『視覚探偵 日暮旅人』その2

第二話


1:
「愛と憎しみの元は同じ」と日暮旅人(松坂桃李)。

といい事を言いながらも、今回は誘拐犯矢口凜子(矢田亜希子)に対する憎しみは、
自身の子供の頃の経験のためらしい。

愛にせよ、憎しみにせよ、心のエネルギーは同じ。
向きが違うだけ。
どちらの向きにせよ、人は他の人を求めずにはいられない。


2:
次回も観ます。





タグ 堤幸彦 松坂桃李 多部未華子 濱田岳 木南晴夏 住田萌乃 矢田亜希子 北大路欣也 シシド・カフカ





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『精霊の守り人II 悲しき破壊神』その2

第二話


1:
今回も話の進み具合が遅い。


2:
バルサ(綾瀬はるか)とシハナ(真木よう子、呪術師スファル(柄本明)の娘)が疾走する馬上で戦いますが、
これが大したことない(溜息)。

疾走する馬上の戦いと言うと、『隠し砦の三悪人』で真壁六郎太(三船敏郎)が逃げる敵方3騎を切り倒すシークウェンスの方が圧倒的に良い。
それに比べると、このバルサとシハナのシークウェンスはお話にならん(溜息)。

しかも、ロケ地がどう観ても日本で、舞台としている空想上の国とは思えず、今回も興覚め甚だしい(溜息)。


3:
このドラマもダメだなぁ(溜息)。
それでも綾瀬はるかのファンなので、次回も観ます。





タグ 綾瀬はるか 鈴木梨央 平幹二郎 鈴木亮平 藤原竜也 真木よう子 柄本明 三船敏郎 隠し砦の三悪人






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『就活家族~きっと うまくいく~』その3

第三話


1:
富川家、次々と降りかかる災難。

でも、父洋輔(三浦友和)、顧客の機密資料を国原耕太、国原就活塾塾長(新井浩文)に盗み読まれるのは、
説得力皆無(溜息)。

それ以外では、脚本は持ち堪え、崩れず、今のところは安心して観ていられます。


2:
次回も観ます。





タグ 三浦友和 黒木瞳 工藤阿須加 前田敦子 新井浩文 中川知香 山本未來 渡辺大 木村多江





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『東京タラレバ娘』その2

第二話


1:
今回の終盤、倫子(吉高由里子)が脚本を降ろされ「呑んべえ」で管を巻く。

この時の吉高由里子、おや、悪くない(^.^)。
初めて真面に演技出来ているのを観た(^.^)。

見直したゼ、吉高由里子(^.^)。

やはり、人生には辛い事の方が多いんだなぁ、誰にでも。
吉高由里子も同じって事。


2:
仕事に巧く行かず、男日照りと落ち込んでいたら、新しい男と一夜を過ごす。
夢を追っていた元カレが成功し、再会、一夜を過ごす。

新たな恋の始まりより、
巧く行かない仕事や恋、人生の辛さを過不足無く描いている、こちらの方がいい(^.^)。


3:
恋のときめきを描くために下手糞に弄ってない脚本なので、この調子で進めば、
成功する可能性高し(^.^)。


4:
次回は小雪(大島優子)に恋のお相手(田中圭)が登場予定。
見逃せませんゼ(^.^)。





タグ 大島優子 榮倉奈々 吉高由里子 坂口健太郎 鈴木亮平 石川恋 平岡祐太 田中圭 金田明夫





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『カルテット』その2

第二話


1:
恋物語のお馴染みの展開になってきました。
カッコつけ、馬鹿し合い、嘘。

映画『トップ・ガン』の愛のテーマ、「愛は吐息のように」(“Take my breath away”)の出だし、

“Watching every motion in my foolish lover’s game”

相手の一挙手一投足、一言半句に目を光らせ、このドラマの台詞なら「行間を読む」。
当然自分も同じ様に思わせ振り、嘘と実を混ぜ合わせ…


2:
今回も音楽と楽器の割合が少なく、「題名に偽りあり」。
わざわざ音楽家を登場人物にしたかいが無い。

こういう無駄な事をしているから、また駄作、失敗作、自爆へと近付きました。


3:
それでも、ヴァイオリンが好きなので次回も観ます。






タグ 満島ひかり 松たか子 松田龍平 高橋一生 富澤たけし 八木亜希子 もたいまさこ 菊池亜希子





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『タイム・トラベラー』

★簡単な紹介

○発行
2016年12月20日
復刊ドットコム刊

著者:石山透
原作:筒井康隆

初版
1984年4月
大和書房刊


★評


1:
NHK少年ドラマシリーズの第一作『タイム・トラベラー』(1972年1月1日~2月5日、全6回)と
その続編で第九作目『続・タイム・トラベラー』(1972年11月4日~12月2日、全5回)の脚本集。

放送を生で観たんで読んでみると、全然覚えていない(笑)。
まぁ、45年も前のドラマだからなぁ…

映像は『タイム・トラベラー』の最終話、「タイム・エネルギーの謎」しか残ってないんで、
台詞と内容が確認出来るだけでもありがたい。


2:
気になるのはカバーのイラスト。
全然合ってない。
編集者、この脚本が1972年に作られた事を理解してません。





タグ タイム・トラベラー 筒井康隆 石山透





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『視覚探偵 日暮旅人』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年1月22日~3月19日
日曜日
午後10:30~11:24
NTV系
全9回

○スタッフ
原作:山口幸三郎
脚本:福原充則
演出:堤幸彦
撮影:斑目重友、宮澤一央
照明:山口泰一郎
音楽:GRAND FUNK INC.

VFXスーパーバイザー:朝倉怜
VFXエディター:伊藤絵里加

プロデューサー:荻野哲弘、神康幸(オフィスクレッシェンド)、小林美穂(オフィスクレッシェンド)
チーフプロデューサー:西憲彦

○出演
松坂桃李…………日暮旅人(ひぐれたびと)、視覚探偵、探し物探偵事務所
多部未華子………山川陽子、のぞみ保育園保育士
濱田岳……………雪路雅彦、旅人の探偵事務所のパートナー
木南晴夏…………小野智子、のぞみ保育園保育士、陽子の先輩
住田萌乃…………百代灯衣(ももしろてい)、旅人の娘
山崎一……………山川陽一郎、陽子の父、洋食屋店主
木野花……………のぞみ保育園園長
北大路欣也………榎木渡、榎木診療所所長
ほのか……………セクスィ~看護師
シシド・カフカ…増子すみれ、墨東署超ドS刑事




★評


堤幸彦監督のファンだし、現在芸能界一の美女多部未華子は出るし、木南晴夏濱田岳まで出るんだから観逃す訳にはいかんゼヨ。


第一話


1:
まぁまぁですかね。

日暮旅人(松坂桃李)にはかなりの秘密があります。
さて、それは…


2:
堤幸彦監督と言えば、「猥雑さ」や「いかがわしさ」かなぁ。

このドラマだと探し物探偵事務所の舞台が錦糸町になってます。


3:
次回も観ます。





タグ 堤幸彦 松坂桃李 多部未華子 濱田岳 木南晴夏 住田萌乃 木野花 北大路欣也 シシド・カフカ






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『精霊の守り人II 悲しき破壊神』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年1月21日~
土曜日 午後9:00~10:00
NHK総合
全9回

○スタッフ
原作:上橋菜穂子
脚本:大森寿美男
演出:加藤拓
撮影:森純一
照明:髙橋貴生
美術:山口類児

VFXプロデューサー:結城崇史
VFX:片岡啓太
クリーチャーデザイン:竹谷隆之
人物デザイン監修:柘植伊佐夫
文化芸能考証:友吉鶴心
アクション指導:辻井啓伺
振付、所作指導:広崎うらん
馬術指導:田中光法
創作料理指導:井関脩智
創作文字指導:坂井孝次
医事指導:冨田泰彦

資料提供:西畠清順

撮影協力:北海道根室市

音楽:佐藤直紀

プロデューサー:海辺潔

○出演

綾瀬はるか……………バルサ、女用心棒、短槍使い
東出昌大………………タンダ、薬草師、バルサと幼馴染
高島礼子………………トロガイ、呪術師

新ヨゴ国
藤原竜也………………帝、チャグムを疎んじる
板垣瑞生………………皇太子
木村文乃………………二ノ妃、、チャグムとトゥグムの母
高橋幸之介……………トゥグム、チャグムの弟

伊武雅刀………………トーサ、チャグムとトゥグムの祖父、海軍大提督
松田悟志………………ジン、狩人
神尾祐…………………モン、狩人の頭

新ヨゴ国、星ノ宮
平幹二郎………………聖導師
吹越満…………………ガカイ、星読博士
林遣都…………………シュガ、チャグムを支える教育係

新ヨゴ国、四路街
渡辺えり………………マーサ、衣装店経営
岩崎う大………………トウノ、マーサの息子、かつてバルサに命を救わるる

ロタ王国
橋本さとし……………ヨーサム、ロタ王国君主
ディーン・フジオカ…イーハン、王弟
柄本明…………………スファル、呪術師
真木よう子……………シハナ、スファルの娘
品川徹…………………スーアン、南部の大領主

ロタ王国、タルの民
鈴木梨央………………アスラ、破壊神を召還する異能の持ち主
福山康平………………チキサ、アスラの兄
壇蜜……………………トリーシア、アスラの母、処刑された

カンバル王国
中村獅童………………ロングサム、カンバル国君主
吉川晃司………………ジグロ、バルサの養父、短槍の達人

タルシュ帝国
高良健吾………………第二王子、新ヨゴ国への侵略を企む
小市慢太郎……………クールズ、ラウルの腹心
鈴木亮平………………ヒュウゴ、チャグムを追う密偵
織田梨沙………………セナ、海賊、ヒュウゴを手伝う


★評


近頃漸く真面に演技が出来るようになった綾瀬はるかが主演なんで観てみると…


第一話


1:
確かに綾瀬はるか、『世界の中心で、愛をさけぶ』の廣瀬亜紀と比べると格段に演技が巧くなっています。
これは安心して観ていられます。

またCGの出来も悪くなく、実写との合成も巧く行ってます。

話自体は黒澤明の『隠し砦の三悪人』とか栗本薫の『グイン・サーガ』と同じ様なもの。


2:
しかし、どうも話の展開が遅い。
アクションを売りにしてるドラマなのに、「軽さ」や「軽快」と言うべきものが無い。

もう一つ気になるのがロケ地。
今回は何やら砂漠風の乾燥した地域(→ロタ王国)を舞台にしスタジオで撮ったようですが、
次回の予告を観ると森の中の場面があり、どう観ても日本。
中国とは比較にならぬ程自然と気候の差が少ない日本なので、このドラマの様な異国の世界を舞台にすると、
興が覚める事甚だしい。
突然現実を目の前に突き付けられ、嘘の世界で遊んでられないのです。


3:
ロケ地のまずさで私には成功しそうには思えません。
こういう点が気にならなければ、楽しめるでしょう。


4:
日に焼けボロを纏った綾瀬はるかは、今までにない美しさ。
美貌には素が一番。
飾り立てる必要はありません。


5:
綾瀬はるかがどれ位頑張るか、これを観たいので次回も観ます。






タグ 綾瀬はるか 黒澤明 隠し砦の三悪人 栗本薫 グイン・サーガ





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『千と千尋の神隠し』

○放送
2017年1月20日(金)
NTV系
午後9:00~11:34


★評


1:
全編を通しで観たのは初めて。

まぁ、面白い。


2:
監督と脚本が宮崎駿
『紅の豚』を初め、飛行機好きなのが分かります。
だから、垂直の構図が多い。
好きなだけあり、垂直の構図のカットは視線を捉えるものが多い。
『ルパン三世 カリオストロの城』でルパンがカリオストロ城の屋根を駆け下りるシークウェンスなんかが好例。
この映画だと、主な舞台となる「油屋」の建物。
地上4階建て位なのに、エラく上下を強調した構図にしています。
アニメイションと言う平面的な映像に立体的な動きを与えています。


2:
ところが、前後の動き(奥から手前、手前から奥)になると、途端に映像の力が弱まります。
映像に奥行き感が無い、もしくは弱い。
物や人を前後に動かそうとすると、正確で滑らかな縮小と拡大が必要で、それが簡単な事ではないから、
確かに動きがギクシャクし映像の力が弱まるのは仕方ありません。
手描きアニメイションの欠点と言っていいでしょう。
だからと言って何も工夫しければ、進歩はしません。
日本の映画興行収入歴代第一位を上げながらも、これじゃなぁ…

また、
動きだけでなく、背景の絵でも弱い。
例えば、千がハクに両親がいる豚小屋に連れて行かれ、そこから逃げるように去るシークウェンス。
その時の背景のサヤインゲンの植え込み、これに奥行き感が全く無い。
アニメイションではありませんが、長谷川等伯の『松林図屏風』、『竹鶴図屏風』なんかを見ると比べずにはおれんのです。


3:
絵画好きなんで、偉大な絵画と比べると、映像が見劣りしてしょうがない。
宮崎駿が工夫してるし、頑張ってるのは分かるんですが、映像表現としては限界を越えていません。






タグ 宮崎駿





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : スタジオジブリ
ジャンル : 映画

『就活家族~きっと うまくいく~』その2

第二話


1:
洋輔(三浦友和)、セクハラ疑惑を晴らせず日本鉄鋼金属を無念の退職。

訴えた川村優子(木村多江)は総務部長綿引(神保悟志)からリストラを免除する代わりに言う通りにしろと言われていた。
そして綿引は役員昇進。

嫁の水希(黒木瞳)は内申書の間違いの責任を負わされ、巧く行かなければ契約更新は無しと校長から言われる。

娘の栞(前田敦子)は移動先の外商部一課の課長中原綾子(山本未來)から婚活パーティで一緒に営業。
枕営業をやる覚悟もあったと綾子に言われる。

息子の光(工藤阿須加)は何とか内定を一社からもらう。
しかし国原就活塾の国原耕太(新井浩文)は光等にやらせた募金活動の募金を着服。


こんな感じでエライ災難が富川家に降りかかってきました。
少々誇張が強過ぎますが、取り敢えずは許容範囲内。

洋輔が少々ノホホンとし過ぎですが、仕事に対する自信の表れとしておきましょう。


2:
次回も観ます。





タグ 三浦友和 黒木瞳 工藤阿須加 前田敦子 新井浩文 山本未來 木村多江 神保悟志




★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『東京タラレバ娘』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年1月18日~3月22日
午後10:00~10:54
水曜日
NTV系
全10回


原作:東村アキコ
脚本:松田裕子
演出:南雲聖一、鈴木勇馬、小室直子
撮影:水梨潤
照明:木村弥史
音楽:菅野祐吾

劇中料理:赤堀博美
ネイル協力:中村涼子

チーフプロデューサー:伊藤響
プロデューサー:加藤正俊、鈴間広枝、鈴木香織(AXON)

○出演
大島優子…………鳥居小雪、「呑んべえ」の看板娘
榮倉奈々…………山川香、ネイリスト
吉高由里子………鎌田倫子、売れない脚本家

坂口健太郎………KEY、モデル
鈴木亮平…………早坂哲朗、プロデューサー
石川恋……………芝田マミ、AD
平岡祐太…………BUMKEY’Sのギタリスト、香の元カレ
田中圭……………安浦正学級委員ではなく、丸井良男、サラリーマン
金田明夫…………鳥居安男、「呑んべえ」店主、小雪の父
菊地均也…………徳田芳樹、ドラマ監督




★評


第一話


1:
取り敢えず観てみるかと、観ると…

おや、悪くない(^.^)。
マンガ原作でふざけてるかと思ったら、意外と真面目な作り。

30過ぎの女性達の悩みを過不足なく描き、好ましい(^.^)。

また、マンガに基づいた誇張表現も控えめだし、効果的で、これまた好ましい。

いい意味で現実感があり、これが第一話成功の原因。


2:
ただ、人間の作り出すものに完全なものは無く、このドラマもその一つ。
ネイリスト山川香を演じる榮倉奈々、何か顔が変わった。
歳が顔に悪く表れている(溜息)。
その結果、マルシアに似ている(T_T)。


3:
まぁ、榮倉奈々の顔のガッカリさ具合を忘れさせる出来なので、
次回も楽しみ(^.^)。





タグ 大島優子 榮倉奈々 吉高由里子 坂口健太郎 鈴木亮平 石川恋 平岡祐太 田中圭 金田明夫





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『カルテット』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年1月17日~3月21日
火曜日
午後10:00~10:54
TBS系
全10回

○スタッフ
脚本:坂元裕二
演出:土井裕泰
撮影:須田昌弘、大谷英樹
照明:大金康介
音楽:fox capture plan

弦楽四重奏:
QUARTET PAPAS
粟津惇(第一ヴァイオリン)
青山英里香(第二ヴァイオリン)
武田麻耶(ヴィオラ)
奥村景(チェロ)

楽器指導:
上地さくら(チェロ)
上地芙実(ヴァイオリン、ヴィオラ)
伊東佑樹(ヴァイオリン)

フードスタイリスト:
飯島奈美、板井うみ、岡本柚紀(全員7days kitchen)

プロデューサー:土井裕泰(チーフプロデューサー)、佐野亜裕美

○出演
満島ひかり………世吹すずめ、チェロ奏者
松たか子…………巻真紀、第一ヴァイオリン奏者
松田龍平…………別府司、第二ヴァイオリン奏者
高橋一生…………家森諭高、ヴィオラ奏者

富澤たけし………谷村大二郎、ライブレストラン「ノクターン」、シェフ
八木亜希子………谷村多可美、大二郎の嫁
吉岡里帆…………来杉有朱、ライブレストラン「ノクターン」、アルバイト

もたいまさこ……巻鏡子
Mummy-D…………半田温志






★評


満島ひかり松たか子松田龍平高橋一生、これだけ出たら観逃す訳にはいかんゼヨ。


第一話


1:
あちゃ~、カルテットの4人、弓の動きと音楽と全然合ってないじゃん(溜息)。
楽器の構え方も完全に素人。
特に第一ヴァイオリン巻真紀を演じる松たか子、楽器に全然慣れていない(溜息)。
松たか子はアップが今回多かったので特に目立ったけど、他の3人も同じなんじゃない?
次回以降どうなることやら…

音楽家のドラマなのに、こりゃ幸先悪いなぁ(溜息)。


3:
恋物語らしく恋人がいない登場人物が喋る事、喋る事。

「音楽は何かが欠けている人間がやるから音楽になる」と今回ゲストのベンジャミン濱田(イッセー尾形)が言ってたけど、
まぁ、その通りでしょう。
それにしては、登場人物達が喋り過ぎだよなぁ…
本当はその分楽器を弾き、音楽で表現しようとするんだけど、音楽の素人の脚本家にはそんな物語を書けるはずもないし、
楽器には素人の役者達がそれ程弾けるはずもなし(溜息)。

どうも、このドラマ、ヴァイオリンが好きなんで観たいけど、成功しそうな要素が無い(溜息)。


3:
巻真紀は既婚者だけどダンナは失踪中。
姑の巻鏡子(もたいまさこ)は真紀が殺したと思い、どうやらすずめ(満島ひかり)に調べさせているらしい。

これも何かなぁ、興味も関心も引かん(溜息)。


4:
こんな感じで観たいと思わないんですが、役者が悪くないんで次回も観ます。






タグ 満島ひかり 松たか子 松田龍平 高橋一生 富澤たけし 八木亜希子 もたいまさこ イッセー尾形






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『菊豆』その8

色の演出その5


3-41:

黄色

1時間25分付近
物干し台で食事をしながらこれからを語り合う天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)。


干してある反物。

黄色
干してある反物。


…背景が赤と黄色。
黄色の「高貴」と「卑猥」。
赤の「革命」と「むき出しの」。
天青(ティエンチン)が実の父親である事が天白(ティエンパイ)に知られ、今後の心配をしています。
同時に逢瀬の事も考えてるんだからなぁ(笑)。
…赤が示す「革命」が二人の背後に静かに気付かれずに迫っている、と捉えられます。


3-41:

黄色

1時間28分付近
最後
穴倉で逢瀬の天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)。
酸欠で気を失う。
天白(ティエンパイ)が天青(ティエンチン)を染色槽に落とし、撲殺。
それを見ていた菊豆(チュイトウ)、楊家の建物に火を点ける。


天青(ティエンチン)が落とされる染色槽。

黄色
家を燃やす炎の色。

…死という赤、「革命」。
…楊家を清算する黄色、「高貴」と「卑猥」、愛です。





最後に。

まぁ、人は人に恋し、愛さずにはいられない訳です。
古今東西、万古不易の真実。
恋するとは馬鹿になる事。
それでも、いつまで経っても止められません。
切なく、悲しく、愛おしい存在、それが我等人間。
中国人も日本人もアメリカ人も同じ。





タグ 菊豆 張藝謀 コン・リー リー・パオティエン リー・ウェイ






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : ☆.。.:*・゚中国・香港・台湾映画゚・*:.。.☆
ジャンル : 映画

『菊豆』その7

色の演出その4


3-34:
黄色


1時間5分付近
干し台で染物を干す菊豆(チュイトウ)。
貧血で倒れる。
医家へ行き治療、診断。
もう子供を産めない。

黄色
干している染物。


干している染物。
天青(ティエンチン)が出てくる地下室の扉の上に樽の様な物(→おそらく染料の樽)あり、
その蔽いの様な物が青。

…黄色は皇帝の色で高貴を表しますから、天青(ティエンチン)の菊豆(チュイトウ)への愛情、心配を表しています。
…青は若さを象徴してますから、純粋な気持ち、つまり天青(ティエンチン)の愛情は変わらないし、本当に愛してるし思い遣りがあると考えていいでしょう。
…また、青い染物が落ちてきますから、青を空→自由と考えると、「自由」が落ちてきた、
「棚からぼた餅」と解釈出来ます。
…ですから、菊豆(チュイトウ)の今回の「病気」は実は菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)にとっては幸運だと示していると考えられます。


3-35:


黄色

1時間6分付近

金山(チンシャン)、染色槽に落ちる。
溺死。


染色槽。


天白(ティエンパイ)の着ている物。
金山(チンシャン)の着ている物も黒っぽい。
金山(チンシャン)が染色槽に落ちると染色液の色が赤から黒へ。

黄色
吊るされている染物

…間違い無く天白(ティエンパイ)は金山(チンシャン)が溺れているとは思わず、
ふざけていると思っています。
ふざけていると思っているから笑っていると捉えて間違いありません。
しかし、両脚が不自由な金山(チンシャン)をイジメ、笑っているとも捉えられます。
…そこが、黒で象徴される「腹黒さ」、「何を考えているのか分からない」です。

…革命の象徴色の赤も、二つの意味が考えられます。
…金山(チンシャン)の死は、簡単に考えれば天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)が大っぴらに暮らせるようになる絶好の言い訳。
…ただそれだけではなく、天白(ティエンパイ)に人を殺す能力、思考、意志が出来たとも考えられます。
…染色槽の色は金山(チンシャン)が落ちると赤から黒へと変わります。
…全て赤ではなく、金山(チンシャン)が必死にばたつくと赤が出て来るので、撮影の時は上の方だけ赤にしたのでしょう。
…この時の黒は金山(チンシャン)の溺死と関係が深いですから、天白(ティエンパイ)がどういう事か分からずに笑っていた事を考えると、
天白(ティエンパイ)には何やら不気味なものが心の中にあると考えられます。

…吊るされている黄色の反物、何を表しているでしょう?
「高貴」と「卑猥」を表し、金山(チンシャン)ではなく天青(ティエンチン)寄りの色。
金山(チンシャン)が藁をも掴もうとして吊るされている反物に手を伸ばしません。
とすると、天青(ティエンチン)はこの事故とは無関係、天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)には有利と捉えて大丈夫でしょう。
…逆に、金山(チンシャン)が黄色の反物を掴んでも、固定されていないので反物は染色槽に落ち、やはり金山(チンシャン)は溺死、
となると、話が変わってきます。
金山(チンシャン)は天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)の不倫の証拠を残し、いずれ白日の下に現れる、なんてことになるでしょう。


3-36:




1時間8分付近
金山(チンシャン)の遺体を前に。


菊豆(チュイトウ)の喪服。
天白(ティエンパイ)の喪服。


金山(チンシャン)の死装束。
(天青(ティエンチン)の着ている物)


天青(ティエンチン)の着ている物

…金山(チンシャン)の青い死装束はこの世からあの世へ、羽ばたいて行け、って事でしょう。
俗世間のしがらみから「自由」になったと言う事。
…天青(ティエンチン)の着ている物は、分かりにくい色なんですが、おそらく黒っぽいと思います。
菊豆(チュイトウ)と話し合うシークウェンスでは照明で青っぽくしてる様です。
叔父金山(チンシャン)から自由になり、菊豆(チュイトウ)と大っぴらに暮らせる自由を得た、で間違い無いでしょう。

…菊豆(チュイトウ)と天白(ティエンパイ)が白を着るのは直近の家族ですから、喪服として当然ですが、
天青(ティエンチン)が金山(チンシャン)は菊豆(チュイトウ)に殺されたのではと疑ってますから、
どうも白に意味を持たせている様です。
…菊豆(チュイトウ)と天白(ティエンパイ)は不吉の象徴、凶事の前兆の意味も持たせてる様です。


3-37:



1時間12分付近
金山(チンシャン)の柩止め
49回もやる。


菊豆(チュイトウ)、天青(ティエンチン)、天白(ティエンパイ)の白尽しの喪服


金山(チンシャン)の柩

…このシークウェンスの前に楊家一族郎党会議で、菊豆(チュイトウ)の再婚は認められない、
菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)の同居も甥と叔母とは言え認めらないと決定。
…金山(チンシャン)の死は柩の赤が示す様に、二人にとっての革命になり、同居は無理。
…また、葬儀とは言え、3人揃って喪服を着てますが、その色の暗示する事は、不吉。
金山(チンシャン)の死は二人にとってだけでなく、天白(ティエンパイ)にとっても幸せとは結びつかいない、と暗示しています。


3-38:



1時間17分付近
10年後。
天白(ティエンパイ)が菊豆(チュイトウ)の家へ来る。
そこで食事。
贈り物を菊豆(チュイトウ)に渡す。



天青(ティエンチン)の帽子
菊豆(チュイトウ)の着ている物、髪の毛
天白(ティエンパイ)が来ている物。


天青(ティエンチン)が食事中に着けている前掛け(→単なる布?)
天青(ティエンチン)が菊豆(チュイトウ)にプレゼントするスカーフ


…全員黒を身に着けています(@_@)。
何やら良からぬ事を企んでいます。
…天青(ティエンチン)の小さなつばの無い帽子は小さな陰謀(笑)。
…菊豆(チュイトウ)は見事な黒髪で、その髪の毛が暗示する大きな事か?
…天白(ティエンパイ)は歳に似合わぬ全身から発する良からぬ事か?

…天青(ティエンチン)の贈り物の赤いスカーフは未だに消える菊豆(チュイトウ)への恋心の象徴。
同時に結婚という「革命」も考えています。


3-39:

黄色



1時間19分付近
続いて、
仕事を手伝い、反物を干す天白(ティエンパイ)。
天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)は村外れで逢引き。



天青(ティエンチン)の仕事用の前掛け。
天白(ティエンパイ)が干している反物。
物干し台に掛かっている反物。

黄色
物干し台に掛かっている反物。


天青(ティエンチン)の小さな帽子
菊豆(チュイトウ)の着ている物と髪の毛
天白(ティエンパイ)が来ている物。


天白(ティエンパイ)の仕事用前掛け。


…天白(ティエンパイ)が干している物の色が赤。
掛かっている反物の色が黄色。
「高貴」な「革命」を企んでいますナ。
…その企みを示す天白(ティエンパイ)が来ている黒。
…そして天白(ティエンパイ)が何物にも捉われていない「自由」を示す青い前掛け。

…相変わらず天青(ティエンチン)の黒い帽子は小さく、企みや考えが小さい事を示しています。
…さらに、菊豆(チュイトウ)と逢引きする時は、当然ですが赤い前掛けを外します。
革命の様な大きな事が出来るはずがない天青(ティエンチン)です。
…天青(ティエンチン)の気弱さを表しています。
気弱ですが、台詞で天白(ティエンパイ)の将来も心配し染物屋になる事を祈っています。

…それに比べると、菊豆(チュイトウ)の黒の面積が大きく、「天白(ティエンパイ)を連れて村を出て行こう」と言う台詞の通り考えてる事が大きい。


3-40:


黄色


1時間20分付近
天青(ティエンチン)と母親菊豆(チュイトウ)の噂話をしていた男を手斧(?)を持って追いかける天白(ティエンパイ)。
天白(ティエンパイ)は自宅に帰る。
指を怪我していて天青(ティエンチン)が治療しようとするが、嫌がり蹴倒す。
その天青(ティエンチン)の上に掛けてあった反物が落ちて来る。
暴れている(と思われる)天白(ティエンパイ)に菊豆(チュイトウ)は、ついに、実の父親が天青(ティエンチン)だと言ってしまう。


天白(ティエンパイ)が着ている物。
菊豆(チュイトウ)が着ている物と髪の毛。
天青(ティエンチン)の小さい帽子も黒ですが、色褪せてる感じ。


天白(ティエンパイ)の指の血。
蹴られて流す天青(ティエンチン)の血。
天青(ティエンチン)の上に落ちて来る反物の色。

黄色
天青(ティエンチン)の上に落ちて来る反物の色。


…三人共何やら良からぬ事を考えていますが、天青(ティエンチン)の考えが一番小さい。
菊豆(チュイトウ)と天白(ティエンパイ)よりも遙かに小さい。
…血を流すのは天白(ティエンパイ)と天青(ティエンチン)。
つまり、このシークウェンスが二人にとって「革命」になります。
…その「革命」を起こしたのが、菊豆(チュイトウ)。
…天青(ティエンチン)の上に落ちて来る反物が黄色の「高貴」と赤の「革命」。
天白(ティエンパイ)の正当な怒りです。

…天白(ティエンパイ)が起こるのも無理はありません。
ここまで菊豆(チュイトウ)も天青(ティエンチン)も金山(チンシャン)の悪行(笑)について何も話してないのですから。
その点を話すとなると、二人の不倫も話さにゃならんですから、話せるはずないか(笑)。






タグ 菊豆 張藝謀 コン・リー リー・パオティエン リー・ウェイ






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : ☆.。.:*・゚中国・香港・台湾映画゚・*:.。.☆
ジャンル : 映画

『菊豆』その6

色の演出その3


3-24:
黄色






45分付近
金山(チンシャン)、門に鍵を掛け自宅に火を点けるが、
菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)が直ぐに消す。



菊豆(チュイトウ)の髪を後ろで留めている細紐(?)青。
天白(ティエンパイ)の産着。

黄色
金山(チンシャン)の掛布団。
金山(チンシャン)が火を点ける反物。
金山(チンシャン)が火を点けた松明の炎の色。
反物が燃える炎の色。


金山(チンシャン)と菊豆(チュイトウ)の寝台の敷布。
菊豆(チュイトウ)の掛布団。
天白(ティエンパイ)のおくるみ。
金山(チンシャン)が火を点ける反物。


金山(チンシャン)の着ている物。


菊豆(チュイトウ)が着ているシャツ。
天青(ティエンチン)が着ているシャツ。


…色使いは今迄と変わってません。
…まとめて書き出し目に付くのは、金山(チンシャン)だけが身に着けたり関係している色、黄色。
…「高貴」と「卑猥」「堕落」を表しますから、嫉妬をここでは表していると捉えていいでしょう。
そして性が含まれているのも間違いないでしょう。
…火を点けるのが黄色の反物だけでなく赤い反物もあり、金山(チンシャン)は天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)に対し
「革命」を起こそうとしたと考えて間違いありません。


3-25:


48分30秒付近
天青(ティエンチン)が川へ金山(チンシャン)を連れ、入浴


川で洗う反物。
菊豆(チュイトウ)のシャツと後で髪を留めている細紐(?)。

…自由を謳歌している菊豆(チュイトウ)。
…それより目立つのが川辺で洗濯している他の住人、御近所さん。
…全員くすんだ色を着ています。
…少なくとも菊豆(チュイトウ)と同じ様な生き方をしている人間がいない、と示していますな。
…地味ですが、かなり凄い演出です。

…反物を青にした意図はなんでしょう?
…これまでは、反物は楊家の商売道具であり、飯のタネ。
生きていくためには不可欠。
…同時に菊豆(チュイトウ) が金山(チンシャン)と楊家に繋がれていた象徴でもありました。
…しかし、金山(チンシャン)が卒中で倒れて以来、天青(ティエンチン)と家庭内では大っぴらにイチャつける様になりました(笑)。
…空(=青)へはばたく鳥の様に自由を謳歌してる訳です。
…菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)の束の間の自由も象徴しています。


3-26:
黄色




桃色

49分35秒付近
続いて食事中の楊家。

黄色
壁に吊るしてあるトウモロコシ(→おそらく種用)。


天青(ティエンチン)の前掛け。
菊豆(チュイトウ)のおんぶ紐と後ろで髪を留めている髪留め(の細紐?)。
壁に吊るしてある唐辛子。


菊豆(チュイトウ)のシャツ


金山(チンシャン)のシャツ
菊豆(チュイトウ)のズボン


天青(ティエンチン)のシャツ

桃色
天白(ティエンパイ)の産着

…画面の中の色の面積で考えるとトウモロコシの黄色が大きく、画面左側(下手)。
菊豆(チュイトウ)が左端でその直ぐ右側に天青(ティエンチン)。
「痴情」と同時に「高貴」の色ですから、二人が大人の関係で(笑)、愛し合っています。
…赤を身に着けているのも菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)の二人で、「革命」が成功し、進行中。
…そして「自由」を象徴してると捉えられる青を着ているのが菊豆(チュイトウ)で、二人に中で精神的に自由を謳歌してるのは菊豆(チュイトウ)。
…反面、天青(ティエンチン)が着ているのは相変わらず白。
菊豆(チュイトウ)と違い、心の底から二人の関係を楽しめず、むしろ「不吉」を感じ恐れていると暗示しています。

…金山(チンシャン)は黒を身に着け、相変わらず何かを考えています。
…それ象徴するのが、金山(チンシャン)の後の壁に吊るしてある赤い唐辛子。
黄色いトウモロコシは菊豆(チュイトウ)と重なって映ってますが、唐辛子は金山(チンシャン)と重なっていません。
金山(チンシャン)は赤が象徴する「革命」と企んでいるのですが(=黒を着ている)、まだ具体的に何をするかは決まっていません。

…菊豆(チュイトウ)も黒いズボンをはき、天青(ティエンチン)と違い明らかに金山(チンシャン)に非常に注意しています。
良からぬ事(=黒)を考えるだけでなく、やる覚悟があると捉えて間違いないでしょう。
…色からも菊豆(チュイトウ)は気が弱い天青(ティエンチン)と心構えからして違うと分かります。

…桃色は天白(ティエンパイ)の産着のみで、ここで初めて身に着けます。
…今のところ天白(ティエンパイ)は桃色(=痴情)の結果しすぎません。
菊豆(チュイトウ)は金山(チンシャン)から解放され、天青(ティエンチン)と関係を思う存分楽しんでます。
菊豆(チュイトウ)にとって今は天白(ティエンパイ)ではなく、天青(ティエンチン)なのです。


3-27:





50分付近
続いて、
天青(ティエンチン)は叔父金山(チンシャン)を車椅子風桶に入れたまま、天井の柱に吊るす。
そして菊豆(チュイトウ)と共に向かい側一階の部屋へ姿を消す。

…続きですから、着ている物は変わっていません。
…新たに画面に加わったのは吊り下げてある反物で、色は青。
…昼間っから自由を謳歌している天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)です。

…金山(チンシャン)は台詞からも分かりますが、御先祖様達に掛けても革命を起こそうと考えています。
…赤いロウソクも革命(=赤)を暗示しています。

…ここでは、菊豆(チュイトウ)が階段を下りて来て、天白(ティエンパイ)がいません。
2階の寝室に置いてきたに違いありません。
…そして向かい側一階の天青(ティエンチン)の部屋へ行きます。
…天白(ティエンパイ)を天上界に近い二階に置いて行き、二人は世俗そのもの一階の部屋へ行くと言うのは、
天白(ティエンパイ)を大人の世界に巻き込みたくないと菊豆(チュイトウ)が思っているからでしょう。


3-28:



51分付近
数年後、天白(ティエンパイ)は歩ける歳になり、天青(ティエンチン)が作った手押し車型オモチャを押して遊んでいる。
天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)は反物を郊外で干している。
話題は天白(ティエンパイ)が言葉を話さない事。


…天白(ティエンパイ)は何か良からぬ事を考えているとしか思えないこの演出。


…干している反物の色。
…天青(ティエンチン)は上衣を羽織り、下の白いシャツを見せる演出。
…いままで自由を象徴していた青い反物が、ここでは白、「不吉」の象徴に変わりました。

…菊豆(チュイトウ)も赤、青を身に着けず地味。
…天青(ティエンチン)も赤い前掛けを着けていません。
…赤、「革命」を起こした時の高揚は過去の物になった、と言う事。
…そして、エッチをしに行くんですが、「革命」の赤、「自由」の青、「高貴」と「痴情」の黄色もありません。
あるのは、「不吉」の白だけです。

…二人の訪れる「不吉」の黒い影。
…その黒を身に着けているのが、実の子供である天白(ティエンパイ)。
…物語が新たな章へと進みました。


3-28:



53分付近
続いて、
天白(ティエンパイ)は一人で家に帰り、金山(チンシャン)が近付くと、
天白(ティエンパイ)が初めて喋る。
「お父さん」


一人で家に帰ってきた天白(ティエンパイ)が遊ぶ最初の染色槽の色。


天白(ティエンパイ)の着ている物。
金山(チンシャン)が着ている物。
天白(ティエンパイ)が次に遊ぶ染色槽の色。

…天白(ティエンパイ)が黒尽くめの時に「お父さん」と金山(チンシャン)に言います。
…天白(ティエンパイ)が初めて喋った時です。
…親子共々何やら良からぬ事を考えています。
…特に天白(ティエンパイ)は3歳位ですから、底知れぬ恐ろしさを暗示してます。


3-29:



55分付近
続いて、
天白(ティエンパイ)が金山(チンシャン)の車桶を引いて裏小路を進んでいると、
心配して戻ってきた天青(ティエンチン)と菊豆(チュイトウ)に会う。
そこで、金山(チンシャン)は天白(ティエンパイ)に天青(ティエンチン)を「お兄さん」と呼ぶように教える。


天白(ティエンパイ)、金山(チンシャン)、菊豆(チュイトウ)の着ている物。
天青(ティエンチン)のズボンの色。


天青(ティエンチン)のシャツの色。

…天青(ティエンチン)以外は、良からぬ事を考えているのがハッキリしています。
…その点、天青(ティエンチン)は気が弱く、引け目を感じています。それを表すのが白いシャツ。
…不吉を表す色でもある白。気が弱いと言う事は、細かな事に気付くと言う事でもありますから、
菊豆(チュイトウ)と叔父金山(チンシャン)の間に不吉な事が起きるのではないかと感じているとも捉えられます。


3-30:


56分付近
寝室に菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)。
二人を覆う上掛け布(毛布?)が白。

…これは明らか。
二人の関係が白が象徴する不吉になったと明言。


3-31:




57分付近
続いて、
菊豆(チュイトウ)、尼さんから中絶薬を手に入れ試みる。
それから天青(ティエンチン)の部屋を後にすると、階段の上に天白(ティエンパイ)がいた。


菊豆(チュイトウ)の着ている物。


天白(ティエンパイ)が着ている腹掛けの色。


菊豆(チュイトウ)が手に入れた中絶薬の色。

…菊豆(チュイトウ)が企んでいる(=黒)のは中絶。
その薬は赤(=革命)で、天青(ティエンチン)との第二子が出来るのを防ぐ事は正に「革命的」
…天白(ティエンパイ)が白、つまり不吉であると明言しました。


3-32:



59分付近
続いて、
天白(ティエンパイ)の3歳のお祝い会。


天白(ティエンパイ)の着ている物が赤尽し。


給仕のオバサンの着ている物。
「天青(ティエンチン)もおじさんに金を出してもらって、菊豆(チュイトウ)以上の嫁さんをもらいな」
と言います。

…この子が楊家に革命を起こすと高らかに発表(@_@)。
…参列者が皆地味な色ですから、目立つこと、この上なし。

…給仕のオバサンの言う事は、不吉そのものと着ている物で明示。


3-33:




1時間付近
続いて、

菊豆(チュイトウ)が手に入れた中絶薬が唐辛子だったと判明。
酢を試みるも失敗。
菊豆(チュイトウ)、ヒ素を取りだし金山(チンシャン)を殺すと言いだす。
天青(ティエンチン)はあれでも自分の叔父だと弱気と愛情を示す。

そこへ天白(ティエンパイ)が天青(ティエンチン)の部屋の壁に石を投げつける。
菊豆(チュイトウ)が外に出ても石を投げるのを止めない天白(ティエンパイ)。
そんな天白(ティエンパイ)の頬を引っ叩く菊豆(チュイトウ)ですが、最後には抱き締めます。


唐辛子粉


天白(ティエンパイ)の着ている物が黒尽くし
菊豆(チュイトウ)が上半身に着ている物。


菊豆(チュイトウ)のズボン。

…中絶の役に立たない唐辛子(=赤)のために、菊豆(チュイトウ)が隠し持っていたヒ素を出す事になりました。
菊豆(チュイトウ)の殺意。
正に革命的です。
…そして母親と愛人のとの関係に腹黒い、良からぬ考えを持つ天白(ティエンパイ)。
…天白(ティエンパイ)の憎悪や嫌悪はシッカリとしたものですが、
菊豆(チュイトウ)は天白(ティエンパイ)を愛しています。
そのために金山(チンシャン)への殺意も揺らいでいると捉えられます。

…菊豆(チュイトウ)の白いズボンは不吉の象徴になっているでしょうか?
なっていると捉えた方が良さそうです。





タグ 菊豆 張藝謀 コン・リー リー・パオティエン リー・ウェイ






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : ☆.。.:*・゚中国・香港・台湾映画゚・*:.。.☆
ジャンル : 映画

『下剋上受験』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年1月3日~3月17日
金曜日
午後9:00~9:54
TBS系
全10回

○スタッフ
原作:桜井信一
脚本:両沢和幸
演出:福田亮介、吉田秋生
撮影:長谷川諭、高島一宗
照明:川里一幸
音楽:出羽良彰
プロデューサー:渡辺良介、八木亜未

○出演
阿部サダヲ………桜井信一、スマイベスト不動産勤務
深田恭子…………桜井香夏子、信一の嫁
山田美紅羽………桜井佳織、信一の娘
小林薫……………桜井一夫、信一の父

要潤………………徳川直康、信一の元同級生、トクガワ開発二代目社長
篠川桃音…………徳川麻里亜、直康の娘.

風間俊介…………楢崎哲也、スマイベスト不動産勤務、信一の後輩
手塚とおる………長谷川、スマイベスト不動産勤務、信一の上司



★評



第一話


1:
ん~、どうもねぇ…
阿部サダヲの使い方が良くない。
阿部サダヲは決して悪くないんですが、配役が変わらないんだなぁ(溜息)。
奮闘振りと慌て振りは毎回見事なんだけど、今回はイマイチ効果が薄く現実感が乏しい。

内容もなぁ…
『ビリギャル』の親子鷹編でしょう。
努力奮闘する内容は悪くないんですが、受験というのは目標でもゴールでもありません。
取り敢えずスタート地点に立てるだけの知識が身に付いただけです。

信一(阿部サダヲ)の娘佳織を演じる山田美紅羽がどんな演技をするか、こっちの方が興味深い。


2:
とりあえず次回も観ますか。





★まとめ

結局、一話しか観なかった(溜息)。
阿部サダヲの配役のおかげで観る気消失。





タグ 阿部サダヲ 深田恭子 山田美紅羽 小林薫 要潤 篠川桃音 風間俊介 手塚とおる






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『就活家族~きっと うまくいく~』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年1月12日~3月9日
木曜日
午後9:00~9:54
TV朝日系
全9回

○スタッフ
脚本:橋本裕志
演出:秋山純、落合正幸、常廣丈太
撮影:増井初明、伊藤清一
照明:田中雄哉
音楽:江口貴勅、穴沢弘慶
プロデューサー:船津浩一、下山潤

○出演
三浦友和…………富川洋輔、日本鉄鋼金属人事部長
黒木瞳……………富川水希、洋輔の妻、深沢学園中学、国語教師
工藤阿須加………富川光、洋輔の息子、就職活動中の大学生
前田敦子…………富川栞、洋輔の娘、ジュエルD勤務

新井浩文…………国原耕太、国原就活塾塾長

中川知香…………戸川加奈、国原就活塾で就職活動中の大学生

山本未來…………中原綾子、ジュエルD、外商部一課課長
渡辺大……………真壁雄斗、ジュエルD、外商部一課社員
木村多江…………川村優子、日本鉄鋼金属社員、婚約を機にリストラに自ら名乗り出る




★評


不自然な所が無い演技が出来る三浦友和が主演の連ドラを見逃す訳にはいかん(^.^)。


第一話


1:
やはり巧いね、三浦友和
どこにでもいそうな普通のオッサンにちゃんとなっている。
そして人が良さそう。
おかげで、息子の光(工藤阿須加)の気弱さと人の良さに説得力が出て来ています。


2:
富川家の家族が遭う厄介事に目新しさはありませんが、その分現実感が少々あります。
脚本の現実感と誇張のバランスが難しいところですが、巧く取れると佳作になる可能性があります。

主演が三浦友和という安心して観ていられる演技派男優ですから、あとは脚本の出来次第です。
次回以降どうなるか、コケない事を祈るのみ。


3:
次回も当然観ます(^.^)。
三浦友和、巧い、いい役者です。





タグ 三浦友和 黒木瞳 工藤阿須加 前田敦子 新井浩文 中川知香 山本未來 渡辺大 木村多江





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『相棒 15』その1

○放送
2017年1月11日(水)
午後9:00~9:54
TV朝日系

○出演
水谷豊…………杉下右京
反町隆史………冠城亘
桜田ひより……市原里奈




★評


Season15 第十一話


1:
お話の方が基本的には良い。
推理と捜査で進んでいるから。
ただ、簡単に事件が解決され過ぎ。

まぁ、今回は内容はどうでもいい。
なぜなら、

2:
今回観たのは、ゲスト出演の桜田ひよりを観たかったから。
『明日、ママがいない』(2014年、1月季、NTV系)でピア美を演じ、その美貌にビックリしたから。
あれから3年、2002年生まれだから現在14歳。
美女になりつつあるから、どんなもんかと観ると、
相変らずの美貌(^.^)。
記憶より顔が丸い(笑)。
『世界ふしぎ発見!』でお馴染みの竹内海南江と同じだ(笑)。

まぁ、これからキレイになるのは間違い無し。
楽しみ、楽しみ(^.^)。





タグ 桜田ひより 水谷豊 反町隆史






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村




ドラマ ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

『菊豆』その5

色の演出その2


3-14:



31分付近
寝台に横たわる菊豆(チュイトウ)。
同席しているダンナの金山(チンシャン)と共に医師から妊娠を告げられる。

菊豆(チュイトウ)が着ている物が黒。
髪を後ろで留めている細紐(?)が相変わらずの赤。

菊豆(チュイトウ)が黒を初めて身に着けました。
…おさらいすると、
黒は中国では、
日本語と同じく色の「黒」
その他に、
形容詞として、
秘密の、闇の、
腹黒い、邪(よこしま)の、悪辣だ、

また、連想させる観念が、
犯罪、犯罪者

菊豆(チュイトウ)の妊娠は正に中国の「黒」が仄めかすもの(^.^)。
…父親が天青(ティエンチン)であり、その事は二人の秘密。
…二人が犯した罪は不義密通。

…赤の方は、当然菊豆(チュイトウ)のダンナの金山(チンシャン)への革命です。


3-15:




35分付近
赤ちゃん天白(ティエンパイ)産着が青。
天白(ティエンパイ)の帽子が赤。

菊豆(チュイトウ)のシャツが白。
菊豆(チュイトウ)のが頭に巻いている布が赤。
菊豆(チュイトウ)が頭の後で髪を留めている細紐(?)が青。

…菊豆(チュイトウ)が初めて身に着けた色が白。
…おさらいすると、
中国でも色の「白」を表しますが、
葬儀、葬礼を表す形容詞の意もあり、中国ほぼ全域で不吉な色とされている、とか。

…この出産と赤ちゃんが不吉、不幸の種になった、と言う事でしょうね。

…青。
…菊豆(チュイトウ)は天青(ティエンチン)の赤ちゃんを産んだから革命(=赤)に成功。
…新たに隠している気持ちは青、空に旅立つ様に、ダンナの金山(チンシャン)から自由になりたい。
…天白(ティエンパイ)の産着の青が示すのは、この子が二人を自由へと導くと言う事でしょう。

…しかし、天白(ティエンパイ)の帽子は赤です。
…この子が新たな革命(=赤)を起こす、と捉えて間違いなさそうです。

…どうも簡単には、単純には行きそうもありません。
…菊豆(チュイトウ)の不吉(=白)と自由(=青)。
…天白(ティエンパイ)の革命(=赤)と自由(=青)。


3-16:



38分付近
天青(ティエンチン)、叔父の金山(チンシャン)を探しに山へ。
倒れている金山(チンシャン)を発見、助ける。
金山(チンシャン)が着ている服が相変わらずの黒。
天青(ティエンチン)の着ているシャツも相変わらずの白。

…谷底へ落ちる岩の効果音も入り、不吉な色の象徴の白いシャツでも天青(ティエンチン)の心によぎった考えを示しています。
…でも実行はしなかった天青(ティエンチン)。
…菊豆(チュイトウ)に中々手を出さなかったように、ここでも意気地なし、小心者である事を示しています。


3-17:





39分付近
天青(ティエンチン)が叔父の金山(チンシャン)を家までおぶって帰り、
寝台で金山(チンシャン)が意識を戻す。
医師の診断によれば中風。

金山(チンシャン)が着ているのが、黒。
…相変わらずの腹黒さで何を考え企んでいるのか分からん、状態。

寝ている寝台の敷布が赤。
掛布団と枕替わりの布団(?)が白。
…これ気になります。
…赤=革命、白=不吉、ですから、金山(チンシャン)自身にはどうにも出来ない良からぬことが起きると暗示、
と捉えていいでしょう。

天青(ティエンチン)も相変わらずの白。
…不吉な存在に変わりません。
…冒頭で40過ぎと言われていますから、独立してもいいのになぜかしていません。
…そこへ菊豆(チュイトウ)が来たもんだから、この騒ぎ。

菊豆(チュイトウ)は青の上衣。
後で髪を結んでいる細紐(?)の色も青。
…空の色で自由を連想する色。
…子供も出来たし、ダンナの金山(チンシャン)は中風で倒れたし、気分ウキウキ(笑)。
…暴力ジジィから自由になれた、と間違い無く早合点(笑)。


3-18:



続いて、39分20秒付近
菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)、食卓に。
明らかに今迄金山(チンシャン)が使っていた場所。
猪口で酒を含む二人。

天青(ティエンチン)が黒を着ています。
…これは、色で暗示するより単に黒を着る人間が変わった、
菊豆(チュイトウ)の相手が金山(チンシャン)から天青(ティエンチン)に代わったと示しているだけでしょう。

菊豆(チュイトウ)は上衣と髪を結ぶ細紐(?)が赤。
…それに比べると菊豆(チュイトウ)は明らかに赤が暗示する「革命」です。

…秘密の結婚式、って事なんでしょう、二人にとっては。


3-19:
黄色

続いて40分付近
黄色の反物を掛けてあるカット。

…「高貴」であり、「卑猥」「堕落」を象徴する黄色。
…心が結ばれる二人が卑猥な事、堕落した事をしている訳です。


3-20:
黄色




続いて40分20秒付近
寝台に一人金山(チンシャン)。
嬌声が聞こえ、寝台から降りようとして落ちる。
そこへ菊豆(チュイトウ)が戻ってくる。
菊豆(チュイトウ)は天白(ティエンパイ)の父親が天青(ティエンチン)だと教える(笑)。

先ず、
寝台の敷布が赤。
金山(チンシャン)の掛布団が白い縁取りの黄色。
隣の菊豆(チュイトウ)の掛布団は赤。
…「赤」=革命の舞台がここ、だと言う事(笑)。
まぁ、その通りですが(笑)。
…金山(チンシャン)の掛布団が黄色と言う事は、このカットでは「高貴」と言うより、
「卑猥」でしょう。二人の話題(笑)がそういう事だから。
…菊豆(チュイトウ)の掛布団が赤。
金で買われたと金山(チンシャン)に言われただけのことはあり、大嫌いなんですな。

天白(ティエンパイ)の産着が青。
おくるみと布団、帽子が赤。
…「革命」と「自由」そのものなんですな、菊豆(チュイトウ)にとっては。
菊豆(チュイトウ)と同じ色はありますが、金山(チンシャン)と同じ色はありません。

金山(チンシャン)が着ているのは相変わらずの黒。
…腹黒く何を考えているのか窺い知れない事を象徴する黒。
…下半身不随になったとはいえ、油断してもいい人物ではない、と観客に告げています。

菊豆(チュイトウ)の上衣の色が赤。
…金山(チンシャン)の意識がハッキリしている時に赤を着たのはここが最初。
…革命の凱歌、宣戦布告、であります。
…菊豆(チュイトウ)の怒り、鬱憤、金山(チンシャン)を馬鹿にする快感、
この上も無く表す「赤」です。


3-21:
赤(桃色)


42分付近
仕事中の菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)。

反物が赤。
…二人の労働の結果である反物が赤。
…これは経済力がつき、その結果今迄金山(チンシャン)に養われていた立場から「逆転」したと表しています。
…「逆転」=「革命」=「赤」です。

二人の着ている物が白。
…子供も出来、仕事があり経済力を付けながらも、安心出来ない二人、と言う事です。
…黒と言う不可解を象徴する金山(チンシャン)がまだ生きています。

天白(ティエンパイ)の産着が赤。
…天白(ティエンパイ)の産着が象徴する「革命」は誰に対するものでしょうか?
金山(チンシャン)に対するものか?
菊豆(チュイトウ)と天白(ティエンパイ)に対するものか?
まだ分かりません。
二人にとっては油断できません。

…ここで歌われる子守唄の歌詞からも二人にとって安心出来る未来が待っているとは保障出来ません。

…同時に、このシークウェンスでは、赤は色が薄く桃色と捉える事も出来ます。
…意図的に薄くし、「痴情」も表していると私には思えます。
…楊家内では、菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)がおおっぴらに「夫婦気取り」が出来るようになった、と言う事です。


3-22:

黄色

続いて43分付近
上から楊家を撮るカット。
赤と黄色の反物を干し台に掛けてある。

続いて
再び黄色の反物を掛けてあるカット。

…「高貴」、「卑猥」の黄色。
…「革命」の赤。
…つまり、菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)が「夫婦気取り」してると言う事。


3-23:




黄色

続いて
菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)の「夫婦気取り」を聞いた金山(チンシャン)は、
天白(ティエンパイ)に何かしようとしたけど、失敗。
そこへ二人がやって来る。
天青(ティエンチン)は金山(チンシャン)の首を絞めますが、殺せません。

寝台の敷布が赤。
金山(チンシャン)が着ている物が黒。
掛布団が黄色。
…ここでは金山(チンシャン)が二人の嬌声を聞き、嫉妬してると考えていいでしょう。

天白(ティエンパイ)の産着は青、おくるみは赤。
…「革命」(=赤)と「自由」(=青)の象徴の天白(ティエンパイ)ですが、
だれにとってかは分かりません。
…このシークウェンスでは金山(チンシャン)と共有する色である赤を身に着けているので、
金山(チンシャン)が殺そうとしたとは考えにくい。

菊豆(チュイトウ)のシャツは白。
…不吉な色を象徴する白を着ています。
…天白(ティエンパイ)にお乳をあげますが、共有する色もないので、
菊豆(チュイトウ)側に不吉がつきまとうと考えた方が無理がありません。
…つまり、菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)に不吉な影が射している、と言う事です。

…天青(ティエンチン)が金山(チンシャン)を絞殺さないのは、勿論、気の弱さのため。
…しかし、天青(ティエンチン)を演じる李保田(リー・パオティエン)の演技を観るとそれだけとは思えません。
…両親が亡くなった後、自分を血が繋がっていないのに育ててくれた恩を感じ、
また正気を失ってないのが分かります。
…中々巧い役者です(^.^)。






タグ 菊豆 張藝謀 コン・リー リー・パオティエン リー・ウェイ







★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : ☆.。.:*・゚中国・香港・台湾映画゚・*:.。.☆
ジャンル : 映画

『菊豆』その4

3:
張藝謀(チャン・イーモウ)の初期の作品は色を演出で使っています。
単純ですが、非常に効果的です。
この『菊豆』でも変わりません。

黄色と桃色を使ってます。
主人公菊豆(チュイトウ、演:鞏俐)の着ている物が筆頭です。

まず、黄色。
菊豆(チュイトウ)の着ている上衣(?)の色。
中国で黄色は『開運!なんでも鑑定団』で出てくる官窯でお馴染み、皇帝初め貴人等、高貴な方の色。

(日本語の「紫」と同じですな。富と権威の象徴であり、聖徳太子が定めた冠位十二階では最高位の色。
また現在では、相撲の最高位の行司の軍配の房の色です)

しかし、現在では「卑猥」や「堕落」を表す色だそうで、日本語の「ピンク」英語の”blue”と同じ。
「高貴」と「堕落」、「卑猥」、「低俗」の二つ正反対の意味を持ってるとは、非常に興味深く、面白い。
楊天青(ヤン・ティエンチン)にとって菊豆(チュイトウ)は殿上人であり、娼婦でもあると言う事です。
「高貴」から考えると、「愛」、「愛情」もあると捉えても問題有りません。
菊豆(チュイトウ)の演出から考えると黄色は楊天青(ヤン・ティエンチン)を象徴する色です。

そして上の「2」で菊豆(チュイトウ)が干している反物の色も黄色です。


次に桃色。
菊豆(チュイトウ)が桃色を着るのは、楊金山(ヤン・チンシャン)に折檻される場面が非常に印象的です。
張藝謀(チャン・イーモウ)の意図であって、我等観客に桃色が楊金山(ヤン・チンシャン)の象徴であると教えてくれてます。
そして便利なネットで中国語での「桃色」を調べると、何と、日本語と同じで「痴情」の意があります。
菊豆(チュイトウ)にとってダンナの楊金山(ヤン・チンシャン)は正に子供を作るだけ、そのためのセックスしかありません。


中国語では…

革命を象徴する赤
忠誠
むき出しの



中国語では…

年齢が若い
青年
打撲などで肌が黒ずんでいる

と言う事なんですが、張藝謀監督は、次のように言ってます。
>“紅”は中国の農民が結婚、出産、葬式など、喜びや悲しみの儀式の時に用いる“感情を表現する色”で、
この映画でもそのように使われています。
一方、“青”は二人の不幸を予感させる色としての役割を担っているわけです。
(『菊豆』のBDのブックレットから)

でも、それだけじゃない様です。

では、
菊豆(チュイトウ)が着ている物を中心に、色の扱いを最初から観ていきましょう。


色の演出その1

まず、
楊金山(ヤン・チンシャン)が着ているのは黒
…さて黒。中国では、
日本語と同じく色の「黒」
その他に、
形容詞として、
秘密の、闇の、
腹黒い、邪(よこしま)の、悪辣だ、

また、連想させる観念が、
犯罪、犯罪者
…腹黒い人間だと伝えていると捉えて間違いでしょう。

甥っ子の楊天青(ヤン・ティエンチン)は白いシャツ
…中国でも色の「白」を表しますが、
葬儀、葬礼を表す形容詞の意もあり、中国ほぼ全域で不吉な色とされている、とか。
…登場人物達の中で不吉な存在であると暗示してる訳です。


3-1:
桃色

5分20秒付近
水浴びをする場面
遠景で撮った2階から現れるカットが最初。
早朝のカットで色が飛び分かりにくいですが、桃色ですね。
ここで楊天青(ヤン・ティエンチン、演:李保田)が覗き見をします。

…まだ叔父の楊金山(ヤン・チンシャン、演:李緯)と同じく菊豆(チュイトウ)をセックスの対象としか思ってないからです。
…だから、張藝謀(チャン・イーモウ)は菊豆(チュイトウ)に桃色を着せた訳です。


3-2:
黄色


7分25秒付近
早朝、楊天青(ヤン・ティエンチン)が叔父の楊金山(ヤン・チンシャン)(演:李緯(リー・ウェイ))に命じられ、
叔母である菊豆(チュイトウ)を起こしに行き、そこで初めて出逢う。
場所は2階。

…最初の出逢いの時から殿上人であり娼婦なんですな、楊天青(ヤン・ティエンチン)にとって菊豆(チュイトウ)は(笑)。
…オマケに場所は2階と地上ではなく、1階分天国に近い場所(笑)。
…こりゃ嵌り、抜け出せなくなる訳です(笑)。
…まぁ、こうやって笑えるのも我等観客は当事者でないからで、当人達にとっては不義密通であり大問題になるんですが、
それはまだ先の話。


最初に出て来る反物の色が白。
まぁ、まだ染める前だから白で当然ですが(笑)、
監督が張藝謀だから見逃す訳には行きません(笑)。

…楊家の商売は染色。
…その一家でやってる物が「不吉」の象徴の色。
…この家族に不吉な事が起こると明示ですな、どう考えても暗示ではないでしょう(笑)。


3-3:
黄色

9分15秒付近
続いて、菊豆(チュイトウ)は黄色い反物を、やはり2階の物干し場で干します。
話が続いていますから当然黄色を着ています。
「2」で書いた通り、それを見上げる楊天青(ヤン・ティエンチン)です。


3-4:


11分丁度
天青(ティエンチン、演:李保田)が染色槽に赤の染料を入れ、混ぜます。

…天青(ティエンチン)は叔父金山(チンシェン、演:李保田)に対し反抗心を抱いてる、と示してます。


3-5:
桃色

11分18秒付近
ダンナの楊金山(ヤン・チンシャン)に折檻される。
菊豆(チュイトウ)が桃色を着て、ダンナの楊金山(ヤン・チンシャン)と一緒にいる最初のシークウェンスです。

…ここで、桃色の意味する事を我等観衆に教える張藝謀(チャン・イーモウ)です。


3-6:
桃色

13分5秒付近
覗き穴を大きくしようとしていた楊天青(ヤン・ティエンチン)をたまたま菊豆(チュイトウ)が見つける。
…楊天青(ヤン・ティエンチン)が菊豆(チュイトウ)を意識していないから桃色です。
…だから突然現れビックリです。
…菊豆(チュイトウ)もビックリ。
これまで楊天青(ヤン・ティエンチン)を全く意識していなかったからで、
ここから意識し始めます。


3-7:
黄色

16分15秒付近
8月15日のお月様のお供え物を準備する場面。
そこで楊天青(ヤン・ティエンチン)と会います。
着ている上衣は黄色。
でも持っている飾りと籠の中の物は桃色。
体に着ける物は黄色で、楊天青(ヤン・ティエンチン)を意識してます。
桃色はダンナの楊金山(ヤン・チンシャン)であって、体面だけの夫婦で世間に対する飾りみたいなものって事ですね。
オマケに飾りだからいつでも捨てられる。

…ありゃりゃ(溜息)。
…この演出じゃ不倫やる気満々じゃん、菊豆(チュイトウ)の方も。
…ここで、楊天青(ヤン・ティエンチン)が菊豆(チュイトウ)の痣を心配し、籠を持ってあげ、
初めて気にかけている事を示し、親切もしてあげました。
…でもですな、背景に遠く霞んでいますが、ハッキリと大きな山を入れ、菊豆(チュイトウ)はその山の方へ帰って行きます。
二人の将来にはこの山の様に大きな障壁がある、大問題が待ち構えてる、と暗示しています。


3-8:
黄色

19分23秒付近
8月15日でのお供え(?、か御馳走)の豚を捌いた後、楊金山(ヤン・チンシャン)がまた菊豆(チュイトウ)に折檻をした後。
2階から菊豆(チュイトウ)が階段を下りてくる場面。
続いて覗き見してる楊天青(ヤン・ティエンチン)に水浴びをする前に裸を見せる。

…菊豆(チュイトウ)はダンナから離れていく場面で黄色を着ていますから、ダンナには愛情を感じてないのは明らかです。


3-9:



23分50秒付近
菊豆(チュイトウ)が金山(チンシェン)に折檻を受けた翌朝、
私は殺されると告白します。

天青(ティエンチン)が干している反物が赤。
それを菊豆(チュイトウ)が掴んで告白しています。
菊豆(チュイトウ)が着ている上衣は青。
既に干してある反物は緑がかっていますが、青と捉えて間違いないでしょう。

…これは明らかに菊豆(チュイトウ)の気持ちを表しています。
…「赤」が象徴する「革命」を望んでいます。

…では、菊豆(チュイトウ)が着ている上衣の色が青。
これは、何を表しているでしょうか?
青を着るのは、ここが初めてです。
…当然ですが、黄色で象徴する事でも桃色で象徴する事でもないと言う事です
…まず思い浮かぶのが上で書いた中国で意味する「打撲などで肌が黒ずんでいる」です。
ダンナから折檻され続け打撲の痕が消えない菊豆(チュイトウ)です。
…と言う事は、単純に「助けて」、「救いと求めている」と捉えて間違いなさそうです。
…二人がいる位置から考えても間違いないでしょう。
(物干し台の上が天青(ティエンチン)、下が菊豆(チュイトウ))
…「ここ以外ならどこでも」と言う菊豆(チュイトウ)の思いでもあり、空(=空色=青)へ逃げていく叶わぬ夢の色、
ダンナから自由になりたい願望の色、
と捉えても無理がありません。


3-10:



26分20秒付近
楊家の馬が倒れ、金山(チンシャン)が獣医師(?)の所へ連れて行く。
ダンナが不在になるので、菊豆(チュイトウ)が天青(ティエンチン)を誘います。
ここでも菊豆(チュイトウ)の上衣は青。

…今がチャ~ンス、助けて、天青(ティエンチン)って事。

そして、髪を後ろで留めている細紐(?)が赤。
…黒髪には目立つ赤。
…後ろに隠していても、嫌でも目立つ「革命への思い」、ですな。

また、嫌に目立つ(笑)赤い肉らしき物を菊豆(チュイトウ)は天青(ティエンチン)の丼へ入れます。
でも、天青(ティエンチン)は食べません。
…覚悟を決めて、「革命」をあんたも起こすのよ、と言う事。
…天青(ティエンチン)は食べないですが、おそらく、色を強調するための物で、
人間には食べられない物ではないかと推測。


3-11:
黄色


28分付近
菊豆(チュイトウ)が煮え切らない天青(ティエンチン)の部屋へ行く。
菊豆(チュイトウ)の着ている服が黄色。
髪を後で留めている細紐(?)の色が赤。

…菊豆(チュイトウ)は天青(ティエンチン)が好きなんです。


3-12:
桃色



28分30秒付近
ダンナが倒れた馬を獣医師(?)の元へ連れてゆき不在で天青(ティエンチン)を誘惑した翌朝、
染色の仕事場で。
朝食を食べる菊豆(チュイトウ)と天青(ティエンチン)。
再び誘惑。
結ばれる二人。

菊豆(チュイトウ)の上衣が桃色。
…菊豆(チュイトウ)の方はやる気満々、怖いもの無し状態(笑)。

天青(ティエンチン)の前掛けの色が赤。
…天青(ティエンチン)は革命(=赤)、つまり叔父楊金山(ヤン・チンシャン)を裏切る覚悟は出来ています。
もうひと押し(笑)。

背景にある染め上った青い布。
…空へ飛んでいく様に現状を脱したい二人の気持ちです。


3-13:


30分付近
結ばれる二人。
菊豆(チュイトウ)が留め具を蹴飛ばし、染色中の赤い布が赤用染色槽へ高速落下。

…求め合う二人の熱情の象徴。
…布が天青(ティエンチン)。
…赤い染色液で一杯の染色槽が菊豆(チュイトウ)。

続いて染め上り、吊るしている赤い布を下から上へ移動して撮影したカット。
…染色槽に落ちた布が染め上り、乾かしている状態ですから、
二人にとっての革命(=赤)が成功したと言う事。






タグ 菊豆 張藝謀 コン・リー リー・パオティエン リー・ウェイ





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : ☆.。.:*・゚中国・香港・台湾映画゚・*:.。.☆
ジャンル : 映画

『菊豆』その3

改めて観ると面白く、演出も興味深い。
演出について見て行きましょう。


1:
冒頭、天青(ティエンチン)が橋を渡り村に入ります。

橋は渡れば、「決意」、「決定」の象徴。
渡らなければ「迷い」の象徴。

天青(ティエンチン)はこれから「決意」すると、最初に示しています。


2:
菊豆(チュイトウ)が染め終わった反物を物干し台で竿に掛け、楊天青(ヤン・ティエンチン)が下から見上げるカット。
照明を上から投げかけています。
菊豆(チュイトウ)が文字通りの「高嶺の花」である象徴。
オマケに上から照明を当てていますから、後光を背負った観音様ですよ。
楊天青(ヤン・ティエンチン)は眩しくて、ハッキリと菊豆(チュイトウ)を見る事が出来ません。
直視出来ない程の恐れ多い存在であり、直視出来ない程の美貌であると言う事です。


3:
23分50秒付近

菊豆(チュイトウ)が金山(チンシェン)に折檻を受けた翌朝、
私は殺されると告白します。

ここでは菊豆(チュイトウ)と楊天青(ティエンチン)の位置が逆になります。
物干し台の上にいるのが、楊天青(ティエンチン)。
下にいるのが、菊豆(チュイトウ)。
苦しい地上から天上界への救いを求める菊豆(チュイトウ)です。


4:
27分付近

ダンナが獣医の所へ行き不在の時、菊豆(チュイトウ)は天青(ティエンチン)を誘惑します。
2階で待っているのですが、天青(ティエンチン)は階段の途中まで来て引き返します。
そこで菊豆(チュイトウ)は夜になると、階下の天青(ティエンチン)の部屋へ行きます。

2階が暗示する「天上界」ではなく1階が暗示する「俗世間」で愛を確認しようとする。
まだ「しようとする」で「する」ではありません。
それでも、どうも男と女の関係ですからキレイにはいかんゾ、と暗示してますね。


5:
1時間6分付近

菊豆(チュイトウ)が天青(ティエンチン)と共に医者へ行き、治療の後、峠を越えて帰宅。
「峠」を越えちゃった二人。


6:
同じく
1時間6分付近

染色槽で染色遊びをする天白(ティエンパイ)と金山(チンシャン)。
天白(ティエンパイ)が金山(チンシャン)の車桶の綱を持ったまま突然走りだすと、車桶が引っ張られバランスを崩し、
綱が切れます。
綱が切れるコマ落しのカットは、『金陵十三釵 The Flowers of War』の最初の方にも似たカットがあります。
女子学生が逃げる時に弦楽器の絃が何かに引っ掛かり切れるカットです。
こちらの方はハイスピードで撮っています。
ハイスピードの方が緊迫感、緊張感がありますから、『菊豆』で使わなかったのは予算の関係かもしれません。


7:
また、全編に亘り出て来る干してある反物。
これも、『HERO』の終盤、宮殿内に吊るされている薄幕の数々、絶対この映画から来ているよなぁ。





タグ 菊豆 張藝謀 コン・リー リー・パオティエン リー・ウェイ






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : ☆.。.:*・゚中国・香港・台湾映画゚・*:.。.☆
ジャンル : 映画

『菊豆』その2 BD版

BD版について

1:
最初の楊天青(ヤン・ティエンチン)(演:李保田(リー・パオティエン))がロバを引いて橋を渡り、町へ入るカットからDVDとは違います。
物の輪郭が全てハッキリ、クッキリとなり透明感と鮮明さがDVDとは完全に別物になってます。

色も変わっていて、本来はBD版の方が近かったのではないでしょうか?
冒頭に楊天青(ヤン・ティエンチン)が菊豆(チュイトウ)(演:鞏俐(コン・リー))の水浴びを覗き見するシークウェンスで、
ロバの鳴き声で驚き壁から離れるカット。
DVDでは赤っぽい光で、BDでは青っぽい光になってます。
ここは話の流れから夜と分かりますから、BDの方が正しいはずです。


また、DVDで気になった冒頭での映像の上下の揺れが完全に無くなっています。

BDの円盤自体もピクチャーレイベルになりました。
最初の屋根が沢山映るカットです。





タグ 菊豆 張藝謀 コン・リー リー・パオティエン リー・ウェイ





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : ☆.。.:*・゚中国・香港・台湾映画゚・*:.。.☆
ジャンル : 映画

『八甲田山 完全版』

★簡単な紹介

○公開
1977年6月18日

○上映時間
2時間49分

○スタッフ
原作:新田次郎
脚本:橋本忍
演出:森谷司郎
撮影:木村大作
照明:大沢輝男(ロケーション)、高島利雄(セット)
音楽:芥川也寸志
プロデューサー:橋本忍、野村芳太郎、田中友幸

○出演
高倉健……………徳島大尉、弘前歩兵第三十一聯隊、第一大隊第二中隊長
前田吟……………斉藤伍長、弘前歩兵第三十一聯隊、雪中行軍隊員

石井明人…………徳島大尉の少年時代

三國連太郎………山田少佐、青森歩兵第五聯隊、第二大隊長
北大路欣也………神田大尉、青森歩兵第五聯隊、第二大隊第五中隊長
加山雄三…………倉田大尉、青森歩兵第五聯隊、第二大隊本部
緒形拳……………村山伍長、青森歩兵第五聯隊、雪中行軍隊第五中隊
下條アトム………平山一等卒、青森第歩兵五聯隊、雪中行軍隊員
佐久間宏則………長谷部一等卒、青森歩兵第五聯隊、神田大尉従卒、斉藤伍長の弟、雪中行軍隊員
新克利……………江藤伍長、青森歩兵第五聯隊、雪中行軍隊員
森田健作…………三上少尉、青森歩兵第五聯隊、遭難救助隊帳

加藤嘉……………作右衛門、田茂木野村
秋吉久美子………滝口さわ、案内人
山谷初男…………沢中吉平、案内人、熊ノ沢部落




★評


DVDのブックレット内の鈴木伸夫氏(青森放送)のエッセイによると、TV放送は、
第一回目:1979年4月27日、フジTV系
第二回目:1982年10月6日、NTV系水曜ロードショー

ヴィデオを借りた記憶が無いので、おそらく両方を観ています。
雪山の場面は全てロケだったのでまた観たいとかなり昔から思い、
最近、『あゝ野麦峠』も観て再び観たくなり、
Bookoffのポイントがかなり溜まっていたのでポイントで買い観ました。
2000年に出たトールケースではなくCDケースと同じ大きさの物。

Amazonのレビューを見ると日本映画らしく、デジタルリマスターとは思えない映像の汚さなので、
BDは手に入れる気にはならず、DVDにしました。


1:
音楽

まず、久し振りに観て気になるのが、
音楽の下手さ加減(溜息)。
この点、非常に日本的。
音楽の使い方のまずさに相変わらずのウンザリ(溜息)。
他でも書きましたが、ドラマや映画は無声映画から始まったのですから、
音楽は無用、不要。
音楽はいらないものなんです。
役者の演技と監督の映像表現で作る物なんです。

そしてこの映画、
冒頭からなんでこんなに大仰なんだろう?
悲劇の映画ですが、だからと言って悲劇的な音楽を入れる必要は皆無。
音楽で悲劇を強調、補強する必要皆無。


2:
映像

2-1:
次に気になるのが、映像の汚さ(溜息)。
冒頭に流れるのが、十和田湖の錦秋のはずが、
何なんでしょ、この汚い山並み(溜息)。
紅葉が茶葉になってる(溜息)。

DVDの鈴木伸夫氏(青森放送)のエッセイによると、製作から15年後、1992年第一回あおもり映画祭で上映された時、
既に退色し十和田湖の紅葉が枯れた色になっていたそうです。
4kスキャニングHDリマスターに時代になりつつあるのに、このダメさ具合(溜息)。
もっともこのDVDが出たのが2000年で最新のBD版が出たのが2015年。
この映画と同じく橋本プロの『砂の器 デジタルリマスター2005』のDVDも同じ程度の改修、改善具合だったから
期待してはいかんのでしょう。

それでもね、

>『砂の器』の冬と春の親子の旅の撮影が終わった、昭和49年(1974年)5月に本格的な『八甲田山』のロケハンを行った。
当初、橋本(忍、脚本家)は、東京近郊の長野県か群馬県のスキー場の裏側でも撮影が出来ると考えていたが、青森隊と弘前隊が実際に雪中行軍したコースを踏破した結果、
「ロケーションが主のこの映画は空気まで写る。つまり、フィルムには空気が写る。ここ以外で撮れば『八甲田山』ではなくなる。何年かけてもここで撮るしかない」といい、
野村(芳太郎プロデューサー)も森谷(司郎監督)も異議なく賛成し、日本映画では初めて3年の歳月をかける『八甲田山』の製作が決定してのである。
(DVDの同封ブックレットP.5から)

八甲田山系の空気を観てみたいんですが、現状では不可能の様です。
いずれBDを手に入れどう映っているか、観ないかんですな。

、と思っていたら、
2017年1月4日(水)、午後3:45、NHK総合、
『15分でにっぽん百名山「八甲田山」』を再放送。
酸ヶ湯温泉→仙人岱(湿原)→大岳(1585m、八甲田山の最高峰)→上毛無岱(湿原)→下毛無岱(湿原)
のコース。
こいつはツイテいると観たら、去年2016年10月上旬の撮影で、紅葉、黄葉、橙葉が、何と、色が悪い(@_@)。
全体にくすみ、紅葉は茶色っぽい(溜息)。
おそらく、2016年夏の高温が秋まで続いたため。
これでは、『八甲田山<完全版>』の色の悪さの文句を言えん(涙)、(笑)。

再びそれでもね(笑)、

満開のレンゲツツジが群生しているカット、
ここで汚さがバレる(笑)。

2-2:
雪山の映像は、大した画質ではなくても、やはり日本映画史上に残る質であり、臨場感、迫力があります。
吹雪のカットは全て本物。
送風機を八甲田の山奥へ持っていけるはずもありませんから風待ちで4~5時間は当たり前だったとか。

雪の厳しさと比較するために、青森の春夏秋のカットが入りますが、
リマスターで十分に修復されていないため、ボヤけ不鮮明な映像なので効果が非常に低い。
本来は鮮烈な対比になるはずですが、単なる挿入カットにすぎません。
40年前の初演時の状態が分からないのですが、初演時のフィルムでは森谷司郎監督と橋本忍脚本家の意図通りに映像になっていたのでしょうか?


3:
演出

3-1:
暗い場面や状況で人の顔が見えないとか、Amazonのレビューにあります。
確かにリマスターを十分にやらず修復出来てないカットもあるでしょうが、
行軍中の兵士の顔の黒さは垢や埃の汚れ、凍傷による黒ずみの演出の方が大きいでしょう。
でも、実際にはそうではなく、雪中行軍隊員の顔も極寒に曝され実際に赤黒くなった様です。

DVDのブックレットによると、顔ではありませんが体についてどうなるか、書いてあります。

>緊張した中で本番がスタートした。
絶叫しながら着ている衣服をはぎ取って行くと寒風を受け皮膚が一瞬赤くなったが、みるみるうちにどす黒く変化した。
雪に埋もれて再び顔を上げた原田(君事)の顔は、とても人間とは思えなかった。
(DVDの同封ブックレットP.14から)
(原田君事(=はらだくんじ)のサイト→http://www3.point.ne.jp/kunji1942/)

3-2:
1902年(明治35年)1月23日、
青森第五聯隊(北大路欣也演じる神田大尉、三國連太郎演じる山田少佐がいる遭難する方)にとっての初日、
青森第五聯隊が馬立場に小峠から吹雪の中、何とか到着。
そこで村山伍長(緒形拳)が満開のレンゲツツジの群生を思い出します。

このレンゲツツジ、実は有毒。
北海道から九州まで全国に分布しますが、牧草地の様な草原などの生育し、馬は食べないそうです。
このため「ウマツツジ」の別名もあり。
蜜も有毒で養蜂業者もレンゲツツジの開花期には避けるそうです。

脚本の橋本忍、演出の森谷司郎、この事実を知っていたのでしょうか?
そうだとすると、明らかに八甲田山と雪中行軍の危険を暗示する演出でもあります。
オマケに村山伍長は「六月に来た時には夢の中の様だった」なんて事まで言い、とんでもない夢を暗示しています。
レンゲツツジの毒性を思えば、麻薬の夢を暗示させ、文字通りの「死へと導く夢」です。


3-3:
1902年(明治35年)1月24日、
青森第五聯隊にとっての二日目。
指揮官達は振り返りません。
また駒込川支流の崖を登らねばならない時、ロープを使わず一人づつ登ります。

弘前第三十一聯隊は滝口さわ(秋吉久美子)を案内人にします。
冬山に慣れている滝口さわは遅れがちな第三十一聯隊を頻繁に振り返ります。
先頭に立つ徳島大尉(高倉健)も同様に何回も振り返ります。
更に犬吠峠を登る時は麻縄で一人づつ結びます。

部下に注意を払う余裕が有るか、無いか、
団結力が有るか、無いか、
の違いを表してますね。

また、青森第五聯隊が田代行きから馬立場へ変更後、鳴沢の崖を登るシークウェンス。
本当に氷結した崖を登り、滑り落ちてます。
スタントがやってるのは間違いありませんが、八甲田の山の中でのロケ。
よく誰も怪我しなかったもんです。
中々迫力のあるシークウェンスなんですが、新田次郎の原作でも鳴沢の崖を登りますが、
滑落の描写はありません。

3-4:
1902年(明治35年)1月25日、
青森第五聯隊にとっての三日目。
北海道石狩国上川郡旭川町(現、旭川市)で観測史上最低気温-41.0℃を記録。
2016年現在、この最低気温は更新されていません。


弘前歩兵第三十一聯隊、三本木にて。
最初のシークウェンス。
藁沓の束と乾燥唐辛子の束を手に手に宿へ帰る兵士4人。
徳島大尉の用意周到さを示すシークウェンスですが、
67名にまで減った当日の青森第五聯隊の彷徨との差が大きく我ら観客には意外にも衝撃が大きい。
特に乾燥唐辛子の束の赤、これが効果的。
それでも、これが4KスキャニングフルHDなら、もっと鮮やかな色になっていたんですが…

3-5:
1902年(明治35年)1月26日、
青森第五聯隊にとっての四日目。

倉田大尉(加山雄三)と山田少佐(三國連太郎)の集団は駒込川峡谷沿いに前進。
神田大尉(北大路欣也)は江藤伍長(新克利)との二人になります。

この別れ方がよく分かりません。
映画の編集だと、先頭を行く神田大尉に倉田大尉以下が付いて行けず道に迷った様にも捉えられます。
ただ神田大尉は「倉田大尉以下は駒込川の峡谷だ」と言います。
神田大尉と倉田大尉はどうするか話し合ったのか?
それとも気が付けば離れ離れになり、話し合ったつもりになったのか?
疲労、寒さ、空腹感、体力消耗で前後不覚になったか?

そこで原作を確認すると、
P.205
>嚮導(きょうどう)将校として先頭を歩いて行くのが倉田大尉なのか神田大尉なのかも分からなかった。
彼等はだだどちらかに従ついて行くだけであった。倉田大尉のグループは駒込川の峡谷の方へ降りて行った。
(中略)
神田大尉は自信を持って進んだ。空が晴れたときに方向をチェックしていたから、このまま進めば必ず大峠に出、
やがて田茂木野に達することができるに違いないと思っていた。

そう、考えられる状態ではなく本能的、感覚的になっていたからこの分かりにくい演出でいいんです。

新克利演じる江藤伍長は、この雪中行軍の数少ない生存者の一人、後藤房之助伍長をモデルにしています。
在命中の1906年7月23日、二日目と三日目の露営地の間に銅像が建てられ、1999年には青森市有形文化財として登録されました。
劇中では最期、現在(1977年)の村山元伍長(緒形拳)が訪ねるカットがあります。

3-6:
1902年(明治35年)1月27日、
青森第五聯隊にとっての五日目。

江藤伍長が三上少尉(森田健作)率いる救助隊に発見される日。

弘前第三十一聯隊が劇中、雪崩に遭いますが、原作ではありません。
実際に雪崩を起こして撮影したそうですが、悪くはありません。
大したことない音のせいかもしれませんが、良いと言う程の迫力もありません。
この辺が日本映画界の限界なんでしょう。

3-7:
1902年(明治35年)1月28日、
青森第五聯隊にとっての六日目。

徳島大尉(高倉健)が自決したと思われる神田大尉(北大路欣也)を発見します。
これは映画だけの演出で、原作にもありません。

3-8:
映画、原作共に山田少佐(三國連太郎)が拳銃自殺したことになっています。
実際には違うと断定して良さそうです。
演出です。

色々言われてる様ですが、少なくとも拳銃自殺は出来なかった。
『八甲田雪中行軍遭難事件の謎は解明されたか』を書いた麻酔医の松木明知医師が衛生面からこの件を調べ論文を書いています。
それがネット上に公開され読むことが可能です。
(→http://jsmh.umin.jp/journal/54-3/215.pdf)
結論として拳銃自殺を否定し、陸軍が死因を偽装したと強く示唆されるとまとめています。
この論文には江藤伍長のモデルの後藤房之助伍長、山田少佐のモデルの山口鋠少佐が救助された時の状態も書かれています。
原作と映画に描かれているの様な生易しいものではありません。


4:
役者

高倉健演じる徳島大尉の少年時代を演じた石井明人、一重の目が高倉健に似ていて、
日本映画にしては合格の配役。
ただ、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』でのロバート・デ・ニーロの様にハリウッド映画だと、
もっと似ている子役を見つけ出してくる。

滝口さわ案内人を演じる秋吉久美子は記憶通りの美貌。
特に、
案内が終わり、弘前連隊の一行から敬礼を受けるシークウェンスで振り返るカットでの美しさは記憶通り(^.^)。
(→心温まる良いシークウェンスなんですが、新田次郎の原作では違い、隊列の後の追いやり五十銭銀貨を渡し、敬礼は無し)


5:
色々

5-1:
>「今、八甲田山を作るとすると、直接製作費が3年で約20億…いや、それでも無理、金をかけるだけでは出来ない」
(DVDの同封ブックレットP.16から)

40年後の現在2017年だと、ドローンがありフルHDのGoProで空撮が以前より簡単に出来るので、この点ではより良い物が作れます。

5-2:
DVDの同封ブックレットは中々面白い。

5-2-1:
ただ、両聯隊の経路、遭難者の図が同封のブックレットに無いのが玉に瑕。
新田次郎の原作、新潮文庫版に両方が有るのでそちらをどうぞ。

遭難者の図の方は青森歩兵第五聯隊が事件半年後に出した『遭難始末』から作ったのは間違い無く、
元の図版は帝京大学の学内誌に発表された論文に引用があります。
元の図版には亡くなった9名の将校の名前と発見された場所、捜索のベースキャンプである哨所が入っています。
これもネット上に公開され誰でも閲覧可能です。
(→https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kyoiku-38-05.pdf)

5-2-2:
さて、この遭難の最初の本(?)である遭難報告書の『遭難始末』、国立国会図書館に当然の様に所蔵され、
ネット上に公開され、これも誰でも閲覧出来ます。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/844357

便利な世の中になったもんだねぇ(笑)。
遭難者の図もありますが、帝京大の論文の方が見やすいですね。

5-2-3:
もう一つ不足しているのは、上にも書いた日本で最低気温を記録した日。
遭難事件が発生した1902年(明治37年)1月23日から1月27日の内、
1月25日に北海道石狩国上川郡旭川町(現、旭川市)で観測史上最低気温-41.0℃を記録。
(
→公式記録、非公式だと-45.0℃を1953年1月3日、北海道天塩国上川郡風連町(現、名寄市)で記録)
DVDとブックレットに加えるべきです。

新田次郎の原作では、終章(新潮文庫ではpp.289~290)に書かれています。

異常寒冷現象は第五聯隊雪中行軍隊が出発した一月二十三日の午後からその徴候を現わし始めた。
北海道に根を据えた高気圧は頑として移動せず、その勢力は東北地方の北部に及んだ。
高気圧に停滞に伴う輻射冷却によって急速な気温低下が起こり、二十五日には北海道旭川においては零下四十一度という、日本における最低気温記録を出した。
この最低気温の記録は現在に於ても依然として破られずにいる。
当時、北海道から東北地方北部にかけての酷寒気団がいかに優勢なものであるかを窺知することができる。
雪中行軍隊は、たまたまこの頃近くを通過した低気圧による暴風雪とその後に襲って来た寒気団に打ちのめされたのであった。


こんな日に大した装備も知識も技術も経験も無いのに行ったんだから、史上最悪の山岳遭難になるはずダワイ(溜息)。

5-3:
原作者の新田次郎はこの小説以前にも青森歩兵第五聯隊の雪中行軍遭難の小説を書いています。
小説と言っても短編で、題名が、
『八甲田山』
新潮文庫の『強力伝・孤島』に入っています。
初出は『吹雪の幻影』の題名で、1955年(昭和30年)9月、朋文堂刊、『強力伝』に収録。
『八甲田山死の彷徨』が1971年(昭和46年)に書き下ろしで新潮社から出たから、
16年も前から書いていた(@_@)。

5-4:
弘前歩兵第三十一聯隊の当時の写真が学習院大学の図書館に5枚ですが、残っています。
(写真を紹介したブログ→http://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2011-02-28)
(『写真集 明治の記憶 学習院大学所蔵写真』の版元吉川弘文館のHP→http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b33149.html)
カメラと写真が殆ど無かった頃ですから、非常に貴重な写真です。

5-5:
記憶に残ってる場面があり、それを今回確認したかったんです。
どういう場面かと言うと、

青森歩兵第五聯隊が露営中、おそらく二日目か三日目の事。
時刻は夜。
二人の兵卒が部隊から離れたか落伍し、さ迷い、崖か斜面を登っている途中で力尽き動かなくなる。
そしてカメラが上に動くと二人の兵卒の少し上に稜線。
更にカメラが上に動くと反対側、下った所に人家らしき建物、窓から明かりがこぼれている。

もう少しで助かったのに…、とかなり衝撃的であり印象的でした。
今回観るとそんな場面は無し、観落としてるかともう一回観ても無し。
人生後半に入り何年も経ってるヲヤヂの私CYPRESSですから、記憶の混乱が起こってる可能性は低くありません。
そこで、ネットで調べると、1978年の4月から5月に全6回の連ドラが作られTBSで放送されています。
「八甲田山雪中行軍遭難事件サイト」という所があり、その中にこのテレビドラマのページがあります。
そして聞き起こした脚本まで在ります(@_@)。
(→http://www.h7.dion.ne.jp/~wakana-s/whiteout_tbsdrama.html)  
早速読んでみると、無い(涙)。
第三話、第四話の分が無いのでひょっとするとどちらかにあるかもしれません。







タグ 新田次郎 高倉健 北大路欣也 前田吟 三國連太郎 森田健作 新克利 緒形拳 秋吉久美子








★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村




映画(全般) ブログランキングへ


人気ブログランキングへ

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『並河靖之七宝展 明治七宝の誘惑ー透明な黒の感性』 その1

★簡単な紹介

2017年1月14日(土)~4月9日(日)

東京都庭園美術館

HP→http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/170114-0409_namikawa.html


1:
明治の超絶技巧の七宝家、並河靖之の回顧展が間もなく開催されます。
有線七宝の方です。

超絶技巧は素人が見ても十分楽しいので、個人的にも楽しみだし、
万人にお勧め出来ます。





タグ 並河靖之 有線七宝 超絶技巧





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
お客様数
FC2ブログランキング
気に入った記事が有りましたら、クリックをお願いします。 ↓

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
テレビ・ラジオ
115位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
国内ドラマ
32位
アクセスランキングを見る>>
にほんブログ村のランキングです。
気に入った記事が有りましたら、「このブログに投票」をクリックして下さい。
"BLOG RANKING"のランキング
アットウィズ社提供のブログランキングです。気に入った記事が有りましたらクリックをお願いします。
月別アーカイブ
カテゴリ
ユーザータグ

稲葉天目 東京国立博物館 平成館 平岡祐太 坂口健太郎 鈴木亮平 金田明夫 松たか子 富澤たけし 八木亜希子 吉岡里帆 有線七宝 東京都庭園美術館 超絶技巧 濤川惣助 並河靖之 無線七宝 シシド・カフカ 木野花 住田萌乃 福田ゆみ 鈴木省吾 中村蒼 瑛蓮 篠原篤 大倉孝二 村井國夫 ヤオ・アイニン 工藤阿須加 渡辺大 山本未來 キムラ緑子 黒木瞳 新井浩文 芳根京子 高畑充希 佐藤二朗 大島蓉子 石川恋 Mummy-D 眞島秀和 中川知香 平幹二郎 菊池亜希子 タイム・トラベラー 石山透 栗本薫 グイン・サーガ 神保悟志 リー・パオティエン リー・ウェイ 菊豆 山田美紅羽 篠川桃音 風間俊介 手塚とおる 桜田ひより 水谷豊 高倉健 三國連太郎 新田次郎 新克利 秋吉久美子 緒形拳 田中要次 柄本時生 小堺一機 山本茂美 女工哀史 野麦峠 志尊淳 ビリギャル 地井武男 原田美枝子 森次晃嗣 木下ほうか 山田涼介 川崎紘菜 ディーン・フジオカ 篠井英介 新川優愛 土屋太鳳 佐野勇斗 津田寛治 川津明日香 岩田剛典 稲垣来泉 田中直樹 解体新書 佐竹署山 小田野直武 秋田蘭画 菱田春草 サントリー美術館 江口のり子 本田翼 石原さとみ 青木崇高 加賀丈史 菅田将暉 モネ 向井潤吉 モディリアーニ デトロイト美術館 ゴーギャン クレラ―・ミュラー美術館 ファン・ゴッホ美術館 根津美術館 圓山應擧 アルチンボルド 国立西洋美術館 伊藤かずえ ボイマンス美術館 ブリューゲル バベルの塔 山田太一 長澤芦雪 仙厓 出光美術館 曽我蕭白 円空 正倉院 小林よしのり 戦争論 アメリカン・スナイパー 続・タイム・トラベラー マネ ラ・トゥール 聖トマス カラヴァッジョ 鈴木其一 賀来千賀子 エデンの東 油滴天目 曜変天目 禾目天目 伊藤修子 円山応挙 油滴天目茶碗 曜変天目茶碗 松林図屏風 藤花図屏風 雪松図屏風 長谷川等伯 酒井抱一 俵谷宗達 立石鐡臣 奥村公延 大塚周男 石川進 市原隼人 今井悠貴 みかんの花 望郷 海の星 雲の糸 ハインケル スピットファイア― メッサーシュミット 新国立美術館 ポルト・リガトの聖母 中村倫也 やべきょうすけ 三田真央 佐々木心音 光宗薫 久松郁美 本多力 山本裕典 満島真之介 東京藝術大学 森田藻己 恵順 宮川香山 朝顔図屏風 横山歩 坂井真紀 富田靖子 石井杏奈 高畑裕太 村上虹郎 寺尾聰 真剣佑 三宅弘城 片桐仁 滝藤賢一 松尾幸美 木村文乃 宅間伸 浅茅陽子 時計じかけのオレンジ 福山翔大 ルドヴィコ療法 20世紀少年 小室哲哉 浦沢直樹 仲代達矢 細うで繁盛記 富士眞奈美 金田誠一郎 根本りつ子 京都市美術館 国立新美術館 福岡市美術館 ダリ展 ルノワール 竹内涼真 菊池風磨 八木莉可子 黒島結菜 川瀬巴水 吉田博 小島梨里杏 赤間麻里子 林田悠作 滝沢沙織 小野塚勇人 ジュディ・オング 山田将之 妹尾青洸 鈴之助 エミール・ガレ 高月彩良 森永悠稀 十二ヵ月花鳥図貼付屏風 八ッ橋図屏風 紅白梅図屏風 風神雷神図屏風 MEGUMI ボッティチェリ ダ・ヴィンチ 伊藤若冲 拙宗等揚 雪舟等楊 銅鏡 青木宗嵩 原菜乃華 大空真弓 大和書房 橋田壽賀子 石井ふく子 再販制度 Amazon 泰明画廊 府中市美術館 門脇麦 尾藤イサオ 小芝風花 松坂恵子 川栄李奈 マルシア 蘭寿とむ 瀬戸康史 徳井義美 永山絢斗 黒木華 倉光泰子 水野美紀 藤原さくら 寺田心 加藤清史郎 松田芹香 渡辺舞 山本耕史 シャーロット・ケイト・フォックス 松下由樹 橋爪功 東海道五十三次 北斎 広重 太田記念美術館 保栄堂版 ムロツヨシ 由紀さおり 大友花恋 康すおん 富岡鉄斎 青木木米 池大雅 田能村竹田 与謝蕪村 狩野元信 浦上玉堂 着艦 発艦 T45 F14 成宮寛貴 町田市立国際版画美術館 ビュラン メラン デューラー 柄澤齊 エングレーヴィング Leola 濱田龍臣 藤田弓子 西岡徳馬 飯豊まりえ 松井愛莉 目黒区美術館 目黒川 高野野十郎 大谷亮平 冨士三十六景 松下奈緒子 りりィ 佐伯祐三 安井曾太郎 岡本太郎 安田靫彦 中村研一 岸田劉生 田村孝之介 和田三造 北蓮造 野波麻帆 竜星涼 今野浩喜 燕子花図屏風 風神雷神図 本阿弥光悦 光琳 舟橋蒔絵硯箱 夏秋草図屏風 ティーチャ 六十余州名所図会 千絵の海 富士三十六景 名所江戸百景 原安二郎 坂上忍 矢柴俊博 エマオの晩餐 カキツバタ 誰が袖図屏風 白石美帆 小西真奈美 佐藤直紀 高浮彫 釉裏紅 釉下彩 暗花 皆川猿時 松尾スズキ 大人計画 村上弘明 陣内孝則 池内淳子 エッケ・ホモ 東京西洋美術館 妻への家路 鞏俐 陳道明 チェン・ダオミン カストラート 高良健吾 森川葵 伊藤歩 真飛聖 甲本雅裕 鎌田敏夫 吉田羊 野村周平 品川徹 和久井映見 蓮佛美沙子 福士誠治 ダニエル・ブリュール クリス・ヘムズワース 柄本佑 秋野暢子 世田谷美術館 江戸東京博物館 糸巻きの聖母 福山庸治 レンブラント 牛乳を注ぐ女 水差しを持つ女 天文学者 高田彪我 西村彦兵衛 象彦 三井記念美術館 川崎敬三 山形勲 バイラス 平岳大 中島裕翔 平澤宏々路 多岐川裕美 サンダーバード 木皿泉 薬師丸ひろ子 弓をひくヘラクレス ブールデル 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝 中村勘九郎 宮川大輔 立川談志 田邊哲人 生人形 安本亀八 野見宿禰 当麻蹴速 松本喜三郎 谷汲観音像 聖女 聖プラクセディス 植田正治 マグリット 龍安寺方丈庭園 小堀遠州 枯山水 秋冬山水図 抽象画 カンディンスキー 抽象芸術 星野源 江口のりこ 松岡茉優 美保純 蛍雪次朗 上島竜兵 加賀まりこ 受胎告知 綾戸智恵 真野恵里菜 平井真美子 中條友彪 森口瑤子 DVD 再販売価格維持制度 ブルーレイ CD 世界中心で、愛をさけぶ 本阿弥勝義 歌麿 五姓田義松 神奈川県立歴史博物館 写楽 小林清親 清水富美加 マルモッタン美術館 池田成志 琳派 思い出のマーニー 1984年 オーウェル 明日、ママがいない 図書館戦争 華氏451度 日本伝統工芸展 ハウルの動く城 井上由美子 古沢良太 伊豆の長八 鏝絵 入江長八 松崎町 葵わかな 神田沙也加 城田優 川平慈英 内山理名 西内まりや 尾美としのり 冷泉家 總持寺 西新井大師 藤原道長 蔵王権現 三佛寺 投入堂 山田望叶 上川隆也 太賀 市川由衣 馬場園梓 大原櫻子 中島美嘉 稲森いずみ 小林涼子 窪塚俊介 山下リオ 貝桶 蒔絵 初音蒔絵調度 沈金 水上剣星 塚地武雄 平成狸合戦ぽんぽこ 歌川国芳 国芳 半藤一利 種田陽平 昭和史 生きている兵隊 石川達三 クリスチャン・ベール 武士道 新渡戸稲造 大友加恋 円谷プロ 石田登星 相築あきこ 吉本美憂 田上唯 高畑勲 ピノキオ ディズニー 黒川智花 松下洸平 中条あやみ 警部マクロード 櫻井淳子 宮地雅子 内館牧子 儒教 中庸 すぐやる課 吉本美優 高杉真宙 桐原亮司 ロバート・ハインデル 熊川哲也 吉田都 早見ひかり 佐藤蛾次郎 大瀑布図 氷図 大乗寺 松に孔雀図 相国寺 大英博物館 鴨井玲 藤本飛龍 アンギアーリの戦い 開運!なんでも鑑定団 狂鬼人間 封印作品の謎 安藤健二 スペル星人 遊星より愛をこめて 高橋二三 丸山智己 鈴木勝大 浅利陽介 井原剛志 相葉雅紀 市川猿之助 高田純次 モーリス・ユトリロ 大野敏哉 中原丈雄 石丸幹二 石田えり 金すんら 中野裕太 水原希子 山西惇 池津祥子 足立梨花 近藤芳正 郷ひろみ 星月夜 大はしあたけの夕立 三遠法 規矩の法 紫吹淳 上野なつひ 橋本稜 鶴見信吾 床嶋佳子 山口馬木也 歌川椎子 藤井流星 山本浩司 天野ひろゆき 真島秀和 重森三玲 菊地成孔 東福寺本坊庭園 カメラオブスクラ ベット・ミドラー ローズ 落合モトキ 愛なんていらねぇよ、夏 「PIECE MY OF WISH」 阿部サダオ 水晶置物 鈴木長吉 小松彩夏 仁科亜希子 扇面散貼付屏風 イグアナの娘 SUMMER NUDE 神田紺屋町 戸田昌宏 山口智久 ダニエル・キイス 浮世絵 シェル シューマッハ フェラーリ ジュリエッタ・マシーナ 松尾諭 佐野亜裕美 中村橋之助 東出昌大 東山紀之 橋部敦子 零士 夜王 清野菜名 田山涼成 アリスの棘 檜図屏風 狩野永徳 Woman オレンジデイズ 大藪晴彦 大根仁 山口祥行 NHKアーカイブス 未来からの挑戦 紺野美沙子 吉俣良 清野とおる 椿かおり SAYUKI 岩本多代 野際陽子 東京都北区赤羽 尾上松也 根付 嶋田久作 野島伸司 ずっと一緒さ 中尾彬 島田久作 薄宏 歌川広重 狩野永祥 岡本信人 小林正寛 原田泰造 高橋真唯 村井良大 岩井堂聖子 早見あかり 戸次重幸 森カンナ 信長協奏曲 えなりかずき 雪松図 松林図 篠原ゆき子 賀来賢人 田口淳之介 堀部圭亮 BD 山中崇 つみきみほ 鈴木杏樹 山本道子 波留 永島瑛子 ベンガル 織本順吉 原日出子 小林星蘭 千葉雄大 キッチンが走る 伊那 森下能幸 小関裕太 柴田理恵 不破万作 安藤玉恵 古田新太 大滝秀治 長塚京三 古谷一行 狩野常信 乾山 狩野重信 狩野探幽 狩野尚信 仁清 児童虐待 原爆の子 広島の少年少女のうったえ 荒谷清水 宇野祥平 古畑星夏 チェン・コン 陳坤 ジュウ・シュン 周迅 リウ・イエ 劉燁 小さな中国のお針子 矢本悠馬 淵上泰史 高橋けい 山種美術館 牧進 横山大観 加山又造 川端龍子 名樹散椿 速水御舟 ダンカン 石田法嗣 早乙女太一 麿赤兒 ボストン美術館 上野の森美術館 下村観山 東京国立近代美術館 岡倉天心 モォ・イエン 莫言 フォ・ジェンチイ サン・バオ 故郷の香り リー・ジア グオ・シャオドン 霍建起 転校生 大林宣彦 団時朗 筒井真理子 中田喜子 大谷亮介 はろるど 鹿島 アントラーズ 東京オリンピック 大宮政志 中村鴈治郎 キングコング 西山潤 研ナオコ 藤原薫 上原陸 石井トミコ 平愛梨 田辺修斗 橋本愛 杉田成道 眉村卓 青柳翔 三谷幸喜 おやじの背中 内野聖陽 浅田美代子 藤本隆弘 中村ゆりか 井上真樹夫 財前直見 六角精児 田中泰生 二階堂智 リサ・ローブ 秋山菜津子 岡山天音 徳井優 石橋蓮司 中国新聞 被爆再現人形 広島平和記念資料館 原爆の絵 平和データベース 広島平和資料館 渡瀬恒彦 オルセー美術館 広瀬すず なごり雪 イルカ 宮武美桜 柳沢慎吾 役所広司 天宮良 翠玉白菜 NHKスペシャル 故宮博物院 アンギラス 矢島健一 強き蟻 オラトーニ ブラザーサン シスタームーン 石塚英彦 冨木宗好 高瀬好山 明珍 冨木宗行 自在置物 アートシーン 白本彩奈 マコは生きた! 草村礼子 竹内力 山崎光 真夏の方程式 石田ニコル 三浦理恵子 LiLiCo 遊井亮子 没後90年 永井大 蔦の細道図屏風 松島図屏風 六平直政 中村梅雀 ルコック・スポルティフ マイヨージョーヌ デサント本社 清水三年坂美術館 村田理如 日月烏鷺蒔絵額 村田コレクション 白山松哉 あべまみ 動物農場 復活の日 21世紀少年 蝿の王 ザ・スタンド 波濤図屏風 今井雅之 自在 刺繍絵画 牙彫 印籠 薩摩焼 金工 榎木孝明 應擧 見頃 夏秋渓流図屏風 MOZU BORDER スモーキングガン 決定的証拠 ジェームズ・ガーナ― ジョン・フランケンハイマー イヴ・モンタン アイルトン・セナ 影絵 風の又三郎 藤城清治 オーヴェールの教会 青の愛 トリコロール キェシロフスキ 原発敗戦 船橋洋一 福島第一原発 検閲 伏字 江藤淳 閉ざされた言語空間 ソルジャー・ブルー キャンディス・バーゲン ピーター・ストラウス 大虐殺 神田隆 スティーヴ・マックイーン 栄光のル・マン 田宮二郎 加賀まり子 太地喜和子 国本圭一 狙撃 ドゴラ Dr.DMAT イリス レギオン 艦載機 大木隆行 TAKAHIRO 戦力外捜査官 関根勤 有川浩 渡邉このみ 大後寿々花 三上博史 陳凱歌 チェン・カイコ― 呉天明 酒井美紀 橘らい四郎 山西省日本軍残留問題 山西省残留日本兵 奥村和一 蟻の兵隊 奥崎謙三 今村昌平 ゆきゆきて神軍 原一男 新版画 デビット伊藤 イングマール・ベルイマン マックス・フォン・シドー 第七の封印 ステファノ・ディオニジ ジェラール・コルビオ 仮面の中のアリア ホセ・ファン・ダム 七宝花鳥図三十額 迎賓館 ミレイ オフィーリア ラファエル前派 オランダの光 白の愛 葡萄ノ蔓ニ蜂ノ巣花瓶 優希美青 足尾銅山 栃木 棄民 足尾鉱毒事件 渡良瀬遊水池 田中正造 谷中村 慈恵病院 渡蟹水盤 眞葛博物館 小林正樹 切腹 武満徹 章子怡 蒔田光治 雲龍図 天龍寺 なぞの転校生 桜井美南 岩井俊二 本郷奏多 宮里駿 ミッキー・カーチス 京野ことみ 赤の愛 チュイトウ シャルトルの大聖堂 ステンドグラス 王妃の紋章 チョウ・ユンファ 秋菊の物語 バラン 大怪獣 逸見東洋 種まく人 大田区立郷土博物館 石倉三郎 小林古径 奥村土牛 コリント前書第13章 ジュリエット・ビノシュ 小松左京 愚行の輪 深海獣雷牙 深海獣レイゴー 山本學 菊池均也 決死圏SOS宇宙船 日曜洋画劇場 ジュリー・アンダーソン 生きものの記録 安達祐実 ブリヂストン美術館 カイユボット ケリー・マクギリス トップガン アメリカの巨大軍需産業 広瀬隆 点描の画家たち 印象派を越えて ミレー クレラ―=ミュラー美術館 マーティン・シーン カーク・ダグラス キャサリン・ロス ファイナル・カウントダウン ニミッツ お天気お姉さん ガッパ シュールレアリズム ギララ 三船史郎 

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR