『小さな中国のお針子』

★簡単な紹介

○公開
2003年1月25日

○上映時間
1時間50分

○スタッフ
原作:載思杰(ダイ・シージエ)
脚本:載思杰(ダイ・シージエ)、ナディーヌ・ペロン
演出:載思杰(ダイ・シージエ)
撮影:ジャン=マリー・ドルージュ
美術:ツァオ・ジュウピン
音楽:ワン・プージャン
プロデューサー:リズ・ファヨル

○出演
周迅(ジュウ・シュン)…………お針子
陳坤(チェン・コン)……………羅明(ルオ)
劉燁(リウ・イエ)………………馬剣鈴(マー)
王双宝(ワン・シュアンパオ)…村長
叢志軍(ツォン・チーチェン)…仕立て屋、お針子の祖父
王宏偉(ワン・ホンウェイ)……メガネ



★評


1:
ロケ地は湖南省張家界(ちょうかかい、ヂャンジャージエ)。
カルスト地形で独立した奇峰が続く風光明媚な所。
但し、とても急峻な地形。
景色は日本と違いますが、湖南省だから生えている草木が日本とよく似てます。


2:
物語は初恋。
それに文字を覚える事と、知識、教育の重要性。

時代背景は1971年~1974年の文化大革命。
共産主義思想しか認められず、海外と言えば共産主義国と社会主義国の事。
それ以外は危険な国と思想。
文学ももってのほか。

産業、工業の進展は非常に遅く、辛い肉体労働が主流。


3:
ほろ苦い初恋の切なさ。
いい映画だけど、それだけなんだなぁ…



タグ 周迅 ジュウ・シュン 陳坤 チェン・コン 劉燁 リウ・イエ 小さな中国のお針子



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『故郷の香り』その7

演出その6

「赤」その3

まだ終わってません(笑)。

1:
回想、
ジンハー(井河)がヌアン(暖)に兄が買った赤いベールを贈る。
ブランコに乗るヌアン(暖)からそのベールが落ちる。

ヌアン(暖):白地に赤い花柄のシャツ(色褪せている)。
ジンハー(井河):黒いTシャツにグレイのシャツを羽織る。

…二人の関係の転換点ですね。
…特にジンハー(井河)の気持ちがこれから変わると黒いTシャツで暗示、先触れのお知らせ。

…また落ちたベールで二人の恋の行末も暗示してます。
…結んだりしてないベールを身に着けてブランコに乗ればベールが落ちて当然。
恋の行末を暗示するには非常に賢い演出です。


2:
回想、
どなたかの披露宴。

夜、室内、赤い照明。
キスをしそうでしない新郎新婦。
それを見て不機嫌になるヌアン(暖)。

…自分の将来を投影しているのでしょう。


3:
回想、
運命のブランコ。
ジンハー(井河)がヌアン(暖)を慰めます。
男優が来なかったら結婚するとヌアン(暖)。

ヌアン(暖):袖と襟が赤のチェックで他がグレイのシャツ。
ジンハー(井河):赤のTシャツとその上にグレイのシャツを羽織る。

…ヌアン(暖)が優位の関係になり、ジンハー(井河)をからかってる、恋に駆け引きを楽しんでる、ですなぁ。
この駆け引きを表すのが、上から撮ったカットの時に反射する手鏡。
…ジンハー(井河)は初めてだから積極的なる時、押す時、これが分からなかった。
…二人の関係をちゃんと表す脚本と撮影(^.^)。


4:
回想、
足を骨折したヌアン(暖)。
自転車の荷台に乗り、自転車を押す父親(→多分)とヤーバ(哑巴)。
川へ男優から貰った手鏡を捨てます。


ヌアン(暖):白地に赤い花柄のシャツ。
ヤーバ(哑巴):汚れ色褪せた元赤シャツ。

…シャツが色褪せていません(@_@)。
…男優への思いを完全に断ち切った事を表すのが川へ捨てられた手鏡。
しかし、そこにはジンハー(井河)ではなく、ヤーバ(哑巴)がいる(@_@)。
ヤーバ(哑巴)のシャツの色はまだハッキリ分かりません。
…ヌアン(暖)の恋と人生の行末を暗示してます。


5:
現在、
ヤーバ(哑巴)にタバコをあげるジンハー(井河)。
タバコの箱が赤。

…お前、いいヤツだな、ヤーバ(哑巴)、と言うジンハー(井河)の気持ち。


6:
回想、
ジンハー(井河)、大学合格(^.^)。
ヌアン(暖)をおんぶする。

ジンハー(井河):赤のTシャツの上にグレイのシャツを羽織る。
ヌアン(暖):グレイのシャツ。

…ジンハー(井河)の気持ちは変わらないけど、ヌアン(暖)の気持ちは変わったと明示してます。


7:
回想、
大学進学のために村を去るジンハー(井河)の見送り大行列。

ヌアン(暖):袖と襟が赤のチェックで他が褐色のチェックのシャツ。
ジンハー(井河):Tシャツ。上にグレイのシャツを着て上から2番目のボタン以下を掛けている。

…ヌアン(暖)のシャツは慰められる時に着ていたシャツと似ていますが、違います。
私はジンハー(井河)に相応しくないと言う台詞通り、ジンハー(井河)が好きだけど、将来に対しては変わってると暗示する衣装。
…ジンハー(井河)もその点は同じと暗示する衣装。

…ここでのジンハー(井河)のTシャツの色がよく分かりません。
…ジンハー(井河)の気持ちがどうなるか分からない、と示していますな。


8:
回想、
雪の日、祠で遊ぶヌアン(暖)とジンハー(井河)。

赤い提灯が二つ吊るされてます。
二人が赤い提灯を持ってます。

…構図上、バランスの取れている赤の使い方。
…純粋に互いが好き。力関係が無い(笑)。


9:
回想、
手紙を読むヌアン(暖)。
前からアヒルを連れたヤーバ(哑巴)がやって来て出逢う。

ヌアン(暖):白地に色の薄い赤い花柄のシャツ。
ヤーバ(哑巴):汚れ色褪せた元赤シャツ。

…ヤーバ(哑巴)を正面から、ハッキリと映しシャツの色を強調してます。
ヤーバ(哑巴)の気持ちを表しています。
同時にヌアン(暖)の気持ちも。
やはり自分はジンハー(井河)に相応しくないという気持ちは失せていません。


10:
回想、
手紙を待つヌアン(暖)。

ヌアン(暖):薄い青(?)に薄い赤い花柄のシャツ。

…待つことの辛さに負けていく好きの気持ち。


11:
回想、
手紙を破り捨てた後の雨のカット。

ヌアン(暖):袖と襟が赤のチェックで他がグレイのシャツ。

…以前にも着ていた慰めが必要なシャツ(笑)。


12:
回想、
手紙を破り捨てるヤーバ(哑巴)。

ヤーバ(哑巴):汚れ色褪せた元赤シャツ。

…ヤーバ(哑巴)がヌアン(暖)を好きなのは間違いありません。
…重要なのは、少し前のヌアン(暖)が手紙を破り捨てるカット。
そこではシャツがどんな色柄か、ハッキリ分かりません。
映像で観る限り、白地に色の薄い赤の花柄の様にも見えます。
(BDが出たら分かるかも知れません(笑))
つまり、ヌアン(暖)が破り捨てたのは、ジンハー(井河)からの手紙と断定出来る演出や表現が在りません。
ヌアン(暖)がどんなに時間が掛ろうが、ジンハー(井河)を待つ覚悟が有るとも考えられ、
ヤーバ(哑巴)がそれを誤解したとも捉えられるのです。
…つまり、人生にある偶然の瞬間も表しているとここまで来るとハッキリ分かります。
…よく出来た脚本と演出です。


13:
回想、
ヤーバ(哑巴)、ヌアン(暖)に革靴を届ける。
ヌアン(暖)、その靴を川に投げ捨てる。
ヤーバ(哑巴)、それを拾い上げる。


ヤーバ(哑巴):汚れ色褪せた元赤シャツ。
ヌアン(暖):白地に赤い花柄のシャツ。

…ヌアン(暖)の「赤」は誰のためか?
…革靴を送ったジンハー(井河)と捉えるには無理が在り過ぎ。
ヤーバ(哑巴)です。
…手鏡を捨てたのと同じく靴も川(=水)に捨て、もう過去の事と強調してます。


14:
回想、
牛を連れているヌアン(暖)をおんぶするヤーバ(哑巴)。

ヤーバ(哑巴):汚れ色褪せた元赤シャツ。
ヌアン(暖):袖と襟が赤のチェックで他が褐色のチェックのシャツ。

…ヌアン(暖)が着ているのは、ジンハー(井河)が村を去り大学進学した時のシャツ。
その心の隙間に入るヤーバ(哑巴)の汚れ色褪せた元赤シャツ。




★まとめ

いい映画です、これだけ書けるんですから(笑)。
聾唖者のヤーバ(哑巴)を演じた香川照之、実に見事。
喋る事だけで勝負するアニメの声優もかなり難しそうですが、
喋る事を奪われた役も同様にかなりの難しさでしょう。
手枷足枷を嵌められたとか、飛車角落ち、なんて形容詞が相応しい難役。
何にも分からないとは言え、中国語を奪われた香川照之、それでもこれだけの演技ができるのですから、
実に巧い役者です。

勿論ヌアン(暖)を演じた李嘉(リー・ジア)は美しいだけでなく、演技も文句無し。
ジンハー(井河)を演じた郭暁東(グオ・シャオドン)も巧い。
そしてロケ地も地味だけど美しく、目に優しい。
三宝(サン・バオ)の音楽はこの映画でも美しい(けど、サントラ盤は無し(涙))。

『山の郵便配達』と並ぶ佳作です。
撮ったのはどちらも霍建起(フォ・ジェンチイ)監督。

是非ご覧になって下さい。



タグ 故郷の香り 莫言 モォ・イエン 霍建起 フォ・ジェンチイ 三宝 サン・バオ グオ・シャオドン リー・ジア 香川照之




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『故郷の香り』その6

演出その5

「赤」その2

続きです。

1:
回想、
ヤーバ(哑巴)にブランコに乗せられたジンハー(井河)。
ヌアン(暖)と男優が並んで歩いているのを目撃。

男優が赤を着ています。
ヤーバ(哑巴):汚れ色褪せた元赤シャツ。

…ふむふむ、これは男優の方から誘ったな(笑)。
…オマケにヤーバ(哑巴)、ヌアン(暖)の事を意識してる事を表すこの色。


2:
回想、
ヌアン(暖)が男優に化粧してもらう。

ヌアン(暖):白地に赤い花柄のシャツ。
ヤーバ(哑巴)に追い掛けられた時に着ていたシャツとは違います。

…かなりお熱を上げてます、ヌアン(暖)。


3:
回想、
ヌアン(暖)、父親に革靴を買ってとねだるも断られる。

ヌアン(暖):エンジのシャツ。
ジンハー(井河):赤のTシャツとその上にグレイのシャツを羽織る。

…ジンハー(井河)、恋してると言うより、ヌアン(暖)を心配しています。


4:
回想、
黄金の萱原の中、男優、ヌアン(暖)のおでこにチュ(^.^)。

ヌアン(暖):白地に赤い花柄のシャツ
男優:赤のチェックのシャツ。

…ヌアン(暖)が着ているのは男優に化粧してもらった時のシャツ。
…男優もかなりヌアン(暖)が気に入ってますな。


5:
回想、
ヌアン(暖)の父親、劇団の大将にヌアン(暖)を連れて行ってくれと頼む。

ヌアン(暖):袖と襟が赤のチェックで他がグレイのシャツ。
ジンハー(井河):赤のTシャツとその上にグレイのシャツを羽織る。
男優:赤のチェックのシャツ

…ヌアン(暖)のシャツは三人の少女と逆立ちをし、その後ヤーバ(哑巴)にちょっかいを出された時に着ていたシャツ。
その時、ジンハー(井河)に慰められた、と言うか少々優しくされました。
だから、今回も同じ。

…男優はヌアン(暖)のおでこにチュッとした時のシャツ。
ふ~ん、実は真面目に思っていた様ですな。
その場限りだったら、このシャツを着させないはずです。
ただ、彼は経営や運営には関わっていないので、連れて行きたくても、出来なかった、と解釈出来ます。
そして、彼に出来る事は、手鏡を渡す事だけ。


6:
回想、
ヌアン(暖)、手鏡で蚕を写したり、自分を見たり。

ヌアン(暖): 袖と襟が赤のチェックで他がグレイのシャツ。

…上と同じ。
と言う事は、ジンハー(井河)とジンハー(井河)の慰めが必要なんです。
しかし、ヌアン(暖)はまだ男優を忘れられずそれを分かっていません。


7:
現在、
ヤーバ(哑巴)とヌアン(暖)の家。
竃の熾火か炭火。
鍋が乗り、湯気が立ち上っています。

…やけぼっくいに火が点いたと言うより、ジンハー(井河)とヌアン(暖)の気持ちが変わってなかったと言う事でしょう。
…娘ヤーが母親の革靴を履いて2階から降りてきますが、明らかに二人の気持ちが他人から見ても分かると言う強調。

回想、
ヌアン(暖)、田んぼの間の道を進む。
ジンハー(井河)が劇団員の募集が来たと教える。
しかし、県の劇団だったのでガッカリヌアン(暖)。
慰めるジンハー(井河)。

(この時点で、1年が経ってるとジンハー(井河)が言います)

ジンハー(井河):赤のTシャツとその上にグレイのシャツを羽織る。
ヌアン(暖):白地に赤い花柄のシャツ
男優から化粧されたり、おでこにチュッとされた時のシャツですが、色褪せてます。
(または、同じ柄ですが、花柄の色が薄い)

…男優との事はシャツの様に急速に過去の事になりつつあります。
…そして、自分は忘れられたんではないかと、不安になってる事を表す足早さ。

…それに比べジンハー(井河)の着ている物は変わってませんから、ジンハー(井河)の気持ちは変わっていません。




タグ 故郷の香り 莫言 モォ・イエン 霍建起 フォ・ジェンチイ 三宝 サン・バオ グオ・シャオドン リー・ジア 香川照之




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『故郷の香り』その5

演出その4

「赤」その1
霍建起(フォ・ジェンチイ)監督が好む画面の中に入る「赤」を見てみましょう。


1:
ジンハー(井河)とヌアン(暖)の再会のシークウェンス。

赤は無く、僅かにヌアン(暖)の姉さん被りのタオルの花柄の一部がオレンジ。

…「赤」に代表される人生の喜び、生の強さ、女としての輝きが失せた、ですな。
…それでも少しさ美貌が残っているので、オレンジ。


2:
ツァオ(曹)先生宅(?)でのジンハー(井河)。

2-1:
回想、
洗面器に顔を突っ込み過去を思い出すジンハー(井河)。

ブランコに二人乗りするジンハー(井河)とヌアン(暖)。
二人共赤系のシャツを着て、その上にグレイのシャツを羽織っています。

…これは、明らかに恋する二人を表す赤(^.^)。

2-2:
回想、
洗面器から顔を上げ、過去を思い出すジンハー(井河)。

2-2-1:
田んぼの間の道を通学する二人。

ジンハー(井河):赤系のTシャツを着て、その上にグレイのシャツを羽織る。
ヌアン(暖):赤系のシャツ

2-2-2:
歌と踊りを披露するヌアン(暖)。見物するジンハー(井河)。

ジンハー(井河):赤系のTシャツを着て、その上にグレイのシャツを羽織る。
ヌアン(暖):上下赤の衣装


3:
ジンハー(井河)、ヌアン(暖)の家を訪れる。

3-1:
ヌアン(暖)の娘は常に赤系を着ています。

3-2:
髪を梳かすヌアン(暖)。
櫛の色が、以前にも書きましたが、赤。

…少なくともヌアン(暖)はジンハー(井河)を恋する男として意識しています。

3-2:
雨の中、傘を差してヌアン(暖)宅へ向かうジンハー(井河)。

赤系のチェックの傘。

…赤一色の傘は男として、少々不自然。
…赤系のチェックなら、まぁ、許せます。
…同時にジンハー(井河)の大人としての抑制も表しています。
…赤一色だと、浮気やる気満々を誰でも想像しちゃいます(笑)。


4:
回想、
ヌアン(暖)と3人の少女が逆立ち。
ヤーバ(哑巴)はアヒルの世話。
ヤーバ(哑巴)はヌアン(暖)にちょっかいを出す。
ジンハー(井河)が何もしなかったから、ヌアン(暖)は文句。

ヌアン(暖):袖と襟が赤系のチェックで他がグレイのシャツ。
ジンハー(井河):赤のTシャツ、その上にグレイのシャツを羽織る。


5:
回想、
ジンハー(井河)がヤーバ(哑巴)のアヒルの半分を悪戯で取った後、ヤーバ(哑巴)がジンハー(井河)を襲い(笑)ケンカ

川の上で笊で干しているのは、アップになると分かりますが、紅い唐辛子です。
理由は、誰でも分かる通りヤーバ(哑巴)の怒りです(笑)。

ジンハー(井河):赤のTシャツ、その上にグレイのシャツを羽織る。

…ここは、回想の場面か分かりにくいんですが、ジンハー(井河)の着ている物がヌアン(暖)とヤーバ(哑巴)の家を訪れた時と違うので、
回想の場面ですね。


その後、ヤーバ(哑巴)がブランコを押し、動かします。


6:
ヤーバ(哑巴):汚れ色褪せた元赤シャツ。
…ヤーバ(哑巴)、ヌアン(暖)が好きだな、一緒に乗りたいんだろうなぁ、と思わせる元赤シャツ。
…ヤーバ(哑巴)の気持ちを表すのは、この場面から。


7:
食事を作るヌアン(暖)。
玉子の中になぜか刻んだ赤トウガラシを入れる。

…夫ヤーバ(哑巴)の少々失礼な行動への怒りか、ジンハー(井河)への今迄の恨みか(笑)?
…男にとっては、女は永遠の謎、としておきましょう(笑)。
…ジンハー(井河)がヌアン(暖)に他に相応しい人はいなかったのか、と尋ねますから、「人の事を放っといたのに、余計な事言わないでよ」。
…ジンハー(井河)がテレビが無いね、とか聞くと、「買えないわけじゃないけど、あの人が聞こえないとイラだつから」
…ジンハー(井河)への怒りと八つ当たりだ(笑)。


8:
回想、
劇団がブランコの近くで稽古。
ヌアン(暖)は若い男優に見惚れる。

ヌアン(暖)がお熱を上げる男優が赤いタンクトップを着ている。
ジンハー(井河):赤のTシャツ、その上にグレイのシャツを羽織る
ヌアン(暖):白地に花柄(→多分)のシャツ。

…ジンハー(井河)は「赤」の上にグレイのシャツを羽織り、「赤」を半分以上隠してるから、引き付ける力が弱い。
…ここで、二人の着る物の共通点「赤」がヌアン(暖)から消え、恋の悪路の開始。


9:
回想、
ヌアン(暖)が劇団へ豆を持って行く。
途中でヤーバ(哑巴)に追い掛けられる。

ヌアン(暖):白地に赤の花柄シャツ

…ヌアン(暖)が劇団の男優に恋してるのは明らか。
ジンハー(井河)の事は、心の中で非常に小さくなっています。

そして、劇団に着くと、男優も赤いTシャツを着て、上にフルジップのベスト。
…男優君もヌアン(暖)を好きとは言わなくても、かなり意識しています。



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『故郷の香り』その4

演出その3


1:
曹(ツァオ)先生(葛志兴(グオ・ズーシン))達と食事をした後、先生を後ろに乗せ萱の原を自転車で進むジンハー(井河)。

これは『羅生門』で杣刈りが山科の森へ入るのと同じ。
心の迷宮の一つ、決着が付いてない昔の恋へ向かうと示しています。


2:
ジンハー(井河)が初めてヤーバ(哑巴)とヌアン(暖)の家を訪れシークウェンス。
ジンハー(井河)とヌアン(暖)がかまどの前で向かい合います。
鍋の底から見える熾火か炭火らしきもの。
これは、明らかに演出でしょう。
そして鍋から仄かに立ち上る蒸気。

これは、誰が見ても二人が未だに憎からず思っているのは明らか(^.^)。



3:
それから、お土産の飴を娘ヤー(关晓彤(グァン・シャオトン))にあげます。
そして娘ヤーは父親ヤーバ(哑巴)にあげます。
ヤーバ(哑巴)は後から来たヌアン(暖)に自分が舐めていた飴をヌアン(暖)の口に無理やり入れます。

これ、明らかにキスの代わり。
つまり、ヤーバ(哑巴)はジンハー(井河)とヌアン(暖)の過去を知っていて自分達が愛し合っている夫婦で、
子供までいるとジンハー(井河)に見せつけています。

次のカットで三人の昔を見せて、現在との違いを、強調(かな?)



4:
黄金の萱原を進むヌアン(暖)と京劇の男優。
男優はヌアン(暖)のおでこにチュッ。
そして抱き締める。

黄金になった萱から季節は秋。
秋は収穫の季節。
舞台は農村。

この二人にとっての最高の時間です。
これ以降は、冬になりますから、何にも無し。
ヌアン(暖)にとっては厳しい。
恋と言うより憧れの終わり。



5:
京劇の男優から記念に小さな手鏡を貰ったヌアン(暖)。

なんで鏡なんでしょう?
「お前はそんなにキレイなんだから、俺のことは忘れて早くもっといい男を見つけろ」?
自分自身と将来についてよく考えてみろ?

おそらくヌアン(暖)の京劇役者としての才能や資質は、平均点。
これ位の若者はいくらでもいる。
劇団としてわざわざ連れて行く程の実力も可能性も無かった。
それに気付け、って事なんだろうなぁ…

ヌアン(暖)が手鏡で自分を見るシークウェンスで最初のカットが、蚕と桑の葉、それを写す手鏡。
成長中の幼虫。
ヌアン(暖)、君はまだ若い、他の可能性が有るゾ、と隠れたメッセージ。



6:
運命のブランコの日。

なぜヌアン(暖)は足を骨折したのでしょう?
移動の自由を奪われたヌアン(暖)。
あのブランコから逃げられません。




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『故郷の香り』その3

演出その2


主な演出の中の、
水→雨、川、洗面器の中の水、雨に濡れた石畳

ブランコ
アヒルと蚕


まずは「水」が終わり、
続いて
「ブランコ」
「傘」
「アヒルと蚕」
を見ていきましょう。



2:
ブランコ
これは、同じ事の繰り返し、そこから抜け出せない、等の象徴。

2-1:
ヌアン(暖)が劇団の男優に熱を上げ、二人で歩いているところをブランコに乗ったジンハー(井河)が見る。
ジンハー(井河)が自ら乗ったんではなく、ヤーバ(哑巴)に乗せられました。
ヤーバ(哑巴)もヌアン(暖)を、少なくとも、意識しているのは間違いないですから、ジンハー(井河)に嫉妬させようとしてます。
ヤーバ(哑巴)が悪人なのではなく、恋敵にはどんな事でもするのが普通、当然、自然。

2-2:
京劇劇団が村から去った後、一人でブランコに乗るジンハー(井河)。
ジンハー(井河)の独白でジンハー(井河)とヌアン(暖)が二人共失恋したと言ってます。
これからどうするか、考えているけど答が見つからないジンハー(井河)。

2-3:
運命のブランコの日。
巧く行きそうなジンハー(井河)とヌアン(暖)。

でもねぇ、最初のカットから霧の中で、何やら不安を煽る雰囲気。

この出来事の前、
ジンハー(井河)がヌアン(暖)叶わぬ恋から覚めるのを待つ日々。
この出来事の後、
ヌアン(暖)がジンハー(井河)からの手紙を待つ日々。

結局二人共、やる事は同じ。
それから逃れられません。

“Prisoner of love”であります。




3:


3-1:
村に帰ったジンハー(井河)がヌアン(暖)が結婚したヤーバ(哑巴)宅を訪ねる。
雨が降っているので赤いチェックの折り畳みのジャンプ傘を差していきます。
これは、あからさまな(笑)演出。

特典映像のインタビューで霍建起(フォ・ジェンチイ)監督によると、赤は生命等の象徴と言ってますが、
ここだけ観るとジンハー(井河)が秘めていたヌアン(暖)に対する恋心だよなぁ。
このカットの前にヌアン(暖)が髪を整えているしね。
しかも、使っている櫛が赤(笑)。
こりゃヌアン(暖)だって忘れてないし、恋心の炎が消えた訳じゃない(笑)。

雨と言う時の流れから身を守る傘。
つまり、時間の流れに変わらないものを表しています。

3-2:
そして、明日北京へ帰る日、
娘ヤーに傘をあげますが、ヌアン(暖)はそれを取りジンハー(井河)に返します。

未だに思ってくれているのは嬉しいけど、その気持ちには応えられない、とヌアン(暖)からの返答。

傘が表す時間への対抗、時間によっても変わらないものの表現。
赤が示す恋心、相手への思い。
ここのシークウェンスで非常によく、巧く表されています。

…切ないなぁ(笑)。

3-2:
ジンハー(井河)が北京へ帰る当日。
再び傘を持ってきて娘ヤーに渡します。

娘ヤーが傘を回すのはブランコと同じ。
同じことの繰り返し。
答が出ない問題。
解決できない悩み。
未練。
「おじさん、お母さんのこと好きでしょう、お母さんもおじさんが好き。
でも、どうするの?」

問題はこの傘は結局この家に置いていった事。
これも、家庭内問題の爆弾の種でしょう(笑)。

3-3:
ヤーバ(哑巴)の笠。

傘ではなく、笠(笑)。
ダジャレではなく(笑)、見逃しやすいですが、傘と同じく雨から濡れるのを防ぐ物。
つまり、雨は時の流れを表し、その時の流れに巻き込まれるのを防ぐ物をいつも身に着けているヤーバ(哑巴)。
地に足が付いているヤーバ(哑巴)。

時間に弄ばれたヌアン(暖)とジンハー(井河)とは違います。

ジンハー(井河)の最後の独白、
「ヌアン(暖)に一途な愛をささげた ヤーバ(哑巴)は幸せだ」
「ヤーバ(哑巴)はどんな時も ヌアン(暖)を愛し続けた」
に繋がってます。


4:
アヒルと蚕

4-1:
ジンハー(井河)がヤーバ(哑巴)宅を初めて訪ねた時、ヤーバ(哑巴)がやっていたのが蚕の世話。
命を大切にするヤーバ(哑巴)、って演出ですな。
決して悪い人間じゃないと最初に示しています。

オマケに壁には種に使うトウモロコシ。
これも「命」を強調してます。

4-2:
ヤーバ(哑巴)がジンハー(井河)に手伝わせ、藁を縒り割箸の様な木の棒を差して作ってるのが、どうやら蔟(=まぶし)らしい。
「蔟」とは蚕の幼虫が繭を作る所です。
背景の蚕棚に有る物に繭が有るので、蔟と判断しました。
ネットで蔟を検索しても、日本式の格子状の木の枠型蔟しか出て来ないので「らしい」です。
ジンハー(井河)とヌアン(暖)の話題がジンハー(井河)の奥さんと赤ん坊ですから、「子供」を強調してます。

4-3:
ヌアン(暖)が京劇男優と「失恋」した後、数人の女性達と蚕の世話。
蚕→幼虫→成長中
まだ、可能性が沢山在ると示しています。
ヌアン(暖)にもまだまだ恋の可能性、恋人候補が多数あり。

4-4:
10年前のヤーバ(哑巴)。
生業は、映像に出て来る限りでは、
アヒル、アヒル、アヒル、アヒル、アヒル。
(養蚕は現在)

なぜアヒルなんでしょう?
命、生きもの、水禽、玉子を生む、
ふ~ん、
「水禽」、生息域が水辺の鳥
だな。

過去や時間の流れを表す「水」を人より遙かに自由に動ける、アヒル、水禽。
だからヌアン(暖)の心の傷に付け入り、ジンハー(哑巴)からの手紙を破り捨てる訳です。
恋する二人の当事者でないので、変な拘りが無く、自由にまた冷静に考えられます。

そういう事を強調する演出です。



タグ 故郷の香り 莫言 モォ・イエン 霍建起 フォ・ジェンチイ 三宝 サン・バオ グオ・シャオドン リー・ジア 香川照之




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『故郷の香り』その2

演出その1


演出で目立つのは、
水→雨、川、洗面器の中の水、雨に濡れた石畳
ブランコ

アヒルと蚕

それぞれどう使われ、何を表しているか、観ていきましょう。

まずは「水」から。

1:

川と言えば、「橋の下を多くの水が流れました」と言われる通り時間の流れを象徴する事が多く、
この映画でも時間の流れを象徴してます。

1-1:
冒頭、川沿いの萱の原の中を、ジンハー(井河)と曹(ツァオ)先生(葛志兴(グオ・ズーシン))は川上から川下へ進みます。

時間の流れに逆らわない進み方。
過去を変えられない、と最初に明示してますな。


1-2:
続いて、
橋ですれ違う暖(=ヌアン、李嘉(リー・ジア))と井河(=ジンハー、郭暁東(グオ・シャオドン))。


まず、橋と川を上から撮ったカット。
よくある「長い時間」を表す演出です。
それからすれ違い。
まぁ、2人の進む方向が180度逆だから、うまく行きそうにないよなぁ。

ここで暖(=ヌアン)を演じる李嘉(リー・ジア)を横から撮るのですが、上目使いの白目がいい。
非常に美しく撮れています。
野良仕事の最中ですが、汗にまみれ、土に汚れても、変わらぬ美しさが有る事を示しています。
それは、何だ?
なぜそれが辛そうな生活でも残っているんだ?
と観客の興味と関心を捉えます。

それから橋を引き返しヌアン(暖)に追いつくジンハー(井河)。
ふ~ん、やはり男の方が過去を引きずるって暗示してます。
そして男の方から過去へ向かうとも示しています。

1-3:
曹(ツァオ)先生(葛志兴(グオ・ズーシン))宅で水を張った洗面器に顔を入れ昔を思い出すジンハー(井河)。

水が溢れます。
溢れる=流れる
水=時間の流れ。
だから過去です。

1-4:
ジンハー(井河)が初めて哑巴(=ヤーバ、香川照之)邸を訪れる時、
雨が降ってます。

これは、他の演出との組み合わせで分かりますが、川の垂直版です(笑)。
過ぎ去った過去の強調です。

ヌアン(暖)とヤーバ(哑巴)が結婚し子どもまでいる。
そこへのこのこ(笑)やって来たジンハー(井河)。
何事も無く終われば映画ではありません(笑)。

この後、ジンハー(井河)が北京へ帰る時まで雨が降り続きます。

1-5:
ジンハー(井河)がヤーバ(哑巴)のアヒルの半分を悪戯で取った後、ヤーバ(哑巴)がジンハー(井河)を襲い(笑)ケンカ。
場所が街中の川。
お約束通り(笑)二人は川に落ちる。

川を時間の流れ、歴史として捉えると、過去に関して戦う二人ですな。
解決しなかった何かが在る、と観客に知らせてます。
更にスロー映像にして強調。

、と言っても「何か」は、ヌアン(暖)の事に決まってますが(笑)。

1-6:
劇団と男優が去り、ヌアン(暖)は男優から貰った手鏡で蚕を写したり、自分を見たり。

台詞の無いカットがいくつか続くだけ。
穏やかな水面とゆったりとした鯉の群。
そして水面に滴り落ち続ける水滴を写します。

…時間の流れの遅さですね。
…涙を連想させる雨が降ってないのでヌアン(暖)にはまだ希望がある、信じていると示しています

1-7:
娘ヤーがジンハー(井河)のお土産の飴の包み紙を瓶の水の中に入れて遊ぶ。

子供の無意識の残酷さ、残忍さ。
娘は両親とジンハー(井河)の過去を知りません。
水の中に入れてるのがジンハー(井河)のお土産の飴の包み紙。
と言う事は、ジンハー(井河)に昔を思い出させているんですナ。

1-8:
ジンハー(井河)が大学進学で北京へ行き、ヌアン(暖)がジンハー(井河)からの手紙を待つ日々。
ヌアン(暖)は川で野菜を洗うことが多い。
川と言うよりも、川から水を引いた洗い場と言った方がいいかな。

流れが無いか、非常に遅い。

これで分かりました。
時間の進み方が非常に遅い事を示しています。
ヌアン(暖)の待つ辛さ、そして村で暮らす単調さや退屈さを強調してます。

1-9:
続いてヌアン(暖)がジンハー(井河)からの手紙を破り捨てます。

場所が同じ洗い場で水の流れが殆ど無い所ですから、忘れたくはないのです。
と言うか、今でも好きなんです、この場所から判断すると。
それでも、油断して、全く警戒せずヤーバ(哑巴)に隙を見せたのも明らかです。
「ひょっとしたら」とヤーバ(哑巴)に思わせてしまいました。

1-10:
ヤーバ(哑巴)がジンハー(井河)からのヌアン(暖)宛の手紙を破り捨てるシークウェンス。
ここから、雨が降ります。

雨を過去と捉えると意味が分かります。
破り捨てた手紙は川に落ち、流されていきます。
ジンハー(井河)をヌアン(暖)にとって「過去」にしたいんです。

この前のヌアン(暖)が手紙を破り捨てるカットと繋がり、対比になってます。

同時にヌアン(暖)の涙雨です。

1-11:
ヌアン(暖)、ジンハー(井河)が贈った靴を洗い場へ投げ捨てる。

ジンハー(井河)から手紙が来ないので怒ってますが、嫌いではありません。
今でも好きです。
しかも、贈られた物が「自由」を象徴すると明らかに分かる靴です。
それを捨てるとは…
ヌアン(暖)には選ぶ余地が無いとヤーバ(哑巴)が考えてもおかしくない、と伝える演出です。

ヤーバ(哑巴)はその靴を拾い、ヌアン(暖)の元に持ってきますがヌアン(暖)はいなかった。
それでも水気を拭い、箱に戻します。
ここでヤーバ(哑巴)は誠実さを表しています。
おそらくあまり意識してないはずですが、ヌアン(暖)の心に付け入る下心があります。
「俺は手紙は捨てたけど、こんな高い物はちゃんと持って来たやったんだ」とね。

1-12:
ヌアン(暖)、水を飲ませに連れてきた牛を川から連れて帰ろうとする。
そこでヤーバ(哑巴)がヌアン(暖)をおんぶし牛を引いて行く。
雨が降ってます。

まず、面倒臭いですが、下の「4-4」を参照。
二人で辛い時間を協力して過ごし、
ヌアン(暖)の心の中にヤーバ(哑巴)が入った瞬間でしょう。

1-13:
ヌアン(暖)の娘ヤーが濡れた飴の包み紙を鏡に貼る。

飴はジンハー(井河)からのお土産だから、ジンハー(井河)の代わりか象徴。
濡らしたものは水で間違いないでしょうから、過去の象徴。
鏡は自分を見つめる事ですから、反省、内省、熟慮を連想させます。
つまり、ジンハー(井河)の過去を考えてると暗示し、話はその通り進みます。

ヤーバ(哑巴)のジンハー(井河)とヌアン(暖)に関する事とそれに対する結論の導入になってます。
ヤーバ(哑巴)がジンハー(井河)の手紙を破り捨てていた事をヌアン(暖)に言っちゃいました(@_@)。
これ、絶対言ったらいけない事でしょう。

1-14:
ジンハー(井河)を見送りに行くシークウェンス。
ここでも登場人物は川沿いの道を川の流れに従い川上から川下へ進みます。

冒頭と同じです。
時間の流れに逆らわず、逆らえず、ジンハー(井河)が帰ってきた時と変わらない、
と暗示、強調してます。

1-15:
ヤーバ(哑巴)がジンハー(井河)に手話でヌアン(暖)と娘ヤーを連れて行きと伝え、
ヌアン(暖)がヤーバ(哑巴)を苦労して一緒に村へ帰ろうとする。

ところがですね、
まぁ、今来た所へ帰る訳ですから、当然川の流れとは逆に川下から川上へと進んでしまいます。
しかし、時間の流れを考えると過去へ戻る事ですから、実はこの二人、これから以降、平穏に暮らせるのでしょうか?
何かねぇ、良からぬ将来の可能性が在る事も暗示してます。
ヤーバ(哑巴)がジンハー(井河)からの手紙を破り捨てた事をヌアン(暖)は知っちゃったんですから。

1-16:
最後、川沿いの萱の原を進むジンハー(井河)。

川の流れ通り川上から川下へ進んでいます。
時間の流れに逆らわず、これまで通りの人生を歩むのは間違いありません。
それでも萱の原から抜け出るカットが無いので、悩みが無くなることはありません。
特にヌアン(暖)の娘ヤーに大きくなったら北京へ勉強しに来るんだと言っちゃってますから、
爆弾の種を蒔いちゃってますよ(笑)。

でも、村に帰ってきた時は橋を渡って来たのに、帰りに橋を渡らないのは、なぜ?
もう、忘れない。
特にヌアン(暖)の娘ヤーを。
大きくなったら北京で面倒を見る。

だろうなぁ。




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『故郷の香り』その1

★簡単な紹介

○公開
2005年1月29日

○上映時間
1時間49分

○スタッフ
原作:莫言(モォ・イエン)
脚本:秋実(チウ・シー)
演出:霍建起(フォ・ジェンチイ)
撮影:孫明(スン・ミン)
照明:哈斯(ハ・シ)
美術:崔韧(クイ・レン)
音楽:三宝(サン・バオ)
プロデューサー:李珍(リー・ジェン)

○出演
郭暁東(グオ・シャオドン)………井河(ジンハー)
李嘉(リー・ジア)…………………暖(ヌアン)
香川照之…………………………哑巴(ヤーバ)
关晓彤(グァン・シャオトン)……暖(ヌアン)の娘ヤー
葛志兴(グオ・ズーシン)…………曹(ツァオ)先生



★評

あの『山の郵便配達』の監督(霍建起(フォ・ジェンチイ))が『紅いコーリャン』の原作を書いた莫言(モォ・イエン)の短編を映画化。
オマケに音楽は『初恋のきた道』の三宝(サン・バオ)。
こりゃ観ない訳にはいかんでしょう(笑)。

原題は『暖』(ヌアン)。

それにしても、中国語を簡体字で書くには時間が掛る(笑)。


1:
これは、いいね(笑)。
切ない初恋物語。
恋なんだから、当然何でもアリで、それでも純真な心の物語。
愛情が先か、純真な心が先か、なんて事を考えさせない強力な映画。

いいと思わせるのは、やはり純真な心が画面から漂い続け、決して消えないから。

そして心の美しさを引き立てるのが、ロケ地や映像ではなく、三宝(サン・バオ)の音楽。
この作曲家、間違い無く心の中に美しいものがあります。
ロケ地は自然や農地が美しいだけでなく、建物も美しいのですが、
それを強調して撮ってません。
美しく撮ってません。
張藝謀(チャン・イーモウ)なら間違い無く美しく撮るロケ地ですが、霍建起(フォ・ジェンチイ)は張藝謀ではない(笑)。
いい悪いではなく、好みの問題です。


2:
ロケ地が江西省の貽源県と言う所だそうです。
稲作をやってる所で、見たことなくても想像出来るように日本と似てます。
雨の多さと空気の色だけでなく、土の色も日本と似ています。
建物は違いますが、田んぼと森の映るカットなんか、日本と言われてもおかしくありません。

川は日本と違い、護岸工事皆無。


3:
舞台になる家は、電灯が少ない。
実際にそうなのか、演出として都会との差を表すために減らしているのか、
この辺は不明。
どちらにしろ、家の中は昼間でも薄暗く影があちこちにあります。
日本のドラマの夜の明るさに辟易している私の様な人間にはまことに好ましい。


4:
ロケ地の村が峠を越えた所。
冒頭のシークウェンス。
九十九折れの峠道。
斜面に作られた棚田。
萱の茂み(→穂の長さから考えるとススキではないでしょう)を自転車で進む井河(=ジンハー、郭暁東(グオ・シャオドン))と曹(ツァオ)先生(葛志兴(グオ・ズーシン))。
一波乱あるゾ、と伝える演出です。

また、棚田は作るのに多くの労力が必要で、これも苦労を連想させます。


5:
ヌアン(暖)が「県の劇団じゃなく省の劇団がいい」と言います。
地方自治の区分を大まかに示すと、

日本
都道府県→市→町村
中国
省→市→県→町村

だから日本の感覚だと
(中国の)県の劇団=(日本の)市立劇団
になります。



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呉天明(ウー・ティエンミン)監督逝去

2014年3月4日(火)、『古井戸』を撮った中国の呉天明(ウー・ティエンミン)監督が心筋梗塞で亡くなりました。

参考→http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84396

西安の撮影所で第五世代の張藝謀(チャン・イーモウ)監督や陳凱歌(チェン・カイコ―)監督を育てた第四世代の監督。

古井戸』は、話が面白いだけでなく、映像が美しく、も~堪りませんワイ(笑)。
(参考、私に記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-433.html)

合掌

Requiescat in pace

みまかりし人に冥福(めいふく)あれかし




タグ 呉天明 ウー・ティエンミン 古井戸 張藝謀 チャン・イーモウ 陳凱歌 チェン・カイコ―



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『グリーン・デスティニー』

★簡単な紹介

○公開
2000年11月3日

○上映時間
2時間

○スタッフ
原作:王度廬(ワン・ドウルー)『臥虎蔵龍』
脚本:ジェームズ・シェイマス、蔡國榮(ツァイ・クォジュン)、王蕙玲(ワン・ホエリン)
演出:安李(アン・リー)
アクション指導:袁和平(ユエン・ウーピン)
撮影:鮑徳憙(ピーター・パオ)
音楽:譚盾(タン・ドゥン)、馬友友(ヨーヨー・マ)
プロデューサー:安李(アン・リー)、江志強(ビル・コン)、徐立功(シュー・リーコン)

○出演
周潤發(チョウ・ユンファ)→李慕白(リー・ムーパイ)
楊紫瓊(ミシェール・ヨー)→兪秀蓮(ユー・シューリン)
章子怡(チャン・ツィイー)→王嬌龍(イエン・シャオロン)
張震(チャン・チェン)→羅小虎(ロー・シャオフー)
鄭佩佩(チェン・ペイペイ)→碧眼狐狸(ジェイドアイ・フォックス)
郎雄(ラン・シャン)→ティエ氏
李法曽(リー・ファー・ツォン)→玉大人(ユー長官)



★評


1:
中国映画だけあり、相変わらずロケ地が多彩な事に、茫然(笑)。
砂漠だけでも4種類は有ります。
草原まで出て来るしねぇ。
終盤ムーバイ(チョウ・ユンファ)とイエン(チャン・ツィイー)が戦う竹林、
(→浙江省安吉の大竹海だとか。この映画の記念碑が有ります。 http://www.dzhcn.com/Article/sight/201009/9.htm )
シューリン(ミシェール・ヨー)が暮らす家が有る温帯照葉樹林帯(=日本みたい)。

2:
ワイアーアクションは少々ぎこちない所は有りますが、見事です。
日本なら手描きのアニメーションでしか出来ないですからねぇ…(溜息)。

夜の場面も明る過ぎず大変好ましい。
イエンとシューリンが屋根の上を飛んで行くカットではちゃんと影が瓦の上に落ち、
2人の動きに合わせるだけでなく、屋根の形に合わせ影に形も変わって行く丁寧な作り。

3:
話しがどうのこうのと言う映画ではなく、アクションとロケ地を観ていれば十分。

主演にチョウ・ユンファは最近日本では見られない端正な二枚目。




タグ チョウ・ユンファ ミシェール・ヨー チャン・ツィイー チャン・チェン チェン・ペイペイ ラン・シャン リー・ファー・ツォン



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『山の郵便配達』その2

1:
この映画が日本人に馴染みやすいのは父親が恥ずかしがり屋であり照れ屋である事。
息子に背負われて川を渡っている時に、息子を背負った昔を思い出し、その涙を息子に見せないのは、非常に日本人的。

2:
ロケ地の湖南省(フーナン)が温暖湿潤気候で日本にそっくり。
冒頭の雨に煙るカットから超日本的。
生えてる木が杉だし、竹林まで出て来るからなぁ…
おまけに山間部に広がる棚田。
でも息子が少数民族の娘と出逢う場面の水田の広がりは中国的。
それでも驚いたのは父親の回想場面で数台の自転車が水田の中を走り、画面を横切る場面。目を凝らさないと日本の田舎ですよ、この場面。

3:
山も日本的。
生えてる植物が目に馴染みがある物ばかり。
伐採した後の斜面なんか、東京近郊なら奥多摩や秩父の山みたい。

4:
もう一つ日本と似ているのは土。色が似ているので調べるとどちらの国もポドゾル性土で同じ。

5:
電線やビニールやプラスチックが画面に入らないから、時代劇のロケ地に使えますゾ。
『ラストサムライ』とか『どろろ』なんかニュージーランドじゃなくてここでロケすれば良かったのに。
ただ日本の時代劇を撮るなら茅葺き屋根初め日本家屋が無いので、これを何とか出来る予算が必要。
つまり日本資本じゃ無理って言う事。

6:
張藝謀(チャン・イーモウ)の映画とはロケ地が違うから光と空気が違って当然ですが、それでもその違いに唖然とします。
逆に日本と違い光と空気の違いを選べるので映画の内容の合わせたロケ地を選べます。
この点からも中国映画が大きく躍進しそうな可能性が有るし、ロケ地としても天候を考えなければバラエティに富み非常に魅力的であり有利。

7:
映像は湖南省(フーナン)の美しさを撮り切れてません。
張藝謀(チャン・イーモウ)だったら絶対違う映像になったはず。
湖南省(フーナン)で撮った張藝謀の映画を観てみたい。

8:
この映画も音楽が美しく、入れ方が最小限でまた非常に効果的。

9:
演技陣は画面に溶け込み馴染み文句無し。



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『山の郵便配達』その1

★簡単な紹介

〇公開
2001年4月7日

〇スタッフ
原作:彭見明(ポン・ヂェンミン)
脚本:思蕪(ス・ウ)
演出:霍建起(フォ・ジェンチイ)
撮影:ジャオ・レイ
音楽:王暁鋒(ワン・シャオフォン)

〇出演者
トン・ルゥジュン→父親
リィウ・イェ→息子
趙秀麗(ジャオ・シィウリ)→母親
ゴォン・イエハン→五婆さん
陳好(チェン・パオ)→ドン族の娘

★評

1:
東京だと神保町の岩波ホールで長いことやっていたあの中国映画。

2:
いい映画であります。

父親と息子を通して描いた、世界中どこにでもありそうな極普通の家庭と仕事の話。
霍健起(フォ・ジェンチイ)監督がインタビューて言ってる通りどこの国、どこの民族でも受け入れられる話。

3:
ロードムービーというジャンルが有りますが、この映画は正に“trail movie”です。
主人公の父親と息子二人が辿る道は建設された道路と言う程の物ではなく、地元の人々が踏み分けて出来た跡(=“trail”)。
これがハッキリ分かるのが息子が父親を背負って川を渡る場面。
川へ入るのに使われてる倒木。その倒木の上が踏まれて平らになり踏み跡になってます。
そして二人が辿るのは
3-1:
父親の仕事である郵便配達。
人々のためになり、人々の人生に関わり、少々の危険を冒してもするべき事であり、責任を持ってすべき事であり、誇りを持って出来る事。
3-2:
そして父親の仕事を辿って分かる父親の家族への思い。
3-3:
父親は郵便袋と言う他人に対する責任が無くなって初めて自分の家族への思いを巡らせられます。

4:
そう、父親と息子が辿った踏み跡の様な道は特別な道ではなく、今迄に多くの家族や人々が踏み分け平らになった道。
表す事はどこにでもありそうな人生という道。それも建設機器を使ったりしない地道な生き方が残した踏み分け道。
歩くという人間の普通の行為で残された道ですから、コマツやキャタピラーの土木機器が有ろうが無かろうが関係無く作れる世界共通の道、人間に共通する人生。

5:
崖をよじ登る時の落石が表す人生での危機。
その崖をよじ登る時に投げてもらったロープ。些細な親切が意外に重要だと暗示してます。

6:
息子が飛ばした紙飛行機、紙飛行機が表す結婚。
どこへ行くか分からず、いつまで飛ぶか分からないけど飛ばすにはいられない紙飛行機。
嫁のために正しい事をしたかと父親。恋心を抱いた娘に正しい事を出来るかと息子。

7:
五婆さんへの孫からの何も書いてない手紙を読む父親。
いい場面ですが、ここは明らかに息子が父親を背負って川を渡る場面への前振り。
(→おそらく息子は父親の他人に対する思いやりを初めて目にしちょっと見直したはず)
川を渡っている時に父親が昔を思い出し涙ぐむ場面も音楽と共に凄くいい。
それでも川を渡り対岸で暖を取る迄が更に素晴らしい。
息子は郵便袋だけでなく父親を背負って川を渡ります。表す事は人生初の難事。流れに足を掬われることなく渡り切ります。
渡り切り暖を取り煙管を分け合いながら話すのは互いの胸の内。
最も素晴らしいのは二人の後で回る三台の水車。同じ流れに回る三台の水車。
間違いなく郵便配達家族三人を表し、父親と息子の心が分かり合えた事を強調しています。

息子:「父さん、もう行かなきゃ」
父親:「次男坊、聞いたか?あいつ、初めて父さんって呼んだよ」

これを強調する三台の水車。
ロケ地の素晴らしさにこの場面では唖然としました

この場面に続くのがウンカが黄金の様に輝き水田の中を歩く二人。

素晴らしい。



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『北京ヴァイオリン』

★簡単な紹介

〇公開
2003年4月26日

〇スタッフ
脚本:陳凱歌(チェン・カイコー)、薛暁路(シュエ・シャオルー)
演出:陳凱歌(チェン・カイコー
撮影:金炯求(キム・ヒョング)
音楽:趙麟(チャオ・リン)
プロデューサー:陳紅(チェン・ホン)、李住益(イ・ジュイック)

〇出演者
唐韻(タン・ユン)→チュン
劉佩奇(リウ・ペイチー)→父リウ・チュン
陳紅(チェン・ホン)→リリ
王志文(ワン・チーウェン)→チアン先生
陳凱歌(チェン・カイコー)→ユイ教授
季伝韻(リー・チュアンユン)→タン・ロン(ユイ教授の弟子)

★評

1:
監督のチェン・カイコー(陳凱歌)と言えば25年程前に観た『黄色い大地』以来。

2:
「金が物を言う」脚本が現実的で宜しい。
金や人気が実力を圧倒するクラシック音楽界。
音大(?)の先生も権謀術数(という程大袈裟ではないけど)を使ってるらしい。
主人公のライバルは手段を選びません。
貧富の差がかなり大きいですが、悲惨さを強調しないのが良い。

3:
主人公チュンが思春期真っ只中で「おっぱい中学生」なのが好ましい。
演じたのは音大(?)生のタン・ユン(唐韻)。音大(?)生だけありヴァイオリンの弾き方は私の様な素人の目には問題無し。

4:
チュンの父親リウ・チェンを演じたのはリウ・ペイチー(劉佩奇)。
チュンがヴァイオリンを売ったのを知った時の怒り方の演出とリウ・ペイチーの演技、両方良い。
4-1:
リウ・ペイチーの怒り方が日本人と違い仰々しくありません。
、と言うかリウ・ペイチーの演技を観て日本の役者の怒り方が仰々しいのが分かりました。
4-2:
なぜリウ・チェンがあれ程怒るのか、その理由は最後まで観れば分かります。

5:
DVDの解説には
「無償の愛を注ぐ父親」
と仰々しく書いてありますが、親が子供のためにやる普通の事です。

6:
最後の場面は盛り上がりますが、ヴァイオリンだから出来る事でピアノでは無理(笑)。
6-1:
チェン・カイコーが「主役」をヴァイオリンにしたのはこの場面を撮りたかったからだと思います。
6-2:
大変力強い、訴える力の強い場面です。
台詞を使わず映像と音楽だけで表現しています。
6-3:
親の子への思い、子の親への思い、人間の優しさ、音楽の力、音楽で見えないものを表現する音楽家、
つまりチアン先生とユイ教授が言った、チュンの「心がある音楽」がこの場面です。
6-4:
『スウィングガールズ』の音楽映画としての出来悪さを証明する映画がもう一本増えました。

7:
ユイ教授の弟子は、やや、辻井伸行!ん?あの人はピアノだった(笑)。ま、素人目にはそれ位似てます。
演じたのはリー・チュアンユン(李伝韻)、主人公他の代わりにヴァイオリンを弾いていたのもこの方。そういう人に金のために演奏するな、なんて映画の中で言うチェン・カイコーは中々お茶目であります(^_^)v。
チェン・カイコーはユイ教授も演じ、見た目は完全に普通のオッサン。特典映像のインタビューを観ると英語が巧い。強勢がハッキリしているし、“you know”をよく使うとこなんか中々です。
奥さんのチェン・ホンはリリを演じ、美人であります。

8:
私が好きなバッハのヴァイオリン曲は無し。残念(涙)。
ただ特典映像の撮影風景を観ると、バッハ(多分)の曲を聞いてます。

9:
北京の裏街は相変わらず埃っぽいなぁ。



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プロフィール

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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