『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』

★簡単な紹介

○公開
2000年12月16日

○上映時間
1時間45分

○スタッフ
脚本:柏原寛治、三村渉
演出:手塚昌明
撮影:岸本正広
照明:斎藤薫
音楽:大島ミチル
プロデューサー:冨山省吾

特技
演出:鈴木健二
撮影:江口憲一
照明:川辺隆之
美術:高橋勲
造形プロデュース:若狭新一
操演:鳴海聡
特殊効果: 渡辺忠昭 、久米修
VFXプロデューサー:小川利弘
VFXスーパーバイザー:大屋哲男、岸元義幸、泉谷修

○出演
田中美里............辻森桐子
谷原章介............工藤元

上田耕一............政府関係者
黒部進...............海上自衛隊幹部
星由里子............吉沢佳乃
伊武雅刀............杉浦基彦

喜多川務............ゴジラ
渡邊実...............メガギラス




★評


1:
この映画もなぁ...(溜め息)。

特撮がショボい(涙)。
CGは更にショボい(涙)。
更に酷いのが、お台場でのゴジラとメガギラスの格闘場面。
セットと屋外の光が違い過ぎ(溜め息)。


2:
メガギラス、これも格好悪い(溜め息)。

ゴジラ、ラドン、キングギドラ、ガメラ、ギャオスの格好良さと魅力に匹敵する怪獣を生み出せないんでしょうか?


3:
これ以上書く気にならん(溜め息)。






タグ ゴジラ
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テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラ2000 ミレニアム』

★簡単な紹介

○公開
1999年12月11日

○上映時間
1時間48分

○スタッフ
脚本:柏原寛治、三村渉
演出:大河原孝夫
撮影:加藤雄大
照明:粟木原毅
音楽:服部隆之
プロデューサー:冨山省吾

特技
演出:鈴木健二
撮影:江口憲一、村川聡
照明:斎藤薫
美術:高橋勲
造形プロデュース:若狭新一
操演:鳴海聡
特殊効果:渡辺忠昭
VFXプロデューサー:小川利弘
VFXスーパーバイザー:大屋哲男、岸元義幸、小野寺浩


○出演
村田雄浩............篠田雄二
阿部寛...............片桐光男
西田尚実............一ノ瀬由紀
中原丈雄............高田自衛隊第1師団長
佐野史郎............宮坂四郎

喜多川務............ゴジラ
伊藤慎...............オルガ




★評


1:
う~ん、何かなぁ...
特撮やCGは良くなっている所もあるけど、
相変わらずダメな所もあって予算不足が明らか(溜め息)。

内容も最初は何とか許せる程度。
中盤に中弛みして挽回出来ず、最後へ。

敵役のオルガがデカイだけでデストロイア同様格好悪い。
製作陣の想像力が枯渇しているのが明らかで、我等観客の目と心に宜しくないこと甚だし(溜め息)。


2:
厳しい事を書きましたが、悪くはないです。
いい方に入ります。

でも、この程度の出来で褒めちゃダメでしょう。
日本の怪獣映画の改善、発展の芽を摘みとります。





タグ ゴジラ メガギラス

テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラvsデストロイア』

★簡単な紹介

○公開
1995年12月9日

○上映時間
1時間43分

○スタッフ
脚本:大森一樹
演出:大河原孝夫
撮影:関口芳則
照明:望月英樹
音楽監督:伊福部昭
プロデューサー:田中友幸、冨山省吾

特技
演出:川北紘一
撮影:江口憲一、大根田俊光
照明:斎藤薫
美術:大沢哲三
造形:小林知己、若狭新一
操演:三橋和夫
特殊効果:渡辺忠昭

○出演
辰巳琢郎............伊集院研作
石野陽子............山根ゆかり
林泰文...............山根健吉
平泉成...............上田
藤巻潤...............岡崎
小野武彦............村田
上田耕一............田山孝夫
高嶋政宏............黒木翔
河内桃子............山根恵美子
神山繁...............後藤
中尾彬...............麻生孝昭
篠田三郎............国友満

薩摩剣八郎.........ゴジラ
柳田英一.............デストロイア
播谷亮...............デストロイアII
破李拳竜............ゴジラジュニア


★評


1:
こやつも北米版のお安いBDを買って観ると...


2:
敵役のデストロイアが強いのは中々宜しい。
でも、格好悪いんだなぁ(溜め息)。
キングギドラみたいに格好良くないだよなぁ(溜め息)。

この映画の中でこれが一番痛い。


3:
ミニチュアのセットが異常に、異様に、
ショボい(涙)。
建物と道路しかない。
更に予算と時間不足か、模型感を全く消してません。


4:
ゴジラも腿も太過ぎてイマイチ格好良くない(溜め息)。


5:
その他書く気も起きんです。
やはりキングギドラは格好いいなぁ(溜め息)。






タグ ゴジラ デストロイア

テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラ FINAL WARS』

★簡単な紹介

○公開
2004年12月4日

○上映時間
2時間5分

○スタッフ
脚本:三村渉、桐山勲
演出:北村龍平
撮影:古谷巧
音楽:伊福部昭、キース・エマーソン、森野宣彦、矢野大介
プロデューサー:富山省吾

特技
監督:浅田英一
撮影:大川藤雄

○出演
松岡昌宏.........尾崎真一
菊川怜............音無美雪
水野久美.........波川玲子
佐原健二.........神宮寺八郎
宝田明............醍醐直太郎

喜多川務.........ゴジラ
神尾直子..........ラドン、ミニラ
小倉敏博.........アンギラス、エビラ、カイザーギドラ
中川素州.........キングシーサー、モンスターX、カイザーギドラ




★評


1:
長い。
冗長。

面白くない。

怪獣映画なのは半分だけ。
半分はアクション映画(溜め息)。

怪獣場面も撮影速度を上げてない「怪獣プロレス」。
出来は悪くないんだけど、お陰でアクション映画になり現実感全て消滅(溜め息)。
更に動きが人間になってしまい、これでは怪獣映画とは認めにくい(溜め息)。

私CYPRESSにとって怪獣映画はシュールレアリズム絵画なんで、
現実感が無ければ映画として成り立ちません。






タグ ゴジラ

テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』

★簡単な紹介

○公開
2003年12月13日

○上映時間
1時間31分

○スタッフ
脚本:横谷昌宏、手塚昌明
演出:手塚昌明
撮影:関口芳則
音楽:大島ミチル
プロデューサー:富山省吾

特技
監督:浅田英一
撮影:江口憲一
照明:斎藤薫
美術:三池敏夫
効果:久米攻
操演: 鳴海聡
VFXプロデューサー:小川利弘
VFXスーパーバイザー:泉谷修


○出演
釈由美子............家城茜
金子昇...............中條義人
吉岡美穂............如月梓
高杉亘...............富樫機龍隊隊長
小泉博...............中條信一
中尾彬...............五十嵐隼人総理大臣
長澤まさみ.........小美人マナ
大塚ちひろ.........小美人ヒオ

喜多川務...............ゴジラ
中川素洲............メカゴジラ




★評


1:
ゴジラ FINAL WARS』との二枚組平行輸入盤、Amazonで超お手頃価格(^o^)。


2:
前作 『ゴジラ×メカゴジラ』の続きの内容。

前作は意外と出来が良かったけど、
今回はダメだ(溜め息)。
この映画だけ観れば何とか合格なんだけど、
ゴジラ×メカゴジラ』を観ちゃうと未完成具合が目立つ(溜め息)。

前作のヒロイン、釈由美子も大した演技をしてなかったけど、
今回のヒロイン如月梓を演じた吉岡美穂は更に下手(涙)。

ヒーロー中條義人を演じた金子昇も同じ位下手(涙)。

中尾彬始めベテラン勢が頑張っても主役二人が下手じゃどうしようもない(涙)。


3:
脚本も今回は荒い。
特に特撮の部分。
相変わらずモスラは大人も子供も弱い。
大人のモスラは超音速で飛べる様ですが、
ハッキリ言って無駄、無意味。
蛾は蛾にすぎません。
メーサー光線を使い過ぎで怪獣映画とは呼びにくくなっています。

最後の機龍からの脱出、ハリウッド風ですが、
ここが一番怪獣映画らしくない。
全然面白くない(溜め息)。


4:
ゴジラの表面の質感が未完成、映画になっていません。
ミニチュアセットも模型丸出しで本物の質感が無く、これも映画になっていません。


5:
モスラの幼虫の動きの悪さは誕生以来変わらず。

それでも、
この映画で一番いいのは、
モスラの成虫の羽根の動き。
漸く生物らしくなりました。



タグ ゴジラ モスラ メカゴジラ

テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラ×メカゴジラ』

★簡単な紹介

○公開
2002年12月14日

○上映時間
1時間28分

○スタッフ
脚本:三村渉
演出:手塚昌明
撮影:岸本正広
音楽:大島ミチル
プロデューサー:富山省吾

特技
監督:菊地雄一
撮影:江口憲一

○出演
釈由美子............家城茜
宅間伸...............湯原徳光
小野寺華那......湯原沙羅、徳光の娘
高杉亘...............富樫機龍隊隊長
水野久美............柘植真智子総理大臣
中尾彬...............五十嵐隼人総理大臣

北川務...............ゴジラ
石垣広文............メカゴジラ




★評


1:
ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』 と二枚組のもう一枚。


2:
面白い(^o^)。

まず、ゴジラが出て来るのが早い。

‘absolute zero’なる必殺兵器を持つメカゴジラが早々にゴジラを片付けそうになりますが、
突如制御不能になります。
御都合主義以外の何物でもありませんが、
意外や効果的(^o^)。

ゴジラが出る特撮シーンが多いのがいい(^o^)。
ゴジラが主役なんだから多く出なくちゃネ。

五十嵐隼人総理大臣を演じる中尾彬がいい(^o^)。
風格を漂わせていて、大物になっています。
やはり、巧い役者が一人でもいると作品が締まり良い、良い、良い(^o^)。


3:
欠点

本編と特撮の画質の差が目立ち過ぎ。
空気と光の色が全く違います。

メカゴジラの質感がオモチャか模型。
映画や演出になっていません。

合成の処理が不十分。
予算不足が明らか(溜め息)。

CGは 『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』よりは良くなってますが、満足には程遠い。


4:
欠点が少なくないですが、脚本に破綻が無い(もしくは気にならない程度)なので作品が崩れず面白い(^o^)。



タグ ゴジラ メカゴジラ 中尾彬

テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』 その2

1:
Amazonで二枚組平行輸入盤、1枚1300円弱だったんで、
買って観たら...


2:
すでに観ていた(笑)。
まぁ大した出来でないんで、内容は覚えていましたが題名は完全に忘れてました(笑)。
この記事の題名からも分かると思いますが、記事も一つ書いてます(笑)。

ヲヤヂの記憶力なんてこんなもんです(笑)。

3:
改めて観ると、
平成ガメラシリーズを作った金子修介監督が作ってますが、
イマイチショボい(涙)。

ガメラに完敗(溜め息)。

特にCGの出来の悪さに唖然となりました。

またゴジラキングギドラがカッコ悪い(涙)。
50年前のガキの頃、視線と心を捉えて止まなかったスクリーンの英雄がこんなに落ちぶれちゃっていいんでしょうか(溜め息)?
ゴジラは腿がデカ過ぎて全体のバランスを崩しているし、動きがイマイチぎこちなく怪獣王とは言えん(溜め息)。
キングギドラは出来の悪いCGで初代の流麗さや華麗さが全く無い(溜め息)。
イマイチ小さいし、あまりにも弱すぎる(溜め息)。

怪獣が出る特撮シーンが少な目な編集で、イマイチ楽しくない。


4:
2回観ても、やはり失敗作、駄作寄りのゴジラ映画、怪獣映画、特撮映画。

ゴジラキングギドラのカッコ悪さが致命的(溜め息)。





タグ 金子修介 ゴジラ キングギドラ

テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『シン・ゴジラ』

★簡単な紹介

○公開
2016年7月29日

○上映時間
1時間59分

○TV放送
2017年11月12日(日)
午後9:00~11:20
TV朝日系
地上波初放送

○スタッフ
脚本:庵野秀明
総監督;庵野秀明
編集:庵野秀明

監督、特技監督;樋口真嗣
準監督、特技総括、B班監督:尾上克郎
C班監督:石田雄介
D班撮影、録音、監督:摩砂雪(=まさゆき)、轟木一騎、庵野秀明

撮影:山田康介
照明:川邊隆之
録音:中村淳
整音:山田陽
音響効果:野口透
美術:林田裕至(=はやしだゆうじ)、佐久嶋依里
美術デザイン:稲付正人
音楽:鷺巣詩郎、伊福部昭

総監督助手:轟木一騎
キャスティングプロデューサー:杉野剛、南明日香
助監督:足立公良
制作担当:片平大輔

自衛隊担当:岩谷浩
特撮班撮影:鈴木啓造、桜井景一
特撮班照明:小笠原篤志
特撮班美術:三池敏夫
特撮班操演、特殊効果:関山和昭
特撮班スクリプター:増子さおり
特撮班助監督:中山権正

ゴジラコンセプトデザイン:庵野秀明
ゴジライメージデザイン:前田真宏
ゴジラキャラクターデザイン、造形:竹谷隆之
特殊造形プロデューサー:西村喜廣
VFXプロデューサー:大家哲男
CGプロデューサー:井上浩正
CGディレクター:岩本晶
CGスーパーバイザー:伏見剛
ゴジラアニメーションスーパーバイザー:佐藤篤司
ゴジラコンセプトアニメーター:熊本周平
VFX:白組

制作:市川南
エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
プロデューサー:佐藤善宏、澁澤匡哉(=しぶさわまさや)、和田倉和利
ラインプロデューサー:森徹、森賢正

○出演
長谷川博己…………矢口蘭堂、内閣官房副長官(政務担当)
竹野内豊……………赤坂秀樹、内閣総理大臣補佐官(国家安全宝生担当)
石原さとみ…………カヨコ・アン・パタースン、米国大統領特使

閣僚、内閣関係

大杉漣………………大河内清次、内閣総理大臣
柄本明………………東竜太、内閣官房長官
渡辺哲………………郡山肇、内閣危機管理官
余貴美子……………花森麗子、防衛大臣
平泉成………………里見祐介、農林水産大臣、後に内閣総理大臣代理
中村育二……………金井光二、防災担当大臣、兼、国家公安委員長
浜田晃………………河野純、総務大臣
矢島健一……………柳原邦彦、国土交通大臣
手塚とおる…………関口悟郎、文部科学大臣
信太昌之……………葉山達也、経済産業大臣
横光克彦……………菊川俊介、環境大臣
児玉頼信……………岩田剛、厚生労働大臣
川井つと……………佃駒人、法務大臣
大林丈史……………国平修一、副総理兼外務大臣
松澤仁晶……………鵜飼真一郎、財務大臣
小野孝弘……………大野孝博、経済財政政策担当大臣
大槻修治……………大山修治、国家戦略担当大臣
川口丈文……………川溝丈文、金融担当大臣
三浦清光……………森学、行政改革担当大臣

水野智則……………会田春臣、内閣官房副長官
土屋良太……………森戸柊志、内閣官房副長官(事務担当)
佐藤貢三……………平岡君男、内閣官房長官補(事態収拾、危機管理担当)

島田久作……………副総理兼外務大臣、
松尾諭………………泉修一、保守党第一党政調副会長

巨災対

高良健吾……………志村祐介、内閣官房副長官(防衛省)
津田寛治……………森文哉、厚生労働省医政局研究開発振興課長(医系技官)
市川実日子…………尾頭ヒロミ、環境省自然環境局野生生物課長補佐
高橋一生……………安田龍彦、文部科学省研究振興局基礎研究振興課長、「オタク」
野間口徹……………立川始、資源エネルギー庁電力、ガス事業部原子力政策課長、「変わり者」

自衛隊関係

國村準………………財前正夫、統合幕僚長
鶴見辰吾……………矢島、統合幕僚副長
斉藤工………………池田、第1戦車中隊長
ピエール瀧…………タバ作戦戦闘団団長兼第1普通科連隊長

その他

光石研………………小塚、東京都知事
藤木孝………………川又、東京都副知事
三浦貴大……………新人記者
古田新太……………沢口龍彦、警察庁長官
モロ師岡……………本部、警察庁刑事局長
犬童一心……………志賀(仮)、古代生物学者
原一男………………塙(仮)、生物学者
小出恵介……………消防隊隊長

岡本喜八……………牧悟郎、元城南大学統合生物学部分子細胞生物学教授、行方不明(本映画の最重要人物)




★評


幼稚園の時に『ウルトラQ』、小学一年の時に『ウルトラマン』が始まり、観た私CYPRESS(笑)。
当然ウルトラマン世代で怪獣映画未だに大好き(笑)。

でも、いい歳こいた大人になって観直すと落胆する事甚だしい(溜息)。
残念ながら駄作しかない。
それでも、新しい作品が出来ると、ち~とは、期待しちゃいます。

去年2016年の話題作をAmazonのプライムで観る前にTV放送を観ると…


1:
これは…
溜息、
恐ろしい映画。

とても現実感があり、恐ろしい。

何と言っても、2011年の東日本大震災を経験した後ですから、
その可能性、恐ろしさ、久し振りに想像力が現実を追い越した、
いや、
並んだ。
並んだだけでも、素晴らしい。
特に序盤、謎の生物が呑川を遡上する場面は津波の恐怖以外の何物でもなし。

つまり、怪獣映画の最高峰であります。

ゴジラ、正に破壊の権化、地上に現れた地獄であり、魔王。

素晴らしい。


2:
観ていて現実、現代社会の「悪(=あく)」と「悪さ(=わるさ)」を実感させ気分が悪くなるのは、
黒澤明の『生きものの記録』(1955年)を観て以来の事。

黒澤明の後継者は、映像では張藝謀(チャン・イーモウ)だけど、
作品自体ではこの『シン・ゴジラ』であります。
嬉しい事です(^.^)。


3:
予算の使い方が巧い。
CGは金が掛かるから、ゴジラの動きを少なくし、
その分政治家の描写に使ってます。
それでも、緊張感が途絶えぬ巧さ。

脚本の出来もいいと言う事。

参ったね(笑)、日本映画で現在これ程の物を作れるとは(笑)。


4:
音楽の入れ方が少ないし、必要最小限度なのも好ましい。
伊福部昭の傑作曲の使い方も巧い。

過去のゴジラ作品からの引用、活用も巧いし、楽しい。

CGも頑張っています。
平成ガメラは第二作目以降、粗が目立つ昼間の描写が減ったけど、
この作品は自信があったのか、昼間の場面が少なくない。

ゴジラを攻撃する自衛隊の描写も巧い。
弱い武器から強い武器へと変えていきます。

また、主役は矢口(長谷川博己)だけど、万能選手ではなく、
場面毎に主役が変わってるのも、好ましい。
人間の能力には限界があるから、一人で何でも解決出来るはずがありません。


5:
敢て欠点を挙げれば、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースンを演じる石原さとみの英語が日本語訛りである事。
石原さとみの英語は流暢だし、耳障りな訛りが無くて、ハッキリ言って、素晴らしい。
日本の女優でこれだけ英語が出来る女優は他にあまりいないでしょう。
でもなぁ、カヨコがアメリカ育ちなのは明らかだからアメリカ訛りじゃないと、
やはり、おかしい。


6:
もう一つ現実的過ぎて、気分が悪くなるのが、
ゴジラの最後の姿。
尻尾を上げて立ったまま。

その姿が「V」。
勝利のVサインじゃないの(@_@)。

実は、ゴジラ、単に凍結されただけで、死んでもいなければ、亡んだわけでもない、
としか捉えられん姿。

やはり熱核兵器じゃなければ殲滅出来ないのでしょうか。

矢口が最後に言う台詞、
「ゴジラと共生していくしかない」
を背景で強調しています。

後味が悪い。
これ程後味が悪いのは、やはり、黒澤明の『生きものの記録』以来。
同時にこのヒリヒリする程の現実感、核兵器の抑止力を実感させる現実感、
素晴らしいと認めない訳にはいきません。


7:
『ゴジラ』(1954年)が誕生して62年後に漸く第一作を越え、怪獣映画の基準になる映画が出来ました。
怪獣映画の傑作です。
大人の鑑賞に堪えられる映画です。
欠点が非常に、いや、異常に(笑)少ない。

日本映画、ここにあり、と誇れる映画です。


後味の悪さは第一級ですが(笑)、作りも第一級。
お勧めの映画です。





タグ ゴジラ 伊福部昭 石原さとみ 長谷川博己 庵野秀明 黒澤明 張藝謀 シン・ゴジラ







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テーマ : シン・ゴジラ
ジャンル : 映画

『ゴジラ 全映画DVDコレクターズBOX』 VOL.1 1954年公開 ゴジラ

★簡単な紹介

2016年7月12日(火)発売
\961(本体\890)

HP→http://ent.kodansha.co.jp/godzilla/


1:
この値段だったら即買いでしょう。
BDを持ってますが、復刻版のパンフレットやプレスシートが付いているんで買いました。


2:
DVD

映像はBDと変わりません、と言っていいでしょう。
見比べていませんが(笑)。
それだけBDの映像が大したことない、と言う事です。
再生するとこのシリーズのHPにあるガイド動画が流れ、それからメニュー画面になります。
音声は一種類のみ。
日本語字幕はついていません。


3:
オマケ

3-1:
復刻版パンフレット

パッケージにくっついています。
取れそうですが、取るのは面倒臭そうなんで私はそのまま(笑)。
表紙にイラストは右前脚で美女を掴んでいて、「キングコング」を真似したんでしょう。
ただ、この美女の大きさだとゴジラがエラく小さい(笑)。
おそらく画家初め、まだゴジラの大きさがよく分かってなかったんでしょうね。


3-2:
復刻版東宝プレスシート

「宣伝文案」
「宣伝ポイント」
ゴジラ」ロゴの版下

「宣伝ポイント」は4項目あって、4項目目が現在の視点で考えると興味深い。

>キャストが非常に弱いと思いますので、特に新人(宝田、河内、平田)の売り出しを工夫すると共に、

当時、宝田明20歳、河内桃子22歳、平田昭彦27歳、
まだ新人だったんですねぇ…
志村喬でさえ49歳(@_@)。


3-3:
復刻版「怪獣絵物語 ゴジラ」ぼくら昭和30年3月号付録

映画「ゴジラ」をほぼそのまま漫画化。
価値や希少性については不明。
当時のマンガに出来具合を知るにはいいかも。


4:
まとめ

公開当時のポスターの復刻版も付いていて、どんな感じだったかを味わうにはいいです。
とにかく価格が\1,000でお釣りが来るんで、画質や音質を重視しない方にはうってつけです。






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テーマ : ゴジラシリーズ
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『GODZILLA ゴジラ』2014年版

1:
う~ん、何かなぁ…

前半、ムートーがホノルルに現れる辺りまでは脚本が緻密でいいんですが、
以降はどうも作りに締りが無く、イマイチ面白くない。
巨大「生物」が強力であり、都市と人々を破壊しながらも、アメリカ軍の最高司令官でもある大統領が現れないのはおかし過ぎる。
ムートーやゴジラに対してアメリカ軍も自衛隊の様にライフルを撃つ(溜息)。

それに、ムートーとゴジラが、どうも怖くないしカッコ良くも無い(溜息)。



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テーマ : ゴジラシリーズ
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川北紘一特技監督 逝去

平成ゴジラシリーズ6作を初め特撮監督の川北紘一さんが亡くなりましたね。
2014年12月5日(金)のことでした。

川北特技監督の事を調べると、平成ゴジラシリーズの1作目『ゴジラvsビオランテ』(公開:1989年12月16日)を劇場まで観に行ってました。
内容は、う~ん、覚えてません(笑)。


~みまかりし人に冥福あれかし~
合掌




タグ ゴジラ 川北紘一




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『キングコング対ゴジラ』

★簡単な紹介

○公開
1962年8月11日

○上映時間
1時間37分

○スタッフ
脚本:関沢新一
演出:本多猪四郎
撮影:小泉一
照明:高島利雄
音楽:伊福部昭

特殊技術
演出:円谷英二
撮影:有川貞昌、富岡素敬
照明:岸田九一郎
特殊美術:渡辺明

特殊視覚効果
合成演出:向山宏
合成撮影:三瓶一信
光学撮影:真野田幸雄、徳政義行
光学作画:幸隆生、飯塚定雄

プロデューサー:田中友幸

○出演
高島忠夫………桜井修
佐原健二………藤田一雄
藤木悠…………古江金三郎
有島一郎………多胡部長
田崎潤…………東部方面隊総監
平田昭彦………重沢博士
浜美枝…………桜井ふみ子
若林映子………たみ江
小杉義男………ファロ島酋長
田島義文………山本勇吉(第二新盛丸船長)
沢村いき雄……ファロ島祈祷師
堺左千夫………大林
松村達雄………牧岡博士

広瀬正一………キングコング
中島春雄………ゴジラ
手塚勝巳………ゴジラ補佐




★評

お馴染みのBookoffで中古DVDを発見、即購入。
CDと同じケース→トールケース
となったトールケース版。
だもんで、少々高かった(涙)。


1:
これも、手抜きこの上ない脚本。
これではいい映画になるはず無し。
人間に関しては喜劇調になってますが、これは、可も無く不可も無く、ですな。


2:
ゴジラキングコングの動きが速過ぎ、怪獣ではなく人間(溜息)。
前作『ゴジラの逆襲』で怪獣プロレスを定義しちゃったからなぁ(溜息)。
着ぐるみを着たコスプレプロレスなんですよ(溜息)。

円谷英二本多猪四郎田中友幸も、誰も疑問を感じなかったんでしょうか?
ヤレヤレ。


3:
それと、キングコングがねぇ。
ゴジラに比べると、手持ちの「武器」が弱過ぎない?
どう見ても特大類人猿だし、ゴジラの放射能炎で焼き殺されちゃうでしょう。
どうせならチンパンジーやヒヒみたいに驚異の瞬発力で動け、ゴジラの火責めからかわせるようにした方が面白くなるでしょう。
更に、帯電体質とかに変わったらしいから、両手から1億ボルト位の電気が出なきゃゴジラと太刀打ち出来ん。


4:
画質が悪いカットが何か所か目に付きますが、これは「東宝チャンピオンまつり」用に短縮版を作り、
その後16㎜のフィルムから復元されたためらしい。
まぁ、これ位はいいでしょう。

それより目に付くのが、ブルーバックで撮ったカット。
これは暗く青くなっていて、どうにかならなかったのでしょうか?


5:
こんな感じで大人になってから観ると駄作ですが、
それでも、観たいんだなぁ(笑)。



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テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラの逆襲』

★簡単な紹介

○公開
1955年4月24日

○上映時間
1時間22分

○スタッフ
原作:香山滋
脚本:村田武雄、日高繁明
演出:小田基義
撮影:遠藤精一
照明:大沼正喜
美術監督:北猛夫
美術:阿部輝明
音楽:佐藤勝

特技演出:円谷英二
特技:渡辺明、向山宏、城田正雄
特技撮影:荒木秀三郎、有川貞昌
特技照明:城田正雄
光学撮影:幸隆生、飯塚定雄
光学合成:向山宏
特技美術:渡辺明
造形チーフ:利光貞三
操演:中代文雄

プロデューサー:田中友幸

○出演
小泉博…………月岡正一、海洋漁業KKパイロット
千秋実…………小林弘治、海洋漁業KKパイロット
若山セツ子……山路秀美、海洋漁業KK無線係
木匠マユリ……井上やす子、海洋漁業KK無線係
土屋嘉男………田島隊員
山本廉…………池田、上陸用舟艇隊長
清水将夫………田所博士、古生物学専攻
志村喬…………山根恭平博士、古生物学専攻

アンギラス……手塚勝巳
ゴジラ…………中島春雄



★評


1:
とある量販店のポイントが貯まったので、ポイントでゴジラ公開60周年記念版『ゴジラの逆襲』を入手。
小学生の頃にTVで観て、その次に観たのは、ん、いつだ(笑)?


2:
お話は、ん~、これも何かなぁ…
間延びし過ぎてます。

脚本の綻びや穴ボコをいちいち書く気になりませんが、
深海で眠っていたゴジラを雪崩で埋めて退治出来るはずないよなぁ…(溜息)。

ゴジラアンギラスとの戦いは喉や首筋に噛み付き、それらしくていいですが、
動きが速過ぎ、現実感を完全に打ち消してます。


3:
特撮は、第一作から半年位(?)しか経ってないのに、進歩しています。
大型石油タンクが爆発すると破片がゆっくり飛び散り、中々見事です。


4:
お話と同じ位お粗末なのは、映像。
非常に汚い。
第一作『ゴジラ』BDと比べると、補正、修繕等全くしていません(溜息)。
BD発売時に少しでも改善出来ていればいいんですが。


5:
第一作『ゴジラ』に続きこの『ゴジラの逆襲』でもゴジラが日本の大都会(東京、大阪)を襲うのは、夜。
ゴジラが破壊と同時に大都会にもたらすものは、火事。
表わすものは、勿論、B29による焼夷弾を使った夜間絨毯爆撃。

地獄が口を開き、火炎を吹き出しているんです。


5:
この『ゴジラの逆襲』も脚本をもう少し良くすれば、かなりの出来具合になったのになぁ(溜息)。



タグ ゴジラ 円谷英二 小泉博 志村喬 千秋実 アンギラス



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テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラ』その2

1:
とある家電量販店のポイントがかなり貯まっていたので新品BDを購入。
やはりお金を出してまでして買う気は起りません。

2:
DVDと同時に見比べていませんが、記憶と比べても画質は驚く程良くなってはいません。
特典映像に入っている公開当時の予告編と比べると、段違いに良くなってはいます。
音声も同様。音声の方は字幕付きなので問題はありません。

3:
この映画も昼間の自然光で撮った部分はやはりキレイです。
(参考『タクシードライバー』SUPERBIT版→ http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-547.html )

それでも、シークウェンス毎にキレイさが違っています。
海上保安隊のゴジラ爆雷攻撃のシークウェンスが一番汚い。
おそらく東宝が撮影したのではなく海上保安隊提供のフィルムを使ったためでしょう。

4:
ミニチュアを使った特撮何回観ても、やはり、チャチでショボイですが、
冒頭の大戸島を襲う暴風雨のシークウェンスは今回観ると意外と良く出来ています。
特に泡立つ波頭は見事。

5:
また、ゴジラに襲われた大戸島の壊れた住宅のセットも良く出来ています。

6:
ゴジラが品川に上陸し、EF58が牽引する旅客列車がゴジラの脚に激突し、ゴジラが客車を咥えるカット迄、
映画前半は緊迫感を保ち、観てられます。

7:
ミニチュアで一番目立つ欠点は、火災の炎の動きが速過ぎる事。
実際にセットで起こした炎をそのまま映したため。
出来れば高速度で撮影し、セットの縮尺に合わせた炎の動きにして欲しかった。
ゴジラが勝鬨橋を壊し、大波が岸壁に押し寄せるカットは高速度撮影で現実感を出しているので、惜しい。

8:
若手の宝田明河内桃子平田昭彦は下手。
作られたのが1954年昭和29年、TVドラマ以前の時代なので実戦で鍛えられる場が少なかったので、
最近の若手と比較するのは気の毒。
それでも観る人間の眼は騙せず、下手なのは事実。
その下手さを誤魔化すために大袈裟な演出が増えてしまっています。

9:
脚本の問題。
芹澤博士(平田昭彦)がオキシジェンデストロイヤーの秘密を守るために自分の命を絶つ事は、脚本上、悪くありません。
自分の行動に責任を持つ生き方はゴジラを眠りから甦らせた科学者達との対比になっています。

しかし、一般市民がゴジラの様な国家に対する脅威に対し攻撃に参加するのは無理が有り過ぎ。
一般市民の生命の安全を保障出来ない事をやらせるはずありません。
そういう危険な事を納税者の代わりにやってもらうために税金を払ってるんです。

10:
いちおー生物学的には生命は水から発生した事になっています。
なんせ人類が一人もこの地球の上にいなかった頃の話なんで(笑)。

ところがキリスト教では、

>エホバ神土の塵を以て人を造り 生氣(=いのちのいき)を其鼻に嘘入れ(=ふきいれ)たまへり人即ち生霊(=いけるもの)となりぬ
(創世記 第二章7)

>汝は面(=かお)に汗して食物を食ひ(=くらい)終に土に歸らん其は其中より汝は取れたればなり汝は塵なれば塵に皈る(=かえる)べきなり
(創世記 第三章19)

土から生まれ土に帰ります。
マイケル・クライトンの『ジュラシック・パーク』では正にこの通りで、
琥珀の中に封じ込められた蚊の血液を取り出し恐竜のDNAを更に取り出します。

この点、『ゴジラ』は日本人が海洋民族のためか、水から生れ水に帰ります。
ゴジラは太平洋大戸島の遙か沖合で生まれ(、と言うか出現し)、
東京湾でオキシジェンデストロイヤーで死にます。



タグ ゴジラ 宝田明 河内桃子 平田昭彦


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テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラvsキングギドラ』

★簡単な紹介

○公開
1991年12月14日

○上映時間
1時間43分

○スタッフ
脚本:大森一樹
演出:大森一樹
撮影:関口芳則
照明:栗木原毅
音楽:伊福部昭
特技監督:川北紘一
特技撮影:江口憲一、大根田俊光
特技美術:大澤哲三
特技照明:斉藤薫
特技効果:渡辺忠昭
製作:田中友幸

○出演
中川安奈(エミー・カノ―)
豊原功補(寺沢健一郎)
小林昭二(土橋竜三、内閣安全保障室室長)
山村聡(林田内閣総理大臣)
佐原健二(瀬川隆之、防衛庁長官)
黒部進(高岡冬樹、航空幕僚長)
西岡徳馬(藤尾猛彦、物理学者、国立超科学センター所長)
土屋嘉男(新堂靖明、帝洋グループ会長、自称「恐竜博士」)
薩摩剣八郎(ゴジラ)
福田亘(ゴジラザウルス)
破李拳竜(キングギドラ)


★評

1:
まぁ、まぁ、の出来ですかね。

2:
ゴジラの強さがいい。
キングギドラも弱くはないけど、もう少し強い方がいい。

3:
ストーリーも観ていられる出来。
ゴジラ誕生の設定は、第一作目オリジナルよりいい。

4:
ミニチュアは予算内ではよくやりました。
体重6万トンの設定のゴジラですから、札幌の地下街を踏み抜いてコケるのは中々宜しい。
でも、網走郊外と東京都庁周辺以外のセットはショボ過ぎます。
キングギドラとF15の空中戦も速度感もないし、緊迫感も無し。
タイムマシンもショボい(涙)。

都庁周辺での決戦で力を使い切ったスタッフの様です。

5:
合成とCGはこの時点でも駄目。
キングギドラが飛んでいる時に地上に落とす影から駄目。
建物の形に合った影になっていません。

6:
怪獣映画の傑作はいつになったら日本で出来るんでしょう?

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テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』

★簡単な紹介

○公開
2001年12月15日

○上映時間
1時間45分

○スタッフ
脚本:長谷川圭一、横谷昌宏、金子修介
演出:金子修介
撮影:岸本正広
照明:栗木原毅
音楽:大谷幸、伊福部昭
特技監督:神谷誠
特技撮影:村川聡
特技照明:斉藤薫
特技美術:三池敏夫
VFXスーパーバイザー:松本肇
プロデューサー:本間英行

○出演
新山千春(立花由里)
宇崎竜童(立花泰三、准将)
佐野史郎(門倉春樹)
南果歩(江森久美)
天本英世(伊佐山嘉利)
螢雪次朗(自殺志願の男)
津川雅彦(官房長官)
吉田瑞穂(ゴジラ)
大橋明(キングギドラ)
太田理愛(バラゴン)


★評

平成ガメラシリーズを撮った金子修介が監督をやったんで観てみると。。。

1:
ん~、褒めちゃいけないんだろうなぁ、この映画も。
全体としては、面白い。
特に、ゴジラを悪と破壊の権化にし、非常に強くしたのは、大変宜しい。

でもご予算の関係が粗が目立つ、目立つ。
やはり日本では、怪獣映画の佳作を作るのは不可能と認めねばならないのでしょうか?

2:
CGの出来が非常に悪い。
まず、29分付近で出て来る防衛海軍巡洋艦「あいづ」の映像、何だこれ(怒)?
CGのつもり(怒)?
絵ですぜ、これ(怒)。
CGじゃありません(怒)。

もう一つ目立つのが1時間8分付近、横浜上空、ゴジラを攻撃するモスラの場面。
空撮のカット。
道路に車が沢山走ってんだなぁ(溜息)。
交通規制してるはずなんだから、車が一台でも走ってるはずない。

実写との合成も悪いなぁ。

3:
立花泰三を演じた宇崎竜童、演技出来てません(涙)。
オマケにどう見ても、職業軍人じゃありません(涙)。
ひどいね。

4:
箱根大涌谷にバラゴン到着。
程なく反対側からゴジラ出現。
近藤正芳が振り返ると峰の上に聳える様なゴジラ。
峰を崩しながら、ゴジラの大咆哮。

なんでここで音楽を入れてゴジラの大咆哮を消しちゃうんだい(怒)?

横浜でモスラを撃破する時も、同様、なんでゴジラの大咆哮を音楽で消しちゃうんだい(怒)?

5:
大涌谷の決戦でバラゴンの最初に一撃がゴジラの左前脚に噛み付く。

いちおー古代生物なんだから、首へ攻撃し頸動脈を破るとか、気管を締めて窒息させようとするとか、
肋骨で守られていないお腹を攻撃するんじゃないの?
横浜の戦いでは、ゴジラはキングギドラの中央の首に噛み付いてるんですけど。

でも、それ以外は、いい。
都会にミニチュアセットはショボイいけど自然に満ちた大涌谷のセットは、東宝伝統の出来の良さ。
ゴジラの強さも大変いい。

6:
59分付近、防衛軍F7Jがゴジラに逆襲され撃破、墜落。
破片が民家直撃、爆発炎上。
金子修介監督は『ガメラ』シリーズでもやってたけど、現実感があり良い。

それにこの映画でも、カメラの位置を地上に置いた設定の画像が多く、これも怪獣のデカさを表現出来、宜しい。

7:
立花由里、横浜に来てもデジカメ撮影、PC送信、生放送してたのに、
1時間9分付近、モスラを攻撃するゴジラの放射能火炎の爆風で飛ばされると、忘れちゃってますよ、生放送。

8:
主演の立花由里を演じた新山千春、思ったより巧かった。
オヤジ役の宇崎竜童が悪過ぎたからね。

9:
東日本大震災の津波の映像を見た後だと、ゴジラやモスラが水から出現するカットが気になります。
あれだけの質量の物が急速に浮上したら、あんな水飛沫じゃなくて、津波並の大波にならなおかしい。

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ジャンル : 映画

『三大怪獣 地球最大の決戦』

★簡単な紹介

○公開
1964年12月20日

○上映時間
1時間33分

○スタッフ
脚本:関沢新一
演出:本多猪四郎
撮影:小泉一
照明:小島正七
音楽:伊福部昭
特技監督:円谷英二
特技撮影:有川貞昌、富岡素敬
特技照明:岸田九一郎
特技美術:渡辺明
光学合成:向山宏
光学撮影:真野田幸雄、徳政義行
プロデューサー:田中友幸

○出演
夏木陽介(進藤刑事)
星由里子(進藤直子)
小泉博(村井助教授)
志村喬(塚本博士)
ザ・ピーナッツ(小美人)
若林映子(サルノ王女/金星人)
黒部進(暗殺段の手下)
平田昭彦(沖田刑事課長)
佐原健二(金巻班長)
天本英世(老臣)
広瀬正一(キングギドラ)
中島春雄(ゴジラ)
宇留木耕嗣(ラドン)


★評
キングギドラのデビュー作。
やっぱりキングギドラはカッコいいからね。

1:
ん~、何と言いますか、ゴジラとラドン、この2大スターがいない場面は面白い。

2:
前半のミステリー物語は巧くまとまっていて面白い。

3:
モスラの幼虫の動きの悪さは、許容範囲内、まぁ許してもいいでしょう。

4:
キングギドラは中々宜しい。
キングギドラが機敏な動きが出来ず、存在感が有り成功してます。
まぁ、怪我の功名なんですがね。
それと空から怪光線で地上を攻撃するので圧倒的な破壊だけを映せば良く、キングギドラを地上で動かす必要が無いのも幸いしてます。

5:
ゴジラとラドンがこの映画では問題外の大根振り。
動きが怪獣ではなく、人間そのもの。
大失敗。
馬鹿馬鹿しくて観ていられません。
それにゴジラが弱過ぎます。
口から放射能火炎を噴きだすはずなんですが、なぜか岩を投げるわ、蹴るわ、馬鹿馬鹿しい。

6:
キングギドラだけの怪獣映画を観たい。
ラドンの決定版も観たい。
地上で暴れまわるのは撮るのが非常に難しく、空から破壊しまくる方が巧く撮れるのをこの映画で実証しました。

タグ 円谷英二 本多猪四郎 田中友幸 中島春雄 夏木陽介 佐原健二 平田昭彦 志村喬 若林映子 星由里子

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ジャンル : 映画

『ゴジラ』

★簡単な紹介

〇公開
1954年11月3日

〇スタッフ
原作:香山滋
脚本:村田武雄、本多猪四郎
本編演出:本多猪四郎
本編撮影:玉井正夫
特撮演出:円谷英二
特撮撮影:有川貞昌
合成演出:向山宏
合成撮影:土井三郎、泉実
光学撮影:荒木秀三郎
音楽:伊福部昭
プロデューサー:田中友幸

〇出演者
宝田明
河内桃子
平田昭彦
志村喬
菅井きん


★評

1:
定冠詞が付く1954年の『ゴジラ』です。
この映画、1980年頃、今は無き日劇で「ゴジラ祭り」みたいなゴジラ映画の特集があり、日劇で観ました。
凄い人出で席があったのは、三階。更に凄かったのは三階最前列手摺際に並んだカメラ小僧群。上映中、シャッターの音が途切れること無し。今じゃ考えられんでしょう。
楽しい思い出はゴジラが尻尾で日劇を一撃した時の拍手喝采。

Wikiによると、1979年に全国4劇場で『ゴジラ映画大全集』をやってるんで、多分これを観たんでしょう。

2:
ま、こんな思い出がある定冠詞付き『ゴジラ』、DVDを買おうかと思い買う前に久し振りに借りて観ると…

3:
いらんね、記憶よりかなり雑な作り(涙)。
少なくとも定価で買う気皆無。
特撮のちゃちな作りは構わないんですが、脚本が雑、雑、雑、雑、雑。
大戸島で母親と兄を亡くした新吉が何で山根博士の家に引き取られるんでしょうね?

4:
ゴジラ自体は、まぁ存在感と緊迫感はあります。
ミニチュアの破壊シーンも、まぁいい。

5:
もう少し脚本に手を入れ白黒で200億円程かけて昭和29年を舞台にして、才能ある監督の手でリメイク出来んかねぇ…



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プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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