『南極大陸』その3

第三話
 
1:
救いようの無い駄作。

2:
ブリザードって東京に住んでる人間には想像もつかない程恐ろしい。
ユーミンが歌ってるブリザードみたいな生易しいもんじゃありません。
『大草原の小さな家』を読むとその恐ろしさが垣間見えます。
自分の腕を伸ばすと指先が見えないんです。
方向が全く分からなくなる程雪が舞います。
雪が上から下へ降るのではなく、舞うんです。
ブリザードの中で建物から1m離れるとすでに自分がどこにいるのか分からなくなります。

気温が-20℃になるブリザードの中で隊員を越冬基地の修理に行かせるのは狂人以外いません。

3:
それにしてもこのドラマの観測隊員は蛮勇で自分勝手な人間ばかり。
全員遭難してもおかしくありません。
隊員を統率する隊長は誰?

★2011年12月31日(土)追加

1:
馬鹿馬鹿しくて第三話で観るのを止めました。

2:
平均視聴率18.0%。
妖怪人間ベム』が15.6%。
完全に負けましたな。

3:
プロデューサーの石丸彰彦は、『世界の中心で、愛をさけぶ』の成功でいい気になってるとしか思えず。
白夜行』で大失敗をしてから改善の兆し皆無。
石丸彰彦が製作から手を引かない限り、TBSがドラマで佳作を生み出すことはないんじゃない?


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『妖怪人間ベム』その2

第二話

1:
設定に少々無理な点がありますが、まぁ面白い。なんとか合格の出来具合。
なんとか合格の出来になった理由は、妖怪人間を演じる3人の好演。
ベムの落ち着き振りと正義感。亀梨和也がいい。
いまのところベラが3人のリーダー格ですが、今後重大な展開になると二人をリードしそうな予感。
ベラは気が強くしっかり者。『名前をなくした女神』で演技が出来ることを実証したが今回もいい。演技の才が有りますな、には。
ベロは、原作よりいい。原作では見掛けの可愛さゼロで妖怪人間の「小型版」でしたが、今作では妖怪人間の「子供」。
鈴木福の起用が大成功。鈴木のおかげで作品の印象が原作よりかなり良くなってます。
アニメのベロは気持ち悪いだけでしたが、鈴木福は可愛く本来の姿(?)になった時との差が大きくかなり効果的。

2:
今後の出来具合を左右しそうなのが原作にはない夏目刑事(北村一樹)とその家族。
今のところ夏目刑事は人のいい「オジサン」だけの役割。
妖怪人間と普通の人間との橋渡し役として苦闘、苦悩するとドラマが面白くなりそう。


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"Gone with the Wind"その2

風と共に去りぬ』は恋物語ではなく、私には倫理、道徳、人の道の根本的で究極の選択についての物語としか思えません。

自分の生死に関わる困難に直面した時、どんなことをしても許されるか?

この小説では、
…南北戦争後、スカーレットはタラの税金を払うために妹スエレンの許婚フランク・ケネディを横取りし結婚。
…製材所の経費削減のために囚人を使い、現場監督のジョニィ・ギャレガァが囚人用の食費をピンはねし囚人を酷使するのをスカーレットは見て見ぬ振りをする。

こんな事、いいはずありませんが、

野坂昭如の『火垂るの墓』では、
…父は出征中、母は空襲で死亡、残された兄妹は栄養失調で二人とも死亡。

スカーレットがフランクと結婚した時には、一人で養うべき人間がを10人近く(父、妹2人、息子、メラニィ、メラニィの息子、マミィ、プリシィ、ポーク他)いたのですから、
単純に「悪女」、「悪人」と決め付けるのは少々無理が有ります。
また『火垂るの墓』の兄、清太は14歳という設定ですから、知恵が足らんと責めるのも無理が有ります。

人間は他人の命を軽々しく扱えません。
ミッチェルは自己中心的なスカーレットでさえ家族を見捨てさせませんでした。
尤もスカーレットが火事になったアトランタでメラニィと生まれたばかりの子供を見捨てなかったのは、横恋慕してるアシュリィからメラニィの世話を頼まれたからですが。

何とか知恵を搾り出し苦境を切り抜けたいのは山々ですが、飢餓と絶望の中、オマケに炎が迫る状況で頭が働くでしょうか?
頼りになるのは、本能的で小脳的な”gumption"であり、その結果を、嫌々ながらも、全て受け入れるたのがスカーレット。
スカーレットが一番受け入れたくない結果が、自分を女として愛してくれたレットを失い、人間として愛してくれたメラニィを失った事。
スカーレットは非倫理的な行いの償いをしなかったので、罰を受けたのです。
(こう考えると『風と共に去りぬ』は完結しているので、ミッチェルが続編を書かなかったのも納得行きます)

どんなことでもして生き残り、罪を犯せばその償いをする。
まず生き残る。
なぜなら、生きることは何よりも素晴らしくまた重要だから。

ミッチェルはスカーレットを通じてこう言っていると思います。


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『蜜の味』その3

第三話

1:
最後の場面、雨が降る深夜に森本直子(榮倉奈々)のアパートを訪ねる原田彩(菅野美穂)。
まず、雨はここでも恋心と嫉妬の象徴。
直子の電話の相手は、妻の彩にウンザリしている雅人(ARATA)。
直子の雅人への気持ちを知っている彩。

ここでの菅野美穂の恐ろしい表情が秀逸。
さすが菅野美穂。ちょっと演技が怪しい榮倉奈々とは違うぜ。


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『家政婦のミタ』その3

第三話

1:
ちょっと面白くなってきました。
母親の死の原因が夫、阿須田恵一(長谷川博己)の浮気である事がバレ、阿須田家が崩壊の危機に晒されます。
そうなったのは、家政婦の三田灯(松嶋菜々子)が依頼された事を何でもするから。
その灯は休日には一人で遊園地へ行きますが、特に何もせず。

阿須田家はどうなるか?
三田灯の正体は?、なぜ心を捨てたのか?

ちょっと興味が湧いてきました。

2:
三田灯を演じる松嶋菜々子、正面を向いている時は、ほぼ瞬きをしません。頑張ってます。
阿須田恵一を演じる長谷川博己も悪くはありませんが、少々物足りません。
気の弱さと優柔不断振りはいいんですが、妻を自殺に追い込ませる程の嫌なヤツには見えません。
視聴者をイラつかせる程の性格の悪さになっていません。


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"Gone With the Wind"その1

題名の通り現行アメリカ版ペーパーバック(Pocket Books社刊)。
新潮文庫版の日本語訳が余りにも酷いので原著を読んでみると…

1:
な~んだ、1936年(昭和11年)の小説ですが、極普通(笑)の英語で書いてあります。
まぁ、当然だわな。
それをなんで大久保康雄と竹内道之助はあんな酷い日本語にしたんでしょう?

2:
あらすじは、Wiki等を参照
白夜行』をより深く、よりよく理解したい方は新潮文庫版でもいいですから読むべきです。

内容を簡単に書くと、
南北戦争とその後の荒廃と復興。
それを女手一つで切り抜けていく。
それと、恋物語。

この小説で書かれる恐怖は、貧困、飢餓、冬の寒さ、北軍による没収、戦争。

ヒロイン、スカーレットの特徴を挙げると、
力としての金銭を熱望、
貧困から抜け出すためには手段を選ばぬ精神の強さと酷薄さ、
金儲けのためには手段を選ばぬ倫理観の欠如、
この世で一番大切なものは金、
相手の事を考えられぬ無神経さ、
それでも愛される事を求めずにいられない愛情への飢え。

雪穂の人生と雪穂自身に近い。

雪穂がどんな気持ちで読んだか、何を心に決めたか、考えると切なくなる内容です。
反面教師することなく全面的に受け入れたんですから、雪穂の人生の「北極星」になってしまいました。
人生の進むべき方向を指し示す羅針盤になりました。

3:
また、雪穂の人生を予言するような言葉も出できます。

第3部
26章
新潮文庫版 第3巻 P.59
フォンテイン家の大奥様の言葉
>女の身にふりかかる最悪なことを経験すると、怖いものが無くなる。怖いものが無くなると面倒に巻き込まれるし、幸せになる機会も逃す。
怖いものが無くなるのは、実は、女にとって不幸なこと。

第4部
38章
新潮文庫版 第4巻 P.128
この世の中でなによりも金が欲しいと言うスカーレットに対しレットは、
>欲しいと望むものにはたいてい罰が付いてくる。それは孤独だ。

第5部
47章
新潮文庫版 第5巻 P.37
フランクの死に責任を感じ後悔するスカーレットに対しレットは、
>君の倫理はかなりごちゃごちゃだ。君は盗みの現場を見つけられた泥棒で、盗んだ事は後悔してないが、刑務所行きを後悔しているようなもんだ。

特に最後の「刑務所行きを後悔してる」は、TV版で笹垣刑事が「あいつらに悪い事しているって教えてやらなあかん」なんて台詞そのもの。

4:
Pocket Booksから出ている現行版のペーパーバックの裏表紙にミッチェルのインタビューの一部が載っています。
これは新潮文庫版の解説には無く、この小説のテーマについて語ってます。

>この小説にテーマがあるとすれば、困難を乗り切る事。困難を乗り切った人々に共通するのは、”gumption”(→根性、勇気、積極性、やる気、判断力等の意)という資質がある事。
そこで私は”gumption”がある人と無い人を書いた。

ということは、東野圭吾もTV版の脚本を書いた森下佳子も『風と共に去りぬ』を恋愛小説としてだけ捉えなかったのは明らかです。
生死に係わる困難を乗り切る方法や心つもりの象徴や伏線に使ったのは、明らかです。


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『南極大陸』その2

第二話

1:
キムタクの美貌頼みの連ドラ、駄作へ一直線。
悪口しか書く事ないぜよ(涙)

2:
脚本があまりにもお粗末。
台風や巨大暴風接近とか艦内放送直後に台風や暴風が宗谷を襲うとは、プロが書いた脚本?
キムタクをスーパーマンにしてどんな問題も解決させちゃうしなぁ。
観測隊のリーダーがなぜ自然発生するんでしょう?
こんな重大な国家事業のリーダーを事前に決めないはずありません。
隊員をまとめ隊員間の揉め事を解決するのは、柴田恭兵演じる白崎優教授でしょうが。

3:
強面の寺島進を一時的な悪役にするプロデューサーの無能振り。

4:
浮氷群の海域に入り波頭が白く泡立ってるのに宗谷の甲板の上は風力0。

5:
キムタクも善人の役ばかりでウンザリしないんでしょうか?
役者として敵役や汚れ役やりたいと思わないんでしょうか?


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『妖怪人間ベム』その1

★簡単な紹介

○放送
2011年10月22日(土)~12月24日
21:00~21:54
全10回
NTV系

○スタッフ
原作:アサツー ディ・ケイ
脚本:西田征史
演出:狩山俊輔、佐久間紀佳
撮影:迫信博
照明:徳永博一
美術:小池寛
音楽:サキタハヂメ
プロデューサー:河野英裕、大倉寛子、原藤一輝(ジェイ・ストーム)、小泉守(トータルメディアコミュニケーション)

○出演者
鈴木福(ベロ)
(ベラ)
亀梨和也(ベム)
江本明(名前の無い男)」


★評

私が小学生の頃にアニメでやってて、観てたなぁ。
鈴木福が出るんで観てみると、あ、それにもでてるしね。

第一話

1:
まぁまぁかな。
ベラの化粧が1970年だぜ(笑)。
どう見てもあんな古い化粧してたら目立ちたくないはずなのに、視線を集めちゃう。
3人の着てる物も目立ち過ぎ。
原作通りなんだけど、この辺は変えた方が良かった。

2:
インターネットとカメラ付きケータイがある現在を舞台にしているので、3人が目当ても無く歩いて謎の科学者を探すのは、無理が有り過ぎ。
笑止千万なんて日本語が相応しい脚本。

3:
ベラ=気が強く、しっかり者の母さん。
ベム=頼りないけど、人はいい父さん。
ベロ=明るく元気な息子。
よくある家族構成ですが、主演3人がちゃんと演じていて宜しい。

4:
畑山悟刑事(光石研)が誘拐等をするんですが、居場所が分からなくても最近のケータイはGPS付きだから位置を特定するの、簡単。

5:
脚本家が原作に捉われ過ぎなければ、それなりに面白くなりそう。
原作通りに作る契約だと、このドラマも自滅の道へ。


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新潮文庫版『風と共に去りぬ』

2011年現在、『風と共に去りぬ』の新刊で最も手に入れやすいのが新潮文庫版。
初版が1977年。
訳者は大久保康雄と竹之内道之助。
TV版『白夜行』第四話で、

「いざというときに
ダンスのひとつもできるヤツが
生き残っていく」

という落書きが出て来るんで、『風と共に去りぬ』からの引用かと思い、
新潮文庫版を読んでみると、
無し。
まぁ、無いのは別に問題ではありませんが、
日本語訳、これが酷い。

龍口直太郎のとんでもない訳の『ティファニーで朝食を』を1968年から2008年頃までの40年間も出してた恥知らずの出版社だからこの程度の悪訳は、ま、当然か。
さすが、『FOCUS』なんて下種で下品な雑誌を出した出版社。

1:
まず第一巻の一ページ目の一行目から訳が怪しい。

>Scarlett O'Hara was not beautiful, but men seldom realized it when caught by her charm as Tarleton twins were.

→スカーレット・オハラは美人というのではなかったが、双子のタールトン兄弟がそうだったように、ひとたび彼女の魅力にとらえられると、
そんなことを気にするものは、ほとんどいなかった。

1-1:
まずこの文脈だと「もの」じゃありません。スカーレットは男の心を捉えて離さない魅力的な女性ですから、どう考えても「男」です。
1-2:
次に「双子のタールトン兄弟がそうだったように、」。
この「そう」が問題。何が「そう」だか分かりません。この先を読めば分かるんですが、そういう文章は親切とは言えません。
この文章の場合、英語と同じ語順のほうが分かりやすい。
1-3:
ということで、この文章を直してみると、

→スカーレット・オハラは美人というのではなかったが、ひとたび彼女の魅力にとらえられると、双子のタールトン兄弟のように、
そんなことを気にする男は、ほとんどいなかった。

2:
こんな怪しい訳が続き、まぁ、これ位の訳は許せますが、第一巻の16ページに来るとついに自爆、自滅、沈没。

>"Just because we've been away and didn't know about the barbecue and the ball, that's no reason why we shouldn't get plenty of dances tomorrow night.
You haven't promised them all, have you?"

→「ぼくらは、この土地から離れていたので、バーベキュー・パーティのことも舞踏会のことも知らずにいたんだが、だからといって、明晩踊って悪いという理由はないだろう。
明晩のダンスの番組、まさか、まだ全部約束ずみじゃないだろうね、どうなんだい?」

2-1:
「ダンスの番組」?
「ダンスの番組」って何ですか?こんな日本語在りません。
「番組」じゃなくて「演目」なら分かります。
何種類ものダンスを踊るんですから、まだタールトン兄弟にもスカーレットと踊れるダンスがあるか聞いてるんです。

それに「明晩」も固過ぎます。
2-2:
ということで、直してみると、

→「ぼくらは、この土地から離れていたので、バーベキュー・パーティのことも舞踏会のことも知らずにいたんだが、だからといって、明日の夜踊って悪いという理由はないだろう。
明日の夜だけど、まだぼくたちが踊れるダンスは残ってるよね?」

3:
大久保康雄が翻訳したのは、かなり古く最初が昭和15年(1940年)。
(参考→マーガレット・ミッチェル邦訳作品リスト
http://www13.ocn.ne.jp/~m-room/mitchell-works.html)

因みに英語のプロが使う英和辞典が出たのは、20世紀後半以降では、

研究社新英和大辞典        1980年

小学館ランダムハウス英和大辞典  1984年

研究社リーダーズ英和辞典      1984年

研究社リーダーズ・プラス        1994年

三省堂グランドコンサイス英和辞典  2001年

プロ用英和辞典が無かったんだから悪訳になっても当然か(笑)。

4:
辞典よりも問題なのは、訳者二人の英語の実力不足。
素人じゃないんだから『風と共に去りぬ』位の英語なら1分間に最低でも300語は読める実力が必要。
もう一つ問題なのが担当編集者が日本語訳を直させなかったこと。
「ダンスの番組」を放置したのは、言語道断。

この様な悪訳を放置し、しかも製品として売り続けてる新潮社の罪は重大です。
そしてこんな悪訳しか読めない日本は不幸です。
オマケに2011年現在全5巻で、¥3,230。
アメリカ版のペーパーバックならAmazonで¥649。

こんな悪徳商売をしているから本が売れないんです。

タグ 白夜行 東野圭吾 風と共に去りぬ マーガレット・ミッチェル 新潮文庫


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『蜜の味』その2

第二話

1:
直子(榮倉奈々)、雅人(ARATA)に好きって言っちゃった。
オマケに彩(菅野美穂)は直子が雅人のことを好きなのを知ってる。
直子はそのことも気付いている。
雅人と彩は結婚。

意外と早く物語が動き始めました。
テンポが速いのはいいんですが、イマイチ面白くない。
心を捉えるものが有りません。
霧島正(佐野史郎)が何かやりそうなんですが、まだ何もやらないのも面白くない理由の一つ。

2:
菅野美穂はちょっと怖い原田彩になってますが、少々誇張過多。監督からの指示のような気がします。
榮倉奈々は今回泣くんですが、今回位泣くと鼻声にならなくちゃいかんぜよ。
榮倉奈々の童顔を利用して若さを強調する演出の様ですが、菅野美穂の存在感と比べると弱い。
雅人に対する一途さや胸に秘めた思いが直子には有るはずなんですが、視聴者の伝わって来ません。
直子が雅人のことを好きそうに見えないんです。
彩の何やらほの暗い愛情や心とバランスが取れず、この辺もイマイチ面白くない理由。
榮倉奈々の演技力の限界で、ドラマの足を引っ張ってます。

榮倉奈々のおかげで、このドラマも『家政婦のミタ』と同じく沈没しそうな予感。


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『家政婦のミタ』その2

第二話

1:
うらら(相武紗季)が海斗(綾部守人)の教室でいじめをするなと、説教。
うららは体育教師とは言え、海斗の学校の教師ではないし、担任の教師からの許可も無くこんな事が出来るはずありません。



何なんでしょう、これ。

終わりですね、このドラマ。

脚本を書いた遊川和彦は、警察系ドラマの傑作、NHKの『リミット 刑事の現場2』を書いた人なんですが、あれは人生に一度の奇跡だったんでしょうか?


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『雨あがる』

★簡単な紹介

○公開
2000年1月22日

○スタッフ
原作:山本周五郎 『おごそかな渇き』
脚本:黒澤明
演出:小泉尭史
撮影:上田正治
照明:佐野武治
音楽:佐藤勝
美術:村木与四郎
プロデューサー:原正人、黒澤久雄

○出演
寺尾聰(三沢伊兵衛)
宮崎美子(三沢たよ)
三船史郎(永井和泉守重明)
吉岡秀隆(榊原権之丞、近習頭)
檀ふみ(奥方)
井川比佐志(石田吉兵衛、家老)
原田美枝子(おきん)
松村達雄(説教節の爺)
加藤隆之(内藤隼人、小姓)
仲代達矢(辻月丹、剣豪)


★評

とあるブックオフで『野良犬』を発見し1週間買うのを迷ったら、無かった(涙)。
代わりにあったのが、これで迷わず購入。
TV放送を2回やりましたが、両方とも断片的にしか観てないので、改めてDVDを観ると…

1:
地味な映画ですが、いい映画。
黒澤明の映像と三船敏郎という役者には、「華」が有るのがよく分かります。
小泉尭史の映像と寺尾聰は地味ですが、現実感が有ります。
個性の違いであり、あとは、観る人間の好みの問題です。

地味な映画なので、初めは退屈ですが、徐々に面白くなって行きます。

2:
山田洋次の『たそがれ清兵衛』には敵いませんが、この映画もセットとロケ地は中々のものです。
特に河畔の木賃宿は素晴らしい。
内部、外観、内部から外部を撮る、おそらく三ヶ所違うはずです。全て褐色にまとめ、キレイなんです。
これはカラーだから出来ることで、黒澤明の全盛期には不可能でした。
それでも『羅生門』と『蜘蛛巣城』の白黒映像は溜め息が出る美しさ。

美術の村木与四郎の実力のおかげです。素晴らしいネ。

『どん底』をカラーで撮ったらこういう映像になるんでしょう。美術も同じ村木与四郎だしね。

3:
主演の寺尾聰宮崎美子が凄くいい。
善良な主人公夫妻に相応しい「外観」をしています。
3-1:
寺尾聰がいいのは、人のいい三沢伊兵衛だけでなく、剣豪の三沢伊兵衛も見事に演じているからです。
侍になると、顔が引き締まるだけでなく、体に緊張感が現れ機敏に最小限度の動きをします。
やたらと刀を振り回さず、相手に太刀筋を見切って体を動かし体力を温存しています。
動きに誇張が無いので、現実感が有り、非常に強そうに見えます。
ブルース・リーを彷彿させる動きであり、剣豪であることを納得させる「外観」なんです。
三船敏郎の三十郎は派手でカッコいいですが、寺尾聰の伊兵衛は強そうなんです。

町道場の侍達との戦いの場面は、現実感と緊迫感に溢れ、秀逸な場面です。
画期的なシークウェンスです。
間違い無く映画史に残る戦いのシークウェンスです。
そして場所が杉木立ですから、これは『椿三十郎』への敬意でもあるでしょう。

この寺尾聰の剣豪振りには、驚きました。

凄い役者です。
3-2:
三沢たよ役の宮崎美子、人柄の良さ100%の外観で申し分無し。
似た者夫婦の典型になり、これまた素晴らしい。

4:
三沢伊兵衛が永井和和泉守重明主催の御前試合を行う場所、ここが美しい。
特に背景になる建物が日本の伝統的建築美の典型で、素晴らしい。
垂直線、水平線、直線、この3種類だけで出来ていて単純で有りながら不朽の美を作り出しています。
直線と直角の美なんです。
質実剛健を尊ぶ日本人が生み出した、地球上非常に稀な美意識の表れです。

ロケ地は、彦根城の様です。

5:
映像で黒澤明を最も意識していると感じさせるのは、永井和和泉守が伊兵衛の差料を見る場面。
無銘の刀を緑の木々を背景にし写すカットです。
曇りなく光を反射する刀身を流れる様に写してます。
伊兵衛の善良で穢れ無い心を象徴するカットです。

これは黒澤明がやりそうなカット。
『七人の侍』で刀身を白く飛ばしてましたからね。

6:
最後のシークウェンスは、
川を渡る
峠を上る
峠から海を眺める

古典的とも言える変化と決心と新たな始まりの演出ですが、マンネリを感じさせないのが、ロケ地の美しさ。

峠道の途中に花が咲き乱れていますが、演出なのは間違いなく、『七人の侍』にも同じカットが有りましたから敬意の表れでしょう。
そして「何をしたかではなく、なぜしたかが大切」と言った、たよの台詞を強調する演出で、剣術指南番ではなく峠を上るという苦難を選んだ心を祝福しています。
『七人の侍』でも大した金にも武勲にもならないのに、勘兵衛(志村喬)が勝四郎(木村功)を引き連れて歩いてました。

7:
この映画や『たそがれ清兵衛』を観ると現在でも日本の自然の美しさや古典的な建築美を映像化出来るのが分かります。
『影武者』と『乱』の内容はともかく、合戦を撮れるロケ地がないのになぜ無理して撮ったんでしょう?
映像の完成度や美しさを考えれば、合戦が必要な映画を日本で撮る事は不可能です。

8:
欠点は、やはり黒澤明らしく、台詞にぎこちない部分が在ります。
永井和和泉守重明を演じた三船史郎、喋り方がイマイチ。声と喋り方が三船敏郎に似てると思ったら、息子でした。



タグ  黒澤明 小泉尭史 寺尾聰 宮崎美子 村木与四郎 たそがれ清兵衛 三船敏郎 三船史郎 志村喬 木村功





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『南極大陸』その1

★簡単な紹介

○放送
2011年10月16日(日)~12月18日
21:00~21:54
全10回
TBS系

○スタッフ
原案:北村奏一 『難局越冬隊タロジロの真実』
脚本:いずみ吉紘
演出:福澤克雄
撮影:小林純一、田中浩一
音楽:高見優、吉川慶
プロデューサー:石丸彰彦、伊興田英徳、山田康裕

○出演
木村拓哉(倉持岳志)
綾瀬はるか(高岡美雪)


★評

第一話

1:
最初のシークウェンスが焼け跡と戦後直後の復興開始。
当時のフィルムになぜか効果音を追加。

次のシークウェンスで主人公役のキムタク登場。
昭和31年の設定なのに有り得ない長髪。
耳が髪の外に出てればいいってもんじゃないですぜ。
それにあんなに軽くふんわり整えられる整髪料なんか在りましたかな?
少なくとも刈り上げにしてヴァイタリスで固める位の心意気を見せて欲しかった。

駄作になる予感70%。

2:
柴田恭兵、香川照之、堺雅人、木村多江、山本學、渡瀬恒彦、寺島進、緒形直人、加藤剛、芦田愛菜
「大河ドラマ並の豪華出演陣」だそうですが、役者に金を掛けて昭和30年と南極の再現に十分に予算が残ってるんでしょうか?
ん~、嫌な予感。宗谷が最初に登場した時のCGから、違和感全開、実写と馴染んでいません。

駄作になる予感さらに高まり80%。

3:
予想通りの出来の悪さですが、まぁ、綾瀬はるかが出てるんで観ますか。
氷室晴彦が性格の悪い役人になり、第一話では、唯一の悪役。堺雅人が冷酷さを出し、中々宜しい。


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テーマ : テレビドラマ
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『モダン・タイムス』

★簡単な紹介

○公開
1938年2月5日

○スタッフ
脚本:チャーリー・チャップリン
演出:チャーリー・チャップリン
撮影:ロリー・トサロー、アイラ・モーガン
美術:チャールズ・D・ホール、ラッセル・スペンサー
音楽、作曲:チャーリー・チャップリン
音楽、編曲:エドワード・パウエル、デイヴィッド・ラクシン
音楽、指揮:アルフレッド・ニューマン
プロデューサー:チャーリー・チャップリン

○出演
チャーリー・チャップリン(工員)
ポーレット・ゴダード(街をうろつく娘)


★評

前回観たのは、いつだったことやら…

1:
何か、凄みが伝わってくる映画です。
DVD封入の双葉十三郎の解説によると、87分の作品なのに完成までに1年余り掛かったとか。
言葉の代わりに音楽を使ってますから、演技と音楽を同期させるのにかなり時間が掛かったのでは?
また工場の機械の見事な動き、自動食事装置のこれまた見事な動き、感嘆の溜め息が出ます。
チャップリンが機械に巻き込まれ、それから逆回転して巻き出される場面は、昭和10年によくこんな事が出来たと驚きました。
この工場のセット製作もかなり時間が掛かったでしょう。
アメリカ公開から75年経った現在(2011年)観てもセットは古びることなく、大変素晴らしい。
「不朽」という日本語はこういう映画のために有るんです。

2:
そして全編に亘るチャップリンの演技。
この人、疲れるってことを知らんのでしょうか?
それに身体能力の高さ。
有名な夜の百貨店でのローラースケートの場面や、レストランでダンスに巻き込まれる給士の場面とか、ここでも感嘆の溜め息が再び…
全てやり過ぎで、大袈裟で、過剰な演技にもかかわらず、違和感皆無。
素晴らしい。
他の俳優、特にポーレット・ゴダードと見比べると実力の差は歴然としてます。

3:
日本の喜劇界に与えた影響は計り知れないでしょう。
私の世代だと、ドリフターズ志村けんビートたけし等の体で笑わせる演技の原点がチャップリンであることがよく分かります。

4:
機械と人間の立場が入れ替わった事を批判しているのは間違い無し。
頭がいかれちゃった工員(チャップリン)が油差しで油を差しているのは機械でなく、人間。
脳みその動きが悪いからこんな風になっちゃうんだ、とか、目を覚ませ、っていう演出です。
そして工員が入院、退院し工場が再開し戻ってくると、この油差しを誤ってプレス機でペッたんこにしちゃいます。
普通の人が悪気無しに間違った事をしてしまう…
今の人間からこの場面を観ると、チャップリンはドイツ(→「水晶の夜」)やロシア(→「収容所群島」)の事を予想してたんじゃないかと思えます。
この辺も「凄み」なんです、『モダン・タイムス』の。

5:
ところで、志村けんはチャップリンに遜色はないんですが、バカ殿や変なオジサンの後ろのセットがお粗末過ぎ。


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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』

★簡単な紹介

○公開
2010年10月16日

○スタッフ
原作:米澤穂信
脚本:鈴木智
演出:中田秀夫
撮影:林淳一郎
音楽:川井憲次
プロデューサー:下田淳行、野村敏哉、井上竜太、畠山直人

○出演
綾瀬はるか(須和名祥子)
藤原竜也(結城理久彦)
北大路欽也(安東j吉也)
石原さとみ(関水美夜)
武田真治(岩井荘助)
片平なぎさ(淵佐和子)


★評

テレビ放送(2011年10月14日(金)21:00~22:54)を観ると…

1:
緊迫感が有りそれなりに面白いけど、イマイチ。
ゲームの参加者の犯人断定が余りにも強引。
ゲームの参加者が疑心暗鬼に陥るのが余りにも簡単。

「デス・ゲーム」をやる理由を全く説明していません。

ネットで殺人なんか中継出来るはずありません。

嘘を束の間でも忘れさせるものが何も無い映画です。

2:
藤原竜也北大路欣也片平なぎさ、この方々は二言三言の台詞でも演技してるとは思えない滑らかさ、自然さ。
それに比べると、綾瀬はるかは相変わらずの不自然さ。喋り出しの苦しさ、ぎこちなさは2004年のTV版『世界の中心で、愛をさけぶ』から進歩なし。
なんで巧くならないんでしょう?


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テーマ : 映画評価
ジャンル : 映画

『蜜の味』その1

★簡単な紹介

○放送
2011年10月13日~12月22日
木曜日 22:00~22:54
全11回
フジTV系

○スタッフ
脚本:大石静
演出:水田成英、小原一隆、西坂瑞城、宮木正悟
撮影:鈴木富夫
音楽:横山克)
プロデューサー:長部聡介、渡辺恒也

○出演者
榮倉奈々(森本直子)
ARATA(池澤雅人)
山崎樹範(細川裕司)
佐野史郎(霧島正)
菅野美穂(原田彩)


★評

菅野美穂佐野史郎が出るドラマを見逃すわけにはいかんぜよ。
ARATAは『リミット 刑事の現場2』の黒川真治が薄気味悪く中々良かったし、『20世紀少年』の田村マサオも不気味で良かった。
では、ふつうの人間役はどうでしょうか?
山崎樹範は、私の「恋人」映画の『恋愛寫眞』の白浜、『ラスト・フレンズ』のおぐりん。

第一話

1:
直子が雅人に恋心を抱いた時、雨。
直子が雅人を追い掛け医学部に進み、入学式の日が、雨。
彩と雅人が子供を助け、彩が「あの子、私達を見ていた。私が失敗すればいい、って。」と言った時、雨。

恋と嫉妬を表す象徴に間違い無いでしょう。

2:
榮倉奈々菅野美穂の顔、お肌の差は歴然。
隠れたHDの実力。

3:
初回は、こんなもんです。


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テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『家政婦のミタ』その1

★簡単な紹介

○放送
2011年10月12日(水)~12月21日
水曜日 22:00~22:54
全11回
NTV系

○スタッフ
脚本:遊川和彦
演出:猪俣隆一、佐藤東弥、石尾純、日暮謙(5年D組)
音楽:池頼広
プロデューサー:大平太、太田雅春(5年D組)

○出演
松嶋菜々子(三田灯)
長谷川博己(阿須田恵一)
相武紗季(結城うらら)
平泉成(結城義之)
白川由美(晴海明美)

 
★評

第一話

1:
青いフィルターを掛けて早朝を表した住宅街、家政婦のミタが坂を上ってくる。
カラス、これも青いフィルターを掛けて。
住宅街のゴミ集積場所の捨てられた人形、これも青いフィルターを掛けて。

これが最初の3カット。凄い思わせ振りなカット。
駄作の予感70%。

次のカット、同じく朝の住宅街、カメラの位置は180°反対、家政婦のミタを背後から撮る。
その中にやたらと光を反射し光る雨樋(らしき物)、画面、下手(しもて)。
目障り。
画面の安定を壊してます。
駄作の予感、さらに増え80%。

第一話の最初のカットからこんなんじゃなぁ…

2:
有能だけど無感情の家政婦のミタ(松嶋菜々子)、それに対しおっちょこちょいの結城うらら(相武紗季)。
結城うららの描き方と使い方で挽回出来そうな感じですが、どうかなぁ。

タグ 家政婦のミタ


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テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『グラン・トリノ』

★簡単な紹介

○公開
2009年4月25日

○スタッフ
原案:デイブ・ジョハンスン、ニック・シェンク
脚本:ニック・シェンク
演出:クリント・イーストウッド
撮影:トム・スターン
音楽:カイル・イーストウッド、マイコォ・スティーヴンス
プロデューサー:クリント・イーストウッド、ロバート・ロレンツ、ビル・ガーバァ

○出演
クリント・イーストウッド(ウォルト・コワルスキ)
ビー・バン(タオ・ヴァン・ロー)
アーニー・ハー(スー・ロー)


★評
とある家電量販店のDVD3本\3,000の最後の1本。
私にとってイーストウッドと言えば、S&WのM29の6.5"を持った40代のハリー・キャラハンのままだからなぁ・・・

1:
ウォルト・コワルスキは朝鮮戦争帰還兵だけあって持ってる銃はグラン・トリノより古いM1ガランドとコルト・ガバメント。
グラン・トリノに金を掛けていたから両方ともガン・ショーなんかで手に入れた軍放出品でしょう。
M1ガランドとコルト・ガバメントは鉄と木で出来た2世代前の銃ですから、古さとその古さを変えない頑固の象徴です。

2:
ウォルトが朝鮮で所属していたのが第一騎兵師団。第一騎兵師団といえば『地獄の黙示録』でイロコイスに乗って海岸の村をM16やM60で撃ちまくってましたが、
この映画でウォルトは1発しか撃ってません。それもガレージが暗くて躓いたから。
それに比べ、スモーキィ(ソニィ・ヴュー)とスパイダァ(ドゥーア・ムーア? Doua Moua)はイングラムやウーズィまでフルオートで撃ってます。

3:
クリント・イーストウッド、冒頭から体の動きがイマイチぎこちない老人になり中々宜しい。
常に眩しそうに眉をしかめ勝ちなのは、若い頃から変わってません。
それに、ハンサムなのも変わらず。

4:
この映画、音楽が殆ど入りません。
入るのは、タオがウォルトのために「働く」場面、ウォルトがスモーキィの家で「問題を解決する」場面、最後の場面からエンド・クレジット、位のもの。
この音楽の使い方は私の好みです。
だから中々宜しい(笑)。

5:
さて、ウォルトのタオのための最後の「問題解決」法。
朝鮮での行為の償いに間違いありません。
武士道で育った侍です。
腹の座り具合、覚悟が侍です。
古い銃が象徴する様に「問題解決」法が古来からの、武士道を思い出させる方法なんです。
そして、『硫黄島からの手紙』での栗林中将(渡辺謙)のコルト・ガバメント(=45オート)の扱い方へと繋がってますな。
(参考→ここ)
「問題解決」について考えると『タクシー・ドライバー』のトラビスは、やはり、いかれてます。
『タクシー・ドライバー』の焼き直し女版としか考えられない『Mother』の脚本を書いた坂元裕二は『グラン・トリノ』を観なかったんだ。

グラン・トリノ』と『硫黄島からの手紙』に限って言えば、イーストウッドは、戦争、暴力、銃、問題解決などについて真っ当で穏当な考え方をしているのが分かります。


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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

TV版『幸福の黄色いハンカチ』

★簡単な紹介

○放送
2011年10月10日(月) 21:00~23:18
日本TV系

○スタッフ
原作:ピート・ハミル『ゴーイング・ホーム』
脚本、監修:山田洋次
脚本:尾崎将也
演出:岩本仁志
撮影:迫信博
音楽:池頼広
プロデューサー:西牟田知夫、佐々木淳一

○出演
阿部寛(島勇作)
濱田岳(花田欽也)
堀北真希(小川朱美)
夏川結衣(島光枝)
倍賞千恵子(房江)
武田鉄矢(渡辺署長)
中村玉緒(行商のおばさん)
水上剣星(洋介)
でんでん(田所)
荻野目慶子(小川早苗)
遠藤憲一(山倉)
草笛光子(照代)



★評

1:
脚本の監修に「山田洋次」の文字が在ったのでおかしな作品にはならないだろうと予想してましたが、
予想通りでした(笑)。

2:
阿部寛もこういう表情の変化が少ない役なら大丈夫。
濱田岳は始めて見ましたが、悪くありません。お喋りで、物怖じせず、少々軽薄な花田欽也になってました。
所属事務所が、SDPなんで、あ~らびっくり。
堀北真希は、まぁ、合格。中々の美貌だからとりあえずいいか。

3:
物語は映画版と同じですから、特に書くべき事はなし。
黄色いハンカチの黄色は、ひまわりからなんでしょうか?
いくつかひまわりのカットが在りました。
ひまわりの花言葉は、
「あなただけを見つめている」。
この作品に相応しい色です。


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テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『マルモのおきて スペシャル』

★放送
2011年10月9日(日) 21:00~22:54

1:
『JIN -仁ー 完結編』を撃破した佳作、スペシャル版になり再登場。
前作が巧く行ったのは、中谷美紀と麻生裕未のおかげだって分かんなかったんでしょうか、石丸彰彦プロデューサーは。
大体綾瀬はるかみたいな大根役者に毛が一本生えた程度の女優一人をドラマの主役にするなんて無理が有り過ぎるんです(→私は綾瀬はるかのファンデス)。

2:
それに比べ、芦田愛菜(→薫)と鈴木福(→友樹)は可愛いし、少々怪しい演技をしてますが綾瀬よりは遥かにまし。

3:
しかし、今回は脚本がイマイチ。
いまどき河童を小学一年生が信じる?
最後の場面で「パープルフォー」が願いを河童に託すなんて、『JIN』並の出来の悪さ。
翔太(矢部光祐)と菜々(清水詩音)の思いを母親理沙(白石美帆)に聞かせたいなら、
マルモ(阿部サダヲ)に知恵を搾り出させなくちゃいかんぜよ。
人知を超えた物はムックに使ってるんですから、二つ目が現れても意味も効果も有りません。
今回の様に偶然頼みなんかにすると、いずれ痛い目に遭います。

4:
それでも、彩(比嘉愛未)が最後にマルモのことを好きって言っちゃったから、まぁいいか。
もう1本スペシャル版を作るつもり?


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テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

冨田勲 組曲『惑星』

この『惑星』という曲はかなり前から知ってます。
40数年前、土曜日夜のテレビの洋画放送はフジTV系ではなく日本TV系だったと思います。
その洋画劇場のエンディング曲がホルストの組曲『惑星』の「木星」でした。

冨田勲の『惑星』が出たのが1977年。、ということは、その頃にLPを買ったはず。
その後オーケストラが演奏する「正統」な『惑星』も買いました。

このアルバムもブックオフで発見し、久し振りに聞いてみると…

1:
「翻訳とは底本のある創作である」
というより
換骨奪胎
ですな、冨田勲の『惑星』は。
クラシック音楽っていうのは、基本的に楽譜通りに演奏し指揮者や演奏者の解釈は最小に止まっています。
使う楽器や人の声も決めている場合もあり、ホルストの『惑星』もその一つ。
シンセサイザーで演奏すること自体が、ある意味掟破り。
ホルストが『惑星』を作曲したのは、1914年から1917年なのでホルストの遺族が存命だったのは間違いないですから、
CDの解説に書いてある様にかなりの苦労があったのではないでしょうか?
しかも冨田勲はこの組曲を一つの物語にしちゃったんですから、「目が点」。
クラシック音楽について知識が増えると、私の様な素人でもこんなに変えちゃっていいの?と不安を感じました。
シンセサイザーで演奏する冨田の大胆な解釈は認められた訳ですが、当時はお手軽シンセサイザーが存在しなかったので冨田に続く者は現れませんでした。

2:
いいですね。
冨田のシンセサイザー版クラシックアルバムの中で、私が聞いた限りでは、一番成功してます。
宇宙旅行という物語にしたのが成功の理由。
第一曲の「火星」をロケットの発射にしたのは、なかなかいい。
最初のコントラバスを大気圏離脱の振動と結び付けるとは、誰でも考え付きそうですが、お手軽シンセサイザーが無かった時代ですから、溜め息が出る程素晴らしい。
名曲というのは、最初の音から素晴らしいというのが私の考えですから、この冨田版『惑星』も名盤であります。「異色の名盤」と言った方がいいけどね。

3:
シンセサイザーが作る音の滑らかさが、宇宙という何も無い空間を進む事を大変巧く表しています。

4:
もう一ついいのが、音の間の取り具合。
オリジナル演奏の一曲「火星」と四曲「木星」では、休止が一呼吸短いと感じる所が数ヶ所有ります。

5:
忘れちゃいけないのが、元を作ったホルスト
いい曲です。
それでも、ドッビュシーの『沈める寺院』みたいにピアノの表現力の素晴らしさに改めて感じる曲もあるんですから、
シンセサイザー版がオリジナル版に負けない『惑星』には「隙」が有ったという事です。
(新たな演奏法や表現法が現れると、『沈める寺院』の「隙」が明らかになる時が来るかも)

6:
この冨田版を映像化したのを見てみたい。
音はこのCDのみ。そこに想像力豊かな映像作家の映像を加える。
『コヤニスカッツイ』やディズニーの『ファンタジア』に匹敵する映像になるんじゃないかと想像しています。

7:
それと、ちと関係無いんですが、この冨田版『惑星』を聞いて思い出したのがTV版『世界の中心で、愛をさけぶ』。
駄作に近い小説と映画からあれだけの名品を作り出した森下佳子堤幸彦の能力に改めて感心しました。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

冨田勲 『月の光』

冨田勲のモーグシンセサイザーを使った音楽の実質的なデビュー作。
ブックオフで見つけ久し振りに聞き、まずは、私が好きな『沈める寺院』を。

1:
「翻訳とは底本のある創作である」
~by 開高健~
ピアノと言う「単色」の楽器で描写する絵をシンセサイザーと言う「絵の具」で描写していますな。
紙の白さを活かし利用する所を絵の具で丁寧に塗り込んでいます。
元の曲がいいから、いい悪いという問題ではなく、聞く人間の好みの問題です。
精緻なエッシャーの版画か、ダリの油彩か、なんて例えでしょうか。

2:
こうしてピアノをシンセサイザーと聴き比べると、ピアノがシンセサイザーの多彩な音に決して負けていません。
逆にピアノの表現力の豊かさが改めて分かります。
特に終盤の低音はキロトン単位寺院の重さ、質感がよく分かります。

3:
そして、ドビュッシーの才能にも改めて感心しました。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

『羅生門』デジタル完全版

例の家電量販店の「DVD3本\3,000」の棚の反対側、邦画DVD棚で発見。
5秒程悩んで買いました。

1:
デラックス版DVDの映像もかなり修復されていましたが、このデジタル完全版はAmazonのレビューに書いてある通りその上の品質、出来栄え。
映像の傷は皆無だし非常に鮮明です。
買って正解でした。

2:
欠点はデラックス版に付いてる素晴らしい特典映像が無いこと。
私の様なファンなら、やはり両方買わないかんでしょうなぁ。

内容に関しては、

羅生門』その1
ここ

デラックス版の特典映像に関しては、

羅生門』その2
ここ

タグ 黒澤明  宮川一夫 京マチ子 三船敏郎 志村喬 森雅之 


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『フリーター、家を買う。 スペシャル』

★放送
2011年10月4日(火) 午後9:00~午後10:54

1:
あれ、誠治(二宮和也)、いつの間にか家を買ってる…
どうやって家を買ったか、一番とは言わなくても二番目位に重要なんじゃない?
このドラマの主題である家族の絆と並んで家もかなり重要だと思うんですが、
題名に「家を買う」って入ってんだから。

2:
連ドラより面白い。
余計な誇張が少ないからいい。特に誠治の父誠一(竹中直人)の虚勢がほどほどだから。

3:
家族の絆や愛情だけでなく、物理的な「物」も描いている点も面白くなった理由の一つ。
寿美子(浅野温子)の実家の家、真奈美(香里奈)の実家の家、寿美子の実家である朝倉家の墓、
誠一と寿美子の結婚写真、誠一が寿美子の贈った婚約指輪、寿美子の母親が誠一に向けて書いた手紙。
人の気持ちと思い出が詰まる物です。
家なんて物は、普通過ぎて普段殆ど意識しないものですが、多くの思い出に満ち、簡単には縁を切れない物です。

4;
風吹ジュンが中々巧い。横に香里奈が来ると巧さが目立ちます。


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テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

柴咲コウ 『Kou Shibasaki invitation LIVE』

久し振りにブックオフで見かけ迷わず買いました。
2007年8月5日 SHIBUYA-AXでのコンサートの模様。

1:
最初の映像が2日前のなんばHatchでのコンサートが終わったところ。

何なの、DVDが始まると同時に終わりかよ(笑)。

2:
このDVDもリニアPCMの2chステレオのみなので柴咲のボーカルの音量が低過ぎることは、ありません。
やはり5.1ch同時収録を2chで再生するのは、無理が有るんでしょうか?

3:
化粧が濃くないので、柴咲の美貌を十分堪能出来ます。
眼福であります。

4:
柴咲の歌と後ろのバンドがずれていたのが数曲有ります。私の様な素人でも分かるのが、6曲目『かたち あるもの』。
7曲目『月のしずく』のボーカルは音量が低過ぎ、聞き取りにくい。この曲は囁くような歌い方ですから他の曲より音量を上げて欲しかった。

5:
2011年10月現在、柴咲のコンサートDVD(とBD)は3種類有りますが、このDVDのコンサートの柴咲が一番楽しそう。
26回目の誕生日当日だし、ケーキまでもらってるし…(笑)
DVDのジャケットの裏の風船一杯の写真は、誕生日用ビックリ演出です。


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テーマ : CD・DVD
ジャンル : 音楽

『ガメラ3 邪神覚醒』

★簡単な紹介

○公開
1999年3月6日

○スタッフ
脚本:伊藤和典、金子修介
演出:金子修介
音楽:大谷幸
撮影:戸澤潤一
美術:及川一
特技監督:樋口真嗣
特技撮影:村川聡
特技美術:三池敏夫
プロデューサー:土川勉、佐藤直樹、南里幸

○出演
中山忍(長峰真弓)
藤谷文子(草薙浅黄)
蛍雪次朗(大迫力)
前田愛(比良坂綾奈)
小山優(守部龍成)

福沢博文(ガメラ)

大橋明(イリス)



★評

平成ガメラシリーズの第三作目にして最終作

1:
面白い。
ガメラが敵と戦うと人間も巻き込まれ死ぬ…
考えてみれば当然の事ですが、今までどの作品でもやらなかった事で、この点が特に素晴らしい。

2:
イリスの強さもいい。

3:
古事記まで出て来たけど、なんか手に負えなかった様です。
守部家に伝わるのが、何と、十握剣(とつかのつるぎ)!
参考Wiki→ここ

スサノオがヤマタノオロチ退治の時に使ったんだからもう少し強力でも良かった。
守部龍成が比良坂綾奈をイリスから救おうとして投げても、跳ね返り、落ちて綾奈のほっぺに傷つけるだけじゃなぁ…

4:
渋谷が被害に遭う場面や、京都駅が破壊される場面は中々の出来栄え。
成功の理由の一つが時間を夜に設定したこと。見えない物が多いから誤魔化しやすい。
そしてガメラのプラズマ火球の禍々しい美しさがよく映えます。

5:
綾奈がイリスの繭に取り込まれる設定。
どう観ても『エイリアン』だよなぁ。

6:
最初にイリスと戦う信太山駐屯地の小隊のライフルが64式。

当時は89式に換わってたんじゃない?
それとも.223(=5.56mm、89式)じゃ弱いんで.308(=7.62mm、64式)にしたのかね(笑)?
すでにギャオスとレギオンと戦った経験が有るのに新たな怪獣が現れた時に用意するのがライフルと84mmの無反動砲じゃ怪獣をなめ過ぎ。
ま、それでも64式とMINIMIを撃つと空薬莢がはじけ飛びリンクが落ちてるから、本物の銃で空砲を撃ってるのが分かります。
この点で少々失点挽回。
それから平成ガメラ第一作目から描かれてないんですが、ガメラに使う砲弾やミサイルや爆弾の種類を検討する場面が有りません。
またどこを狙うとかも、無し。湾岸戦争でレーザー誘導ミサイルや巡航ミサイルの映像を見たんだから狙点も決めないで無鉄砲に攻撃する事は非現実的過ぎ。

こういう場面が有ると現実感が増して出来が良くなる、はず。

7:
「マナ」を使って前作『ガメラ2 レギオン襲来』のガメラのアルティマト・プラズマを補足してる様ですが、前作でやってくれなくちゃ困ります。

8:
比良坂綾奈を演じた前田愛、名前に聞き覚えがあるので調べたら、中村勘太郎の嫁さんでした。

★まとめ

『ゴジラ』シリーズとは比べ物にならない程出来がいい平成ガメラ三作。
とは言っても合格の出来で、佳作には程遠い。
6億円の予算からここまで作ったのは素晴らしい。
しかしこれで満足していてはハリウッドにはいつまで経っても勝てません。
怪獣映画の代表作の登場を待ってます。
日本映画界の奮起に期待。


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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『ガメラ2 レギオン襲来』

★簡単な紹介

○公開
1996年7月13日

○スタッフ
脚本:伊藤和典
演出:金子修介
音楽:大谷幸
撮影:戸澤潤一
美術:及川一
特技監督:樋口真嗣
特技撮影:木所寛
特技美術:三池敏夫
プロデューサー:土川勉、佐藤直樹、南里幸

○出演
永島敏行(渡良瀬祐介)
中山忍(長峰真弓)
藤谷文子(草薙浅黄)
蛍雪次朗(大迫力)
水野美紀(穂波碧)
吹越満(帯津)

大橋明(ガメラ)

吉田瑞穂。田村浩一、佐々木俊宜(巨大レギオン)
秋山智彦、小林勇治、渡辺佳幸、中田晶宏(群体レギオン)



★評

平成ガメラシリーズの第二作目

1:
まずは「レギオン」の補足。

新約聖書、マルコ傳、第五章九節
イエスまた「なんぢの名は何か」と問ひ給へば「わが名はレギオン。我ら多きが故なり」と答へ、
And he asked him, What is thy name. And he answered, My name is Legion: for we are many.

ふ~ん、”legion"だ。英語と仏語の「大隊」や「軍勢」の意。古代ローマの「軍団」。
フランスの"Legion d'honneur"の”legion"(→レジオン・ドヌール勲章)
語源はラテン語の”lego"=「集める」。
英語の発音は、「リージョン」。(→DVDでお馴染みの「リージョン」は"region")

2:
面白い。
『ゴジラ』と根本的に違います。
『ゴジラ』の脚本が悪過ぎるんです。
自衛隊の出動要請を閣議で決定した理由に「憲法九条」を考慮に入れるところからでも、『ゴジラ』とは根本的に違うのが分かります。

3:
前作のギャオスよりレギオンの動きが少なく、動きにぎこちなさが少ないのがいい。
この主演の成功が面白くなってる理由のその1。

4:
それとレギオンの強さがいい。
怪獣映画でも悪役が強くないと話が盛り上がりません。
面白さの理由その2。

5:
渡良瀬祐介がNTT名崎送信所でレギオンをP220で撃つとき、空薬莢が床に落ちた音が入り、これが中々良い。

6;
ただし、欠点もやはり多い。
札幌で陸上自衛隊隊員が地下鉄構内に入る時、夜間用ゴーグルは着けないし、89式ライフルにはタクティカルライトも無いし、夜間用のナイトビジョンも無し。
使ってる懐中電灯もマグライト風だしなぁ…
日本の自衛隊は軍隊ではないから装備が貧弱だと主張したい演出?
渡良瀬がNTT名崎送信所でレギオンを撃つ時、P220にタクティカルライトが付かないんだからせめてタクティカルライトは持ってなきゃいかんぜよ。

7:
一番の欠点はガメラの勝ち方。
なんで突然「アルティマト・プラズマ」を発射出来るようになるんでしょう?

8:
「草体」は私の様なウルトラマン世代には『ウルトラQ』のマンモスフラワーの二番煎じ。
発想と想像力が貧困。予算以前の救いようの無い欠点。
『ウルトラQ』へのオマージュとは考えられません。
「レギオン」なんて言葉を見つけたのには関心しましたが、そこで力尽きましたな。

9:
特撮はよくやってます。
走ってるジープのサイドウィンドー越しに撮ったガメラの映像なんか、関心しました。
しかし、日本の映画界の発展を考えればこれ位のことで褒めちゃいかん。
仙台の場面でビルの外壁が剥がれ落ちるカットが有りそのビルの中で人々が慌てふためいてますが、
すでに『ラドン』の福岡の場面でやってます。

10:
水野美紀の演技がイマイチ。


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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『ガメラ 大怪獣空中決戦』

★簡単な紹介

○公開
1995年3月11日

○スタッフ
脚本:伊藤和典
演出:金子修介
音楽:大谷幸
撮影:戸澤潤一
美術:及川一
特技監督:樋口真嗣
特技撮影:木所寛
特技美術:三池敏夫
プロデューサー:土川勉

○出演
井原剛志(米森良成)
中山忍(長峰真弓)
藤谷文子(草薙浅黄)
蛍雪次朗(大迫力)

真鍋尚晃、鈴木潤(ガメラ)

亀山ゆうみ(ギャオス)



★評

平成ガメラシリーズの第一作目


1:
面白いけど、作りが雑。
特撮は工夫してあるのは分かります。
褒めるべきか、貶すべきか、ん~…
やはり予算6億円でよくやった、ですかね。

2;
東京都心上空で航空自衛隊がギャオスやガメラを攻撃出来ないのは、「市街地上空のため」という理由ですが、中々賢い設定。
「ギャオス捕獲」、「ガメラ攻撃」で少々揺れる政府の描写も現実感が有り宜しい。
「日本での初めての戦闘、ミサイル攻撃」なんて台詞を入れるのも好ましい。

3:
この映画も趣味が悪いんです、音楽を入れ過ぎだし、音楽が大き過ぎます。
おそらく予算の関係で音楽で緊迫感を保とうとした、としておきますか。

4:
無いものねだりで一つ書けば、秋葉原を超低空でギャオスとガメラが飛ぶ場面は実際に空撮した映像を使って欲しかった。
まぁ、お台場でF1日本GPが出来ない国だから…

5:
ラドンと同じくこの映画のギャオスも動きが悪い。
ガメラはそれらしく見えるので余計にギャオスの動きのぎこちなさが目立ちます。

6:
この映画も2.0chステレオだと音声レベルがかなり低い。
音楽が大きく台詞を聞き取りにくい。

7:
字幕の台詞が実際に役者が喋ってる台詞と違ってます。
ほぼ同じになってるのが普通ですから、これはかなり珍しい。

8:
それでも、それでも、『ゴジラ』よりは遥かに出来がいい怪獣映画です。


タグ ガメラ 中山忍 藤谷文子 蛍雪次郎


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最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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