしくなく、絵が壊れることもありません。
無ければ色の力の関係で非常に安定し重厚な屏風になるはずです。
そこに金箔で日が落ちる部分を入れたのは、渓流を際立たせるためです。
他の明度の高い色なら画面を壊しませんが、金箔にしたのは色数を抑えるためでしょう。
色の系統を二つにしています。
まず、土色系。
背景の金箔、、日が落ちる部分の金箔、檜の幹の茶、サクラの幹と枝の濃茶、クマザサの隈の薄茶、岩肌の濃茶。
もう一つが青。
檜の葉の緑青、苔の緑青、ヤマユリの葉の緑青、渓流の群青。

そこに彩りとして加わるのが、
ヤマユリの花の胡粉、ヤマユリの花粉の朱、サクラの紅葉の朱。

この様に色使いとしては完璧なんですが、やはり画面下部の金箔が少々ですが、強過ぎます。
理由としてありそうなのが、
私の様な絵について少々訳知り顔(笑)にこれは何だ、何のためだ、と困らせるため(笑)。
そう、お茶目な鈴木其一が冗談としてやったのでは、と勘繰ってます(笑)。

1-4:
こんな感じで中々の佳作です。
いい絵です(^.^)。


2:
作品番号:44
「風神雷神図襖」
東京富士美術館

展示替えで一番見たかった絵。
俵谷宗達尾形光琳酒井抱一、と描き続け、鈴木其一がどう描くか、興味津々でした。

2-1:
第一印象。
保存状態が悪い。
江戸後期から幕末にかけての絵師で、作品自体は一番新しいのですが、その割に状態が悪い。
絵具の剥落が多い。

それでも、引手の辺りに手垢による汚れが無く、殆ど使われなかったか誰も来ない所に嵌められていた様です。

2-2:
全体の印象は、う~ん、弱い。
尾形光琳筆と同じく、弱い。
雷神様の左から右に流れる細帯が鈴木其一の作も勢いが無い、力が弱い。
また風神様も、どうも胴体と風袋の色のバランスが悪い。
風袋が小さい。
色が胡粉の純白なら問題なさそうです。

悪くはないんですが、建仁寺の俵谷宗達の作品を見ちゃうと粗ばっかり目立ちます。

鈴木其一尾形光琳の作は、風神様、雷神様、ではなく、風神ちゃん、雷神ちゃんだよなぁ…(溜息)。


3:
作品番号:67
「朝顔図屏風」
メトロポリタン美術館

はい、何回見てもいい(笑)。
花の群青を胡粉の白が物凄く引き立てています。
そしてぐるぐる回るアサガオ、すげーワ(^.^)。


4:
お土産

何と、前回は無かった朝顔図屏風のクリアファイルがある(@_@)。
お値段、何と、¥700(@_@)。
た、高い(^_^;)。
それから俵谷宗達の「風神雷神図屏風」のクリアファイルも発見。
これは¥300。
勿論両方買いました。




タグ 俵谷宗達 尾形光琳 酒井抱一 鈴木其一








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『鈴木其一 江戸琳派の旗手』その3

★簡単な紹介

2016年9月10日(土)~10月30日(日)

サントリー美術館
HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_4/index.html

展示換が何と、5回もあります(@_@)。
参考 展示替リストPDFファイル→http://www.suntory.com/sma/info/visual/fc14bdc6f8c3988c75985ae9e7523f4f.pdf?&__utma=198440237.1198441666.1474131857.1474131858.1474131858.1&__utmb=198440237.4.8.1474131858&__utmc=198440237&__utmx=-&__utmz=198440237.1474131858.1.1.utmcsr=(direct)|utmccn=(direct)|utmcmd=(none)&__utmv=198440237.|25=FOID=ZqzLuMynIQgMvGfgz6db1HNyVQU=1^26=FOSG=%2261855%22%2C%2263603%22%2C%2263639%22=1&__utmk=107374914

川瀬巴水の回顧展を大田区立郷土博物館でやった時は前中後期の3回に分けてやったけど、
5回も展示替えがあるのは初めて(@_@)。
¥1,300×5=¥6,500
川瀬巴水の時は入場無料だったけど、¥6,500ですゼ(^_^;)
ちょっと高過ぎない?
5回通しの前売り券¥5,000を出せば良かったのに。
前売り券を買った時に展示替えを尋ねたら、その時はまだ不明で、
メンバーズ・クラブへの入会を勧められ、その理由も納得。
年会費¥5,000だからなぁ…



1:
さてと、
全体に見ると、キッチリとまとまっています。
想像力を自由に遊ばせた絵はありません。

今年2016年前半、日本の美術界を席巻した伊藤若冲と違います。
この辺、お利口過ぎて好みが分かれるかもしれません。

ガッカリする様な絵はありません。
巧いです。


2:
作品番号:81
「暁桜・夜桜図」
花が咲いた桜の枝の双幅。
題材が美しいので変な絵になるはずなし。
暁桜の方は題名の通り明け方の桜。
面白いのは夜桜。
影、シルエットを墨だけ描いてます。
正確に描写しているので想像力を刺激し、とても美しい。
こういう絵は虚を突き、驚き、とても楽しい(^.^)。


3:
作品番号:43
「萩月図襖」
風にそよぐ満開の萩。
右上から左下へ向かう対角線の構図。
月は左側の空間、左から2枚目の襖でバランスを取っています。
あくまでバランスを取るのが役目で朧月。
主役は紅白の萩。
単純な構成ですが、とても美しい。


4:
作品番号:41
「三十六歌仙図・檜図屏風」
八曲一双で右隻四曲が三十六歌仙、左隻四曲が檜。
檜図は金地に墨で檜。
これがキレイなんだなぁ(^.^)。
年月を経ている事もあるんでしょうが、金地が落ち着きギラギラ感が完全に無くなり、
墨の檜との対比がとてもいい。


5:
作品番号:50
「芒野図屏風」
これぞ琳派と言うべき屏風。
銀地に濃墨と薄墨でススキを意匠化し描いているだけ。
ただ薄墨のススキを光琳の「紅白図屏風」の川の流れの様に描き画面にリズムを与えてます。
縦型構図の黄金律であるジグザグ型の構図。
色使いが寒色で残暑にウンザリしている頃に出してきて、お客さんに涼を感じてもらおうとしてたんでしょうね。
秋口でも使える色使いです。
こういう作品を見る度に日本人が古から自然と添い寝してきて、自然がとても身近で近しい存在であったのが分かります。
こういう絵は西欧文化では生まれません。


6:
作品番号:67
朝顔図屏風
今回の展覧会の目玉。
個人的には光琳の「燕子花図屏風」、抱一の「八ッ橋図屏風」を見て以来、とても見たかった作品。
まず、この絵、一般の屏風よりデカい、一回りデカい。

でも、どうやら大きさだけではありません。
アサガオの花、葉、蔓、蕾、全てデカく見えます。
この迫力、全く予想していませんでした(@_@)。
そしてネットの画像で見た通り生き生きしているし、動きや躍動感もあります。
光琳と抱一のカキツバタの安定とリズム感に対し、生命感と躍動感のアサガオを作り出した訳です。
更に対角線の構図にくるくる回る動きも加えた構成の見事さ。
「燕子花図屏風」と「八ッ橋図屏風」から見事に進化しています。
素晴らしい描写です。

予想通りの素晴らしさで、やはり他の作品とは頭一つ抜け出しています。
しかも回転の動き!
こんな絵、西欧絵画にありません。

また、江戸時代最後の琳派の絵師だけあり、保存状態がとてもいいのも嬉しい。
退色、剥落、汚れが少なく出来た当時の状態に近い。
こういう絵を見る事の出来る幸せ!(^^)!。

こりゃ、メトロポリタンが買うはずダワ(^.^)。


7:
作品番号:190
「迦陵頻図絵馬」
何と、浅草寺に奉納された絵馬です(@_@)。
浅草のあの浅草寺ですよ、浅草寺(@_@)。
それを鈴木其一が描いていたとは…(@_@)。
こういう寺社仏閣の奉納されたものは記録に残りやすいので、
天保12年(1841年)の作と分かっているとか。


8:
予想通り全体にとても良かった(^.^)。
次回行くのは、東京富士美術館蔵「風神雷神図襖」が展示される10月5日(水)~10月30日(日)の間。
これ、「屏風」でなく「襖」、「襖」です。
俵谷宗達、尾形光琳、酒井抱一と描き続けた風神様と雷神様がどうなってるか、非常に楽しみです(^.^)。

今回の鈴木其一オリジナルのお土産は少なかった。
朝顔図屏風」のクリアファイルかマグカップが欲しかったんですが、無し(涙)。
代わりに「風神雷神図襖」のクリアファイルを買いました。





タグ 鈴木其一 サントリー美術館 朝顔図屏風





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『鈴木其一 江戸琳派の旗手』その2

サントリー美術館へガレを見に行ったら『鈴木其一 江戸琳派の旗手』の新しいチラシがありました。
前回紹介したのはA4一枚。
今回はよくあるA4二つ折り(=A3横長)

HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_4/index.html

HPにはまだ出品目録が無く、また作品保護のための展示替えがあり、作品毎の期間はほんの一部しか載ってません。
新しいチラシの方がその点少々詳しく書いてあります。

まず、期間は、2016年9月10日(土)~10月30日(日)

前期は9月10日(土)~10月3日(月)
後期は10月5日(水)~10月30日(日)

全期間展示(2016年9月10日(土)~10月30日(日))
「群鶴図屏風」:ファインバーグコレクション、米国
「朝顔図屏風」:メトロポリタン美術館、米国

前期展示(9月10日(土)~10月3日(月))
「三十六歌仙図」:出光美術館
「水辺家鴨図屏風」:細見美術館、京都
(巡回で細見美術館でも2017年にやります。HP→http://www.emuseum.or.jp/exhibition/next_exhi.html)
「籐花図」:細見美術館、京都

後期展示(10月5日(水)~10月30日(日))
「夏秋渓流図屏風」:根津美術館
「蔬菜群虫図」:出光美術館
「風神雷神図襖」:東京富士美術館


いよいよ次回展覧会なんですなぁ…
期待が高まります!(^^)!。





タグ 鈴木其一 サントリー美術館




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『鈴木其一 江戸琳派の旗手』その1

サントリー美術館で今秋開催される鈴木其一の回顧展の名称が決まりましたね。
『原安二郎コレクション 広重ビビッド』へ行ったらチラシがあり、HPでも名称があります。

HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/future.html


チラシに主な展示作品の紹介があり、

「夏秋渓流図屏風」、六曲一双、根津美術館(→これ、見ました)
「藤花図」、一幅、細見美術館(京都)
「水辺家鴨図屏風」、六曲一双、細見美術館(京都)
朝顔図屏風」、六曲一双、メトロポリタン美術館(米国、N.Y.)
風神雷神図襖」、八面、東京富士美術館

です。

個人的な目玉は、何と言っても、光琳と抱一の「八ッ橋図屏風」、光琳の「燕子花図屏風」から発展した
朝顔図屏風
です。
しかも、この絵の構図、ぐるぐる回っている(@_@)。
ぐるぐる回ってる絵なんて、鈴木其一以外で聞いた事もないし、見たこともない(@_@)。
出不精ですから八王子へ行く気なぞ無く、更に京都の細見美術館は私には辺境だし、
アメリカなんて銀河系のそのまた先でありんす(笑)。

また「風神雷神図襖」も楽しみです。
宗達、光琳、抱一と来て、鈴木其一がどのように描いているか、興味津々です(^.^)。

とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、
楽しみな展覧会です(^.^)。


鈴木其一と関係して、
東京国立博物館で、
鈴木其一の師匠酒井抱一の重文「夏秋草図屏風」が総合文化展の作品として
本館8室で2016年9月21日(月)~10月30日(日)に展示されます。
光琳の「風神雷神図屏風」の裏に描かれたアレです。
更に、本阿弥光悦の国宝「舟橋蒔絵硯箱」も総合文化展に一品として本館12室で2017年1月2日(月)~3月20日(月)に展示されます。

参考、東京国立博物館の展示、年間スケジュール→http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1255#2_4
このページの「名品の展示予定」の下の方です。

また、出光美術館の『開館50周年 美の祝典III -江戸絵画の華やぎ』(2016年6月17日(金)~7月18日(月))では酒井抱一の「風神雷神図屏風」が展示されます。
HP年間スケジュール→http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/index.html#schedule





タグ 鈴木其一 酒井抱一 本阿弥光悦 風神雷神図 夏秋草図屏風 舟橋蒔絵硯箱 朝顔図屏風 八ッ橋図屏風 燕子花図屏風 光琳





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鈴木其一(仮称)、サントリー美術館で開催予定(^.^)

サントリー美術館で『鈴木其一(仮称)』展が開催されます。
2016年9月10日(土)~10月30日(土)

琳派でも江戸後期、幕末の絵師ですから残っている作品の状態が大変良好。
完成した当時の状態に近い。

まだハッキリとは分かりませんが、N.Y.のメトロポリタン美術館蔵の『朝顔図屏風』も展示される様です。
光琳、酒井抱一の『燕子花屏風』に触発され、更に新たな作品になった屏風です。
その出来栄えは、まだ実物を見たことありませんが、世界最高峰の絵画です。
相変らず日本人の想像力と発想の独自性と奔放さを見事に実証した絵画です。
時計の様に回転する構図で、白人には決して発想出来る作品ではありません。

たとえ『朝顔図屏風』が展示されなくても、鈴木其一のみの展覧会はここ数年開催されていませんから、
是非、何が何でも見に行きたい展覧会です(^.^)。

参考
サントリー美術館HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/future.html




タグ 鈴木其一 朝顔図屏風 サントリー美術館





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『日曜美術館 光琳は生きている~琳派400年・現代作家たちの挑戦』

★放送
2015年4月5日

番組HP→http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2015/0222/index.html

1:
尾形光琳の絵画で2点だけある国宝の「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」。
そしてこの2点に触発されて作られた作品を紹介。

千住博→黒地に蛍光白を使って瀧を描く。
鴻池朋子→赤い牛革に「紅白梅図」の波模様を描き着物を作る。
杉本博司→デジタルカメラで「紅白梅図屏風」を撮影し、夜の「紅白梅図屏風」を作る。
合田誠→「燕子花図屏風」から「群娘図」を作る。
猪子寿之とチームラボ→CGとテクノロジーを使用。

触発されただけで、次の段階に進んでないなぁ。
鈴木其一(=すずききいつ)の「朝顔図屏風」が「燕子花図屏風」の触発されたのは見れば明らかで、
更に次に段階へ進み其一独自の絵になったのとは大違い。
才能が枯渇しているのか、志が低いのか、この5人の作品は残念でした。




タグ 尾形光琳 燕子花図屏風 紅白梅図屏風 鈴木其一 朝顔図屏風




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テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

『日本絵画の魅惑』 後期 酒井抱一作「八ッ橋図屏風」

★簡単な紹介

2014年5月9日(金)~6月8日(日)

出光美術館東京

HP→http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html


1:
後期展も行ってきました。
土曜日の昼過ぎに行きましたが、待ち時間0秒、待ち行列0㎜で入場。
会場内も混んでいませんでした。
まぁ、程良い入場者数でしたな。


2:
後期の目玉の酒井抱一の「八ッ橋図屏風」(出品番号65)。
いやぁ~、素晴らしいね。
江戸後期作と比較的新しいので、この屏風も保存状態が非常に良く、絵具が殆ど残り、変色など皆無(^.^)。
完璧な絵です。

あ~だ、こ~だ言う必要が無い絵(笑)。

ベタ塗りの燕子花の群とたらし込みで描いた橋。
この対比の効果が素晴らしい。

2-1:
燕子花は外観だけの描写で完全に平衡し安定感抜群。
それを当然ながら、天才的に配置し不思議なリズム感を生み出しています。
まぁ、この辺は尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」と同じ。
(私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1744.html)
この屏風も光琳作の写しです。

完全に意匠化し平面化しているのですが、緑青と群青両方共濃淡2色を使い立体感が有ります。
これは離れて見ると分かります。
近くと遠くでは異なる表情を見せる燕子花、
見事です。

そして、筆使いの巧いこと、巧いこと(^.^)。
完璧な写実力で燕子花を描写しているだけでなく、あれだけのベタ塗りながら筆の跡が皆無(@_@)。
学校以外で絵を描いたことがある方なら、どれだけ難しいことかよ~く分かると思います。

2-2:
そしてもう一つの絵の主題の橋。
これも、素晴らしい、素晴らしい(^.^)。
琳派の特徴のたらし込み技法の効果全開100%(^.^)。
止まっている燕子花群の中を走り抜ける八ッ橋になっています。

これはまるで

流れすぎる暗雲

その中に躍動する雲龍

ですよ、たらし込みの八ッ橋は。

2-3:
近くから見て筆使いを見てもいいし、遠くから見て全体の雰囲気を味わってもいい(^.^)。
こんな絵、西欧には存在しませんから、白人の画家と美術好きがこの絵を初めて見た時の驚きを想像するのも楽しい(^.^)。

2-4:
実に見事な作品です(^.^)。


3:
今回、もう一つ凄かったのは、
長谷川等伯の「波濤図屏風」(出品番号74)

美術の教科書によく出て来る
「物の質感の違いを筆のタッチの違いで表す」
これの好例の絵です。

3-1:
波の方はマンガ風の輪郭線で意匠化、抽象化されています。
水は一定の形が有りませんから、何とかしなくちゃいけません(笑)。
そう、何とかしちゃったのが等伯です。
かなり水と波を観察したのは間違いなく、形と描写におかしな点が在りません。

3-2:
もう一つの主題である岩は絵具の量を減らし、素早く走らした筆致。
岩の硬さが大変巧く表され、目が点ですよ、ホント(笑)。

3-3:
そして飛び散る水飛沫を表しているのが、何と、金粉(@_@)。
これも水飛沫の煌めきと動きが良く表れ、見事、見事(^.^)。

3-4:
柔らかな波の筆致と硬い岩の筆致。
柔らかくとも岩を悠久の年を掛け削る波の力。
その波に対抗する岩。

これらを大変よく表してます。

近くで見ると岩と波ですが、離れると海と島に変わります(@_@)。
そして漂う雲。
人生の荒波に対抗する人間を表してると簡単に解釈出来ます。

素晴らしい屏風です。


4:
素晴らしいのはこの二つの屏風が向い合せに展示されている点。
静的な「八ッ橋図屏風」と動的な「波濤図屏風」。
一方に満足したり見飽きたりして振り返ると、画風の違う屏風が在り口直しになり飽きません。
両方の屏風に近付いたり離れたりして、気が付けば1時間過ぎていました(笑)。


5:
八ッ橋図屏風」の隣に展示されている鈴木其一(すずききいつ)の「桜・楓図屏風」(展示番号66)も素晴らしかった。
これは小さな屏風で琳派の作品サンプルみたいでした。
楓の幹のたらし込みの巧さ、見事さ。
丁寧に描写した桜の花、花、花、花。

これは、ウチにも置ける大きさだったので欲しくなりました(笑)。
八ッ橋図屏風」と「波濤図屏風」も欲しいけど、置く所が自宅には無い(笑)。
でもその前に広げられる場所が無くて自宅では見られない(爆)。


6:
後期展でもう一つ気に入ったのが、相阿弥作の水墨画「山水図」(展示番号16)。
奥行が在る空間表現が素晴らしく、全体に漂うほんわかして柔らかな雰囲気が非常にいい(^.^)。


7:
欠点が二つ在りました。

まず、ガラスの継ぎ目が目障り。
全ての作品で目障りになったのではなく、等伯の「波濤図屏風」で酷かった。
屏風の色合いと違うので非常によく目立つんです。
何とかならないんでしょうか?
八ッ橋図屏風」では金箔の地と巧く溶け込んで目立たなかったので気になりませんでした。

もう一つは、「波濤図屏風」を柱が邪魔になり正面から見れず左か右からずれてしか見られません。


8:
前期、後期共に大変満足した『日本絵画の魅惑』でした(^.^)。



タグ 酒井抱一 八ッ橋図屏風 長谷川等伯 波濤図屏風



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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
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『特別展 燕子花図と藤花図』 光琳、応挙 美を競う

★簡単な紹介

2014年4月19日(土)~5月18日(日)
根津美術館
(HP→http://www.nezu-muse.or.jp/)

1:
尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」を見に行ってきました。

金箔地に緑青の葉、群青の花、それだけの単純な絵。
ただカキツバタに位置を少しづつ変え画面にリズムを与えてます。
右隻のカキツバタは全体に少々上の方。
左隻のカキツバタは全体に下の方、画面の上の方の空間が大きめ。

この絵が不思議なのは、カキツバタ
リズム感と同時に安定感が有るので、改めてよく見ると、
上下両方向に同じ力、ベクトルが有ります(@_@)。
「↓」型なんです。
全体としては上向きですが、根本を中心に葉が左右にに広がり「↓」型になってます。
明度で見ると、花の群青は葉の緑青より暗く重いですが、植物本来の形をしているので上の方に在ってもバランスを崩すことがありません。

安定感抜群なので画面のどこにあってもバランスを崩さないので、絵師の思うままに配置しリズム感を作れます。
そしてこの感覚は各人各様で、他人には真似しにくいもの。
この配置は、出来そうだけど出来ないだろうなぁ…(溜息)、
て、出来るはずない(笑)。


2:
まぁ、光琳の「燕子花図屏風」は良かったんですが、それを完璧に撃破したのが、隣に在った
應擧の重要文化財「藤花図屏風」。
いやこれは凄かった(@_@)。

光琳の「燕子花図屏風」は装飾品ですが、この應擧の「藤花図屏風」は強烈に主張する「自画像」です。
そう、ファン・ゴッホの「糸杉」(ニューヨーク、メトロポリタン美術館蔵)と同じ様な植物を描いた絵です。
(私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1184.html)

藤の幹と蔓を筆で一気に描いた省略描法。
藤の花を細密に描いています。
この対比が素晴らしい。

2-1:
幹と蔓の描写は、樹皮の質感も表し同時に藤の花が咲く初夏に相応しい生命感、成長、勢いも表しています(@_@)。
迷いや躊躇いが全く無い筆致です。
学校以外で絵を描いたことがある方ならよく分かると思いますが、こんな筆使い、普通の人間に出来るもんじゃありません。

自由奔放に描いてるのは間違いないですが、それでも不自然になっていません。
写実的である事を忘れていないのです。
この辺、写生の絵師應擧の特徴がよく出ています。

そして筆致は應擧の息遣い、墨の匂い、筆が紙の上を走る音、等々が感じられます(@_@)。

2-2:
奔放な幹と蔓に比べ花は繊細そのもの。
実に精緻に、写実的に描写しています。

2-3:
幹と蔓、花房、二つの描写の違いは正に静と動。
対比が見事で、二つの描写法が互いに一方を引き立てています。

描写法が素晴らしいだけでなく、構図、空間の活かし方もとても素晴らしい。
屏風の大きさに比べ描いてある藤の面積と量がかなり少ない。
燕子花図屏風」と比べると、全然少ない。
なぜ?
藤の花が咲く初夏を表しているんです。
つまりこれからもっと成長する事を空間で表しています。
この藤はまだ若者で勢いが有りもっと成長し大きくなると表しています。
幹と蔓の速く、また勢いと力強さが有る筆致が大きな空間で更に効果を上げ、活かされています。

2-4:
当然ですが、隅から隅まで気を抜いて描いてる所は無く、緊張感と力強さに満ちています。
應擧は並の精神力ではなく、長時間集中力を保つ精神的な持久力が秀でた人間だったのが分かります。

2-5:
そして最後に、落款が素晴らしい。
應擧」の文字の美しさ、力強さ、二枚目具合、最高です。
我等素人に書ける文字ではありません。
川合玉堂と同じ位素晴らし文字を書いています。


3:
鈴木其一(=すずききいつ)作の「夏秋渓流図屏風」も素晴らしかった。
単純化、様式化された流れと岩肌。
写実描写の山百合や紅葉の柿の葉。
ここでも対比が見事です。
驚いたのが岩肌や杉の幹に生えるゼニゴケ。
エラく美しい(@_@)。


4:
それにしても、ファン・ゴッホが自殺せず應擧や光琳の絵を見たらどうなっていたでしょうか?


5:
根津美術館はこの様に素晴らしい収蔵品が有りますが、建物と庭園も素晴らしい。

5-1:
建物は1991年に増改築したので、中々上品な作りでおしゃれ。
トイレも木目調の壁で、数ある美術館の中でもぴか一でキレイ。
またコインロッカーも木目調で合わせ、キレイでビックリ(@_@)。

5-2:
またこの収蔵品に負けてないのが、庭園。
(庭園案内→http://www.nezu-muse.or.jp/jp/guide/garden.html)
谷型の地形を活かし、雑木林も残してあり、正に深山幽谷風。
非常に美しく、気持ちいい。
茶室が4棟も在り、これも伝統的日本家屋で美しく庭園に合い引き立てています。
藤棚が一つ在り、丁度満開で、藤の花特有の仄かに甘い香りを含んだ芳香が漂い最高でした(^.^)。
また谷底には池が在り、鹿威しが在るだけでなく、引仁亭の池にはカキツバタが在り、2014年4月26日(土)に行った時は一分咲き程。
ゴールデンウィーク後半が見頃じゃないでしょうか?

素晴らしい収蔵品を見た後で、同じ位素晴らしい庭園をそぞろ歩くのは中々気持ち良く、
大変趣味の良い作りの美術館です。
出光美術館(東京)はロビーへ行くと窓外に皇居の植え込みの木々が広がり悪くない眺めですが、根津美術館の庭園には勝てません。


6:
最寄駅は地下鉄表参道で、途中にはプラダやカルティエの路面店が在ります。
根津美術館で収蔵品と庭園を堪能した後、高級品屋の前を通るとエラく安っぽく見えます。



タグ 根津美術館 カキツバタ 見頃 應擧 光琳 燕子花図屏風 藤花図屏風 鈴木其一 夏秋渓流図屏風



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最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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