『千と千尋の神隠し』

○放送
2017年1月20日(金)
NTV系
午後9:00~11:34


★評


1:
全編を通しで観たのは初めて。

まぁ、面白い。


2:
監督と脚本が宮崎駿
『紅の豚』を初め、飛行機好きなのが分かります。
だから、垂直の構図が多い。
好きなだけあり、垂直の構図のカットは視線を捉えるものが多い。
『ルパン三世 カリオストロの城』でルパンがカリオストロ城の屋根を駆け下りるシークウェンスなんかが好例。
この映画だと、主な舞台となる「油屋」の建物。
地上4階建て位なのに、エラく上下を強調した構図にしています。
アニメイションと言う平面的な映像に立体的な動きを与えています。


2:
ところが、前後の動き(奥から手前、手前から奥)になると、途端に映像の力が弱まります。
映像に奥行き感が無い、もしくは弱い。
物や人を前後に動かそうとすると、正確で滑らかな縮小と拡大が必要で、それが簡単な事ではないから、
確かに動きがギクシャクし映像の力が弱まるのは仕方ありません。
手描きアニメイションの欠点と言っていいでしょう。
だからと言って何も工夫しければ、進歩はしません。
日本の映画興行収入歴代第一位を上げながらも、これじゃなぁ…

また、
動きだけでなく、背景の絵でも弱い。
例えば、千がハクに両親がいる豚小屋に連れて行かれ、そこから逃げるように去るシークウェンス。
その時の背景のサヤインゲンの植え込み、これに奥行き感が全く無い。
アニメイションではありませんが、長谷川等伯の『松林図屏風』、『竹鶴図屏風』なんかを見ると比べずにはおれんのです。


3:
絵画好きなんで、偉大な絵画と比べると、映像が見劣りしてしょうがない。
宮崎駿が工夫してるし、頑張ってるのは分かるんですが、映像表現としては限界を越えていません。






タグ 宮崎駿





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

テーマ : スタジオジブリ
ジャンル : 映画

『八甲田山 完全版』

★簡単な紹介

○公開
1977年6月18日

○上映時間
2時間49分

○スタッフ
原作:新田次郎
脚本:橋本忍
演出:森谷司郎
撮影:木村大作
照明:大沢輝男(ロケーション)、高島利雄(セット)
音楽:芥川也寸志
プロデューサー:橋本忍、野村芳太郎、田中友幸

○出演
高倉健……………徳島大尉、弘前歩兵第三十一聯隊、第一大隊第二中隊長
前田吟……………斉藤伍長、弘前歩兵第三十一聯隊、雪中行軍隊員

石井明人…………徳島大尉の少年時代

三國連太郎………山田少佐、青森歩兵第五聯隊、第二大隊長
北大路欣也………神田大尉、青森歩兵第五聯隊、第二大隊第五中隊長
加山雄三…………倉田大尉、青森歩兵第五聯隊、第二大隊本部
緒形拳……………村山伍長、青森歩兵第五聯隊、雪中行軍隊第五中隊
下條アトム………平山一等卒、青森第歩兵五聯隊、雪中行軍隊員
佐久間宏則………長谷部一等卒、青森歩兵第五聯隊、神田大尉従卒、斉藤伍長の弟、雪中行軍隊員
新克利……………江藤伍長、青森歩兵第五聯隊、雪中行軍隊員
森田健作…………三上少尉、青森歩兵第五聯隊、遭難救助隊帳

加藤嘉……………作右衛門、田茂木野村
秋吉久美子………滝口さわ、案内人
山谷初男…………沢中吉平、案内人、熊ノ沢部落




★評


DVDのブックレット内の鈴木伸夫氏(青森放送)のエッセイによると、TV放送は、
第一回目:1979年4月27日、フジTV系
第二回目:1982年10月6日、NTV系水曜ロードショー

ヴィデオを借りた記憶が無いので、おそらく両方を観ています。
雪山の場面は全てロケだったのでまた観たいとかなり昔から思い、
最近、『あゝ野麦峠』も観て再び観たくなり、
Bookoffのポイントがかなり溜まっていたのでポイントで買い観ました。
2000年に出たトールケースではなくCDケースと同じ大きさの物。

Amazonのレビューを見ると日本映画らしく、デジタルリマスターとは思えない映像の汚さなので、
BDは手に入れる気にはならず、DVDにしました。


1:
音楽

まず、久し振りに観て気になるのが、
音楽の下手さ加減(溜息)。
この点、非常に日本的。
音楽の使い方のまずさに相変わらずのウンザリ(溜息)。
他でも書きましたが、ドラマや映画は無声映画から始まったのですから、
音楽は無用、不要。
音楽はいらないものなんです。
役者の演技と監督の映像表現で作る物なんです。

そしてこの映画、
冒頭からなんでこんなに大仰なんだろう?
悲劇の映画ですが、だからと言って悲劇的な音楽を入れる必要は皆無。
音楽で悲劇を強調、補強する必要皆無。


2:
映像

2-1:
次に気になるのが、映像の汚さ(溜息)。
冒頭に流れるのが、十和田湖の錦秋のはずが、
何なんでしょ、この汚い山並み(溜息)。
紅葉が茶葉になってる(溜息)。

DVDの鈴木伸夫氏(青森放送)のエッセイによると、製作から15年後、1992年第一回あおもり映画祭で上映された時、
既に退色し十和田湖の紅葉が枯れた色になっていたそうです。
4kスキャニングHDリマスターに時代になりつつあるのに、このダメさ具合(溜息)。
もっともこのDVDが出たのが2000年で最新のBD版が出たのが2015年。
この映画と同じく橋本プロの『砂の器 デジタルリマスター2005』のDVDも同じ程度の改修、改善具合だったから
期待してはいかんのでしょう。

それでもね、

>『砂の器』の冬と春の親子の旅の撮影が終わった、昭和49年(1974年)5月に本格的な『八甲田山』のロケハンを行った。
当初、橋本(忍、脚本家)は、東京近郊の長野県か群馬県のスキー場の裏側でも撮影が出来ると考えていたが、青森隊と弘前隊が実際に雪中行軍したコースを踏破した結果、
「ロケーションが主のこの映画は空気まで写る。つまり、フィルムには空気が写る。ここ以外で撮れば『八甲田山』ではなくなる。何年かけてもここで撮るしかない」といい、
野村(芳太郎プロデューサー)も森谷(司郎監督)も異議なく賛成し、日本映画では初めて3年の歳月をかける『八甲田山』の製作が決定してのである。
(DVDの同封ブックレットP.5から)

八甲田山系の空気を観てみたいんですが、現状では不可能の様です。
いずれBDを手に入れどう映っているか、観ないかんですな。

、と思っていたら、
2017年1月4日(水)、午後3:45、NHK総合、
『15分でにっぽん百名山「八甲田山」』を再放送。
酸ヶ湯温泉→仙人岱(湿原)→大岳(1585m、八甲田山の最高峰)→上毛無岱(湿原)→下毛無岱(湿原)
のコース。
こいつはツイテいると観たら、去年2016年10月上旬の撮影で、紅葉、黄葉、橙葉が、何と、色が悪い(@_@)。
全体にくすみ、紅葉は茶色っぽい(溜息)。
おそらく、2016年夏の高温が秋まで続いたため。
これでは、『八甲田山<完全版>』の色の悪さの文句を言えん(涙)、(笑)。

再びそれでもね(笑)、

満開のレンゲツツジが群生しているカット、
ここで汚さがバレる(笑)。

2-2:
雪山の映像は、大した画質ではなくても、やはり日本映画史上に残る質であり、臨場感、迫力があります。
吹雪のカットは全て本物。
送風機を八甲田の山奥へ持っていけるはずもありませんから風待ちで4~5時間は当たり前だったとか。

雪の厳しさと比較するために、青森の春夏秋のカットが入りますが、
リマスターで十分に修復されていないため、ボヤけ不鮮明な映像なので効果が非常に低い。
本来は鮮烈な対比になるはずですが、単なる挿入カットにすぎません。
40年前の初演時の状態が分からないのですが、初演時のフィルムでは森谷司郎監督と橋本忍脚本家の意図通りに映像になっていたのでしょうか?


3:
演出

3-1:
暗い場面や状況で人の顔が見えないとか、Amazonのレビューにあります。
確かにリマスターを十分にやらず修復出来てないカットもあるでしょうが、
行軍中の兵士の顔の黒さは垢や埃の汚れ、凍傷による黒ずみの演出の方が大きいでしょう。
でも、実際にはそうではなく、雪中行軍隊員の顔も極寒に曝され実際に赤黒くなった様です。

DVDのブックレットによると、顔ではありませんが体についてどうなるか、書いてあります。

>緊張した中で本番がスタートした。
絶叫しながら着ている衣服をはぎ取って行くと寒風を受け皮膚が一瞬赤くなったが、みるみるうちにどす黒く変化した。
雪に埋もれて再び顔を上げた原田(君事)の顔は、とても人間とは思えなかった。
(DVDの同封ブックレットP.14から)
(原田君事(=はらだくんじ)のサイト→http://www3.point.ne.jp/kunji1942/)

3-2:
1902年(明治35年)1月23日、
青森第五聯隊(北大路欣也演じる神田大尉、三國連太郎演じる山田少佐がいる遭難する方)にとっての初日、
青森第五聯隊が馬立場に小峠から吹雪の中、何とか到着。
そこで村山伍長(緒形拳)が満開のレンゲツツジの群生を思い出します。

このレンゲツツジ、実は有毒。
北海道から九州まで全国に分布しますが、牧草地の様な草原などの生育し、馬は食べないそうです。
このため「ウマツツジ」の別名もあり。
蜜も有毒で養蜂業者もレンゲツツジの開花期には避けるそうです。

脚本の橋本忍、演出の森谷司郎、この事実を知っていたのでしょうか?
そうだとすると、明らかに八甲田山と雪中行軍の危険を暗示する演出でもあります。
オマケに村山伍長は「六月に来た時には夢の中の様だった」なんて事まで言い、とんでもない夢を暗示しています。
レンゲツツジの毒性を思えば、麻薬の夢を暗示させ、文字通りの「死へと導く夢」です。


3-3:
1902年(明治35年)1月24日、
青森第五聯隊にとっての二日目。
指揮官達は振り返りません。
また駒込川支流の崖を登らねばならない時、ロープを使わず一人づつ登ります。

弘前第三十一聯隊は滝口さわ(秋吉久美子)を案内人にします。
冬山に慣れている滝口さわは遅れがちな第三十一聯隊を頻繁に振り返ります。
先頭に立つ徳島大尉(高倉健)も同様に何回も振り返ります。
更に犬吠峠を登る時は麻縄で一人づつ結びます。

部下に注意を払う余裕が有るか、無いか、
団結力が有るか、無いか、
の違いを表してますね。

また、青森第五聯隊が田代行きから馬立場へ変更後、鳴沢の崖を登るシークウェンス。
本当に氷結した崖を登り、滑り落ちてます。
スタントがやってるのは間違いありませんが、八甲田の山の中でのロケ。
よく誰も怪我しなかったもんです。
中々迫力のあるシークウェンスなんですが、新田次郎の原作でも鳴沢の崖を登りますが、
滑落の描写はありません。

3-4:
1902年(明治35年)1月25日、
青森第五聯隊にとっての三日目。
北海道石狩国上川郡旭川町(現、旭川市)で観測史上最低気温-41.0℃を記録。
2016年現在、この最低気温は更新されていません。


弘前歩兵第三十一聯隊、三本木にて。
最初のシークウェンス。
藁沓の束と乾燥唐辛子の束を手に手に宿へ帰る兵士4人。
徳島大尉の用意周到さを示すシークウェンスですが、
67名にまで減った当日の青森第五聯隊の彷徨との差が大きく我ら観客には意外にも衝撃が大きい。
特に乾燥唐辛子の束の赤、これが効果的。
それでも、これが4KスキャニングフルHDなら、もっと鮮やかな色になっていたんですが…

3-5:
1902年(明治35年)1月26日、
青森第五聯隊にとっての四日目。

倉田大尉(加山雄三)と山田少佐(三國連太郎)の集団は駒込川峡谷沿いに前進。
神田大尉(北大路欣也)は江藤伍長(新克利)との二人になります。

この別れ方がよく分かりません。
映画の編集だと、先頭を行く神田大尉に倉田大尉以下が付いて行けず道に迷った様にも捉えられます。
ただ神田大尉は「倉田大尉以下は駒込川の峡谷だ」と言います。
神田大尉と倉田大尉はどうするか話し合ったのか?
それとも気が付けば離れ離れになり、話し合ったつもりになったのか?
疲労、寒さ、空腹感、体力消耗で前後不覚になったか?

そこで原作を確認すると、
P.205
>嚮導(きょうどう)将校として先頭を歩いて行くのが倉田大尉なのか神田大尉なのかも分からなかった。
彼等はだだどちらかに従ついて行くだけであった。倉田大尉のグループは駒込川の峡谷の方へ降りて行った。
(中略)
神田大尉は自信を持って進んだ。空が晴れたときに方向をチェックしていたから、このまま進めば必ず大峠に出、
やがて田茂木野に達することができるに違いないと思っていた。

そう、考えられる状態ではなく本能的、感覚的になっていたからこの分かりにくい演出でいいんです。

新克利演じる江藤伍長は、この雪中行軍の数少ない生存者の一人、後藤房之助伍長をモデルにしています。
在命中の1906年7月23日、二日目と三日目の露営地の間に銅像が建てられ、1999年には青森市有形文化財として登録されました。
劇中では最期、現在(1977年)の村山元伍長(緒形拳)が訪ねるカットがあります。

3-6:
1902年(明治35年)1月27日、
青森第五聯隊にとっての五日目。

江藤伍長が三上少尉(森田健作)率いる救助隊に発見される日。

弘前第三十一聯隊が劇中、雪崩に遭いますが、原作ではありません。
実際に雪崩を起こして撮影したそうですが、悪くはありません。
大したことない音のせいかもしれませんが、良いと言う程の迫力もありません。
この辺が日本映画界の限界なんでしょう。

3-7:
1902年(明治35年)1月28日、
青森第五聯隊にとっての六日目。

徳島大尉(高倉健)が自決したと思われる神田大尉(北大路欣也)を発見します。
これは映画だけの演出で、原作にもありません。

3-8:
映画、原作共に山田少佐(三國連太郎)が拳銃自殺したことになっています。
実際には違うと断定して良さそうです。
演出です。

色々言われてる様ですが、少なくとも拳銃自殺は出来なかった。
『八甲田雪中行軍遭難事件の謎は解明されたか』を書いた麻酔医の松木明知医師が衛生面からこの件を調べ論文を書いています。
それがネット上に公開され読むことが可能です。
(→http://jsmh.umin.jp/journal/54-3/215.pdf)
結論として拳銃自殺を否定し、陸軍が死因を偽装したと強く示唆されるとまとめています。
この論文には江藤伍長のモデルの後藤房之助伍長、山田少佐のモデルの山口鋠少佐が救助された時の状態も書かれています。
原作と映画に描かれているの様な生易しいものではありません。


4:
役者

高倉健演じる徳島大尉の少年時代を演じた石井明人、一重の目が高倉健に似ていて、
日本映画にしては合格の配役。
ただ、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』でのロバート・デ・ニーロの様にハリウッド映画だと、
もっと似ている子役を見つけ出してくる。

滝口さわ案内人を演じる秋吉久美子は記憶通りの美貌。
特に、
案内が終わり、弘前連隊の一行から敬礼を受けるシークウェンスで振り返るカットでの美しさは記憶通り(^.^)。
(→心温まる良いシークウェンスなんですが、新田次郎の原作では違い、隊列の後の追いやり五十銭銀貨を渡し、敬礼は無し)


5:
色々

5-1:
>「今、八甲田山を作るとすると、直接製作費が3年で約20億…いや、それでも無理、金をかけるだけでは出来ない」
(DVDの同封ブックレットP.16から)

40年後の現在2017年だと、ドローンがありフルHDのGoProで空撮が以前より簡単に出来るので、この点ではより良い物が作れます。

5-2:
DVDの同封ブックレットは中々面白い。

5-2-1:
ただ、両聯隊の経路、遭難者の図が同封のブックレットに無いのが玉に瑕。
新田次郎の原作、新潮文庫版に両方が有るのでそちらをどうぞ。

遭難者の図の方は青森歩兵第五聯隊が事件半年後に出した『遭難始末』から作ったのは間違い無く、
元の図版は帝京大学の学内誌に発表された論文に引用があります。
元の図版には亡くなった9名の将校の名前と発見された場所、捜索のベースキャンプである哨所が入っています。
これもネット上に公開され誰でも閲覧可能です。
(→https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kyoiku-38-05.pdf)

5-2-2:
さて、この遭難の最初の本(?)である遭難報告書の『遭難始末』、国立国会図書館に当然の様に所蔵され、
ネット上に公開され、これも誰でも閲覧出来ます。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/844357

便利な世の中になったもんだねぇ(笑)。
遭難者の図もありますが、帝京大の論文の方が見やすいですね。

5-2-3:
もう一つ不足しているのは、上にも書いた日本で最低気温を記録した日。
遭難事件が発生した1902年(明治37年)1月23日から1月27日の内、
1月25日に北海道石狩国上川郡旭川町(現、旭川市)で観測史上最低気温-41.0℃を記録。
(
→公式記録、非公式だと-45.0℃を1953年1月3日、北海道天塩国上川郡風連町(現、名寄市)で記録)
DVDとブックレットに加えるべきです。

新田次郎の原作では、終章(新潮文庫ではpp.289~290)に書かれています。

異常寒冷現象は第五聯隊雪中行軍隊が出発した一月二十三日の午後からその徴候を現わし始めた。
北海道に根を据えた高気圧は頑として移動せず、その勢力は東北地方の北部に及んだ。
高気圧に停滞に伴う輻射冷却によって急速な気温低下が起こり、二十五日には北海道旭川においては零下四十一度という、日本における最低気温記録を出した。
この最低気温の記録は現在に於ても依然として破られずにいる。
当時、北海道から東北地方北部にかけての酷寒気団がいかに優勢なものであるかを窺知することができる。
雪中行軍隊は、たまたまこの頃近くを通過した低気圧による暴風雪とその後に襲って来た寒気団に打ちのめされたのであった。


こんな日に大した装備も知識も技術も経験も無いのに行ったんだから、史上最悪の山岳遭難になるはずダワイ(溜息)。

5-3:
原作者の新田次郎はこの小説以前にも青森歩兵第五聯隊の雪中行軍遭難の小説を書いています。
小説と言っても短編で、題名が、
『八甲田山』
新潮文庫の『強力伝・孤島』に入っています。
初出は『吹雪の幻影』の題名で、1955年(昭和30年)9月、朋文堂刊、『強力伝』に収録。
『八甲田山死の彷徨』が1971年(昭和46年)に書き下ろしで新潮社から出たから、
16年も前から書いていた(@_@)。

5-4:
弘前歩兵第三十一聯隊の当時の写真が学習院大学の図書館に5枚ですが、残っています。
(写真を紹介したブログ→http://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2011-02-28)
(『写真集 明治の記憶 学習院大学所蔵写真』の版元吉川弘文館のHP→http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b33149.html)
カメラと写真が殆ど無かった頃ですから、非常に貴重な写真です。

5-5:
記憶に残ってる場面があり、それを今回確認したかったんです。
どういう場面かと言うと、

青森歩兵第五聯隊が露営中、おそらく二日目か三日目の事。
時刻は夜。
二人の兵卒が部隊から離れたか落伍し、さ迷い、崖か斜面を登っている途中で力尽き動かなくなる。
そしてカメラが上に動くと二人の兵卒の少し上に稜線。
更にカメラが上に動くと反対側、下った所に人家らしき建物、窓から明かりがこぼれている。

もう少しで助かったのに…、とかなり衝撃的であり印象的でした。
今回観るとそんな場面は無し、観落としてるかともう一回観ても無し。
人生後半に入り何年も経ってるヲヤヂの私CYPRESSですから、記憶の混乱が起こってる可能性は低くありません。
そこで、ネットで調べると、1978年の4月から5月に全6回の連ドラが作られTBSで放送されています。
「八甲田山雪中行軍遭難事件サイト」という所があり、その中にこのテレビドラマのページがあります。
そして聞き起こした脚本まで在ります(@_@)。
(→http://www.h7.dion.ne.jp/~wakana-s/whiteout_tbsdrama.html)  
早速読んでみると、無い(涙)。
第三話、第四話の分が無いのでひょっとするとどちらかにあるかもしれません。







タグ 新田次郎 高倉健 北大路欣也 前田吟 三國連太郎 森田健作 新克利 緒形拳 秋吉久美子








★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『映画 ビリギャル』

○放送
2016年12月26日(月)
午後9:00~午後11:15
TBS系


★評


1:
学力学年最下位の生徒が奮闘し、慶應義塾大学に合格する物語。
まぁ、『トップ・ガン』と同じ単なる通過儀礼の物語です。
つまらん。
こんな話が面白いと思う人が多いんだ。


2:
相変わらず大学入学がゴールだと思ってる人が多いんでしょう。
実際には大学に入学するのが、漸くスタート地点に立っただけです。
本当の勉強は大学に入ってから始まるんですが、そこで終わりだと思ってる人が多過ぎます。
この辺の事は働いている人ならよく分かると思います。

受験の為に犠牲にしていた読書を再開、または開始し、多読を続ける、
のが本来の大学生活。

だけどねぇ、団塊の世代から大学生がマンガを読み始め読書の時間が大幅に減り、
さらに、テレビ、ヴィデオゲーム、スマホと娯楽が増え、完全に読書の時間が無くなりました。


3:
まぁ、お話の方は予想通りの退屈さでしたが、
主役の工藤さやかを演じた有村架純が可愛いのも事実。
さやかの担任西村隆を演じた安田顕の憎々しさは中々のものでした。





タグ ビリギャル 有村架純 安田顕





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『あゝ野麦峠』

★簡単な紹介

○公開
1979年6月9日

○上映時間
2時間34分

○スタッフ
企画:山岸豊吉
原作:山本茂美
脚本:服部佳
演出:山本薩夫
撮影:小林節雄
照明:下村一夫
美術:間野重雄
音楽:佐藤勝

特殊機械:河原忠敬
方言指導:水梨民子、吉原正皓
ナレーター:鈴木瑞穂

プロデューサー:持丸寛二、伊藤武郎、宮古とく子

○出演
大竹しのぶ…………政井みね、百円工女
地井武男……………政井辰次郎
西村晃………………政井友二郎
野村昭子……………政井もと
渡辺由光……………政井菊五郎

原田美枝子…………篠田ゆき、優等工女
友里千賀子…………三島はな

小手川祐子…………庄司きく
福原秀雄……………きくの父親

浅野亜子……………平井とき、太目、不器用

三國連太郎…………足立藤吉、山安足立組社長、養子
斉藤美和……………足立とみ、藤吉の妻
森次晃嗣……………足立春夫、藤吉の息子
赤塚真人……………川瀬音松
小松方正……………金山徳太郎
長浜藤夫……………山安足立組の守衛
山本亘………………野中新吉、山安足立組の帳簿係
三上真一郎…………黒木権三、山安足立組の検番


江幡高志……………丸正の検番

平田昭彦……………伏見宮殿下
三条泰子……………伏見宮妃殿下

岡本茉利……………久保えい
黒川明子……………杉山みつ
志方亜紀子…………荒井たみ
今村文美……………山村さわ
中原早苗……………石部いわ
津田京子……………木谷やえ
采野圭子……………井上まさ
石井くに子…………松本さだ、敵役、山安足立組寄り密告者


北林谷栄……………お助け茶屋の鬼婆さ




★評

かなり前に「新版『あゝ野麦峠』」を買い、最近読み始め、
映画の方も久し振りに観たくなり調べると、
1980年4月9日(水)にNTV系の「水曜特別ロードショー」で放送されたとか。
これを観ましたナ。
更に調べると、テープで市販された事無し(@_@)。
オマケにDVDで2014年4月16日に発売されるまで、ヴィデオグラム化無し(@_@)。

どうりでレンタル屋さんで借りて観た記憶がないはずダワ。
Amazonとかの有料、無料配信も無いんで、買っちまったゼ。

ところで、
野麦峠と言えば、この映画が公開された1979年に自転車で越えたなぁ…(遠い目)
ツーリングで新宿から国道20号線を進み、塩尻まで行き、国道19号線へ入り木曽福島へ。
そこから国道361号線(木曽街道)へ入り開田高原、長峰峠を経由して高山。
高山から安房峠を越えて上高地へ行くはずが、安房峠が土砂崩れで通行止め。
仕方が無いんで野麦峠経由で上高地へと向かいました。
安房峠、1790m。
野麦峠、1672m。
標高を見ると野麦峠の方が低いんですが、確か1979年は野麦峠は峠付近を初め舗装されてなかったので、
安房峠を選んだと思います。
上高地からは野麦街道(国道158号線)へ下り、松本へ行きました。
考えてみると、飛彈の糸ひき工女達と同じ道を、自転車とは言え、同じく二本足で辿ったんですなぁ…(またしても、遠い目)
あ~、勿論、夏ですよ、あんな積雪がある所、自転車で通れるはずありません(笑)。


36年振りに観ると…


1:
映画では野麦峠で撮影もしてるんですが、全く覚えてない(笑)。
自分じゃ写真も一枚も撮ってなし(笑)。
オマケに越えた日は雨だったから、覚えてなくて当然か(笑)。
晴れていると北に乗鞍岳、南に御嶽山の絶景の素晴らしい所らしいけど、
雨で何にも見えず、これも雪の日を越えた糸ひき工女達と同じ。
峠の「お助け茶屋」らしき所で工女達と同じく休憩し、何か食べ飲んでるんですが、これも記憶も記録も無し。


2:
脚本は原作を巧くまとめてあり、2時間半の上映時間中、中弛み無し。
大竹しのぶ演じる政井みねを初め登場人物に感情移入しやすい。
全体の出来はとてもいい。

但し、
原作の半分、つまり、工女の悲劇の部分しか描いてません。
検番や男工等の男衆、工場主や社長の悲劇を描いていません。
男達が女工を酷使し搾取して贅沢をしていた訳ではありません。
また、女工の仕事確かに過酷でしたが、山本茂美が取材した580名の元工女のお婆によると、

実家の農業より苦しいが3%
普通が70%
楽が22%

賃金では、
他より低いが0%
普通が30%
高いが70%

食事では、
マズイが0%
普通が10%
美味いが90%

病気に関しては
冷遇が40%
普通が50%
厚遇が10%

(『新版 あゝ野麦峠』p.337 飛彈の糸ひき後日調査 から)

長時間労働は農業と変わらず、賃金は遙かに良く、食事も白米を食べられ良かった。
病気に関してもペニシリンやストレプトマイシンを初め抗生物質が実用化されるのは1942年以降なので、
金が有ろうが無かろうが関係なかったんです。
政井みねが結核で倒れ隔離されるのも、製糸工場だけではなく、農家でも同様にされていたでしょう。

2-1:
冬山のロケ地は雪不足のため、何と、北海道富良野の十勝岳まで行ったとか。
吹雪の野麦峠のシークウェンスを初め、雪山を工女達100人以上が進むカットは中々の出来。
当時に実際もこうだったんでしょう。
ただ、夜間の松明を持って進むカットは松明が多過ぎ。
原作によると3~5人に付き一本だったそうです。

製糸工場内のセットも見事。
特に糸枠に巻き取ってある絹糸は色艶から本物の絹糸に間違い無し。

2-2:
ただ、気になるのは、

音楽がうるさい。
全体に大袈裟で、余りに感情的。
古臭い演出法になってます。
特に冒頭の音楽は大袈裟で悲劇を煽り過ぎ。

当時の「諏訪千本煙突」は現在全く残っていないので、
製糸工場群を遠景で撮るにはミニチュアセット意外に当時は無し。
で、このミニチュアが、ショボイ(溜息)。
天竜川の水力を繰糸機械に利用していたので、天竜川沿いの設定なんですが、
この水の表現がダメ。
重量感が全く無い(溜息)。
また、煙突から流れる煙も軽過ぎて、素早く動き過ぎ(溜息)。

音声に関しては、工場内の板床(→「フローリング」なんてお上品な物ではありません(笑))の上を走る時の音が、
モノラルなのでイマイチ。
また機械の騒音も大人し過ぎるし、そのために臨場感がありません。
そう思うのも最近の記録容量が増えたDVDやBD、地デジを見ているから。
それでもね、工女達が走り回る時の床の立てる音、5.1chで聞きたいよねぇ。


3:
役者、
これは、断トツに大竹しのぶ
素晴らしい。
12歳から20歳までを演じてるんですが、
最初の新工(=しんこ、新人の女工)では、どう見ても少女(@_@)。
場面と共に時間も進み、大人の女の顔に変わって行っている(@_@)。
1957年生まれだから撮影当時は21歳。
現在の20歳前後で12歳を演じられる女優、男優はいるでしょうか?

篠田ゆきを演じた原田美枝子には、驚いた。
最近はキレイなオバサンなんだけど、この頃は『北の国から』の涼子先生初め、
エラく色っぽい、艶っぽい。
この映画だと山安足立組の若社長足立春夫(森次晃嗣)を誘う時の両目の表情なんか、たまらん(笑)。
嵌ってるなぁ。
『リップスティック』の池脇千鶴、『世界の中心で、愛をさけぶ』の綾瀬はるか、と同じく嵌ってるとしか思えん好演。
男優と違い、女優は役に嵌る事があるね、特に若い頃は。


4:
このDVDで秀逸なのは特典の静止画に収録されたパンフレットとチラシ。
文章を大きく写し、全て読めます(^.^)。
これは大歓迎(^.^)。






タグ 大竹しのぶ 原田美枝子 山本茂美 野麦峠 森次晃嗣 地井武男 三國連太郎






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『ルパン三世』2014年実写版

○放送
2016年1月11日(月)
午後9:00~10:54
TBS系

★評


1:
主要五人は、とりあえずアニメの登場人物と同等の魅力があり、なんとか合格、ギリギリ合格ライン。

ルパン三世小栗旬、次元大介の玉山鉄二はいい。

小栗旬ルパン三世はこの映画を観ると、直ぐに他の男優を思いつかず、合格以上。
アニメでお馴染みの軽さがあり、これが出来ているから文句無し。
もう少し笑いが出来る様になれば最高。
次回作があれば、どうなるか楽しみ。

大正解は次元大介を演じた玉山鉄二
アニメでは完全にルパンに喰われてますが、この映画ではルパンから少々距離を置ける「強さ」があり、
新たな次元像を作り、非常に魅力的。
玉山鉄二の悪の魅力が大変巧く活かされています。

五ェ門を演じた綾野剛は、イマイチ線が細い。
強そうに見える必要は無いんですが、強さ、隙の無さ、鋭い切れ味、こういう雰囲気が無いのが痛い。
少なくとも禁欲的な雰囲気が無いと剣豪としては辛い。
剣豪と言って直ぐに思い出すのは『七人の侍』で久蔵を演じた宮口精二
エラく違う、と言うより雲泥の差、綾野剛宮口精二と比べると下手過ぎ。
それでも、今迄のアニメを観ると分かる様に未だに「修行中」の若輩者なんで、この作品でなら合格。
もし同じ配役で第二作が作られるなら、かなり気合を入れた「修行」が必要で、さもないと他の役者の足を引っ張りかねません。

銭形警部の浅野忠信は脂っこさやギラツキが不足。
アニメの銭形警部は御存じ睫毛クッキリのパッチリお目目。
あのお目目で絶対にルパンを捕まえてるって言う執念深さを表している訳です。
その少々「病気」っぽい一本気と正義感が銭形のとっつぁんの魅力なんですが、
この映画の中の浅野忠信は単なるサラリーマン警察官。
着たきり雀でワイシャツの袖と襟が垢で汚れても全く気にしないのが銭形のとっつぁんでしょう。
そういう汚れ役が出来るのは、豊川悦司とか香川照之だよなぁ。
浅野忠信は清潔過ぎ。

峰不二子を演じた黒木メイサは、悪くないんだけど、笑顔に魅力が無い。
可愛くもなければ、艶っぽさもない。
これではルパンの心を捉えられません。


2:
上映時間が133分物を2時間以下のTV用に切りまくりを観たんで、
演技はともかく内容をあーだこーだ言うのは気が引けますが、
こりゃ駄目だ。
アニメの持つストーリーの小気味いい早さと軽さ、これが無い。
先週やったアニメ『ルパン三世 イタリアンゲーム』と比べると、完敗。
格闘場面の目にも止まらぬ(笑)早さのおかげで話の展開の遅さが余計に目立つ(溜息)。

ネットでオンデマンドで完全版を観られますが、わざわざ2時間以上も観る気が湧きませぬ、
今のところは。
それに、アニメのスペシャルよりお値段高いなぁ。




タグ 小栗旬 玉山鉄二 綾野剛 黒木メイサ 宮口精二 豊川悦司 香川照之 ルパン三世 浅野忠信




★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : ルパン三世
ジャンル : アニメ・コミック

『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』

★放送
2016年1月8日(金)
午後9:00~10:54
NTV系


★評


1:
面白い(^.^)。
それだけ十分でしょう。
カリオストロの城』のオマージュ。




タグ ルパン三世 カリオストロの城



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : ルパン三世
ジャンル : アニメ・コミック

『思い出のマーニー』

○放送
2015年10月9日(金)
午後9:00~11:00
NTV系


1:
舞台が北海道東部、根室の辺り。
住んでいたり行った事ある方なら分かると思いますが、背景が現地と全く違う。
空気と光の色が全く違う。
生えてる草木が全く違う。
夕陽が違う。

まぁ、絵空事だから現実世界と同じにする必要はありませんが、「釧路」とか「根室」なんて言葉を使うからには、
現地と違っちゃ困りますゼ。

この映画の背景、特に植物は単なる絵具屋の色見本。
オマケに現地を知ってる人間にとっては実に汚い色。
単に色を塗ってるだけ。
実に素人っぽい色使い。

川合玉堂、横山大観、菱田春草、下村観山、これらの絵師は日本の空気を表現しようと粉骨砕身していました。
これらの偉大な日本人絵師の絵を見たことないんかね、スタジオジブリのスタッフは?


2:
もう一つは北海道の夏の湿原に付き物の物、
蚊やブヨ、虻等の夏の双翅目が一匹もいない。
大気の成分の1%が虫になったのではないかと思う程大気を満たすのに一匹もいない。


3:
アニメも映像表現の一つ。
物語は勿論重要ですが、映像表現も同様に重要である事を忘れちゃ困る。

舞台とする場所の自然、気候をいかに表現するか?
いかに誇張するか?
いかに省略するか?

いつまでも絵具をそのまま塗ってるだけではアニメは進歩せんゼヨ。


4:
こんな具合に背景の出来の悪さで集中出来ず。
2回目に観ても集中出来るか確信出来ず。

も一つは主人公の杏奈を演じた高月彩良、マーニーを演じた有村架純
この二人の下手さに辟易。

話はまぁ悪くないんですが、自滅してます。



タグ 思い出のマーニー 有村架純 高月彩良 寺島進 根岸季衣 吉行和子



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : スタジオジブリ
ジャンル : 映画

『図書館戦争 映画版のテレビ特別編集版』

○放送
2015年10月4日(日)
午後9:00~10:54
TBS系


1:
何か、これも詰め込み過ぎて自滅(溜息)。

検閲とそれへの抵抗。

恋物語。

新人の成長物語。

やたらとある銃撃戦。

つまらなくなる要素のてんこ盛り(溜息)。


2:
図書館、本、検閲、焚書、と言えば、
ブラッドベリーの『華氏451度』。

本を燃やすと言えば”fire man”=「焚書官」で、
これも正に『華氏451度』。


3:
新しいものと言えば、話をつまらなくさせるもののてんこ盛り位。
と言う訳で、全然面白くなかった(溜息)。



タグ 図書館戦争 華氏451度



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『ハウルの動く城』

○放送
2015年10月2日(金)
午後9:00~11:10
NTV系


1:
ん~、何だ、これ?
話がよく分からん。

主題が何なのか不明。

まぁ、そんな事、どうでもいい映画なんでしょう。

ジブリの絵とジブリの構図を観て楽しめれば十分。


2:
ジブリの絵と構図は、まぁ、悪くはありませんが、
とにかく話が散漫で、作品としての力が弱い。
だから上映時間が実際以上に長く感じられます。

例えば、白雪姫型の話にまとめた方が良かった。


3:
映像表現では、大理石への人物の映り込みとか宮殿の石畳を歩く時の石畳の消え具合とか、
CGのおかげで手描きでは表せなかった事が出来ています。

それでも、未だに登場人物の両足が背景と馴染まず浮かび上がり、地上を歩いているようには見えないカットが多い。


4:
脚本にもう一工夫有れば、佳作になっていたんですが。



タグ ハウルの動く城




★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : スタジオジブリ
ジャンル : 映画

『STAND BY ME ドラえもん』

○放送
2015年8月30日(日)
午後9:00~10:50
TB朝日系
日曜洋画劇場


1:
おや、意外と出来がいい(@_@)。
面白い(^.^)。

マンガ全般は中学に入ると全く興味を失い、全く読まなくなりました。
ドラえもんを調べると、私がまだ子供だった頃に始まってますが、マンガは読んだ記憶も無いし、
アニメーションも最初から最後まで真面の観た記憶も無し。

原作自体が真面に主人公のび太の成長物語として作っているから、映像作品と物語として合格作になると言う事ですな。


2:
CGアニメーション、この作品を観るとドラマの世界に新しい面を作れる可能性が見えます。
例えば、
人間の役者を使う実写では出来ない「有頂天」の表現で文字通り登場人物の「天まで昇る」が可能になります。
今迄は音楽で強調していたのをCGで飛んだり跳ねたりさせて無声映画の頃の様に映像表現だけで表せます。

ただ、制作費と製作期間がまだまだ掛かるでしょうから、実写の作品の様に簡単には作れないでしょう。


3:
映像表現で気になる事の一つが光と空気、そしてそれらの色。
そこに湿度や空気中の埃や塵が入り風土により異なる質感とも言うべき物。

この作品の昼間の光は見事。
かなり日本の昼間の光を再現しています。
しかし、質感では湿度が再現されず屋外ではなくスタジオの中の様です。
この湿度の表現はアニメーションだけでなく映画を初め動画では難しく、表現されている作品は未だ見たこと無し(涙)。
この作品には少々期待しましたが、残念(涙)。

光に関してもう一つ残念なのが、この作品も夜が明る過ぎる点。
実写と違い撮影のための照明が不要なのに、なぜ夜を暗く出来ないのでしょうか?


4:
それと、CGでコンピュータを使って登場人物を背景を馴染ませても、
まだ馴染みが悪いカットがあります。


5:
私の様にドラえもん体験が無いと評価が高い様ですが、
Amazonのレビューでは3Dが無いのはけしからんとか、ドラえもんが好きな方にはストーリーがなってないとか、
手厳しい評が多い。

ドラえもんを愛している方が多いなぁ。
じゃないとあれだけ書けんゼヨ。

マンガとアニメに興味の無い私はかなり幸運な体験をしたようです(笑)。
しずかちゃんのお父さんがしずかちゃんに、
生まれてきた事の喜び、今迄多くの喜びを親に与えてくれた事を話すカットは
子どもが出来たり親の気持ちが分かる歳になると、いい(笑)、堪らん(笑)。

6:
アニメーションでこれだけ楽しめたのは、
『ルパン三世』の最初の劇場版と『ルパン三世 カリオストロの城』以来(@_@)。

SFとかアクションではなく、ドラマにする普通の話をCGアニメーションにすると
大人が観ても楽しめる作品になる事を実証した作品です。
まぁ、他にも佳作があるんでしょうが、私CYPRESSは探すのが面倒なズボラであります(笑)。




タグ ドラえもん



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : アニメ
ジャンル : 映画

『平成狸合戦ぽんぽこ』

○放送
2015年8月28日(金)
午後9:00~11:30
日本TV系
金曜ロードショー


1:
1994年、ウィンドウズ95発売前年の作。
CGが一般的になる前の作だけあり、背景と動画の馴染みが悪い。
地面の上を歩いても足が地面に付かず、空中浮揚しております。


2:
このアニメも日本で作ったからなのか、夜が明る過ぎます。


3:
「妖怪大作戦」
ここに出て来る妖怪で歌川国芳の丸写しらしき所が二ヶ所。
屋台の呑み屋のカットに出て来る両面相は完全に国芳からでしょう。
またデカい骸骨は『相馬の古内裏』の骸骨にしか見えん。

まぁ、日本古来の妖怪、お化けの類は定番、お約束ですから誰が描いても大同小異になります。
著作権はとっくに消滅してますから、「作画参考 歌川国芳」が入っても良かったのではないかと思います。


4:
自然開発と宅地開発、題材にするのが1994年では遅過ぎないかい?
1964年に作ったら面白かったのになぁ…



タグ 歌川国芳 平成狸合戦ぽんぽこ



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : スタジオジブリ
ジャンル : 映画

『あなたへ』

★簡単な紹介
○放送
2014年11月23日(日)
午後9:00~11:10

高倉健追悼のノーカットTV放送を観ると…


1:
最初の1時間は、冗長、つまらん(溜息)。
数回『ごめんね青春』へとチャンネルを変えようとしました。


2:
屋外ロケの数か所が明らかにCG。
CGにするのには何ら問題はないんですが、
低予算が明らかで前後のカットとの映像の質感の差が大き過ぎ視聴者の集中力が途切れます。
日本の映画やドラマに多い困った現象。


3:
照明に、少々不自然過ぎるカットが目立ちます。
例えば、主人公倉島英二(高倉健)が長崎へ向かい運転するカット。
逆光の中、暗い車内の倉島を映すために照明が強過ぎ。


4:
最後の散骨のシークウェンス、編集で時間を飛ばし過ぎ。
また、どうもオーバー過ぎると言うか、あまりにも作為的過ぎると言うか、
演出過剰気味のカットがこのシークウェンスに限らず目に付きました。
このシークウェンスだと、大浦吾郎(大滝秀治)の漁船「そよかぜ」の出航を後ろから撮ったカット。
船の後の波が目立ち過ぎ。


5:
こんな感じで集中力を切らす演出が多く、私には大した事ない映画でした(溜息)。




タグ 高倉健 大滝秀治 田中裕子 余貴美子 綾瀬はるか 佐藤浩一 草なぎ剛 原田美枝子 長塚京三 三浦貴大



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『映画 ホタルノヒカリ』

★放送
2014年10月10日(土)
午後9:00~10:54
日本TV系


1:
主人公高野(天宮)螢演じる綾瀬はるか、確かに可愛い(^.^)。

しかし、一生懸命演技してるのが映画版でも伝わってくるんだなぁ(溜息)。

貫地谷しほりだったらもっと巧く演じられるのに。

喜劇は感性に訴えるものですが、それ以前に綾瀬の演技じゃねぇ(溜息)。

連ドラの頃から演技力が向上してるか、注目し最後までなんとか観ましたが、
駄目だね、相変わらず(溜息)。



タグ ホタルノヒカリ 綾瀬はるか 藤木直人 松雪泰子



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画版『真夏の方程式』

★放送
2014年6月21日(土)
午後9:00~11:35
フジTV系

1:
TV放送を観ました。
殆どカットされてなかった様です。
(→上映時間:2時間9分)


2:
何だ、『白夜行』の二番煎じじゃないか(溜息)。

まぁ、これだけ書いて分かる人には分かるでしょう(笑)。
ただ、あの点は違います(笑)。


3:
そして、殺人の動機が非常に弱く、そのため物語の力が弱い。
なぜ二人の人間が殺されなければならないのか、ハッキリ言って分かりません。

特に「現在」の方の殺人は、「過去」の事件で犯人が刑期を終了しているので、関係者が何も話さなければ事件にもならないので、
殺人をする必要が皆無。

この動機の弱さを観客に考えさせようとした脚本なのか、どうか、考える気にもなりません。


4:
海が美しい設定ですが、美しい海のカットが皆無。
困ったもんです(溜息)。


5:
それでも、湯川先生を演じる福山雅治は相変わらずいい。
頭が良さそうに見えます。

今回のヒロイン川畑成美を演じたも期待通りにいい。
特に終盤、泣く場面では、本当に泣いていた(^.^)。
本当に鼻水が出るし、物語が進むと鼻水を垂らしたもんなぁ(^.^)。


6:
それと、湯川先生と子どもの恭平(山崎光)の海の中を見る実習のシークウェンスは良かった。
映画の中で、一番重要なシークウェンスと言ってもいいでしょう。

実験とか言ってる方もいますが、どう見ても科学知識の実習です、応用です。

この実習(または応用)の目的が、
「海の中と言う地上からは見えないものを、どのようにして見るか」
これが暗示している物を考えると、重要なのがよく分かります。
映画の中では「玻璃の海」と大変美しい設定になっていますが、単なる美しい海か?
なぜ美しいのか?
、と恭平と観客に暗に尋ねているのです。


7:
恭平はこの実習(または応用)で使った物を最後に持って帰ります。
自分で将来判断しろと言う演出であります。
、と同時にペットボトルと言う軽い材質でありながらも、腐食には、ある意味、大変強い。
そう、恭平に小学生の時から消えることのない人生の重荷も背負わせてしまいました。
これが『白夜行』と同じ点なんです。

無力な子供にこういう重荷を背負わせていいのか?

この点に反対の私には、この映画の評価を落とす一番の部分です。



タグ 福山雅治  白夜行 吉高由里子 前田吟 風吹ジュン 真夏の方程式 山崎光



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『豹(ジャガー)は走った』

★簡単な紹介

○公開1970年4月4日

○上映時間
1時間32分

○スタッフ
脚本:長野洋、石松愛弘
演出:西村潔
撮影:原一民
照明:森弘充
音楽:佐藤充彦
プロデューサー:山田順彦

○出演
加山雄三…………………戸田登
田宮二郎…………………九条輝彦
加賀まり子………………秋山薫
高橋長英…………………平松
神山繁……………………警備部長
中村伸介…………………社長
ナンシー・サマース……ナンシー



★評


1:
『狙撃』、『弾痕』から続いた3作目。
脚本はこれが一番真面。

でも、相変わらずデコボコ、穴だらけ(溜息)。
こんな映画ばっかり作ってちゃ日本映画が没落して当然(溜息)。


2:
それでもいいのはモデルガンのモーゼルミリタリーC96を撃つとちゃんと排莢するし、
本物のモーゼルkar98Kのスポーターを何回も排莢して、空薬きょうを飛ばし、
それから装填してくれる事。



タグ 加山雄三 加賀まり子 田宮二郎



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『弾痕』

★簡単な紹介

○公開
1969年9月10日

○上映時間
1時間34分

○スタッフ
脚本:永原秀一
演出:森谷司郎
撮影:斉藤孝雄
照明:小島正七
美術:村木与四郎
音楽:武満徹
プロデューサー:貝山知弘

○出演
加山雄三…………………滝村憲
太地喜和子………………有村沙織
佐藤慶……………………三宅
岡田英次…………………ジョージ・北林
立花マリ…………………久野薫
納谷悟朗…………………渡海
小沢忠臣…………………野瀬
岸田森……………………楊
ロルフ・ジェサップ……コムルスキー
アンディ・シームズ……トニー・ローズ
田中浩……………………阿洪



★評

『狙撃』が好評だったんで続いて作られた東宝のアクション物。


1:
つまらん。
銃は『狙撃』に続き、工夫してるけどね。

ヒロイン有村沙織を演じた太地喜和子は、悪くないね。
杉村春子が可愛がっていただけの事はあります。



タグ 加山雄三 岸田森 太地喜和子 杉村春子



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『狙撃』

★簡単な紹介

○公開
1968年11月23日

○上映時間
1時間26分

○スタッフ
脚本:永原秀一
演出:堀川弘通
撮影:長谷川清
照明:平野清久
美術:村木忍
音楽:眞鍋理一郎

銃器担当、銃殺陣師:国本圭一

プロデューサー:貝山知弘

○出演
加山雄三…………松下徹
浅丘ルリ子………小高章子
森雅之……………片倉譲二

岸田森……………深沢
藤木孝……………花田
船戸順……………山際
サリー・メイ……バレンチナ
川合伸旺…………安部
小沢昭一…………李康生



★評

初めて観たのは、中学か高校の頃(汗)。
その後一回も観た覚え無し(^_^;)。
日本の映画にしてはオモチャ丸出しの電着銃を使わず、その点では良かった記憶有り…
(参考、「電着銃」Wiki→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%9D%80%E9%8A%83) 
つまり、ボルトアクションライフル等は本物を使えた、いい時代の映画。
銃ヲタクなんもんで、現実感皆無の電着銃が出ると興が覚める事甚だしいんです。
それにボルトアクションの狙撃中にはスコープが付き物で、この映画の当時はそんなモデルガンも在りませんでした。

1980年頃にCMCからモーゼルのkar98kのボルトアクションライフルが出ました。
これは第二次大戦にも使われた軍用銃で、残念ながら現代物の映画などで狙撃銃としては使えません。
その後直ぐに民間猟銃型のスポーターが出たんですが、ボルトハンドルが軍用のままでスコープを使うにはかなり無理をしないといけません。
スコープ用にハンドルを曲げたボルトを新たに金型を作るのは、コスト的に不可能だったのは明らかです。
このためスコープとボルトハンドルが当たるの防ぐにはスコープをレシーバーからかなり離して付けなけねばなりません。
そうすると、銃身の穴の中心からスコープのレンズの中心までかなり離れ、視差が非常に大きくなり精密射撃になる狙撃には、使い物にならず現実感が皆無。
猟銃としても、かなり無理が在りこれまた現実感が在りません。
また銃身にも変な段差が在り、これも現実感が無く、悪い意味でオモチャっぽかった。
それでも狙撃用や狩猟用ライフルなんか他に無かったので映画やドラマでよく使われました。

その後、1985年頃にはタナカから旧日本軍の九九式歩兵銃とそのスポーターが出て、このスポーターもハンドルを曲げたボルトまではやはり新たに作れませんでしたが、
スコープの取り付け位置を左側にズラし、遙かに真面な外観になりました。
銃身もCMCと違いストレイトテイパーになり、これは文句のつけようが在りませんでした。
ただ生産数の少なさと値段の高さのためか、日本の映画とドラマで観たことは、2014年現在迄ありません。

このモーゼルのスポーターが出る度に日本の演劇界の程度の低さと予算の少なさにガッカリしたものです。

それでも最近はかなり改善されています。
オートピストルはモデルガンを使い撃てばスライドが後退複座し、空薬きょうが飛ぶし、
狙撃用ボルトアクションライフルは、外観をかなり忠実に再現されているエアソフトガンを使ってるので、違和感がかなり減りました。
小型のリボルバーもかなり再現度の高いモデルを使っています。

さて、
40年振り位(^_^;)に観てみると…


1:
おや、最初に新幹線の乗客を狙撃する時のライフルがモーゼルkar98kのスポーターだ(笑)。
ボルトのハンドルより後のコッキングピースの部分が比較的長く、複雑な形をしているのがモーゼルの特徴で一目で分かります。

その他にも本物多数。
主人公松下(加山雄三)が射撃場で立射で撃つ競技用はアンシュッツかワルサーでしょう。
残念ながら型番とかモデル名までは不明。
片倉(森雅之)と松下がクレー射撃で使う散弾銃も本物。
これも正体は不明。
松下が使う銃は銃身の先端が太く電着用の装置になってます。


2:
特典映像で国本圭一のインタビューが在り、それによると、
松下が使うAK-47、片倉のモーゼルミリタリーC96は殆ど手作り品、
松下が最後に使うスタームルガーのホークアイはMGCのピースメーカーを元に作ったとか。
AK-47とモーゼルミリタリーの外見は、時代を考えれば非常に良く出来ています。
特にモーゼルミリタリーの方はボルトが後退複座し、空薬きょうがちゃんと飛んでいます(@_@)。
しかも組立用と発砲用に2丁作ったとか(@_@)。
元にしたのはホンリュー(後のハドソン)製のモーゼルミリタリーを使ったそうです。
シュマイザーMP40は中田製のモデルガンで、国本圭一が調整したとの事。

AKはマガジンの装着、セレクターの動き等よく出来てますが、これも銃身の先端が太く電着銃です。

ホークアイはリアサイトを初め怪しい作りですが、本物をよく知らないので、まぁいいか(笑)。


3:
銃は以上の様によく出来ているんですが、話はつまらん(涙)。
「俺は撃つ!生きていると感じるために」
この台詞筆頭に変にカッコつけてる内容。

こんな映画作ってちゃ、映画観に行かなくなるよなぁ



タグ 狙撃 加山雄三 岸田森 国本圭一 森雅之



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『蟻の兵隊』

★簡単な紹介

○公開
2006年7月22日

○上映時間
1時間41分

○スタッフ
監督:池谷薫
撮影:福居正治、外山泰三
音楽:内池秀和
プロデューサー:権洋子

○出演
奥村和一…………元兵長、80歳
奥村寿……………奥村和一の妻

金子………………元中尉、85歳
村山隼人…………元中尉、85歳
小俣佐夫郎………元上等兵、83歳
藤田博……………80歳
百々和……………元少尉、85歳
森原一……………元少尉、81歳
宮崎舜一…………元支那派遣総軍主任参謀、元中佐、97歳、元陸上自衛隊北部方面総監、元陸将
増本敏子…………宮崎舜一の長女
段子清

胡平
岳寿椿……………閻錫山の元参謀
劉面煥……………16歳当時、日本軍に暴行、輪姦されたという女性




★評


1:
先の太平洋戦争は日本にとって侵略戦争ではないと言う立場の人にとっては目の上のたんこぶ、目にしたくない映画。

映画のHP→http://www.arinoheitai.com/index.html
中国山西省日本軍残留問題→Wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%B1%B1%E8%A5%BF%E7%9C%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E6%AE%8B%E7%95%99%E5%95%8F%E9%A1%8C

この映画にも出て来る小野田寛郎元少尉の様に、ある意味正しく戦った士官にとっては侵略戦争ではないのでしょう。
しかし、この映画の主人公奥村和一さんや『私は貝になりたい』の清水豊松の様に初年兵の「肝試し」として中国人やアメリカ人捕虜を殺した人にとっては侵略戦争以外の何物でもありません。
閻錫山と密約を交わした橘らい四郎中将は部下を残し偽名を使い1949年に日本に帰国(@_@)。
その時の手紙が山西省公文書館に残っている(@_@)。
オマケに1956年の国会に参考人として呼ばれ、「私は全員帰還の方針を堅持し、あらゆる努力をしたつもり」と真っ赤なウソを吐いた(@_@)。



2:
この山西省残留日本兵の公務認定等は2006年9月に最高裁が上告を棄却。
奥村和一さんらの負け。



3:
ここで奥村和一さんらの訴えを認めると日本政府がポツダム宣言に違反した事が明らかになります。


先の戦争は時間と共に堕落したのは間違いなく、その堕落に加担した橘らい四郎元中将等は責任を取るべきでした。
懲役等の責任を取ってから弁明なり主張なりをしなければ、単なる責任逃れの言い訳にすぎません。


4:
兵隊と言う「力」を手にすると容易に戦争が堕落する好例を訴える映画。
先の戦争を侵略戦争とする立場の方、しない立場の方、両方に観て頂きたい映画です。




タグ 奥村和一 蟻の兵隊 山西省残留日本兵 山西省日本軍残留問題 橘らい四郎



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『ゆきゆきて神軍』

★簡単な紹介

○公開
1987年8月1日

○上映時間
2時間2分

○スタッフ
企画:今村昌平
演出:原一男
撮影:原一男
プロデューサー:小林佐智子

○出演
奥崎謙三
奥崎シズミ(奥崎謙三の妻)


★評


1:
これは、息をひそめ、じっと見守り、観続ける映画。
強力な説得力(=この映画を観ろ!って事)、吸引力、魅力(=「魅」は「もののけ」の意。つまり「訳の分からん」「力」が有ると言う事)が有る映画。

大岡昇平原作、市川崑監督の『野火』を鎧袖一触にした力作。
(参考、私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-901.html)


2:
内容は、
1944年中盤以降のニューギニアでの日本軍での食糧不足のための人肉食

1945年8月15日以降の日本軍内での兵士銃殺事件
の真相を当時の関係者(=軍人)に聞き歩く物語。


3:
予想に反し、基本的に真っ当な内容です。
『風と共に去りぬ』と同じ様に、勇気がある人と無い人のドキュメンタリーです。

奥崎謙三氏が相手に暴力を振るうカットが二ヶ所在りますが、
朝日の日曜版初め「答えを求める」ために振るうと書いてありますが、そうは見えません。
真相を聞きに行った相手が真実を語ろうとしない態度に怒ってる様に見えます。
どんな非人間的、非人道的な真相だろうと実際に起きた事を話すのが犠牲者の供養になると信じる奥崎氏にとっては、
知らない方がいいとか多くの人に迷惑が掛かると言う元兵士達は、その真実を話し苦痛を味わ事により当時に蛮行の責任を取ろうとしない卑怯者なのです。
その怯懦と卑怯が許せない、と見えますね、私には。

そう思うのは、奥崎氏が今迄法を犯し刑罰を受けて来たし、このドキュメンタリーの中でも暴力を振るった後相手に警察に電話を掛けさせようとしているからです。
刑罰を受ける覚悟が有る事も語っています。

ネットで調べるとこの二ヶ所の暴力は自発的ではなく奥崎氏の「演出」らしいですが、
それでも力づくで自分が求める答えを言わせようとは見えませんねぇ…


4:
私の記事をよく読んで頂いている方は御存じと思いますが、私は暴力には反対です。
日本の警察系ドラマの出来を悪くしている一番の原因は登場人物の警官が不要な暴力を初め明らかな違法行為と捜査中にしているからです。

このドキュメンタリーの中で奥崎氏が暴力を振るうのは決していい事ではありませんが、
その責任を取る覚悟が有り、相手に警察に電話を掛けるように言っているのは、
ある意味、立派です。


5:
太平洋戦争を美化し、正当化する考えに私は賛成出来ません。
戦争を始めた時は欧米列強に対する侵略に対抗するためだったかもしれませんが、
敗戦と補給路遮断による悲惨な出来事と蛮行を考えれば、明らかに間違っていました。

正当化しよと考える人々はこのドキュメンタリーの中の山田吉太郎元軍曹の様に語らない人々を利用して責任逃れをしているとしか思えません。
そして山田氏の様な人の数は膨大であろうし、多くの人が既に亡くなってしましました。

全ては戦争が悪いと言うには言い訳、逃げ口上でしょう。
1945年1月に沖縄県知事を受諾した島田叡(=「あきら」)氏の様な方もいるのです。
太平洋戦争を始めた理由と敗戦による惨事と蛮行は別だとは捉えられません。
敗戦続きのために補給路が絶たれ、そのために惨事と蛮行が行われたからです。


6:
ネット上では頭のいかれた左翼の戯言、観るに値しない等と書いている方もいますが、
その判断を下すためにも是非一回はご覧になって下さい。

また、ドキュメント映画の撮り方や戦争も敗戦による蛮行と惨事等、
こういう事を考えるキッカケにもいい映画です。




タグ ゆきゆきて神軍 奥崎謙三 今村昌平 原一男



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『切腹』

★簡単な紹介

○公開
1962年9月16日

○上映時間
2時間13分

○スタッフ
原作:滝口康彦『異聞浪人記』
脚本:橋本忍
演出:小林正樹
撮影:宮島義勇
照明:蒲原正次郎
美術:戸田重昌、大角純平
音楽:武満徹
プロデューサー:細谷辰雄

○出演
仲代達也→津雲(つぐも)半四郎
岩下志麻→美保
石浜朗→千々岩求女
三島雅夫→稲葉丹後
中谷一郎→矢崎隼人
青木義朗→川辺右馬介
佐藤慶→福島正勝
丹波哲郎→沢潟(おもだか)彦九郎
三國連太郎→斉藤勘解由(かげゆ)
小林昭二→井伊家使番C
松村達雄→清兵衛



★評

前回観た時はテープでしたから、
え~と、25年位前かぁ(^_^;)…

1:
これは、圧倒的な作品(@_@;)。
台詞の間の取り方、カメラワークとカット割りと編集、セット、演技、脚本、音楽、
これら全て素人にも分かる丹念な作り。

見事な映画です。

1963年のカンヌで審査員特別賞を取って当然。


2:
セットが素晴らしい。

『蜘蛛巣城』と『王妃の紋章』と同系の作品。
『蜘蛛巣城』と『包皮の紋章』は芸術的に作ってますが、『切腹』は現実的に作っています。

芸術的と現実的の差はいい悪いではなく、監督の技術の差でもなく、好みの差です。
やはり黒澤明は本質的に画家なんです。

それでもこの映画の舞台に中心となる井伊家上屋敷内部の広大な空虚は、訴える力が蜘蛛巣城と同じ様に強い。
保身しか考えない大名を声高に主張する空虚な空間。
武家の設定ですが、権力者の保身と虚飾は21世紀になっても全く変わらず古びる感覚を感じさせないセットです。
『蜘蛛巣城』と並び古典と呼ぶに相応しい『切腹』です。

映画の進行と共に井伊家上屋敷中庭の影も、当然ですが、伸びて行ってます(^.^)。


3:
音楽もいい。
どうも日本の映画は音楽が不自然に目立つことが多いのですが、
この映画は必要最小限しか入らず、オマケに井伊家の家老斉藤勘解由(三國連太郎)の歪んだ心、倫理観とよく合っています。


4:
仲代達也、渾身の演技(^.^)。
凄い役者です。
これからは濃密な演技の典型は津雲半四郎を演じた仲代達也の演技になります、
と言うか、こんな演技観たことありません(@_@)。

息子夫婦と孫を失い天涯孤独になるとはどういう事か?
「津雲半四郎の顔を見よ」
瞬かず焦点が合わない両目。

そして家族を失ったために崩れ折れる心を支えるのは、娘婿の死の原因を知ったための怒り。
その怒りを表す背中。
だから仲代の背中は丸まってないんです。

井伊家家中を相手に「身の上話」をする津雲半四郎、時々怒りを露わにします。
この怒り具合が実に巧みで、全く不自然な点が無く映画の流れの中で浮き立ってません。
仲代達也、実に上手い。
感嘆の溜息がでますよ、数回在る怒り小爆発のカットは。


5:
久し振りに観たんで話の中でも重要な所を忘れて、津雲半四郎が井伊家家中3人にした事には驚きました(^.^)。
おかげで津雲半四郎の人柄と腕前には虚を突かれ、脚本の構成の上手さには唸り声が出ました(^.^)。


6:
井伊家の事後始末は、この映画以降の侍時代劇に大きな影響を与えたんじゃないでしょうか?
江戸時代の事を勉強していればこういう事は分かっていたでしょうが、最近の人は本を読まないからこういう事に触れたのはこの映画が最初では?
例えば、『大奥 <男女逆転>』とかね。


7:
欠点
斬り合いの場面が弱い。
津雲半四郎の身の上話の場面の緊迫感と比べると、命のやり取りをしてる感じが非常に弱い。
半四郎と沢潟彦九郎との場面は、剣豪同士なら在りそうな迫力と緊迫感が有りません。
『羅生門』での多襄丸(三船敏郎)と金沢武弘(森雅之)の下手な斬り合いの方が遥かに緊迫感が有ります。


8:
2時間を越える映画ですので時間と心に余裕が有る時にお勧めします。
凄い映画です。



タグ 小林正樹 仲代達也 切腹 橋本忍 武満徹



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
お客様数
FC2ブログランキング
気に入った記事が有りましたら、クリックをお願いします。 ↓

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
テレビ・ラジオ
111位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
国内ドラマ
32位
アクセスランキングを見る>>
にほんブログ村のランキングです。
気に入った記事が有りましたら、「このブログに投票」をクリックして下さい。
"BLOG RANKING"のランキング
アットウィズ社提供のブログランキングです。気に入った記事が有りましたらクリックをお願いします。
月別アーカイブ
カテゴリ
ユーザータグ

国立新美術館 スラヴ叙事詩 ミュシャ 鈴木省吾 福田ゆみ 篠原篤 村井國夫 瑛蓮 中村蒼 大倉孝二 東京国立博物館 平成館 稲葉天目 金田明夫 坂口健太郎 平岡祐太 鈴木亮平 八木亜希子 吉岡里帆 松たか子 富澤たけし 有線七宝 並河靖之 無線七宝 濤川惣助 超絶技巧 東京都庭園美術館 木野花 住田萌乃 シシド・カフカ ヤオ・アイニン 工藤阿須加 キムラ緑子 渡辺大 新井浩文 山本未來 黒木瞳 佐藤二朗 芳根京子 高畑充希 大島蓉子 石川恋 Mummy-D 眞島秀和 中川知香 平幹二郎 菊池亜希子 タイム・トラベラー 石山透 グイン・サーガ 栗本薫 神保悟志 菊豆 リー・ウェイ リー・パオティエン 篠川桃音 手塚とおる 風間俊介 山田美紅羽 桜田ひより 水谷豊 新克利 三國連太郎 緒形拳 秋吉久美子 高倉健 新田次郎 田中要次 小堺一機 柄本時生 女工哀史 野麦峠 山本茂美 志尊淳 ビリギャル 地井武男 森次晃嗣 原田美枝子 川崎紘菜 山田涼介 木下ほうか 新川優愛 ディーン・フジオカ 篠井英介 土屋太鳳 佐野勇斗 稲垣来泉 田中直樹 川津明日香 岩田剛典 津田寛治 秋田蘭画 小田野直武 佐竹署山 菱田春草 解体新書 サントリー美術館 青木崇高 石原さとみ 本田翼 加賀丈史 江口のり子 菅田将暉 向井潤吉 モディリアーニ モネ デトロイト美術館 ファン・ゴッホ美術館 ゴーギャン クレラ―・ミュラー美術館 根津美術館 圓山應擧 国立西洋美術館 アルチンボルド 伊藤かずえ ブリューゲル ボイマンス美術館 バベルの塔 山田太一 曽我蕭白 円空 長澤芦雪 仙厓 出光美術館 正倉院 小林よしのり 戦争論 アメリカン・スナイパー 続・タイム・トラベラー 聖トマス ラ・トゥール 鈴木其一 マネ カラヴァッジョ 賀来千賀子 エデンの東 曜変天目 油滴天目 禾目天目 伊藤修子 油滴天目茶碗 曜変天目茶碗 円山応挙 藤花図屏風 松林図屏風 長谷川等伯 雪松図屏風 俵谷宗達 酒井抱一 立石鐡臣 奥村公延 大塚周男 石川進 今井悠貴 市原隼人 望郷 海の星 みかんの花 雲の糸 メッサーシュミット ハインケル スピットファイア― 新国立美術館 ポルト・リガトの聖母 久松郁美 本多力 三田真央 光宗薫 中村倫也 やべきょうすけ 佐々木心音 満島真之介 山本裕典 恵順 森田藻己 宮川香山 東京藝術大学 朝顔図屏風 富田靖子 横山歩 坂井真紀 高畑裕太 石井杏奈 真剣佑 村上虹郎 寺尾聰 滝藤賢一 片桐仁 松尾幸美 三宅弘城 木村文乃 宅間伸 浅茅陽子 ルドヴィコ療法 福山翔大 時計じかけのオレンジ 小室哲哉 20世紀少年 浦沢直樹 富士眞奈美 細うで繁盛記 仲代達矢 金田誠一郎 根本りつ子 福岡市美術館 京都市美術館 ダリ展 ルノワール 黒島結菜 菊池風磨 竹内涼真 八木莉可子 吉田博 川瀬巴水 赤間麻里子 小野塚勇人 小島梨里杏 林田悠作 滝沢沙織 ジュディ・オング 妹尾青洸 鈴之助 山田将之 エミール・ガレ 高月彩良 森永悠稀 紅白梅図屏風 八ッ橋図屏風 十二ヵ月花鳥図貼付屏風 風神雷神図屏風 MEGUMI 伊藤若冲 ボッティチェリ ダ・ヴィンチ 拙宗等揚 雪舟等楊 銅鏡 青木宗嵩 原菜乃華 石井ふく子 大空真弓 橋田壽賀子 大和書房 Amazon 再販制度 泰明画廊 府中市美術館 門脇麦 尾藤イサオ 松坂恵子 小芝風花 川栄李奈 蘭寿とむ マルシア 徳井義美 瀬戸康史 永山絢斗 黒木華 水野美紀 藤原さくら 倉光泰子 山本耕史 シャーロット・ケイト・フォックス 松下由樹 橋爪功 加藤清史郎 渡辺舞 寺田心 松田芹香 北斎 広重 太田記念美術館 保栄堂版 東海道五十三次 ムロツヨシ 由紀さおり 大友花恋 康すおん 田能村竹田 与謝蕪村 狩野元信 青木木米 富岡鉄斎 池大雅 浦上玉堂 着艦 発艦 F14 T45 成宮寛貴 メラン ビュラン デューラー 町田市立国際版画美術館 柄澤齊 エングレーヴィング Leola 濱田龍臣 西岡徳馬 藤田弓子 飯豊まりえ 松井愛莉 高野野十郎 目黒区美術館 目黒川 大谷亮平 冨士三十六景 松下奈緒子 りりィ 岡本太郎 岸田劉生 安井曾太郎 安田靫彦 佐伯祐三 和田三造 中村研一 田村孝之介 北蓮造 野波麻帆 今野浩喜 竜星涼 風神雷神図 舟橋蒔絵硯箱 本阿弥光悦 燕子花図屏風 夏秋草図屏風 光琳 ティーチャ 名所江戸百景 原安二郎 富士三十六景 六十余州名所図会 千絵の海 坂上忍 矢柴俊博 誰が袖図屏風 エマオの晩餐 カキツバタ 佐藤直紀 白石美帆 小西真奈美 高浮彫 釉下彩 釉裏紅 暗花 皆川猿時 松尾スズキ 大人計画 陣内孝則 村上弘明 池内淳子 東京西洋美術館 エッケ・ホモ チェン・ダオミン カストラート 鞏俐 陳道明 妻への家路 高良健吾 森川葵 真飛聖 甲本雅裕 伊藤歩 鎌田敏夫 吉田羊 野村周平 和久井映見 蓮佛美沙子 品川徹 福士誠治 ダニエル・ブリュール クリス・ヘムズワース 柄本佑 秋野暢子 世田谷美術館 江戸東京博物館 糸巻きの聖母 福山庸治 水差しを持つ女 天文学者 レンブラント 牛乳を注ぐ女 高田彪我 三井記念美術館 象彦 西村彦兵衛 川崎敬三 山形勲 バイラス 平岳大 多岐川裕美 平澤宏々路 中島裕翔 サンダーバード 薬師丸ひろ子 木皿泉 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝 ブールデル 弓をひくヘラクレス 立川談志 宮川大輔 中村勘九郎 田邊哲人 生人形 松本喜三郎 安本亀八 谷汲観音像 野見宿禰 当麻蹴速 聖女 聖プラクセディス マグリット 植田正治 小堀遠州 龍安寺方丈庭園 枯山水 秋冬山水図 抽象画 抽象芸術 カンディンスキー 松岡茉優 星野源 江口のりこ 美保純 蛍雪次朗 上島竜兵 加賀まりこ 受胎告知 綾戸智恵 真野恵里菜 平井真美子 中條友彪 森口瑤子 再販売価格維持制度 CD ブルーレイ DVD 世界中心で、愛をさけぶ 本阿弥勝義 写楽 歌麿 神奈川県立歴史博物館 小林清親 五姓田義松 清水富美加 マルモッタン美術館 池田成志 琳派 思い出のマーニー 1984年 オーウェル 明日、ママがいない 図書館戦争 華氏451度 日本伝統工芸展 ハウルの動く城 井上由美子 古沢良太 伊豆の長八 鏝絵 入江長八 松崎町 川平慈英 神田沙也加 葵わかな 城田優 内山理名 西内まりや 尾美としのり 三佛寺 蔵王権現 投入堂 西新井大師 藤原道長 冷泉家 總持寺 山田望叶 上川隆也 大原櫻子 馬場園梓 太賀 市川由衣 中島美嘉 稲森いずみ 小林涼子 窪塚俊介 山下リオ 貝桶 蒔絵 沈金 初音蒔絵調度 水上剣星 塚地武雄 歌川国芳 平成狸合戦ぽんぽこ 国芳 生きている兵隊 半藤一利 昭和史 石川達三 種田陽平 クリスチャン・ベール 新渡戸稲造 武士道 大友加恋 円谷プロ 石田登星 相築あきこ 吉本美憂 田上唯 ディズニー 高畑勲 ピノキオ 黒川智花 松下洸平 中条あやみ 警部マクロード 儒教 櫻井淳子 中庸 すぐやる課 宮地雅子 内館牧子 吉本美優 高杉真宙 桐原亮司 熊川哲也 ロバート・ハインデル 吉田都 早見ひかり 佐藤蛾次郎 氷図 大瀑布図 大乗寺 大英博物館 相国寺 松に孔雀図 鴨井玲 藤本飛龍 アンギアーリの戦い 開運!なんでも鑑定団 狂鬼人間 安藤健二 封印作品の謎 遊星より愛をこめて スペル星人 高橋二三 浅利陽介 鈴木勝大 丸山智己 井原剛志 市川猿之助 相葉雅紀 高田純次 モーリス・ユトリロ 大野敏哉 中原丈雄 石丸幹二 金すんら 石田えり 中野裕太 池津祥子 水原希子 山西惇 近藤芳正 足立梨花 郷ひろみ 大はしあたけの夕立 三遠法 規矩の法 星月夜 紫吹淳 上野なつひ 橋本稜 鶴見信吾 床嶋佳子 山口馬木也 歌川椎子 藤井流星 山本浩司 天野ひろゆき 真島秀和 重森三玲 菊地成孔 東福寺本坊庭園 カメラオブスクラ ローズ ベット・ミドラー 落合モトキ 愛なんていらねぇよ、夏 MY 「PIECE WISH」 OF 阿部サダオ 水晶置物 鈴木長吉 小松彩夏 仁科亜希子 扇面散貼付屏風 イグアナの娘 NUDE SUMMER 神田紺屋町 戸田昌宏 山口智久 ダニエル・キイス 浮世絵 フェラーリ シェル シューマッハ ジュリエッタ・マシーナ 松尾諭 佐野亜裕美 中村橋之助 東出昌大 東山紀之 橋部敦子 夜王 零士 清野菜名 田山涼成 アリスの棘 狩野永徳 檜図屏風 Woman オレンジデイズ 大藪晴彦 大根仁 山口祥行 紺野美沙子 未来からの挑戦 NHKアーカイブス 吉俣良 清野とおる SAYUKI 椿かおり 岩本多代 野際陽子 東京都北区赤羽 尾上松也 根付 嶋田久作 野島伸司 ずっと一緒さ 中尾彬 島田久作 薄宏 歌川広重 狩野永祥 岡本信人 小林正寛 原田泰造 村井良大 高橋真唯 岩井堂聖子 早見あかり 戸次重幸 森カンナ 信長協奏曲 えなりかずき 松林図 雪松図 篠原ゆき子 賀来賢人 田口淳之介 堀部圭亮 BD 山中崇 つみきみほ 鈴木杏樹 山本道子 波留 ベンガル 永島瑛子 織本順吉 原日出子 小林星蘭 千葉雄大 キッチンが走る 伊那 森下能幸 小関裕太 柴田理恵 不破万作 安藤玉恵 古田新太 大滝秀治 長塚京三 古谷一行 狩野尚信 狩野重信 狩野常信 狩野探幽 仁清 乾山 児童虐待 原爆の子 広島の少年少女のうったえ 宇野祥平 荒谷清水 古畑星夏 リウ・イエ チェン・コン 劉燁 小さな中国のお針子 ジュウ・シュン 陳坤 周迅 矢本悠馬 高橋けい 淵上泰史 横山大観 加山又造 牧進 川端龍子 山種美術館 名樹散椿 速水御舟 石田法嗣 ダンカン 早乙女太一 麿赤兒 ボストン美術館 上野の森美術館 岡倉天心 東京国立近代美術館 下村観山 莫言 故郷の香り モォ・イエン グオ・シャオドン リー・ジア フォ・ジェンチイ サン・バオ 霍建起 転校生 大林宣彦 団時朗 大谷亮介 筒井真理子 中田喜子 はろるど アントラーズ 鹿島 東京オリンピック 大宮政志 中村鴈治郎 キングコング 平愛梨 藤原薫 石井トミコ 研ナオコ 田辺修斗 上原陸 西山潤 杉田成道 橋本愛 眉村卓 青柳翔 三谷幸喜 おやじの背中 内野聖陽 井上真樹夫 中村ゆりか 浅田美代子 財前直見 藤本隆弘 六角精児 田中泰生 二階堂智 リサ・ローブ 秋山菜津子 岡山天音 徳井優 石橋蓮司 被爆再現人形 広島平和記念資料館 中国新聞 平和データベース 原爆の絵 広島平和資料館 渡瀬恒彦 オルセー美術館 イルカ なごり雪 広瀬すず 宮武美桜 柳沢慎吾 役所広司 天宮良 翠玉白菜 NHKスペシャル 故宮博物院 アンギラス 矢島健一 強き蟻 ブラザーサン シスタームーン オラトーニ 石塚英彦 明珍 冨木宗好 高瀬好山 自在置物 アートシーン 冨木宗行 白本彩奈 マコは生きた! 草村礼子 竹内力 真夏の方程式 山崎光 LiLiCo 遊井亮子 三浦理恵子 石田ニコル 没後90年 永井大 松島図屏風 蔦の細道図屏風 六平直政 中村梅雀 マイヨージョーヌ ルコック・スポルティフ デサント本社 白山松哉 村田コレクション 村田理如 日月烏鷺蒔絵額 清水三年坂美術館 あべまみ 21世紀少年 ザ・スタンド 復活の日 蝿の王 動物農場 波濤図屏風 今井雅之 牙彫 刺繍絵画 自在 印籠 薩摩焼 金工 榎木孝明 夏秋渓流図屏風 見頃 應擧 MOZU BORDER スモーキングガン 決定的証拠 ジョン・フランケンハイマー ジェームズ・ガーナ― イヴ・モンタン アイルトン・セナ 影絵 藤城清治 風の又三郎 オーヴェールの教会 青の愛 トリコロール キェシロフスキ 福島第一原発 原発敗戦 船橋洋一 検閲 伏字 江藤淳 閉ざされた言語空間 大虐殺 キャンディス・バーゲン ソルジャー・ブルー ピーター・ストラウス 神田隆 栄光のル・マン スティーヴ・マックイーン 田宮二郎 加賀まり子 太地喜和子 狙撃 国本圭一 ドゴラ Dr.DMAT イリス レギオン 艦載機 TAKAHIRO 関根勤 戦力外捜査官 大木隆行 有川浩 渡邉このみ 大後寿々花 三上博史 呉天明 陳凱歌 チェン・カイコ― 酒井美紀 山西省日本軍残留問題 橘らい四郎 山西省残留日本兵 蟻の兵隊 奥村和一 ゆきゆきて神軍 今村昌平 奥崎謙三 原一男 新版画 デビット伊藤 第七の封印 マックス・フォン・シドー イングマール・ベルイマン ジェラール・コルビオ ステファノ・ディオニジ ホセ・ファン・ダム 仮面の中のアリア 七宝花鳥図三十額 迎賓館 オフィーリア ラファエル前派 ミレイ オランダの光 白の愛 葡萄ノ蔓ニ蜂ノ巣花瓶 優希美青 渡良瀬遊水池 足尾鉱毒事件 谷中村 田中正造 棄民 栃木 足尾銅山 慈恵病院 渡蟹水盤 眞葛博物館 小林正樹 武満徹 切腹 章子怡 蒔田光治 天龍寺 雲龍図 宮里駿 桜井美南 岩井俊二 本郷奏多 なぞの転校生 京野ことみ ミッキー・カーチス 赤の愛 チュイトウ ステンドグラス シャルトルの大聖堂 チョウ・ユンファ 王妃の紋章 秋菊の物語 大怪獣 バラン 逸見東洋 種まく人 大田区立郷土博物館 石倉三郎 小林古径 奥村土牛 コリント前書第13章 ジュリエット・ビノシュ 小松左京 愚行の輪 深海獣雷牙 深海獣レイゴー 山本學 菊池均也 決死圏SOS宇宙船 日曜洋画劇場 ジュリー・アンダーソン 生きものの記録 安達祐実 カイユボット ブリヂストン美術館 ケリー・マクギリス トップガン アメリカの巨大軍需産業 広瀬隆 点描の画家たち 印象派を越えて ミレー クレラ―=ミュラー美術館 ニミッツ キャサリン・ロス マーティン・シーン お天気お姉さん ガッパ シュールレアリズム ギララ 三船史郎 

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR