『サンダーバード ARE GO』その8

第八話 『人工知能の反乱』

1:
面白い(^.^)。


2:
今回の主役はサンダーバード5号。
舞台は宇宙。
チンケなミニチュアを作る必要無し。
基本的に真っ暗だから背景を大幅に省略可。
その分、サンダーバード5号と登場人物に金を掛けられる。
無重力だからかなり自由に画面の中のものを動かせる。

CGの実力発揮であります。


3:
もうミニチュア特撮の時代じゃないのをハッキリ証明した回です。
CG大作並に100億円単位の予算を掛ければ、良い作品が作れるでしょが、
それだけの大金を出せる会社や国はあるでしょか?




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『サンダーバード ARE GO』その7

第七話 『高速トレイン大暴走』

1:
最初のミニチュアのセット、何やら日本風。
やはり鉄道国家だからか?
もう少し進むとホログラムの地球が現れ、やはり日本だった(笑)。

それにしてもこのセットのチャチさ(溜息)。
テスト車両はレゴか河田のダイヤブロックで作ったみたい(溜息)。

お話の方も…(溜息)。



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『サンダーバード ARE GO』その6

第六話
「ロンドン大停電」

1:
今回は駄目だなぁ…(溜息)。

背景の省略が目立ちますねぇ…(溜息)。

やり方が手描きアニメーションなんだなぁ…(溜息)。

進歩が無い(溜息)。

そして、子供向けなんで退屈な脚本(溜息)。

手の込んだミニチュア特撮に興奮する事も無し(溜息)。


結局、制作費が足らん、と言う事なんでしょうか?



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『サンダーバード ARE GO』その5

第五話
「消えたファイアーフラッシュ」

1:
あぁ、50年前のシリーズでもやってた高速エレベーターカーね。

やはり今回もメカの描き込みが不足で安っぽい。
ファイアーフラッシュ号の脚のカットとか、本物の動画を簡単に観られるから省略し過ぎが目立ちます。


2:
ところが、
こういう欠点があまり気になりません。
放送時間が短いためです。
放送時間の短さは、意図したのか、しなかったのか、不明ですが、
欠点があまり気にならない内に終わります。

まぁ、賢いと言える作りですが、大人が観ればまだ未完成です。



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『サンダーバード』その7

○放送
2015年9月23日(水)
午後2:00
NHK総合

第五話
『超音ジェット機レッドアロー』
“Edge of Impact”
(衝撃の瀬戸際)


1:
英語の題名の通り、生死の分かれ目、今回の飛行機の成否の分かれ目、責任者の今後の分かれ目、の回であります。

中継タワーへの「衝撃」から崩壊までへの過程は、中々の出来でした。

ただ、製作から50年後、Youtubeで飛行機に墜落爆破の記録映像を簡単に見られる時代になると、
「あーゆー燃え方じゃないんだようなぁ」
と贅沢な不満が湧き起るんです(涙)。



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『サンダーバード』その6

○放送
2015年9月22日(火)
午後2:00
NHK総合

第十話
『ピラミッドの怪』
“The Uninvited”
(招かれざる者)


1:
砂漠の表現、工夫してますね。
遠景のカット用には、少々砂粒が大き過ぎますが、砂のみ、一面砂。
近景のカットには、特に俯瞰用には、岩を入れたり木片等ゴミを入れたり、手を抜いていません。



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『サンダーバード ARE GO』その4

第四話
「危険な高山を閉鎖せよ」

1:
今回は縦穴上り。
と言う事は登場人物が上下に動かざるを得ません。
今回はスーパーマリオネイションでは間違い無く大した映像には出来なかったでしょう。
前回までのCGではイマイチぎこちなさが目立ちましたが、
何よりもハラハラドキドキの脚本のおかげでぎこちなさが全く気になりませんでした。
そして構図とカメラワークを自由に出来るようになりスーパーマリオネイションでは不可能だった映像を作ることが出来ました(^.^)。

ちょっと見直したゼ(笑)。



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『サンダーバード』その5

○放送
2015年9月21日(月)
午後2:00
NHK総合

第八話
「湖底の秘宝」
“Desperate Intruder”
(=破れかぶれの侵入者)
(intruder、軍事用語では特に夜間の侵入機、襲撃機の意味があるので、内容をよく表しています)


1:
今回に限らず車両の車輪の上下動、つまり車輪が路面の凹凸に合わせて動くのがとてもいい。

円谷プロと全く違う点です。

2:
お話の方は、今回も、まぁこんなものですかね。




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『サンダーバード』その4

第27話(日本では第26話)
「海上ステーションの危機」
“Atlantic inferno”
(=大西洋の地獄)


○放送
2015年8月29日(土)
午後4:20~5:15
NHK総合


1:
まぁまぁの出来でした。
脚本の粗さが少な目と言う事です。

次回は9月のシルバーウィークに新旧作品を集中して放送予定。
NHKのHP→http://www9.nhk.or.jp/anime/tag/ 



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『サンダーバード』その3

超久し振りにオリジナル版二話を観た感想。

1:
予想より、記憶より、ちゃち。
まぁ、仕方ないか。
特撮のレベルに関しては、これ以上を求めるのは酷。

でも、この作品も脚本が粗い。
話の粗が記憶より大きい、多い。
また、
宇宙空間には地球の様に大気が無いのだから、音は伝わらないし、
物体は飛行機の様には動けません。

それでも、欠点は円谷プロよりも小さく、少なく、こちらの方が佳作になる可能性が高い、大きい。


2:
ミニチュアとマリオネットは記憶通りで、今観ても意外と質感がいい。
それにマリオネットのメガネが度入りみたいなので、嬉しい驚きでした。

しかし、BDboxが欲しいかと聞かれれば、いらないなぁ。
定価で買う気は全く無し。



タグ サンダーバード 円谷プロ



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『サンダーバード』その2

第32話(→日本では順番が変わり第31話)
「宇宙放送局の危機」
“Ricochet”
(→「跳弾」、「(石の)水切り」の意、フランス語語源なので最後の”t”は発音せず英語訛りで「リコシェイ」
またデンゼル・ワシントン主演の1991年ハリウッド映画でそのものずばり”Ricochet”( 「リコシェ」)ってのもありましたな)

○放送
2015年8月21日(金)
午前0:10~午前1:03
NHK総合


1:
KLA宇宙放送局の効果音に”RICOCHET”を使ってますな。


2:
またしても、メガネ(@_@)。

センチネル基地のマーシャル教授(→12分22秒近辺の字幕で名前が出ます)
センチネル基地のパワーと会話する国際宇宙コントロールの職員

この二人が掛けているメガネも度入りっぽい(@_@)。


3:
この特撮の出来は円谷プロよりいい作品でも、宇宙空間に大気が満たされ音がするんだなぁ(溜息)。



タグ サンダーバード 円谷プロ



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『サンダーバード』その1

第二話
「ジェット”モグラ号”の活躍」
“Pit of peril”
(“peril”は「差し迫った危機」、”pit”は「穴、落とし穴」。だから「崩れ落ち生き埋めになりそうな穴」なんて意)


○放送
2015年8月20日(木)
午前0:10~午前1:03
NHK総合

1:
著作権が発生した年が、
MCMLXIV
M=1000
C=100
L=50
X=10
V=5
I=1
(M=1000)+(CM=1000-100)+(L=50+X=10)+(VI=5-1)
=1000+900+60+4
=1964
1964年の作(@_@)。


2:
今回登場するゲストメカ(笑)、
ゴング号。
この足、ジャングルの中では濡れた泥で汚れ、
ジャングルを出た乾燥地帯では、乾いている。
こりゃ、凄い(@_@)。
記憶通りの写実描写。

やはり円谷プロとはかなり違う(@_@)。

それに、ブレインズのメガネ、曲面になり度入りを表現(@_@)。
ひょっとすると、本当に度入りレンズかも。
メガネのレンズ越しの背景が歪んで見えます(@_@)。


3:
ただ、脚本が粗いね。
間延びもしてます。


4:
ところで、登場人物の役割は、
オープニングの登場順で、

スコット・トレーシー…サンダーバード1号 パイロット(pilot)
ジョン・トレーシー……宇宙監視員(space monitor)
バージル・トレーシー…サンダーバード2号、パイロット(pilot)
ゴードン・トレーシー…サンダーバード4号、水中作業員、潜水技術者(aquanaut)
アラン・トレーシー……サンダーバード3号、宇宙飛行士、宇宙作業員(astronaut)

ブレインズ………………技術者、工学者(engineer)
ペネロープ様……………ロンドン代表(London agent)



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『サンダーバード ARE GO』その3

第三話
「スペース・レース」

1:
粗を探せばいくらでもあるんですが、気になるのが宇宙空間での飛行。
大気が無いんだから飛行機の様に飛べるはずがありません。
21世紀なんだからもう少し現実的に描写されるかと期待しましたが、
相変らずの手抜き(溜息)。


CGの人物やメカの表現は嘘っぽさが全く消えず、違和感が消えず、完成からは程遠い。
オリジナル版のマリオネットやミニチュアの良さや風合い、存在感と言ったものがCGにはありません。

それでも、CGのおかげで遠写が可能になり画像表現が増えたのがいい(^.^)。
そろそろ手描きアニメーションの宮崎駿の飛行機や空中系の息を止めなければ進歩がありません。


2:
次回は一か月後の9月22日(火、祝)午後6:10から第四話「危険な高山を閉鎖せよ」。
その次は翌日9月23日(水、祝)午後6:10から第五話「消えたファイアーフラッシュ」。

次回も楽しみ(^.^)。




タグ サンダーバード



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『サンダーバード ARE GO』その2

第二話
「インターナショナル・レスキュー出動 <後編>」

1:
ミニチュアの実写は記憶通りいいですね。
平成ガメラシリーズ第二作目以降みたいに時間設定を夜にして出来の悪さを分かりにくくしてません。
昼間の光の下でも省略や粗を目立たせない巧さや技があります。


2:
CGとミニチュアの実写は相性が悪い。
色と光が違うんです。
これが目立つんです。

それとミニチュアの作り込み具合と質感、こちらの方が遥かに良く、現実感があるんです。
CGはどうも質感が無いですね。
それと、特にメカは重量感が弱い。


3:
それでも、ロングショットはマリオネットでは不可能だったのでCGの実力を発揮。


4:
まだまだ完璧には程遠いですが、可能性に期待出来る結果はあります。


5:
ところで、
“thunderbird”
は、
thunder=雷
bird=鳥
だからと言って「雷鳥」ではありません。
1,アメリカ先住民の伝説上の鳥で、雷雨を招く巨鳥
2,オーストラリアに生息する鳥のモズヒタキ
です。

日本語の「雷鳥」は、英語で
“grouse”
です。



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『サンダーバード ARE GO』その1

1:
何と、サンダーバード復活(@_@)。

新聞のTV欄を見て「サンダーバード・アー・ゴー」を見つけ(2105年8月15日(土)、NHK総合午後6:10~6:40)
何気に録画し観たら、
新作だった(@_@)。

NHKのHP
http://www9.nhk.or.jp/anime/tag/

特撮好きなんで『サンダーバード』のBDboxが欲しいんですが、未だに自宅近くのBookoffで見たことなし。
DVDboxはたまに出るんだけどねぇ…

2:
第一話前編を観ると…

まず、
なんで「インターナショナル・レスキュー」なんて言葉を使うんだ?
「国際救助隊」で十分だろう。
サンダーバード ARE GO』?
題名も意味が分からんだろう、日本人には(怒)。
英語と欧米に対する劣等感が未だに抜けぬ日本人の典型(溜息)。

時代がら、当然の様にミニチュアの実写を背景に人物とメカはCGです。
この、CGがねぇ、何か、イマイチ、ボロい。
子どもの頃に観たミニチュア実写版の出来が良かったから、どうしても印象と比べちゃいます。


でも、その印象は正しいか?
ミニチュア実写版の再放送があるんで、観て確かめねば。
詳しくは上記HPで。


3:
次回も観ます。


4:
書き忘れました(^_^;)。
"ARE GO"の意味。
この"go"は当然形容詞で、「準備完了」の意。
この場合の"go"は、宇宙船、宇宙ロケット関係から来てるとの事。

英語のタイトルは、
"Thunderbirds are go"
ですから、
サンダーバード、全機出発準備完了」
です。
複数の"birds"ですから、「全機」です。



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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
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『シンドバッド 虎の目大冒険』

★簡単な紹介

○公開
1977年8月20日

○上映時間
1時間53分

○スタッフ
脚本:ビヴァリー・クルス
演出:サム・ワナメイカー
撮影:テッド・ムーア
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:ロイ・バッド
プロデューサー:チャールズ・H・シニア

○出演
パトリック・ウェイン(シンドバッド)
タリン・パワー(メランシアスの娘、ディオン)
マーガレット・ホワイティング(ゼノビア)
ジェーン・セイモア(ファラー姫)
パトリック・トルートン(メランシアス)



★評

1:
ハリーハウゼンのシンドバッドシリーズの3本目。
感想は3本目も同じ。
時代設定が観衆に嘘を認めさせる時代にし続けた賢さ。

2:
ディオンを演じたのがあのタイロン・パワーの次女タリン・パワー
四角い顔とパッチリお目目、細くてチョイと上へ向いた鼻、ブロンド、
典型的なカワイイ系アメリカ娘。


★ハリーハウゼンのシンドバッドシリーズのまとめ

1:
映画の主人公が怪獣やクリーチャーじゃなくて、人間のシンドバッドにしたのが正解。

日本の特撮物を観てもよく分からなかったんですが、この3部作を観てハッキリ分かりました。
特撮や怪獣を主役にしても、真面な物が作れないんだなぁ…

もう一つは、科学が未発達だった18世紀以前の時代設定にした方が、映画の中の嘘を受け入れやすい。

また、この2点を満たしていると、特撮が少々ショボくても粗が目立ちにくい。

2:
ゴジラ、ガメラ、大魔神、特撮はハリーハウゼンに負けてません。
嘘の吐き方が下手なんです。



タグ レイ・ハリーハウゼン タリン・パワー



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『シンドバッド 黄金の航海』

★簡単な紹介

○公開
1974年12月21日

○上映時間
1時間45分

○スタッフ
脚本:ブライアン・クレメンス
演出:ゴードン・ハッセル
撮影:テッド・ムーア
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:ミクロス・ローザ
プロデューサー:チャールズ・H・シニア

○出演
ジョン・フィリップ・ロー(シンドバッド)
キャロライン・マンロー(マルギアナ)
トム・ベイカー(魔術師クーラ)
ダグラス・ウィルマー(宰相ビジエル)


★評

1:
レイ・ハリーハウゼン、剣劇、好きなんだなぁ(笑)。
今回は千手観音を元にしたに間違い無い6本腕の陰母神カリーとシンドバッドを戦わせました。
ミニチュアの出来具合と実写との合成もかなり巧くなっています。

2:
特撮は悪くないし、何よりも脚本が真面なんで観ていて退屈になりません。

3:
こういう特撮は、やはり科学が未発達で物理と化学の法則の従わなくても不自然さが目立たない18世紀以前の舞台設定の方がいい。

日本なら『大魔神』シリーズが戦国時代で時代設定は文句ないんですが、脚本がお粗末で自滅しています。
参考→『大魔神』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-776.html
   『大魔神怒る』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-781.html
   『大魔神逆襲』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-782.html

以前にも記事にしましたが、光瀬龍が書いた様な時代劇のSFを映画にすればいいと昔から思ってます。
参考→『寛永無明剣』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-745.html
   『多門寺討伐』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-657.html



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『シンドバッド 7回目の航海』

★簡単な紹介

○公開
1958年12月29日

○上映時間
1時間22分

○スタッフ
脚本:ケネス・コルブ
演出:ネイザン・ジュラン
撮影:ウィルキー・クーパー
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:バーナード・ハーマン
プロデューサー:チャールズ・H・シニア

○出演
カーウィン・マシューズ(王子シンドバッド)
キャスリン・グラント(パリサ姫)
ドリン・サッチャー(ソクラ)



★評

1:
レイ・ハリーハウゼンの『アルゴ探検隊の大冒険』の2本前の作品。

この作品も過去の伝説を元にしているので粗が目立ちにくく、宜しい。

2:
コマ撮りのダイナメイションは動きが着ぐるみと違いぎこちないんですが、なぜか違和感が少ない。

3:
何か、独特の雰囲気が有り、それが目に気持ちいい。

4:
円谷英二の特撮と根本的に違うものが有る、佳作。
レイ・ハリーハウゼンはインタビューで、
「特撮には想像力が重要」
と言ってますが、想像力の違いなんでしょうか?



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『アルゴ探検隊の大冒険』

★簡単な紹介

○公開

1963年製作

○スタッフ
原作:ギリシャ神話
脚本:ジャン・リード、ビヴァリー・クロス
演出:ドン・チャフィ
撮影:ウィルキィ・クーパァ
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:バーナード・ハーマン、マリオ・ナシンベーネ
プロデューサー:チャールズ・H・シュニーア

○出演
トッド・アームストロング(ジェイソン王子)
ナンシー・コヴァック(メディア)
ゲイリー・レイモンド(アカストス ベリアス王の子)


★評
「裘」という漢字を御存じだろうか?
今風に言うと、”fleece"=「フリース」。
「かわごろも」と読みます。文字通り「毛皮で作った衣類」のこと。
”fleece"に第一義は「羊毛」、「羊毛状のもの」。
ポリエステルで作った「羊毛状のもの」だから「フリース」なんです。

ユニクロが日本全国的に有名にする前から登山用品では使われていました。
ただ昔は高かった。1988年のICI石井スポーツのカタログにはモンベルのジャケットが強力撥水加工をしてるとは言え、¥10,000もしていました。

私の服の好みはトラッド、アイビー、ヘビアイ、プレッピーなんで大昔からアメリカのブルックス・ブラザーズは好きなブランドでした。
1818年創業のブルックス・ブラザーズのシンボルに使ってるのが、”Golden fleece"。
この”Golden fleece"を調べ辿り着いたのがギリシャ神話とその中のイアーソーン(→英語化が「ジェイソン」)が金羊裘(=「きんようきゅう」)を求めに行った巨船アルゴーの遠征譚(→「アルゴ探検隊」)。
読んだ本が呉茂一著新潮文庫『ギリシャ神話』上下二巻で、そこで初めて「裘」なんて漢字に出逢いました。

アルゴ探検隊の大冒険』を初めて観たのは、着るものに興味を持ち「MEN'S CLUB」を読み始めアメリカにブルックス・ブラザーズなんて洋服屋が在るのを知った頃。
たしかNTV系の「水曜ロードショー」(→現「金曜ロードショー」)だったはずです。
その後何回か観ましたがブックオフで安く手に入れ久し振りに観ると…

1:
脚本の作りが雑ですが、全体的には面白い。
元が神話だから少々雑な作りでも目をつぶるから、まぁ、得してます(笑)。

2:
目玉のコマ撮り特撮も、ハッキリ言って、最近の日本のドラマの出来の悪いCGよりいい。

逆に言うと、60年前の手作り特撮にも勝てない低レベルのCGが日本では作られてるんです。
これは大問題ですよ。

青銅の巨人テイロス、油が切れ錆びた金属特有のぎこちなさがいい。
骸骨の剣士との戦いは、まぁ、よく合成したと感嘆。

3:
デジタルリマスターした画像はかなりきれいです。
何箇所か汚い部分も在りますが、まぁ、この程度なら許容範囲内。
それに神話ですから(笑)。

4:
それでも脚本に手を入れ、コマ撮りはそのままで最新の技術で合成したのを観たいナァ。


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プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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