『若者たち2014』その4

第四話

1:
暁の過去が少々明らかになりました。

暁(=さとる、次男 瑛太)の彼女キッカワミズキ(広末涼子)は軟骨肉腫(笑)ではなく、拡張型心筋症だった。
手術費とアメリカへの渡航費、〆て30,000,000円(@_@;)。
そのために詐欺をやるも、間に合わず死亡。
主治医は新城正臣医師(吉岡秀隆)(@_@)。
新城医師がもっと早く暁に伝えていれば、金を準備出来、ミズキを救えた。
だから暁は新城医師を許さない。

でも、ミズキは新城医師に暁に言わないように頼んでいた。

ふ~ん、なる程。


2:
それから、陽(=はる、三男 柄本佑)の劇団騒動。
劇団員に300,000円を持ち逃げされるは、そのために他に二人辞めるは、
陽、公演を止めるか悩む。
それに旭(=あさひ、長男 妻夫木聡)が
「お前の覚悟はそんなもんなのか?」
「夢を追い続けられない者が多いのに、夢を追い続けられる自分が恵まれているのが分からないのか?」
「そんなお前の夢に自分の夢を重ねている人間がいるのが分からないのか」
、と怒る、ボコボコにする。

そんな陽のために300,000円を用意した旭。

…旭の台詞通りです。
…自分がやりたい事をやろうとする覚悟、これ、非常に重要。
…まぁ、前回第三話で旭が梓(蒼井優)のお母さん(余貴美子)に言われた事なんで、それをそのまま言っただけ(笑)。
…これを聞き、陽の公演を観た暁も新城医師への態度が変わるはずです。
…暁によると旭は元の雇い主佐渡社長(岩松了)に頭を下げまくり300,000円を借りたとか。
私位の年齢になると、こういうのが一番心に響く、自分自身の経験と自分の立場を考えると(笑)。
親なら間違い無く陽のためにやりますよ、ホントに。

…劇団の金を持ち逃げした斉藤。
こういう人間として越えてはいけない一線を越えてしまった人間の言う事は信用出来ない。
他人の善意に付け込むものです。
親の介護が必要とか言い訳してましたが、私位の年齢になると(笑)、信用しません(笑)。
300,000円を全額返金するまで、人として信用せず赤丸付き要注意人物です。


3:
そして最後は、梓の有り得ない所からの出血(@_@)。


4:
こんな感じで巧く進んでいるドラマ。
自爆の可能性は、今のところ、ありません。
旭を演じる妻夫木聡は毎回首筋の血管を浮き立たせ、本当に怒ってます(^.^)。
こんな演技するとは予想してなかったんで、観ていて気持ちいい。
旭の人物設定と台詞は明らかに50年前のもので時代遅れも甚だしいのですが、
意外にも違和感が少ない。
原因は妻夫木の演技力。
巧いから古さが消え、万古不易の真実が表面に出て来ています。
妻夫木聡の代表作になりそうです、『若者たち2014』。

しかし、このドラマ、重過ぎます。
息抜きや休止符が無いんです。
命と人生の重さしか無いんです。
笑いが無いんです。
これでは傑作になりません。
今回第四話までに、笑いがありません。
特に長男旭は親代わりですから、絶対自分では大真面目だけど、
佐藤家以外の人間が見れば可笑しい所があるはずですが、無いんだなぁ(溜息)。


5:
それでも、出来がいいのは確か。
次回も楽しみ、楽しみ(^.^)。



タグ 妻夫木聡 瑛太 満島ひかり 柄本佑 蒼井優 長澤まさみ 橋本愛 吉岡秀隆 余貴美子 岩松了




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『信長のシェフ』2014年版その3

第三話

1:
栄養学の知識のより武田信玄(高嶋政伸)に認められ召し抱えられたケン(玉森祐太)。

話が料理人から離れ始めてますゾ。
個人的には味だけでなく栄養も考え料理を作るのは非常に好ましいですが、
フランス料理は菜食主義から最遠の料理なんで、フランス料理人のケンが栄養学の知識を使うのは無理があります。

このドラマも自爆し始めました(溜息)。
このドラマも駄目だね。


2:
どうなるか、次回も観ます(笑)。



タグ 高嶋政伸 佐々木希 笹野高史 玉森祐太 志田未来 及川光博 ゴリ 芦名星 市川猿之助 正名僕蔵




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『オルセー美術館展 印象派の誕生 -描くことの自由ー』その2

その2:

1:
「笛を吹く少年」続き

1-1:
ケンカ小僧(笑)または軍楽隊の少年が率いるのは、勿論、後の「印象派」と呼ばれる一派。

1-2:
また、主題に使った人物は「少年」。
大人ではありません。
成長と新しさの象徴です。
つまり、サロンと言う権威である「老人」に対抗するのに相応しいのは、やはり「少年」。

1-3:
ところで、この絵を見ている時、他の人がどこを見ているかも観察しました。
絵の底、足元に注目している人は皆無。
特に音声解説を聞いている人は視線を下に向けることもありませんでした。

1-4:
あーでもない、こーでもない、と考え、近付いたり離れたり、見ている人々を観察したりして、
気が付けば小一時間経ってました(笑)。
それ位心と視線を捉え離さない、釘付け絵画です(^.^)。


2:
展示番号8
ジャン=フランソワ・ミレー
「晩鐘」
世界で最も敬虔な絵画の一つ。
労働と収穫への感謝。
今日も一日無事に終わった事への感謝。
「足ることを知る」の一枚。

大変穏やかな絵で、キリスト教や宗教が与える心の安息を実感させる一枚。

でも、ミレーより後の時代の人間が見ると、
「あ~、滅びゆく写実絵画とサロンへの鎮魂の祈りかぁ」


3:
展示番号16
ギュスターヴ・カイユボット
「床に鉋をかける人々」

ブリジストン美術館でやった回顧展に来なかった代表作。
(参考、私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1559.html)
この人の写実の腕前は、やはり大したものです。
床に散らばる鉋屑、これが実に見事。
近くで見ると細密に描いてないのがよく分かりますが、少し離れてみるとこれが丸まった鉋屑に見えるんだなぁ…

画面右端には、フランス人らし飲みかけの赤ワインのボトルが一本とグラスが一個。

この絵も私の胸に響くものが無かった(涙)。


4:
展示番号21
ジャン=レオン・ジェローム
「エルサレム」

キリストの磔刑後、ゴルゴダの丘を去る人を風景の一部にした風景画。
キリスト初め3人の磔刑者は直接描かず影のみ。
この影は中々良いですね。


5:
展示番号22
エルネスト・メッソニエ
「フランス遠征 1814年」

冬、雪でぬかるんだ道を進む騎馬の一行。
『大草原の小さな家』シリーズでも出るぬかるんだ道が凍るとどうなるか、それがよく分かる道。
馬の蹄でこねくり回された泥道は凍るとその通りの形の「個体」になり、「こんな所歩けねぇよ」。
ヨーロッパで石畳の舗装が開発されたのは冬場の交通困難を解消するため。


6:
展示番号27
ギュスターヴ・モロー
「イアソン」

私が唯一知っているギリシャ神話の中の一つ(笑)。
ギリシャ神話のアルゴの勇者達を引き連れた「アルゴ探検隊」のイアーソーンです。
(「アルゴナウタイ」、参考→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%82%A4)
(『アルゴ探検隊の大冒険』の記事、参考→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-869.html)

ゴールデン・フリース(金羊裘)も描かれていますが、金色の毛皮が無い(笑)。
イアーソーンの足が踏んづけてるのは、怪鳥ハルピュイアイ。
お隣の美女はメーディア。
ふむふむ、これだけのものが揃う場面と言うと…
コルキスでイアーソーンがメーディアの助けを借りて金羊裘を手に入れた場面か、
ハルピュイアイ以外はね(笑)。


7:
有名どころ

7-1:
展示番号32
クロード・モネ
「かささぎ」
光に反射する雪の描写や降り積もった雪の重さを想像させる描写は見事なんですが、
重さを表しているためか明るい色ばかり使っているのに、
絵の印象が重い。
根雪ですよ、この絵。
日本画なら、余白を活かし所々に胡粉の白を使って強調し、全体に軽い新雪の感じになるでしょうね。

7-2:
展示番号47
アルフレッド・シスレー
「洪水のなかの小舟、ポール=マルリー」

『美の巨人たち』でやったから知った(笑)。
(参考→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/080510/index.html)

7-3:
展示番号78
クロード・モネ
「サン=ラザール駅」

これも『美の巨人たち』でやったけど、その前から知ってました。
(参考→http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/130406/index.html)
いかにも印象派らしい形がハッキリしない描写。
もやもや、もわもわした絵ですが、実物は意外とキレイです。


8:
展示番号53
アンリ・ファンタン=ラトゥール
「花瓶のキク」

これも驚いた。
あの強烈な「笛を吹く少年」を見た後でも印象が強い。
この絵、何と、油彩なのにキクの花が浮かび上がり、立体的に見える(@_@)。

近付いて観察すると、全体的には薄塗りですが、
中央の白いキクは細かく絵具を重ね細密に描いています。
特に中心付近の5個だけ他の色を入れてない白を使い、油も艶が出る油を使ってます。
白い花の後、中景に当るエンジの花は軽めの、あっさり描写。

これだけ筆致を変えれば少々は全体に立体感を与えるでしょう。
でも、それだけではなさそう。
では、何か?
分からん(笑)。


9:
まとめ

名画が多く、お得感が一杯でした。
それでも、展示番号1で最初に展示されている「笛を吹く少年」が断トツの出来。
他の作品を完全に凌駕、圧倒。

ミレーの「晩鐘」とマネの「笛を吹く少年」を同時に見られる展覧会なんて、日本では、おそらく、今回が最初で最後。
絵画好きな方、行くことをお勧めします。
人出以外は(笑)、絶対後悔しないはずです。
心が「お腹一杯」になること間違い無し(^.^)。




タグ オルセー美術館




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『おやじの背中』その3

第三話
なごり雪
脚本:倉本聰
おやじ:西田敏行

1:
第三話にして、漸く面白い話になりました(^.^)。

ん~、これが倉本聰の実力によるもんなんでしょうか?

2:
親子の絆の描き方が巧いんです。
まぁ、今回は、親子と言うより祖父と孫娘なんですが。
今迄の二話はかなり非現実的、直接的で日本人には馴染みにくい類のもの。
脚本家がカン違いしてるか、傲慢でした。

今回のイズキンのオヤジ小泉金次郎(西田敏行)がやった事はありそうな事で、説得力があります。
何よりも素晴らしいのは、孫娘しのぶ(広瀬すず)の最後の台詞。
愛情と知性に満ち溢れています。

倉本聰の実力に、打ちのめされました(笑)。


3:
さて、今回気になるのは、題名にも使われているイルカで有名なった伊勢正三作「なごり雪」。
この誰の心にも染み入る名曲をなぜ使ったのでしょう?
(歌詞、参考→http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35555)

歌詞の内容は、
「晴、今季最後の雪が降り、駅で大切な人を見送る。
意外と近しい間柄の二人で、相手をよく見る事もなかったし、考えたこともなかった。」
、とこんな感じ。

倉本聰がこの曲に触発され今回の脚本を作ったのは間違いありません。
話から考えると、
駅で見送るのは、おやじ小泉金次郎(西田敏行)。
旅立つのは孫娘しのぶ(広瀬すず)。

金次郎はもう社長の座を息子に譲り、人生の一線から退きます。
しのぶはこれから人生を自分の足で歩み始めます。

これで、「なごり雪」で繰り返される歌詞が活きているのが、分かりました。

>今晴が来て君はきれいになった
>去年より ずっと きれいになった

おそらく仕事一筋で愛してやまない孫娘がどんな娘になったか知らなかった金次郎。
苦労を掛け通しだった妻(由紀さおり)への軽い罪悪感(笑)はあったものの、
しのぶの最後の台詞で、はじめて心根の美しい娘に成長したのを知ったのです。


3:
倉本聰の脚本が良かったので、後はどうでもいい(笑)。
まぁ、次回も観ます。




タグ 倉本聰 由紀さおり 西田敏行 広瀬すず なごり雪 イルカ おやじの背中




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『吉原裏同心』その5

第五話

1:
お話は、相変わらず退屈。
つまらん事、甚だし。

こんなんじゃ、特に若い人は時代劇を観ない。


2:
でも、役者は巧いなぁ。
例えば、
主人公神守幹次郎を演じる小出恵介の落ち着き振りは、中々いい。
剣術の腕前が自信を呼び、それが落ち着きに表れているのがよく分かります。
小出も将来、伸びるゾ、間違い無く。


3:
話には期待皆無ですが、役者が楽しみなので次回も観ます。



タグ 貫地谷しほり 小出恵介 皆川猿時 近藤正臣 宮武美桜 柳沢慎吾




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『家族狩り』その4

第四話

1:
原作があるにしろ、またしても大石静の脚本。

『明日、ママがいない』なんかよりも、遙かに趣味が悪いドラマ。
第四話迄、出て来るのは、憎悪、殺人、絶叫、暴力、家庭内暴力、詐欺、ストーカー、ホームレス狩り、
それをかなり写実的に描いてますから、辟易してきます。


2:
こんな駄作を救っているのが道化役巣藤浚介教諭を演じる伊藤淳史


3:
まぁ、次回も観ますか。



タグ 伊藤淳史 松雪泰子 遠藤憲一 浅田美代子 井上真樹夫 中村ゆりか 水野美紀 秋山菜津子 篠田麻里子




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『ゼロの真実~監察医・松本真央~』その2

第二話

1:
困ったドラマであるのが、判明。

基本的には、観ても何も考えなければ、非常に面白い。
しかし、私の様に少々考えると手抜きドラマだと直ぐ分かる。
脚本に何も考えてない、ただ感性だけで書いてあるのがハッキリ分かる箇所が何か所も在る。

また一人嫌いな脚本家が出来た。
その名は大石静。


2:
面白い点。
事実を一つづつ探し出し、事件を解明する事。
今回も死因の特定も中弛みも無く、面白い。
主人公松本真央の傲岸不遜振りも武井咲が巧く演じてます。


3:
しかし、物語の基本的な部分が全滅。

3-1:
松本真央の無礼は有り得ない。
あんな人間が採用試験を通るはず無し。
知識、技術、経験が有っても面接で絶対落ちる。

3-2:
今回迄の粗筋はよくある物で…
「おざなりな仕事をする先輩達とそれに対する超有能な新人。
今後はこの新人が職場の誠実に仕事をしない雰囲気を変えていくかも。」

退屈極まりない脚本で、このドラマもおそらくそうなるのでしょう。

こんなドラマ、何人の視聴者が面白いと思ってるんでしょう?
私なんか、現実感皆無の画餅、絵空事、脚本家の自己満足以外の何物でもありません。

3-3:
舞台は監察医務院。
安定志向を具現化した公務員がそう簡単に慣習を変えるはずありません。
特に後輩に恥をかかされた先輩は退職するまで、忘れませんゾ。
しかもその後輩が無礼千万で協調性皆無の性格なら、管理職になる可能性は皆無。
職場の雰囲気や職員の仕事に対する態度が変わったとしても一時的なもの。

黒澤明の『生きる』でこの点を冷静に、冷酷に描いてます。

3-4:
新たな物語やヒロインを作り出そうとする志が全くないのです。

正義感に満ちたヒロインを作り出したいなら、人物設定を変えなければなりません。
完全な俗物にして、出世しなければ、職場の雰囲気を変えることなど不可能。


4:
とまぁ、色々文句を書きましたが、最初にも書いた通り、謎解き事件解明に関しては、間違いなく面白い。
私の様に新しいものを求めなければ、面白さを削がれることはありません。


5:
だから、次回も観ます(笑)。




タグ 武井咲 六角精児 尾美としのり でんでん 佐々木蔵之介 真矢みき 生瀬勝久 水沢エレナ 橋爪功




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『若者たち2014』その3

第三話

1:
佐藤家の父親の死の真相を旭(妻夫木聡、長男)が明らかにしました。
暁((=さとる)、瑛太、次男)以外は知らなかった。
暁はその真相のために家を出て、最後は犯罪、服役。

「生か死か」、「恥か誇りか」の大変難しい、または悩む時間が不要な簡単な選択でした。

旭は親代わりですから、当然「生」、家族を養うための選択をしました。
そしてその責任である「恥」も背負い続けました。

当然弟達は不満たらたら。

でも、長男旭は弟達と妹の事を大事に思い、愛している(→旭が絶対に言わない言葉)から選択しました。


2:
その思いが今でも変わらないでいるのを示したのは、
佐渡社長(岩松了)が暁を「犯罪者」と呼び、それにキレ、殴り、首になった時。

それを深く分かった暁は澤辺梓(蒼井優)と母親(余貴美子)に兄の人柄を伝え、兄と梓の結婚の承諾を頼む。

結婚を認められる(^.^)。

…良かった(^.^)。
…職は失っても愛情を失わなかった旭。
…この旭のブチ切れから最後までのシークウェンスはいいね(^.^)。

3:
今回のお題は親にとって子共はどんな存在か?

どんな事をしても、守る(^.^)。

…ガンバレ、旭
~by CYPRESS~


4:
敵役の佐渡社長を演じる岩松了は相変わらず巧い。
こういう現実的な、少しだけ人の道を外れた悪役をやると巧い。

梓の母親役の余貴美子も相変わらず巧い。
世間と人を知っていて冷静で厳しく、愛情深い母親の雰囲気がひしひし伝わってきます。


5:
傑作とは絶対言えませんが、良心的な作品には間違いなく、
佳作になる可能性があります。
愛情を忘れず、キレイ事だけで済まない面も抜かりなく描いているからです。

次回も観ます(^.^)。



タグ 妻夫木聡 瑛太 満島ひかり 柄本佑 蒼井優 長澤まさみ 橋本愛 吉岡秀隆 岩松了 余貴美子




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『信長のシェフ』2014年版その2

第二話

1:
比叡山焼き討ちの巻。

その真意を伝えるために料理を使う。

他の創作物を同じく、物を作る事自体よりも、それ以前の伝えるべき事を考える事の重要性と難しさ、
これを今回も巧く、そして明快に表しています。

ただ、気になるのは、マンガ的な誇張が強過ぎる演出。
この過剰誇張演出が無ければ、もっといいドラマになるんですが。



タグ 高嶋政伸 佐々木希 笹野高史 玉森祐太 志田未来 及川光博 ゴリ 芦名星 市川猿之助 正名僕蔵




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『孤独のグルメ Seazon4』その2

第二話
「中央区銀座の韓国風天ぷらと参鶏湯ラーメン」

1:
今回も実に美味そうに食す井之頭五郎(松重豊)。

それだけ。



タグ 松重豊 孤独のグルメ




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『おやじの背中』その2

第二話
坂元裕二脚本

1:
ん~、何かなぁ…
面白くないと言うより、弱い、ドラマの力が弱い。

どんなお話かと言うと…

父娘(役所広司満島ひかり)が人生を賭けてやってきたボクシング。
目標はロンドンオリンピック。
全てを犠牲にして。

しかし日本で予選敗退。

娘は婚約。
明日は結婚式。

でも、父娘は再びボクシングを。


2:
親子の絆を象徴してるんですが、「だから、何?」なんです。

今回も表現が直接的、写実的で、ドラマと言うよりドキュメンタリー。

ヤレヤレ(溜息)。


3:
次回の脚本は倉本聰
もう少し真面な脚本になるでしょうか?



タグ 満島ひかり 役所広司 倉本聰



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『オルセー美術館展 印象派の誕生 -描くことの自由ー』その1

★簡単な紹介

2014年7月9日(水)~10月20日(月)
国立新美術館
HP→http://orsay2014.jp/index.html



1:
すんげ~有名な印象派の絵と同時代のすんげ~有名な写実絵画がてんこ盛りの展覧会。

で、一番気になるのは、込み具合、少なくとも私はね(笑)。
入場待ちはまぁ、許せますが、中が込み過ぎて絵を見にくいのは嫌い(笑)。


7月19日土曜日の午前11時前に行くと…
入場待ち時間0秒
入場待ち行列0㎜
やった~(^.^)。

中はどうかと言うと…
そこはまぁ、洋画の中でも日本人が大好きな印象派。
決して空いてるとは言えません。
入った直後は混雑になれず、やはり家を出るのが1時間遅かったと、いつもの(笑)後悔(笑)。
でも、5分も中にいると、まぁ、許せる程度なのが分かってきまして。

有名どころも5分も経つと人波が途切れる時があり、近くで筆致や細かい描写を思う存分観察出来ます。

こんな感じで見て回ると…


2:
入口から凄かった。

展示番号1 「笛を吹く少年」
エドゥアール・マネ

中に入ると光り輝く大判の縦長。
、と言っても畳とほぼ同じ。
印象派の中でも有名どころの一枚で40年以上前から知ってます。
でも、別に好きでもなんでもありませんでした。

ところが、本物を見たら、驚天動地(@_@)。
すんげ~んだ、絵が放つ雰囲気と魅力が(@_@)。
オマケに保存状態がとてもいい。

2-1:
見ている人が少々多かったんで、会場を一回りして戻ると人が減り、遠目から見ると、
まず、色々な対比が強い。

背景のベージュと少年の鮮やかな色使い。
少年のジャケットの黒とズボンの赤。
少年の顔の輝きとジャケットと帽子の黒。
ズボンの赤とストライプの黒。
笛の黒と初年の顔の色。
ジャケットの黒とサッシュの白。
靴の黒と脚絆の白。
等々。

2-2:
色使いは対比が強く、少年の体の骨格(?)は、縦にジグザグ状にしています。
また、体を三角形、それも3辺の長さが全て違う不等辺三角形の組み合わせにしています。
いくつか挙げると、

笛と頭。(→右手の中指を立て画面左側の斜辺を強調しています)
笛と右脇の筒とジェケット右側。
右脇の筒と左脚、筒と帽子の頂点が作る線。
両脚の間と左右の靴の踵。
右足と左脚と絵の底辺


葛飾北斎の構図を真似したんではないでしょう?
また、黒澤明の『羅生門』での3人の登場人物が作る不安定な構図の方は、
この「笛を吹く少年」を真似したか触発されたのではないでしょうか?

2-2:
この三角形の組み合わせ、積木の様です。
しかし、安定してるとは決して言えない組み合わせです。
不安定と言うよりも、不安感を感じるという方が近い。
際どいバランスを保っている積木、って感じです。
二等辺三角形や正三角形が在りません。

この不安感が一番顕著なのが、一番下、底に在る

靴と絵の底が作る三角形。

そして、ここに絵を理解する鍵が在りました。
両方の靴の踵を結ぶ線上に在る濃い色。
左脚の影と捉えるのも可能ですが、背景の描き方を考えると非常に不自然です。
違和感全開。
影ではなく、「左右の靴の踵を結ぶ線を強調している色」と捉えるのが一番無理が無いでしょう。

右の靴から延長する線は絵の角へ向かいますが、
左の靴から延長する線は角へ向かわず底辺の途中へ向かいます。

この絵は安定を求めていません。
こう捉えて間違いありません。

2-3:
さて、この不安感と笛を吹く少年を組み合わせると、どうなるでしょう?
「安定感=動かない」ですから、
椅子に座るか、立ったまま演奏するオーケストラではありません。
不安感が在る構図と言う事は、動きを想像させる力が在ると言う事です。

つ、ま、り、
この少年、歩き始めようとしているんです。
歩く楽器使いと言えば、軍楽隊ですな。

2-4:
また、この絵にはもう一つ非常に不自然な点が在ります。
それは、笛を持つ両手。
一見すると輪郭線の様な指の線を強調する色使いの様ですが、よく見るとどうも違います。
陰影としても、指の肌の色と違いが大き過ぎます。
そうなると、残りの解釈は一つ。

指が汚れているんです。

何か、不自然です。

2-5:
対比の強さ。
不安感を与える構図。
歩きだしそうな少年。
笛を吹く少年。
指が汚れた少年。
軍楽隊。

これらを組み合わせると、
軍隊の先触れの登場です。
どんな軍隊か?
指が汚れている人々。
サロンと対比する労働者階級の人々です。

つまり、サロンと言う権威主義に対する宣戦布告なんです。
サロンにケンカを売っているんです(@_@)。

マネのサロンに対する挑戦と自信を表した作品です。

2-6:
これ位優れた、いい絵ですが、ん~、イマイチ心を動かされません。
非常に力強く、訴える力も魅力も有る絵なんですがねぇ…
まぁ、好みの絵じゃない、って事なんです(笑)。



タグ オルセー美術館 マネ 新国立美術館



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『ゼロの真実~監察医・松本真央~』その1

★簡単な紹介

○放送
2014年7月10日~
木曜日 午後9:00~9:54
TV朝日系
全回

○スタッフ
脚本:大石静
演出:常廣丈夫、星野和成、片山修
撮影:山中敏康
照明:高橋幸司
音楽:井筒昭雄

法医学監修:高木徹也(杏林大学医学部法医学教室)
     奈良明奈(東京大学大学院医学系研究科 法医学教室)
医療担当:府川亮介

警察スーパーバイザー:倉科孝清
方言指導:一木美貴子

プロデューサー:中川慎子、浅市千瑞

○出演
武井咲……………松本真央
佐々木蔵之介……屋敷一郎
生瀬勝久…………泉澤郁夫
真矢みき…………印田恭子
尾美としのり……中山光則
和田正人…………富田肇
でんでん…………保坂博
六角精児…………岩松正彦
青柳翔……………児玉吉人
小松和重…………佃健太郎
水沢エレナ………秋山晴子
宮崎香蓮…………久米みどり
橋爪功……………小杉貞夫



★評

『ゼロ』なんて入ると松本清張のドラマと誤解しそうですが(笑)、
でも主人公は「松本」真央(笑)。

第一話

1:
『お天気おねえさん』と同じく大石静が武井咲の当て書きで作ったドラマ。
武井咲の沈黙と美貌で見せるのも同じ。
変人、有能、怖いもの知らず、職場の無言のルールを簡単に無視、のヒロインも同じ。
共演も同じく佐々木蔵之介

違う点は真央(武井咲)が死刑囚(橋爪功)と知り合いである事。


2:
第一話は、ん~、何かなぁ…
武井咲を目立たせるだけのドラマにこれだけの巧い脇役がいるか?

武井咲の一人芝居でも大丈夫でしょう。
悪い意味じゃありませんよ。
武井にはそれ位実力があります。
こういう普通に大勢の役者を使うドラマと違う面白いドラマが出来る予感がします。


3:
まぁ、次回も観ますか。



タグ 武井咲 六角精児 尾美としのり でんでん 佐々木蔵之介 真矢みき 生瀬勝久 水沢エレナ 橋爪功




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『吉原裏同心』その4

第四話

1:
江戸時代が舞台なんで犯罪も大したことなく、可愛いもんです。
年季明けの日付を変え、誤魔化す。


2:
この時代劇を初め、侍がやたらと悪人を切り殺す。

いつまでこんな脚本を書くつもりだろう?

江戸時代の江戸の人口は100万人位と言われ、町奉行所の同心は30~50人程。
(後は銭形平次の様な同心配下の岡っ引き等)
これだけの人数でも治安を維持出来ました。
それ位治安が良く犯罪も少なかったと言ってもいいでしょう。

そんな社会の中で侍が悪人を切る機会が多いはずありません。
また侍は「仁」(=武士の情け=惻隠の情)を持っていますから、悪人を切らず罪滅ぼしややり直しの機会を与えるのではないでしょうか?


3:
小出恵介貫地谷しほりの主役二人の好演を見ているとドラマの欠点ばかり目に付きます。
まぁ、次回も観ますか。



タグ 貫地谷しほり 小出恵介 皆川猿時 近藤正臣




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『若者たち2014』その2

第二話

1:
謝罪ねぇ…

老婆屋代昌江(根岸季衣、多香子(長澤まさみ)の母)から3,000万を詐欺した次男暁(さとる、瑛太)。
実刑判決を受け、刑期満了で出所。
長男旭(妻夫木聡)が代わりに月々返済していても、謝罪しないし、感謝も無し。
旭が暁に屋代家へ謝りに行けと言っても、親を放っておいた子供達が悪いと言って、謝らない。

4男旦(ただし、野村周作)が永原香澄(橋本愛)に妊娠してると騙され、結婚か中絶。
中絶なら10万くれと迫られる。
それを3男陽(はる、柄本佑)が解決。
二人が香澄に謝れと言っても、香澄は謝らない。

長女ひかり(満島ひかり)が勤めるNICUでは、600gで生まれた赤ちゃんの謝る母親。


家族を育て、養う人が謝ってます。
謝らない人は罪悪感が無いと言ってます。

…これは恐ろしい事です。
…善悪の区別がつかないからです。

…しかし、このドラマでは、もう少し事情が複雑の様です。
…どうやら、暁は遊ぶために詐欺を働いたのではないらしい。
…香澄にも問題が在りそう。
(参考HPの人物相関図→http://www.fujitv.co.jp/wakamono/chart/index.html)


2:
若い農婦を演じるのが、長澤まさみ
私が観た限りでは、初の汚れ役。
日焼けと共に、少々年の割に疲れた表情がいい。

ひょっとすると、このドラマで凄い演技をして役者として大躍進するかも。

『世界の中心で、愛をさけぶ』の時は綾瀬はるかと同じ位大根だったけど、
『わが家の歴史』から演技が真面になってきました。
今では綾瀬はるかより巧い。


3:
暁と香澄の秘密がどんなものか、興味津々(^.^)。
それに、長澤まさみが今度どんな演技を見せてくれるか、楽しみ(^.^)。

次回も観ます。




タグ 妻夫木聡 瑛太 満島ひかり 柄本佑 野村周平 蒼井優 長澤まさみ 橋本愛 根岸季衣 杉田成道





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小津安二郎の言葉

朝日、2014年7月13日(日)、地域総合首都圏版
小津安二郎がいた時代 赤いやかん 好きなものが最優先」

から

(前略)

>小道具も衣装も本物にこだわるのは
「カメラを通すと偽物はすぐにわかる」
という思いだった。

>好きなものが最優先で、本物志向だった小津は、
「おれの演出は、現実的におかしいかどうかということよりも、
もっと芝居の本質に観客の目がいくように作っている」
と自信を語っていたという。

>小津が残した言葉がある。
「なんでもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従う」。
その言葉通りの信条を終始貫いていた。


1:
映画やドラマは好きなので映画ドラマ関係の新聞の記事は、とりあえず、全て読みます。
この「小津安二郎がいた時代」も毎週読んでいます。
私の記事を読んで頂ければ分かる通り、私は小津安二郎の映画が好きになれません。
わざわざ小津に関する本を買う気にもならず、小津の演出や映画がなぜああなるのか考えてみようともしませんでした。

朝日のこの記事のおかげで、理解が進みそうです。

>「おれの演出は、現実的におかしいかどうかということよりも、
もっと芝居の本質に観客の目がいくように作っている」

小津映画の「非現実感」が重要で、捉え方に注意が必要な様です。
「おかしい」とか「変だ」とか「ありえない」とかの拒否反応を起こすと理解出来ないのでしょう。


2:
小津の映画は、4本観て十分だと思いましたが、今回の朝日の記事にも引用される『彼岸花』を初め、
また観てみるかと気持ちが変わってきました(笑)。
値段が高い朝日は止めようと思い続けているんですが、購買部数減少に歯止めが掛からない危機感が朝日に芽生えた様で、
最近は購読者の興味を刺激する読むべき記事が増えてるみたい(笑)。




タグ 小津安二郎



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

『おやじの背中』その1

現在、活躍中の脚本家が一話完結で書くドラマ。
中々興味を引く企画なんで観てみると…

第一話
岡田惠和脚本

1:
ん~、これ、ドラマ?

非現実、嘘、こういうものが無い。
ドキュメンタリー、ノンフィクションですよ。


2:
父親(田村正和)から巣立つ娘(松たか子)の話。
演出の鍵は、湧水地。
ロケ地は国分寺市のお鷹の道湧水園。
(国分寺市のHP→http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/1733/18115/009820.html)

湧水や井戸水の方が味はいいでしょうが、古いやり方。
でも、やはり、昔から変わらぬ美味。

つまり、昔から変わることのない父親と娘の愛情と思い遣りの象徴です。


3:
そして、最後は美しい新緑の木立の中を歩む父親と娘。
成長、新しい命、新しい生活の象徴。
話題は娘の結婚。

二人の立ち位置も変わります。

最初の朝食の場面
右(下手):娘
左(上手):父親

最後の木立の中を歩む場面
右(下手):父親
左(上手):娘

今迄は、明らかにパニック障害の娘を父親が心配し守ってきました。
こらからは娘には夫がいるし、一人で暮らすことになる父親を娘が心配する、って言う事。


3:
次回の脚本家は坂元裕二
父親は役所広司、娘は満島ひかり

次回も観ます。



タグ おやじの背中 田村正和 松たか子 岡田惠和 坂元裕二 役所広司 満島ひかり




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『孤独のグルメ Seazon4』その1

第一話
「東京都清瀬市のもやしと肉のピリ辛イタメ」

1:
相変わらず舞台になる食べ物屋は雰囲気は良く、客は美味しそうに食べる。

相変わらず主人公井之頭五郎(松重豊)も美味しそうに食べる。

相変わらずそれだけのドラマ。

相変わらずグルメ番組とは変わらない無意味なドラマ。


2:
料理と松重豊の演技を観るのが楽しいドラマ。
次回も観ます。



タグ 松重豊 孤独のグルメ




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『吉原裏同心』その3

第三話

1:
さて、今回はどんな話かと言うと…

南町奉行(ダンカン)が気に入った遊女(富田靖子)を身請けし妾にしようとしたが、遊女は拒む。
遊女には好きな男(天宮良)がいて、奉行はそれを知ると男に無実の罪を着せ江戸処払いにした。
遊女は罪悪感に苛まれ、酒に溺れ、切見世(=きりみせ、下級遊女屋)にまで落ちた。

最後は遊女が男の罪を被り、自害。
遊女は労咳で先が短かった。

静かに怒った幹次郎(小出恵介)は奉行をお仕置き、免職とす。


2:
ん~、こんな話のどこが面白いんだ(溜息)?

年金を貰う世代だけだぜ、こんな話を喜ぶのは。

幹次郎にあるのは、剣の腕だけで、頭の中身が空っぽだって事。
戦国の世は遥か昔の事になり完全に時代遅れの侍で、未だに剣の腕が有れば何とか問題を解決出来ると信じて疑わぬ設定ですな。

情報網が在り、事情が分かりながらも力づくでしか問題を解決出来ません。

平和で安定した時代設定なんだから頭で問題を解決出来なきゃなぁ…
ここぞと言う時に剣の腕を振るう方が、演出上遙かに効果的、観ていて面白くなるのになぁ…


3:
下らない話ですが、貫地谷しほり小出恵介近藤正臣等芸達者が出ているんで、
次回も観ます。




タグ 貫地谷しほり 小出恵介 皆川猿時 近藤正臣 ダンカン 富田靖子 天宮良




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『家族狩り』その2

第二話

1:
游子(松雪泰子)が三件の殺人事件と繋がった(@_@)。
仕事と家庭問題がかなり游子の心を蝕んでいるので、容疑者の可能性あり。
、と光毅刑事(遠藤憲一)には分からなくても、視聴者には分かる(笑)。


2:
主人公氷崎游子は、仕事に全力を注ぎ込みながらも、
アルツハイマー病の父親清太郎(井上真樹夫)がいて、残念ながらどうにも出来ません。

もう一人の主人公馬見原光毅も仕事と冬島綾女(水野美紀)親子の全力を注ぎます。
光毅にも家庭問題有り。
息子は事故死。
それをキッカケに妻の佐和子(秋山菜津子)が心を病み、寛解し、退院、家庭に戻り光毅が面倒を見なければなりません。

…中々面白く、興味深い状況。
…まず、アルツハイマー病の親を持つとは、非常に現代的問題。
…二人共仕事に全力を注ぎ込みながらも、家庭問題が在り、全面的に肯定出来ない生き方になっています。
それも、心の病気のためで、自分には出来る事が非常に少ない。
家族に対する後ろめたさや罪悪感が仕事に影響が出るのは必至。
…しかも二人の仕事は児童心理司と警察官。人を助ける仕事。
他人を助けながらも、自分の家族に何も出来ない無力感と矛盾。
…次回以降、どうなるでしょうか?

…親がアルツハイマー病になるのは誰にでも起こり得る状況で、視聴者の関心と共感を捉えやすい。

…綾女は元夫から暴力に苦しめられ、光毅が救い面倒を見ているので二人に恋愛感情が在るのは明らか。
状況を考えると視聴者には納得し受け入れやすい。


3:
大変な状況の中にいる游子と光毅。
そして奇妙な殺人事件。
どうなるか興味津々。

次回も観ます(^.^)。



タグ 伊藤淳史 松雪泰子 遠藤憲一 浅田美代子 井上真樹夫 中村ゆりか 水野美紀 秋山菜津子 篠田麻里子




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『信長のシェフ』2014年版その1

★評

第一話

1:
う~ん、相変わらず大仰な、大袈裟な演出(溜息)。
マンガが原作だとこうなりがちなんだろうなぁ。

料理を武器にし、相手を懐柔、相手を元気づける、こちらの真意を思い知らせる、等々相変わらず興味深い。

話が大雑把なのも変わらず。

まぁ、あれこれ考えずに料理の味を想像しながら観る分には、いいかな。


2:
、と言う訳で次回も観るか。



タグ 高嶋政伸 佐々木希 笹野高史 玉森祐太 志田未来 及川光博 ゴリ 芦名星 市川猿之助 正名僕蔵




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『若者たち2014』その1

★簡単な紹介

○放送
2014年7月9日~
水曜日 午後10:00~10:54
フジTV系
全回

○スタッフ
原案:山内久、森川時久
脚本:武藤将吾
演出:杉田成道、中江功、並木道子
撮影:星谷健司、小松忠信
照明:富沢宴令
音楽:萩野清子

医療監修:楠田聡
医療指導:守屋俊介、伊藤尚志
看護指導:菅野さやか

プロデューサー:石井浩二

○出演
妻夫木聡………佐藤旭(あさひ)
瑛太……………佐藤暁(さとる)
満島ひかり……佐藤ひかり
柄本佑…………佐藤陽(はる)
野村周平………佐藤旦(ただし)

蒼井優…………澤辺梓
長澤まさみ……屋代多香子
橋本愛…………永原香澄

吉岡秀隆………新城正臣




★評


第一話

1:
「理屈じゃねえんだよ、結婚は」
の題名通り、第一話では佐藤家五人兄弟の内、次男暁(瑛太)以外、恋に陥っています。
親代わりの長男旭(妻夫木聡)は、自分の基準では一人前とは言えない妹と弟達が恋に陥るとは許せないのであります。

「理屈じゃねえんだよ、結婚は」と言いながらも妹と弟達の恋心を理解出来ない旭君です(笑)。

特にひかり(満島ひかり)と新城正臣NICU担当医師(吉岡秀隆)は第一話から不倫関係とバラし、当人達にとってもイマイチ理解出来ていません。


2:
それにしても、仲の良い兄弟です。


3:
自分では上がるつもりが無かったプロレスのリンクに上がった旭。
相手は勝てるはずのないプロ。
それでも、勝負を挑む旭。

現在の旭の状況を強調する演出です。
妹と弟達の恋に驚いている旭ではなく、梓の妊娠ですな、表すのは。

なぜ行ったかと言うと、梓(蒼井優)からの招待。
行った時はいなかったけど、リンクで旭が死闘を繰り広げている(笑)最中に来た。
それを観て惚れ直した梓。
そして、旭も自分の気持ちが分かりました。

冒頭の霧が流れる閉園間近の遊園地からの場面から続いてる訳です。
二人の間の「霧」がようやく晴れた、とね。

し、か、し、
これで二人の問題が解決し万事目出度く行くと思ったら大間違い。
二人が夜明けの橋で別れる場面に注目。
まず、橋の真ん中で人が別れるはず有りません。
梓は橋を渡り、旭は元来た方へ戻ります。
二人が正反対の方向へこれから進む、と明示しています。
まだまだ波乱が有りますゼ。


4:
1966年の連ドラを元にやるので、どうなるかと心配半分、興味半分でしたが、
第一話を観た限りでは、合格。
おかしな違和感は有りません。
プロレスも現在も人気が衰えた訳ではなく、旭と梓の共通の楽しみにしても説得力があります。

それにしてもよく喋るドラマだと思い調べると、オリジナルを踏襲しているとか。
(参考→http://www.fujitv.co.jp/wakamono/spe_sugita/index.html)


5:
役者はとりあえず、全員ちゃんと演技してるんで宜しい。
綾瀬はるかみたいな大根がいないんで目に優しい。


6:
朝日新聞の紹介記事では、「傑作になる予感」とか書いてあったけど、
流石にそこまで褒める気にはならん。
でも、次回が楽しみ(笑)。
次回も観ます。



タグ 妻夫木聡 瑛太 満島ひかり 柄本佑 野村周平 蒼井優 長澤まさみ 橋本愛 吉岡秀隆 杉田成道




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『NHKスペシャル シリーズ故宮』第1回、第2回

★放送

第1回「流転の至宝」
2014年6月28日(土)
午後7:30~8:43
HP→http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0628/


第2回「皇帝の宝 美の魔力」
2014年6月29日(日)
午後9:00~9:49
HP→http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0629/index.html


1:
現在、東京国立博物館で開催中の『特別展「台北 國立故宮博物院―神品至宝―』の宣伝番組。
(展覧会のHP→http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1647)
この展覧会の目玉は翡翠の白と緑を活かして彫った「翠玉白菜」。
これは、個人的には20年程前かなぁ、やはりNHKが1年がかりでやったNHKスペシャルの故宮院で紹介され、
ビックリしいつの日にか見たいと思っていた作品。

お~、ついに来たかとウキウキしながら待っていましたがネットで色々調べると、
何と、モナリザの時と同じく立ち止まって見られない(@_@)。
大体気に入った作品はじっと立ち止まり、近付いたり、離れたりした2,30分は眺め雰囲気を味わうものなのに、
歩きっ放しで客に見せるとは、主催者の傲慢も甚だしい(怒)。

オマケに展示期間は、何と、2週間(@_@)。

故宮博物院が2週間しか貸さないと言うなら、借りなきゃ良かったんです。

こんな訳で白菜は見に行かず、NHKスペシャルを観ました。
フルHDでなく、4Kで撮ったと言うので楽しみにしていたら、
短い(@_@)。

何なんだ、これは(怒)。

観客を小馬鹿にした展示法でじっくり見られないんだから、もっと長く色々なアングルや照明で撮らないかんでしょう(怒)。


2:
更に、この展覧会のHPにこんな小馬鹿にした事まで書いてある。

東京国立博物館では、「國立」表記のないチケットについて、ご入場の際に、表記のあるものと交換の上ご使用いただけます。
なお一部報道において、「國立」表記のないチケットが無効とされていますが、そのような事実はありません。

並ぶ時間を減らすために前売り券を買うのに、「國立」無しを買った観客は交換する手間を掛けなきゃいかんかい?
「國立」が印刷されてない前売り券は印刷されている物より安かったのか?


3:
だんだん行く気が無くなってきました(怒)。



タグ 故宮博物院 翠玉白菜 NHKスペシャル 東京国立博物館



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ジャンル : 学問・文化・芸術

『20世紀少年 ~第2章~ 最後の希望』 その2

1:
被り物の演出

1-1:
第2章で被り物を身に着ける登場人物
(2014年)

1-1-1:
カンナ(平愛梨)の帽子。
被る→宝珍楼でバイト中、外出時
被らない→高校にいる時、アパートの自室にいる時、ともだちランドにいる時(→高校の制服を着ている)、
母キリコ(黒木瞳)の足跡を辿り、鳴浜町まで行く時

…高校、ともだちランド、これはともだちの洗脳教育の場。
…母の足跡を辿ると、母がともだちと関係していたのが分かるから被ってません。
…自室にいる時は、生活ぶりでユキジと口喧嘩になり、ともだちどころではないから。

1-1-2:
第2章から登場、蝶野将平刑事(藤木直人)。
いつも着ているコートがフード付き。
でも、そんなに寒くないからフードを被らない。
まだ立場がハッキリしません。

1-1-3:
被り物じゃないけど、近いのがオッチョ(豊川悦司)の長髪。

1-1-4:
ともだちランドで清掃員をしているヨシツネ(香川照之)も制服なんで、
制帽を被ってます。

…カモフラージュでもあります。

1-1-5:
ともだちランドのボーナスステージでは参加者はヘッドセットを着けます。

1-1-6:
カンナはボーナスステージで、ハットリくんのお面を被った少年と会います。
小泉響子(木南晴夏)もハットリくんのお面を被っている小学生と出逢い、更に顔まで見ます。

1-1-7:
カンナが母の軌跡を辿り、海辺の鳴浜町の映画館に着く。
そこの老人が野球帽を被り、カンナの母キリコの話をする。

…キリコは住民の命を助けただけでなく、強力な細菌も開発したからともだちより。

1-1-8:
悪役ほくろのある制服警官(佐藤二朗)。
制服の警邏だから制帽を被ります。
非番の時は当然、制帽を被らず。
歌舞伎町教会でカンナを射殺しようとして、逆に13号(井浦新)に射殺される時も非番だから被らず。

…歌舞伎町教会事件では、もう捨て駒なんですな。


1-2:
やはりともだちと関係している場面で被り物で登場人物を区分しています。


2:
ともだちが復活すると声が変わってます。



タグ 佐藤二朗 平愛梨 井浦新 藤木直人 千秋実 木南晴夏 香川照之 豊川悦司 黒木瞳 堤幸彦




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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『ゴジラの逆襲』

★簡単な紹介

○公開
1955年4月24日

○上映時間
1時間22分

○スタッフ
原作:香山滋
脚本:村田武雄、日高繁明
演出:小田基義
撮影:遠藤精一
照明:大沼正喜
美術監督:北猛夫
美術:阿部輝明
音楽:佐藤勝

特技演出:円谷英二
特技:渡辺明、向山宏、城田正雄
特技撮影:荒木秀三郎、有川貞昌
特技照明:城田正雄
光学撮影:幸隆生、飯塚定雄
光学合成:向山宏
特技美術:渡辺明
造形チーフ:利光貞三
操演:中代文雄

プロデューサー:田中友幸

○出演
小泉博…………月岡正一、海洋漁業KKパイロット
千秋実…………小林弘治、海洋漁業KKパイロット
若山セツ子……山路秀美、海洋漁業KK無線係
木匠マユリ……井上やす子、海洋漁業KK無線係
土屋嘉男………田島隊員
山本廉…………池田、上陸用舟艇隊長
清水将夫………田所博士、古生物学専攻
志村喬…………山根恭平博士、古生物学専攻

アンギラス……手塚勝巳
ゴジラ…………中島春雄



★評


1:
とある量販店のポイントが貯まったので、ポイントでゴジラ公開60周年記念版『ゴジラの逆襲』を入手。
小学生の頃にTVで観て、その次に観たのは、ん、いつだ(笑)?


2:
お話は、ん~、これも何かなぁ…
間延びし過ぎてます。

脚本の綻びや穴ボコをいちいち書く気になりませんが、
深海で眠っていたゴジラを雪崩で埋めて退治出来るはずないよなぁ…(溜息)。

ゴジラアンギラスとの戦いは喉や首筋に噛み付き、それらしくていいですが、
動きが速過ぎ、現実感を完全に打ち消してます。


3:
特撮は、第一作から半年位(?)しか経ってないのに、進歩しています。
大型石油タンクが爆発すると破片がゆっくり飛び散り、中々見事です。


4:
お話と同じ位お粗末なのは、映像。
非常に汚い。
第一作『ゴジラ』BDと比べると、補正、修繕等全くしていません(溜息)。
BD発売時に少しでも改善出来ていればいいんですが。


5:
第一作『ゴジラ』に続きこの『ゴジラの逆襲』でもゴジラが日本の大都会(東京、大阪)を襲うのは、夜。
ゴジラが破壊と同時に大都会にもたらすものは、火事。
表わすものは、勿論、B29による焼夷弾を使った夜間絨毯爆撃。

地獄が口を開き、火炎を吹き出しているんです。


5:
この『ゴジラの逆襲』も脚本をもう少し良くすれば、かなりの出来具合になったのになぁ(溜息)。



タグ ゴジラ 円谷英二 小泉博 志村喬 千秋実 アンギラス



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テーマ : ゴジラシリーズ
ジャンル : 映画

実話ドラマスペシャル『ママが生きた証』

★放送
2014年7月5日(土)
午後9:00~11:18
TV朝日系

★評

貫地谷しほり阿部サダヲが出るんで、観てみると…

1:
お話はねぇ…
『愛と死をみつめて』に代表される難病、闘病物。
、と言うか、実際の所は、「死の迎え方」物なんだね。
ドラマになるんだから、立派な死の迎え方に決まってるんです。
じゃないとドラマとして成立しないから。

だから、何と言いますか、わざわざ書くべき事は無いんです。

死の影が見えた時、どうするか、
実際にその時が来なければ分かりませんが、このドラマの主人公武弘(阿部サダヲ)や恭子(貫地谷しほり)の様に出来ればと思います。


2:
演技で目に付いたのは、聖路加病院で恭子の担当医になった山下信彦を演じた筒井道隆
医者に望まれる冷静さがあり、中々見事でした。



タグ 貫地谷しほり 阿部サダヲ 筒井道隆 平泉成 市毛良枝 森本レオ 田島令子



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『家族狩り』その1

★簡単な紹介

○放送
2014年7月4日~
金曜日 午後9:00~9:54
TBS系
全回

○スタッフ
原作:天童荒太
脚本:大石静、泉澤陽子
演出:坪井敏雄、山本剛義、伊藤雄介
撮影:森哲郎
照明:橋本穣
音楽:林ゆうき、橘麻美
プロデューサー:植田博樹、長谷川晴彦(ROBOT)

○出演
松雪泰子………氷崎游子、児童心理司、児童ケアセンター
浅田美代子……氷崎民子、游子の母
井上真樹夫……氷崎清太郎、游子の父、アルツハイマー病
財前直見………山賀葉子、ボランティア電話相談員
伊藤淳史………巣藤浚介、桐明学院高校美術教師
山口紗弥加……清岡美歩、桐明学院高校国語教師
遠藤憲一………馬見原光毅、警視庁捜査一課警部補
平岡祐太………椎村栄作、警視庁捜査一課警部補、馬見原の部下
秋山菜津子……馬見原佐和子、光毅の妻
篠田麻里子……石倉(馬見原)眞弓、光毅の娘
北山宏光………鈴木渓徳、電気屋、浚介の元教え子
水野美紀………冬島綾女、元夫のDVに苦しむ、面倒を見てくれる光毅に愛情を感じる


★評

松雪泰子は不幸を演じると只今女優で一番。
浅田美代子は意外や意外、巧いんだな(^.^)。
30を過ぎたオッサンになったチビのりだー(伊藤淳史)がどんな演技をするか興味あり。

第一話

1:
これも子供の虐待から始まり、非常に好ましくない。
また、『永遠の仔』と同じ、とはまだ言えませんが、共通しているものはあるでしょう。

アルバイトも出来ない小学生を、しかも自分の娘をいじめるとは下種の極み。


2:
さて、かなり思わせ振りな演出が多い。

2-1:
例えば、

果物の色を変え、登場人物の性格の変化を表す。

游子(松雪泰子)を線路脇を歩かせ電車が通る。
轟音を立てながら何かが素早く游子の心を過ぎる、って事。

光毅(遠藤憲一)が事件について考えている時に入る赤い閃光。
パトカーの赤い回転灯や迸る血を連想させます。

2-2:
こういう演出は多重人格?、と思わせます。
どの登場人物も怪しい。


3:
浅田美代子松雪泰子、この二人は最初からいい(^.^)。
注目の伊藤淳史も悪くない。
生瀬勝久型の両目をしていたとは、今回まで気付きませんでした(笑)。
伊藤淳史演じる巣藤浚介は道化役も担っています。
こういう明らかに重いドラマに道化役はどう影響するか、これからの楽しみ(^.^)。


4:
次回も観ます。



タグ 伊藤淳史 松雪泰子 遠藤憲一 浅田美代子 井上真樹夫 中村ゆりか




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『吉原裏同心』その2

第二話

1:
むむむ、相変わらず素晴らしいオープンセット(^.^)。
雨に濡れる吉原の土道。
しかも、汀女(貫地谷しほり)と四郎兵衛(近藤正臣)は裾が汚れないように上前をつまんで少々上げています(^.^)。

また、長屋のオープンセットの出来の良さ。
風が吹けば砂埃がたちそうな土の乾き具合が大変素晴らしい(^.^)。

それに、登場人物も変に騒がず、大声を出さず、この辺も素晴らしい。
特に主人公の汀女と神守幹次郎(小出恵介)の設定と描写がいい。
武士道で育てられた落ち着き、気品、義と勇、を故国から逃げ浪人になりながらも決して失っていません。


6:
、と背景と登場人物は素晴らしいのですが、肝心のお話は駄目、つまらん(溜息)。

カッコつけただけの様式的殺陣の退屈さ、下らなさ。
こんな、殺陣、50年前ならともかく、今時、カッコいいとか美しいと思う視聴者がいるんでしょうか?

それと火事場泥棒ねぇ…(溜息)。

何か、個性が無い。
他人と同じ物は絶対作らん、同じ題材でも絶対独自の視点で作ってやる、と言う志の高い作家はいないな。
プロデューサーも志の高いのはいない。
この程度の出来では、原作を読む気にもならん。
まぁ、原作の出来がこんなもんだから、ドラマもこの程度になるんでしょう(溜息)。



タグ 貫地谷しほり 小出恵介 皆川猿時 近藤正臣




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『強き蟻』開局50周年特別企画

★簡単な紹介

○放送
2014年7月2日(水)
午後8:58~11:08
TV東京系

○原作
松本清張

○出演
米倉涼子………沢田伊佐子、信弘の後妻
橋爪功…………沢田信弘、大日本工学株式会社の技術担当役員、資産家
高嶋政伸………佐伯義男、弁護士
比嘉愛未………宮原素子、信弘の自伝の口述筆記担当
要潤……………石井寛二、伊佐子の愛人
宅間伸…………塩月芳彦、伊佐子の元愛人、帝国食品の副社長
かたせ梨乃……椿サキ、沢田家の住込み家政婦
笛木優子………沢田妙子、信弘と前妻の娘
矢島健一………川瀬卓郎、信弘が重役だった大日本工学株式会社の新社長



★評


1:
単発の2時間ドラマは、真面に観たこと、ここ8年あまりなし。
以前に観た作品では脚本が悪いのが殆どで、最後まで観る気にならず。


2:
しかし、これは、面白かった。
まぁ、松本清張の原作がいいからでしょう。

それよりも、驚いたことに、主人公伊佐子を演じた米倉涼子が凄く良かった(^.^)。
『ドクターX』では、大した演技じゃなかったけど、今回の小悪魔的欲ボケ女の演技では、段違いの表現力(@_@)。

美貌、明るさ、打算、少々短絡思考、弱気、意外と素の自分を見せる無警戒さ、

こう言ったものを良く動く大きな両目でよく表していました。
信弘(橋爪功)が惚れるのも納得行く女の魅力を表現していました。

ドラマが始まってからの最初の10分程で米倉が素晴らしい演技をしたので、完全に関心と興味と心を捉われ、
「これから、どうなるんだ?」と好奇心も刺激され最後まで観ました。

また、伊佐子の設定を「普通の女性がちょっと道を踏み外しただけ」にしたのも正解。
これも最後迄観ていられた原因。


3:
下手な役者がいないのも、まぁ当然ですが、良かった(^.^)。
橋爪功高嶋政伸宅間伸かたせ梨乃、やはりお見事。


4:
それでも、役者の好演に支えられてはいますが、お話は、どうも弱い。
納得させる力が弱い。
「結局、女は強い」と言う話なんだけど、最後にやる事がズレでいます。
原作が書かれたのが1971年で、40年前。
ドラマの設定はどう観ても現在、2014年。

設定を現在にしているのだから、投機にした方が遥かに説得力が有り、
視聴者を納得させる力強いドラマになりました。

原作の著作権所有者との契約の関係で変更出来なかったと思います。
ドラマの出来具合から考えると脚本家の無能だとは思えません。




タグ 強き蟻 松本清張 米倉涼子 橋爪功 宅間伸 高嶋政伸 かたせ梨乃 比嘉愛未 矢島健一 要潤




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『ブラザーサン シスタームーン』主題歌その2

作曲したオラトー二がオーケストラで指揮してる動画が2013年に投稿されました。

https://www.youtube.com/watch?v=kMa4navc9T8


ブラザーサン シスタームーン』の音楽、かなり好きだと改めて自覚(笑)。



タグ ブラザーサン シスタームーン オラトーニ



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最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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