『日曜美術館 永遠のモダン 京の春・重森三玲の庭』
2015年5月17日(日)
NHKEテレ
放送分HP→http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2015/0517/index.html
重森三玲について。
略歴、主な著書、主な庭→http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/mirei_bio.html
最近の関連書籍、雑誌→http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/book_list.html
重森三玲について少々詳しく→http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/about_mirei01.html
重森三玲庭園美術館→http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/association-jp.html
同庭園美術館見学予約→http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/open_01.html
1:
maeboo.さんのブログの記事を見て重森三玲(1896~1975)を知り、
(maeboo.さんの記事→http://syosaiyojohan.blog.so-net.ne.jp/2015-05-09-1)
いつもの様に『日曜美術館』のHPを見てると、
何と!
「永遠のモダン 京の晴・重森三玲の庭」
の文字がある(@_@)。
こんなタイミングで放送されるとは、ビックリ(@_@)。
好奇心を刺激され観てみました。
2:
いや、これが久し振りの大穴、大当たり(^.^)。
大変興味深く、面白かった(^.^)。
江戸時代までの日本画と変わらん(@_@)。
ハッキリ言って全く同じ(@_@)。
植物、岩、砂と言う自然の中で、
自然の範囲を越えず、
自由奔放に、
庭を作りました。
写実の範囲の中で、
自由奔放に心(=想像力、閃き、色彩感覚、空間感覚等)を解き放った
偉大な絵師を全く同じです。
たらし込みと写実描写で描いた琳派の絵師に近いと思って観ていたら、
砂利に粗い熊手で描いた砂紋は尾形光琳の『松島図屏風』の波の表現と変わらん(@_@)
(参考 名古屋美術館での「ボストン美術館展」のHPから。松島図屏風→http://www.nagoya-boston.or.jp/boston-nippon/point/)
日本独自の紋様なんだなぁ。
これは大した芸術家ですゾ、重森三玲は。
立体的な日本画であります。
インタビューが残っていて、
>元禄時代以降、特に明治以降の庭は庭じゃない。
→これ、明治以降の日本画にも言えます。
川合玉堂、加山又造とか素晴らしいのですが、心のぶっ飛び具合が残念ながら敵ってないんです。
>石の方からどう組めばいいか語ってくる。
→この感覚、分かる気がします。
絵画も雰囲気を漂わせ、見ている人間がその雰囲気を感じられるのがいい作品で、非常に主観的なんです。
客観的な名画、名作なぞ無く、多くの人が雰囲気を感じられる作品は名作、名品、佳作、傑作なんです。
2:
「永遠のモダン」と言ってますが、日本人独自の古より綿々と受け継がれる美意識です。
日本画と変わりません。
日本人の「万古不変の美意識」ですよ。
3:
ジャズミュージシャンの菊地成孔氏が登場し、感銘を受けていらした。
この方の感じ方を観てると、間違い無く、江戸時代の日本画を見始めたら嵌りますゾ。
4:
日本庭園が日本画と同じ感性、美意識で作られ立体と平面との違いしか無いのを初めて知りました(^.^)。
久し振りに嬉しい驚きに遭いました(^.^)。
また、日本庭園という新たな美に出逢い、新たな楽しみが出来ました(^.^)。
欠点は、重森三玲が作った庭で東京近辺で公開してる所が無い(笑)。
5:
幸運と偶然に感謝。
maeboo.さんの記事が無ければ観なかったよなぁ。
maeboo.さんにも感謝です。
タグ 重森三玲 東福寺本坊庭園 菊地成孔
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