『橋本力氏、逝去』

新聞を読む時は、いつの頃からか、必ず死亡欄に目を通します。
2017年10月20(金)には、橋本力、の名前を発見。
「?」
記憶にあり。
記事を読むと、「大魔神」の文字。
漸く思い出しました。
そう、大魔神を演じた方でした(@_@)。

10月11日(水)に肺がんのために亡くなりました。
1933年、昭和8年、私CYPRESSの母親と同じ年の生れ(@_@)。
まぁ、亡くなってもおかしくない(溜息)。

私達ウルトラマン世代や怪獣好きの憧れの方がまた亡くなりました。
8月にはゴジラを演じた中島春雄氏も亡くなり、一つの時代が終わりましたなぁ…(遠い目)

天国で円谷英二、一親子、伊福部昭本多猪四郎諸氏と怪獣話で盛り上がっているでしょうか?(^.^)。


合掌
Requiescat in pace
みまかりし人に冥福ありかし





タグ 橋本力 中島春雄 円谷英二 伊福部昭 本多猪四郎 大魔神 ゴジラ





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『奥様は、取り扱い注意』その3

第三話


1:
今回のゲスト、青木さやか
中々良かった。

憎々しさが最高(^.^)。

役者としてやっていけるでしょう。


2:
次回も観ます。





タグ 綾瀬はるか 広末涼子 本田翼 西島秀俊 石黒賢 中尾明慶 銀粉蝶 青木さやか 金城一紀






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『監獄のお姫様』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年10月17日~
火曜日 午後10:00~10:54
TBS系
全回

○スタッフ
脚本:宮藤官九郎
演出:金子文紀、福田亮介、坪井敏雄、渡瀬暁彦
撮影:伊澤昭彦、寺田将人
照明:赤羽洋介
音楽:ワンミュージック

刑務所監修:木下登志美
法律監修:國松崇、寺中麗子
警察監修:古谷謙一

プロデューサー:金子文紀、宮﨑真佐子

○出演
小泉今日子様………馬場カヨ
満島ひかり…………若井ふたば
伊勢谷友介…………板橋吾郎
夏帆…………………江戸川しのぶ
塚本高史……………長谷川信彦
猫背椿………………小島悠里
池田成志……………護摩はじめ
坂井真紀……………大門洋子
森下愛子……………足立明美
菅野美穂……………勝田千夏




★評


第一話


1:
ん~、面白いんだけど、イマイチ空回りですねぇ…


2:
このドラマも特に悪い点が無いんで、次回も観ます。





タグ 小泉今日子 満島ひかり 伊勢谷友介 夏帆 塚本高史 猫背椿 池田成志 坂井真紀 森下愛子 菅野美穂





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『今からあなたを脅迫します』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年10月15日~
日曜日 午後10:30~11:30
NTV系
全回

○スタッフ
原作:藤石波矢
脚本:渡部亮平、関えり香、他
演出:中島悟、狩山俊輔、他
撮影:二之宮行弘
照明:竹田宏幸
音楽:林ゆうき
プロデューサー:松本京子、難波利昭
チーフプロデューサー:福士睦

○出演
ディーン・フジオカ…千川完二
武井咲…………………金坂澪
鈴木伸之………………京田カオル
島崎遥香………………栃乙女
山賀琴子………………カンちゃん
佐藤玲…………………パルコ
内藤理沙………………レイチェル
蛭子能収………………ロビン
三宅弘城………………目黒
近藤正臣………………轟雄之助、澪の祖父





★評


第一話


1:
まぁ、面白い、
こんなもんかなぁ…

可も無く不可もなく。


2:
特に悪い所も無いんで、次回も観ます。






タグ ディーン・フジオカ 武井咲 鈴木伸之 島崎遥香 山賀琴子 佐藤玲 内藤理沙 蛭子能収 三宅弘城 近藤正臣






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『奥様は、取り扱い注意』その2

第二話


1:
面白い(^.^)。
小気味いい(^.^)。

お笑いを少々。
えっちをそれより少なく(笑)。

主人公伊佐山芙実(綾瀬はるか)の設定はこのドラマの中では、オーバースペック(笑)。
敵役も少々腕前が良過ぎ(笑)。
そんな誇張を感じさせない巧みさがある脚本です(^.^)。


2:
次回も勿論観ます(^.^)。





タグ 綾瀬はるか 広末涼子 本田翼 西島秀俊 石黒賢 中尾明慶 銀粉蝶 川口和空(かわぐちわく) 金城一紀






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『江戸の琳派芸術』

★簡単な紹介

2017年9月16日(土)~11月5日(日)

出光美術館

HP→http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/


久し振りに出光美術館へ、


1:
酒井抱一鈴木其一に代表される江戸琳派。
好きだから悪いはずありません(笑)。


2:
江戸の琳派と言う事ですが、酒井抱一の作品の方が多く、全36点中17点。
鈴木其一が11点。
改めて見ると、酒井抱一の作には気品があり、上品です。


3:
今回展示された作品の中で、最も気品に満ちていたのは、

作品番号:30
「十二ヵ月花鳥図貼付屏風」
出光美術館

昨年2016年、出光美術館開館50周年『美の祝典 III 江戸絵画の華やぎ』で初めて見てビックリした屏風。
派手な色、色使いとは無縁でありながらも、華やぎ、同時に、上品さも忘れていない逸品。
欧米でこの様な色使いの絵を描ける絵師はいるでしょうか?
私が見た絵師のなかではフェルメール、カラヴァッジョ、ラ・トゥールが描けそうですが、無理だろうなぁ。
自己顕示欲や主張が強い欧米人には、自分を抑え対象や題材を引き出す事は非常に難しいのでは?

今回改めて見ると、左隻右端に描かれたひまわり(のハズ。日本には1600年代に伝来)。
12扇に描かれた花の中で、背景との色、彩度の差が最も小さいにもかかわらず、非常に目立ち、飛び出す様な立体感があります(@_@)。
正に夏、生物が成長する夏を象徴しています。

視線と心を釘付けにする絵で、気品と華やぎに満ち、
日本を代表する絵画であり、人類美術史上に残る傑作です。

よく見ると華やぎと上品を生み出す技の一つがたらし込みだと分かってきました。
そのたらし込みの効果がよく分かるのが、次の、


4:
「第4章 <琳派>を結ぶ花 - 立葵図にみる流派の系譜」
酒井抱一の絵画力を計らずも示したのが、立葵図です。

立葵を題材にした絵が4点

作品番号:25
「芙蓉図屏風」
尾形光琳

作品番号:26
「立葵図」
尾形乾山

作品番号:27
「立葵図」
酒井抱一

作品番号:28
「立葵図」
酒井抱一

作品番号:29
「立葵図」
鈴木其一

3人が描いた立葵が揃いました。
尾形兄弟の作は伝になっています。


抜群なのが、酒井抱一です。
まず、尾形乾山は陶芸家が本職なので論外。
描写力も稚拙だし、色使いも素人っぽい。
光琳は地味過ぎ。
其一は、描写力では抱一と同等。
写実的に細密描写し、鮮やかな色使いです。
美しい一流の絵です。

しかし、酒井抱一はその上を行っています。
茎と葉、蕾に褐色を使いたらし込みで描き、花に胡粉を使い際立ています。
全体の色数を減らし、花とそれ以外の物の対比を強め、花の美しさを強調しています。
絵具の鮮やかさに頼らずに花の華やぎを表現しているのです。
地味な褐色を地味のままにさせないのが、琳派独特の「たらし込み」。

今回気付いたのが、たらし込みが生み出す自然の、無意識の滲みに動きやリズムが生まれる事です。
この効果が大きいのが、

作品番号:2
「風神雷神図屏風」
の雲ではなく、

作品番号:3
「八ッ橋図屏風」
の八ッ橋。

風神様と雷神様の乗り物の雲にはどうも、動きが生れていません。
八ッ橋には動きが生れ、カキツバタのリズム感と合成され視線と心を釘付けにしています。

さてさて、話を立葵に戻し、
地味で視線を捉える事もない褐色ですが、
たらし込みによって静かな動きが生れ停滞感を払拭し、色に新たな力を与えました。
目立たないけれど、動きがあるので視線を捉えているんです。
大きくもなければ速く動いている訳ではありません。
極控えめに僅かですが、ハッキリと動き上品さを主張しているのです。
小さいけれど、ハッキリと声を上げているんです。
鈴木其一の立葵図は色で描写し、このたらし込みがありません。

立葵は鑑賞用だけの花ではなく、花弁や根に薬効があります。
医療と言う「困った時の神頼み」型の目立ちませんが重要な事を表わすには褐色の様な色が相応しい。
目と心に楽しい花だけではなく、薬にもなることを褐色のたらし込みで表現したのではないでしょうか?

酒井抱一の「立葵図」2点は一流ではなく、超一流です(^.^)。
実に素晴らしい絵です(^.^)。


5:
とても素晴らしかった(^.^)。
池田学、前原冬樹、稲崎栄利子などと言う荒れ果て枯渇した想像力の芸術家の作品を見た後だったので、
心に染み入る快感を味わいました。





タグ 酒井抱一 鈴木其一 尾形光琳 尾形乾山





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『特別展 驚異の超絶技巧! -明治工芸から現代アートへー』

★簡単な紹介

2017年9月16日(土)~12月3日(日)

三井記念美術館

HP→http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html


1:
この展覧会も、何かなぁ…


2:
決して悪くないんですが、ここでやった
『超絶技巧! 明治工芸の粋』、2014年
『三井家 伝世の秘宝』、2016年
と比べると、落ちるなぁ。


3:
安藤緑山
展示番号:1-58
「胡瓜」
展示番号:1-66
「葡萄」
は、葉がイマイチ。
牙彫ではなく、「絵」なんだなぁ、イマイチ立体感と現実感が無い。
特に葡萄の方は実の出来が素晴らしいので、余計に葉の出来のイマイチ具合が目立つ。

展示番号:1-67
「柿」
は、『三井家 伝世の秘宝』で展示された三井のコレクションと比べると、
イマイチ。
この作品が一流だとすると、三井の物は超一流。
皮とヘタは両方共素晴らしいんですが、枝の質感が決定的に違う。

展示番号:1-65
「松茸、しめじ」
展示番号:1-68
「兜虫と南瓜」
展示番号:1-69
「干柿」
展示番号:1-70
「干鱈に鼠」
これら4点は、ベージュの部分が木にしか見えん。
何か、安藤緑山らしくない出来栄え。

それでも、
展示番号:1-61
「パイナップル、バナナ」
のバナナの皮の表現、質感は見事でした。


4:
濤川惣助の無線七宝も相変わらずの色のボカシ具合は素晴らしく、
全体の出来もいい。

でも、
展示番号:1-15
「波濤鷹図盆」
の波がダメ。
他の部分の出来と表現と比べると、ガタ落ち。


5:
そんな中でも、
並河靖之の黒地七宝の気品、

代表作、
展示番号:1-25
「古瓦鳩香炉」
を初めとする正阿弥勝義の金工の丹精さが生む誠実感とも言うべきもの、

は際立っていました。


6:
特にダメだったのは、現代作家陣。
明治の先輩達の作品が漂わす気品や品格といって雰囲気が皆無。
中でも、前原冬樹の一木彫、稲崎栄利子の陶磁、は下品。
素養、特に読書が欠けていると思えて仕方なし。
職人であって芸術家ではありません。

前原の
展示番号:2-06
「一刻:皿に秋刀魚」
は残飯。
芸術に昇華していません。


7:
超絶技巧の展覧会も3回目になると、我等見る方も知識と経験が増え、
並みの出来の作品では目と心が満足しなくなりました。

この分野も良い物は少ない。

現代の作家陣の心の荒寥具合には辟易。






タグ 安藤緑山 濤川惣助 並河靖之 正阿弥勝義






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『池田学展 The Pen ー凝縮の宇宙ー』

○簡単な紹介

2017年9月27日(日)~10月9日(月、祝日)

日本橋高島屋8階ホール

HP→https://www.takashimaya.co.jp/tokyo/special_event/ikeda/index.html


★評


1:
ペンを使いかなり大きな絵を描いているので、興味をそそられ見に行くと…


2:
何かなぁ、壮大な無駄って感じ(溜息)。
私にはこけおどしにしか見えません。
ルネ・マグリットの作を精緻に描き、マックス・エルンストを加えた感じ。
それだけ。

私が絵を評価する基準は、雰囲気。
正体不明ですが、存在するのは間違いないもの。
今年行った展覧会では不染鉄が中々の雰囲気を漂わせていました。
国立西洋美術館の常設、ジョルジュ・ラ・トゥールの『聖トマス』も漂わせていました。
古今東西、画材、画題等、好みはありますが、雰囲気を漂わせていればどんな絵でも、
合格。
評価はそれから。

池田学の絵には、皆無。
一枚も雰囲気を漂わせていませんでした。
デカい絵もありましたが、ミュシャのスラヴ叙事詩の様な迫力も無し。
私にとっては、評価する以前の問題。
スポーツで言えば、予選敗退です。

この人、あんまり本を読んでないんじゃないだろうか?


3:
その割には、期間が短いために盛況でした。
会場も百貨店の一角のホールなので、狭過ぎ。
毎度買うクリアファイルも税抜き510円と、驚異の高価格。


4:
期待外れ。
退屈でした。





タグ 池田学





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『奥様は、取り扱い注意』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年10月4日~
水曜日 午後10:00~10:54
NTV系
全回

○スタッフ
脚本:金城一紀
演出:猪股隆一、他
撮影:東田博史
照明:大内一斎
音楽:得田真裕
プロデューサー:枝見洋子、松本明子(AXON)
チーフプロデューサー:福士睦

○出演
綾瀬はるか…………………伊佐山菜美
広末涼子……………………大原優里
本田翼………………………佐藤京子
西島秀俊……………………伊佐山勇輝、菜美のダンナ
石黒賢………………………大原啓輔、
中尾明慶……………………佐藤渉、京子のダンナ
銀粉蝶………………………佐藤良枝、渉の母親
川口和空(かわぐちわく)…大原啓吾、啓輔の息子




★評


第一話


1:
おや、これは出だし上々(^.^)。

アクションもの2時間ドラマでお馴染みの馬鹿馬鹿しい派手さが皆無で、
大変好ましい。

音楽の入れ方も少なく、これも好ましい。

主人公菜美(綾瀬はるか)の普通っぽさ、この設定が大変巧い。
菜美の「特殊能力」との対比が大変巧い。

2時間ドラマでお馴染みに下手糞極まりない嘘が無く、大変好ましい(^.^)。

とても、身近で普通の物語なんですが、中弛み、退屈とは無縁の脚本の巧さ、
これに感心しました(^.^)。


2:
主演の綾瀬はるか、アクションシーンもそつなくこなし、それ以外の演技も安心して観ていられます。
広末涼子、こういう普通の主婦の役を観ると、巧さが分かります。
ここ何年か、役に恵まれてなかったじゃないだろうか?


3:
馬鹿馬鹿しさと下手な嘘が無い、至極真っ当な普通の物語です。
そこに大変巧い嘘を加えています。

佳作になる可能性が漂っている連ドラです(^.^)。


4:
次回も、当然、勿論、観ます(^.^)。







タグ 綾瀬はるか 広末涼子 本田翼 西島秀俊 石黒賢 中尾明慶 銀粉蝶 川口和空(かわぐちわく) 金城一紀






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『天空の城ラピュタ』その2

○放送
2017年9月29日(金)
午後9:00~11:20
NTV系


1:
久し振りに、放送。
落ち着いて観ると…


2:
1986年の作。
宮崎駿、45歳。
やる気に満ち、それを支える気力と体力があった頃の作かぁ…

絵の出来が悪くない。
特に背景がいい。
飛行機好きの宮崎らしく、地上でも垂直を強調した構図で、しかも「異国情緒」に満ちいい。
この「異国情緒」が一見どこかの国らしいけど、宮崎駿の頭の中にある物で小気味いい。


2:
今回気付いたのが、張藝謀監督の『菊豆』と美術セット、衣装等、映像表現が似ている点。
雰囲気が似ているんです。

雰囲気が似ている物が、
ラピュタ』の鉱山のエレベーターの機械、飛行船のエンジン、『菊豆』の染物屋のロバで動かす機械。
ラピュタ』は鉱山、『菊豆』は農村と産業は違いますが、街並み全体の雰囲気が似ています。

ラピュタ』は産業革命期後半のヨーロッパを元にし、『菊豆』は1920年代の中国地方農村を舞台にしてます。
地理的には離れているし文化や社会も違いますが、文明の発達度合は意外と近い。
更に、両映画ともプロデューサーが徳間康快(@_@)。

菊豆』の方が新しいですが、張藝謀監督は『ラピュタ』を意識していないでしょう。


3:
最後にラピュタの「木」が空高く上昇していくのは、ルパン三世の映画一作目と同じ。
ルパンの方は旧約聖書のバベルの塔と同じで神に近付こうとした事とその結果なんだけど、
ラピュタ』の方はどうもその辺がイマイチ弱い。

結局、ラピュタの住人達もムスカ(寺田農)と、ある意味、同じで考えが浅かった。
飛行石の力を悪から守れず、悪の手に渡らないように制御する事を考えられなかった、発見出来なかった、
と解釈しておきますか。
人間の浅はかさを表す演出でもあるんですが、考えようによっては手抜き。
人間の悪、世界を滅ぼすほどの欲、等に対してどうすればいいか、これを宮崎駿は考え出せなかった。
手っ取り早く飛行石を人間の手の届かぬ高空へと旅立たせて済ましてしまった。
この大問題を人類史上、宗教者も哲学者も政治家も王も王女も誰も解決出来ていません。
ここを単なる映画人宮崎駿が名案か、小粋な終わらせ方が出来たら、アニメ史上、映画史上に残る傑作になったんですが…


4:
絵画好きで古今東西の名画を見てきた人間にも、『ラピュタ』は絵に欠点が少なく神経が細部にまで届き、
合格の出来。
やはり、絵に欠点があるアニメはダメ。
絵は脚本、演出と並びアニメの三大根幹の一つで、実写の役者の演技に当るもの。
大根役者ではどんなに良い脚本、演出でも佳作、名作にはなりません。

アニメという媒体のために子供向けになるのは避けられませんが、
この『ラピュタ』は大人の鑑賞にも耐えられ、屈指の出来の良さ。
宮崎駿の作品の中でも抜群、断トツの出来です。





タグ 宮崎駿 寺田農 ラピュタ ルパン三世 張藝謀 菊豆 徳間康快




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『六本木開館10周年記念展 天下を治めた絵師 狩野元信』

★簡単な紹介

2017年9月16日(土)~11月5日(日)

サントリー美術館

HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2017_5/index.html

現在、安部龍太郎の『等伯』を読んでいて、狩野松栄、永徳親子も出て来るんで、
これはいい機会だと、いそいそと(笑)、見に行きました。

元信は松栄の父、永徳の祖父です。
そして永徳の孫があの探幽。

すげーなぁ…


1:
>名護屋城の障壁画は狩野永徳の長男光信が請け負い、すでに現地で仕事にかかっている。
だが秀吉は迫力に欠ける光信の画風を好まず、本丸御殿の絵だけは(長谷川)久蔵に任せることにしたのだ。
~『等伯』下巻、第十章「松林図」、p.290 安部龍太郎~

狩野派の歴史と実績は大したもんですが、元信の絵も、雰囲気を漂わせてないなぁ…
流麗な絵画と安部龍太郎は『等伯』に書いていて、正にその通り。
長谷川等伯に敵わん。


また、私の掛かり付け医の先生も美術好きで色々と話をするんですが、
狩野派は日本の空気、湿潤な空気を描けてないと言っていて、この点私も全く同感。


2:
展示番号:18
「雪中花鳥図」
沈恢
泉屋博古館

一番良かったのは元信ではなく、沈恢の絵。
全体に古色を帯び、白梅の花との対象が見事。
何か、元信とエライ差があるなぁ…


3:
展示番号:44
「養蚕機織図屏風」
狩野元信
根津美術館

絵は他の作品と同じく心に響くものが無いんですが、
これは縁が凄かった(@_@)。
他の屏風と同じく漆仕上げなんですが、これは更に手を加え螺鈿を施してます(@_@)。
国宝、重文の屏風を見てもここまで手の込んだ屏風は見たことなし(@_@)。

一体誰がこんな手の込んだ屏風を依頼したんでしょう?


4:
私には心に響くものが無く、イマイチでした(溜息)。





タグ 狩野元信





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『眩~北斎の娘~』

★簡単な紹介

○放送
2017年9月18日(月)
午後7:30~8:45
NHK総合

○スタッフ
原作:朝井まかて
脚本:大森美香
演出:加藤拓
撮影:相馬和典
照明:佐野清隆
美術:稲葉寿一
VFX:森大樹
音楽:稲本響

時代考証:大石学
美術考証:浅野秀剛、日野原健司
浮世絵指導:向井大祐
所作、舞踊指導:西川箕乃助
芸能指導:友吉鶴心
胡弓指導:山尾麻耶
江戸ことば指導:春風亭一朝
長崎ことば指導:福田信昭
版画指導:髙橋由貴子
医事指導:冨田泰彦
看護指導:清水君恵
仏事指導:金嶽宗信
衣装デザイン:伊藤佐智子
特殊メイク:江川悦子

撮影協力:
茨城県茨城町
千葉県立房総のむら
山梨県山中湖村
千葉県我孫子市

制作統括:佐野元彦、中村高志


○出演
宮崎あおい…………葛飾応為/お栄、北斎の三女
長塚京三……………葛飾北斎、人類史上最高の絵師の一人、天才
松田龍平……………池田善次郎/渓斎英泉
三宅弘城……………弥助、北斎の一番弟子
西村まさ彦…………西村屋与八
野田秀樹……………滝沢馬琴
余貴美子……………小兎(こと)、北斎の後添え、お栄の母

麿赤児………………医師
中島亜梨沙…………お滝
越村友一……………川原慶賀





★評


1:
私にとって葛飾北斎は人類史上最高の絵師の一人。
史上最高としても何の問題も無し。

だから、テレビ番組で取り上げられれば、一応何でも観ます。
このドラマは北斎(長塚京三)と三女お栄(宮崎あおい)こと応為(→「おうい」、常に父北斎に「おうい」と呼ばれていたため)が主題で、
オマケに応為を演じるのが宮崎あおいだから、見逃す訳には行きませんでした。


2:
宮崎あおい、やはり、凄い役者だワイ(@_@)。

応為(お栄)は父親譲りの「画狂」であり、江戸時代にしては自由奔放に生きていた様ですが、
そこは江戸時代、21世紀の現代日本の様に感情を表わす訳には行きません。
現代劇の様に感情を表わすのは時代劇では非常に不自然。
現代劇の様に感情を露わにするのは無理があり過ぎます。

秘めた思いを表現しなければならんのです。
宮崎あおいはどうであったかと言うと、抑え秘めた思いが漂う、漂う、漂う(^.^)。
善次郎(松田龍平)への思い、画業での悩み、これが現代劇なら感情を爆発させても問題無いんですが、
そこは宮崎あおい、思いにじっと重石を乗せ、蓋をしています(^.^)。
大袈裟にならんのですが、応為(お栄)の思いが闇の中の細い光の様にハッキリと伝わってきます。


3:
宮崎あおいを観たのは久し振りですが、相変わらずの美貌(^.^)。


4:
ドラマとしては、CGの違和感が少なく、合格。
北斎の娘応為(お栄)が主人公なので北斎自身の描写が少なかったのが不満。
富嶽三十六景だけでなく、浮世絵なら諸国瀧廻り等、史上最高の作品が多いから、
他の作品も取り上げれば応為(お栄)の画業での悩みと進歩をもっと描けたと思います。


5:
宮崎あおいの実力を再認識し、圧倒されました。
素晴らしい女優です。





タグ 宮崎あおい 長塚京三 松田龍平 余貴美子 野田秀樹 三宅弘城 西村まさ彦






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『黒革の手帖』2017年版 その8

最終話


1:
やはり、悪が栄える事はない(笑)。
犯罪者は必ず正義の鉄槌を受ける。

だから、元子(武井咲)も…


★まとめ


1:
まぁ、面白かったけど、物足りなかった。
元子の願い簡単に叶い過ぎ、全てが巧く行き過ぎたから。


2:
元子を演じた武井咲は、美しかった(^.^)。
彼女の女優歴の中でも一番じゃないだろうか?






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『過保護のカホコ』その10

最終話


1:
当然ながら、ハッピーエンド(^.^)



★まとめ

1:
改めて考えると、ドラマや映画の特徴が良く分かりました。

親子関係を描く場合、「この親にしてこの子あり」や「似た者同士」しか描けないんです。
理由は簡単。
例えば、一世代離れた遺伝だと、親子が似てないから、親子とは思えない(笑)。
当然だよなぁ(笑)。
このドラマだと、香穂子(高畑充希)のお節介は、母泉(黒木瞳)の香穂子への溺愛振りと全く同じ。
純粋に深い愛情の表れにすぎないんです。
同じ様に、香穂子の家族を何とかまとめようとし、幸福な関係を作ろうとするのも、母泉が並木家を仕切るのと同じ。

これが長所でもあり、短所でもあります。
同じ様な話しか作れないんです。

不幸な家庭は様々でも、幸福な家庭は皆一緒になりがち。
だから、どうしても幸せ家族物語は単調になり、飽き安い。
その点、不幸は恐ろしく強力で、心を捉えて離さない。


2:
このドラマでは、母親の愛情を強調していました。
いい意味で、自分の子供が第一で最優先。
同じくいい意味で、自分の子供と家族以外はどうでもいい。

それを強調していたのが、視聴者からは丸見えの母泉にとっての赤い境界線。


3:
主人公香穂子を演じた高畑充希は、よくやりました。
予想通り。
こういう極端な人物を違和感なく、ドラマの中に「着地」させるのを成功。
現実感を与えていました。

中谷美紀(『嫌われ松子の一生』)、宮崎あおい(『少年メリケンサック』)と同じく難しい役をこなし、
役者としての厳しい試験に合格。

役者としての将来、安心出来ます。


4:
ドラマ自体は佳作。
でも、BDboxが欲しいかと聞かれると微妙…
どうも、何か足らん「もの」があるんです。






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『警視庁いきもの係』その7

最終話


1:
やれやれ、大袈裟にならずに終わり、良かった、良かった(^.^)。


★まとめ


1:
とまぁ、大袈裟にならなかったのは良かったけど、
全体にどうかと言うと、どうもイマイチ(溜息)。

この手の超人的能力を持った主人公が一人で事件を解決する物語は、食傷、食べ過ぎ、作られ過ぎ、観過ぎ。
もう結構。
このドラマの様に笑いを加えても、大した効果無し。


2:
何か、続編、少なくとも2時間枠の特別編を作りそうな終わり方。
個人的にはもう十分です。






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『黒革の手帖』2017年版 その7

第七話


1:
元子(武井咲)、大ぴーんち!(@_@)。
妊娠、流産(@_@)。
カルネを取り戻そう弁護士に依頼しても、
長谷川庄治会長(伊東四郎)の力で誰も引き受けない(@_@)。

四面楚歌(@_@)。

しかし、最後に安島富夫衆議院議員(江口洋介)から秘密の切り札を貰う(@_@)。


2:
元子が踏んだり蹴ったりになるのは、いいんですが、少々やり過ぎじゃない?


3:
次回最終話。
9話やると思ったら、8話じゃん(@_@)。

観ますよ(^.^)。
最後、元子がどうなるんでしょう?






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『過保護のカホコ』その9

第九話


1:
いいなぁ…(笑)、このドラマ(^.^)。


2:
初君(竹内涼真)が言う、

「病める時も健やかなる時も」

なんだね、このドラマ。
最初から。

夫婦の人生だけでなく、親にとっての子供がそうなんです。
兄弟姉妹の仲が悪い時でもいい時でも、とても愛しい存在。

泉(黒木瞳)、節(西尾まり)、環(中島ひろ子)の三姉妹、
口ケンカをしても、お喋りをしても、初代(三田佳子)にとっては何物にも代え難い存在。


3:
そして、このドラマは、もう一つ。

香穂子(高畑充希)が何回も言う

「お願いがあります」



「大好きだよ」

相手に何かしてもらい、相手に何かしてあげる、
でもあります。


4:
そして、誰かが亡くなれば、誰かが結ばれ、誰かが生れる。
初代ばぁばが亡くなれば、香穂子と初君が結婚する。
ドラマの中のこの転換が見事です(^.^)。
明と暗の対比が見事です。

「禍福は糾える縄の如し」

デス。


4:
次回最終話。
絶対観ます(^.^)。






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『警視庁いきもの係』その6

第九話


1:
何だ、次で終わりじゃん(@_@)。


2:
何か、随分と大袈裟になっちまったなぁ…(溜息)。


巧い事まとめて終わらせられるんでしょうか?


3:
次回も観ます。





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『過保護のカホコ』その8

第八話


1:
説得力のある脚本、by 遊川和彦(^.^)。
それに応える高畑充希黒木瞳、素晴らしいね(^.^)。

香穂子(高畑充希)の純粋さ、純真さ。
母泉(黒木瞳)の現実的思考。

この対比がとても、とても、とても、とても、とても、
見事でした(^.^)。


香穂子
>自分の名前を 大好きな人に
どれだけ呼ばれたかで
自分がどれだけ幸せか
分かるんだなって。

>そう思ったら 香穂子って
めちゃくちゃ幸せ者なんじゃないかなって。

>だって、ママにもパパにも じぃじにも ばぁばにも
家族のみんなに今まで 何度も何度も
「香穂子 香穂子」って呼ばれて来たんだもの。

>だから 今度は逆に
いっぱいいっぱい お返ししたい。


中略


母泉
>分かった。

香穂子
>ホントに?

母泉
>あなた達が本気だっていうことだけは。

香穂子、初
>え?

母泉
>だからこっちも
本気で反対させてもらうから。


(@_@)
!!!!!
(笑)、(笑)、(笑)、(笑)、(笑)。


今年2017年、最高の脚本(@_@)。
まず間違い無くこれ以上の脚本は、今年、出て来ないだろうなぁ(溜息)。


2:
今回気付いたのは、
教子(濱田マリ)に付いて来た少年、保(横山歩)。
この少年、見たことあると思い調べたら、

2015年『問題のあるレストラン』→高畑充希も出てた(@_@)。
2015年『37.5℃の涙』
2016年『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』
2016年『はじめまして、愛してます』→遊川和彦の脚本

に出てた。


3:
とても素晴らしいドラマです(^.^)。
今年第一位のドラマ候補第一号(^.^)。
今年最高のドラマ候補第一号(^.^)。

残り二話。

最後まで観ます。






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『警視庁いきもの係』その5

第八話


1:
3週間ぶり~!


2:
速い展開と軽い笑いで、悪くない(^.^)。
動物を使うのも、未だに(笑)、目新しく関心を引き留めます(^.^)。


3:
それでも、基本的に優秀な人物がたった一人で事件を解決する古典的展開。

獣医学部出身の薄圭子巡査(橋本環奈)、警視庁総務部総務課動植物管理係、の動物の知識が無ければ、
事件の解決が困難。

ガリレオ』の湯川学先生(福山雅治)と同じなんだよなぁ…


4:
今回は、鬼頭勉、管理官、警視、警視庁捜査一課(寺島進)が最後に撃たれた(@_@)。
どうなるんでしょう?


5:
不満もありますが、次回も観ます。





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最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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