美の巨人たち『葛飾北斎 「富嶽三十六景 山下白雨」』 と 日曜美術館『富嶽三十六景 北斎が見た富士を探せ』

○放送
美の巨人たち『葛飾北斎 「富嶽三十六景 山下白雨
2016年4月16日(土)
TV東京系
(放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/160416/)

日曜美術館『富嶽三十六景 北斎が見た富士を探せ』
2013年1月5日(月)
NHKEテレ


1:
どちらの番組も北斎富嶽三十六景の内、題名に地名が入ってない作品2点
山下白雨

凱風快晴

どこから見て描いたかを探りました。

PCと解析ソフトを使うと、
稜線の形
山頂の形
描かれている物の形と状態
から場所を特定出来るとか。

1-1:
まず、
凱風快晴
は、

朝日を浴びた富士山が見える→山梨県側
山頂がほぼ平らに見える
稜線の勾配が右の方が急に見える→北東側

以上3点を満たす場所が、

三つ峠(標高1785m)
ここからの富士山を更に標高を2倍にするとほぼ同じ形になる(@_@)。

1-2:
山下白雨
は、

山頂の剣ヶ峰が中央に見える→南西側、静岡県富士宮市白糸の滝
左側稜線下部に山塊がある→おそらく御坂山地だが、白糸の滝から御坂山地は見えない
→富士山の標高を2倍にし、更に上空2,500mから見る

そうすると、ほぼ同じ形になる(@_@)。

1-3:
先に放送された日曜美術館を観た時は、本当に驚きました。
20世紀になり、コンピューターが出現するまでは、おおよその場所は特定出来ても、
断定は出来なかったはずです。

北斎の「凱風快晴」と「山下白雨」だけでなく、
コンピューターや細密、精細に分析出来る機器が登場するまで、分析、特定出来ず理解が進まなかった絵画が多いはずです。
赤外線写真が発明、実用化されるまでは油彩の下に何が描かれているか全く不明でしたからね。

今後、作品を破損、劣化させることなく今迄以上に細密、精細に、正確に分析、解析出来る機器が実用化されると、
絵具の混ぜる割合、混ぜ具合、筆圧、筆致、重ね塗りの回数、方向、様々な癖、等も分かる様になり、
フェルメール、カラヴァッジョ、向井潤吉等の超絶技巧の秘密が明らかになるのも近いかもしれません。
更に贋作の鑑定も早く精確になるでしょう。


2:
二つの番組で調査、分析、特定、否、断定(笑)したのは、

「美の巨人たち」に出演したのは、
日本地図センター常務理事
田代博氏

「日曜美術館」の方は録画したBDを引っ張り出してきて再生すると、
筑波大学附属高等学校 東京都文京区
田代博先生

???

勤め先は違えど同じ名前だから調べてみると
同じ方でした(@_@)。
田代博氏のHPのプロフィール→http://yamao.lolipop.jp/profile.htm




タグ 凱風快晴 山下白雨 北斎 富嶽三十六景




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『美の巨人たち レオナルド・ダ・ヴィンチ 「受胎告知」』

○放送
2015年12月12日(土)
TV東京系

放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/151212/index.html

この絵、日本に来ていた(@_@)。
2007年に東京国立博物館に(@_@)。
当時のトーハクのHP→http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=481

この頃は漸く映画とドラマを再び観始め、絵画に関してはまだ熱が復活してなく、
上野に来た事さえ知らなかった(@_@)。

行きたかったなぁ(涙)。


1:
受胎告知」、聖書の一節から。

大天使ガブリエルがマリアに、
「お前さん、おめでとう。妊娠してる。男の子が生まれる。イエスと言う名前にしなさい」
マリアは、
「私は神のはしため、召使の女。おっしゃる通りになりますように」
(ルカ傳 第一章26節~38節)

を絵にしたもの。

多くの絵師が描いてます。
(参考、Wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%97%E8%83%8E%E5%91%8A%E7%9F%A5)

その中でも、なぜか、フラ・アンジェリコに絵が好きなんです。
(いくつかありまして、全部紹介しているのは、このブログ→http://remove.jugem.jp/?eid=223)
(この方のブログ、「受胎告知」の記事が多い(@_@)。関心のある方は「受胎告知」のカテゴリーがあるので見て下さい)

小学生の頃に見て、なぜか分からんのですが、心を捉えられました。
そして、記憶が短絡してると思うのですが、なぜかフラ・アンジェリコの「受胎告知」を見た後、
今は亡き父方の祖父と中華料理屋でラーメンと鳥の唐揚げらしき物を食べています(笑)。

それから20数年後、『誰も行ったことのいない美術館』展(何と、模写だけの展覧会。1990年らしい。会場や美術館等不明)で再会。
この展覧会、マンテーニャの『死せるキリスト』とか、クリムトの『接吻』、ダリ『十字架の聖ヨハネ』等々、超有名どころがてんこ盛りで、
非常に面白かった。
その中の一枚にフラ・アンジェリコの『受胎告知』の模写があり、見て、足が釘付けになりました(@_@)。
残念ながら図録を持ってないので、どれだったかは不明。

その時以来、好きな絵、題材に決定的になりました。


2:
そして、あのフェルメールと並ぶ驚異の写実技法の持ち主、ダ・ヴィンチの『受胎告知』です。
この横長の絵はかなり前から知っていて、いつの日にか見たいと思っていたんですが、
21世紀になってから日本に来ていたとは(涙)。

さた、久し振りにじっと見ると、
テレビの画面からも、21世紀の俗世間とは全くかけ離れた雰囲気が伝わってきます。

衣服のシワを描写するための方法も面白かった。
腕の形の模型(→本当に形だけ)を作り、布を粘土を溶かした水に漬け、それを腕の形の模型に着ける。
そうするとシワが固まり、いくらでも時間を掛け描写出来る。

これにはただ感心するばかり。

また、正面から見るのではなく、右下から見るために描かれた事にも感心しました。

やはり、本物を見たい。
でも、フィレンツェまで行くには、遠いなぁ、金も根性もありませぬ(涙)。



3:
ところで、番組の中で消失点が背景の山にあり、高い山は神の象徴と言ってました。
この高い山に関しては、

>彼は大いならん、至高(=いとたかき)者の子と稱(=とな)へらん、
ルカ傳 第一章三十二節

この辺からも分かります。


4:
こんな感じで、久し振りに大変面白い回でした。




タグ ダ・ヴィンチ 受胎告知 美の巨人たち




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『美の巨人たち 正阿弥勝義「古瓦鳩香炉』

○放送
2015年11月7日(土)
TV東京系

番組HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/151107/index.html

これ、去年、三井記念美術館で見ました。
超絶技巧! 明治工芸の粋』
図録番号:2-02
この展覧会のチラシにも載ってます。
(参考 私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1758.html)


1:
これも、すんごい超絶技巧、細密写実の金工品(@_@)。
題名に入ってる古瓦を鉄で作り、古び具合が正に古瓦です。

蜘蛛の作りも素晴らしく、俊敏な飛び跳ねる動きを簡単に想像出来る雰囲気を漂わせています。

これも、単に超絶技巧と出来の素晴らしさに感嘆すればいい物です。


2:
それしても、フルHDの映像の美しさ、鮮明さ。
日本が誇る美術印刷もこれには敵わん。

画像を見るだけなら、本はいらずこういう番組で十分。



タグ 超絶技巧 本阿弥勝義 三井記念美術館



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『美の巨人たち 本阿弥光悦 国宝「舟橋蒔絵硯箱」』

○放送

2015年10月10日(土)

放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/151010/index.html

1:
徳川家康が本阿弥光悦に京都鷹峯に領地を拝領して、今年2015年で400年。
琳派を呼ばれる日本の芸術家達の祖が本阿弥光悦
琳派400年を記念し、『美の巨人たち』でもそれを祝し4週連続で琳派特集。


2:
すんげー作りの硯箱です。
東京国立博物館の所蔵品で、只今、京都国立博物館で展示中。
琳派誕生四〇〇年記念 特別展覧会 琳派京を彩る』の目玉の一つ。
HP→http://rinpa.exhn.jp/

直ぐに見たい方は京都へどうぞ(笑)。


3:
私の様な門外漢でも作りの素晴らしさが分かります。
一番印象的なのは、私の場合、光悦の文字を銀で作り貼り付けた事。
和歌を意匠や絵で表していたのを、本家本元の文字のした奔放さが素晴らしい。
オマケに直接墨や絵具で書かず、厚みのある銀にし立体化し、文字自体を工芸品としました。

江戸初期の作品であり以後続く琳派の自由な発想の源とも言える様な作品です。
同時に江戸時代の素晴らしい芸術の幕開け、と言ってもいいのではないでしょうか。




タグ 本阿弥光悦 琳派 舟橋蒔絵硯箱



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『美の巨人たち フィンセント・ファン・ゴッホ 「星月夜」』

★放送
2105年6月6日(土)
TV東京系

放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/150606/index.html

図版Wikiから→http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/cd/VanGogh-starry_night.jpg


1:
さて、この絵、20年位前に上野で見ました。
調べてみると、
MoMa展第一回
上野の森美術館
1993年
の事でした。

この時、アンリ・ルソーの代表作『眠れるジプシー女』も来てましたなぁ(遠い目)。
有名な絵で黒山の人だかりでしたが、画集で見た通り、静謐さと不思議さに満ちた中々の絵でした。
そして、『星月夜』の前も黒山の人だかり。
それでも暫くすると人だかりが薄れ、近付き隅から隅まで見て調べると、
「?」。
「あれ?」
よく見るとあちこちにキャンバスの地が見え、塗り残しが(@_@)。
下塗りも無く、純粋なキャンバスの繊維の目がハッキリ見える(@_@)。
な、何だ、これ?
1980年頃からゴッホの絵が来ると欠かさず見に行ってましたが、塗り残しがある作品は見たことなし。
色の塊で配置を考えたりしないで、一気に描きあげたのは明らかでした。

何だか手抜きみたいで、急速にこの絵に対する熱が冷めて行ったのを今でもハッキリ覚えています。

さて、今回の放送でもアップの連続で塗り残しが記憶通り、ある、ある、ある(笑)。
ゴッホの他の絵と違う『星月夜』、どんな風に放送されるか興味深く観ました。


2:
筑波大学の芸術系、齊藤泰嘉教授は星空の描写は北斎の『神奈川沖浪裏』から来ているのではないかと指摘しています。
(『神奈川沖浪裏
参考Wiki→http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0a/The_Great_Wave_off_Kanagawa.jpg)

2-1:
この『神奈川沖浪裏』の画面構成は「規矩の法」だけでなく、「三遠法」が使われているとも齊藤泰嘉先生は指摘。
三遠法」文字通り下記の3種類の遠近法から成っています

深遠→手前の高い位置(山や波)から下を覗きこむ視点
高遠→下から上を見上げる視点
平遠→広く平らな場所を見る

更に画面中央(手前の波と奥の富士山)は西洋式の線遠近法が使われ、
三角形の相似形に組み合わせになり画面に奥行を与えていると齊藤先生は指摘しています。

そして、ゴッホの『星月夜』も同じ構成になっていると齊藤先生は指摘しています。

平遠法→画面中央から右側寄り
神奈川沖浪裏→波の底と船
星月夜→村の風景

深遠法→画面左側
    神奈川沖浪裏→船の舳先
    星月夜→糸杉の奥の大地

高遠法→画面左側
    神奈川沖浪裏→大波
    星月夜→糸杉と一面の夜空

線遠近法→画面中央付近
     神奈川沖浪裏→手前の小波と奥の富士山
     星月夜→小さい方の糸杉と奥の教会の尖塔

2-2:
瞬く星の数は「11」個。
この「11」と言う数は、
旧約聖書創世記、第三七章九節から来てるらしい。

>ヨセフ叉一の夢をみて之をその兄弟に述べていひけるは我また夢をみたるに
日と月と十一の星われを拝せりと

太陽と月はヨセフの両親、11の星は兄弟たちを表し、
兄弟たちから虐げられていたヨセフが将来彼らを救うという予知夢なんだとか。

つまり、ゴッホは創世記のこの部分を描こうとしてのではないか、
宗教画なのではないか、
とこの番組は解釈してます。

説得力がありますね。

2-3:
造形家の青木世一氏が『星月夜』の立体模型を作り、
『神奈川沖浪裏』の波を加えると、
見事に夜空と波が一致します(@_@)。
違和感皆無(@_@)。

2-4:
もう一つこの番組では解釈していて、それが次の事。
糸杉は西洋では墓地に植えられる事が多く死を象徴している、
(私も自己紹介の記事でこの件を書いています→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-category-12.html)
そして死に引かれていく自分をこの絵でゴッホは繋ぎとめようとしていたのではないか、
月と11の星に願いを込めて。

ゴッホがこの『星月夜』を描いたのは、自分の精神状態に不安になりサン・ポール・ド・モーゾール修道院に入院していた時ですから、
この意見も説得力があります。


3:
改めて、ガッカリする事無く(笑)、落ち着いて見ると、

3-1:
また齊藤先生の解釈と青木氏の実証のおかげで『星月夜』の魅力や実力が分かってきました。
また、齊藤先生のおかげでゴッホの描写力と構成力にも感心しました。
ゴッホが『星月夜』を描いた時、北斎の『神奈川沖浪裏』を参考にしたか、手元に在ったか、分かりませんが、
塗り残しの多さから急いで一気に描きあげたのは間違いありません。
だとすると、参考にしたとしても手元に置いて見比べながら描かなかったと考える方が妥当でしょう。
大波、小波の形だけでなく、三遠法の構図も含め全てを覚えていて、まるで下描きがあるの様に描いたと考えても間違ってないでしょう。
ゴッホの描写力を考えると、実は簡単な事だったのではないでしょか?

3-2:
また今回気付いたのは、この『星月夜』、少々バランスが崩れています。
夜空が強過ぎ、地面が空を支え切れていません。
自分の精神状態の不安を表す意図的なことなのか、
それとも絵のバランスと取ろうにも取れない精神状態だったのか、
今となっては謎です。

ゴッホも模写した広重の『大はしあたけの夕立』の不安定の影響もあるかもしれません。
(参考→http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1312294)

3-3:
この放送のおかげで興味が湧いてきて、また見たくなりました。
でも、マンハッタンは熱海より遠い(笑)。
オマケにこの美術館、入場料がエラく高い。
何と、$25だぜ、\2,500以上(@_@)。
(参考→http://www.moma.org/visit/infoplans/japanese_plan#generalinfo_ja)



4:
今回番組のプレゼントが『星月夜』の収蔵元ニューヨーク近代美術館で売ってる『星月夜』柄の折り畳み傘。
この傘、日本でも売ってます。
東京は表参道のMoMA DESIGN STORE。
NY近代美術館の初の海外出店だとか。
通販もあり。
興味がある方はどうぞ。
HP→https://www.momastore.jp/momastore/products/detail/product_id/1443/



タグ ゴッホ 星月夜 北斎 神奈川沖浪裏 広重 大はしあたけの夕立 三遠法 規矩の法



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『美の巨人たち ヨハネス・フェルメール「天文学者」』

★放送
2015年5月16日(土)
TV東京系


放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/150516/index.html


1:
やはり私の様な素人と違い予算があるTV番組。
絵画に描かれた物を調べる事が出来ます(^.^)。

1-1:
壁に書いてあるローマ数字は、
“MDCLXVIII”
=1668年
(1668=(M=1,000)+(D=500)+(C=100)+(L=50)+(X=10)+(V=5)+(III=3))

これは薄く、実物を近くでゆっくり見れないとよく分かりません。
勿論私も分かりませんでした(笑)。

1-2:
後に掛けてある絵は「モーセの発見」
旧約聖書「出エジプト記」から。
映画『十戒』(主演:チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー)、最近だと『エクソダス:神と王』を見た方なら御存じ。
ユダヤの民を率いてエジプトから約束の地へと向かったモーセ。
モーセは大移動を行うために現在位置を知り、進む方向を知るために天文学の知識に長けていたと考えられています。

説得力有り。
私の様な素人にはどんな絵なのか、推理する事さえ不可能(笑)。

1-3:
机の上に広げてある本は、
「天文学・地理学案内書」
第二版
アドリアーン・マティウス著
1621年版
、と分かるそうです(@_@)。
描かれている挿絵から第二版だと分かるそうです(@_@)。

1-4:
天球儀の左上の描写は「おおぐま座」、中央は「うしかい座」。
神話の世界を暗示しているとか。
これも私の様な研究不熱心な素人にはお手上げ(笑)。

1-5:
天球儀の手前に置いてあるのは、アストロノーム(=天体観測器)。
これは当時の物がどんな物か調べなきゃ分かりません(@_@)。
日本で調べられるのかなぁ…


2:
下絵を作るために「カメラオブスクラ」を使ったとか。
空気感、つまり、空気中の水蒸気を表し、空気を描いてる訳です。
フェルメールの現存するアトリエからカメラオブスクラの画像を単になぞってるだけではないのも、
研究から分かってるとか(@_@)。

カメラオブスクラは「美の巨人たち」で今迄に数回取り上げれましたナ。


3:
まぁ、こんな能書き(笑)、知らなくてもいい絵です(笑)。
でも、知って損になる知識というものは一つも無いのも事実。
より楽しむには知っていた方が良いデス。

現在、新国立美術館で展示中。
お勧めの一枚です。
展覧会HP→http://www.ntv.co.jp/louvre2015/


4:
この絵の私の解釈と感想文は、
http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-2098.html




タグ 美の巨人たち フェルメール 天文学者 カメラオブスクラ 新国立美術館



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『美の巨人たち 鈴木長吉「水晶置物」』

★放送
2015年5月9日(土)

放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/150509/index.html

またしても明治の超絶技巧細密写実描写工芸品(@_@)。
今回は鋳物。
そして、またしても「すげえ~」のみ(笑)。

藝大の「ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美」展で展示中。
2015年4月4日(土)~5月17日(日)

HP→http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2015/doubleimpact/doubleimpact_ja.htm


見に行きたいけど、可能性かなり低し(涙)。



タグ 鈴木長吉 水晶置物



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『美の巨人たち 酒井抱一 「風神雷神図屏風」』

★放送
2015年2月7日(土)
TV東京系

放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/150207/index.html


1:
去年(2014年)、出光美術館で展示された名作。
(参考 私の記事「『日本絵画の魅惑』 前期 酒井抱一作「風神雷神図屏風」」→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1749.html)

作者の酒井抱一って、ちょっと珍しい出自。
何と、お父ちゃんは姫路藩藩主(@_@)。
こんな絵師、芸術家、他に聞いたことなし(@_@)。
(参考 酒井抱一Wiki→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%92%E4%BA%95%E6%8A%B1%E4%B8%80)
現在で譬えると、舛添要一東京都知事の息子が世界的に評価され愛される画家になる様なもの(@_@)。


2:
好きな絵なんで、放送されればただ嬉しいだけ(笑)。
特に書くべき事もありません(笑)。

実物を目の前で見た時の勢い、迫力、生命感、生き生きとした描写、筆の走り具合、
こんなものが無いのはTV放送のため故。
だから、好きな絵なんで文句も出ません(笑)。

俵谷宗達尾形光琳の作も放送されました。
ただ、尾形光琳の作のTV映りが良過ぎました(笑)。
本物はTVで観る程の迫力は無く、宗達と抱一と比べるとエラく劣ります。


3:
さて、今年2015年は、
琳派の祖本阿弥光悦が徳川家康から京都鷹峰に領地を拝領し芸術家村を作り400年(元和元年、1615年)。
尾形光琳没後300年ではなく、299年(享保元年、1716年)だから300回忌(笑)。

琳派400周年の記念の年ですから、TV番組でももっと、もっと、取り上げられるよう祈ってます。



タグ 酒井抱一 風神雷神図屏風 美の巨人たち 琳派 本阿弥光悦 俵谷宗達 尾形光琳




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『美の巨人たち 森田藻己 「竹の中の大工」』

★放送
2015年1月17日(土)

放送分番組HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/150117/index.html

森田藻己(=もりたそうこ)の手による根付です。
超絶技巧! 明治工芸の粋』展(三井記念美術館、2014年4月19日~7月13日)には出品されなかった作品。

(この展覧会、今年、山口県立美術館でやります。2105年2月21日(土)~4月12日(日) 参考HP→http://www.yma-web.jp/exhibition/)
(所蔵元は京都の清水三坂美術館ですが、HPには書かれていません。参考HP→http://www.sannenzaka-museum.co.jp/index.html)

間違いなく出品されてもおかしくないんですが、
どうやら制作された時が1910年から1940年の間らしく、特定出来ないからの様です。

これも、とんでもない作品。
縦3.5cm、横2.5cmの黄楊を竹の形に削り彫り磨き、その中に、何と、大工さんを彫っています(@_@)。
さらに褐色に染色されてるんですが、全て草木染だとか。

超絶技巧根付は『超絶技巧! 明治工芸の粋』展で買った「別冊太陽 明治の細密工芸 驚異の超絶技巧」にも取り上げられてます。
その中には森田藻己の今回と同じ様な作品『木彫桶職人根付』があります。
これは葛飾北斎の富嶽三十六景『尾州不二見原』に描かれている大桶の中で仕事をしてる桶職人を作りました。
ただ、図版が小さくイマイチ迫力不足。

視線と心と言葉を奪われ、阿保になる作品(笑)。
こういう強力な魅力、魔力を持った作品を見るのはいいもんです!(^^)!。





タグ 森田藻己 根付 超絶技巧 美の巨人たち




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『美の巨人たち 白山松哉 「日月烏鷺蒔絵額」』

★放送
2014年6月7日

放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/140607/index.html


白山松哉(しらやましょうさい)作
日月烏鷺蒔絵額(じつげつうろまきえがく)

『超絶技巧! 明治工芸の粋』
(三井記念美術館で開催中 HP→http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html)
(私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1758.html)

の展示番号3-09
の作品

1:
絵は遠くから見て雰囲気を味わい圧倒される。
近付いて筆致と技術を見て圧倒される。

こういう工芸品は詳しい事を知らないので味わうに至らず圧倒されるのみ(笑)。
三井記念美術館では拡大鏡を置いていくつかの作品の細部を見れますが、この作品は物がデカいだけに置いてませんでした。
放送では我らの代わりに(笑)、近付いてくれてよ~く見せてくれました。


2:
蒔絵のいくつかの技法を使って作られていて、その中の研出蒔絵の技法の一部を紹介しました。
手間と時間が掛り大量生産は絶対不可能。
安価と効率を笑い飛ばし、蹴散らす爽快感とも言うべきものがあります。
白山自身はそんな事考えず、ただ完璧な物を作りたいと思っていただけなのは間違いない様です。
白山松哉の遺作は未完成で何と、21年も掛けていたとか(@_@)。
集中力の持続の長さ、精神の持久力の長さ、常人には分からぬ、敵わぬ世界。

大した人です、白山松哉(@_@)。



タグ 白山松哉 日月烏鷺蒔絵額 美の巨人たち 三井記念美術館 清水三年坂美術館 村田コレクション 村田理如



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テーマ : 伝統工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち 酒井抱一 「八ッ橋図屏風」』

★放送
2014年5月31日(土)
午後10:00~10:30

放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/140531/index.html

1:
先日見てきた出光美術館蔵の「八ッ橋図屏風」なんで興味深く観ました。


2:
紙本かと思っていたら絹本なんですねぇ…
金箔と紙本に貼ると滑らかなので鏡の様に全面で光り、絹本は絹の繊維が縦横にあるので金粉の様にキラキラ光るとか。
見に行った時は全く気付きませんでした。


3:
優雅な立ち姿の燕子花は、風に揺れる姿だとか。
これは、そこまで考えが行きませんでしたね。
尾形光琳の「八ッ橋図屏風」を見てないもんなので(^_^;)。


4:
それでも、全体の構成とかの話は無しで、この点については大いに不満でした。



タグ 酒井抱一 八ッ橋図屏風 美の巨人たち 尾形光琳



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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち カラヴァッジョ 「いかさま師」』

★放送
2014年3月15日(土)

放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/140315/index.html

1:
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョは単純な背景の前に人物を置き、光と影を強調した対比の強い絵を描きます。
対比の強い絵が好きなCYPRESSは、はい、一殺、好きです(笑)。
オマケに漂わせる雰囲気がカラヴァッジョ独特で、とてもいい。


2:
カラヴァッジョが間違い無く描いたと特定出来るデッサンや下絵が殆ど残ってないそうです。
その理由は、SACI(Studio Art Center International)の修復・保存学学部長ロベルタ・ラプッチ教授によると、
凸レンズと鏡を使い人物をキャンバスに投影し直接なぞり下描きを描いたためらしい(=直接投影法)。
この技法の欠点はどうしてもモデルが動くので、キャンバスに感光乳剤(=塩化銀+硝酸銀)を塗りモデルを投影、感光させ、
焼きついた像の上から白い顔料で超手早く描きとったそうです(=写真技法)。

ラプッチ教授が番組の中で言ってる通りほんの僅かに投影されたモデルの像からあれだけの人物を描けるとは、天才のなせる技です。
正に超絶技法の持ち主だったカラヴァッジョ
超絶技法と言うのは、写実技法だけではなく、漂わせる雰囲気を初め表現力がとても優れている事です。


3:
そして今回のお題「いかさま師」。
明るく、キレイな絵、いいね。
それだけ(笑)。
それだけで十分な絵。



タグ カラヴァッジョ 美の巨人たち



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テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち フィンセント・ファン・ゴッホ 「オーヴェールの教会」』

★放送
2014年4月5日(土)
TV東京系

番組放送分HP→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/140405/index.html

ファン・ゴッホ ギャラリー オーヴェール・シュル・オワーズのページ→http://www.vangoghgallery.com/in_his_steps/auvers.html
(英語です。ま、フランス語よりは分かりやすいか(笑))

1:
ゴッホ終焉の地、フランス、パリ郊外のオーヴェール・シュル・オワーズで描いた教会の絵。
この絵も有名ですから、何かで見たことがある方も多いでしょう。
南仏へ行った以降の絵ですから、誰が見ても、「あ、ゴッホの絵だ」と分かる筆致と色使いの絵です。


2:
何回目にしてもその筆致と色使いには目を奪われ、心を捉われるゴッホの絵ですが、
この絵も例外ではありません。
そして絵が漂わせるファン・ゴッホ独自の雰囲気に心、クラクラ(笑)。
この絵も例外ではありません(笑)。

そしてHD規格で撮影してますから筆の跡もハッキリ映り、筆の音、同時に絵具の匂いまで感じ取れます。
この辺の感覚は油絵を描いた事がある方なら想像出来ると思います。


3:
番組によると、教会は牧師だった父親の象徴。
画面の中に唯一描かれる女性は、何と、着ている物が当時のオランダの服(@_@)。

オマケに絵の上半分は、夜。
下半分は昼だとか。

生まれ育ったオランダへの郷愁には間違い無し。
また、教会と夜空を描いてる事から死をかなり意識してると捉えても無理が無いでしょう。

まぁ、あーだ、こーだ、とか考えたり言ったりせず、絵自体を見て雰囲気を感じていれば十分の名画です。

この絵もその内に日本へ来る事を祈りつつ…



タグ ゴッホ オーヴェールの教会 美の巨人たち



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テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち 濤川惣助 「迎賓館 七宝花鳥図三十額」』

★放送
2009年7月4日

1:
番組HP
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/090704/

濤川惣助
Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BF%A4%E5%B7%9D%E6%83%A3%E5%8A%A9

迎賓館
http://www8.cao.go.jp/geihinkan/akasaka/photo.html

花鳥の間の写真
http://www8.cao.go.jp/geihinkan/img/akasaka/big/bgei09-11.html

矮鶏
http://www8.cao.go.jp/geihinkan/img/akasaka/big/bgei09-12.html

清水三年坂美術館常設展
http://www.sannenzaka-museum.co.jp/jyosetu.html

NHK美の壺
http://www.nhk.or.jp/tsubo/arc-20061124.html


2:
この濤川惣助(→「なみかわそうすけ」)も凄い実力の持ち主。
七宝焼きで日本画を作り出したんですから。
しかも輪郭線に当る金属線を使わない技法で、隣合う釉薬同士が溶け合って絵具のぼかしの様になります。

またしても私の様な素人を茫然とさせる超絶技法と作品。

これも、ほ、欲しい(笑)。



タグ 美の巨人たち 濤川惣助 迎賓館 七宝花鳥図三十額




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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち 宮川香山 「葡萄ノ蔓ニ蜂ノ巣花瓶」』

★放送
2011年12月10日

1:
参考
美の巨人たちHP
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/111210/index.html

宮川香山 眞葛ミュージアム
http://kozan-makuzu.com/

Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B7%9D%E9%A6%99%E5%B1%B1

2:
前回紹介したのはワタリガニでしたが、今回は更に小さい蜂ですよ、蜂(@_@)。

作品自体も当然ながら素晴らしいですが、こういう偉大な人に圧倒されるのも毎度のことながら心地良い(^.^)。

上記以外にもネットで調べられますから、是非圧倒されて下さい(笑)。



タグ 美の巨人たち 宮川香山 葡萄ノ蔓ニ蜂ノ巣花瓶



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テーマ : 陶芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち 宮川香山 「渡蟹水盤」』

★放送
2008年1月19日

気が付けば、もう6年前の放送(^_^;)。


1:
明治になってからの日本の工芸家は、ビックリ仰天の実力の持ち主が非常に多い。
この宮川香山もスゲー陶芸家です(@_@)。

参考
美の巨人たちのHP
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/080119/index.html

宮川香山 眞葛ミュージアム
http://kozan-makuzu.com/

Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B7%9D%E9%A6%99%E5%B1%B1


2:
この方の作品も超絶技巧、超絶細密、超絶写実なんです。

その昔、学校に美術の時間で焼き物を作りましたが、とても難しかった。
ですから、こんな写実的なワタリガニを焼き物で作れるとは、ただただ信じられません。

そしてTV画面からも伝わってきた独特の魅力的な雰囲気。

ほ、欲しい、けど買えるハズ無し(笑)。

その内、横浜の眞葛博物館に行きたい。



タグ 宮川香山 眞葛博物館 渡蟹水盤 美の巨人たち



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テーマ : 陶芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち 加山又造 「雲龍図」』

★放送
2014年1月11日(土)

HP放送分→ http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/140111/index.html

加山又造について
Wiki→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E5%B1%B1%E5%8F%88%E9%80%A0
加山又造の著作権を管理している「有限会社加山」→ http://www.kayama.biz/


1:
美の巨人たち』で加山又造と言えば、2009年1月31日(土)に放送された「冬」
(参考 HP放送分→ http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/090131/index.html )

「冬」はブリューゲルの「雪中の狩人」と同じ構図で、「ふ~ん、そうなんだ」位の感想しかなかったんですが、
今回の京都嵐山天龍寺の法堂(=はっとう)の天井画。

「雲龍」とは仏法の雨を地上に降らすとか。


2:
さて、この「雲龍図」、これは中々の迫力(@_@)。

水墨画なんですが、なんと、ぼかしやにじみを一切考えていませんが、ぼかしやにじみがあります(@_@)。
天井板には厳選杉板を使い下地に白土(カオリン)を塗り、その上に墨で線描。
ではどうやってぼかしやにじみを作ったかと言うと、何と、エアブラシ(@_@)。

そして四方八方からの邪気を払うと言う龍の「八方睨み」の見事な事(@_@)。


3:
京都に行ったら見に行きたい(^.^)。
それ位テレビ映りは最高でした。



タグ 加山又造 雲龍図 美の巨人たち 天龍寺



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テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち ルノー・ド・ムーソン司教他作 「シャルトル大聖堂」』

★放送
2014年1月4日(土)

HP放送分→ http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/140104/index.html


1:
ステンドグラスの最高峰「シャルトルの大聖堂」は、そうですねぇ、40年位前から知っています。
日本円が今程強くなく、海外旅行がH.I.Sも無かった頃で夢のまた夢で、JALパックはどう考えても高校生には手に届くはずも無かった頃から知ってました。
古本でステンドグラスシャルトルの大聖堂の本を探したものです。

でも、立派なヲヤヂになってもまだ行ってない(笑)。


2:
さて、今回の放送。
流石HD収録と放送。
美しい映像です。
かつて本の中で見た通りのデカさ、そしてステンドグラスの美しさ、1,300年の時の流れが分かる古び具合、
見事に捉えてます(^.^)。

建築の構造上の重要点である控え壁(buttress)と飛び梁(フライングバットレス、flying buttress)も説明し収録してあり、宜しい(^.^)。

ステンドグラスの色の特徴も収録し、これまた宜しい(^.^)。


3:
しかし、一点放送されていません。
それは、100年掛けてまでも製作、建造した事実。
白人の底知れぬ忍耐と執念について何も言ってません(溜息)。

これが無いと片手落ち、建物とステンドグラスの有難みが分かりません。


4:
それでも有名な南北にある漆黒に浮かぶ薔薇窓の美しさは変わらず(^.^)。
ステンドグラスの美しさは変わらず(^.^)。

天空からの色と光に満たされる非日常的な空間。
バッハの教会カンタータ、シャルパンティエのマニフィカト等の美しい音楽と共にキリスト教の宣伝にこの上無い物。

色々な意味でやはり素晴らしい。



タグ 美の巨人たち シャルトルの大聖堂 ステンドグラス



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テーマ : 建物探訪
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち 逸見東洋 「風神雷神図堆朱盆」』

★放送
2013年12月28日


1:
1911年作、驚異の一品。
またしても、日本人による世界最高峰の超絶技法(溜息)。

HP放送分→ http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/131228/index.html

2:
まず、漢字の読み方から(笑)。
逸見東洋→へんみとうよう
(風神雷神図…これは読めるでしょう)
堆朱盆→ついしゅぼん


3:
放送されたけど、HPに書いてない事。
漆は完全に乾燥すると、かなり固くなるとか。
それを彫るんですから、簡単な事ではありません。
東洋はHPに書かれている様に明治の初めまで優秀な刀鍛冶でした。
ですから、他の漆芸家と違い必要な彫刻刀も自分で作ってました(@_@)。

堆朱の彫りで難しいのは、彫りたい層の一つ手前の層で彫刻刀を止める事で、
失敗すると修正不可能。

この盆、塗りに2年、彫りに4年掛かったんですが、これは東洋だからこの期間で出来た事。
他の漆芸家ならもっと掛かったとか(溜息)。


4:
この作品は実物を見てないのでハッキリと断定出来ませんが、
作者の技術に感嘆する工芸品ですね。
作品の雰囲気が秀でた美術品ではありません。

だからと言って美術品に劣ると言うのではありません。
評価の基準と言ったものが違うんです。

川瀬巴水の版画と同じ様に心と視線を捉えて離さない作品なんです。


5:
こ、これも欲しい(笑)。



タグ 美の巨人たち 逸見東洋



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テーマ : 工芸
ジャンル : 学問・文化・芸術

『美の巨人たち 円山応挙 国宝 「雪松図屏風」』

★放送
2013年12月14日(土)
午後10:00~10:30
TV東京系

HP今回放送分→ http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/131214/index.html
所蔵している三井記念美術館→ http://www.mitsui-museum.jp/collection/collection.html

1:
いいねぇ(^.^)。

雰囲気がいいし、単純化が凄くいい、巧い。

松と雪の描写もいいですが、絵にとても奥行が有ります。

まぁ、国宝ですから、当然か(笑)。


2:
三井記念美術館は日本橋に有りますから、近いうちに見に行きましょう。



タグ 円山応挙 雪松図屏風 美の巨人たち 三井記念美術館



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テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

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CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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