『シンドバッド 虎の目大冒険』

★簡単な紹介

○公開
1977年8月20日

○上映時間
1時間53分

○スタッフ
脚本:ビヴァリー・クルス
演出:サム・ワナメイカー
撮影:テッド・ムーア
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:ロイ・バッド
プロデューサー:チャールズ・H・シニア

○出演
パトリック・ウェイン(シンドバッド)
タリン・パワー(メランシアスの娘、ディオン)
マーガレット・ホワイティング(ゼノビア)
ジェーン・セイモア(ファラー姫)
パトリック・トルートン(メランシアス)



★評

1:
ハリーハウゼンのシンドバッドシリーズの3本目。
感想は3本目も同じ。
時代設定が観衆に嘘を認めさせる時代にし続けた賢さ。

2:
ディオンを演じたのがあのタイロン・パワーの次女タリン・パワー
四角い顔とパッチリお目目、細くてチョイと上へ向いた鼻、ブロンド、
典型的なカワイイ系アメリカ娘。


★ハリーハウゼンのシンドバッドシリーズのまとめ

1:
映画の主人公が怪獣やクリーチャーじゃなくて、人間のシンドバッドにしたのが正解。

日本の特撮物を観てもよく分からなかったんですが、この3部作を観てハッキリ分かりました。
特撮や怪獣を主役にしても、真面な物が作れないんだなぁ…

もう一つは、科学が未発達だった18世紀以前の時代設定にした方が、映画の中の嘘を受け入れやすい。

また、この2点を満たしていると、特撮が少々ショボくても粗が目立ちにくい。

2:
ゴジラ、ガメラ、大魔神、特撮はハリーハウゼンに負けてません。
嘘の吐き方が下手なんです。



タグ レイ・ハリーハウゼン タリン・パワー



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『シンドバッド 黄金の航海』

★簡単な紹介

○公開
1974年12月21日

○上映時間
1時間45分

○スタッフ
脚本:ブライアン・クレメンス
演出:ゴードン・ハッセル
撮影:テッド・ムーア
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:ミクロス・ローザ
プロデューサー:チャールズ・H・シニア

○出演
ジョン・フィリップ・ロー(シンドバッド)
キャロライン・マンロー(マルギアナ)
トム・ベイカー(魔術師クーラ)
ダグラス・ウィルマー(宰相ビジエル)


★評

1:
レイ・ハリーハウゼン、剣劇、好きなんだなぁ(笑)。
今回は千手観音を元にしたに間違い無い6本腕の陰母神カリーとシンドバッドを戦わせました。
ミニチュアの出来具合と実写との合成もかなり巧くなっています。

2:
特撮は悪くないし、何よりも脚本が真面なんで観ていて退屈になりません。

3:
こういう特撮は、やはり科学が未発達で物理と化学の法則の従わなくても不自然さが目立たない18世紀以前の舞台設定の方がいい。

日本なら『大魔神』シリーズが戦国時代で時代設定は文句ないんですが、脚本がお粗末で自滅しています。
参考→『大魔神』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-776.html
   『大魔神怒る』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-781.html
   『大魔神逆襲』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-782.html

以前にも記事にしましたが、光瀬龍が書いた様な時代劇のSFを映画にすればいいと昔から思ってます。
参考→『寛永無明剣』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-745.html
   『多門寺討伐』 http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-657.html



タグ レイ・ハリーハウゼン



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『シンドバッド 7回目の航海』

★簡単な紹介

○公開
1958年12月29日

○上映時間
1時間22分

○スタッフ
脚本:ケネス・コルブ
演出:ネイザン・ジュラン
撮影:ウィルキー・クーパー
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:バーナード・ハーマン
プロデューサー:チャールズ・H・シニア

○出演
カーウィン・マシューズ(王子シンドバッド)
キャスリン・グラント(パリサ姫)
ドリン・サッチャー(ソクラ)



★評

1:
レイ・ハリーハウゼンの『アルゴ探検隊の大冒険』の2本前の作品。

この作品も過去の伝説を元にしているので粗が目立ちにくく、宜しい。

2:
コマ撮りのダイナメイションは動きが着ぐるみと違いぎこちないんですが、なぜか違和感が少ない。

3:
何か、独特の雰囲気が有り、それが目に気持ちいい。

4:
円谷英二の特撮と根本的に違うものが有る、佳作。
レイ・ハリーハウゼンはインタビューで、
「特撮には想像力が重要」
と言ってますが、想像力の違いなんでしょうか?



タグ レイ・ハリーハウゼン



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『アルゴ探検隊の大冒険』

★簡単な紹介

○公開

1963年製作

○スタッフ
原作:ギリシャ神話
脚本:ジャン・リード、ビヴァリー・クロス
演出:ドン・チャフィ
撮影:ウィルキィ・クーパァ
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:バーナード・ハーマン、マリオ・ナシンベーネ
プロデューサー:チャールズ・H・シュニーア

○出演
トッド・アームストロング(ジェイソン王子)
ナンシー・コヴァック(メディア)
ゲイリー・レイモンド(アカストス ベリアス王の子)


★評
「裘」という漢字を御存じだろうか?
今風に言うと、”fleece"=「フリース」。
「かわごろも」と読みます。文字通り「毛皮で作った衣類」のこと。
”fleece"に第一義は「羊毛」、「羊毛状のもの」。
ポリエステルで作った「羊毛状のもの」だから「フリース」なんです。

ユニクロが日本全国的に有名にする前から登山用品では使われていました。
ただ昔は高かった。1988年のICI石井スポーツのカタログにはモンベルのジャケットが強力撥水加工をしてるとは言え、¥10,000もしていました。

私の服の好みはトラッド、アイビー、ヘビアイ、プレッピーなんで大昔からアメリカのブルックス・ブラザーズは好きなブランドでした。
1818年創業のブルックス・ブラザーズのシンボルに使ってるのが、”Golden fleece"。
この”Golden fleece"を調べ辿り着いたのがギリシャ神話とその中のイアーソーン(→英語化が「ジェイソン」)が金羊裘(=「きんようきゅう」)を求めに行った巨船アルゴーの遠征譚(→「アルゴ探検隊」)。
読んだ本が呉茂一著新潮文庫『ギリシャ神話』上下二巻で、そこで初めて「裘」なんて漢字に出逢いました。

アルゴ探検隊の大冒険』を初めて観たのは、着るものに興味を持ち「MEN'S CLUB」を読み始めアメリカにブルックス・ブラザーズなんて洋服屋が在るのを知った頃。
たしかNTV系の「水曜ロードショー」(→現「金曜ロードショー」)だったはずです。
その後何回か観ましたがブックオフで安く手に入れ久し振りに観ると…

1:
脚本の作りが雑ですが、全体的には面白い。
元が神話だから少々雑な作りでも目をつぶるから、まぁ、得してます(笑)。

2:
目玉のコマ撮り特撮も、ハッキリ言って、最近の日本のドラマの出来の悪いCGよりいい。

逆に言うと、60年前の手作り特撮にも勝てない低レベルのCGが日本では作られてるんです。
これは大問題ですよ。

青銅の巨人テイロス、油が切れ錆びた金属特有のぎこちなさがいい。
骸骨の剣士との戦いは、まぁ、よく合成したと感嘆。

3:
デジタルリマスターした画像はかなりきれいです。
何箇所か汚い部分も在りますが、まぁ、この程度なら許容範囲内。
それに神話ですから(笑)。

4:
それでも脚本に手を入れ、コマ撮りはそのままで最新の技術で合成したのを観たいナァ。


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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
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最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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