『世界の中心で、愛をさけぶ』その99

第五弾

音楽の使われ方その1

第五話

1:
☆2004年、小林明希、サクにアキの事を尋ねる。
☆サク、17振りにアキの写真を取り出し、アキの事を話したいと思う。

→9曲目、「朔と亜紀part2」
2:
☆2004年、サク、一番幸せだった時の事を話し始める。

→2曲目、「朔と亜紀」

3:
☆スケちゃん、再登場。
から
☆サク、アキのお見舞い。
まで

→14曲目、「遠い日のメロディ」

4:
☆サク、アキのお見舞いからの帰り、自転車で川沿いを進む。

→5曲目、「愛とは」
の終わりの方、弦楽器の部分。

5:
☆稲代総合病院の佐藤医師から、廣瀬家へ電話。

→4曲目、「ぼくの悩み」

6:
☆サクからアキへ電話、アキ「もしかしたら行けないかも」。
から
☆ベッドで横になるアキ、鼻血。
まで

→5曲目、「愛とは」

…リズムセクション抜き

7:
☆夢島行き、当日、朝、スケちゃんとアキからサクへモーニングコール。
から
☆サクとアキ、シーサイド夢島ビレッジの中へ。
まで

→6曲目、「ひだまり」

8:
☆アキ、立ち暗み。

→11曲目、「予感」

9:
☆アキ「早く泳ぎたい」
から
☆二人がお昼寝、アキが先に目覚める。
まで

→8曲目、「始まり」

10:
☆夕食を作るサク。
から
☆アキ「大好き」
まで

→8曲目、「始まり」

11:
「その50」でも書いた、
☆夢島、夜、将来の夢を語るアキ。
から
☆アキ「タイムポスト」
まで

→19曲目、「かたち あるものInstrumental For TV」

12:
☆サク、タイムポスト用に吹き込む。
☆アキ、立ち暗み。

→8曲目、「始まり」

13:
☆アキ「でも 神様はいないと困るよ」
から
☆アキ「好きよ サクちゃん」と寄り添う。
まで

→15曲目、「1987年、夏」

14:
☆サクとアキ、蛍の群、発見。
から
☆翌朝
そして
☆2004年、小林母子、フェリーに乗る。
☆2004年、サク、夢島へ再び。

→2曲目、「朔と亜紀」

15:
☆2004年、サク、アキが残したテープを聞く。
☆アキ、夢島の港で倒れる。

→20曲目、「空の果てへ」

…の弦楽器のみ

16:
☆2004年、サク「アキの声はボロボロだった」

前半は
→17曲目、「Searching for the gate of eden」
…の弦楽器(ヴァイオリン)の部分

後半は
→7曲目、「Highway Moon」
…の弦楽器(チェロ)の部分
…ピアノの音が入るし、唐突な終わり方。

…この通りだとしたら、凝り過ぎですよ、堤監督(笑)。
30秒程のこの場面の音楽のために何時間掛かったことか(笑)。ヤレヤレ(汗)。

17:
☆倒れたアキを抱くサク。

→4曲目、「ぼくの悩み」



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その83

第四弾

第五話その2

1:
松本家の電話、緑。その電話でスケちゃんとアキから夢島へ行くぞっていう電話をもらうサク。
幸先宜しいけど…

2:
夢島へ行く時、花火を忘れたサク。そのためにアキと蛍の乱舞を見られました…、と解釈。

3:
冒頭、2004年、フェリー乗り場のサクと小林明希。
光の中:明希
影の中:サク
まだまだアキのことを振り切れないサクです。
しかもこれからサクが語る夢島の方を見ると明希も影の中に入ります。
つまりサクの影の部分も明希は共有しようとしている事を暗示してます。

4:
続いて最後、2004年、フェリー乗り場、話を聞いてくれた明希にサクがありがとうと言う場面。
二人の位置が入れ替わり
左(上手):サク
右(下手):明希
光と影も代わり
光の中:サク
影の中:明希
アキの事を聞いてもらい少しは気分が晴れ明るい気持ちになったサク。
明希の方はサクにとってアキの存在の大きさを初めて知り、あ~ショックで暗くなります。ま、当然です。
サクの方を見るとサクの後に二人が幸せな時間を過ごした夢島が嫌でも目に入るんだから、愉快なはずありません。
アキの存在の大きさと未だにハッキリした記憶を象徴する夢島を見ちゃった明希、フェリーの中で涙を流さなきゃ変です。

5:
最後、2004年、アキが吹き込んだテープを聞くサク。
左(上手):サク
右(下手):ラジカセ
アキの言った事を聞いてあげるサクです。

6:
シーサイド夢島ビレッジであの世や神様について話すアキとサク。
この場面でもカメラは
上手→下手
へ1回転と3/4。サクの17年の彷徨を暗示。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その82

第四弾

第五話その1

1:
左と右
1-1:
冒頭、2004年、サクの実家前
1-1-1:
まず明希が何とかサクの力になろうとしてしどろもどろ
左(上手):明希
右(下手):サク
1-1-2:
そして明希が家へ入ろうとするから位置が替わり、
左(上手):サク
右(下手):明希
サクが「ありがとう、小林」
1-2:
2004年、フェリー乗り場
左(上手):明希
右(下手):サク
ここで明希が初めて「サク」
…聞いてあげるよ、サク
という事。
1-3:
サク、アキの家へ行きお見舞い
1-3-1:
まず
左(上手):サク
右(下手):アキ
当然この位置です。
1-3-2:
夢島の話になると
左(上手):アキ
右(下手):サク
1-3-3:
この辺の綾瀬の驚いた表情、イマイチ。現在放送中の『JIN-仁-』の方が巧い。上達してます、綾瀬(*^_^*)。
1-4:
廣瀬家の力関係
アキが夢島行き許可を頼む夕食の場面
左(上手):父親
中央:アキ
右(下手):母親
娘の要求に許可を与えるのは、一応、父親。
両親は向かい合って座り、いかにも「サラリーマン」型生真面目。
父親がアキのために焼肉をいくつも取ってあげてるのは、サクからのカセットテープを捨てた事と繋がってます。アキのことが好きで好きでたまらないんです。
母親の方は、一応、父親を立てていますが、アキのことをよく知ってます。
1-5:
松本家の力関係
では松本家では
左(上手):母親
左(上手):妹
中央:サク
右(下手):父親
女系家族です。この時食べているのがカニ。個人主義の家庭で、あまり細かい事を気にしません。
妹からは「ガム太郎」ってからかわれるしね。
しかも父親は息子の方を見ることさえしません。
ここでサクが着てるTシャツに書いてあるのが
“WOW”
=うわ~
→キスと抱き締められた事バレたか?
1-6:
アキの部屋、母親は
夢島行きを反対
左(上手):母親
右(下手):アキ
1-7:
寺でお泊りの準備
1-7-1:
サクが、智世に連絡してないのを知り、スケちゃんを怒る
上手(左):サク
下手(右):スケちゃん、ボウズ
1-7-2:
それからボウズが「お前だけだよ 聞いてくれんのは」
上手(左):ボウズ
下手(右):スケちゃん
1-7-3:
ボウズは父親が現われ、今回も言うべきチャンスを逃す
上手(左):父親+バリカン
下手(右):ボウズ、スケちゃん
1-8:
サク、智世を誘いに
上手(左):智世
下手(右):サク
サクに悪いなと思ってる時だけ逆になり、話が終わると最初の位置に。
ここでは智世のスケちゃんと一緒にいたくない気持ちが強いんです。
1-9:
アキ、佐藤医師からの電話を取る
上手(左):アキ
下手(右):受話器→アキ右手で持つ
、と
上手(左):受話器→佐藤医師左手で持つ
下手(右):佐藤医師
、で
アキの嘘が勝つ(笑)。
1-10:
松本寫眞館、ボウズが行けなくなった事を父親から知らされるサク
上手(左):サク
下手(右):父親
はて、なんでサクが「主」なんだ?好きな様にやれって言う事と、髪の量(笑)。
1-11:
アキがサクからの電話を取る
1-11-1:
電話の前のアキ
上手(左):電話
下手(右):アキ
アキが「従」という事は電話を掛けるのに迷っている事。
1-11-2:
電話に出ると
上手(左):アキ
下手(右):受話器→アキ右手で持つ
「行けないかも」と伝えます。
1-11-3:
サクの方は
上手(左):受話器→サク左手(と右手)で持つ
下手(右):サク
サクは何にも出来ないからねぇ…
1-12:
夜、アキ、ベッドに横になり鼻血
上手(左):アキの頭
下手(右):鼻血が着いた右手人指し指
鼻血が「主」にならない、という事は、アキの思いが強い事を暗示。
1-13:
朝、スケちゃんとアキから電話
上手(左):受話器→サク左手で持つ
下手(右):サク
嬉しい驚きを受け取るサク。

2:
夕方
2-1:
サク、アキをお見舞いした後川沿いを自転車で進む
初のお泊りへの第一歩。
2-2:
アキ、佐藤医師から再検査の電話を受ける
死神の計画が一歩前進。
2-3:
続いてサクからの電話。明日いけないかも、とアキ
2-3-1:
サクが掛ける電話ボックス、画面手前側、「X」型の補強(?)が目障り。なんであるんだ?
夢島行きが「X」って事を強調。同時にアキも「X」。
2-3-2:
そして最後のカットがサクを頭上から。
サク、自転車、電話ボックスが影の中。→何やら不吉。
画面の中で目立つのは電話ボックスの四角い赤い屋根。
天上界から見れば夢島行きは赤、=止めろ。でもサクからは見えません。
2-4:
夢島での夕方
さらば光の世界、サクの優しさと共に。
2-5:
2004年、サク、夢島へ
苦しい日々を再体験。辛い事もあるけど過去と向き合う決心。

3:
シーサイド夢島ビレッジ
入口が鳥居。
3-1:
二人にとっての神域。死神もアキがここにいる間は手を出せず、出来る事は立ち暗み2回のみ。
本格的に攻撃するのは翌日帰る時、鳥居を出た直後。倒れるアキです。
3-2:
二人にとっての神前結婚。
3-3:
二人が吹き込んだテープの内容は同じ。一緒にいたい。
思いは同じ。神域で二人の思いを確認したんですから…(笑)

4:
二人の衣装
4-1:
サク
・行き:白地に青のボーダーT
・海パン:白
・泳いだ後:灰色のTシャツ、“KENTUCKY”→ケンタッキー・ダービー
4-2:
アキ
・行き:白地に細い青のストライプのワンピ
・水着:青のワンピ
・泳いだ後:水色地に細い白のボーダーカットソー、ノースリーブ
4-3:
なんだ、二人共イケイケの色だし、結婚の色でヤル気満々じゃん(笑)。
4-4:
帰りのアキの着る物が前日のワンピ。汗で汚れた物を着るはずありません。
非常に不自然。
アキの時間が止まったんです。死神の決定的な一撃。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その52

第三弾

第五話その4

1:
第五話、ん~、映像はかなり工夫してあるのは間違いないでしょう。分からない演出がかなりあります。
「俺は堤幸彦に殺される」。
堤監督は知恵を絞り出す人です。耽溺癖がある享楽家がこの監督に引掛かり取り付かれる訳です。
分解し分析すると工夫に満ちているのが分かり楽しいことこの上ありません。

2:可哀相な綾瀬
食べ物の場面が4回
2-1:サクのお見舞い+タコ焼き
2-2:自室で横になる+お昼ご飯
2-3:廣瀬家の夕食+焼肉
2-4:夢島での夕食
でも食べるのは夢島で魚一口(というか三口)としょうが湯のみ。第六話以降の白血病患者用減量作戦のため。最後に口にするのが恋人の作った物にしたのが堤監督と森下脚本家の優しさ…かな?

3:アキの髪型
よく見ると後に回した髪を半分だけまとめてます。つまり学校でもないし毎日の生活でもない事。

4:タイムポスト
リゾート計画が途中で終わったのを知ってるのに、なぜアキはテープをタイムポストに入れたんでしょう?
おかしい、非常におかしい。
しかもアキの様な「阿呆」がいるらしく2004年に再び来るとそれらしい手紙がポストの回りに意外とあります。

5:半月(はんげつ)
夢島の一夜の月は半月です。円は閉じず事は成就せず。やっぱりサクはアキとエッチ出来なかったのかなぁ…

6:サク→朔→朔太郎
久し振りに自身のアホさ加減に呆れました。
サク、朔、です。
朔=月+逆、欠けた月がもとへ逆戻りする一日(ついたち)の意。太陰暦の一日(ついたち)→新月→闇夜。
暗夜行路、無知蒙昧!同時に月が満ちていく最初の日も表しますから、復活、再生の意も!
17年もアキを忘れられずウヂウヂ引きずるはずです。しかし希望もあります。片山恭一をちと見直しました。
(サクを救うのが「明希」。「律子」じゃ頼り甲斐ないもんなぁ)
漢字がある日本語の表現力の豊かさにも関心しました。
凄いね。
…あ~俺もサクと同じ位阿呆だぁ…~by俺~

7:夢島
第五話ではこの夢島自体が、原作にあるとは言え、一番怪しい。
無人島の隔絶感からアキの入院先の稲代総合病院へ繋がってるのは間違いありません。
8:その他
今回は「朔」にやられました。しかしこういう驚きに出逢うと俄然やる気が湧いてきます。


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『世界の中心で、愛をさけぶ』その51

第三弾

第五話その3

1:
そろそろ何回観たか分かんなくなってきました。
その代わり更に分かってきたのが、この連ドラの出来の良さ。これだけ観たけど飽きない。脚本と映像化の良さ、そして主演二人の魅力のおかげ。山田孝之については書かなくてもいいけど、綾瀬については『世界の中心で、愛をさけぶ』を客観的、また正確に評価するために、悪趣味ですが、悪い所をいずれ書きます。
綾瀬は演技力が不十分なんですが、魅力的なアキなんです。アキの魅力を引き立ててるのが山田孝之、これもお忘れなく。
また、映像は一見簡単な作りなんですが、やはり巨匠大監督の作ですから、どうやらかなり工夫してるのがチラチラ見えてきた気がします。
そう「俺は堤幸彦に殺される」。しかも巨匠大監督、誕生日が私の親父と同じ。何やら因縁があります。

2:
さて冒頭の桜井幸子の演技、相変らず文句無。好きな人を前にして、緊張混乱取り乱して巧く、いや、普通に話せない。力になりたいという気持ちはサクに伝わってるんですけどね。だけど好きという気持ちを伝えられないもどかしさ…。
誰が観ても明希のこの気持ちは桜井幸子の演技から分かります。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その50

第三弾

第五話その2

1:アキの髪を留めるゴム
夢島へ行く時に白になります。親の言う通りにせず自分で判断するアキの本格的親離れの小さな第一歩を象徴する白いゴム。
Timonさんが書いた結婚衣装の小さな小さな一部です。
第四話迄観直したら白いゴムを使ってるのは、やはりこの夢島の場面のみ。流石堤巨匠大監督。

2:アキの髪
私服+ポニーテールの組合わせは初めてです。ポニーテールは学校と関係がある時の髪型です。
つまり改まった気持ち、晴れの日の装いです。学校と同じ位重要な事物へ向かうという事。
またもう一つの理由は泳ぐため(=自らの力で船出)。
白いゴムだけでなく髪が表す事も独立、自立、親離れです。目的地は無人島なので、どうなるか分からない将来そのもの。

3:『かたち あるもの』ドラマ用インストルメント版
が流れるのが焚き火を前にした二人が自分の将来の仕事を語る時。
二人にとって一番重要なのは柴咲コウが歌う『かたち あるもの』が流れる場面で、それはアキが100m12秒91を記録した時。
つまり将来はもはや一番重要ではなく、『かたち あるもの』ではありません。一番『かたち』が無くなるのは、勿論、アキ=遺灰。

4:夢島埠頭で倒れるアキ
これは明らかにおかしい。崩れ落ちずに倒れてます。倒れるはずがありません。
ではなぜ倒れるのでしょう?
蛍で領収書を書いた死神がついにアキの地上との絆を断ち切りアキの運命を決定しました。
もうアキは人間ではないので人間の様に、人間らしく崩れ落ちることもなく、伐採された木のように倒れるだけです。死体を丁寧に、敬意を込めて扱うのは人間だけです。
…死神の言う事を忠実に再現する堤監督です。

アキの運命は死ぬ事に決定。変更不可、というか選択肢皆無。あるのは死への向かい方のみ。
…サク、どうするんだよ?~by俺~



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その49

第三弾

第五話その1

1:分水嶺
2004年では谷田部先生に続き、本命の明希もサクに救いの手を差し延べ、
1987年では楽しい初恋物語の終わり。
いよいよ物語が大きく動きます。

2:死神
まぁ趣味のいい死神なんていないでしょうが、そのパシリの森下脚本家も趣味が悪い。アキに楽しい思いをさせてから死神に身柄を渡します。
死神のこの回の警告、多いこと多いこと:
2-1:左膝内側の皮下出血
2-2:微熱
2-3:稲代総合病院から電話(要再検査)→電話の呼び出し音が耳鳴りの伏線
2-4:鼻血
2-5:タイムポスト脇で立ち暗み
2-6:シーサイド夢島ビレッジ内で立ち暗み
2-7:夜中の電話のベル(=アキの耳鳴り)
2-8:夢島埠頭で気を失う

3:サクの優しさ
警告の回数に合わせ、サクがアキに優しいこと優しいこと:
3-1:ジャガイモを削るアキを止めさせる時、怒鳴らない
3-2:寒そうなアキに生姜湯を作る(→演出から考えるとこれがアキに一番利いてる)
3-3:自分の運をアキに回すように祈る
3-4:蛍の乱舞を観て感激し涙ぐむアキをそっと抱き締める

4:アキを幸せにする出来事
森下脚本家の趣味の悪さが続きます:
4-1:サクと水遊び
4-2:サクが腕を振るったご馳走
4-3:アキの絵本の取材にカメラマンとして同行しようとするサクの思い
4-4:蛍の乱舞(→設定が無人島なので説得力あり)

5:
警告と、優しさ+幸せの回数が同じ(8回)。この様に死神との取り引きは恐ろしい。それを再現する森下脚本家、ん~…。
さらに深読みするとアキはこれだけ優しくされサクの気持ちと人柄が分かったから、体を許したでしょう。その代償がアキの命で領収書がアキの肩に止った蛍(→サクちゃんとのウフフ代としてお命、確かに頂戴しました)。

6:意外と安普請な廣瀬邸
「サクって呼んでもいい?」は聞こえるし、夢島ウフフキャンプの話は筒抜けだし…
…それに比べると『いら夏』の鷹園邸はお金持ちの御屋敷に相応しく壁が厚い。解説音声の渡部篤郎の話だと、ドラマの声の大きさでは隣の部屋では聞こえないそうです。

7:綾瀬ぇ~!(T_T)
アキの部屋で夢島の話をする時の綾瀬の喋り方は悪くないんですが(というか今迄で一番良い)、表情が駄目。全然嬉しそうじゃない。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その23

第二弾

第五話その1

1:伏線
電話のベル→最初に病院から=生死に関わること
あの世→最後の空港の場面へ
2:台詞
2-1:次のサクの台詞は普通過ぎず格好付け過ぎず(=可不足なく)大変宜しい。森下脚本家の実力発揮。

> 「亜紀 こないだからそういうの多くない?」
「俺って単なる通過点なの?」
「ホント そういうとこ意地悪だよね」
「今 俺のプラス分 亜紀にまわしといてもらったから
「俺 別にマイナスでもいいし」

2-2:次のアキの台詞と映像は単純だけど大変効果的

> 「手をつないでいけたらと思うよ」
(→手を取れず貧血で倒れるアキ)

3:結婚写真
左(上手):アキ
右(下手):サク
夢島で二人の位置が決定します。二人の絆が深まった事も示してます。そして結婚写真への伏線。
ほとんどの場面でこの位置
3-1:夢島への船上
3-2:タイムポスト横でアキの貧血
3-3:アキを砂に埋める
3-4:砂の城を作る
3-5:お昼寝
3-6:料理を作る
3-7:食事中
3-8:食後のお喋り
3-9:元ホテルの中
3-10:就寝中
3-11:蛍(の川)の場面
(3-12:2004年のサクがアキのテープ[上手]を見つける)
3-13:アキが桟橋で倒れる
以上から分かる通り「ガム太郎」です

4:
食後、焚き火を囲んでお喋りする二人。この時喋るサクを愛しいそうに見つめるアキの表情が良い(=綾瀬がいい)。それに気付かないサクもいい。良い演出です。

5:お約束の
「男が初めて彼女の水着姿を見て、呆気に取られ、物を無意識に落とす」
場面もあります。

6:明希
初めて「サク」と呼びまた一歩サクに近付きます。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その9

第一弾
第五話その1。

1:フフフ
これを放送された時観たら、来週迄の一週間、心と手をどうすれば良かったのでしょう?
綾瀬の「フフフ」のくすくす笑いは最初から耳障りで、下手。堤監督が役者の演技に見惚れないためにモニターで「観察」する様に、この「フフフ」のおかげで『世界の中心で、愛をさけぶ』から距離を保てたのですが、第五話の綾瀬と山田孝之には飛び付かれました。
サクが初めて見せた優しさ、アキの愛しさ、そして最後にお互いの手を掴めない二人。旅立つ者と残される者。
美しさと悲しみが両立し、心を捉える出来の良さ。

素晴らしい。

…余韻を楽しみ「観れば良さが分かります」で済せばいいのに、書かずにいられない私は未だに高校生並のアホです。
2:
第五話の綾瀬の演技は「フフフ」を凌ぎました。
…よく頑張ったね、綾瀬~by俺…

3:
蛍、月明り、焚火、闇に輝くもの、圧倒する闇に抵抗する煌めき、それがサクの優しさであり、アキの愛しさであり、二人の恋です。

4:
お互いの手を掴めなかったサクとアキ、楽しい恋の時間は終わり。物語は新たな展開へ。旅立つ船の行先は何処?

5:ジャガイモ
アキのジャガイモの皮の削り方(絶対「剥く」ではありません)から料理をしてないのは明らか。一応父親は設計事務所を経営してるので勉強第一の家庭環境。

6:七輪
それに比べサクはじいちゃん仕込みで一応料理が出来ます。アキにいいところを見せられるチャンスでもあるから張り切って当然。その意気込みの表れが使い慣れたマイ(多分)七輪。
あんな重い物を持って走るところがアホな高校生(笑)。→役者は辛い。
しかし料理は、生姜湯を作りますが愛情表現の演出になっていません。愛情表現ならアキが好きだと言ったジャガイモコロッケをサクが作るはずです。

7:えっち
男が常に考えてる事。女は男が常に下心を秘めているのを知っています。下心を見透かされているのを分かっているかいないかが、オヤヂと男の子との違い。
当然アキもサクの下心を知ってます。スケベ心を出そうとしてアキにダメと言われると素直に従うサク、人が良くて可愛げがあります。
第五話にも初なサクの描写があり、微笑みを誘い物語の「箸休め」になり効果的。
『恋愛寫眞』で格好いい事言ったカシアスが直ぐに足を雪に滑らせるのと同じで、堤監督が好む「現実感」でしょう。
えっちという「現実感」がこのドラマの魅力の一つ(→初恋物語でもあるから)。サクはオヤヂから観ても「か、わ、い、い」。



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プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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