『空軍大戦略』
○上映
1969年9月20日
○上映時間
2時間11分
○スタッフ
脚本:ジェームズ・ケナウェイ、ウィルフレッド・グレートレックス
演出:ガイ・ハミルトン
撮影:フレディ・ヤング
編集:バート・ベイツ
音楽:ロン・グッドウィン、ウィリアム・ウォルトン
特殊効果:クリフ・リチャードスン、グレン・ロビンスン、ウォリー・ヴィーヴァ―ス、レイ・ケイプル
空中及び第2班監督:デイヴィッド・ブラックノール
空中撮影:スキーツ・ケリー、ジョン・ジョーダン
プロデューサー:ハリー・サルツマン、ベンジャミン・フィッツ
○出演
ハリー・アンドルース………フランシス・ストーク卿、空軍省次官
ラルフ・リチャードソン……デイヴィッド・ケリー卿、駐スイス英国大使
ローレンス・オリヴィエ……ヒュー・ダウディング卿、大将、空軍最高司令官
トレヴァー・ハワード………キース・パーク卿、少将、第11航空師団長
パトリック・ワイマーク……トラッフォード・リー・マロリー少将、第12航空師団長
クリストファー・プラマー…コリン・ハーヴェイ少佐、戦闘機パイロット
スザンナ・ヨーク……………マギー・ハーヴェイ、空軍夫人部隊分隊長、コリンの妻
マイケル・ケイン……………キャンフィールド少佐
ロバート・ショウ……………”スキッパー”少佐
ハイン・リース………………ヘルマン・ゲーリング、ドイツ国家元帥、独空軍最高司令官
クルト・ユルゲンス…………フォン・リヒター男爵、ドイツ外務省密使
他
★評
1:
いつだったか思い出せなほど昔にTV放送を観て、最近スピットファイア―好きの友人からDVDを貰い、
久し振りに観ると…
2:
空中戦としては、大変面白い。
、と言うか、それだけの映画。
だからと言って悪い訳ではありません。
画面の中で空飛ぶ英国のハリケーン、スピットファイア―、ドイツのメッサーシュミットBf109、ハインケルHe111(爆撃機)、本物です(^.^)。
流石にメッサーのオリジナルの機体にオリジナルのエンジンが付いて飛行可能機は1機しか現存してないので、
メッサーだけでなくハインケルもスペインのライセンス生産機で、エンジンはスピットと同じくロールスロイスが付いているとか。
それでも、この映画の編隊飛行を撮れるんですから、大した事だし、大変楽しく嬉しい(^.^)。
更に実機で空中戦を再現出来ているんですから、飛行機ファンには何の文句もありません(笑)。
出来れば、映画館の大画面で観たい。
大画面で見栄えがし、迫力を味わえるのが映画の定義なら、間違い無くこれは「映画」です。
3:
そして、爆発、炎上、破壊、これらの見事な事(^.^)。
カット割りから何が爆破、炎上、破壊するのか分かりますが、わざとらしさが目立ちません。
飛行機にしろ、爆破にしろ、「実物の迫力」とも言うべきものがあります。
CGとは明らかに違います。
全編に亘り光と色がCGと違い同じなんです。
まず、背景が本物(笑)。
木立、畑、飛行場の草地、空、海、これらが飛んでいる飛行機の色と光が同じ、まぁ、当然だわな(笑)。
CGだとCG色になり、実写の部分と違いが目立ってしまうんです
4:
この映画のために悪い事が一つ増えました。
円谷プロのミニチュアを使った特撮の出来の悪さが更に目立つ、分かる。
資金の差だけなんでしょうか?
円谷プロには根本的な、重大な間違いがあった気がします。
5:
『頭上の脅威』、『ファイナル・カウントダウン』と並ぶ飛行機、軍用機映画の佳作の一つです。
タグ スピットファイア― メッサーシュミット ハインケル
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