『江戸の琳派芸術』

★簡単な紹介

2017年9月16日(土)~11月5日(日)

出光美術館

HP→http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/


久し振りに出光美術館へ、


1:
酒井抱一鈴木其一に代表される江戸琳派。
好きだから悪いはずありません(笑)。


2:
江戸の琳派と言う事ですが、酒井抱一の作品の方が多く、全36点中17点。
鈴木其一が11点。
改めて見ると、酒井抱一の作には気品があり、上品です。


3:
今回展示された作品の中で、最も気品に満ちていたのは、

作品番号:30
「十二ヵ月花鳥図貼付屏風」
出光美術館

昨年2016年、出光美術館開館50周年『美の祝典 III 江戸絵画の華やぎ』で初めて見てビックリした屏風。
派手な色、色使いとは無縁でありながらも、華やぎ、同時に、上品さも忘れていない逸品。
欧米でこの様な色使いの絵を描ける絵師はいるでしょうか?
私が見た絵師のなかではフェルメール、カラヴァッジョ、ラ・トゥールが描けそうですが、無理だろうなぁ。
自己顕示欲や主張が強い欧米人には、自分を抑え対象や題材を引き出す事は非常に難しいのでは?

今回改めて見ると、左隻右端に描かれたひまわり(のハズ。日本には1600年代に伝来)。
12扇に描かれた花の中で、背景との色、彩度の差が最も小さいにもかかわらず、非常に目立ち、飛び出す様な立体感があります(@_@)。
正に夏、生物が成長する夏を象徴しています。

視線と心を釘付けにする絵で、気品と華やぎに満ち、
日本を代表する絵画であり、人類美術史上に残る傑作です。

よく見ると華やぎと上品を生み出す技の一つがたらし込みだと分かってきました。
そのたらし込みの効果がよく分かるのが、次の、


4:
「第4章 <琳派>を結ぶ花 - 立葵図にみる流派の系譜」
酒井抱一の絵画力を計らずも示したのが、立葵図です。

立葵を題材にした絵が4点

作品番号:25
「芙蓉図屏風」
尾形光琳

作品番号:26
「立葵図」
尾形乾山

作品番号:27
「立葵図」
酒井抱一

作品番号:28
「立葵図」
酒井抱一

作品番号:29
「立葵図」
鈴木其一

3人が描いた立葵が揃いました。
尾形兄弟の作は伝になっています。


抜群なのが、酒井抱一です。
まず、尾形乾山は陶芸家が本職なので論外。
描写力も稚拙だし、色使いも素人っぽい。
光琳は地味過ぎ。
其一は、描写力では抱一と同等。
写実的に細密描写し、鮮やかな色使いです。
美しい一流の絵です。

しかし、酒井抱一はその上を行っています。
茎と葉、蕾に褐色を使いたらし込みで描き、花に胡粉を使い際立ています。
全体の色数を減らし、花とそれ以外の物の対比を強め、花の美しさを強調しています。
絵具の鮮やかさに頼らずに花の華やぎを表現しているのです。
地味な褐色を地味のままにさせないのが、琳派独特の「たらし込み」。

今回気付いたのが、たらし込みが生み出す自然の、無意識の滲みに動きやリズムが生まれる事です。
この効果が大きいのが、

作品番号:2
「風神雷神図屏風」
の雲ではなく、

作品番号:3
「八ッ橋図屏風」
の八ッ橋。

風神様と雷神様の乗り物の雲にはどうも、動きが生れていません。
八ッ橋には動きが生れ、カキツバタのリズム感と合成され視線と心を釘付けにしています。

さてさて、話を立葵に戻し、
地味で視線を捉える事もない褐色ですが、
たらし込みによって静かな動きが生れ停滞感を払拭し、色に新たな力を与えました。
目立たないけれど、動きがあるので視線を捉えているんです。
大きくもなければ速く動いている訳ではありません。
極控えめに僅かですが、ハッキリと動き上品さを主張しているのです。
小さいけれど、ハッキリと声を上げているんです。
鈴木其一の立葵図は色で描写し、このたらし込みがありません。

立葵は鑑賞用だけの花ではなく、花弁や根に薬効があります。
医療と言う「困った時の神頼み」型の目立ちませんが重要な事を表わすには褐色の様な色が相応しい。
目と心に楽しい花だけではなく、薬にもなることを褐色のたらし込みで表現したのではないでしょうか?

酒井抱一の「立葵図」2点は一流ではなく、超一流です(^.^)。
実に素晴らしい絵です(^.^)。


5:
とても素晴らしかった(^.^)。
池田学、前原冬樹、稲崎栄利子などと言う荒れ果て枯渇した想像力の芸術家の作品を見た後だったので、
心に染み入る快感を味わいました。





タグ 酒井抱一 鈴木其一 尾形光琳 尾形乾山





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村






美術鑑賞・評論ランキング



人気ブログランキング
スポンサーサイト

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

国立西洋美術館蔵、ジュルジュ・ドゥ・ラ・トゥール筆『聖トマス』と『クラーナハ展ー500年後の誘惑』

★簡単な紹介

2016年10月15日(土)~2017年1月15日(日)

国立西洋美術館

HP→http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2016cranach.html

TBSのHP→http://www.tbs.co.jp/vienna2016/


これまた大昔、中学生か小学校高学年の頃から知ってる絵師。
当時は「クラーナハ」じゃなくて「クラナッハ」だった。


1:
作品番号:82
「マルティン・ルター」

作品番号:85
「マルティン・ルターとカタリナ・フォン・ボラ」

私にとってクラーナハと言えばルター。
そうそう、この2枚の絵です。
帽子を被ってるのと被ってないの。
実物を見て分かったのが、小さい事、小さい事(@_@)。
会場で無料で配布している目録に大きさが書いてないので正確な数値は不明ですが、
日本の画材の大きさだと、6号Fか4号F位です。

改めて見ると、マルティン・ルター、英語訛りならマーティン・ルーサー、
私が愛する鹿島アントラーズに多大な貢献をしたジーコだ(笑)。

ただ、この2枚、それだけ。
なんの感興も起こさず。


2:
残りの絵も退屈。
聖書とギリシャ神話と金持ちの絵だけ。
平板で職人の絵ばかり。


3:
そんな中で、同時代の同国と言う事なんでしょうが、
デューラーの銅版画、エングレイヴィングが出展されていました。

作品番号:17
「騎士と死と悪魔」

作品番号:90
「メレンコリア I」

5月に町田の国際版画美術館で見て以来。
改めて見ると、絵が漂わす雰囲気がクラーナハとは段違い。
「騎士と死と悪魔」は前回気付かなかった魅力爆発(笑)。
町田で私はクロード・メランの「聖顔」に完璧に撃破されてましたナ(笑)。

この展覧会、クラーナハの本邦初の回顧展なんですが、
主役はデューラーでクラーナハが引き立て役になってます。
オマケにデューラーの版画は31cm×26cmと更に小さい。


4:
デューラーと同様にクラーナハを吹き飛ばし、ブチ破った絵が常設展にありました。

ジョルジュ・ドゥ・ラ・トゥール
聖トマス

参考、国立西洋美術館のHP→https://www.nmwa.go.jp/jp/collection/2003-0002.html

4-1:
この絵を見る前に見ていたのが、ヤーコプ・ファン・ロイスダールを初めとした17世紀オランダ絵画。
この頃のオランダの風景画は、全体に褐色なんですな。
だから、遠目からも、「お、オランダの風景画だ」と分かります。
はい、今回も(笑)。

江戸前期以前から日本画の植物画や風景画の植物は緑青を使い文字通り「緑滴る」なんですが、
同じ頃のオランダの森はロイスダール初め褐色がかった緑なんです。
どう見ても美しくない。
自然観の違いは間違い無く、当時の欧州人にとっては自然は親しいものでもなく近しいものでもなかったのでしょう。
敵対するものだったのでしょう。
日本人にとっても単純に近しいだけのもでなかったのは、
長谷川等伯の「松林図屏風」や「竹鶴図屏風」を見れば厳しいものであったのも分かります。
それでも、日本人にとっては一線を画すものでなかったのは確かです。

、とこんな事を考えながら見ていて、ふと絵の前から離れ振り返ると、
何と、
光り輝く絵が1枚ある(@_@)。
それも、ロイスダールと同じく褐色しか使ってない、
明度は高いけど。
オマケに一目で分かる有名な作品。

4-2:
構成と表現について。

色は褐色を中心にまとめてあります。
槍を右上⇔左下の斜線に使い、
頭を画面上、左に傾げ左上⇔右下の斜線に使い構図の中心にしています。
槍は直線なので、右上⇔左下の線はこれだけ。
左上⇔右下の実際の線が無くこれだけだは弱くバランスが取れないので、頭が作る斜線と平行する斜線をつくってます。
それが、画面上から、
右肩⇔白い布⇔左手
右腕上腕⇔右手
の斜線を作ってます。

光が当るのは、
両手、禿頭(=とくとう)、両肩に掛けた布(→コートかも)、槍。
両手、頭、槍は画面上の斜線を作り、両肩に掛けた布は垂直線を作ってます。
両手、頭、槍が表わすのは当然信仰心を表し、一方、布は画面のバランスと安定感を与えてます。

その他、線、三角形で大きさと色のバランスを取ってますが、文字で説明するのは分かりにくいのでパス(笑)。
それでも一つだけ書くと、画面左端の縦長の影が構成上とても巧く、バランスが非常にいい。
見ていて気持ち良くなる構成の良さです。

また、上記のHPの写真では分からないのですが、両手の指をエドゥワール・モネの「笛を吹く少年」と同じく汚しています。
なぜ?
「笛を吹く少年」は労働者階級を表していますが、聖トマスは、イエスの教えを説く「種まく人」です。
仏教なら雲龍図ですね。
種をまく人なら農夫ですから、両手の指が汚れていて当然です。

4-3:
さて、
強い赤とか使ってないし、明度が高いとは言え使ってるのは褐色で地味。
それでも視線と心を捉えて離さない雰囲気を漂わせています。
光の当たる部分(槍、両手、頭)を強調し、暗闇で際立たせていますが、
地味な物を着て、槍を持った単なるジジィの絵(笑)なんです。
それでも、カラヴァッジョと同じく非常に「強い」絵です。

よく見ていると、カラヴァッジョの「エッケ・ホモ」みたいに3D風の飛び出す絵でも、
鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」の渓流の様に動きがある絵でもありません。

人間の視覚は動きに敏感だし、私の経験では心の方も実際に動きが無い絵でも動きを感じられると捉えられます。
しかし、この「聖トマス」は動きも動きを想像させる描写もありません。
それでも、視線と心を捉えます。
何か、強固で動かないモノがあります。
何か、なぜか?

よく見ると分かってきました。
これまた、上記HPでは分からないんですが、槍の裏側に槍と直交する線があります。
画面上、その左端には光を当て、強調しているのが分かります。
何でしょう?
十字架と捉えて間違いありません。

そう、信仰心を雰囲気で表している、と捉えて間違いありません。
揺るぐことない、「動かない」強固な信仰心を表しているのです。
殉教する事も厭わない信仰心です。
この敬虔な信仰心と言うのは日本人には分かりにくく、私CYPRESSも日本人なので分かりにくい。
聖トマス」を見ると、想像の手掛かりくらいは掴めた気がします。

キリスト教絵画の真髄ではないでしょうか?
「信念に殉ずる」、西欧の考え方と生き方に改めて触れ圧倒されました。






タグ ラ・トゥール カラヴァッジョ 聖トマス 鈴木其一 マネ






★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

『鈴木其一 江戸琳派の旗手』その4

はい、また行ってきました。
今回は日曜日の昼前に。
やや、入り口に並んでいる(@_@)。
係のお姉さんに尋ねたら入場券購入行列でした、ほっ(^.^)。

いつもの如くエレベーターで4階へ。
う、う、う、う、混んでる。
でも、隙間が無くて覗けない程には混んでませんでした。

こんなに人気があるとは予想してませんでした。

では、展示替えされた物から見ましょう。


1:
作品番号:42
「夏秋渓流図屏風」
根津美術館

根津美術館で2014年「『特別展 燕子花図と藤花図』 光琳、応挙 美を競う」で見た以来。

1-1:
何か地味で極ありふれた林間と流れの絵なんですが、改めて見ると何やら地味な力があり視線と関心を捉えます。
渓流に使ってる群青が強いんです、地味だけど。
そして、動きがあります。
川の流れだから動いていて当然ですが、我等素人の下手の横好きには出来ないんですナ、これが。
その原因は何かとよく見ると、分かりました。
金泥で細く流れの線を入れているんです。
この金泥の細線が予想外に効果的。
まぁ、鈴木其一位の絵師ならこの程度の技とその効果を知っていて当然か(笑)。
それでも、中々の出来で、暫く見続けました。
全然見飽きないんです。
渓流の流れ(=動き)と音と周りの匂いをまざまざと、ハッキリと想像出来、楽しい(^.^)。
これは、凄いヨ、本当に(^.^)。

日本人は水の表現が非常に巧いと改めて実感しました。
自分が見た作品を思い出すと、
北斎の「神奈川沖浪裏」、光琳の「紅白梅図屏風」、長谷川等伯「波濤図屏風」、
省略と誇張、意匠化がとても巧く、西欧絵画とはレベルが違います。
国立西洋博物館にあるクールベの「波」みたいに写実的に描けばいいってもんじゃありません。
日本の絵師の水の表現は、絵画表現としての力と効果が段違いに強い。

1-2:
そして、地味な(笑)絵画空間にあって唯一の華やぎが右隻のヤマユリと左隻のサクラの紅葉。
根津美術館で見た時には、単なる彩りとしか思わなかったのですが…
今回、渓流の流れに視線を関心を捉えられ改めて細かい所まで見てあーだこーだ考えると、
彩りだけでヤマユリとサクラの紅葉を入れたのか?、と疑問が湧いてきました。

ふふ~ん、分かりました。
彩りだけなら左隻、秋の部分にモミジを入れても何ら問題はありません。
では、なぜサクラの紅葉を?
答はヤマユリ。
ヤマユリと対になってるんです。
何が対になってる?
香りです(^.^)。
ヤマユリの強い香りはよく知られていますが、サクラも紅葉の後半、
この絵にも描かれている落葉の頃になると仄かな香りを漂わせるんです。
桜餅のあの香りです(^.^)。

夏の香りヤマユリ、それに対する秋の香りがサクラの紅葉、なんです。

流石其一、よく考えています(^.^)。
やはり21世紀の人間より自然との係わりが深い。

1-3:
もう一つ目に付くのが、画面下部、左、中央、右、にある広い金箔。
「金箔」と書いたのは、本当に金箔を貼ってあるだけだから。
これも、何やらおかしい、変、不自然、異物感アリ。

檜林の中の木が疎らな部分、そこに日が落ちているのを表しています。
日の当たる部分が無くても、絵としておかしくなく、絵が壊れることもありません。
無ければ色の力の関係で非常に安定し重厚な屏風になるはずです。
そこに金箔で日が落ちる部分を入れたのは、渓流を際立たせるためです。
他の明度の高い色なら画面を壊しませんが、金箔にしたのは色数を抑えるためでしょう。
色の系統を二つにしています。
まず、土色系。
背景の金箔、、日が落ちる部分の金箔、檜の幹の茶、サクラの幹と枝の濃茶、クマザサの隈の薄茶、岩肌の濃茶。
もう一つが青。
檜の葉の緑青、苔の緑青、ヤマユリの葉の緑青、渓流の群青。

そこに彩りとして加わるのが、
ヤマユリの花の胡粉、ヤマユリの花粉の朱、サクラの紅葉の朱。

この様に色使いとしては完璧なんですが、やはり画面下部の金箔が少々ですが、強過ぎます。
理由としてありそうなのが、
私の様な絵について少々訳知り顔(笑)にこれは何だ、何のためだ、と困らせるため(笑)。
そう、お茶目な鈴木其一が冗談としてやったのでは、と勘繰ってます(笑)。

1-4:
こんな感じで中々の佳作です。
いい絵です(^.^)。


2:
作品番号:44
「風神雷神図襖」
東京富士美術館

展示替えで一番見たかった絵。
俵谷宗達尾形光琳酒井抱一、と描き続け、鈴木其一がどう描くか、興味津々でした。

2-1:
第一印象。
保存状態が悪い。
江戸後期から幕末にかけての絵師で、作品自体は一番新しいのですが、その割に状態が悪い。
絵具の剥落が多い。

それでも、引手の辺りに手垢による汚れが無く、殆ど使われなかったか誰も来ない所に嵌められていた様です。

2-2:
全体の印象は、う~ん、弱い。
尾形光琳筆と同じく、弱い。
雷神様の左から右に流れる細帯が鈴木其一の作も勢いが無い、力が弱い。
また風神様も、どうも胴体と風袋の色のバランスが悪い。
風袋が小さい。
色が胡粉の純白なら問題なさそうです。

悪くはないんですが、建仁寺の俵谷宗達の作品を見ちゃうと粗ばっかり目立ちます。

鈴木其一尾形光琳の作は、風神様、雷神様、ではなく、風神ちゃん、雷神ちゃんだよなぁ…(溜息)。


3:
作品番号:67
「朝顔図屏風」
メトロポリタン美術館

はい、何回見てもいい(笑)。
花の群青を胡粉の白が物凄く引き立てています。
そしてぐるぐる回るアサガオ、すげーワ(^.^)。


4:
お土産

何と、前回は無かった朝顔図屏風のクリアファイルがある(@_@)。
お値段、何と、¥700(@_@)。
た、高い(^_^;)。
それから俵谷宗達の「風神雷神図屏風」のクリアファイルも発見。
これは¥300。
勿論両方買いました。




タグ 俵谷宗達 尾形光琳 酒井抱一 鈴木其一








★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

『鈴木其一 江戸琳派の旗手』その3

★簡単な紹介

2016年9月10日(土)~10月30日(日)

サントリー美術館
HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_4/index.html

展示換が何と、5回もあります(@_@)。
参考 展示替リストPDFファイル→http://www.suntory.com/sma/info/visual/fc14bdc6f8c3988c75985ae9e7523f4f.pdf?&__utma=198440237.1198441666.1474131857.1474131858.1474131858.1&__utmb=198440237.4.8.1474131858&__utmc=198440237&__utmx=-&__utmz=198440237.1474131858.1.1.utmcsr=(direct)|utmccn=(direct)|utmcmd=(none)&__utmv=198440237.|25=FOID=ZqzLuMynIQgMvGfgz6db1HNyVQU=1^26=FOSG=%2261855%22%2C%2263603%22%2C%2263639%22=1&__utmk=107374914

川瀬巴水の回顧展を大田区立郷土博物館でやった時は前中後期の3回に分けてやったけど、
5回も展示替えがあるのは初めて(@_@)。
¥1,300×5=¥6,500
川瀬巴水の時は入場無料だったけど、¥6,500ですゼ(^_^;)
ちょっと高過ぎない?
5回通しの前売り券¥5,000を出せば良かったのに。
前売り券を買った時に展示替えを尋ねたら、その時はまだ不明で、
メンバーズ・クラブへの入会を勧められ、その理由も納得。
年会費¥5,000だからなぁ…



1:
さてと、
全体に見ると、キッチリとまとまっています。
想像力を自由に遊ばせた絵はありません。

今年2016年前半、日本の美術界を席巻した伊藤若冲と違います。
この辺、お利口過ぎて好みが分かれるかもしれません。

ガッカリする様な絵はありません。
巧いです。


2:
作品番号:81
「暁桜・夜桜図」
花が咲いた桜の枝の双幅。
題材が美しいので変な絵になるはずなし。
暁桜の方は題名の通り明け方の桜。
面白いのは夜桜。
影、シルエットを墨だけ描いてます。
正確に描写しているので想像力を刺激し、とても美しい。
こういう絵は虚を突き、驚き、とても楽しい(^.^)。


3:
作品番号:43
「萩月図襖」
風にそよぐ満開の萩。
右上から左下へ向かう対角線の構図。
月は左側の空間、左から2枚目の襖でバランスを取っています。
あくまでバランスを取るのが役目で朧月。
主役は紅白の萩。
単純な構成ですが、とても美しい。


4:
作品番号:41
「三十六歌仙図・檜図屏風」
八曲一双で右隻四曲が三十六歌仙、左隻四曲が檜。
檜図は金地に墨で檜。
これがキレイなんだなぁ(^.^)。
年月を経ている事もあるんでしょうが、金地が落ち着きギラギラ感が完全に無くなり、
墨の檜との対比がとてもいい。


5:
作品番号:50
「芒野図屏風」
これぞ琳派と言うべき屏風。
銀地に濃墨と薄墨でススキを意匠化し描いているだけ。
ただ薄墨のススキを光琳の「紅白図屏風」の川の流れの様に描き画面にリズムを与えてます。
縦型構図の黄金律であるジグザグ型の構図。
色使いが寒色で残暑にウンザリしている頃に出してきて、お客さんに涼を感じてもらおうとしてたんでしょうね。
秋口でも使える色使いです。
こういう作品を見る度に日本人が古から自然と添い寝してきて、自然がとても身近で近しい存在であったのが分かります。
こういう絵は西欧文化では生まれません。


6:
作品番号:67
朝顔図屏風
今回の展覧会の目玉。
個人的には光琳の「燕子花図屏風」、抱一の「八ッ橋図屏風」を見て以来、とても見たかった作品。
まず、この絵、一般の屏風よりデカい、一回りデカい。

でも、どうやら大きさだけではありません。
アサガオの花、葉、蔓、蕾、全てデカく見えます。
この迫力、全く予想していませんでした(@_@)。
そしてネットの画像で見た通り生き生きしているし、動きや躍動感もあります。
光琳と抱一のカキツバタの安定とリズム感に対し、生命感と躍動感のアサガオを作り出した訳です。
更に対角線の構図にくるくる回る動きも加えた構成の見事さ。
「燕子花図屏風」と「八ッ橋図屏風」から見事に進化しています。
素晴らしい描写です。

予想通りの素晴らしさで、やはり他の作品とは頭一つ抜け出しています。
しかも回転の動き!
こんな絵、西欧絵画にありません。

また、江戸時代最後の琳派の絵師だけあり、保存状態がとてもいいのも嬉しい。
退色、剥落、汚れが少なく出来た当時の状態に近い。
こういう絵を見る事の出来る幸せ!(^^)!。

こりゃ、メトロポリタンが買うはずダワ(^.^)。


7:
作品番号:190
「迦陵頻図絵馬」
何と、浅草寺に奉納された絵馬です(@_@)。
浅草のあの浅草寺ですよ、浅草寺(@_@)。
それを鈴木其一が描いていたとは…(@_@)。
こういう寺社仏閣の奉納されたものは記録に残りやすいので、
天保12年(1841年)の作と分かっているとか。


8:
予想通り全体にとても良かった(^.^)。
次回行くのは、東京富士美術館蔵「風神雷神図襖」が展示される10月5日(水)~10月30日(日)の間。
これ、「屏風」でなく「襖」、「襖」です。
俵谷宗達、尾形光琳、酒井抱一と描き続けた風神様と雷神様がどうなってるか、非常に楽しみです(^.^)。

今回の鈴木其一オリジナルのお土産は少なかった。
朝顔図屏風」のクリアファイルかマグカップが欲しかったんですが、無し(涙)。
代わりに「風神雷神図襖」のクリアファイルを買いました。





タグ 鈴木其一 サントリー美術館 朝顔図屏風





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

『鈴木其一 江戸琳派の旗手』その2

サントリー美術館へガレを見に行ったら『鈴木其一 江戸琳派の旗手』の新しいチラシがありました。
前回紹介したのはA4一枚。
今回はよくあるA4二つ折り(=A3横長)

HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_4/index.html

HPにはまだ出品目録が無く、また作品保護のための展示替えがあり、作品毎の期間はほんの一部しか載ってません。
新しいチラシの方がその点少々詳しく書いてあります。

まず、期間は、2016年9月10日(土)~10月30日(日)

前期は9月10日(土)~10月3日(月)
後期は10月5日(水)~10月30日(日)

全期間展示(2016年9月10日(土)~10月30日(日))
「群鶴図屏風」:ファインバーグコレクション、米国
「朝顔図屏風」:メトロポリタン美術館、米国

前期展示(9月10日(土)~10月3日(月))
「三十六歌仙図」:出光美術館
「水辺家鴨図屏風」:細見美術館、京都
(巡回で細見美術館でも2017年にやります。HP→http://www.emuseum.or.jp/exhibition/next_exhi.html)
「籐花図」:細見美術館、京都

後期展示(10月5日(水)~10月30日(日))
「夏秋渓流図屏風」:根津美術館
「蔬菜群虫図」:出光美術館
「風神雷神図襖」:東京富士美術館


いよいよ次回展覧会なんですなぁ…
期待が高まります!(^^)!。





タグ 鈴木其一 サントリー美術館




★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

『鈴木其一 江戸琳派の旗手』その1

サントリー美術館で今秋開催される鈴木其一の回顧展の名称が決まりましたね。
『原安二郎コレクション 広重ビビッド』へ行ったらチラシがあり、HPでも名称があります。

HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/future.html


チラシに主な展示作品の紹介があり、

「夏秋渓流図屏風」、六曲一双、根津美術館(→これ、見ました)
「藤花図」、一幅、細見美術館(京都)
「水辺家鴨図屏風」、六曲一双、細見美術館(京都)
朝顔図屏風」、六曲一双、メトロポリタン美術館(米国、N.Y.)
風神雷神図襖」、八面、東京富士美術館

です。

個人的な目玉は、何と言っても、光琳と抱一の「八ッ橋図屏風」、光琳の「燕子花図屏風」から発展した
朝顔図屏風
です。
しかも、この絵の構図、ぐるぐる回っている(@_@)。
ぐるぐる回ってる絵なんて、鈴木其一以外で聞いた事もないし、見たこともない(@_@)。
出不精ですから八王子へ行く気なぞ無く、更に京都の細見美術館は私には辺境だし、
アメリカなんて銀河系のそのまた先でありんす(笑)。

また「風神雷神図襖」も楽しみです。
宗達、光琳、抱一と来て、鈴木其一がどのように描いているか、興味津々です(^.^)。

とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、とても、
楽しみな展覧会です(^.^)。


鈴木其一と関係して、
東京国立博物館で、
鈴木其一の師匠酒井抱一の重文「夏秋草図屏風」が総合文化展の作品として
本館8室で2016年9月21日(月)~10月30日(日)に展示されます。
光琳の「風神雷神図屏風」の裏に描かれたアレです。
更に、本阿弥光悦の国宝「舟橋蒔絵硯箱」も総合文化展に一品として本館12室で2017年1月2日(月)~3月20日(月)に展示されます。

参考、東京国立博物館の展示、年間スケジュール→http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1255#2_4
このページの「名品の展示予定」の下の方です。

また、出光美術館の『開館50周年 美の祝典III -江戸絵画の華やぎ』(2016年6月17日(金)~7月18日(月))では酒井抱一の「風神雷神図屏風」が展示されます。
HP年間スケジュール→http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/index.html#schedule





タグ 鈴木其一 酒井抱一 本阿弥光悦 風神雷神図 夏秋草図屏風 舟橋蒔絵硯箱 朝顔図屏風 八ッ橋図屏風 燕子花図屏風 光琳





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

鈴木其一(仮称)、サントリー美術館で開催予定(^.^)

サントリー美術館で『鈴木其一(仮称)』展が開催されます。
2016年9月10日(土)~10月30日(土)

琳派でも江戸後期、幕末の絵師ですから残っている作品の状態が大変良好。
完成した当時の状態に近い。

まだハッキリとは分かりませんが、N.Y.のメトロポリタン美術館蔵の『朝顔図屏風』も展示される様です。
光琳、酒井抱一の『燕子花屏風』に触発され、更に新たな作品になった屏風です。
その出来栄えは、まだ実物を見たことありませんが、世界最高峰の絵画です。
相変らず日本人の想像力と発想の独自性と奔放さを見事に実証した絵画です。
時計の様に回転する構図で、白人には決して発想出来る作品ではありません。

たとえ『朝顔図屏風』が展示されなくても、鈴木其一のみの展覧会はここ数年開催されていませんから、
是非、何が何でも見に行きたい展覧会です(^.^)。

参考
サントリー美術館HP→http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/future.html




タグ 鈴木其一 朝顔図屏風 サントリー美術館





★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

『日曜美術館 光琳は生きている~琳派400年・現代作家たちの挑戦』

★放送
2015年4月5日

番組HP→http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2015/0222/index.html

1:
尾形光琳の絵画で2点だけある国宝の「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」。
そしてこの2点に触発されて作られた作品を紹介。

千住博→黒地に蛍光白を使って瀧を描く。
鴻池朋子→赤い牛革に「紅白梅図」の波模様を描き着物を作る。
杉本博司→デジタルカメラで「紅白梅図屏風」を撮影し、夜の「紅白梅図屏風」を作る。
合田誠→「燕子花図屏風」から「群娘図」を作る。
猪子寿之とチームラボ→CGとテクノロジーを使用。

触発されただけで、次の段階に進んでないなぁ。
鈴木其一(=すずききいつ)の「朝顔図屏風」が「燕子花図屏風」の触発されたのは見れば明らかで、
更に次に段階へ進み其一独自の絵になったのとは大違い。
才能が枯渇しているのか、志が低いのか、この5人の作品は残念でした。




タグ 尾形光琳 燕子花図屏風 紅白梅図屏風 鈴木其一 朝顔図屏風




★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 絵画
ジャンル : 学問・文化・芸術

『日本絵画の魅惑』 後期 酒井抱一作「八ッ橋図屏風」

★簡単な紹介

2014年5月9日(金)~6月8日(日)

出光美術館東京

HP→http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html


1:
後期展も行ってきました。
土曜日の昼過ぎに行きましたが、待ち時間0秒、待ち行列0㎜で入場。
会場内も混んでいませんでした。
まぁ、程良い入場者数でしたな。


2:
後期の目玉の酒井抱一の「八ッ橋図屏風」(出品番号65)。
いやぁ~、素晴らしいね。
江戸後期作と比較的新しいので、この屏風も保存状態が非常に良く、絵具が殆ど残り、変色など皆無(^.^)。
完璧な絵です。

あ~だ、こ~だ言う必要が無い絵(笑)。

ベタ塗りの燕子花の群とたらし込みで描いた橋。
この対比の効果が素晴らしい。

2-1:
燕子花は外観だけの描写で完全に平衡し安定感抜群。
それを当然ながら、天才的に配置し不思議なリズム感を生み出しています。
まぁ、この辺は尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」と同じ。
(私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1744.html)
この屏風も光琳作の写しです。

完全に意匠化し平面化しているのですが、緑青と群青両方共濃淡2色を使い立体感が有ります。
これは離れて見ると分かります。
近くと遠くでは異なる表情を見せる燕子花、
見事です。

そして、筆使いの巧いこと、巧いこと(^.^)。
完璧な写実力で燕子花を描写しているだけでなく、あれだけのベタ塗りながら筆の跡が皆無(@_@)。
学校以外で絵を描いたことがある方なら、どれだけ難しいことかよ~く分かると思います。

2-2:
そしてもう一つの絵の主題の橋。
これも、素晴らしい、素晴らしい(^.^)。
琳派の特徴のたらし込み技法の効果全開100%(^.^)。
止まっている燕子花群の中を走り抜ける八ッ橋になっています。

これはまるで

流れすぎる暗雲

その中に躍動する雲龍

ですよ、たらし込みの八ッ橋は。

2-3:
近くから見て筆使いを見てもいいし、遠くから見て全体の雰囲気を味わってもいい(^.^)。
こんな絵、西欧には存在しませんから、白人の画家と美術好きがこの絵を初めて見た時の驚きを想像するのも楽しい(^.^)。

2-4:
実に見事な作品です(^.^)。


3:
今回、もう一つ凄かったのは、
長谷川等伯の「波濤図屏風」(出品番号74)

美術の教科書によく出て来る
「物の質感の違いを筆のタッチの違いで表す」
これの好例の絵です。

3-1:
波の方はマンガ風の輪郭線で意匠化、抽象化されています。
水は一定の形が有りませんから、何とかしなくちゃいけません(笑)。
そう、何とかしちゃったのが等伯です。
かなり水と波を観察したのは間違いなく、形と描写におかしな点が在りません。

3-2:
もう一つの主題である岩は絵具の量を減らし、素早く走らした筆致。
岩の硬さが大変巧く表され、目が点ですよ、ホント(笑)。

3-3:
そして飛び散る水飛沫を表しているのが、何と、金粉(@_@)。
これも水飛沫の煌めきと動きが良く表れ、見事、見事(^.^)。

3-4:
柔らかな波の筆致と硬い岩の筆致。
柔らかくとも岩を悠久の年を掛け削る波の力。
その波に対抗する岩。

これらを大変よく表してます。

近くで見ると岩と波ですが、離れると海と島に変わります(@_@)。
そして漂う雲。
人生の荒波に対抗する人間を表してると簡単に解釈出来ます。

素晴らしい屏風です。


4:
素晴らしいのはこの二つの屏風が向い合せに展示されている点。
静的な「八ッ橋図屏風」と動的な「波濤図屏風」。
一方に満足したり見飽きたりして振り返ると、画風の違う屏風が在り口直しになり飽きません。
両方の屏風に近付いたり離れたりして、気が付けば1時間過ぎていました(笑)。


5:
八ッ橋図屏風」の隣に展示されている鈴木其一(すずききいつ)の「桜・楓図屏風」(展示番号66)も素晴らしかった。
これは小さな屏風で琳派の作品サンプルみたいでした。
楓の幹のたらし込みの巧さ、見事さ。
丁寧に描写した桜の花、花、花、花。

これは、ウチにも置ける大きさだったので欲しくなりました(笑)。
八ッ橋図屏風」と「波濤図屏風」も欲しいけど、置く所が自宅には無い(笑)。
でもその前に広げられる場所が無くて自宅では見られない(爆)。


6:
後期展でもう一つ気に入ったのが、相阿弥作の水墨画「山水図」(展示番号16)。
奥行が在る空間表現が素晴らしく、全体に漂うほんわかして柔らかな雰囲気が非常にいい(^.^)。


7:
欠点が二つ在りました。

まず、ガラスの継ぎ目が目障り。
全ての作品で目障りになったのではなく、等伯の「波濤図屏風」で酷かった。
屏風の色合いと違うので非常によく目立つんです。
何とかならないんでしょうか?
八ッ橋図屏風」では金箔の地と巧く溶け込んで目立たなかったので気になりませんでした。

もう一つは、「波濤図屏風」を柱が邪魔になり正面から見れず左か右からずれてしか見られません。


8:
前期、後期共に大変満足した『日本絵画の魅惑』でした(^.^)。



タグ 酒井抱一 八ッ橋図屏風 長谷川等伯 波濤図屏風



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

『特別展 燕子花図と藤花図』 光琳、応挙 美を競う

★簡単な紹介

2014年4月19日(土)~5月18日(日)
根津美術館
(HP→http://www.nezu-muse.or.jp/)

1:
尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」を見に行ってきました。

金箔地に緑青の葉、群青の花、それだけの単純な絵。
ただカキツバタに位置を少しづつ変え画面にリズムを与えてます。
右隻のカキツバタは全体に少々上の方。
左隻のカキツバタは全体に下の方、画面の上の方の空間が大きめ。

この絵が不思議なのは、カキツバタ
リズム感と同時に安定感が有るので、改めてよく見ると、
上下両方向に同じ力、ベクトルが有ります(@_@)。
「↓」型なんです。
全体としては上向きですが、根本を中心に葉が左右にに広がり「↓」型になってます。
明度で見ると、花の群青は葉の緑青より暗く重いですが、植物本来の形をしているので上の方に在ってもバランスを崩すことがありません。

安定感抜群なので画面のどこにあってもバランスを崩さないので、絵師の思うままに配置しリズム感を作れます。
そしてこの感覚は各人各様で、他人には真似しにくいもの。
この配置は、出来そうだけど出来ないだろうなぁ…(溜息)、
て、出来るはずない(笑)。


2:
まぁ、光琳の「燕子花図屏風」は良かったんですが、それを完璧に撃破したのが、隣に在った
應擧の重要文化財「藤花図屏風」。
いやこれは凄かった(@_@)。

光琳の「燕子花図屏風」は装飾品ですが、この應擧の「藤花図屏風」は強烈に主張する「自画像」です。
そう、ファン・ゴッホの「糸杉」(ニューヨーク、メトロポリタン美術館蔵)と同じ様な植物を描いた絵です。
(私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1184.html)

藤の幹と蔓を筆で一気に描いた省略描法。
藤の花を細密に描いています。
この対比が素晴らしい。

2-1:
幹と蔓の描写は、樹皮の質感も表し同時に藤の花が咲く初夏に相応しい生命感、成長、勢いも表しています(@_@)。
迷いや躊躇いが全く無い筆致です。
学校以外で絵を描いたことがある方ならよく分かると思いますが、こんな筆使い、普通の人間に出来るもんじゃありません。

自由奔放に描いてるのは間違いないですが、それでも不自然になっていません。
写実的である事を忘れていないのです。
この辺、写生の絵師應擧の特徴がよく出ています。

そして筆致は應擧の息遣い、墨の匂い、筆が紙の上を走る音、等々が感じられます(@_@)。

2-2:
奔放な幹と蔓に比べ花は繊細そのもの。
実に精緻に、写実的に描写しています。

2-3:
幹と蔓、花房、二つの描写の違いは正に静と動。
対比が見事で、二つの描写法が互いに一方を引き立てています。

描写法が素晴らしいだけでなく、構図、空間の活かし方もとても素晴らしい。
屏風の大きさに比べ描いてある藤の面積と量がかなり少ない。
燕子花図屏風」と比べると、全然少ない。
なぜ?
藤の花が咲く初夏を表しているんです。
つまりこれからもっと成長する事を空間で表しています。
この藤はまだ若者で勢いが有りもっと成長し大きくなると表しています。
幹と蔓の速く、また勢いと力強さが有る筆致が大きな空間で更に効果を上げ、活かされています。

2-4:
当然ですが、隅から隅まで気を抜いて描いてる所は無く、緊張感と力強さに満ちています。
應擧は並の精神力ではなく、長時間集中力を保つ精神的な持久力が秀でた人間だったのが分かります。

2-5:
そして最後に、落款が素晴らしい。
應擧」の文字の美しさ、力強さ、二枚目具合、最高です。
我等素人に書ける文字ではありません。
川合玉堂と同じ位素晴らし文字を書いています。


3:
鈴木其一(=すずききいつ)作の「夏秋渓流図屏風」も素晴らしかった。
単純化、様式化された流れと岩肌。
写実描写の山百合や紅葉の柿の葉。
ここでも対比が見事です。
驚いたのが岩肌や杉の幹に生えるゼニゴケ。
エラく美しい(@_@)。


4:
それにしても、ファン・ゴッホが自殺せず應擧や光琳の絵を見たらどうなっていたでしょうか?


5:
根津美術館はこの様に素晴らしい収蔵品が有りますが、建物と庭園も素晴らしい。

5-1:
建物は1991年に増改築したので、中々上品な作りでおしゃれ。
トイレも木目調の壁で、数ある美術館の中でもぴか一でキレイ。
またコインロッカーも木目調で合わせ、キレイでビックリ(@_@)。

5-2:
またこの収蔵品に負けてないのが、庭園。
(庭園案内→http://www.nezu-muse.or.jp/jp/guide/garden.html)
谷型の地形を活かし、雑木林も残してあり、正に深山幽谷風。
非常に美しく、気持ちいい。
茶室が4棟も在り、これも伝統的日本家屋で美しく庭園に合い引き立てています。
藤棚が一つ在り、丁度満開で、藤の花特有の仄かに甘い香りを含んだ芳香が漂い最高でした(^.^)。
また谷底には池が在り、鹿威しが在るだけでなく、引仁亭の池にはカキツバタが在り、2014年4月26日(土)に行った時は一分咲き程。
ゴールデンウィーク後半が見頃じゃないでしょうか?

素晴らしい収蔵品を見た後で、同じ位素晴らしい庭園をそぞろ歩くのは中々気持ち良く、
大変趣味の良い作りの美術館です。
出光美術館(東京)はロビーへ行くと窓外に皇居の植え込みの木々が広がり悪くない眺めですが、根津美術館の庭園には勝てません。


6:
最寄駅は地下鉄表参道で、途中にはプラダやカルティエの路面店が在ります。
根津美術館で収蔵品と庭園を堪能した後、高級品屋の前を通るとエラく安っぽく見えます。



タグ 根津美術館 カキツバタ 見頃 應擧 光琳 燕子花図屏風 藤花図屏風 鈴木其一 夏秋渓流図屏風



★お気に召しましたら、以下の全てのボタンのクリックをお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村








テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
お客様数
FC2ブログランキング
気に入った記事が有りましたら、クリックをお願いします。 ↓

FC2Blog Ranking

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
テレビ・ラジオ
84位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
国内ドラマ
18位
アクセスランキングを見る>>
にほんブログ村のランキングです。
気に入った記事が有りましたら、「このブログに投票」をクリックして下さい。
"BLOG RANKING"のランキング
アットウィズ社提供のブログランキングです。気に入った記事が有りましたらクリックをお願いします。
月別アーカイブ
カテゴリ
ユーザータグ

坂井真紀 猫背椿 池田成志 三宅弘城 ディーン・フジオカ 鈴木伸之 佐藤玲 蛭子能収 山賀琴子 島崎遥香 中尾明慶 本田翼 石黒賢 銀粉蝶 川口和空(かわぐちわく) 金城一紀 酒井抱一 鈴木其一 尾形乾山 正阿弥勝義 濤川惣助 並河靖之 池田学 川口和空 徳間康快 ラピュタ 寺田農 狩野元信 野田秀樹 西村まさ彦 長塚京三 滝藤賢一 奥田瑛二 真矢ミキ 佐藤二朗 高畑充希 黒木瞳 石川恋 清原翔 橋本環奈 横山だいすけ 中島ひろ子 西岡徳馬 竹内涼真 西尾まり 横山歩 久保田紗友 ラ・トゥール アルチンボルド 歌川国芳 ジャコメッティ カラヴァッジョ 不染鉄 あゝ野麦峠 山本茂美 皆川妙子 浦沢直樹 紀比呂子 ウォークマン 川端龍子 竹内涼馬 歌川広重 吉田博 ロッセリーニ ジョン・エヴァレット・ミレイ サントリー美術館 借りぐらしのアリエッティ 芳根京子 和田アキ子 梅沢富美男 市原隼人 門脇麦 道枝駿佑 高橋メアリージュン 木場勝巳 井上芳雄 村井國夫 清原果耶 20世紀少年 獣人雪男 加藤晴彦 春風亭昇太 桂文枝 クリスティーズ 伊藤若冲 山口桂 吉田羊 ボス 長次郎 ブリューゲル 雪村周継 雪舟等楊 加山又造 樂家 長谷川利行 本阿弥光悦 了入 道入 カフェ・パウリスタ 相葉雅紀 卯花墻 曜変天目 油滴天目 稲葉天目 破獄 東京藝術大学大学美術館 マリオカート 瀬戸康史 佐野ひなこ 人間の証明 森村誠一 スラヴ叙事詩 ミュシャ 鈴木省吾 大倉孝二 瑛蓮 篠原篤 福田ゆみ 平成館 東京国立博物館 鈴木亮平 平岡祐太 金田明夫 坂口健太郎 八木亜希子 松たか子 富澤たけし 吉岡里帆 東京都庭園美術館 超絶技巧 無線七宝 有線七宝 住田萌乃 シシド・カフカ 木野花 ヤオ・アイニン 渡辺大 新井浩文 キムラ緑子 山本未來 工藤阿須加 大島蓉子 Mummy-D 眞島秀和 中川知香 平幹二郎 菊池亜希子 タイム・トラベラー 石山透 グイン・サーガ 栗本薫 神保悟志 リー・ウェイ リー・パオティエン 山田美紅羽 篠川桃音 手塚とおる 風間俊介 桜田ひより 水谷豊 高倉健 三國連太郎 新田次郎 緒形拳 新克利 秋吉久美子 田中要次 柄本時生 小堺一機 野麦峠 女工哀史 志尊淳 ビリギャル 森次晃嗣 原田美枝子 地井武男 木下ほうか 川崎紘菜 山田涼介 新川優愛 篠井英介 土屋太鳳 田中直樹 佐野勇斗 津田寛治 稲垣来泉 川津明日香 岩田剛典 解体新書 菱田春草 秋田蘭画 佐竹署山 小田野直武 加賀丈史 菅田将暉 石原さとみ 青木崇高 江口のり子 モネ 向井潤吉 デトロイト美術館 モディリアーニ クレラ―・ミュラー美術館 ゴーギャン ファン・ゴッホ美術館 圓山應擧 根津美術館 国立西洋美術館 伊藤かずえ バベルの塔 ボイマンス美術館 山田太一 長澤芦雪 円空 曽我蕭白 仙厓 出光美術館 正倉院 アメリカン・スナイパー 戦争論 小林よしのり 続・タイム・トラベラー マネ 聖トマス 賀来千賀子 エデンの東 禾目天目 伊藤修子 曜変天目茶碗 油滴天目茶碗 長谷川等伯 松林図屏風 藤花図屏風 俵谷宗達 立石鐡臣 奥村公延 大塚周男 石川進 今井悠貴 みかんの花 海の星 望郷 雲の糸 スピットファイア― メッサーシュミット ハインケル 新国立美術館 ポルト・リガトの聖母 やべきょうすけ 中村倫也 佐々木心音 三田真央 光宗薫 本多力 久松郁美 山本裕典 満島真之介 東京藝術大学 森田藻己 恵順 宮川香山 朝顔図屏風 富田靖子 真剣佑 村上虹郎 高畑裕太 石井杏奈 寺尾聰 片桐仁 松尾幸美 木村文乃 宅間伸 浅茅陽子 ルドヴィコ療法 時計じかけのオレンジ 福山翔大 小室哲哉 仲代達矢 細うで繁盛記 富士眞奈美 金田誠一郎 根本りつ子 ダリ展 京都市美術館 福岡市美術館 ルノワール 八木莉可子 菊池風磨 黒島結菜 林田悠作 小野塚勇人 赤間麻里子 小島梨里杏 滝沢沙織 ジュディ・オング 山田将之 妹尾青洸 鈴之助 エミール・ガレ 森永悠稀 高月彩良 八ッ橋図屏風 紅白梅図屏風 十二ヵ月花鳥図貼付屏風 風神雷神図屏風 MEGUMI ボッティチェリ 銅鏡 ダ・ヴィンチ 拙宗等揚 青木宗嵩 原菜乃華 石井ふく子 大空真弓 橋田壽賀子 大和書房 再販制度 Amazon 府中市美術館 泰明画廊 川栄李奈 尾藤イサオ 松坂恵子 小芝風花 蘭寿とむ 徳井義美 マルシア 黒木華 永山絢斗 水野美紀 藤原さくら 倉光泰子 橋爪功 松田芹香 渡辺舞 山本耕史 加藤清史郎 寺田心 松下由樹 シャーロット・ケイト・フォックス 北斎 太田記念美術館 東海道五十三次 保栄堂版 ムロツヨシ 由紀さおり 大友花恋 康すおん 青木木米 田能村竹田 富岡鉄斎 浦上玉堂 与謝蕪村 池大雅 発艦 着艦 T45 成宮寛貴 メラン デューラー ビュラン エングレーヴィング 町田市立国際版画美術館 柄澤齊 Leola 濱田龍臣 藤田弓子 飯豊まりえ 松井愛莉 高野野十郎 目黒川 目黒区美術館 大谷亮平 冨士三十六景 松下奈緒子 りりィ 岡本太郎 佐伯祐三 岸田劉生 安田靫彦 安井曾太郎 田村孝之介 中村研一 北蓮造 和田三造 野波麻帆 今野浩喜 竜星涼 燕子花図屏風 夏秋草図屏風 光琳 風神雷神図 舟橋蒔絵硯箱 ティーチャ 六十余州名所図会 原安二郎 富士三十六景 千絵の海 坂上忍 矢柴俊博 エマオの晩餐 誰が袖図屏風 カキツバタ 小西真奈美 白石美帆 佐藤直紀 釉下彩 釉裏紅 暗花 高浮彫 皆川猿時 大人計画 松尾スズキ 陣内孝則 村上弘明 池内淳子 東京西洋美術館 エッケ・ホモ カストラート 陳道明 チェン・ダオミン 妻への家路 森川葵 高良健吾 真飛聖 甲本雅裕 伊藤歩 鎌田敏夫 野村周平 品川徹 蓮佛美沙子 和久井映見 福士誠治 ダニエル・ブリュール クリス・ヘムズワース 柄本佑 秋野暢子 世田谷美術館 糸巻きの聖母 江戸東京博物館 福山庸治 レンブラント 天文学者 水差しを持つ女 高田彪我 西村彦兵衛 象彦 川崎敬三 山形勲 バイラス 平岳大 平澤宏々路 中島裕翔 多岐川裕美 サンダーバード 木皿泉 薬師丸ひろ子 弓をひくヘラクレス ブールデル 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝 宮川大輔 中村勘九郎 立川談志 田邊哲人 谷汲観音像 松本喜三郎 生人形 当麻蹴速 野見宿禰 安本亀八 聖女 聖プラクセディス マグリット 植田正治 枯山水 小堀遠州 カンディンスキー 龍安寺方丈庭園 抽象画 秋冬山水図 抽象芸術 江口のりこ 星野源 松岡茉優 美保純 蛍雪次朗 上島竜兵 加賀まりこ 受胎告知 綾戸智恵 真野恵里菜 平井真美子 中條友彪 森口瑤子 ブルーレイ 再販売価格維持制度 CD DVD 世界中心で、愛をさけぶ 本阿弥勝義 小林清親 写楽 歌麿 五姓田義松 神奈川県立歴史博物館 清水富美加 マルモッタン美術館 琳派 思い出のマーニー 明日、ママがいない 1984年 オーウェル 華氏451度 図書館戦争 日本伝統工芸展 ハウルの動く城 井上由美子 古沢良太 伊豆の長八 鏝絵 入江長八 松崎町 神田沙也加 城田優 川平慈英 葵わかな 西内まりや 尾美としのり 内山理名 蔵王権現 西新井大師 三佛寺 藤原道長 投入堂 總持寺 冷泉家 山田望叶 上川隆也 太賀 市川由衣 馬場園梓 大原櫻子 中島美嘉 稲森いずみ 小林涼子 窪塚俊介 山下リオ 初音蒔絵調度 貝桶 沈金 蒔絵 水上剣星 塚地武雄 平成狸合戦ぽんぽこ 国芳 半藤一利 石川達三 生きている兵隊 クリスチャン・ベール 種田陽平 昭和史 武士道 新渡戸稲造 大友加恋 円谷プロ 石田登星 相築あきこ 吉本美憂 田上唯 高畑勲 ピノキオ ディズニー 黒川智花 松下洸平 中条あやみ 警部マクロード 儒教 中庸 すぐやる課 内館牧子 櫻井淳子 宮地雅子 吉本美優 高杉真宙 桐原亮司 熊川哲也 ロバート・ハインデル 吉田都 早見ひかり 佐藤蛾次郎 大瀑布図 氷図 松に孔雀図 大乗寺 大英博物館 相国寺 鴨井玲 藤本飛龍 アンギアーリの戦い 開運!なんでも鑑定団 狂鬼人間 遊星より愛をこめて スペル星人 高橋二三 丸山智己 浅利陽介 鈴木勝大 井原剛志 市川猿之助 高田純次 モーリス・ユトリロ 大野敏哉 中原丈雄 石丸幹二 石田えり 金すんら 中野裕太 山西惇 水原希子 池津祥子 近藤芳正 足立梨花 郷ひろみ 規矩の法 三遠法 星月夜 大はしあたけの夕立 紫吹淳 上野なつひ 橋本稜 床嶋佳子 鶴見信吾 山口馬木也 歌川椎子 藤井流星 山本浩司 天野ひろゆき 真島秀和 重森三玲 東福寺本坊庭園 菊地成孔 カメラオブスクラ ベット・ミドラー ローズ 落合モトキ 愛なんていらねぇよ、夏 WISH」 MY 「PIECE 阿部サダオ OF 鈴木長吉 水晶置物 小松彩夏 仁科亜希子 扇面散貼付屏風 イグアナの娘 SUMMER NUDE 神田紺屋町 戸田昌宏 山口智久 ダニエル・キイス 浮世絵 シェル フェラーリ シューマッハ ジュリエッタ・マシーナ 松尾諭 佐野亜裕美 中村橋之助 東出昌大 東山紀之 橋部敦子 夜王 零士 清野菜名 田山涼成 アリスの棘 檜図屏風 狩野永徳 Woman オレンジデイズ 大藪晴彦 大根仁 山口祥行 未来からの挑戦 NHKアーカイブス 紺野美沙子 吉俣良 清野とおる 椿かおり SAYUKI 岩本多代 野際陽子 東京都北区赤羽 尾上松也 根付 嶋田久作 野島伸司 ずっと一緒さ 中尾彬 島田久作 薄宏 狩野永祥 岡本信人 小林正寛 高橋真唯 岩井堂聖子 村井良大 原田泰造 早見あかり 戸次重幸 森カンナ 信長協奏曲 えなりかずき 雪松図 松林図 篠原ゆき子 賀来賢人 田口淳之介 堀部圭亮 BD 山中崇 つみきみほ 鈴木杏樹 山本道子 波留 永島瑛子 ベンガル 原日出子 織本順吉 小林星蘭 千葉雄大 伊那 キッチンが走る 森下能幸 小関裕太 安藤玉恵 柴田理恵 不破万作 古田新太 大滝秀治 古谷一行 仁清 乾山 狩野尚信 狩野探幽 狩野常信 狩野重信 児童虐待 原爆の子 広島の少年少女のうったえ 荒谷清水 宇野祥平 古畑星夏 ジュウ・シュン 小さな中国のお針子 周迅 チェン・コン 陳坤 リウ・イエ 劉燁 矢本悠馬 高橋けい 淵上泰史 横山大観 牧進 名樹散椿 速水御舟 ダンカン 石田法嗣 麿赤兒 早乙女太一 ボストン美術館 上野の森美術館 岡倉天心 東京国立近代美術館 下村観山 故郷の香り フォ・ジェンチイ サン・バオ リー・ジア 霍建起 グオ・シャオドン モォ・イエン 莫言 転校生 大林宣彦 団時朗 筒井真理子 大谷亮介 中田喜子 はろるど 鹿島 アントラーズ 東京オリンピック 大宮政志 中村鴈治郎 キングコング 平愛梨 西山潤 上原陸 研ナオコ 藤原薫 石井トミコ 田辺修斗 杉田成道 橋本愛 青柳翔 三谷幸喜 おやじの背中 内野聖陽 藤本隆弘 井上真樹夫 中村ゆりか 財前直見 六角精児 田中泰生 二階堂智 リサ・ローブ 岡山天音 秋山菜津子 徳井優 石橋蓮司 中国新聞 広島平和記念資料館 被爆再現人形 平和データベース 広島平和資料館 原爆の絵 渡瀬恒彦 オルセー美術館 広瀬すず なごり雪 イルカ 宮武美桜 柳沢慎吾 役所広司 天宮良 NHKスペシャル 故宮博物院 翠玉白菜 アンギラス 強き蟻 矢島健一 シスタームーン オラトーニ ブラザーサン 石塚英彦 自在置物 冨木宗行 アートシーン 高瀬好山 冨木宗好 明珍 白本彩奈 マコは生きた! 草村礼子 竹内力 真夏の方程式 山崎光 三浦理恵子 石田ニコル LiLiCo 遊井亮子 没後90年 永井大 松島図屏風 蔦の細道図屏風 六平直政 中村梅雀 ルコック・スポルティフ デサント本社 マイヨージョーヌ 村田コレクション 村田理如 清水三年坂美術館 白山松哉 日月烏鷺蒔絵額 あべまみ 復活の日 動物農場 蝿の王 ザ・スタンド 21世紀少年 波濤図屏風 今井雅之 自在 刺繍絵画 牙彫 薩摩焼 印籠 金工 榎木孝明 見頃 應擧 夏秋渓流図屏風 MOZU BORDER 決定的証拠 スモーキングガン ジョン・フランケンハイマー ジェームズ・ガーナ― イヴ・モンタン アイルトン・セナ 影絵 風の又三郎 オーヴェールの教会 原発敗戦 船橋洋一 福島第一原発 伏字 検閲 閉ざされた言語空間 江藤淳 キャンディス・バーゲン ピーター・ストラウス 大虐殺 ソルジャー・ブルー 神田隆 スティーヴ・マックイーン 栄光のル・マン 加賀まり子 田宮二郎 太地喜和子 狙撃 国本圭一 ドゴラ イリス レギオン 艦載機 関根勤 大木隆行 TAKAHIRO 戦力外捜査官 有川浩 大後寿々花 三上博史 渡邉このみ チェン・カイコ― 陳凱歌 呉天明 酒井美紀 山西省残留日本兵 奥村和一 山西省日本軍残留問題 橘らい四郎 蟻の兵隊 原一男 奥崎謙三 ゆきゆきて神軍 今村昌平 新版画 デビット伊藤 第七の封印 イングマール・ベルイマン マックス・フォン・シドー ステファノ・ディオニジ ジェラール・コルビオ 仮面の中のアリア ホセ・ファン・ダム 迎賓館 七宝花鳥図三十額 オフィーリア ラファエル前派 ミレイ オランダの光 白の愛 葡萄ノ蔓ニ蜂ノ巣花瓶 優希美青 足尾鉱毒事件 足尾銅山 渡良瀬遊水池 棄民 田中正造 栃木 谷中村 慈恵病院 眞葛博物館 渡蟹水盤 切腹 小林正樹 武満徹 章子怡 蒔田光治 天龍寺 雲龍図 ミッキー・カーチス 京野ことみ 宮里駿 お天気お姉さん ガッパ シュールレアリズム ギララ 三船史郎 

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR