『ドラマスペシャル 湊かなえサスペンス「望郷」』

1:
3編からなるオムニバス。
舞台は全て同じ白網島。

題名は、
みかんの花
海の星
雲の糸


2:
意外や意外、面白い(^.^)。
みかんの花
海の星
万人に好まれる話。
実際、こういう事、多くの人が知らないだけで、よくあるのではないでしょうか?

雲の糸
最後にこれでやられました(笑)。
故郷にはいい人と思い出だけではありません。
正に人生そのもの。

よく考えてこの3編を選んだものです(^.^)。
プロデューサーの企画の勝利です(^.^)。

サスペンスの名の通り3編で人が死ぬのですが、
人の死の使い方がとても巧い。


3:
ただ、
個人的には、題名にも使われている「望郷」という感覚が分かりにくい。
父親が転勤族の会社員だったおかげで、引っ越しと転校を繰り返したので、
自分の生まれ故郷と言う物が無いんですなぁ(溜息)。

その代り、
TV版『白夜行』の第一話の最後、亮司(泉澤祐希)と雪穂(福田麻由子)の駅での別れは、
ヒリヒリする程分かります。


4:
ここ10年で観たドラマで上位3位に入る佳作です(^.^)。






タグ みかんの花 海の星 雲の糸 白夜行 泉澤祐希 福田麻由子 望郷





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『空軍大戦略』

★簡単な紹介

○上映
1969年9月20日

○上映時間
2時間11分

○スタッフ
脚本:ジェームズ・ケナウェイ、ウィルフレッド・グレートレックス
演出:ガイ・ハミルトン
撮影:フレディ・ヤング
編集:バート・ベイツ
音楽:ロン・グッドウィン、ウィリアム・ウォルトン

特殊効果:クリフ・リチャードスン、グレン・ロビンスン、ウォリー・ヴィーヴァ―ス、レイ・ケイプル
空中及び第2班監督:デイヴィッド・ブラックノール
空中撮影:スキーツ・ケリー、ジョン・ジョーダン

プロデューサー:ハリー・サルツマン、ベンジャミン・フィッツ

○出演
ハリー・アンドルース………フランシス・ストーク卿、空軍省次官
ラルフ・リチャードソン……デイヴィッド・ケリー卿、駐スイス英国大使

ローレンス・オリヴィエ……ヒュー・ダウディング卿、大将、空軍最高司令官
トレヴァー・ハワード………キース・パーク卿、少将、第11航空師団長
パトリック・ワイマーク……トラッフォード・リー・マロリー少将、第12航空師団長
クリストファー・プラマー…コリン・ハーヴェイ少佐、戦闘機パイロット
スザンナ・ヨーク……………マギー・ハーヴェイ、空軍夫人部隊分隊長、コリンの妻
マイケル・ケイン……………キャンフィールド少佐
ロバート・ショウ……………”スキッパー”少佐

ハイン・リース………………ヘルマン・ゲーリング、ドイツ国家元帥、独空軍最高司令官
クルト・ユルゲンス…………フォン・リヒター男爵、ドイツ外務省密使




★評


1:
いつだったか思い出せなほど昔にTV放送を観て、最近スピットファイア―好きの友人からDVDを貰い、
久し振りに観ると…


2:
空中戦としては、大変面白い。
、と言うか、それだけの映画。
だからと言って悪い訳ではありません。

画面の中で空飛ぶ英国のハリケーン、スピットファイア―、ドイツのメッサーシュミットBf109、ハインケルHe111(爆撃機)、本物です(^.^)。
流石にメッサーのオリジナルの機体にオリジナルのエンジンが付いて飛行可能機は1機しか現存してないので、
メッサーだけでなくハインケルもスペインのライセンス生産機で、エンジンはスピットと同じくロールスロイスが付いているとか。
それでも、この映画の編隊飛行を撮れるんですから、大した事だし、大変楽しく嬉しい(^.^)。
更に実機で空中戦を再現出来ているんですから、飛行機ファンには何の文句もありません(笑)。

出来れば、映画館の大画面で観たい。
大画面で見栄えがし、迫力を味わえるのが映画の定義なら、間違い無くこれは「映画」です。


3:
そして、爆発、炎上、破壊、これらの見事な事(^.^)。
カット割りから何が爆破、炎上、破壊するのか分かりますが、わざとらしさが目立ちません。
飛行機にしろ、爆破にしろ、「実物の迫力」とも言うべきものがあります。
CGとは明らかに違います。

全編に亘り光と色がCGと違い同じなんです。
まず、背景が本物(笑)。
木立、畑、飛行場の草地、空、海、これらが飛んでいる飛行機の色と光が同じ、まぁ、当然だわな(笑)。
CGだとCG色になり、実写の部分と違いが目立ってしまうんです


4:
この映画のために悪い事が一つ増えました。
円谷プロのミニチュアを使った特撮の出来の悪さが更に目立つ、分かる。
資金の差だけなんでしょうか?
円谷プロには根本的な、重大な間違いがあった気がします。


5:
『頭上の脅威』、『ファイナル・カウントダウン』と並ぶ飛行機、軍用機映画の佳作の一つです。





タグ スピットファイア― メッサーシュミット ハインケル




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ジャンル : 映画

『ダリ展』その2

★簡単な紹介

2016年9月14日(水)~12月12日(月)

新国立美術館

公式HP→http://salvador-dali.jp/

新国立美術館HP→http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/salvador-dali/


日本では約10年振りの回顧展、個人的には実物を見るのは約35年振り。
大々的な回顧展の割には、画集に入っている有名な作品は殆ど来ていません。
有名どころでは、フェルメールを小さく描いた「謎めいた要素のある風景」、福岡市美術館の「ポルト・リガトの聖母」、
「テトゥアンの大会戦」くらいだなぁ。

平日の昼過ぎに行ったら、雨模様にもかかわらず、意外と人出が多かった。
見るのに多過ぎる程ではありません。
ダリの人気に改めて驚きました。


1:
全体に退屈。
昔は好きだったんですが。

ここ4年程日本画の奔放さ、自由闊達さに圧倒され、慣れてますので(笑)、
ダリの夢を描いた程度の絵では、驚きません。

実に平板な絵しかなく、雰囲気を漂わせている絵が一枚もありません。
3Dの様な飛び出る絵も無く、画面の中へ引き込む絵もありません。
視線と心を釘付けにする強力な絵もありません。

フェルメールの時代なら自分程度の人間はいくらでもいたとダリ自身が言っていたと思いますが、
その通りで器用な職人なんだなぁ。
だからと言ってフェルメールの様な技術がある訳でも無し。
フェルメールの様な凝った技術を誇示する絵もありません。

それでも、存在しない物を画面に出現させる、と言う絵の特色の一つを十分に実行し、
題材も悪くは決してありません。
夢を描く、中々面白い。
理論、方程式、定理、公理、法則とは無縁の不条理な夢の世界を描いています。
しかも、見て興味をそそるものです。
ダリの人気があるのも分かります。

でも、何か、コケ脅しだよなぁ。
ダリもピカソも日本画を無視していたのに違いない。


2:
改めて見ると…

まず、初期の作品(1918年~1921年)は、大まかなタッチが特徴のフォーヴィズム。
続いて20世紀の美術の流れに従うサルバドール君なので(1923年~1927年)、
キュビズム。

この頃の作品は、まぁよく見るもので大したことありません。
色もキュビズムの頃はくすんだ色ばかりです。

これ以降はお馴染みのシュールレアリズム。
今回気付いたのが、
木や植物が無い。
空が突き抜ける様に青い。
地面は色が薄く、泥濘が全く無い。
雨や雪とは無縁で、空気が乾燥している。


そう、半砂漠のスペインの大地です、個人的には行ったことないけど(笑)。
雨が降るのは主に平原のスペインです。
褐色の大地と突き抜ける空と乾燥のスペインです。
日本じゃ絶対こういう絵や色使いは自然発生しません、当然だけど。
面白いね、存在しない夢の世界を描いているのに生まれ育った気候風土から決して逃れられません。


では、今回少しは心にかすった作品を。


2-1:
作品番号:034
「謎めいた要素のある風景」
1934年

ここに描かれている手前の人物がヨハネス・フェルメールで、奥の少年がダリ、だとか。
昔は「青いターバンの女」だった「真珠の耳飾りの少女」は小学生のガキの頃から知ってましたが、
フェルメールを改めて意識したのは、この絵です。
40年前かなぁ…(遠い目(笑))
この絵も何にも感興を起こさず、素通り。
ただ、空の表現が面白い。
黄砂か砂嵐、みたい。
こういう空は日本じゃ想像しにくいよなぁ。

2-2:
作品番号:103
ポルト・リガトの聖母
1950年

福岡市美術館蔵。
この絵も水平線で上下二分してた(@_@)。
全然記憶に無かった(笑)。
私CYPRESS、何を見ていたんでしょう(笑)?

この絵も他の多くの絵同様スカスカ。
祭壇、柱、山、幕、の一部。
ガラと御子は体の真ん中に空間がある始末。
そして全て透視図法の構成物の一部。
消失点にあるのは、パン。
そう、キリストの体の象徴。

作られた年は1950年。
広島と長崎の核爆弾以降。
現実が芸術家の想像力を越えた時代。
放射能は分子構造を切り裂く力があり、物質は分子まで戻される。

そういう時代に残るのは何?
ダリの答えが、パンで象徴されるキリスト。

それにしても、この絵、デカいなぁ。
275.3cm X 209.8cm
だそうです。

2-3:
作品番号:094-10
「ガラの晩餐」から
「レ・ビオ・ノノシュ」
おや、アルブレヒト・アルトドルファー
「アレクサンドロス大王のイッソスの戦い」
を使ってる(@_@)。
ミュンヘンのアルテ・ピナコテーク蔵。
この絵、小学生のガキの頃、好きでした(^.^)。


3:
さて、今回もクリアファイルを求め、特設ショップへ。
な、無い、「ポルト・リガトの聖母」のクリアファイルが(涙)。
オマケに、高い(怒)。
なんと、A4で¥600(怒)。
こんなに高いの、初めて?
それでも買うなら褐色の大地と突き抜ける青空の半砂漠のスペインを舞台した物が欲しく、
「オーケストラの皮を持った3人の若いシュルレアリストの女たち」にしました。

それにマグカップも無し(涙)。

お土産はともかく、絵自体に関しては予想通り退屈でした。





タグ ダリ 新国立美術館 フェルメール アルトドルファー ポルト・リガトの聖母





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『闇金ウシジマくん Season3』その9

最終話


1:
丑島馨(山田孝之)、まゆみ(光宗薫)の借金取りで上原家へ。
そこで神堂(中村倫也)に会い、2回殴り(1回は柄崎(やべきょうすけ))、上原家の問題解決(@_@)。

はや~(@_@)。

有能~(@_@)。

ちょっと呆気ない。


2:
ちょっと良い台詞

ウシジマ君曰く、

>人にやっちゃいけねぇことなんかねぇよ
罪を背負う覚悟があればな。
それができねぇヤツは、虫けら同然だ。

はぁ~、極道だ。


★まとめ


1:
『時計仕掛けのオレンジ』だったんだね~、『闇金ウシジマくん』。
第七話で正体を現した(笑)。
「欲望」、「善と悪を選ぶ」ね。


2:
それにしても、丑島馨を演じる山田孝之の巧さ(@_@)。
悪党と極道の雰囲気、これを漂わせられる若手、他にいるでしょうか?

山田孝之の代表作の一つです(^.^)。






タグ 山田孝之 綾野剛 久松郁美 光宗薫 中村倫也 三田真央 本多力 佐々木心音 やべきょうすけ





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『ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」』後篇

1:
あ~、ダメだね、このドラマも。
脚本の出来が悪過ぎる。

ドラマはそれ自体が大きな嘘なのだから、
その中に小さな嘘があってはならない。
倉本聰

前田滋子(中谷美紀)が網川浩一(坂口健太郎)から、
ああいう事を言われたら警察に駆け込まなきゃおかしい。
だから、このシークウェンス以降、脚本が崩れた(溜息)。

また、最後の滋子と網川の対決。
とても面白いんだけど、警察が一般市民をあんな危険な事に曝していいんだろうか?
だいたい、事件を解決するのが一般市民にするのは無理があり過ぎ。


2:
網川浩一を演じた坂口健太郎、意外とやるねぇ(^.^)。
でも、演技が大袈裟過ぎ。
監督の指示か、監督がそのまま許したか、不明。
網川の様な人物にとって、犯罪や殺人は日常生活の一部。
だから、ドラマでよく見るいかにも精神がおかしい人間表す表情をなぜ使うんだろう?
普通の隣に住んでるお兄さんみたいな人間が連続殺人を犯すのが恐ろしいんだから、
普通の状態で演技しなかったら全く恐ろしくない。

この工夫の無い演出もこのドラマの出来の悪さ。





タグ 中谷美紀 坂口健太郎 倉本聰





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『ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」』前篇

1:
中谷美紀主演だと言うんで、観てみると…


2:
相変わらず見事です、中谷美紀(^.^)。
主婦で大した成功もないルポライター。
無名で自信の無さをちゃんと演技してます。


3:
ただ、こういう話はどうも好きになれん。
この原作も読んでないし、後篇も観てないので断言出来ないですが、
この手の話は作家が考えてないとか現実の負けてるとしか思えん。


4:
前篇の脚本で気になったのが、終盤、高井和明(満島真之介)が栗橋浩美(山本裕典)を説得するシークウェンス。
軽度の知的障害だったのが、突然の雄弁。
こりゃ違和感満載。


5:
何か筋が見える作りですが、
中谷美紀の演技を観たいんで後篇も観ます。





タグ 中谷美紀 満島真之介 山本裕典





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『驚きの明治工藝』

★簡単な紹介

2016年9月7日(水)~10月30日(日)

前期:9月7日(水)~10月2日(日)
後期:10月4日(火)~10月30日(日)

東京藝術大学美術館

HP→http://www.asahi.com/event/odorokimeiji/


「明治の工藝」の五文字には抵抗出来ませぬ(笑)。

上野へ向かい山手線に乗ったら、何やら車内を撮影するおにーちゃんがかなりいる。
スマホだけでなく、それなりの値段がしそうなEOSで撮影してるいかにもな30過ぎのオッサンも。
よく見りゃおねーちゃんもいる。
「?」
「ラブライブ」とか書いてある。
非常に便利なスマホで「ラブライブ」を検索すると、「ラブライブ」はアニメで人気があるらしく、
山手線で一編成だけラッピング列車が走ってるとか。
改めて車内を見ると確かに「ラブライブ」の中吊りしかなく、ドアの上の液晶には何やらおねーちゃん達が歌ったり踊ったりしている映像も流れている。
ふ~ん、そう言う事か。

参考→http://news.lovelive-anime.jp/app-def/S-102/news/?p=11936

全く関心も興味も無いのでバッハの教会カンタータを聞きながらヒットラーの『我が闘争』の下巻を読み上野駅への到着を待ったのでした。

そして、ここが日本の少々芸術的才能がある学生憧れの大学かぁ、と門を通ったのです。


1:
今回の展示は台湾のコレクター宋培安氏のものだとか。

どれも素晴らしい出来栄えですが、自在はどうもねぇ…
自在は手にして実際に動かしてみないことにはその動きと作りが分からんからね。
全展示品131点中、24点も自在なんだから動画で撮影し、動き具合とか説明して欲しい。
ヴィデオグラムを出せとは言いませんから、その代りにYouTubeに上げて欲しい。


2:
作品番号:061
「月に梅図盆」
濤川惣助

あの濤川惣助の無線七宝で作った四角い盆。
盆と言うより見た目は皿ですね。
大きさは、縦28.5cm×横28.5cm

この展覧会はこれに尽きました。
濤川惣助お得意の筆で描いたような無線七宝。
題名の通り月夜を背景にした白梅です。
濤川惣助の無線七宝はどれも筆で描いた様なんですが、これは私が見た中ではどう見ても筆で描いたとしか思えません。
鉱物の粉末とふのりと水を混ぜた釉薬を金属の上に載せ、800℃で焼成したとは思えません。
色と色の間のボカシ具合、ボカサない部分の色と色のハッキリした境、どう見ても水彩なんです。

特に驚いたのが梅の太い枝の一部に使われている輪郭線。
その細い事細い事(@_@)。
幅は数ミリ。
そんな細い部分を二枚の薄い銀板で仕切り、そこへ釉薬を入れ埋めているんです。
オマケに梅の枝ですから複雑な曲がり具合をしています。
その複雑な形に銀板を加工し、金属板の上に置き、釉薬を入れる。
そのための集中力と指先の器用さ。
当然ですが、そんな細かい事、素人に出来る技ではありません。

そして梅の枝の描写の巧い事(@_@)。
3色の釉薬を使い、墨の濃度の違いと筆致の違いを表しています。
しかも色の境目はボカシがある所と無い所があり、正に筆で描いたのと同じ(@_@)。
とんでもない写実表現です。

更に、背景の月夜。
これが全体にボカシが入ってるんです(@_@)。
筆に薄墨を含ませて描いたのではないんです。

圧倒的な技術。
技術が秀でているだけでなく、絵の巧さ。
実に素晴らしい!(^^)!。

欲しいデス、これ(笑)。


3:
作品番号:060
「秋草鶏図花瓶」
濤川惣助

題名の鶏、その両脚の描写と技術が凄い(@_@)。
1mm程の細線で鱗状の脚鱗(きゃくりん)を描いています、釉薬で(@_@)。
秋草もススキ、オミナエシの細さ、細かさ、目が点状態です(笑)。


4:
お馴染みの森田藻己の木で作った根付、宮川香山の釉下彩、並河靖之の有線七宝、相変わらずのと言うか、当然の出来の良さ、素晴らしさ。
天鵞絨(ビロード)友禅の写実表現の素晴らしさと驚き。
「山姥香炉」、恵順が木で作った「山姥香炉」、何と、口から煙が出る(@_@)。
まぁ、煙が出なきゃ香炉じゃないけど(笑)。

いい作品が多かったのですが、濤川惣助の無線七宝「月に梅図盆」、「秋草鶏図花瓶」が圧倒的、抜群の出来で、
他が霞んじゃいました。

残念だったのは、作品番号:130「大文字焼図壁掛」無銘、刺繍。前期のみ。
傷みが多く糸があちこちで切れていました。


5:
お土産お買い物編
展覧会オリジナル品はよくある物だけ。
クリアファイルを買いました。
もう一つは藝大オリジナルのクロッキー帳、B6サイズ。
メモ帳にちょうどいい大きさで、オマケに藝大のロゴと記章がちょっとオシャレ(笑)。


6:
なお前期展へ行くと、リピート割引券がもらえます。
¥1,300が¥1,000になる割引券です。





タグ 東京藝術大学 濤川惣助 森田藻己 並河靖之 宮川香山 恵順





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『鈴木其一 江戸琳派の旗手』その3

★簡単な紹介

2016年9月10日(土)~10月30日(日)

サントリー美術館
HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_4/index.html

展示換が何と、5回もあります(@_@)。
参考 展示替リストPDFファイル→http://www.suntory.com/sma/info/visual/fc14bdc6f8c3988c75985ae9e7523f4f.pdf?&__utma=198440237.1198441666.1474131857.1474131858.1474131858.1&__utmb=198440237.4.8.1474131858&__utmc=198440237&__utmx=-&__utmz=198440237.1474131858.1.1.utmcsr=(direct)|utmccn=(direct)|utmcmd=(none)&__utmv=198440237.|25=FOID=ZqzLuMynIQgMvGfgz6db1HNyVQU=1^26=FOSG=%2261855%22%2C%2263603%22%2C%2263639%22=1&__utmk=107374914

川瀬巴水の回顧展を大田区立郷土博物館でやった時は前中後期の3回に分けてやったけど、
5回も展示替えがあるのは初めて(@_@)。
¥1,300×5=¥6,500
川瀬巴水の時は入場無料だったけど、¥6,500ですゼ(^_^;)
ちょっと高過ぎない?
5回通しの前売り券¥5,000を出せば良かったのに。
前売り券を買った時に展示替えを尋ねたら、その時はまだ不明で、
メンバーズ・クラブへの入会を勧められ、その理由も納得。
年会費¥5,000だからなぁ…



1:
さてと、
全体に見ると、キッチリとまとまっています。
想像力を自由に遊ばせた絵はありません。

今年2016年前半、日本の美術界を席巻した伊藤若冲と違います。
この辺、お利口過ぎて好みが分かれるかもしれません。

ガッカリする様な絵はありません。
巧いです。


2:
作品番号:81
「暁桜・夜桜図」
花が咲いた桜の枝の双幅。
題材が美しいので変な絵になるはずなし。
暁桜の方は題名の通り明け方の桜。
面白いのは夜桜。
影、シルエットを墨だけ描いてます。
正確に描写しているので想像力を刺激し、とても美しい。
こういう絵は虚を突き、驚き、とても楽しい(^.^)。


3:
作品番号:43
「萩月図襖」
風にそよぐ満開の萩。
右上から左下へ向かう対角線の構図。
月は左側の空間、左から2枚目の襖でバランスを取っています。
あくまでバランスを取るのが役目で朧月。
主役は紅白の萩。
単純な構成ですが、とても美しい。


4:
作品番号:41
「三十六歌仙図・檜図屏風」
八曲一双で右隻四曲が三十六歌仙、左隻四曲が檜。
檜図は金地に墨で檜。
これがキレイなんだなぁ(^.^)。
年月を経ている事もあるんでしょうが、金地が落ち着きギラギラ感が完全に無くなり、
墨の檜との対比がとてもいい。


5:
作品番号:50
「芒野図屏風」
これぞ琳派と言うべき屏風。
銀地に濃墨と薄墨でススキを意匠化し描いているだけ。
ただ薄墨のススキを光琳の「紅白図屏風」の川の流れの様に描き画面にリズムを与えてます。
縦型構図の黄金律であるジグザグ型の構図。
色使いが寒色で残暑にウンザリしている頃に出してきて、お客さんに涼を感じてもらおうとしてたんでしょうね。
秋口でも使える色使いです。
こういう作品を見る度に日本人が古から自然と添い寝してきて、自然がとても身近で近しい存在であったのが分かります。
こういう絵は西欧文化では生まれません。


6:
作品番号:67
朝顔図屏風
今回の展覧会の目玉。
個人的には光琳の「燕子花図屏風」、抱一の「八ッ橋図屏風」を見て以来、とても見たかった作品。
まず、この絵、一般の屏風よりデカい、一回りデカい。

でも、どうやら大きさだけではありません。
アサガオの花、葉、蔓、蕾、全てデカく見えます。
この迫力、全く予想していませんでした(@_@)。
そしてネットの画像で見た通り生き生きしているし、動きや躍動感もあります。
光琳と抱一のカキツバタの安定とリズム感に対し、生命感と躍動感のアサガオを作り出した訳です。
更に対角線の構図にくるくる回る動きも加えた構成の見事さ。
「燕子花図屏風」と「八ッ橋図屏風」から見事に進化しています。
素晴らしい描写です。

予想通りの素晴らしさで、やはり他の作品とは頭一つ抜け出しています。
しかも回転の動き!
こんな絵、西欧絵画にありません。

また、江戸時代最後の琳派の絵師だけあり、保存状態がとてもいいのも嬉しい。
退色、剥落、汚れが少なく出来た当時の状態に近い。
こういう絵を見る事の出来る幸せ!(^^)!。

こりゃ、メトロポリタンが買うはずダワ(^.^)。


7:
作品番号:190
「迦陵頻図絵馬」
何と、浅草寺に奉納された絵馬です(@_@)。
浅草のあの浅草寺ですよ、浅草寺(@_@)。
それを鈴木其一が描いていたとは…(@_@)。
こういう寺社仏閣の奉納されたものは記録に残りやすいので、
天保12年(1841年)の作と分かっているとか。


8:
予想通り全体にとても良かった(^.^)。
次回行くのは、東京富士美術館蔵「風神雷神図襖」が展示される10月5日(水)~10月30日(日)の間。
これ、「屏風」でなく「襖」、「襖」です。
俵谷宗達、尾形光琳、酒井抱一と描き続けた風神様と雷神様がどうなってるか、非常に楽しみです(^.^)。

今回の鈴木其一オリジナルのお土産は少なかった。
朝顔図屏風」のクリアファイルかマグカップが欲しかったんですが、無し(涙)。
代わりに「風神雷神図襖」のクリアファイルを買いました。





タグ 鈴木其一 サントリー美術館 朝顔図屏風





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『はじめまして、愛しいてます。』その9

最終話


1:
う~ん、何かなぁ…
最終話で失速したぞ(溜息)。

黒川泉(志田未来)が海で入水を試み、それを美奈(尾野真千子)を助けるんですが、
入院先で二人共どう見ても濡れた形跡が無い(溜息)。

一(横山歩)の実の父親の設定がどうも取っ手付けた感が大きい。


泉の母親黒川月子(富田靖子)の描き方が少な過ぎ。
なぜあれ程過保護になるのか、説明不足。


最後はハッピーエンド。


★まとめ


1:
第六話までは音楽ドラマとして大変巧く出来ていましたが、
親子の関係を描く点では最終話で失速。
失敗作と言わざるを得ません。





タグ 尾野真千子 江口洋介 余貴美子 藤竜也 横山歩 速水もこみち 坂井真紀 遊川和彦 志田未来 富田靖子





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『闇金ウシジマくん Season3』その8

第八話


1:
上原家全財産没収計画最終段階へ突入。

ただ、後一回最終話だけでは終わらないのは確実の様です。

何かなぁ、TVドラマなのにドラマだけで終わらず映画で終わらせるんじゃ、
ウシジマ君みたいに(笑)、金儲けしか考えてない。

それとも、放送時間が30分だから、しょうがないのか?


2:
瞬かないウシジマ君、いいよなぁ(^.^)。
そして漂わせる力強い雰囲気、風格、意思、
う~ん、何なんでしょう(笑)。
違法貸金業をやるにはこれだけの強さが必要なんでしょうか?

演じる山田孝之、すげ~ワ。
出番が少ない今シーズンとはいえ、ウシジマ君が出てくると画面の雰囲気が変わるもんなぁ…


3:
次回、最終話。
ドラマだけで完結するでしょうか?
観ます。





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『仰げば尊し』その8

最終話


1:
美崎高吹奏楽部、2015年は関東大会突破出来ず。
樋熊先生(寺尾聰)、ガンで逝去(T_T)。
2016年、突破(^.^)。

う~ん、盛り上がらず終わっちゃいました(溜息)。


★まとめ

1:
樋熊先生の奮闘振りは誇張が無く、現実感があり好ましい。
寺尾聰の演技力のおかげ。
また寺尾自身の69歳と言う年齢にもよるのでしょう。


2:
木藤良(真剣佑)の金髪や青島(村上虹郎)の超カッコつけ髪型は、普通の高校生には誇張があり過ぎ興覚めですが、
不良と言う設定なので説得力あり(^.^)。
脚本家やプロデューサーはこういう風に頭を使わなくちゃいけません。

3:
でも、盛り上がりに欠けたのが惜しい。





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『グ・ラ・メ ~総理の料理番~』その7

最終話


1:
何かよく分からん理由で官邸料理人を辞めた一木くるみ(剛力彩芽)。



★まとめ

1:
つまらん。
大仰。
説得力が無い。
現実感皆無。

料理にメッセージを込めると言う新たな面で作品を作ろうとしたようですが、
料理にそこまでの力があるでしょうか?
無いよなぁ。





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『神の舌を持つ男』その10

最終話


1:
蘭丸(向井理)がミヤビ(広末涼子)とキスしても何の「味」もしなかったのは、
ミヤビが口を消毒していたから(笑)。

まぁ、当然と言えば当然。
少々考えてみれば自明ですが、そこまで考えようともしなかった素人の浅はかさ(笑)。



★まとめ

1:
気楽に楽しむには文句ありません。

笑いのセンスが合わんので全く面白くない。
蘭丸の向井理、甕棺墓光の木村文乃、この二人はダメ。
それに比べ宮沢寛治を演じた佐藤二朗は一日の長がある。
差は大きくないんですが、決定的に違います。






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『はじめまして、愛しいてます。』その8

第八話


1:
「何かを得るには何かを失わねばならない」

美奈(尾野真千子)と信次(江口洋介)は一(横山歩)を失い、一への愛情を痛感。
お互いに不満を遠慮なくぶつけ合い、美奈は実家へ帰る。
それでも、信次はアル中の母親梅田志乃(浅茅陽子)から今迄の悪い行いについて謝ってもらう。
美奈も世界的に著名な指揮者の父親追川真美(おいかわまさよし、演:藤竜也)から謝ってもらう。
それだけでなく、美奈と信次夫妻、そして一がいた家庭はとても美しく、信次の人柄も素晴らしいとまで言ってもらう。

そして、二人の愛情を確認、仲直り。
何とか一を取り戻そうと決意を固める。

ちょっとうまく行き過ぎ。
それでも、親の方から子に謝り関係を修復しようとするのは現実的だし、説得力があります。
家族が助けるというのも宜しい。
美奈と信次は互いに相手を失いそうになって、相手への愛情に気付くのもよくある脚本ですが、これも悪くない。


2:
黒川泉(志田未来)が病室で見ている画集はフランシスコ・デ・ゴヤ。
絵は有名な「我が子を食らうサトゥルヌス」。

参考HP→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%91%E3%81%8C%E5%AD%90%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%82%89%E3%81%86%E3%82%B5%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%8C%E3%82%B9


3:
次回最終話。
美奈と信次は家庭裁判所に一の監護者指定を申し立てるも却下されるらしい。
どうなるか興味津々。
絶対観ます。





タグ 尾野真千子 江口洋介 余貴美子 藤竜也 横山歩 速水もこみち 坂井真紀 遊川和彦 浅茅陽子 志田未来





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『闇金ウシジマくん Season3』その7

第七話


1:
ほ~、『時計じかけのオレンジ』だ(^.^)。

JP(福山翔大)と美奈(佐々木心音)は一発勝負の賭けに出る。
JPがガムテープで椅子に固定され、手首には手錠。両目は針金で瞼を閉じられないように固定。
西側に向けて座らされ、双眼鏡を見せられる(笑)。
夕方には太陽を双眼鏡で見て両目が焦げ、失明。
(美奈は友達に中絶費用20万円を無心するメールを送り、承諾の返事をもらえれば勝ち。)

こりゃ『時計じかけのオレンジ』でやってたのと同じ(@_@)。
小説は何かとんでもない英語で書いてあるんで英語じゃ読んでなく、日本語でも読んでなく(^_^;)、映画を観たのも30年以上前なんで(^_^;)、
便利なネットで調べると『時計じかけのオレンジ』の「ルドヴィコ療法」じゃん(@_@)。

第五話の丑島馨(山田孝之)の言葉:
「考えない方が人間は楽だ。でも考えるのを止めたら人間は終わりだ。」

時計じかけのオレンジ』も「欲望」、「善と悪を考え選ぶ」だったはずと慌てて調べ直すと(笑)、
大体合ってた(笑)。


では参考Wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E8%A8%88%E3%81%98%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8

今回は『時計じかけのオレンジ』と「ルドヴィコ療法」に尽きますな。


2:
それにしても、丑島馨役は山田孝之しか考えられんゼ(@_@)。
漂わせる冷酷さ、冷静さ、賢さ。
見つめられた人間が自滅していくよなぁ、と思わせる思わせ振り全開の両目。
全部お見通しだぜ、と思わせる両目。

素晴らしいネ(^.^)。


3:
山田孝之はいいし、『時計じかけのオレンジ』から触発されているらしいのはいいんですが、
肝心のお話はあと2回で巧くまとめられるのでしょうか?


4:
最終話まで絶対観ます(^.^)。





タグ 山田孝之 綾野剛 久松郁美 光宗薫 中村倫也 本多力 佐々木心音 福山翔大 時計じかけのオレンジ ルドヴィコ療法







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『ミュージック ポートレイト』「小室哲哉×浦沢直樹 第一夜」

○放送

2016年9月1日(木)
午後10:00~午後10:45
NHK Eテレ


参考 放送分HP→http://www4.nhk.or.jp/portrait/x/2016-09-01/31/6076/1872099/


1:
20世紀少年』を描いた浦沢直樹が出るって言うんで、観てみると…


2:
20世紀少年』第一巻の最初のシークウェンス、中学生のケンヂが第四中学の放送室を乗っ取り(笑)、
Tレックスの「20世紀少年」をかけても何も変わらなかったエピソード。

浦沢直樹自身の経験だとか。
その時の放送部の部長が小室哲哉だったとか。

まぁそんな事だろうと思ってましたが、改めて観ると妙に納得しました(笑)。

そして、ネットを少しばかり調べると、放送前から書いてあった(笑)。
知らないのは調べようともしなかった私だけか(笑)。


気楽に楽しめ、面白かった(^.^)。


2:
次回第二夜も観ます。





タグ 浦沢直樹 20世紀少年 小室哲哉





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『仰げば尊し』その7

第七話


1:
ん~、最終話を前にちょっと小休止って感じ。
樋熊先生(寺尾聰)がいなくなったけど、ケンカをしそうになっても、
止めるヤツがいる(^.^)。

こういう自主自立の考えと行動が出来る様になると、ほぼ高校生物語も終わり(^.^)。


2:
さて、樋熊先生は助かるか、否か。
次回、教えてくれます。
絶対次回も観ます。





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『神の舌を持つ男』その9

第九話


1:
ミヤビ(広末涼子)の本名、判明

「平良カマドメガ」

ん~、何なんだ、これ(笑)。


2:
ミヤビこと平良カマドメガの持病は、

「グラン・ギニョール病」

こんな病気、ありません(笑)。
TV版『世界の中心で、愛をさけぶ』の第一話でサク(山田孝之)のじいちゃん謙太郎(仲代達矢)が取り出した赤ワインを
「シャトー・ブリエルボン」
ってテキトーな事言ってたのと同じ(笑)。


3:
細うで繁盛記
私も堤幸彦監督と同世代で、観てたんですよ、『細うで繁盛記』。
(参考 Wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E3%81%86%E3%81%A7%E7%B9%81%E7%9B%9B%E8%A8%98)
舞台が伊豆の熱川で、伊豆(静岡?)訛りで語尾に「ズラ」を連発してたんですよ。
これが強烈でねぇ、凄く印象に残ってます。
特に富士眞奈美演じる分厚いレンズのメガネを掛けた正子が強烈で、一生消えない記憶になってます(笑)。

最後の舞台を伊豆にしたのも、同世代として納得です(笑)。


4:
で、内容はどうかと言うと、
今回もイマイチ面白くない。

まぁ、それでも次回最終話も観ます。
堤幸彦監督のファンですから(笑)。





タグ 堤幸彦 佐藤二朗 向井理 木村文乃 広末涼子 世界の中心で、愛をさけぶ 山田孝之 仲代達矢 富士眞奈美 細うで繁盛記





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『グ・ラ・メ ~総理の料理番~』その6

第七話


1:
古賀秘書官(滝藤賢一)の経歴詐称を使い三戸レストラングループ代表三戸耕平(半海一晃)が阿藤首相(小日向文世)に、
都知事選を応援しろと脅迫。

こんな話のどこが面白んだ?

勇気と決断、つまり見極めが非常に重要な料理を使い、阿藤首相の考えを三戸耕平に示す?

マンガ原作の脚本じゃ、この程度なんかねぇ(溜息)。


2:
何かねぇ、やっつけ仕事みたいなこのドラマも次回で終わり。
まぁ、次も観ますか(溜息)。





タグ 剛力彩芽 高橋一生 小日向文世 三宅弘城 新川優愛 滝藤賢一 内藤理沙 松尾幸美 片桐仁 半海一晃






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『コレクション展 はじめての古美術鑑賞 -絵画の技法と表現ー』

★簡単な紹介

2016年7月23日(土)~9月4日(日)

根津美術館

HP→http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html


日本画の技法の紹介と言うんで、行ってきました。
他に「書く楽しみ」、「根津青山の軽井沢の茶」の展示もあります。

根津美術館へ今年行くのは、4回目です。
秋に圓山應擧の「藤花図屏風」が展示されるんで、後一回は行きますな。


1:
まずは、技法編

1-1:
たらし込み(たらしこみ)

これは琳派でお馴染み。
一回見ればどういう感じになるか、直ぐ分かります。
滲みです。
塗ったり描いたりした墨や絵具が乾ききる前に、その上に水分がより多い墨や絵具を加える事。

今回は例として、
「老子図」 伝俵谷宗達
「木蓮棕櫚芭蕉図屏風」 伝立林何帛
「四季草花図屏風」 喜多川相説

個人的には、たらし込みと言うと出光美術館の酒井抱一の「八ッ橋図屏風」の橋。
初めて見た時、
絵に信じらない程動きと速さを与えていて、ビックリしました。
同時にカキツバタを意匠化してるとは言え、どう見ても写実表現に入るのに、
たらし込みで描いてる橋がどう見ても抽象表現。
一枚の絵の中に写実表現と抽象表現を入れる(@_@)。
西欧絵画で見たことありません、少なくとも19世紀以前では。
この発想の自由奔放さにも衝撃を受けたものです(^.^)。


1-2:
溌墨(はつぼく)

これは、この間ここ根津美術館で見た技法だし、記事にもしました。
筆に墨をたっぷりつけ、事物を大まかに描く描法。
7世紀の唐では既に完成していて技法だとか。

今回の例は、
「溌墨山水図」 雲渓永怡筆、沢庵宗彭賛
「溌墨山水図」 周徳
「溌墨山水図」 周珍
「瀟湘八景図巻」 狩野常信

野獣派(Fauvisme)でお馴染みのタッチで好きな描写なんで、どの絵も良かった(笑)。


1-3:
外暈(そとぐま)
(=外隈(そとぐま))

白や淡い色のものを描く時、その外側を墨や暗色でボカし(=暈し)、
隈どる方法。
輪郭線の一種と言えない事もありません。

今回の例は、

「白衣観音図」 赤脚子
「富嶽図」 仲安真康
「楊柳白鷺図」
「染付白鷺文皿」 鍋島藩窯

焼き物の世界にもあるとは、予想もしていませんでした。


1-4:
付立て(つけたて)

輪郭線を用いずに、筆の穂の側面を利用し一筆で描き、陰影や立体感を表現する技法。

今回の例は、

「竹狗児図」 長澤芦雪
「花卉図屏風」 松村景文

筆全体に水や薄墨を含ませ、筆の横に濃墨を含ませ描きます。
我等素人に出来るはずがありません(笑)。
その前に同じ筆致、同じ筆勢で真っ直ぐな線を描けませんからな(爆)。

松村景文が「花卉花図屏風」でねむの木を描いてるんですが、
このねむの木の細い枝と幹の描写が見事です。


1-5:
金雲

金箔を貼り雲や霞を表し、場面の区切りや省略用。
金ですから装飾の効果もあり。

洛中洛外図とか、物語物でお馴染みの手抜き(笑)。

今回の例は、

「洛中洛外図屏風」
「両帝図屏風」 狩野探幽

どうもこの手の絵はダメ、何も心に響くものがありません。


1-6:
白描(はくびょう)

墨の線だけで描く事。
滲み、ボカし無し。

今回の例は、

「毘沙門天図像」
「大元帥明王、四天王図像」
「鳥獣戯画断簡」(模本)

墨と言う黒で描きながらも、その名詞はなぜか「白描」、「白」。
マンガの原点とも言えるでしょう。
あの高山寺の「鳥獣戯画」の写本が展示されていましたが、確かに墨でだけしか描いてませんから、
白描ですな。


1-7:
裏箔(うらはく)

絵絹の裏に金箔や銀箔を貼り付け、絹目を通す事により金銀の強い輝きを抑える技法。

今回の例は、
「藤原鎌足像」
「興福寺南円堂曼荼羅」

今回展示された藤原鎌足が室町時代16世紀、興福寺の曼荼羅が南北朝時代14世紀の作。
古いために汚れが多く、裏箔の効果が分かりませんでした。
鈴木其一みたいに幕末の頃の作品ならもっとよく効果が分かったと思います。


1-8:
截金(きりかね)

金箔や銀箔を細い線、三角形、四角形、菱形等に切り、絵画や彫刻に貼る技法。

今回の例は、
「愛染曼荼羅」
「大威徳明王像」
「不動明王立像」 木造彩色

ヴィトンのモノグラムです、ハイ。
同じ。
フランス王家のフルール・ド・リースの模様です。
エライ手間暇掛かる技法で、仏教が当時の日本人にとっての意味と価値が間接的に分かります。


1-9:
繧繝彩色(うんげんさいしき)

こりゃ、グラデーションと言ったら直ぐに分かるでしょう。
色の濃淡の変化をボカしではなく、明るい色から暗い色へ帯状に並べ表す技法。

今回の例は、

「愛染明王像」
「壬生寺地蔵菩薩像」

描いている場所が小さく、オマケにガラスがあるためによく分かりませんでした。


1-10:
まとめ

名前は知らないけど、表現法はしっていたりとか、
自分の知識をまとめ、整理するにはこういう展覧会は最適。
山種美術館でやった金と銀の使い方の展覧会も面白かったからね。


2:
「書く楽しみ」

硯、墨、筆、木胎漆塗の硯箱等。
蒔絵の硯箱は三井記念美術館でもお馴染みですが、こちらの方は使用済みが多い。
それより今回一番驚いたのは、水彩用の筆洗を、何と、白玉で作ってるのがあった(@_@)。

「白玉雲龍文筆洗」

筆洗ですよ、筆洗(@_@)。
あんなもん、水彩やアクリル絵の具で使うヤツは、
プラスチックの小さいバケツか空き缶か、
デザイン用で画材店で売ってる白い陶器で中が三つに仕切られてるやつか、
屋外スケッチ用のビニールの折りたためるヤツが普通でしょう。

それを、それをですよ、白玉を彫ってくり抜いて器にして雲龍の模様まで彫り出す(@_@)。
何なんだ、これ(@_@)。

お金持ちの財力と気ままさ、これに圧倒されました(溜息)。


3:


はい、相変わらずの美しさです。
白玉の筆洗にやられた頭と心を回復するのにも最高です(笑)。
8月の終わりに行きましたが、当然の様にススキの穂が出ていました。
ススキは秋の七草の一つですが、8月の残暑が厳しい時期にもう穂を出します。
季節が進んでいるのは間違いないんですが、まだ蒸暑い、蒸暑過ぎ(笑)。
次に秋の先触れになるのが、クズの花。
花弁の外側は赤紫、内側が純白でチンチョウゲと同じ。
またチンチョウゲ程ではありませんが、このクズも「芳香」族の一つ。






タグ 根津美術館






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Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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