『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』

★簡単な紹介

○上映
1968年3月20日


上映時間
1時間21分

○スタッフ
脚本:高橋二三
演出:湯浅憲明
撮影:北崎晃
照明:上原正一
音楽:広瀬健次郎
プロデューサー:永田秀雅

特撮
演出:湯浅憲明
撮影:藤井和文
合成:金子友三
照明:石坂守
操演:関谷治雄
音響効果:小倉信義
デザイン:間野重雄
怪獣造形:八木正夫、エキスプロダクション

○出演
本郷功次郎……………島田伸彦、ボーイスカウトのリーダー
高塚徹…………………中谷正夫、ボーイスカウト
カール・クレイグJr.…ジム・モーガン
八重垣路子……………中谷マリ子、正夫の姉、ボーイスカウト指導員
渥美マリ………………青山順子、ボーイスカウト指導員
八代順子………………柴田正子、ボーイスカウト指導員
北原義郎………………正夫の父
橋本力…………………医者らしい男
藤山浩二………………自衛隊司令官
篠田三郎………………ボーイスカウト
メリー・ムロース……ジムの母
若山弦蔵………………ボス(バイラス)の声

荒垣輝雄………………ガメラ




★評


Amazonのプライム会員なんで、プライムヴィデオで無料で観られるんで、
観てみると…


1:
こりゃ、と言うより、これも酷い出来だわ(溜息)。
こんな出来の悪い映画を作ってちゃ大映が潰れるはずだわい(溜息)。
逆に大映末期で超低予算だからこんな映画しか出来ないのか(溜息)?


2:
非常に冗長な脚本。
子共を中心にした設定は耐えられても、この退屈で無駄に長い脚本には閉口。


3:
さらに、バイラスが出てこない(溜息)。
ガメラ並の大きなバイラスになるのが、
1時間10分辺り。
1時間20分の映画で怪獣同士が戦うのが、残り10分。

こんなんで怪獣映画と言えるんでしょうか(溜息)?


4:
駄作。




タグ ガメラ バイラス



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『ガメラ対大魔獣ジャイガー』

★簡単な紹介

○公開
1970年3月21日

○上映時間
1時間23分

★スタッフ
脚本:高橋二三
演出:湯浅憲明
撮影:喜多崎晃
照明:泉正蔵
音楽:菊池俊輔
プロデューサー:永田秀雅

特撮
演出:湯浅憲明
撮影:金子友三
特殊合成:藤井和文
照明:石森七郎
美術:矢野友久
操演:田中実


★出演
高桑勉……………………北山弘(弘くん)
ケリー・バリス…………トミーくん
キャサリン・マーフィ…キャサリンちゃん
炎三四郎…………………沢田圭介、万国博広報部員
八代順子…………………北山みわ子、弘のおねえさん、圭介の恋人
大村崑……………………北山良作、弘のお父さん
平泉征……………………万博警備部長



★評

脚本家高橋二三氏が無くなったんで、ガメラ物を観たくなり、
『20世紀少年』でもお馴染み1970年の万博も出てくる様なので、
久し振りに観ると…

1:
ん~、この映画、観たかなぁ…?
何か、記憶に残ってるカットが一つも無い。


2:
さてと、この映画も酷いなぁ(溜息)。
まぁ、脚本の悪さは予想通りなんですが、敵役の怪獣、大魔獣ジャイガーがカッコ悪いのが痛い。
あのモスラも大して強くないけど、カッコ悪いとは感じません。
でも、このジャイガーはねぇ…

ジャイガーの記憶がありませんでした。
、と言う事は、ウルトラマン世代の私CYPRESS、この映画、観てないな。
子供の頃だけでなく、ヴィデオ時代も観てないゾ、間違い無く。


3:
作られた1970年は大映が倒産する前年で、予算不足が明らかなんですが、
それを分かって観ても、前半のウエスター島のセットの出来の悪さ(溜息)。
そこでのジャイガーガメラの戦いのショボさ(溜息)。
そこでのガメラの着ぐるみやミニチュアの出来の悪さ(溜息)。
いやはや酷いもんですよ、本当に。

ガメラの体内へ小型潜水艇で入り、ジャイガーの子供をやっつけるなんて、
ミクロの決死圏』(1966年)のパクリ以外の何物でもなし。
潜水艇が黄色いのは、ビートルズの『イエローサブマリン』(1968年)のパクリと言われても、作られたのが1970年だから弁解の余地無し。


4:
観て損した映画に久し振りにぶち当りました(溜息)。



タグ ガメラ ジャイガー ミクロの決死圏 イエローサブマリン 湯浅憲明 高橋二三



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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

脚本家 高橋二三(=たかはしにいさん)氏、逝去

ガメラ(『大怪獣ガメラ』、『大怪獣空中戦 ガメラギャオス』、『大怪獣決闘 ガメラバルゴン』等)の
脚本を書いた高橋二三氏が2015年5月5日(火)に亡くなりました。

奇しくも、子供の日に亡くなりましたね。
1960年代の子供達を夢中にさせた方には相応しい亡くなり方と言っていいでしょう。

大した事の無い映画と脚本ですが、「ガメラ」と言う魅力的な怪獣を作り出し、その種を蒔いたのは間違い無く、
その功績は讃えなくてはいけません。

その種を『平成ガメラ』シリーズで発芽させはしましたが、成長、結実、収穫までは行っていないのが残念です。

『ガメラ』を初め『ゴジラ』等怪獣物で決定版を作るのが高橋二三氏への一番の供養になるでしょう。
映画人への奮起を期待します。

合掌



タグ ガメラ 高橋二三 ギャオス バルゴン



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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『ガメラ3 邪神(イリス)覚醒』その2 BD版

1:
久し振りに観ると、おっと、その前に音声をTrueHD2chに変更(笑)。

久し振りに観ると、映像は改善されています。
一作毎に良くなってきています。

夜の炎は禍々しい美しさがあり、中々の出来栄え。

それでも、CGはまだ違和感が大きい。

それに、残念ながらこの3作目でもガメラの戦いを昼間に設定出来ませんでした。
制作費のための限界か、CGで修正する技術の限界か、理由は不明ですが映像はかなり良くはなっているものの、劇的に良くはなりませんでした。


出来れば、もう一作、『ガメラ4』を観たかった。


2:
映像もいいし、話の大筋はいい。
でも、古事記やマナに手を出し、理解出来ず扱いきれず、失敗(溜息)。

この映画も脚本で自爆(溜息)。


3:
いい怪獣映画だけど、決定版にはならず。

ガメラ4』、観られる日が遠くない事を祈ってます。



タグ ガメラ イリス



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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『ガメラ2 レギオン襲来』その2 BD版

1:
これも日本版BDを観ました。

音声は、ハイ、TrueHDの2chデス(笑)。


2:
面白いのは間違いないです。
話の大筋は緊迫感が途絶えず中々いい。
また、怪獣映画の目玉である怪獣の戦いは平成ガメラ第一作より工夫し、
関東北中部でのガメラレギオンの戦いを夜にして粗を目立たなくしています。
名崎送信所で渡良瀬祐介(永島敏行)が小型レギオンをP220で撃つと空薬きょうが床に当って立てる音も入れ、
あらゆる所に気を配っているのが分かります。
レギオンが電磁波に反応し、ケータイを持ってる人間を襲うのは中々いい設定。

仙台がレギオンのおかげで消滅するとは、東日本大震災を経験した2014年に観るとかなり衝撃的。


3:
それでも、映像等を含めた全体の出来は、やはり褒めちゃいかん。
ミニチュアと役者の合成の違和感等、まだまだの完成度。
、と言うか完成とは言えません。

ガメラの咆哮が小さく、大怪獣らしくない。
やはり地面が震える様な咆哮でないと。

ヒロイン穂波碧を演じた水野美紀、演技がイマイチ下手。

TrueHD 5.1chではこの映画も人の声がくぐもりあまり使いたくないとは、酷い。

映像も劇的に良くなってないしねぇ。

特典映像なんか全く不要でその分音声と映像をキレイすべきでした。



4:
誤解して欲しくありませんが、この映画は面白い。

それでも悪い物は悪いと言わなきゃ良い物は出来んでしょ。



タグ ガメラ レギオン 永島敏行 水野美紀



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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『ガメラ 大怪獣空中決戦』その2 BD版

少々お金に余裕が有るヲヤヂなんで、北米版でなく日本版BDを買って観てみると…


1:
DVDと比べたかったのは、映像よりも音声
ドルビーの5.1chサラウンドからTrue HD5.1chへ変えた効果があるかどうか、これが一番の関心事。
DVDだと人の声に透明感が全く無く、くぐもっています。
ステレオ音声とは思えぬ音質。

ん~、大して変わっとらん(涙)。
、て言うか、同じ程度。
どういう事かねぇ…

同じ頃の『カストラート』はTrue HD5.1chに変わり劇的に良くなっているのに、この差はどういう事?
やる気と金が無いと言う事なんかね?
(参考 『カストラート』私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1679.html)


5.1chはかなり無理してるんじゃないでしょうか?
DVD、BD共に2chの方が遥かに真面。
音声に関しては、2番目の2chにして観ましょう。


True HD5.1chで音の立体感や奥行を再現出来ないんじゃ、音声に関してはBDにした意味がありません。


2:
逆に映像の方は大きくは改善されていませんが、ある程度は良くなっています。

それでもねぇ、BDはDVDのお値段約2倍(溜息)。
お値段の分だけ良くなってない(溜息)。

困ったもんです(溜息)。

この点も『カストラート』と比べると酷いもんです(溜息)。


3:
映画自体は、まぁ、ハッキリ言って面白い。
でもね、この程度に出来で褒めちゃいかんと思うのも前回に書いた時と同じ。

脚本に工夫の余地がかなり在るし、編集も粗っぽい。
超古代文明とか出しちゃ、余程の知識が無くちゃ収拾が付かなくなるのは目に見えているのに出しちゃうんだもんなぁ。
苦し紛れの猿知恵で誤魔化しちゃったんだね。
そのツケを平成ガメラシリーズの3作目『ガメラ3 邪神覚醒』で払う事になるんです。


4:
他の映画からの影響。

4-1:
『ゴジラ』
改めて観ると『ゴジラ』第一作への敬意を示す脚本ですな。
パクリと言ったら可哀想。

その1…島に現れる。
(ゴジラ……→大戸島)
(ギャオス…→姫神島)

その2…嵐と共に現れる。

その3…被害地に調査隊が行く。

その4…被害地で謎の生物の痕跡発見。

その5…東京で列車を銜える。

4-2:
『2001年宇宙の旅』
漂流環礁に在る石版はこの映画からに間違い無し。



タグ ガメラ



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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』

★簡単な紹介

○公開
1966年4月17日

○上映時間
1時間40分

○スタッフ
脚本:高橋二三
演出:田中重雄
撮影:高橋通夫
照明:柴田恒吉
音楽:木下忠司
特技監督:湯浅憲明
特技撮影:藤井和文
特技照明:石坂守
特技美術:山口熙、井上章
合成撮影:金子友三
操演:恵利川秀雄
プロデューサー:永田雅一

○出演
本郷功次郎(平田圭介)
江波杏子(カレン)
藤岡琢也(佐藤医師、あわじ丸船医)
藤山浩二(小野寺)


★評

1:
ん~、この映画も昭和怪獣映画の平均的な出来の悪さ。
困ったことに人間はどんな事にも慣れ、この出来の悪さにも慣れちゃうんですな(涙)。
でも、このガメラ物は子供が出てこない点が大変宜しい。
平田圭介(本郷功次郎)とカレン(江波杏子)のラブロマンスが一応入ってますが、大変控えめで、これも宜しい。

2:
でも相変わらず、どこの馬の骨とも分からない圭介とカレンが自衛隊と思しき対怪獣対策本部に簡単に入り相談役になっちゃう(涙)。
こんな事、絶対有り得ない。
ガメラバルゴンは人間が中に入っているのが丸見え(溜息)。
ガメラバルゴンが戦う場面は、戦っている様には見えず、じゃれてるみたい(涙)。

3:
その他悪い所、色々。
一々書く気も起こらず。


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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』

★簡単な紹介

○公開
1967年3月15日

○上映時間
1時間27分

○スタッフ
脚本:高橋二三
演出:湯浅憲明
撮影:上原明
照明:久保江平八
美術:井上章
音楽:山内正
特技撮影:藤井和文
特技照明:熊木直生
特技美術:矢野友久
合成撮影:金子友三
操演:金子芳夫
特技助監督:阿部志馬
プロデューサー:永田秀雄

○出演
本郷功次郎(堤志郎)
上田吉二郎(金丸辰衛門)
笠原玲子(金丸すみ子)
阿部尚之(金丸英一)
北原義郎(青木博士)


★評

1:
以前観た時は何か、ガッカリした記憶が有るんですが、今回観直したらそれ程悪くはありませんでした

2:
上映時間が短く、無駄を削ぎ落とした粗筋はいいんですが、子供に媚を売る脚本は駄目。
子供がこんな難事件、地球存亡に関わる様な難事件を解決できるはずありません。
やはり主流から外れ、疎んじられた変人天才科学者に活躍してもらわねば。

3:
ガメラの歌」は全く不要。

4:
ミニチュアの出来が悪過ぎます。
東宝と比べると酷すぎます。
4-1:
ラドンの飛ぶ姿も大したことありませんが、ギャオスの方は問題外の酷さ。
どう観ても「大怪獣空中戦」には見えません。
4-2:
ガメラも酷いねぇ。
ゴジラと違って、と言うかゴジラと違わせないといけないから口から本当に火を噴かせる必要があり、
残念ながら当時は安全に火を噴かせられなかった様です。
だからガメラが火を噴くカットになるとガメラのショボさ全開(溜息)。
ガメラが手足や首を出したり引っ込めたりする動作もぎこちなく生物らしさ皆無。

4:
それに火を食べるガメラに肉食のギャオスが勝てるはずないよなぁ。

5:
それでも何とか観るに堪える出来になった原因は、粗筋の良さだけでなく、
ギャオスの強さ。
敵役が強力なのがこういう勝負事物語に鉄則なんです。

6:
平成版でかなり改善されましたが、特撮とCGが不十分。
(参考→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-806.html )

ウルトラマン世代で怪獣映画ファンなので、ガメラの方も決定版を早く観たい。


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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『大怪獣ガメラ』デジタルリマスター版

★簡単な紹介

○公開
1965年11月27日

○スタッフ
脚本:高橋二三
演出:湯浅憲明
撮影:宗川信夫
照明:伊藤幸夫
美術:井上章
音楽:山内正

特撮撮影:築地米三郎
特撮合成:藤井和文
特撮照明:石坂守
特撮美術:井上章
特撮操演:関谷治雄

プロデューサー:上嶋博明

○出演
船越英二(日高教授)
霧立はるみ(京子)
山下洵一郎(青柳)
内田喜郎(俊夫)
北原義郎(桜井)
姿美千子(信代)
浜村純(村瀬)
大山健二(防衛庁長官)


★評

自宅近辺のレンタル屋さんに無いんで、とある家電量販店のポイントで購入。
25年か30年振りに観ると…

1:
こりゃ酷い。
1954年の東宝の『ゴジラ』から、この作品が公開される前の『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』まで16本も怪獣(系)邦画があるのに、
な〜んにも研究してないのは明白。
駄作この上ない(涙)。
もう少し出来がいい記憶が有ったんですが…

大映が倒産して当然だわなぁ、こんな駄作を作ってちゃ。

2:
ミニチュア製作の技術が東宝と比べ様が無い程のお粗末さ(溜め息)。

3:
ガメラがなんか大人しくてあんまり破壊しないのが不満。
火を吹いて街を壊し焼き払うんじゃなくて、街を壊し火災を起こし炎を食べてます。
人類にとって炎と灼熱の災害は太古より恐怖の対象なのに、その炎を食べちゃ「生物学的消防車」で正義の味方じゃん。
非常に中途半端な敵役。
少なくとも第一作目のガメラはゴジラみたいに破壊と恐怖の魔王じゃなきゃねぇ。

4:
ガメラに街を破壊させる代わりに、亀好きの俊朗少年が現れガメラに使うべきカットを使ってます。
無駄以外の何物でもなし。
子供だましの子供向け映画だからガメラを子供好きに設定したお粗末さ。

5:
映像はキレイです。
デジタルリマスターのおかげと言うより、元のフィルムの保存状態がいいのでは?

6:
DVDのジャケットの表紙では、内容に偽り有りと言われても仕方ないゾ。
どう見てもこのポスター画(?)の背景では東京が火の海になってます。


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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『ガメラ』色々その1

平成ガメラシリーズに厳しいことを書いてますが、私の記事を見に来てくれる方が意外と多い。
ガメラ好きの方ならすでに御存知かと思いますが、来訪のお礼として書きます。

朝日新聞2011年12月3日(土)朝刊
「そこにスターがいた 大映東京撮影所物語」
第23回

ガメラを特集しています。
見出しは、

>時代を超えるガメラ

>「子どもの味方」大人も魅了

ガメラものを集めてる方はキオスクへお急ぎ下さい。


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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

『ガメラ3 邪神覚醒』

★簡単な紹介

○公開
1999年3月6日

○スタッフ
脚本:伊藤和典、金子修介
演出:金子修介
音楽:大谷幸
撮影:戸澤潤一
美術:及川一
特技監督:樋口真嗣
特技撮影:村川聡
特技美術:三池敏夫
プロデューサー:土川勉、佐藤直樹、南里幸

○出演
中山忍(長峰真弓)
藤谷文子(草薙浅黄)
蛍雪次朗(大迫力)
前田愛(比良坂綾奈)
小山優(守部龍成)

福沢博文(ガメラ)

大橋明(イリス)



★評

平成ガメラシリーズの第三作目にして最終作

1:
面白い。
ガメラが敵と戦うと人間も巻き込まれ死ぬ…
考えてみれば当然の事ですが、今までどの作品でもやらなかった事で、この点が特に素晴らしい。

2:
イリスの強さもいい。

3:
古事記まで出て来たけど、なんか手に負えなかった様です。
守部家に伝わるのが、何と、十握剣(とつかのつるぎ)!
参考Wiki→ここ

スサノオがヤマタノオロチ退治の時に使ったんだからもう少し強力でも良かった。
守部龍成が比良坂綾奈をイリスから救おうとして投げても、跳ね返り、落ちて綾奈のほっぺに傷つけるだけじゃなぁ…

4:
渋谷が被害に遭う場面や、京都駅が破壊される場面は中々の出来栄え。
成功の理由の一つが時間を夜に設定したこと。見えない物が多いから誤魔化しやすい。
そしてガメラのプラズマ火球の禍々しい美しさがよく映えます。

5:
綾奈がイリスの繭に取り込まれる設定。
どう観ても『エイリアン』だよなぁ。

6:
最初にイリスと戦う信太山駐屯地の小隊のライフルが64式。

当時は89式に換わってたんじゃない?
それとも.223(=5.56mm、89式)じゃ弱いんで.308(=7.62mm、64式)にしたのかね(笑)?
すでにギャオスとレギオンと戦った経験が有るのに新たな怪獣が現れた時に用意するのがライフルと84mmの無反動砲じゃ怪獣をなめ過ぎ。
ま、それでも64式とMINIMIを撃つと空薬莢がはじけ飛びリンクが落ちてるから、本物の銃で空砲を撃ってるのが分かります。
この点で少々失点挽回。
それから平成ガメラ第一作目から描かれてないんですが、ガメラに使う砲弾やミサイルや爆弾の種類を検討する場面が有りません。
またどこを狙うとかも、無し。湾岸戦争でレーザー誘導ミサイルや巡航ミサイルの映像を見たんだから狙点も決めないで無鉄砲に攻撃する事は非現実的過ぎ。

こういう場面が有ると現実感が増して出来が良くなる、はず。

7:
「マナ」を使って前作『ガメラ2 レギオン襲来』のガメラのアルティマト・プラズマを補足してる様ですが、前作でやってくれなくちゃ困ります。

8:
比良坂綾奈を演じた前田愛、名前に聞き覚えがあるので調べたら、中村勘太郎の嫁さんでした。

★まとめ

『ゴジラ』シリーズとは比べ物にならない程出来がいい平成ガメラ三作。
とは言っても合格の出来で、佳作には程遠い。
6億円の予算からここまで作ったのは素晴らしい。
しかしこれで満足していてはハリウッドにはいつまで経っても勝てません。
怪獣映画の代表作の登場を待ってます。
日本映画界の奮起に期待。


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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『ガメラ2 レギオン襲来』

★簡単な紹介

○公開
1996年7月13日

○スタッフ
脚本:伊藤和典
演出:金子修介
音楽:大谷幸
撮影:戸澤潤一
美術:及川一
特技監督:樋口真嗣
特技撮影:木所寛
特技美術:三池敏夫
プロデューサー:土川勉、佐藤直樹、南里幸

○出演
永島敏行(渡良瀬祐介)
中山忍(長峰真弓)
藤谷文子(草薙浅黄)
蛍雪次朗(大迫力)
水野美紀(穂波碧)
吹越満(帯津)

大橋明(ガメラ)

吉田瑞穂。田村浩一、佐々木俊宜(巨大レギオン)
秋山智彦、小林勇治、渡辺佳幸、中田晶宏(群体レギオン)



★評

平成ガメラシリーズの第二作目

1:
まずは「レギオン」の補足。

新約聖書、マルコ傳、第五章九節
イエスまた「なんぢの名は何か」と問ひ給へば「わが名はレギオン。我ら多きが故なり」と答へ、
And he asked him, What is thy name. And he answered, My name is Legion: for we are many.

ふ~ん、”legion"だ。英語と仏語の「大隊」や「軍勢」の意。古代ローマの「軍団」。
フランスの"Legion d'honneur"の”legion"(→レジオン・ドヌール勲章)
語源はラテン語の”lego"=「集める」。
英語の発音は、「リージョン」。(→DVDでお馴染みの「リージョン」は"region")

2:
面白い。
『ゴジラ』と根本的に違います。
『ゴジラ』の脚本が悪過ぎるんです。
自衛隊の出動要請を閣議で決定した理由に「憲法九条」を考慮に入れるところからでも、『ゴジラ』とは根本的に違うのが分かります。

3:
前作のギャオスよりレギオンの動きが少なく、動きにぎこちなさが少ないのがいい。
この主演の成功が面白くなってる理由のその1。

4:
それとレギオンの強さがいい。
怪獣映画でも悪役が強くないと話が盛り上がりません。
面白さの理由その2。

5:
渡良瀬祐介がNTT名崎送信所でレギオンをP220で撃つとき、空薬莢が床に落ちた音が入り、これが中々良い。

6;
ただし、欠点もやはり多い。
札幌で陸上自衛隊隊員が地下鉄構内に入る時、夜間用ゴーグルは着けないし、89式ライフルにはタクティカルライトも無いし、夜間用のナイトビジョンも無し。
使ってる懐中電灯もマグライト風だしなぁ…
日本の自衛隊は軍隊ではないから装備が貧弱だと主張したい演出?
渡良瀬がNTT名崎送信所でレギオンを撃つ時、P220にタクティカルライトが付かないんだからせめてタクティカルライトは持ってなきゃいかんぜよ。

7:
一番の欠点はガメラの勝ち方。
なんで突然「アルティマト・プラズマ」を発射出来るようになるんでしょう?

8:
「草体」は私の様なウルトラマン世代には『ウルトラQ』のマンモスフラワーの二番煎じ。
発想と想像力が貧困。予算以前の救いようの無い欠点。
『ウルトラQ』へのオマージュとは考えられません。
「レギオン」なんて言葉を見つけたのには関心しましたが、そこで力尽きましたな。

9:
特撮はよくやってます。
走ってるジープのサイドウィンドー越しに撮ったガメラの映像なんか、関心しました。
しかし、日本の映画界の発展を考えればこれ位のことで褒めちゃいかん。
仙台の場面でビルの外壁が剥がれ落ちるカットが有りそのビルの中で人々が慌てふためいてますが、
すでに『ラドン』の福岡の場面でやってます。

10:
水野美紀の演技がイマイチ。


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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『ガメラ 大怪獣空中決戦』

★簡単な紹介

○公開
1995年3月11日

○スタッフ
脚本:伊藤和典
演出:金子修介
音楽:大谷幸
撮影:戸澤潤一
美術:及川一
特技監督:樋口真嗣
特技撮影:木所寛
特技美術:三池敏夫
プロデューサー:土川勉

○出演
井原剛志(米森良成)
中山忍(長峰真弓)
藤谷文子(草薙浅黄)
蛍雪次朗(大迫力)

真鍋尚晃、鈴木潤(ガメラ)

亀山ゆうみ(ギャオス)



★評

平成ガメラシリーズの第一作目


1:
面白いけど、作りが雑。
特撮は工夫してあるのは分かります。
褒めるべきか、貶すべきか、ん~…
やはり予算6億円でよくやった、ですかね。

2;
東京都心上空で航空自衛隊がギャオスやガメラを攻撃出来ないのは、「市街地上空のため」という理由ですが、中々賢い設定。
「ギャオス捕獲」、「ガメラ攻撃」で少々揺れる政府の描写も現実感が有り宜しい。
「日本での初めての戦闘、ミサイル攻撃」なんて台詞を入れるのも好ましい。

3:
この映画も趣味が悪いんです、音楽を入れ過ぎだし、音楽が大き過ぎます。
おそらく予算の関係で音楽で緊迫感を保とうとした、としておきますか。

4:
無いものねだりで一つ書けば、秋葉原を超低空でギャオスとガメラが飛ぶ場面は実際に空撮した映像を使って欲しかった。
まぁ、お台場でF1日本GPが出来ない国だから…

5:
ラドンと同じくこの映画のギャオスも動きが悪い。
ガメラはそれらしく見えるので余計にギャオスの動きのぎこちなさが目立ちます。

6:
この映画も2.0chステレオだと音声レベルがかなり低い。
音楽が大きく台詞を聞き取りにくい。

7:
字幕の台詞が実際に役者が喋ってる台詞と違ってます。
ほぼ同じになってるのが普通ですから、これはかなり珍しい。

8:
それでも、それでも、『ゴジラ』よりは遥かに出来がいい怪獣映画です。


タグ ガメラ 中山忍 藤谷文子 蛍雪次郎


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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

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最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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