『豹(ジャガー)は走った』

★簡単な紹介

○公開1970年4月4日

○上映時間
1時間32分

○スタッフ
脚本:長野洋、石松愛弘
演出:西村潔
撮影:原一民
照明:森弘充
音楽:佐藤充彦
プロデューサー:山田順彦

○出演
加山雄三…………………戸田登
田宮二郎…………………九条輝彦
加賀まり子………………秋山薫
高橋長英…………………平松
神山繁……………………警備部長
中村伸介…………………社長
ナンシー・サマース……ナンシー



★評


1:
『狙撃』、『弾痕』から続いた3作目。
脚本はこれが一番真面。

でも、相変わらずデコボコ、穴だらけ(溜息)。
こんな映画ばっかり作ってちゃ日本映画が没落して当然(溜息)。


2:
それでもいいのはモデルガンのモーゼルミリタリーC96を撃つとちゃんと排莢するし、
本物のモーゼルkar98Kのスポーターを何回も排莢して、空薬きょうを飛ばし、
それから装填してくれる事。



タグ 加山雄三 加賀まり子 田宮二郎



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『狙撃』

★簡単な紹介

○公開
1968年11月23日

○上映時間
1時間26分

○スタッフ
脚本:永原秀一
演出:堀川弘通
撮影:長谷川清
照明:平野清久
美術:村木忍
音楽:眞鍋理一郎

銃器担当、銃殺陣師:国本圭一

プロデューサー:貝山知弘

○出演
加山雄三…………松下徹
浅丘ルリ子………小高章子
森雅之……………片倉譲二

岸田森……………深沢
藤木孝……………花田
船戸順……………山際
サリー・メイ……バレンチナ
川合伸旺…………安部
小沢昭一…………李康生



★評

初めて観たのは、中学か高校の頃(汗)。
その後一回も観た覚え無し(^_^;)。
日本の映画にしてはオモチャ丸出しの電着銃を使わず、その点では良かった記憶有り…
(参考、「電着銃」Wiki→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E7%9D%80%E9%8A%83) 
つまり、ボルトアクションライフル等は本物を使えた、いい時代の映画。
銃ヲタクなんもんで、現実感皆無の電着銃が出ると興が覚める事甚だしいんです。
それにボルトアクションの狙撃中にはスコープが付き物で、この映画の当時はそんなモデルガンも在りませんでした。

1980年頃にCMCからモーゼルのkar98kのボルトアクションライフルが出ました。
これは第二次大戦にも使われた軍用銃で、残念ながら現代物の映画などで狙撃銃としては使えません。
その後直ぐに民間猟銃型のスポーターが出たんですが、ボルトハンドルが軍用のままでスコープを使うにはかなり無理をしないといけません。
スコープ用にハンドルを曲げたボルトを新たに金型を作るのは、コスト的に不可能だったのは明らかです。
このためスコープとボルトハンドルが当たるの防ぐにはスコープをレシーバーからかなり離して付けなけねばなりません。
そうすると、銃身の穴の中心からスコープのレンズの中心までかなり離れ、視差が非常に大きくなり精密射撃になる狙撃には、使い物にならず現実感が皆無。
猟銃としても、かなり無理が在りこれまた現実感が在りません。
また銃身にも変な段差が在り、これも現実感が無く、悪い意味でオモチャっぽかった。
それでも狙撃用や狩猟用ライフルなんか他に無かったので映画やドラマでよく使われました。

その後、1985年頃にはタナカから旧日本軍の九九式歩兵銃とそのスポーターが出て、このスポーターもハンドルを曲げたボルトまではやはり新たに作れませんでしたが、
スコープの取り付け位置を左側にズラし、遙かに真面な外観になりました。
銃身もCMCと違いストレイトテイパーになり、これは文句のつけようが在りませんでした。
ただ生産数の少なさと値段の高さのためか、日本の映画とドラマで観たことは、2014年現在迄ありません。

このモーゼルのスポーターが出る度に日本の演劇界の程度の低さと予算の少なさにガッカリしたものです。

それでも最近はかなり改善されています。
オートピストルはモデルガンを使い撃てばスライドが後退複座し、空薬きょうが飛ぶし、
狙撃用ボルトアクションライフルは、外観をかなり忠実に再現されているエアソフトガンを使ってるので、違和感がかなり減りました。
小型のリボルバーもかなり再現度の高いモデルを使っています。

さて、
40年振り位(^_^;)に観てみると…


1:
おや、最初に新幹線の乗客を狙撃する時のライフルがモーゼルkar98kのスポーターだ(笑)。
ボルトのハンドルより後のコッキングピースの部分が比較的長く、複雑な形をしているのがモーゼルの特徴で一目で分かります。

その他にも本物多数。
主人公松下(加山雄三)が射撃場で立射で撃つ競技用はアンシュッツかワルサーでしょう。
残念ながら型番とかモデル名までは不明。
片倉(森雅之)と松下がクレー射撃で使う散弾銃も本物。
これも正体は不明。
松下が使う銃は銃身の先端が太く電着用の装置になってます。


2:
特典映像で国本圭一のインタビューが在り、それによると、
松下が使うAK-47、片倉のモーゼルミリタリーC96は殆ど手作り品、
松下が最後に使うスタームルガーのホークアイはMGCのピースメーカーを元に作ったとか。
AK-47とモーゼルミリタリーの外見は、時代を考えれば非常に良く出来ています。
特にモーゼルミリタリーの方はボルトが後退複座し、空薬きょうがちゃんと飛んでいます(@_@)。
しかも組立用と発砲用に2丁作ったとか(@_@)。
元にしたのはホンリュー(後のハドソン)製のモーゼルミリタリーを使ったそうです。
シュマイザーMP40は中田製のモデルガンで、国本圭一が調整したとの事。

AKはマガジンの装着、セレクターの動き等よく出来てますが、これも銃身の先端が太く電着銃です。

ホークアイはリアサイトを初め怪しい作りですが、本物をよく知らないので、まぁいいか(笑)。


3:
銃は以上の様によく出来ているんですが、話はつまらん(涙)。
「俺は撃つ!生きていると感じるために」
この台詞筆頭に変にカッコつけてる内容。

こんな映画作ってちゃ、映画観に行かなくなるよなぁ



タグ 狙撃 加山雄三 岸田森 国本圭一 森雅之



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『切腹』

★簡単な紹介

○公開
1962年9月16日

○上映時間
2時間13分

○スタッフ
原作:滝口康彦『異聞浪人記』
脚本:橋本忍
演出:小林正樹
撮影:宮島義勇
照明:蒲原正次郎
美術:戸田重昌、大角純平
音楽:武満徹
プロデューサー:細谷辰雄

○出演
仲代達也→津雲(つぐも)半四郎
岩下志麻→美保
石浜朗→千々岩求女
三島雅夫→稲葉丹後
中谷一郎→矢崎隼人
青木義朗→川辺右馬介
佐藤慶→福島正勝
丹波哲郎→沢潟(おもだか)彦九郎
三國連太郎→斉藤勘解由(かげゆ)
小林昭二→井伊家使番C
松村達雄→清兵衛



★評

前回観た時はテープでしたから、
え~と、25年位前かぁ(^_^;)…

1:
これは、圧倒的な作品(@_@;)。
台詞の間の取り方、カメラワークとカット割りと編集、セット、演技、脚本、音楽、
これら全て素人にも分かる丹念な作り。

見事な映画です。

1963年のカンヌで審査員特別賞を取って当然。


2:
セットが素晴らしい。

『蜘蛛巣城』と『王妃の紋章』と同系の作品。
『蜘蛛巣城』と『包皮の紋章』は芸術的に作ってますが、『切腹』は現実的に作っています。

芸術的と現実的の差はいい悪いではなく、監督の技術の差でもなく、好みの差です。
やはり黒澤明は本質的に画家なんです。

それでもこの映画の舞台に中心となる井伊家上屋敷内部の広大な空虚は、訴える力が蜘蛛巣城と同じ様に強い。
保身しか考えない大名を声高に主張する空虚な空間。
武家の設定ですが、権力者の保身と虚飾は21世紀になっても全く変わらず古びる感覚を感じさせないセットです。
『蜘蛛巣城』と並び古典と呼ぶに相応しい『切腹』です。

映画の進行と共に井伊家上屋敷中庭の影も、当然ですが、伸びて行ってます(^.^)。


3:
音楽もいい。
どうも日本の映画は音楽が不自然に目立つことが多いのですが、
この映画は必要最小限しか入らず、オマケに井伊家の家老斉藤勘解由(三國連太郎)の歪んだ心、倫理観とよく合っています。


4:
仲代達也、渾身の演技(^.^)。
凄い役者です。
これからは濃密な演技の典型は津雲半四郎を演じた仲代達也の演技になります、
と言うか、こんな演技観たことありません(@_@)。

息子夫婦と孫を失い天涯孤独になるとはどういう事か?
「津雲半四郎の顔を見よ」
瞬かず焦点が合わない両目。

そして家族を失ったために崩れ折れる心を支えるのは、娘婿の死の原因を知ったための怒り。
その怒りを表す背中。
だから仲代の背中は丸まってないんです。

井伊家家中を相手に「身の上話」をする津雲半四郎、時々怒りを露わにします。
この怒り具合が実に巧みで、全く不自然な点が無く映画の流れの中で浮き立ってません。
仲代達也、実に上手い。
感嘆の溜息がでますよ、数回在る怒り小爆発のカットは。


5:
久し振りに観たんで話の中でも重要な所を忘れて、津雲半四郎が井伊家家中3人にした事には驚きました(^.^)。
おかげで津雲半四郎の人柄と腕前には虚を突かれ、脚本の構成の上手さには唸り声が出ました(^.^)。


6:
井伊家の事後始末は、この映画以降の侍時代劇に大きな影響を与えたんじゃないでしょうか?
江戸時代の事を勉強していればこういう事は分かっていたでしょうが、最近の人は本を読まないからこういう事に触れたのはこの映画が最初では?
例えば、『大奥 <男女逆転>』とかね。


7:
欠点
斬り合いの場面が弱い。
津雲半四郎の身の上話の場面の緊迫感と比べると、命のやり取りをしてる感じが非常に弱い。
半四郎と沢潟彦九郎との場面は、剣豪同士なら在りそうな迫力と緊迫感が有りません。
『羅生門』での多襄丸(三船敏郎)と金沢武弘(森雅之)の下手な斬り合いの方が遥かに緊迫感が有ります。


8:
2時間を越える映画ですので時間と心に余裕が有る時にお勧めします。
凄い映画です。



タグ 小林正樹 仲代達也 切腹 橋本忍 武満徹



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『食堂かたつむり』

★簡単な紹介

○公開
2010年2月6日

○上映時間
1時間59分

○スタッフ
原作:小川糸『食堂かたつむり
脚本:高井浩子
演出:冨永まい
撮影:北信康
照明:渡辺嘉
音楽:福原まり
プロデューサー:渡邊直子、亀田裕子、赤城聡、仁平知世

料理製作:
オカズデザイン
吉岡知子
吉岡秀治
平愛美
森影里美
井田耕一

器担当:
西崎弥沙


○出演
柴咲コウ(倫子)
余貴美子(ルリコ)
ブラザートム(熊さん)
田中哲司(根岸恒夫、ネオコン)
志田未来(桃ちゃん)
満島ひかり(ミドリ)
桜田通(サトルくん)
徳井優(雅子さん)
諏訪太朗(山さん)
江波杏子(お妾さん)
三浦友和(シュウ先輩、修一)
佐藤二郎(源さん)
山崎一(ミドリの父)
上田耕一(ミドリの祖父)
草村礼子(倫子の祖母)



★評

1:
これは、意外といい映画。

、と言うか、料理映画の傑作。

中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』や『下妻物語』の様にアニメーションを多用し、メルヘンチック、童話調に作ってますが、
物語の中心は童話調にして誤魔化していません。

2:
料理映画ですが、他に作品と違い料理の「正」や「陽」の部分だけでなく、「負」や「陰」の部分も描き大変好ましい。

「負」や「陰」の部分はミドリ(満島ひかり)が出て来るシークウェンスで、次にシークウェンスで「正」や「陽」になってます。
「正」や「陽」のシークウェンスで出て来るのが、最初は黒尽しのお妾さん(江波杏子)。
ベールまで被った完全な喪服で嫌な雰囲気雲行き100%ですが、主人公倫子(柴咲コウ)が実力を見せつけます。

愛する男性を失って以来生気が失せていたお妾さんが料理の進行と同時に生気を取り戻します。
この時の江波杏子の表情が中々いい。
食欲に支配され下品になっていきます。
この少々お下品な顔付きが生の本能や本質を表し、かなり秀逸な演出。

この表情だけでも、この映画は十分素晴らしい。
監督の冨永まいは才能が有りますな。

3:
その他の演出

3-1:
イチジク
野生のイチジクって、あんな感じなのかなぁ?
何か、ビワみたい。

イチジクと言えば、キリスト教旧約聖書創世記
アダムとイブが禁断の実を食べて、

(第三章第七節)

>是において彼等の目倶に開て彼等其裸體なるを知り乃ち無花果樹の葉を綴て裳を作れり

知恵が付いて互いに裸なのに気付き、最初に作った物の材料が、
イチジク


倫子が乳山(!)の食材で「食堂かたつむり」をやろうと決心するのが、イチジクの樹の下、
と言うかイチジクの樹に耳を当てて。

3-2:
続いてその倫子の元へ白いハトがやって来てY字型の枝を落し、倫子は髪をまとめその枝で留めます。

おや、これまた旧約聖書、ノアの方舟からですな。
創世記第八章第十節~十一節

>尚又七日待ち再び鳩を箱舟より放出ちけるが、
鳩暮におよびて彼に還れり 視よ其口に橄欖(かんらん=オリーブ)の新葉ありき 是に於てノア地より水の減少しをしれり

倫子ちゃんや、「食堂かたつむり」の準備を始めなさいな、
そのため第一歩は、髪の毛を上げてまとめる事じゃろーが

って演出。

豚のエルメスにパンを作っている時はまだ髪を上げず、気分は半人前だったからネ。

これも、中々いい演出。

4:
ザクロ、豚、ハト、イチジク

Amazonの評を見るとこれらを食べちゃうんで、エラく評価が低い。
私より下の世代は、子供の頃に近所に生えてるイチジクやザクロを無断で食べなかったのかね?
子供の頃にトノサマガエルの子供(→オタマジャクシじゃない)やショウリョウバッタを捕まえて、脚を千切ったり八つ裂きにした事ないのかね?
ザリガニ釣りの餌にするし、ルアーなんて高級でカッコいいもんの代わりにヤマメの餌に普通に使うんだけどねぇ。
そんな事に使わなくてもただ殺したりもしたし…

ザクロはリンゴの様に酸味を甘味が有り、リンゴの様にカレーに入れてもおかしくありません。
ハトはユーラシア大陸では極普通の食材。
中国でも御馳走。
勿論地中海沿岸諸国では古くから養殖し、食しております。
ペットだろうが、食肉用だろうが、豚は食材以外の何物でもなし。
殺さなくちゃ食べられんゼ、可哀想かもしれないけど、特にペットとして飼っていたのなら。
ルリコ(余貴美子)がペットの豚を殺し食べる事を非難する人々は、食肉のために牛や豚を飼育している農家の方々が牛や豚を単なる「動く肉」だと思ってるんでしょうか?
2010年の宮崎県での口蹄疫で牛や豚を殺処分しなけらばならなくなった畜産農家の方々がなぜ泣いていたのか、考えたことがあるのでしょか?
畜産農家の方々は育てている牛や豚を犬や猫と同じ様に愛しているんです。
それを家畜の病気を防ぐために殺さなくちゃならない辛さと悲しさを想像すれば、なぜ泣いていたのか分かるはずです。

人間てのは家族の一員としてのペットだろうと殺して食べる残酷で気持ち悪い事もやらなくちゃ生きていけんのです。
共食いよりは遥にましだと思いますが。


これも食の「陰」や「負」です。

5:
倫子が再び喋れるようになるのが、例の白いハトがドアに当って死に、それをローストにして食べ、
「おいしい」
と言う時。

これが非常に素晴らしい演出。

人を幸せにする料理の秘めた実力を表しているし、
人間が生きていく事の醜さや気持ち悪さも表しています。

つまり、食の「正と負」、「陰と陽」を同時に表しています。
こんな、演出、今迄観たことありません。

人間の生き方を醜いと自覚してる私の様な人間には、この映画、
大変素晴らしい(^.^)。

6:
最後にどうでもいい事。
ジュテームスープのご予約、23組様。



タグ 柴咲コウ 余貴美子 満島ひかり 江波杏子 佐藤二郎 食堂かたつむり 冨永まい


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ジャンル : 映画

『それでもボクはやってない』

★簡単な紹介

○公開
2007年1月11日

○上映時間
2時間23分

○スタッフ
脚本:周防正行
演出:周防正行
撮影:栢野直樹
照明:長田達也
音楽:周防義和

司法監修:鳥海準、工藤裕之、富澤伸江、安田隆彦、荒木伸怡
司法実務指導:野元学二

プロデューサー:関口大輔、佐々木芳野

○出演
加瀬亮(金子徹平、濡れ衣を着せられた主人公)
役所広司(荒川正義、徹平の主任弁護人、元裁判官)
瀬戸朝香(須藤莉子、徹平の弁護人)
もたいまさこ(金子豊子、徹平の母親)
山本耕史(斉藤達雄、徹平の親友)
竹中直人(青木富夫、徹平の住むマンションの管理人)
正名僕蔵(大森光明、徹平の公判担当裁判官=一人目)
小日向文世(室山省吾、徹平の公判担当裁判官=二人目)
柳生みゆ(古川俊子、痴漢被害者の女子中学生)
鈴木蘭々(土井陽子、徹平の元彼女)
野間口徹(小倉繁、徹平の大学時代の先輩)
光石研(佐田満、別の痴漢冤罪事件の被告人)
清水美砂(佐田の妻)
大和田伸也(広安敏夫、佐田の控訴審担当裁判長)
益岡徹(田村精一郎、徹平の母親から相談された弁護士)
田中哲司(浜田明、徹平が読んだ当番弁護士)
唯野未歩子(徹平の無実を知る目撃者)
田口浩正(徹平が「現行犯逮捕」された際の目撃者)
徳井優(西村青児、留置担当警察官)
大森南朋(山田好二、取り調べの担当刑事)
田山涼成(和田精二、山田刑事の上司)
本田博太郎(三井秀男、留置場での同房者)
尾美としのり(新崎孝三、徹平の公判立会検事)
北見敏之(宮本孝、徹平の捜査担当副検事)
高橋長英(板谷得治、傍聴人)
山本浩司(北尾哲、傍聴人)
石井洋祐(平山敬三、徹平を警察官に引き渡した駅員)
野元学二(広瀬邦彦、特例判事)



★評

英語、ロジック、ディベイト、陪審制裁判、ミランダウォーニング、”I’ll take the fifth” 合衆国憲法修正第五条、弁護士、憲法第三十八条、
被疑者は自己に不利になる供述をする必要は無い、弁護士に相談してから取り調べ警官の質問に答える、公平、
法廷小説、Richard North Patterson、Steve Martini、
弁護士と被疑者が接見する部屋の盗聴装置の有無を調べる、冤罪、

こんな事に興味が有るんで観てみると…

1:
これは、凄い映画(@_@)。
最初から最後迄、ドキドキしっぱなし(@_@)。
こんな映画、ちょっと、無いゼ(@_@)。

大変な、ある意味、力作。
非常に出来がいい。

2:
痴漢の発生から、逮捕、拘留、警察の取り調べ、検察局の取り調べ、起訴、公判、判決、までの映画。

そのお話の驚異!

DVDのオマケの小冊子の周防監督のコメントを引用します。

>(前略)「ある程度の演出」はしています。
ただし、その演出は、過剰に「裁判の不公平さ」を訴える方向性のものではありません。
むしろ、取り調べから裁判を通じて、現実にはもってひどいこともおこなわれてるのに、
それをそのまま撮っては、誰も信じてくれないのではないかと思い、
あえてその部分は描かないという「ある程度の演出」をしているくらいです。

オーウェルの『1984年』を思い出す映画。

警察を初め司法関係者が正義の味方だと思ったら大間違い。
彼等彼女等も私達と同じ欠点だらけの一般人なのです。
手抜き、打算、感情的、等で間違った事をします。
当然自分の利益のためにズルい事もします。

3:
出演者は全員いい。
主人公金子徹平は当然ながら極普通の人で、演じる加瀬亮は非常に巧く極普通の人を演じてます。

4:
リチャード・ノース・パタースン(Richard North Patterson)やスティーヴ・マルティーニ(Steve Martini)等、
アメリカの本物の弁護士が書いた法廷小説と読み比べると面白いですよ。
アメリカじゃ警察の取り調べの時、弁護士同席が当然。


タグ それでもボクはやってない 加瀬亮 役所広司 瀬戸朝香 正名僕蔵 小日向文世 周防正行 大森南朋 大和田伸也 光石研


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画版『下妻物語』

★簡単な紹介

○公開
2004年5月29日

○スタッフ
原作:嶽本野ばら
脚本:中島哲也
演出:中島哲也
撮影:阿藤正一
照明:木村太朗
音楽:菅野よう子
CG:増尾隆幸(ルーデンス)
VFX:土屋真治(オムニバスジャパン)
アニメーション:西見祥示郎(STUDIO4℃)

○出演
深田恭子(桃子)
土屋アンナ(イチゴ)
宮迫博之
篠原涼子
樹木希林
阿部サダヲ
小池栄子
生瀬勝久
荒川良々
真木よう子
福田麻由子(桃子の子供時代)


★評

何年か前にTV放送を観て気に入り、DVDを中古で買いまた観ると…

1:
まず、
映画自体の前にDVDスペシャル★エディションのオマケから。
「フォトブック」にスタッフと出演者一覧が出てますが、これが極めて見にくい。
活字の小ささはいいとしても、緑のバックに濃い緑の「迷彩色」。
なんで活字を目立たなくする必要が有るんでしょう?
アホです。
「撮影日誌完全版」はバックを白にしてますが、やはり濃緑の活字で明度の差が小さいので読みにくさは変わらず。
救いようがないアホです。
まぁ、緑で下妻名産のキャベツを表してるんでしょう。
無駄な努力であります。

2:
深田恭子はこういう浮世離れした役には見事に嵌まるなぁ。
しかも「これは、これでも演技か?」っていうかなり怪しい演技力なんだけど、変じゃないんです。
まぁ、これも役者としての実力なんでしょう。
個性派ってやつですな。

3:
土屋アンナのヤンキー姿の嵌まり具合…、最高。
でも土屋も「これは演技か?」程度の演技力。
個性派がもう一人。

4:
二人の演技力不足を巧く誤魔化してるのが、
桃子がイチゴのために刺繍をやりイチゴが凄く喜ぶ場面、
と、
イチゴが女は人前で泣かないんだよと強がりを言っても、泣いちゃう場面。
中島哲也監督、頭良さそう。

5:
昼間の屋外の場面はオレンジのフィルターを掛けたり、強い照明を直接画面に入れたりして、
全体にケバケバしい映像ですが、趣味は悪くありません。

6:
物語は友情のお話、で意外と面白い。

7:
終盤、イチゴがけじめをつけるシークウェンスで桃子が啖呵を切る時に流れるのが
ヨハン・シュトラウスの『美しき青きドナウ』。
いやいやこれが盛り上げますなぁ。意外や意外。


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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

『デジタルリマスター2005 砂の器』

★簡単な紹介

○公開
1974年10月19日→オリジナル
2005年6月18日→デジタルリマスター版

○スタッフ
原作:松本清張
脚本:橋本忍、山田洋次
演出:野村芳太郎
音楽監督:芥川也寸志
作曲、ピアノ演奏:菅野光亮
演奏、特別出演:東京交響楽団
撮影:川又繡
美術:森田郷平
照明:小林松太郎
プロデューサー:橋本忍、佐藤正之、三嶋与四治

○出演
丹波哲郎(今西栄太郎)
森田健作(吉村弘)
加藤剛(和賀英良)
島田陽子(高木理恵子)
加藤嘉(本浦千代吉)
春田和秀(少年期の本浦秀夫)
緒形拳(三木謙一)
山口果林(田所佐知子)
佐分利信(田所重喜)


★評

名作の誉れ高き野村芳太郎版。そのデジタルリマスター版を観ると…

1:
ん〜、島田陽子が下手だなぁ。特に泣き方が駄目。中谷美紀の方が全然巧いゾ。
それ以外は、まぁ、いいか。

2:
ロケ地の撮り方を工夫してます。列車が映るカットを入れてロケ地を明確にしています。

伊勢の場面はちゃんと近鉄の車両が走ってます。
これには感心しました。

3:
目玉の本浦親子のお遍路のシークウェンス。
3-1:
親子の愛情と絆が良く伝わる巧い脚本と映像化です。
そして殺人犯と言えども100%の悪人ではなく、いい所も有れば悪い所も有る普通の人間であることを表し中々好ましいシークウェンスです。
また三木謙一(緒形拳)が行方不明になった本浦秀夫(春田和秀)を探し「秀夫ぉー」と叫ぶ以外台詞を入れなかったのも巧い。
登場人物の回想(→和賀英良(加藤剛)に間違いなし)と捜査員達の想像も表せています。
3-2:
それでも、少々音楽の方が強過ぎます。
和賀英良の声なき心の叫びでもあり、音楽が主張し過ぎると観客に感じさせるほど和賀にとっては苦難のお遍路だったと分かりますが、
それでも映画としては、音楽が強過ぎます。
この点は難しいところですね。

4:
今西刑事(丹波哲郎)初め捜査員達が、観客が退屈と思わせる位地道に、また派手とは無縁の捜査をしているのもいい。

5:
和賀の殺人の動機がちと弱い。
これは、ハンセン氏病が薬で完治する病気であり、接触により感染しない事をしっているからそう思うわけです。
ところが、かつては議論の余地無く、迷う余裕も無く、直ちに葬り去るべき問題であったことは、逆によく分かります。
この点も2011年以降の人間に見せる事を考えると、難しいところです。

6:
デジタルリマスターした映像は、1976年の『タクシー・ドライバー』のスーパービット版(→通常のビットレイトの1.8倍)と比べると酷過ぎます。
デジタルリマスターしたとは思えない出来の悪さ。
なんでこんなに違うんでしょう?
『タクシー・ドライバー』や『ニュー・シネマ・パラダイス』(→スーパーハイビット版)の自然光で撮った場面は、ビデオで撮影した様な鮮やかさですが、『砂の器』は変化無しとしか思えません。
砂の器』はこれ以外観たことないので、断定出来ませんが、おそらく以前のDVD版と変わってないと思います。

7:
もう一つの映り栄えの悪さは、自然と田園風景。
これが美しく撮れていません。
この映画の不運な点は、張藝謀(=チャン・イーモウ)以前に作られた事。
張藝謀の『初恋のきた道』や『あの子を探して』等の田園風景と自然の美しさを観ると、落胆する映像の数が突然急増します(涙)。

8:
本浦親子のお遍路のシークウェンスと今西刑事が本浦千代吉(加藤嘉)に和賀のことを尋ねるシークウェンスは、
親子の愛情と絆がよく分かる確かにいいところですが、
砂の器』は私には出来がイマイチの映画です。



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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』

★簡単な紹介

〇公開
2010年12月1日

〇スタッフ
原作:西崎義展
脚本:佐藤嗣麻子
演出:山崎貴
撮影:柴崎幸三
音楽:佐藤直紀(原曲:宮川泰『宇宙戦艦ヤマト』『無限に広がる大宇宙』)
VFX:山崎貴
VFXディレクター:渋谷紀世子
製作統括:信国一朗

〇出演者
木村拓哉(古代進)
山崎努(沖田十三)
緒形直人(島大介)
黒木メイサ(森雪)
高島礼子(佐渡先生)
西田敏行(徳川彦左衛門)


★評

その昔、アニメーションの最初の放送を何回か観たんで実写+CGがどんなもんかと観てみると…
大気が無い空間で音が伝わるはずがなく、宇宙船が飛行機の様に飛べるはずがなく、またヤマトの艦内でどうやって重力を発生させているのか、こういう冷静な物理の法則を忘れられるでしょうか?

1:
第一印象は、うるさい。
戦闘場面で音楽垂れ流しでうるさい、うるさい。
話の盛り上がりと登場人物の感情の高まりを強調し補強するために音楽をこんなに入れにゃならんのかね?

2:
出演者とCGに金を取られて、デスラー/ガミラス側を殆ど省略してるかと思ったら、原作もそうなってるみたい。

3:
登場人物を殺し過ぎ。

4:
CG、特に戦闘場面はまぁ合格。

5:
全体の出来は上映時間(2時間 38分)と長いけど、内容が薄い。
例えば古代進と森雪 が恋仲になるのは別に構いませんが、仲が深まる過程を省略し過ぎ。


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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

2009年版『ゼロの焦点』

★簡単な紹介

〇公開
2009年11月14日

〇スタッフ
原作:松本清張
脚本:犬童一心、中園健司
演出:犬童一心
撮影:蔦井孝洋
音楽:上野耕路
音楽プロデューサー:岩瀬政雄
エグゼクティブプロデューサー:服部洋、白石統一郎、市川南、梅澤道彦

〇出演者
広末涼子
中谷美紀
木村多江


★評

1:
中谷美紀+広末涼子という魅力的な女優が出てるので観ると…

2:
ん~2時間ドラマのまとも版。
松本清張のおかげか変なところは無いんですが、こういう素人が謎解きする話はどうも好きになれません。



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テーマ : 映画評価
ジャンル : 映画

『西遊記』 2007年実写版

★簡単な紹介

〇公開
2007年7月14日

〇スタッフ
脚本:坂元裕二
演出:澤田鎌作
撮影:松島孝助
音楽:武部聡志
特撮、特技監督:尾上克郎
プロデューサー:鈴木吉弘、小川泰、和田倉和利

★出演者
香取慎吾
内村光良
伊藤淳史
深津絵里


★評

1:
なんでCGアニメーションにしないんだろう?
こういう現実離れした大規模な荒唐無稽物を生身の役者で作る時代じゃないでしょう。

2:
孫悟空は叫び続け、うるさい。木を登るワイアアクションは、孫悟空が宙に浮き木を登ってません。
深津絵里の玄奘三蔵法師は悪くないですが、中谷美紀も見てみたい。

3:
これでも面白かったらいいんですが、孫悟空がうるさ過ぎ集中して観れません。
戦闘場面に迫力も動きも無し。孫悟空と銀角の空中戦のショボいこと。



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テーマ : 映画評価
ジャンル : 映画

映画版『深呼吸の必要』

★簡単な紹介

〇公開
2004年5月29日

〇スタッフ
脚本:長谷川康夫
演出:篠原哲雄
撮影:柴主高秀(J.S.C.)
音楽:小林武史
プロデューサー:千野毅彦、古川一博、森谷晃育、加藤悦弘

〇出演者
谷原章介
大森南朋
香里奈
長澤まさみ


★評

初出はmaeboo.さんのブログ↓

http://syosaiyojohan.blog.so-net.ne.jp/2009-01-13#more

1:
さて、maeboo.さんが言う様な悪い映画ではありません。

2:
この映画、上下の圧迫感が強く小林正樹の『切腹』みたい。
2-1:
最初に平良家の瓦屋根を写し台風に備えた沖縄の重い屋根である事を知らせてます。
全編を通じ画面上部をカットし堤防等水平線を画面に加え圧迫感を強めています。
重い屋根を支える柱の役割になる垂直線を極力排し、バランスを崩し水平方向の力を強め、更に圧迫感を強めています。
2-2:
これだけ画面構成を工夫してますから、駄作になるはずがありません。

3:
不安定で重い画面上見えない「屋根」を支えている垂直線がサトウキビ。
3-1:
しかもサトウキビは根元で曲がり画面の重さに耐え切れず、または人の両肩の重荷を代わりに背負い曲がったみたい。
3-2:
へぇ~、サトウキビの使い方に感心感心。いい物を見つけた脚本家と監督です。佳作の間接的証明。

4:
さて画面上の見えない錘を支えるサトウキビを刈り取るとどうなるか?
4-1:
登場人物は錘に潰されるか?瓦屋根の下に生き埋めか?屋根が無くなり空へ飛び去るか?
(→鳥は地上のしがらみから開放された自由の象徴として昔から考えられてますが、生態を調べると人間と変わりありません。スズメ等小型の雑食性は起きている時間の7割は飛ぶための高体温を維持するために、餌を食べているか餌を探してるとのこと。週休二日の勤め人と変わりません)
映像から判断すると不明。刈り取った後の映像は白黒の平良家の映像と登場人物の笑顔の写真。
圧迫感の強い画面構成を明らかに変えてないので、何も変わってないと捉えるのが妥当でしょう。
4-2:
登場人物がキビ刈りをする映像で最初の頃は、一人づつキビ越しに正面から撮った映像。
問題を一つづつ解決してるとも捉えられるし、自分の心という牢獄から抜け出そうとしてるとも捉えられます。
話が進むと正面からですがカメラが下がり空を入れた映像になります。
問題を解決しつつありますが(=空が見える)、本人は気付いてない、という事でしょう。

5:
それでも全体の映像は圧迫感が続きますから、解釈すると、
5-1:
他人に言えない訳有りでキビ刈りに来て、
成長したキビ(=現在完了=訳=過去の問題)を
刈り取っても(=問題を解決)
生きて行く限り何も変わりません。
なぜなら来年もサトウキビが生えてくるからです。
5-2:
ヲヤヂ、オバサン好みの甘くない人生を描いてるという事。

6:
描かれるのは、キビ刈り、食べる、寝る、が殆ど。
つまり生きる事自体の何物でもなし。そして全編に満ちる圧迫感。
この圧迫感を比較的和らげてるのが壁と柱がある平良家。食べる所と寝る所。もう一つの「存在」がおじいとおばあ。
おじいとおばあのおおらかさという力で壁や柱と同様に垂直線になり圧迫感に対抗しています。

7:
主演の香里奈は『隠し砦の三悪人』の雪姫役の上原美佐よりはいいけど、かなり苦しい。谷原章介大森南朋との違いは明らか。
長澤は台詞がほぼ無いから評価外。でも特典映像のインタビューを観ると『セカチュウ』の時と変わらず。ま、同じ年の撮影だから当然か。

8:
光の弱さと影の強さから太陽の高度が低く、冬だと分かります。
時々透明な光と空気が現われ中々の美しさ。
海の色は美しい。浜辺の夕陽は美しい。
DVD自体のあの青は海の色。
海の美しさしか見せないのは視線を下へ誘導してるからで、画面の上の方に「錘」がある事を感じさせようとしています。

9:
サトウキビ畑の広がりはチャン・イーモウの『紅いコーリャン』に似てますが色使いも違うし、広大無辺際は全く違います。
この映画の一番の欠点はキビ刈りが辛そうに見えない。
尤もスタインベックの『怒りの葡萄』でも農作業の辛さについて一語も書かれてません。

10:
佳作です。機会がありましたらご覧になる事をお勧めします。



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テーマ : 映画評価
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『ジョゼと虎と魚たち』その1

★簡単な紹介

〇公開
2003年12月13日

〇スタッフ
原作:田辺聖子
脚本:渡辺あや
演出:犬童一心
撮影:蔦井孝洋
音楽:くるり
プロデューサー:久保田修、小川真司

〇出演者
池脇千鶴
妻夫木聡
上野樹里
荒川良々


★評

第一印象を。

1:
池脇千鶴が期待通り凄く良い。あの可愛い顔付きが激変。風変り+孤独+意固地+強さ+それでも愛情を求める弱さ(=人間らしさ)のジョゼを表情、台詞、雰囲気で表してます。
欠点は細過ぎる事。脚が不自由だから運動不足になるはず。香苗役の上野樹里並の丸顔が欲しい。
この映画の魅力は池脇に担うところが大きい。それを引き立ててるのが妻夫木と上野。

2:
題名は『魚たち』ですが、ジョゼは脚が不自由で自ら動けないからどう考えても「貝」。
「餌」を取りに行けない貝だから、おばあが拾って来る本は知識と言う頭のための「餌」、恒夫と言う愛情は心のための「餌」ですが、ある意味、これもおばあが持って来ました。

3:
ジョゼは「貝」だから、住んでいる所は川の近く、乗る物は貝殻の様な乳母車、恒夫に連れて行ってもらう所は水族館と海、泊るラブホテルは「お魚の館」、部屋は貝殻の部屋。

4:
ジョゼは脚が不自由だから一見弱そうですが自立し、したたか。それを端的に表すのが料理の腕前。養い親のおばあへの感謝の表れに間違いないですが男を落とす「武器」にもなっています(=香苗に無いもの)。
料理は愛情表現にもなるから愛する用意が出来ています。料理の腕が立つという事は相手を喜ばす事だから愛情と思いやりの深さを暗示。

5:
ジョゼに無いものは愛される事。これだけは本から得るのは無理で、サイモンとガーファンクルの「アイ・アム・ア・ロック」を思い出させます(堅牢な要塞の奥深くに潜み、詩と本に守られてる。友情も愛もいらない)。

6:
恋人が出来たらやりたい事は一番怖い物(=虎)を見る事(おそらく地上で一番のエッチをする事も)。
愛情の「実力拝見」ということでしょう。そして最後の場面への伏線。

7:
静止画から始まる映画。静止画→写真→過去、恒夫の独白が無くても語られる事が過去の事だと分かります。

8:
この物語も橋を渡って始まり、橋を戻って終わります。

9:
橋を渡る前、二人が出逢う場所が下り坂の曲り角。
恒夫には人生の「分岐点」、ジョゼには恋に「陥る」キッカケ。

10:
橋を戻った後の場面も興味深い。
道路の反対側に恒夫と香苗、手前側に電動車椅子に乗ったジョゼ。
3人の進む方向が同じで、しかもジョゼは電動車椅子に乗ってるのでこれからは自ら恒夫の方に、行こうと思えば行けます。
冒頭の恒夫の独白から恒夫とジョゼが結ばれたとも捉えられますが、この一連の場面からもそう捉えられます。
しかし香苗も同じ方向に進んでるからもう一波乱はありますね。

11:
恒夫と別れると電動車椅子(恒夫のプレゼント?)で外出するようになるだけでなく、髪型も変わります。
最後の場面では前髪で顔を隠す様にしていたのを止め、後でまとめ顔を出し表情も穏やかになってます。
別れた後泣いた恒夫と違い、人生と世間に対峙する自信と心の強さを暗示。

12:
さてSM雑誌ですがジョゼという貝が流されないように命綱で結べという願いと愛する人と共にいたいという願いの象徴。また心は恒夫と結ばれているとも取れます。

13:
この映画もまた観たい。



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ジャンル : 映画

『スウィング・ガールズ』

★簡単な紹介

〇公開
2004年9月11日

〇スタッフ
脚本:矢口史靖、矢口純子
演出:矢口史靖
撮影:柴主高秀
音楽:ミッキー吉野、岸本ひろし
プロデューサー:関口大輔、堀川慎太郎

〇出演者
上野樹里
貫地谷しほり
本仮屋ゆいか
竹中直人


★評

上野樹里の原点として観ました。それなりに面白く観て損の無い映画ですが、制作陣がどう考えても音楽をやったことない人ばかり。
個人的には団体で何かを成し遂げる事に全く興味がないので、こういう「全員で強力して」という(学園、青春)物語には心を動かされたことがなく、この映画も同様。
だから私にとってはこの映画は純粋に音楽映画であり、音楽映画として評価してます。

1:
この映画の第一の見せ場であるはずの楽器を吹けるようになった喜びが全く描かれていません。監督初め制作陣に楽器をやったことがある人が皆無ということ。

2:
ジャズの魅力が全く描かれていません。制作陣の中にジャズを愛してる人が皆無ということ。この脚本では登場人物の嵌る音楽がジャズになる理由が全く分かりません。
現在ならネットの株取引で儲けて古楽器を揃えてブランデンブルグ協奏曲全曲を演奏する方が遥かに笑え興奮するのになぁ。

3:
役者が実際に演奏してるかしてないかは何の意味もありません。監督が要求する演奏の演技が出来ていれば十分。役者の練習時間を公表するのは愚の骨頂。役者は演技を観せるのが仕事で練習時間の長短には何の意味もありません。
『アマデウス』でモーツァルト役のトム・ハルスがハープシコードの練習に何ヶ月掛けたかDVDでは何も説明してませんぞ。

4:
物語の流れと結果が分かる脚本の在り来たりな点については何の問題もありません。問題は新しいものが何も加えられてない点。つまり矢口史靖には新しい作品を、少なくとも新しい音楽映画を作れないという事。

5:
上野、本仮屋、貫地谷等若い女優陣が演奏出来るようになった時の輝く喜びを楽しみに目を凝らしましたが、無し(涙)。
撮れ切れなかったか、見過ごしたか…

6:
楽器を吹けるようになった喜びとジャズの魅力が全く描かれていない点のために、音楽映画としては『アマデウス』、『ラウンド・ミッドナイト』、『のだめカンタービレ』、『仮面の中のアリア』等には到底敵いません。残念(涙)。



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プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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