『日曜美術館 夢の応挙 傑作10選』
2015年7月12日(日)
番組HP→http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2015/0712/index.html
図版はネット上にあるんで、興味がある方は御自分で探して下さい。
簡単に見つかります。
1:
あの偉大な絵師圓山應擧の傑作十選。
今回の十選は、
『龍門鯉魚図』大乗寺、兵庫県美方郡香美町
右側の龍門がすげぇ~(@_@)。
こんな瀧の表現、言葉を奪うゼ(笑)。
『雪松図』三井記念美術館
はい、あの素晴らし屏風(^.^)。
『幽霊図(お雪の幻)』カリフォルニア大学バークレー美術館
脚の無い幽霊を初めて描いたのが應擧と言われています。
『牡丹孔雀図』相国寺 承天閣美術館 京都市上京区
見たい(笑)。
『写生図巻(甲巻)』千總コレクション 京都市中京区
千總(ちそう)は1555年弘治元年創業の京友禅の老舗(@_@)。
『藤花狗子図』個人蔵
日本画の題材として子犬を描き始めたのも應擧らしい。
『遊虎図』金毘羅宮 表書院 香川県琴平町
見事な襖絵(=障壁画)。虎の毛皮を元に猫を参考にして描いたとか。
『松に孔雀図』大乗寺
16面の障壁画。松の描写は相変わらず巧い。見たい(笑)。
『大瀑布図』相国寺
何と、絵を折って見せる(@_@)。下の方を床に下ろす、触れてる(@_@)。
こんな事考えた絵師、他におらんゼ(@_@)。
こんな絵、白人が考え付くはずなし
天才(@_@)。
『氷図』大英博物館
これ、とんでもない傑作(@_@)。
信じられん程単純な絵。
墨で鋭い直線を描き、氷の割れ目を表現。
茶道具の二つ折りの風炉先屏風(=ふろさきびょうぶ)として作られたらしい。
90度に曲げても、曲げない平面でも奥行き感あり(@_@)。
凄いのは90度に曲げても左右に続く直線が折れ曲がらない(@_@)。
鋭い直線で氷の冷たさを表してると番組で言ってる通りです。
風炉先屏風ならお客さん用ですから、明らかに夏用でしょう。
冷房の無い時代に涼しさを感じてもらおうとしたに間違い無し。
こんな絵、白人は考え付くはずなし。
抽象絵画を完全に圧倒、凌駕しています。
絵画的技術と絵心、そして思い遣りの素晴らしさ(^.^)。
天才(@_@)。
2:
そしてまたビックリしたのが、應擧が常に持ち歩いていたと言われる、
『写生雑録帳』
の実物がスタジオに出た(@_@)。
應擧、馬の体格の寸法まで測っている(@_@)。
人間の体格も測ってる(@_@)。
番組でも言っていたけど、ダ・ヴィンチと同じじゃん(@_@)。
3:
改めて圓山應擧の才能に圧倒されました。
白人の大部分の絵師を完全に圧倒、打ち負かしてます。
『氷図』一枚で抽象絵画なんぞ存在価値が皆無なのを実証してます。
日本の絵師の素晴らしさに改めて脱帽。
圓山應擧の大回顧展を熱望
4:
素晴らしい回でした(^.^)。
タグ 圓山應擧 氷図 大瀑布図 松に孔雀図 大乗寺 相国寺 大英博物館
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