『悲しみは海の色』

私が初めて心を捉えられたドラマ。

★簡単な紹介

〇放送
1972年6月3日~24日
NHK総合
毎週土曜日18:05~18:35
全4回
東京放送局制作
少年ドラマシリーズの第五作目

〇スタッフ
原作:山下喬子
脚本:田波靖男
演出:佐藤和哉
音楽:渋谷毅
プロデューサー:柴田和夫

〇出演者
飯島洋子(→桐林芙美)
角田徹(→中川和也)
玉川伊佐男(→芙美の父)
木村俊恵(→芙美の母)
小川悦子(→野村ちか子)
西沢利明(→塚田先生)

★評

1:
40年近く前かぁ…(汗)。
内容は山下喬子の同名少女小説を基にした女子中学生の初恋物語。題名の通り自殺騒動なんかが出て来ます。

2:
最終話を録音した程好きだったのでまた観てみたいんですが、マスターテープが残ってる可能性ゼロ。録音したテープも引越しと共にどこかへ…(涙)。

3:
観た当時若かったせいもあると思いますが、このドラマは記憶の隅に残り原作があるのを知っていたので、いつかは手に入れたいと思っていました。
そして放送から16年後の1988年頃、ついにあるスーパーの古本市で見つけました(^_^)v。
それが

★『悲しみは海の色
山下喬子
偕成社
少女小説シリーズ-1
さし絵:小林秀美
昭和45年8月10日発行

値札に書いてあるお値段\100! 文学青年でも読書家でもない私なので、この本を見つけた時以上の喜びは未だにありません。
「少女小説シリーズ」の一冊ですから、漢字に全てルビがふってある小学校高学年の女の子向けの小説。ヲヤヂに足を踏み入れつつある頃に読みましたから、2,3時間で読み終えたと思います。

4:
それから更に13年後、放送から29年後の21世紀、2001年、『少年ドラマシリーズ』に関する本が出ました。

★『NHK少年ドラマシリーズのすべて』
増山久明編著
株式会社アスキー
2001年7月26日発行

悲しみは海の色』は勿論、筒井康隆原作で第一作目の『タイムトラベラー』等全99本てんこ盛り!
悲しみは海の色』のスチール写真だけでなく、台本から書き起こした各回のあらすじまで載ってます!
台本が現存しまだ持っている人がいる事に圧倒されました。
話はやはり脚色されています。

5:
小説は特にどうと言うものではありません。
ドラマの方も同じでしょう。大人になって初めて観れば感動もしなければ、心に残ることもないと思います。
それでも小説の方は人に勧められる様なものではなくても、良かった(^_^)v。
心の片隅に子供の頃と同じものがあったという事です。
ドラマの方を観ると心の何処かが共鳴するか、気になるところですが、観られないからなぁ…。残念(涙)。

6:
ところで「スタッフ」に音楽を加えたのは、音楽をまだ覚えているからです。






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Re: No title

恥ずかしがり屋さん(笑)、コメントありがとうございます。
これからもお暇な折に遊びにいらして下さい<m(__)m>。

偶然たどり着きました。少年ドラマシリーズは『時をかける少女』しか覚えていないのですが、何故か後続のドラマの最終回のワンシーンが、頭の隅に残っています。
もしかしたらこれかな?と思い、お尋ねします。
波打ち際で、『死に来たなんて嘘みたい』『そうさ、嘘さ』このドラマの最終回でしょうか?

Re: タイトルなし

> 偶然たどり着きました。少年ドラマシリーズは『時をかける少女』しか覚えていないのですが、何故か後続のドラマの最終回のワンシーンが、頭の隅に残っています。
> もしかしたらこれかな?と思い、お尋ねします。
> 波打ち際で、『死に来たなんて嘘みたい』『そうさ、嘘さ』このドラマの最終回でしょうか?

昔の少女さん、今日は。
コメント、ありがとうございます<m(__)m>。

記事にも書いた通り、最終話のテープを紛失したので確認不可能ですし、『NHK少年ドラマシリーズ』を確認したところこの本にも最終回の台詞は載っていませんでした。

と、こ、ろ、が、です。

原作を確認したところ、何と、p,195に同じ台詞が載っていました。
原作の最後から二番目の章、「浜辺の奇跡」に在ります。
このページは短いので全文をそのまま引用しても著作権法に抵触しないと思いますので、ここに引用します。

以下引用

芙美は立ちあがった。
もう、そろそろ船の出る時刻ではないだろうか。
それにして、このまぶしい太陽の輝きようはどうだろう。
足もとで砂金がくずれ、水晶の波がさらってゆく。
わたしがいなくなる、というのに、なぜ、光はそんなにはねまわるのか。
「死に来た、なんてうそみたい。」
芙美ははらがたったので、すこし大きな声でいってやった。
むろん、相手はいない。
していえば、はねまわっている陽光や波に対していってやった。
だから、返事はかえってこないはずであった。
ところが、
「そうさ。うそさ。」
背後で声をきいた。
ふりかえった。

(太字はCYPRESS)

引用終わり

ビックリしました。
目が点です、昔の少女さん(笑)。
おそらく昔の少女さんの記憶通りだと思います。
『悲しみは海の色』第4回(最終話、1972年6月24日(土)放送)の台詞に間違いないと思います。

個人的にはこの次の台詞が記憶に残っています。
これも原作に在る台詞です。

芙美:和也さん
(→「そうさ。うそさ。」の後、芙美が和也に駆け寄りしがみつく)

待合所のおじさん:おーい、船が出ますだよう、お客さーん。

和也:ふたりで仏ヶ浦へ行こうよ


嬉しい驚きのコメント、ありがとうございました、昔の少女さん。
お暇な折にまたいらして下さい。




早速の回答ありがとうございます。
凄いですね、感動です。

と、云うか、(多分)40年も前の事をよくこれだけ詳しく知ってる(調べられた?)のが、凄いです。
私も、あの頃はテレビくらいしか楽しみの無かった時代だと思うので、忘れてしまったけれど、このドラマも見ていたのだと思います。
少年ドラマシリーズで話題になるのは、大体『タイムトラベラー』や『謎の転校生』でしたね。
タイムトラベラーは初作と云う事で、印象が強く、原作も買って読みましたが実はかなり短編で、ビックリした記憶があります

NHKにも映像が残ってなくて、視聴者が録画した最終回だったかが紹介されたことがありましたね。
続編が、出ましたが、たしか、原作者の作ではなく、脚本の方の作だったと思いますが、ちょっと飛躍し過ぎた感じがしました。
それでもノベライズは買ったのですが…

『悲しみは海の色』に戻りますが、多分この最終回の台詞も、当時からずっと覚えていたわけではないのです。
何かのきっかけで、少年ドラマシリーズと云うキーワードが、記憶を呼び覚ましたのだと思います。
原作は、(強い口調)だったのですね。私の記憶の映像は、波打ち際に、話しかけるイメージでした。
でも、長年の胸のつかえがとれた気分です。
多分、ドラマ全体を思い出す事はないと思いますが、原作も読んでみたいですね。復刻を待つしかないようですが…

気が付いたら、3年も前のスレッドに、コメントしたにもかかわらず、丁寧に調べて頂いてありがとうございました。



Re: タイトルなし

昔の少女さん、私がやったのは本から写しただけですから、汗顔の至りです(^_^;)。
このドラマのスタッフ、配役、放送日時はアスキーから出た『NHK少年ドラマシリーズのすべて』からです(^_^;)。
昔の少女さんも間違い無く気に入る本だと思います。


映像に関しては絶望的ですが、音声は、私が録音したくらいですから、全四話分残っている可能性があります。
気長に出て来るのを待ちましょう。

ところで、美術の塚田先生を演じた西沢利明氏が昨年亡くなったのをご存じですか?

『タイムトラベラー』の最終回の再(?)放送は観ました。
案内役が加賀美幸子アナウンサーだったので驚きましたね(笑)。

『悲しみは海の色』の音声の出現と原作の復刊を祈りましょう。
では、また。


一部分ですが録音があります

「断捨離」ということで、
  古い音源、古すぎるものを一応再生してデジタル化しています。
  その中で、記憶にあるものが出てきました。
  タイトルも何も不明。ネットでググると出てきました。
  一部分ですが録音があります。

原作者の、山下喬子氏とは、ハガキでのやり取りがあり先日実家で発見しました。
 もしかしたら、原作本を持っているかもしれません。

http://www.47news.jp/CN/200402/CN2004021001000884.html

---------------------------------- 以下は引用

http://nhkdrama.blogspot.jp/

NHK少年ドラマシリーズ
№5 「悲しみは海の色」

1972年(昭和47年)6月3日~6月24日 毎土曜日18時05分~18時35分

原作:山下喬子「悲しみは海の色」

脚本:田波靖男
音楽:渋谷 毅
演出:佐藤和哉

出演
飯島洋子:桐林芙美
角田 敏:中川和也
玉川伊佐男:芙美の父
木村俊恵:芙美の母
小川悦子:野村ちか子
西沢利明:塚田先生

全4回(サブタイトルなし)


夏休み明けの新学期、江南中学3年の芙美のクラスに中川和也という名の男子生徒が転校してきた。

芙美は和也の顔に見覚えがあった。

その年の春休み、親友の野村ちか子と下北半島に旅行に行った時、自殺の名所として有名な仏が浦に向かうバスの中で乗り合わせ、海岸に打ち上げられた水死体の傍らにたたずんでいた少年だったのだ。


----

No title

「悲しみは海の色」

  断捨離」ということで、
  古い音源、古すぎるものを一応再生してデジタル化しています。
  その中で、記憶にあるものが出てきました。
  タイトルも何も不明。ネットでググると出てきました。
  一部分ですが、録音があります。

 原作者の、山下喬子氏とは、ハガキでのやり取りがあり先日実家で発見しました。
 もしかしたら、原作本を持っているかもしれません。

はがき画像なども
http://ozawajun.blogspot.jp/2015/10/httpwww.html

Re: No title

小沢さん、今日は。
コメントありがとうございます<m(__)m>。

山下喬子さんからのお手紙、拝見しました。
大変貴重な物ですね。
当時はNHK気付でファンレターとか感想文を送るなんて事を考え付きもしませんでした(^_^;)。
小沢さんの様に出して返信を頂けたら、大変な宝物になっていたのですが…(溜息)。
「悲しみは海の色」の録音をネット上で発見されたのですか?
私も改めて探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした。
出来ればURLを張って頂けると大変うれしく思います。

お時間がありましたらまた遊びにいらして下さい。

CYPRESSさん

>山下喬子さんからのお手紙、拝見しました。
>大変貴重な物ですね。
>当時はNHK気付でファンレターとか感想文を送るなんて事を考え付きもしませんでした(^_^;)。

 順番が違うのです。例のハガキにありますが、「陽は夜のぼる」という作品を読んで、ハガキのやり取りが始まりました。山下喬子さんから NHK でやるということをお知らせいただき、TV を見たのです。ご自宅の住所にどうやってたどり着いたかは記憶がありません。

 悲しみは海の色 が、原作とかなり違うのは、山下喬子さんが 少年少女向けに 大幅に変えた と ハガキに書いていますので、TV化に当たって、山下喬子さんご自身が、書き直している可能性が高いと思います。

 

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Re: CYPRESSさん

小沢純さん、今日は。

またしても貴重なコメント、大変ありがとうございます<m(__)m>。
小説と脚本の違い、山下さん自身から大幅に変えたと教えて頂いたとは…(溜息)。
山下さんは既に亡くなり、NHKと受信料以外(笑)接点も関係も無い我等部外者には知る由も有りません(溜息)。

他にも何かご存知でしたら、是非コメントをお願いします<m(__)m>。

改めて、コメント、ありがとうございます<m(__)m>。
またのお越しをお待ちしています。

Re: No title

承知しました。

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Re: No title

了解いたしました<m(__)m>。

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恥ずかしがり屋さん、またしてもコメントをありがとうございます。

山下さんとのはがき

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Re: 山下さんとのはがき

小沢純さん、こんにちは。
これまた貴重な手紙のお知らせ、ありがとうございます。
私も放送後、または『悲しみは海の色』の小説を手に入れた20年前、山下喬子さんにファンレターを出すべきでした。
でも、当時はそんな事思いも付きませんでしたからねぇ…(溜息)。

改めて貴重な書き込み、ありがとうございます<m(__)m>。

Re: No title

恥ずかしがり屋さん、今日は。
あまり気になさらないで下さい。
最後の2行、楽しみにしています。
またのお越し、お待ちしております。
プロフィール

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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