『地味にスゴイ!』その10
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今回も目出度し、目出度し(^.^)。
そして河野悦子(石原さとみ)がなぜ幸人(菅田将暉)に胸に飛び込まないか?
そりゃあんた、続編を作りたいからに決まってるじゃん(笑)。
★まとめ
面白かった。
毎回お題となるテーマは、大した事なし。
最終話でも同様。
だから、今迄記事に書きませんでした。
極めて当然の事。
「良書とは分かり切った事を書いた本だ」
は、ジョージ・オーウェルの言葉だったと思いますが、
このドラマに錘を与えおかしな方向へ進むのを防ぎました。
主人公河野悦子のファッション(と流行も?)にしか興味が無く、
校閲という全くやる気が無い仕事にどう取り組んでいくか、どの様に仕事の面白さに気付いていくか、
が主題でした。
第一話でいかに自分が”Lassy”を愛しているかを入社試験の面接で述べますが、
ここにこのドラマの主題がありました。
物事に対する愛情とその結果である全身全霊を注ぐと言う心構えと行動です。
何事にも全力を尽くす、と言う事です。
河野悦子は”Lassy”に与えた愛情を校閲と言う目の前の仕事に与え、
同じ結果を生み出しました。
このドラマの優れている点は、変に説教臭くならず、主題を主張し過ぎないさじ加減が絶妙でした。
更に、河野悦子がファッション命の軽薄女なんですが、逆にドラマに軽さと笑いを与え、重くなり過ぎず成功しました。
「漂えど沈まず」
「悠々として急げ」
~by 開高健~
を実現したドラマです。
佳作です。
タグ 石原さとみ 岸谷五朗 青木崇高 本田翼 菅田将暉 江口のり子 加賀丈史 開高健
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