『映画 ビリギャル』

○放送
2016年12月26日(月)
午後9:00~午後11:15
TBS系


★評


1:
学力学年最下位の生徒が奮闘し、慶應義塾大学に合格する物語。
まぁ、『トップ・ガン』と同じ単なる通過儀礼の物語です。
つまらん。
こんな話が面白いと思う人が多いんだ。


2:
相変わらず大学入学がゴールだと思ってる人が多いんでしょう。
実際には大学に入学するのが、漸くスタート地点に立っただけです。
本当の勉強は大学に入ってから始まるんですが、そこで終わりだと思ってる人が多過ぎます。
この辺の事は働いている人ならよく分かると思います。

受験の為に犠牲にしていた読書を再開、または開始し、多読を続ける、
のが本来の大学生活。

だけどねぇ、団塊の世代から大学生がマンガを読み始め読書の時間が大幅に減り、
さらに、テレビ、ヴィデオゲーム、スマホと娯楽が増え、完全に読書の時間が無くなりました。


3:
まぁ、お話の方は予想通りの退屈さでしたが、
主役の工藤さやかを演じた有村架純が可愛いのも事実。
さやかの担任西村隆を演じた安田顕の憎々しさは中々のものでした。





タグ ビリギャル 有村架純 安田顕





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『あゝ野麦峠』

★簡単な紹介

○公開
1979年6月9日

○上映時間
2時間34分

○スタッフ
企画:山岸豊吉
原作:山本茂美
脚本:服部佳
演出:山本薩夫
撮影:小林節雄
照明:下村一夫
美術:間野重雄
音楽:佐藤勝

特殊機械:河原忠敬
方言指導:水梨民子、吉原正皓
ナレーター:鈴木瑞穂

プロデューサー:持丸寛二、伊藤武郎、宮古とく子

○出演
大竹しのぶ…………政井みね、百円工女
地井武男……………政井辰次郎
西村晃………………政井友二郎
野村昭子……………政井もと
渡辺由光……………政井菊五郎

原田美枝子…………篠田ゆき、優等工女
友里千賀子…………三島はな

小手川祐子…………庄司きく
福原秀雄……………きくの父親

浅野亜子……………平井とき、太目、不器用

三國連太郎…………足立藤吉、山安足立組社長、養子
斉藤美和……………足立とみ、藤吉の妻
森次晃嗣……………足立春夫、藤吉の息子
赤塚真人……………川瀬音松
小松方正……………金山徳太郎
長浜藤夫……………山安足立組の守衛
山本亘………………野中新吉、山安足立組の帳簿係
三上真一郎…………黒木権三、山安足立組の検番


江幡高志……………丸正の検番

平田昭彦……………伏見宮殿下
三条泰子……………伏見宮妃殿下

岡本茉利……………久保えい
黒川明子……………杉山みつ
志方亜紀子…………荒井たみ
今村文美……………山村さわ
中原早苗……………石部いわ
津田京子……………木谷やえ
采野圭子……………井上まさ
石井くに子…………松本さだ、敵役、山安足立組寄り密告者


北林谷栄……………お助け茶屋の鬼婆さ




★評

かなり前に「新版『あゝ野麦峠』」を買い、最近読み始め、
映画の方も久し振りに観たくなり調べると、
1980年4月9日(水)にNTV系の「水曜特別ロードショー」で放送されたとか。
これを観ましたナ。
更に調べると、テープで市販された事無し(@_@)。
オマケにDVDで2014年4月16日に発売されるまで、ヴィデオグラム化無し(@_@)。

どうりでレンタル屋さんで借りて観た記憶がないはずダワ。
Amazonとかの有料、無料配信も無いんで、買っちまったゼ。

ところで、
野麦峠と言えば、この映画が公開された1979年に自転車で越えたなぁ…(遠い目)
ツーリングで新宿から国道20号線を進み、塩尻まで行き、国道19号線へ入り木曽福島へ。
そこから国道361号線(木曽街道)へ入り開田高原、長峰峠を経由して高山。
高山から安房峠を越えて上高地へ行くはずが、安房峠が土砂崩れで通行止め。
仕方が無いんで野麦峠経由で上高地へと向かいました。
安房峠、1790m。
野麦峠、1672m。
標高を見ると野麦峠の方が低いんですが、確か1979年は野麦峠は峠付近を初め舗装されてなかったので、
安房峠を選んだと思います。
上高地からは野麦街道(国道158号線)へ下り、松本へ行きました。
考えてみると、飛彈の糸ひき工女達と同じ道を、自転車とは言え、同じく二本足で辿ったんですなぁ…(またしても、遠い目)
あ~、勿論、夏ですよ、あんな積雪がある所、自転車で通れるはずありません(笑)。


36年振りに観ると…


1:
映画では野麦峠で撮影もしてるんですが、全く覚えてない(笑)。
自分じゃ写真も一枚も撮ってなし(笑)。
オマケに越えた日は雨だったから、覚えてなくて当然か(笑)。
晴れていると北に乗鞍岳、南に御嶽山の絶景の素晴らしい所らしいけど、
雨で何にも見えず、これも雪の日を越えた糸ひき工女達と同じ。
峠の「お助け茶屋」らしき所で工女達と同じく休憩し、何か食べ飲んでるんですが、これも記憶も記録も無し。


2:
脚本は原作を巧くまとめてあり、2時間半の上映時間中、中弛み無し。
大竹しのぶ演じる政井みねを初め登場人物に感情移入しやすい。
全体の出来はとてもいい。

但し、
原作の半分、つまり、工女の悲劇の部分しか描いてません。
検番や男工等の男衆、工場主や社長の悲劇を描いていません。
男達が女工を酷使し搾取して贅沢をしていた訳ではありません。
また、女工の仕事確かに過酷でしたが、山本茂美が取材した580名の元工女のお婆によると、

実家の農業より苦しいが3%
普通が70%
楽が22%

賃金では、
他より低いが0%
普通が30%
高いが70%

食事では、
マズイが0%
普通が10%
美味いが90%

病気に関しては
冷遇が40%
普通が50%
厚遇が10%

(『新版 あゝ野麦峠』p.337 飛彈の糸ひき後日調査 から)

長時間労働は農業と変わらず、賃金は遙かに良く、食事も白米を食べられ良かった。
病気に関してもペニシリンやストレプトマイシンを初め抗生物質が実用化されるのは1942年以降なので、
金が有ろうが無かろうが関係なかったんです。
政井みねが結核で倒れ隔離されるのも、製糸工場だけではなく、農家でも同様にされていたでしょう。

2-1:
冬山のロケ地は雪不足のため、何と、北海道富良野の十勝岳まで行ったとか。
吹雪の野麦峠のシークウェンスを初め、雪山を工女達100人以上が進むカットは中々の出来。
当時に実際もこうだったんでしょう。
ただ、夜間の松明を持って進むカットは松明が多過ぎ。
原作によると3~5人に付き一本だったそうです。

製糸工場内のセットも見事。
特に糸枠に巻き取ってある絹糸は色艶から本物の絹糸に間違い無し。

2-2:
ただ、気になるのは、

音楽がうるさい。
全体に大袈裟で、余りに感情的。
古臭い演出法になってます。
特に冒頭の音楽は大袈裟で悲劇を煽り過ぎ。

当時の「諏訪千本煙突」は現在全く残っていないので、
製糸工場群を遠景で撮るにはミニチュアセット意外に当時は無し。
で、このミニチュアが、ショボイ(溜息)。
天竜川の水力を繰糸機械に利用していたので、天竜川沿いの設定なんですが、
この水の表現がダメ。
重量感が全く無い(溜息)。
また、煙突から流れる煙も軽過ぎて、素早く動き過ぎ(溜息)。

音声に関しては、工場内の板床(→「フローリング」なんてお上品な物ではありません(笑))の上を走る時の音が、
モノラルなのでイマイチ。
また機械の騒音も大人し過ぎるし、そのために臨場感がありません。
そう思うのも最近の記録容量が増えたDVDやBD、地デジを見ているから。
それでもね、工女達が走り回る時の床の立てる音、5.1chで聞きたいよねぇ。


3:
役者、
これは、断トツに大竹しのぶ
素晴らしい。
12歳から20歳までを演じてるんですが、
最初の新工(=しんこ、新人の女工)では、どう見ても少女(@_@)。
場面と共に時間も進み、大人の女の顔に変わって行っている(@_@)。
1957年生まれだから撮影当時は21歳。
現在の20歳前後で12歳を演じられる女優、男優はいるでしょうか?

篠田ゆきを演じた原田美枝子には、驚いた。
最近はキレイなオバサンなんだけど、この頃は『北の国から』の涼子先生初め、
エラく色っぽい、艶っぽい。
この映画だと山安足立組の若社長足立春夫(森次晃嗣)を誘う時の両目の表情なんか、たまらん(笑)。
嵌ってるなぁ。
『リップスティック』の池脇千鶴、『世界の中心で、愛をさけぶ』の綾瀬はるか、と同じく嵌ってるとしか思えん好演。
男優と違い、女優は役に嵌る事があるね、特に若い頃は。


4:
このDVDで秀逸なのは特典の静止画に収録されたパンフレットとチラシ。
文章を大きく写し、全て読めます(^.^)。
これは大歓迎(^.^)。






タグ 大竹しのぶ 原田美枝子 山本茂美 野麦峠 森次晃嗣 地井武男 三國連太郎






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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『あなたへ』

★簡単な紹介
○放送
2014年11月23日(日)
午後9:00~11:10

高倉健追悼のノーカットTV放送を観ると…


1:
最初の1時間は、冗長、つまらん(溜息)。
数回『ごめんね青春』へとチャンネルを変えようとしました。


2:
屋外ロケの数か所が明らかにCG。
CGにするのには何ら問題はないんですが、
低予算が明らかで前後のカットとの映像の質感の差が大き過ぎ視聴者の集中力が途切れます。
日本の映画やドラマに多い困った現象。


3:
照明に、少々不自然過ぎるカットが目立ちます。
例えば、主人公倉島英二(高倉健)が長崎へ向かい運転するカット。
逆光の中、暗い車内の倉島を映すために照明が強過ぎ。


4:
最後の散骨のシークウェンス、編集で時間を飛ばし過ぎ。
また、どうもオーバー過ぎると言うか、あまりにも作為的過ぎると言うか、
演出過剰気味のカットがこのシークウェンスに限らず目に付きました。
このシークウェンスだと、大浦吾郎(大滝秀治)の漁船「そよかぜ」の出航を後ろから撮ったカット。
船の後の波が目立ち過ぎ。


5:
こんな感じで集中力を切らす演出が多く、私には大した事ない映画でした(溜息)。




タグ 高倉健 大滝秀治 田中裕子 余貴美子 綾瀬はるか 佐藤浩一 草なぎ剛 原田美枝子 長塚京三 三浦貴大



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『蟻の兵隊』

★簡単な紹介

○公開
2006年7月22日

○上映時間
1時間41分

○スタッフ
監督:池谷薫
撮影:福居正治、外山泰三
音楽:内池秀和
プロデューサー:権洋子

○出演
奥村和一…………元兵長、80歳
奥村寿……………奥村和一の妻

金子………………元中尉、85歳
村山隼人…………元中尉、85歳
小俣佐夫郎………元上等兵、83歳
藤田博……………80歳
百々和……………元少尉、85歳
森原一……………元少尉、81歳
宮崎舜一…………元支那派遣総軍主任参謀、元中佐、97歳、元陸上自衛隊北部方面総監、元陸将
増本敏子…………宮崎舜一の長女
段子清

胡平
岳寿椿……………閻錫山の元参謀
劉面煥……………16歳当時、日本軍に暴行、輪姦されたという女性




★評


1:
先の太平洋戦争は日本にとって侵略戦争ではないと言う立場の人にとっては目の上のたんこぶ、目にしたくない映画。

映画のHP→http://www.arinoheitai.com/index.html
中国山西省日本軍残留問題→Wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%B1%B1%E8%A5%BF%E7%9C%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E6%AE%8B%E7%95%99%E5%95%8F%E9%A1%8C

この映画にも出て来る小野田寛郎元少尉の様に、ある意味正しく戦った士官にとっては侵略戦争ではないのでしょう。
しかし、この映画の主人公奥村和一さんや『私は貝になりたい』の清水豊松の様に初年兵の「肝試し」として中国人やアメリカ人捕虜を殺した人にとっては侵略戦争以外の何物でもありません。
閻錫山と密約を交わした橘らい四郎中将は部下を残し偽名を使い1949年に日本に帰国(@_@)。
その時の手紙が山西省公文書館に残っている(@_@)。
オマケに1956年の国会に参考人として呼ばれ、「私は全員帰還の方針を堅持し、あらゆる努力をしたつもり」と真っ赤なウソを吐いた(@_@)。



2:
この山西省残留日本兵の公務認定等は2006年9月に最高裁が上告を棄却。
奥村和一さんらの負け。



3:
ここで奥村和一さんらの訴えを認めると日本政府がポツダム宣言に違反した事が明らかになります。


先の戦争は時間と共に堕落したのは間違いなく、その堕落に加担した橘らい四郎元中将等は責任を取るべきでした。
懲役等の責任を取ってから弁明なり主張なりをしなければ、単なる責任逃れの言い訳にすぎません。


4:
兵隊と言う「力」を手にすると容易に戦争が堕落する好例を訴える映画。
先の戦争を侵略戦争とする立場の方、しない立場の方、両方に観て頂きたい映画です。




タグ 奥村和一 蟻の兵隊 山西省残留日本兵 山西省日本軍残留問題 橘らい四郎



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『愛のむきだし』

★簡単な紹介

○公開
2009年1月31日

○上映時間
3時間57分

○スタッフ
原案:園子温
脚本:園子温
演出:園子温
撮影:谷川創平
照明:金子康博
音楽:原田智英
プロデューサー:梅川治男

○出演
西島隆弘(本田悠、通称ユウ)
満島ひかり(尾沢洋子、通称ヨーコ)
安藤サクラ(コイケ)
渡辺真起子(カオリ)
渡部篤郎(本田テツ)
板尾創路(コイケの父)
吹越満(救済会の神父)
堀部圭亮(ヨーコの父)
中村麻美(ユウの母)



★評

上映時間が恐怖の4時間弱なんで、観るのを躊躇っていた映画。
観てみると…

1:
おや、黒澤明の影が色濃い。
前半流れるラベルのボレロ。
黒澤御大でボレロと言えば、傑作『羅生門』。
『羅生門』と言えば山科の雑木林の中での謎の殺人。
4人の証言が全て違う話。
この映画でも前半は登場人物が森の中を彷徨う様に生きる事に迷い愛を求めて右往左往する話。

そして吹き出る血潮は『椿三十郎』の最後の場面、
三十郎(三船敏郎)が室戸半兵衛(仲代達也)を一刀のもとに切り倒す場面からでしょう。
ここで日本映画史上初めて血潮を大量に、盛大に吹き出しました。

愛する女を助けるために一人無謀にも敵地へ赴く話は有りませんが、
金にも武勲にもならないのに農民たちを野伏せり(=のぶせり、野武士)から守るために戦う『七人の侍』や、
姫君を敵地を突破し同盟国へ無事に送り届けようとする『隠し砦の三悪人』は有りますな。
ちと牽強付会ですが…(笑)。


2:
さて、映画の出来の方は、
中々いいじゃないですか(^.^)。

ビックリするのは題名『愛のむきだし』が出て来るまで、何と、56分(@_@)。

評価と好き嫌いの分かれ目は、お笑いの要素でしょう。
私は、好きです。

特に主人公本田ユウを演じる西島隆弘を初めて観ましたが、
面白い顔、可笑しい顔を作れる演技巧者。
この西島のおかげでお笑いの部分で成功してます。

配役は西島だけでなく、他もいい。

ヨーコ演じる満島ひかりは悪くないですが、顔が最近より丸く田中麗奈みたい。
満島ひかりよりいいのは、敵役コイケ演じる安藤サクラ
『それでも、生きてゆく』での元不良臼井紗歩が中々良く、今回も期待に違わず。
弥勒菩薩像の両目の様な目がいい。
この目は人間の何を見ているんだ、何でも知ってるんじゃないかと思わせる両目で、
カルトのいかがわしさを非常に巧く表しています。


3:
話の方は、まずは『Mother』や『高校教師』系。

そして親子の愛情。

もう一つが、カルトがいかにして人の心に付け入り、落し取り入れるか。
やっているのはカルトだからと言って特別な事ではなく、詐欺師と同じ。
古典的犯罪手法。
落しやすい人間を探し、自分を信用させ、弱点を見せた時に一気に攻め落とします。
敵対する相手には弱み身に付け込む、そして暴力。
それだけ。

一つ描いていないのは、コイケが本田家に信用されるシークウェンス。
相手に取り入る時に相手を決して批判せず、責めず、相手を認める事。
話が分かる人になるんです。
例えば、

「本田さんのやってる事は当然すよね。本田さんの立場だったらそうせざるを得ないでしょう。」
そして相手から信用されると更に攻め入り、
「でもね、本田さん、こんなやり方もあったんじゃないですか?」
と、相手から進んで別の意見(=自分にとって都合がいい)を認めさせます。

上映時間が長い映画ですから、このシークウェンスを入れて欲しかった。


4:
最後は愛が勝つ安心できる作り。
ユウはヨーコをカルトから救い出します。
最後、今度はヨーコがユウを「特別病棟」から救い出します。
カルトと「特別病棟」を同じ扱いにするのは、ちと疑問有りですが、
洗脳と大脳の機能の正常からのズレを考えれば、同じと捉えていいでしょう。
「特別病棟」をそのもの自身として捉えるべきではありません。
ユウ自身、映画の中ではつい先日まで親の愛情を得るために迷惑防止条例に抵触する行為をしていたのですから、
本田テツ(渡部篤郎)とカオリ(渡辺真起子)がちと許されぬ仲になり(娘のヨーコも含め)、0(=ゼロ)教会に連れて行かれたのと同じです。


5:
愛と性もこの映画の柱の一つ。
愛と性は簡単には切り離せるもんじゃないんですが、
「ちょん切ろう」としている0教会はこの時点でかなり怪しい。


6:
さて、コイケがいつも胸の谷間に入れているセキセイインコ。
コイケが子供の頃から飼っていて、子供の時、怒れる父親に踏み潰された鳥。
表している物は何?

コイケも父親から虐待されていました。
コイケが子供の頃から大事にしていたもの。
胸の谷間と言う事は、胸に仕舞う大切なもの。
大切なもの、色々有りますが、映画の中で描かれているものは子供と親の関係。
そうすると、この大切な物は子供の親への愛情でしょう。

虐待されても変わらぬ親への愛情。
親に気に入られる事をしよう、親に気に入れられる子になろうとする気持ち。
コイケの場合、ユウとヨーコと違い父親が亡くなっているで、生きている限り永遠に親に気に入れられているか、
愛されているか分かりません。

その結果が0教会での奮闘振りになります。

そして映画終盤でコイケが死ぬとセキセイインコが胸の谷間から出て行きます。
漸く父親からの呪縛、軋轢から解放されました。
虐待の結果、影響から解放されました。


7:
コイケは最後に自殺します。
なぜでしょう?
これも上の「6」に書いた事と関係が有りそうです。

コイケは自殺の直前に、暴れまくるユウを見て、

「やっぱり自分にソックリ」

の様な事をいいます。
コイケとユウが似ている点は、
愛する者のために奮闘する事。
(コイケ→父)
(ユウ→ヨーコ)
コイケは愛のために奮闘する後継者を発見しました。

父の期待に応えられなかった償いに後継者を父に差し出す事は出来ました。
おかげで漸く父と再会出来るある種の「資格」が出来たので、父と再会のために旅立ったのです。

…ちと強引な解釈(汗)。



タグ 園子温 西島隆弘 安藤サクラ 渡部篤郎 満島ひかり 渡辺真起子 黒澤明 愛のむきだし



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映画版『ヴァイブレータ』

★簡単な紹介

○公開
2003年12月6日

○上映時間
1時間35分

○スタッフ
原作:赤坂真理
脚本:荒井晴彦
演出:廣木隆一
撮影:鈴木一博
音楽プロデューサー:石川光
プロデューサー:森重晃、青島武

○出演
寺島しのぶ(早川玲)
大森南朋(岡部希寿=たかとし)
田口トモロヲ(警官)
牧瀬里穂(雑誌の女)
坂上みき(DJ)



★評

1:
これも寺島しのぶ主演なんで、観てみると…

2:
ふ~ん、まぁ、おじさんとオバサンに成りかけた大人のおとぎ話(笑)。
チクショウ、意外といいじゃん(笑)。

3:
早川玲演じる寺島しのぶが徐々に、時間の経過と共に表情が変わってくんだなぁ。
何回も書くけど、チンピラ大根の綾瀬はるかにはこんな演技出来んゼ(涙)。

冒頭の荒んだ表情、玲自身は気付いてないハズ。
最後の忘れていた表情を取り戻した玲、これも玲は気付いてないハズ。

4:
冒頭、岡部がコンビニの駐車スペースで玲に最後の一線を越えさせる時、口笛。
(=主人公の今迄が終わり)

途中、CB無線で急に交信を終わらせる時、こちらが無事なのを知らせる方法の一つが、口笛。
(=おそらく玲の過食症=bulimia nervosaによる嘔吐の終わり)
(ここで口笛の意味を観客に知らせてます)

最後、走り去る岡部のトラックに向かって玲が、口笛。
(=岡部との気分転換の終わり)

5:
過食症と拒食症は精神病の一つ、と言うか、精神と深く関わっているので簡単には治らないし、医師や医療機関の手助けが必要。
「航海」中、ついに過食症の発作が出た玲。
起こったのは岡部のフリをしてCB無線を使った時。
ヤクザや堅気でない仕事は続けて来ても、精神の弱さが無く真面な精神の岡部。
玲に自分の真似をさせた岡部、って演出ですな。
真面な事してみれば、って演出。
その時、嘔吐の発作が出たと言う事は、
原因は自分の過去だったと暗示。
暗示と言っても玲の独白が入るんで、直ぐに暗示じゃなくなっちゃうんですけど(笑)。

ガソリンスタンドで玲は吐き、岡部に自分を触らせず、自分を叩き、「気持ち悪い」を連呼。
岡部はそんな玲を見捨て走り去ってもおかしくないのに、見守り続けます。

そしてその次はラブホテルで玲を風呂に入れ、抱き締めます。

厳しさと優しさを備えた岡部。
女から見た理想の男、赤坂真理の理想、だろうなぁ(笑)。

6:
興味深い演出が終盤、五十嵐食堂での食事のシークウェンス。
下手→玲
上手→岡部

ここの場面では目障りな柱が2本。

6-1:
最初、玲の後1/3を隠す1本。
もう1本は二人の間、やや岡部寄り。
この時の会話が、
岡部「食えよ」
玲「吐いちゃうかもよ」

岡部「いいよ、車の中じゃなきゃ」
玲「…」

岡部の前から目障りな柱が少し離れ、空間が有るので息をしやすい(笑)。
これは、本当の事を言ってると解釈出来ます。
息が出来なかったら、生きるために何でもやる(笑)。

6-2:
玲が食べ始め、会話が再開すると、
カメラが上手へ、更に二人に近付きます。
下手、玲の後の柱は画面の外へ。
上手の柱は岡部へ近付きます。

岡部の台詞、
お前が好き
いつまでも乗っててもいい
実は女房も子供もいない
ストーカーもいない

玲の台詞
岡部が好き
家に待ってる男もいない

柱が岡部の顔の直ぐ前に有りますから、岡部は素直に話せないと解釈するのが妥当でしょう。
息が出来ないから(笑)、玲のためなら何でも言います(笑)。
つまり、嘘を吐いている可能性が高い。
逆に玲の方は柱から離れてますから、この前のガソリンスタンドでの嘔吐、ラブホテルでのお風呂、の件が有りますので、
正直に話してる可能性が高い。

6-3:
こんな訳で、私は岡部は結婚し、奥さんと子供がいると思います。

6-4:
2人の位置をもう一度確認すると、
下手→玲
上手→岡部
トラックのキャビンの位置で考えると、玲が運転席に座ってます。
つぎのシークウェンスへの導入、前触れになってるんですな。

7:
そして、この次が岡部が玲にトラックを運転させるシークウェンス。
またしても、真面な岡部が真面でない(と思われる)玲に真面な事をやらせます。
今回は、自立。
岡部の指示付きだけど、とりあえず出来た。
玲、微笑んだ。
玲、自分で運転したいと言った。

だーかーらー、岡部は去って行くんです。

8:
こんな感じで後味もいいし、いい映画でした。



タグ 寺島しのぶ 大森南朋



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映画版『赤目四十八瀧心中未遂』

★簡単な紹介

○公開
2003年9月23日

○上映時間
2時間39分

○スタッフ
原作:車谷長吉
脚本:鈴木棟也
演出:荒戸源次郎
撮影:笠松則通
照明:石田健司
音楽:千野秀一
プロデューサー:村岡伸一郎

○出演
大西滝次郎(生島与一)
寺島しのぶ(綾)
大楠道代(岸田勢子)
内田裕也(彫眉)
新井浩文(犀)
大楽源太(真田)
大森南朋(業)
麿赤兒(三角眼)
赤井英和(新世界)
内田春菊(娼婦)



★評


1:
寺島しのぶの初主演映画と言うんで、観てみると…


2:
粗筋は、

小説家崩れらしき主人公生島与一(大西滝次郎)が尼崎まで流れ着き、モツ焼きの串打ちで生活費を稼ぎ、
同じアパートの淫売綾(寺島しのぶ)に心惹かれてく。
綾は兄に借金の形に博多に売られ、綾は生島と赤目四十八瀧へ心中へ向かう。

って言う物です。


3:
で、この映画、
心に響く物が皆無です。
心の中に同じ物が有りません。
だから、この映画、何? です。


4:
感心したのは、モツを切り分ける包丁。
砥ぎ減り三角形になった包丁。
現実感120%。

間違いなく本職の方が使った包丁。
1年や2年で砥ぎ減った量ではありませんゾ、諸君。
これはかなり点数が高い演出。


5:
人間は自身に興味や関心が無い事を理解出来ないんで、普段はあまりやらない原作を読んでみると…

5-1:
原作の小説を読んでみると、
やはり私には興味が無い事。
感じやすい=弱い心を持った自意識過剰男物語。
生きる事に対する無気力。
生きる事の意味を探すために生きている、精神的な苦痛。

小説を読んだ分かったのは、映画の主人公生島与一を当時新人の大西滝次郎がかなり巧く演じている事。

5-2:
原作p.9から引用

>こういう私のざまを「精神の荒廃。」と言う人もいる。
が、人の生死には、本来、どんな意味も、どんな価値もない。
その点では鳥獣虫魚の生死と何ら変わることはない。
ただ、人の生死に意味や価値があるかのような言説が、人の世に行われて来ただけだ。
従ってこういう文章を書くことの根源は、それ自体が空虚である。
けれども、人が生きるためには、不可避的に生きることの意味を問わねばならない。
この矛盾を「言葉として生きる。」ことが、私には生きることだった。

自分以外に関心が無い主人公です。この引用の中の次の文がそれを示しています。

>けれども、人が生きるためには、不可避的に生きることの意味を問わねばならない。

これは、英語(他の外国語でも同じかも)をやるとよく分かりますが、書いた人の意見です。
事実ではありません。
この場合なら主人公生島の考えであり、一般的な人々の事ではありません。

意味が無いと分かっていながらなぜ意味を求めるのでしょうか?
私は、次に様に解釈してます。
自分以外、他人とか社会とかと関われない弱さを誤魔化し、自分の精神的な弱さを認めないための知恵でしょう。
こんな弱い俺でも出来る事は生きる事の意味を考え、そのために一生懸命生きているんだ、と言い訳してるんです。

これ以外、馬鹿馬鹿しくて書く気も起こらず。


6:
生きる事の意味を考えようとする人にはいいかもしれません。
ただ、ラッセルの『幸福論』だったと思いますが、幸福になりたいとか幸福とは何だとか思ってる間は幸福にはなれない、と書いてありました。
この意見には全面的に賛成。
同じ様に「生きる意味は何だ?」と考えている間は、不幸であり、オマケに生きる意味なんか分からないでしょう。




タグ 寺島しのぶ 大西滝次郎




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『炎上』

★簡単な紹介

○公開
1958年8月19日

○上映時間
1時間39分

○スタッフ
原作:三島由紀夫金閣寺
脚本:和田夏十、長谷部慶治
演出:市川崑
撮影:宮川一夫
照明:岡本健一
美術:西岡善信
音楽:黛敏郎
プロデューサー:永田雅一

○出演
市川雷蔵(溝口吾一)
仲代達也(戸苅)
中村鴈二郎(田山道詮老師)
浦路洋子(洋館の女)
中村玉緒(五番町の女=淫売)
新珠三千代(花の師匠)
舟木洋一(鶴川)
北林谷栄(溝口あき)


★評

1:
この映画も私と相性が悪そう。
鶴川を演じた舟木洋一が駄目、下手なんです。
映画の最初の方でこんな大根が出て来ちゃ、集中出来ませんゼ。
台詞が棒読みの見本になっちゃってます(涙)。

2:
戸苅役の仲代達也もそれ程大したことないけど、舟木のおかげで悪さが目立たず。
やはり市川雷蔵中村鴈二郎が巧い。
私の世代で市川雷蔵と言うと子供の頃TVで映画『眠狂四郎』をよく放送してたんで、円月殺法の眠様なんです。
田村正和風二枚目スターの印象しか有りませんでしたから、今回の溝口吾一は、あ~ら、ビックリ。
巧い。
どもりのおかげで、内向的、内気、劣等感、もどかしさ、等々とてもよく表してます。
道詮老師の中村鴈二郎は、生きる「生臭坊主」。この方も見事。顔から皮脂の代わりに「生臭」が分泌してますゼ、この方。

3:
西岡善信担当の驟閣寺の内部セットも見事。

4:
宮川一夫の白黒映像も相変わらず宜しい。
例の火の粉を表すのに金粉を使ったのは終盤1時間34分付近。
驟閣の炎上は白黒のおかげで、これまた異様な、普通じゃない迫力と美しさがあります。
黒い闇を背景に、炎が明度だけに純化され、なんと、白い。
白い物が逆巻いてるんですから、普段の生活には決してない物が現れ、異様さを非常に巧く表現しています。
まさに溝口吾一の心が他人に分かる形で噴出した瞬間です。
火は使い方により善にも悪にもなる様に、人の心に秘めたものも善にも悪にもなります。
溝口吾一の心の中の炎は、結局、悪の権化になってしまいました。
悪が持つ仄暗い魅力、美しさをこれまた巧く表現しています。

この映画は私の心と相性が悪く反発するんですが、逆巻く白い炎の映像は大変見事です。
素晴らしい映像表現です。

5:
音楽は、冒頭から駄目だなぁ。
悲劇の先触れになり、非常に思わせ振り。
主張が強過ぎるんです。
冒頭以降、私の耳が音楽に反発し続けました。
この映画も音楽が無くても問題無いでしょう。

6:
お話の方は、ん~、
何かねぇ…
自分の心が手に負えなくなっちゃう話でしょう、
嫌いです、この手の消極的な話。
いい、悪いではなく、嫌い。
『Mother』や『高校教師』みたいに児童虐待に負け将来に悪影響を花咲かせる話と私と馴染みが悪いのと同じ。
オマケに、最初に下手な音楽が入り、続いて大根役者が出て来ちゃ、好きにはなれんゼヨ。
それと最大の欠点が、驟閣が全く美しくない。
西岡善信は驟閣の寺の方の内部を見事に作るのにエネルギーを使い切った様です。
だから驟閣に放火した溝口吾一に感情移入も同情も出来ないんです。

DVDのジャケットには、
>誰も知らない! 誰も解ってくれない!
>何故おれが国宝に火をつけたかを…
と書いてありますが、心が分からんなんて誰にでもある極普通の事で特に声高に主張するべき事でもないでしょう。

もう少し詳しく細かい所まで観て、演出を分析すれば分かる事も有り、感想も変わると思いますが、
冒頭の音楽を大根役者のおかげで、そこまでやる気が起きず。

7:
最後に、オマケ

吃音者で思い出す言葉

「意識は稲妻、舌は蝸牛」

~開高健~


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『大奥』映画2010年版

★簡単な紹介

○公開
2010年10月1日

○上映時間
1時間56分

○スタッフ
原作:よしながふみ
脚本:高橋ナツコ
演出:金子文紀
撮影:喜久村徳章
照明:長田達也
音楽:志田博英
プロデューサー:荒木美也子、磯山晶

○出演
二宮和也(水野祐之進)
柴咲コウ(徳川吉宗)
堀北真希(お信)
阿部サダヲ(杉下)
玉木宏(松島)
佐々木蔵之介(杉下)
倍賞美津子(水野頼宣)
竹脇無我(水野の父)
和久井映見(加納久通)
板谷由夏(大岡越前)


★評
2012年10月3日(水)のTV放送を観ましたが、放送時間がCM込で114分なのでかなりカットされてますが…

1:
まぁ、それなりに面白いですが…

2:
音楽があまり入ってませんが、全然入れなくてもおそらく大丈夫。
じゃまですね、この映画でも音楽が。

3:
主人公水野を演じた二宮和也、今回もいい。
武士道と剣で育った骨太な性格の水野になってます。
「ご内証の方」に選ばれ、死を覚悟した表情は良かった。
ただそれ以前の表情は剣の腕前のためか、人を見下した表情になってました。
演出の様な気もします。
柴咲コウ、徳川吉宗の尊大さ、日本を率いる長としての覚悟が現れていました。
佐々木蔵之介玉木宏阿部サダヲ大奥でしか生きていけない男達をその両目で表していて見事。

3:
主要俳優がいいんだけど、全体には演技陣は物足りません。
飛び抜けた演技や他を圧倒する存在感の役者がいないからです。
吉宗の片腕加納久通がそういう存在に映画としては最適ですが、和久井映見には荷が勝ち過ぎました。
高島礼子あたりにすべきでしたな。


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『雨鱒の川〜ファースト・ラブ』

★簡単な紹介

○公開
2004年11月13日

○スタッフ
原作:川上健一
脚本:小林弘利、ぜんとうひろよ、安堵麗、磯村一路
演出:磯村一路
撮影:喜久村徳章
照明:才木勝
美術:金勝浩一
音楽:H.GARDEN、日下義昭、三宅大輔、村上博美
音楽プロデュース:葉加瀬太郎
プロデューサー:溝上潔、渡邉直子

○出演
綾瀬はるか(高倉小百合)
中谷美紀(加藤沙月)
玉木宏(加藤心平)
柄本明(田崎秀次朗)
須賀健太(心平の子供時代)
志田未来(小百合の子供時代)


★評

綾瀬が『セカチュー』に主演した年の映画。綾瀬の演技に全く期待出来ない作品。
撮影は1年前の2003年だからなぁ。
中谷美紀が出るんで前から観ようと思いようやく観ると…

1:
北海道の自然と田園を描けば『北の国から』から逃げられないのは分かるし、しょうがないのも分かります。

でも魚をヤスで獲る時、ゴムが付いてんだからゴムを使わないかんでしょう。
鏃(=やじり)に向かってゴムを伸ばし、伸ばしきった所で矢柄(=やがら)を握り、鏃を魚に出来るだけ近づけ矢柄を放します。
そうするとゴムの力で魚に向かって、”GO"。
須賀健太(子供時代の心平)や子供達のやり方じゃ獲れませんゼ。
磯村監督は野遊びをやったことないんだ。

最初の場面からこれじゃ、佳作になるはずありません。

2:
映画の構成は、心平と小百合に子供時代が半分以上、六割位。
おかげで綾瀬の出番が少なく、演技で冷や冷やしなくて済みました(笑)。
その分中谷美紀の演技を観られて良かった!(^^)!。

、と言う事は、誰がヒロインなんだ?綾瀬、中谷?
主役は玉木、阿部、須賀?

誰が主役だか分からんぜよ。

3:
子供の頃の心平と小百合の仲がいいのは問題無いんですが、子供の頃の何か二人にとっては重要なことや、思春期の出来事を描いていないので、
大人になってからの心の結びつきが分かりません。
つまり、なんで心平と小百合が駆け落ちをする位お互いに好きなのか、不明。
聾唖者とその理解者だけの関係じゃねぇ。
不本意な結婚を強いられる小百合を可哀想だと思えません。

4:
大人になってからの心平の描写がおかしい。
子供の頃は絵と川遊びが大好きで元気一杯だった心平がなんで酒蔵で働くとあんなに元気が無くなるのか、不明。
なぜ仕事中でも絵を描くのか、説明も象徴も暗示も全く無し。

5:
『卒業』の様に駆け落ちしようとする心平と小百合に田崎翁(柄本明)が差し出す手作り筏。
何なんですか、コレ(溜め息)。
ウトウ気狂いの田崎翁なんだから釣り用のゴムボートくらい使って下さいよう。
 
磯村監督は野遊びしたことないんだ。


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画版『悪人』その1

★簡単な紹介

○公開
2010年9月11日

○スタッフ
原作:吉田修一
脚本:吉田修一、李相日
演出:李相日
撮影:笠松則通
美術:杉本亮
音楽:久石譲
照明:岩下和祐
プロデューサー:仁平知世、川村元気

○出演
妻夫木聡(清水祐一)
深津絵里(馬込光代)
柄本明(石橋佳男)
満島ひかり(石橋佳乃)
宮崎美子(石橋里子)
樹木希林(清水房江)


★評

1:
上映時間139分を2時間半のTV放送で観ると…
「ん~」、だね。
実質110分位になってるでしょう。
内容自体はあーだ、こーだ書く程のものではない様です。
オマケに30分程切られてますから、内容について書くのは、気が引けますからパス。

2:
演技について。

2-1:
まず妻夫木聡
私が観た限りでは、初の汚れ役。
いい。
小心者、優しい、根暗、根に持つ、時々感情の爆発を抑えられない、負け犬型、でも当然ながら自尊心も有り。
人格を否定されると大爆発するおっかないタイプ。
こんな祐一になってます。
妻夫木が、両目に力が無く常にうつむき加減になり二枚目振りを完全に打ち消し、なめられバカにされる祐一になりいい。
最後に光代に手を掛ける時に両目の表情が変わるんですが、この時の薄気味悪さが中々いい。

モントリオールで最優秀男優賞になってもおかしくないんですが、やはり美女の方が有利だってこと。

見直しましたゼ、妻夫木聡
二枚目は、やはり汚れ役をやると実力がよく分かります。

2-2:
満島ひかり、『それでも、生きてゆく』で演技できるのを見せた通りこの映画でも軽薄で阿呆な石橋佳乃になってます。

2-3:
柄本明樹木希林深津絵里、文句無し。
でも、異常な清水祐一をやる妻夫木聡に食われてるよなぁ。

3:
演出について。
祐一の愛車がGT-R。最低でも新車だと¥8、000,000もする車なのに演出に使われていません。

4:
その他はDVDを観てから。


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『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』

★簡単な紹介

○公開
2010年10月16日

○スタッフ
原作:米澤穂信
脚本:鈴木智
演出:中田秀夫
撮影:林淳一郎
音楽:川井憲次
プロデューサー:下田淳行、野村敏哉、井上竜太、畠山直人

○出演
綾瀬はるか(須和名祥子)
藤原竜也(結城理久彦)
北大路欽也(安東j吉也)
石原さとみ(関水美夜)
武田真治(岩井荘助)
片平なぎさ(淵佐和子)


★評

テレビ放送(2011年10月14日(金)21:00~22:54)を観ると…

1:
緊迫感が有りそれなりに面白いけど、イマイチ。
ゲームの参加者の犯人断定が余りにも強引。
ゲームの参加者が疑心暗鬼に陥るのが余りにも簡単。

「デス・ゲーム」をやる理由を全く説明していません。

ネットで殺人なんか中継出来るはずありません。

嘘を束の間でも忘れさせるものが何も無い映画です。

2:
藤原竜也北大路欣也片平なぎさ、この方々は二言三言の台詞でも演技してるとは思えない滑らかさ、自然さ。
それに比べると、綾瀬はるかは相変わらずの不自然さ。喋り出しの苦しさ、ぎこちなさは2004年のTV版『世界の中心で、愛をさけぶ』から進歩なし。
なんで巧くならないんでしょう?


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テーマ : 映画評価
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映画版『おっぱいバレー』

★簡単な紹介

〇公開
2009年4月18日

〇スタッフ
原作:水野宗徳
脚本:岡田恵和
演出:羽住英一郎
撮影:西村博光(J.S.C)
音楽:佐藤直紀
プロデューサー:藤村直人、明石真弓

〇出演者
綾瀬はるか
中村トオル


★評

さてさて、綾瀬はるか目当てで観てみると…

1:
綾瀬、やはり『JIN-仁-』からかぁ、演技がまともになったのは。
綾瀬の表情の強弱が弱いからイマイチ笑えません。綾瀬が下手というよりも羽住監督の演出の様な気がします。
綾瀬の実力に合せたために喜劇に出来なかった気もします。
これが柴咲コウなら『ガリレオ』で見せた実力でもっと笑える映画になったはずです。

2:
しかし台詞は相変わらず苦しい。今回は語尾に締まりがなく、ほんの少しですが、伸ばし過ぎ。意外と耳障りです。

3:
おっぱい中学生達も物足りません。喜劇の要素が無ければ、まぁ満足出来るんですが。

4:
映画としては最初から弛んでます。音楽が無いと間を保てていません。

5:
日本アカデミー賞は日テレ系でこの映画は日テレ製作だから綾瀬が日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲るんだろうなぁ…



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『おくりびと』

★簡単な紹介

〇公開
2008年9月13日

〇スタッフ
原作:青木新門
脚本:小山薫堂
演出:滝田洋二郎
撮影:浜田毅
音楽:久石譲
プロデューサー:中沢敏明、渡井敏久

〇出演者
広末涼子
本木雅弘
吉行和子
余貴美子
山崎努
峰岸徹


★評

1:
本木雅弘、ちゃんと情けない顔になってるから文句無し。
納棺師の所作は完璧らしいけど素人には評価の基準すらないから何にも言えません。

2:
親子の絆を石で象徴するのは面白いけど、利用出来てませんね。
父親は子供と別れてから間違いなく毎日触っていたでしょうから、それなりの艶がでていたはず。
または定期的にカーボランダムで磨いて光り輝いているとか。
一枚の写真より映像的にも石の仄かな艶は美しいと思うんですがね。

3:
この映画で日本アカデミー賞で俳優賞を逃したのは広末涼子のみ。
普通の主婦を地味に目立つことなく演じた広末涼子も悪くありませんでした。
ただあの役は100%純粋な主婦の役だから誰がやっても最優秀女優賞は無理でしょう。
顔立ちが派手な中谷美紀がやると、逆に地味な役も出来るんだと評判になったかな…



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『アンフェア the movie』

★簡単な紹介

〇公開
2007年3月17日

〇スタッフ
原作:泰建日子
脚本:佐藤嗣麻子
演出:小林義則(共同テレビ)
音楽:住友紀人
プロデューサー:吉條英希、稲田秀樹

〇出演者
篠原涼子
阿部サダヲ
寺島進

★評

1:
私にとって篠原涼子と言えばオリックス・クレジットのCF。台本に書いてあるト書きを簡単に想像出来る演技で目に楽しく、機会があればドラマを観てみたいと思う程の好演。
TV版『アンフェア』は30分程しか観ませんでしたが、ヒロインの警官に相応しい格好良さだった記憶が…
映画版でも格好良く中々宜しい。『BOSS』の天海祐希より段違いに格好良く、更に「深み」もあります。

2:
警官は人の死を扱う仕事で、人の不幸だけでなく心の醜さにも常に晒されれば、少なくとも微笑む機会が減るでしょう。事件を解決しても犯罪が無くなることはありませんから徒労感に猫背になり能天気に笑えなくなるでしょう。
それでも自分の正義感に従い悪に立ち向かえば無愛想にならないはずがありません。
つまり人の不幸を感じ同情するだけでなく、醜さに晒されれば傷つく心の繊細さを「隠す」のが雪平の仏頂面。そして正義感を表わす立ち姿と雰囲気の良さ。こういう「深み」が篠原の演技から分かります。
でも、娘と再会しても緊張した顔のまま。確かにまだ安心出来る場面ではありませんが一瞬、母の表情が欲しい。篠原の実力を考えれば出来ないはずはありませんから演出でしょう。


3:
演出で目につくのが雪平の白いブラウス。病院へ潜入する時は上着を脱ぎブラウスの白を強調し、雪平の善良な心を表わしています。
地下で濡れると「透けブラ」になり、女としては恥ずかしいですが自分の子供のためには何でもする母の強さ、そして心に秘めた鉄の正義感を暗示。
…と、普通のOLなら問題ありませんが警官なら暗闇で目立つブラウスから上着に着替えなければならず(着替えの時に恥ずかしさも表わせる)、善良な心は肌の白さで表わせます。
死んだSATから防弾チョッキを取らないのは絶対あり得ません。ポケットが多いSATのパンツに履き替え更に自分に履けそうなコンバットブーツを探してもいい。



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『ICHI』

★簡単な紹介

〇公開
2008年10月25日

〇スタッフ
原作:子母澤寛
脚本:浅野妙子
演出:曽利文彦
音楽:リサ・ジェラルド
プロデューサー:東信弘、吉田浩二、梅村安

〇出演者
綾瀬はるか
大沢たかお
中村獅童
窪塚洋介
柄本明


★評

日本刀一振りは1kg弱で野球のバットと同じ重さ。女の細腕で振り回せる物ではなく、そこを誤魔化すのが監督の腕の見せ所。
『セカチュウ』のアキに嵌った綾瀬はるかがどんな演技をするか興味津津でした。
ロードショウは見逃しましたが、タワーレコードで掛け流しのPVを観て綾瀬の美しさにびっくり。
プレミアム版DVDを発売日に入手。

まずはDVDについて

1:ブックレット
ではなく、この体裁はリーフレット。しかも12ページ中、字が書いてあるのは6ページだけ。内容は作品とキャストとスタッフの紹介という無意味さ。使えるのは主題歌の歌詞とCDの収録内容だけ。

2:特典映像
2-1:音楽メイキング
曽利監督が話してるだけ。
2-2:メイキング
久世浩殺陣師の立ち回りはさすがに巧い。
2-3:VFXメイキング
殺陣自体より着物が切れる映像や地面に落ちる血の話が興味深く、昼夜の逆転や細部の修正も興味深い。

では本編
『ラスト・フレンズ』では救いようのない脚本を書いた浅野妙子ですがこの映画では合格の出来。演出と演技も悪くなく面白い映画になりましたが、小さな欠点がかなりあり佳作とは言えません。

1:綾瀬はるか
非常に美しい。ファンとしては嬉しいのですが市としては美し過ぎます。剣術の強さと対比させ魅力的な市になっていますが、無駄に美しい。人を斬り続ける市の心が美しいはずがなく、美しさが暗示するものが市にはありません。美貌を殺せない綾瀬の拙さのためですが魅力的な市になったのは間違いありません。
綾瀬を観るのはまだ5作目ですが美しい、最も美しい。視線釘付けの美貌と美貌を引き立てる襤褸を身にまとい「私をかまわないで下さい」という人畜無害の雰囲気を漂わせながらも、実は剣豪の市になっています、いや、嵌っています。
綾瀬は雰囲気の役者なのでしょう。この市やTV版『セカチュウ』のアキの様に美貌と反する「もの」がある役だと大変魅力的になります。
だが演技は未だに拙い。
どう観ても強そうに見えず、殺気を漂わせられない綾瀬ですが殺陣でスロー映像を利用して速さ(=強さ)を殺し巧みに逃げました。しかも盲目の設定なので聴覚を強調するために俯き、おまけに長い髪で顔をかなり隠し綾瀬の演技の拙さをかなり補ってます。
だからこれだけの「厚化粧」を落とし白河組で髪を結い上げ晴れ着になり瞽女になっても金を稼げる一人前の瞽女に見えません。
一番マズいのが最後、市が小太郎に「歩くには明かりが必要」と言う場面。両目に表情があり盲目ではありません。

2:刀
相変わらず剣豪垂涎の的の切れ味と刃持の良さ。
市は切り合いの時自分の刀が折れたりすれば、盲目のために落ちている刀を拾う事など出来ません。そのために普通の剣豪以上に刀に注意を払い手入れをし金を使うはず。
だから冒頭、三人斬りをし美藤宿に着いた時、最初に行くべき所は研師。そこで研ぎを頼むだけでなく刀全体を入念に調べさせるはず。盲目の不利を分かっているから刀身に狂いがあればためらわずに新しい刀を買うでしょう。
また予備の武器として簪も必要。
この程度の事をやって当然なのですが相変わらず監督と脚本家とプロデューサーの無知と傲岸が罷り通ってます。

3:主要男優3人
悪くないですが少しづつ足りないものがあります。
中村獅童は不気味な雰囲気と喋り方がいい(特に「くくく…」の笑い)のですが、少しやり過ぎで鼻に付いて来ます。監督の指示でしょう。
窪塚洋介は喋り方がもう一息。
大沢たかおは弱さと軽さがいいのですが、最後の万鬼との決闘の時まで同じ表情では困ります。十馬にとって「刀」の意味を考えれば表情が違うカットが一つだけになるはずがありません。
大沢のここまでの演技を観れば出来ないはずがないですから監督の演出意図不明。

4:ロケ地
江戸時代の設定が暗黙の了解になっていますから里山と自然と田園はかなり美しくないとそれらしく見えません。
ロケ地の方は悪くないのですがイマイチ美しく撮れていません。
特に市と十馬が手合わせする雑木林の場面。新緑が表す「生」と剣術が表す「死」と無駄と無意味の対比が強調されず見応えのある場面になってません。



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プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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