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『御即位記念特別展 正倉院の世界 -皇室がまもり伝えた美ー』

★簡単な紹介

2019年10月14日(月、祝日)~11月24日(日)

東京国立博物館、平成館

HP→ https://artexhibition.jp/shosoin-tokyo2019/


★評


1:
正倉院のお宝なんてのは、東京じゃぁまず見られないし、
わざわざ奈良まで行く気なんか無いんで、そそくさと行ってきました。

行く前から、まぁ、期待出来ないと分かってましたが。


2:
ハッキリ言って、イマイチ。

江戸初期の作品でも、例えば伝俵屋宗達筆「風神雷神図屏風」でさえ、かなり汚れています。
だから、安土桃山時代以前の物は汚れが激しい。
寺社は衆生のために1日24時間、1年365日開け放たれていますから、
寺社の物は更に汚れやすい。

展示品の殆どが飛鳥、奈良時代、中国だと唐代。
7世紀から8世紀。
農工業、産業があまり発達していなかった頃ですから、
高度な技術は無いし、高品質な原材料はありましたが、それを採掘したりすることは不可能。
経済も発達してはいませんから、金持ちと言っても現在のレベルから考えれば金持ちとは言えないでしょう。

勿論、色々な面で未発達でも現在の我々の心と視線を奪う逸品もあります。
根津美術館の銅鏡のコレクションとかありますからね。


3:
正倉院と言われると、イメージする物が色々あると思います。
私CYPRESSにとっては、紫檀螺鈿の琵琶です。

前期は行けなかったので作品番号69「螺鈿紫檀五弦琵琶」は見られず。
そこで、複製品の

作品番号:70
「模造 螺鈿紫檀五弦琵琶」
平成31年(2019年)
正倉院事務所蔵

弦楽器で弦の数が奇数というのは少数派で、
三味線の3本、バンジョーの5本、くらいのもの。
だから、昔から好奇心の網のかなり遠い所にありました(笑)。
琵琶の主流は4弦になり、5弦の琵琶で現存する当時物は正倉院のこの琵琶だけらしい。
今回一緒に展示された残りの2点(複製品を含めると4点)は4弦です。

この複製品は流石に今年2019年に完成されたので、汚れも無く、
長旅もしてないので(笑)、本物が日本にやって来た時よりもキレイなのではないでしょうか?

手の込んだ作りは私CYPRESSの様な素人が見ても分かるのですが、
それだけ。
視線と心を捉えるものが無いし、心を捉える強力な雰囲気も無し。

日本でも作られ続け、日本独自の形や装飾になれば、漆器の様に発達したのに…(溜息)。

ん~、何かなぁ…
それにあれ程胴に素材と違う物を付けちゃうと、胴の共鳴が変わり音も変わっちゃうじゃないでしょうか?


4:
銅鏡も展示されました。

作品番号:10
「平螺鈿背八角鏡」(へいらでんはいのはっかくきょう)
唐、8世紀蔵
正倉院

作品番号:11
「海磯鏡」(かいききょう)
唐または奈良時代、8世紀
東京国立博物館蔵、法隆寺献納宝物
国宝

根津美術館の銅鏡コレクションには敵わん(溜息)。


5:
意外と良かったのが、ガラス器。

作品番号:93
「白瑠璃碗」
ササン朝ペルシャ、6世紀頃
正倉院

作品番号:94
「白瑠璃碗」
ササン朝ペルシャ、6世紀頃
東京国立博物館蔵
重要文化財

精緻な切子、カットグラスです。
西暦500年代ですからね、作られたのが。
見事な技術です、と言うか、
信じられない程見事な技術です。
今回の展覧会で、この2点が一番良かった(^^♪。


6:
正倉院の宝物は美術、芸術品と言うよりは、遺産ですね。
歴史的資料です。






タグ 正倉院






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『ゴッホ展』

★簡単な紹介

2019年10月11日(金)~2020年1月13日(月、祝)

上野の森美術館

HP→ https://go-go-gogh.jp/ 


★評


1:
はい、はい、当然行きました(笑)。
何と言っても私のネット上の名前は今回来たゴッホの「糸杉」、”CYPRESSES”から取っていますんで。
あの絵は一本じゃないんで複数形”CYPRESSES”です。

展示番号:76
糸杉
フィンセント・ファン・ゴッホ
1889年6月
ニューヨーク、メトロポリタン美術館蔵

やはり、この絵は別格。
出来が違う。
今回も、目立ちます。
流石に7年前に初めて見た時の衝撃はありませんが、いつまでも見ていたい(笑)。

改めて見ると、キャンバスに枡目を描いて精密に構図を決めた絵じゃない様です。
糸杉はオリベスクの様に美しい」と手紙に残してるそうですが、
「これは、スゲーわ」と圧倒され、その場で描いたのでしょう。
短時間で一気に描いた雰囲気が濃厚です。
2,3時間、いや、5,6時間かなぁ。

画面右上の黄色い三日月、
これは完成後に見直して、加えたんじゃないかな?
この絵は、空の水色、雲の白とピンク、山の藤色、糸杉の緑と茶色、下草の緑と黄色、
で成っています。
背景の空と雲は、黄色の三日月が無いと、あのタッチ、筆致ですから、
イマイチまとまりません。
黄色の三日月は小さいですが、背景の動きが止まり糸杉を引き立てています。

この黄色を入れると言う色彩感覚が秀逸で、私の様な素人には思い付きません。
画面左半分には主題である2本の糸杉があり、2本の垂直線、大きな緑の面、うねる筆致の動き。
右半分には近景の下草が2割、遠景の山が2割、空が6割。
糸杉の色の面積とバランスを取るために、白とピンクの雲を描いたのは間違いありません。
水色の空でも決して悪くは無いんですが、雲の白とピンクで対比を強め、強固な色と画面の構成になっています。

そしてここに黄色の三日月が入ると、構図が完成します。
画面右下にある下草の黄色と色彩感覚的に繋がり、垂直線が加わります。
空間感覚的の画面右側が少々軽過ぎるのですが、この目に見えない感覚的は垂直線があると軽さを感じにくくしています。
また、画面左側の糸杉、中央寄りの糸杉、それぞれが垂直線であり、画面右側の感覚的は垂直線になり、縦方向にも安定させています。

黄色の三日月は、また、画面左下の下草の黄色と繋がり、対角線が出来、
画面下側の下草は画面左側の糸杉の梢を繋がり、対角線があります。

Xを作る2本の対角線、
3本の垂直線、
これで強固で非常に安定した構図になりました。

ゴッホ、描き終わり、ウチに帰って見直すと、
「?」と感じたんじゃないでしょうか?

やっぱり、スゲーは、この「糸杉」とフィンセント・ファン・ゴッホ(@_@)。


2:
その他、ゴッホの作品、悪くないです、ハイ。
でも、

作品番号:38
「ジャガイモを食べる人々」
フィンセント・ファン・ゴッホ
1885年4~5月
リトグラフ、インク、紙
ハーグ美術館蔵

あたりから、怪しくなります。
私CYPRESSの記憶では油彩は日本に来た事無いので、今回は期待していたんですが、
やはり、来ていません。
いや、来た事あるような記憶が。
50年前位か、私CYPRESSが子供の頃だったかも。
まぁ、開催前から油彩が来ないのは分かってましたが。
オランダ時代の名作には間違いないですから、来てほしかった。
リトグラフじゃなぁ、まぁ、無いよりいいけど。

ゴッホが少ない。
前83点中、ゴッホ以外が、33点。
50点しかなくて、実質60%。
「ゴッホとその画業に影響を与えた人々展」
だよなぁ、これじゃ。


3:
貧相な展覧会でした(溜息)。
作品数は少ないし、主役のゴッホの絵も当然ながら少ない(溜息)。
会場の上野の森美術館も小さく、狭い(溜息)。

25年程前、ここでニューヨークの近代美術館展をやって、
第1回ではアンリ・ルソーの「眠れるジプシー女」とゴッホの「星月夜」が来ました。
その「星月夜」にはガッカリしたからなぁ。


4:
ただ、この展覧会では、最近は増えて困るので買わないクリアファイルを買いました。
ハイ、「糸杉」のクリアファイルです。
それと「糸杉」のチケットホルダーです。
時々使うチケットホルダーはモネの「印象」。
これが少々くたびれて来たんで、交換。






タグ ゴッホ アンリ・ルソー 糸杉






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『ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史』 日本・オーストリア友好150周年記念

★簡単な紹介

2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)

国立西洋美術館

HP→ https://habsburg2019.jp/ 


★評


1:
この展覧会も、個人的にはあまりそそらないなぁ…


2:
展示番号:47
「青いドレスの王女マルガリータ・テレサ」
ディエゴ・ヴェラスケス
1659年
ウィーン美術史美術館、絵画館蔵

今回来たものの中で一番有名かな。
個人的にも4,50年前(笑)から知ってます。
それから、「ディエゴ・ヴェラスケス」って言う「音」も、なんか好きでね(笑)。

実物を見るのは今回初めて。
ウィーンに行かなくても東京上野で見られるとは、楽で助かります(笑)。

絵自体は、う~ん、どうってことない。
モデルはマルガリータ・テレサで1651年生まれだから、この絵が描かれた時、8歳。
こんな大仰なドレス着せられて、嬉しかったのか、邪魔で走り回れなくて脱ぎたかったか。
当時の世界有数の金持ちの子供だとしても、それなりのお仕事があり大変だったんだろうねぇ。

ドレスの青は、実にキレイでした。
ディエゴ君は姫のためにパパのフェリペ四世に最高級の青の顔料を買ってもらったのは間違い無いです。
ひょっとすると実際に着ていたドレスの青と同じ色だったのではないでしょうか?

青の美しさの驚くとはねぇ、ここ5年程で初めてでした。


3:
展示番号:88
「フランス王妃マリー・アントワネットの肖像」
マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン
1778年
ウィーン美術史美術館、絵画館蔵

マリー・アントワネットの肖像画は数多くあり、その中でこの絵はよく目にするかな。
これも、どうってことない。


4:
展示番号:68
「贖罪の場面のある楽園の風景」
ヤン・ブリューゲル(父)
1612~13年頃
ブダペスト国立西洋美術館、絵画館蔵

展示番号:80
「滝のある山岳風景」
ヤーコプ・ファン・ロイスダール
1670~80年頃
ウィーン美術史美術館、絵画館蔵

はい、二人共ネーデルランドの絵師。
ネーデルランドと言えば、屋外と風景画。
展示されたのが3番目のコーナーで、
「レオポルド・ヴィルヘルム:芸術を愛したネーデルランド総督」
ここまでは西欧絵画の中心画題の王侯貴族の肖像画、神話、歴史、聖書等の重い絵ばかりだったので、
視界が一気に広がったり、背中の重荷を降ろした気分でした(笑)。


5:
まぁ、こんな感じ。
どうも西欧絵画は合わん。
私には退屈。






タグ ヴェラスケス ロイスダール ブリューゲル






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『コートールド美術館展 魅惑の印象派』

★簡単な紹介

2019年9月10日(火)~12月15日(日)
東京都美術館

HP→ https://courtauld.jp/ 


★評


1:
この展覧会もなぁ…(溜息)。

すんごいコレクションです、ホント。

それでも心を捉える作品はありませんでした(溜息)。


2:
まぁ、それでも見たかったのは、

2-1:
作品番号:35
「フォリー=ベルジェールのバー」
エドゥアール・マネ
コートルード美術館蔵

これも有名だよなぁ。
マネや印象派の本によく載っています。
ちょっとおかしな絵です。
人物の配置は√型で、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョの名品、
「エマオの晩餐」(→2016年に国立西洋美術館に来た方)
と同じ。
背景が、実は、鏡に写ったバーのお客さんと店内風景。
人物の配置とは、バーのおねーさんと鏡に写ったおねーさんの後ろ姿と注文したお客さん。
鏡に写った二人が画面右側にあるので右側が少々重いのですが、かすれ気味、薄目に描いているので、
バランスを保ち絵を壊していません。
ただ、実際にこの絵の様に鏡に写るでしょうか?

ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は5.1chの様にあちこちからざわめきが聞こえてくる様な名品でしたが、
この絵はダメだ(溜息)。

悪くないですが、残念ながら心も視線も捉えず(溜息)。


2-2:
作品番号:34
「草上の昼食」
エドゥアール・マネ
コートルード美術館蔵

「美の巨人たち」2012年10月6日に特集、放送されました。
この絵もかなり前から知っていて、なんで女性だけ裸なんだと当時のフランス人と同じく思ってました(笑)。
21世紀の人間が見ると当時のフランス人と違い、全然エロくない(笑)。
物や人を大き目の面で捉え、色を塗っています。
このまま進むと表現主義風になりそうな表現。
悪くないです。
でも、この絵も視線も心も捉えず(溜息)。


3:
お好みの絵師の絵が2枚。

3-1:
作品番号:2
「花咲く桃の木々」
フィンセント・ファン・ゴッホ
コートルード美術館蔵

色彩がとてもキレイです。
穏やかな風景と雰囲気を感じられます。
いい絵です、間違いありません。
でもねぇ、何か足りないんだなぁ。
好みの画家なんで、ハイ、評価が厳しくなります(笑)。

ゴッホと言うと、やはり、情熱的な人柄、激しさや強さの絵、
と言うイメージでしょう。
でも、ゴッホも人間。
いつも激しいだけではありません。
美しい風景を見て穏やかな心持になることもあります。
そういう事を教えてくれる一枚です。
部屋に飾るなら、激しい絵よりこういう穏やかな絵の方が落ち着けるので宜しい(^^♪。


3-2:
作品番号:23
「税関」
アンリ・ルソー
コートルード美術館蔵

今回展示された他の絵と全く違う一枚です。
不思議な魅力がある絵です。
とても小さな絵で40.6㎝×32.7㎝。

この絵が一番良かった(^^♪。


4:
サント=ヴィクトワール山初めポール・セザンヌの風景画が最初に5枚展示されました。
どの絵も基調が緑。
そう、日本画の緑青が影響しているのは間違い無いです。


★まとめ


エドゥアール・マネは「笛を吹く少年」が一番、断トツ、別格。
「フォリー=ベルジェールのバー」は残念ながら「笛を吹く少年」に敵いません。

ルノワールも「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」が一番で、
今回来た「桟敷席」も敵いません。

アンリ・ルソーの「税関」は他の展示された絵と全く違い、エラく得してました(笑)。
魅力が際立ってました。

欧米の絵画は今や私CYPRESSに魅力が減少しているので、
予想通りのイマイチの展覧会でした。






タグ ゴッホ アンリ・ルソー ルノワール マネ セザンヌ






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『サントリー藝術財団50周年 黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ― 美濃の茶陶』

★簡単な紹介

2019年9月4日(水)~11月10日(日)
サントリー美術館
HP→ https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_4/display.html 


○前口上

三次元の立体物、彫刻、焼き物とは今迄殆ど見た事無いので、興味や関心を引くものには出来るだけ行こうと思っています。

この展覧会に行こうと思った理由は、場所がサントリー美術館だから(笑)。
あそこは雰囲気悪くないし、3階と4階を結ぶ階段が段差が低く昇り降りしやすくて好きです(笑)。

ただねぇ、六本木なんてサントリー美術館と国立新美術館以外は行かないんで土地勘皆無。
よく分からんのね。
行くときはいつも地下鉄の六本木駅から地下道を案内に沿って行き、ガレリアまで行くんで問題無いんですが、
問題は帰り。
サントリー美術館を出てガレリアの中を進んで六本木駅を目指すんですが、往きと同じ道を通れた事が無い(笑)。
困ったもんだ(笑)。


1:
志野、黄瀬戸と言うと黄色っぽいベージュの釉薬、少し粗目の肌で日常的に使う食器風。
親しみがあります。

そんな親しみがある美濃の焼き物ですが、今回この展覧会のHPを見るまで知らなかったんですが、
ろくろで引いた後撓ませ、歪ませた作りまであります。
備前や信楽でも安土桃山時代にもやり、当時の美意識だそうです。
素人がわざと歪ませたら使い物にならないでしょうが、今回展示してある作品はどれも使えそう(笑)。
しかも、見た目も崩れてなく魅力的です。

瀬戸黒、織部も同様に素朴な風合いで悪くないです。

それに絵付けも、当然ですが、巧い(笑)。
筆の走り具合、止め、素人には出来そうで、出来ないんですよなぁ。
私の様な素人がああいう簡単な絵でも躊躇いや緊張が出てのびのびと描けません。


2:
そんな中で私CYPRESSにとって一番良かった美濃の焼き物は古いものではなく、新しめの物。

作品番号:78
瀬戸黒茶碗 銘 初雪
加藤唐九郎
唐九郎陶芸記念館蔵

銘の通り風景の中のいくつもある峰か梢に白を載せ、これが奥行感を出し、
日本画の様な空間感覚、奥行感を出しています。
これにはビックリ、暫し見入りました。
焼き物の絵付けでこれ程の絵画と同等の空間を表せるとは、絶句です(笑)。
欲しい(笑)。


3:
しかしながら、一番良かったのは美濃の焼き物ではなく、(笑)。

作品番号:124
茶碗 銘 釈迦
長次郎
MIHO MUSEUM蔵

漂わせている雰囲気の強力な事、無比、この展覧会の中では。
格とも言うべきものが全く違います。
圧倒的な魅力と雰囲気がありました。
やはり焼きは違います。
欲しい(笑)。





タグ 長次郎  加藤唐九郎






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『没後90年記念 岸田劉生展』

★簡単な紹介

2019年8月31日(土)~10月20日(日)

東京ステーションギャラリー

HP→ http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201908_kishida.html 


1:
ここ7年程、岸田劉生の回顧展をやってなかったので、行ってみると…


2:
マティスの様な表現主義から古典的描写へと変化するのが目の前で分かり(笑)、
面白かった。

お嬢さんの麗子さんを描いた肖像画が多く、劉生がとても好きだったのがハッキリ分かり、とても微笑ましい(^^♪。

全然知らなかったのですが、日本画もかなり描いてました(@_@)。
ハッキリ言って油彩よりいい、まぁ、私CYPRESSの好みなんですが。
肩の力が抜け、油彩にある緊張感が薄まり、驚きました。
早逝が悔やまれます。


3:
全体に悪くないんですが、この展覧会でも目と視線が釘付けになる作品はありませんでした。






タグ 岸田劉生






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『圓山応挙から近代京都画壇へ』

★簡単な紹介

前期:2019年8月3日(土)~9月1日(日)
後期:9月3日(火)~9月29日(日)

東京藝術大学大学美術館

HP→ https://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/current_exhibitions_ja.htm 


1:
展覧会の題名通り圓山応挙と呉春から始まる「圓山派」と「四条派」の流れを展示。

この展覧会でも心に大きく響く作品はありませんでしたが、ただ、全体の雰囲気はとてもいい。
気持ちのいい公園や、根津美術館の庭園の様な美しい雑木林を歩いている様な感じです。
この点が西欧絵画と完全に違う点で、日本画の美点じゃないでしょうか?

全体の雰囲気を味わう、満喫する、
こういう楽しみ方が美術館にあるのを初めて体験しました(^^♪。


2:
今回、藝大美術館を夏休みだったので初めて平日に訪れました。
今迄は土曜日のみ。
すると、藝大美術館1階の大浦食堂、学食が営業中でした(^^♪。
メンチ定食¥480を食す。
は、は、は、は(^^♪、学食や社員食堂らしい大雑把な作りと味です(笑)。
決して不味くありません。
満足行くお味とお値段。
甘味を感じるカツオ節の出汁を利かせ、味噌少なめなみそ汁は学食そのもの(^^♪。
御茶の水の明治の学食でも同じ味だったし、どこのキャンパスか忘れましたが日大の学食でも同じ味(笑)。
学生時代を思い出したい方にはお勧めします(^^♪。






タグ 圓山応挙





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『松方コレクション展』 国立西洋美術館開館60周年記念

★簡単な紹介

2019年6月11日(火)~9月23日(月)
東京国立西洋美術館

西洋美術館HP→ https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2019matsukata.html 
特設サイト→ https://artexhibition.jp/matsukata2019/ 


1:
まぁ、何と言いますか、西欧絵画は私CYPRESSに訴える力がここ5年程、極小、極微。
そう、つまんないのねぇ、馬鹿みたいに何でも画面の中に描いて。
主題の力を弱める事、甚だしい。

今回のかつて松方幸次郎が所有していた絵画もなぁ…(溜息)。
展示作品の殆どは西洋美術館の所蔵品。

それだけでなく、

作品番号:116
「アルルの寝室」
ファン・ゴッホ
1889年
オルセー美術館蔵

等も来ました。


2:
さて、このゴッホの「アルルの寝室」。
有名な一枚。
確か同じ絵が三枚あるはず。
ゴッホは好きなんで悪い一枚じゃないんですが、
残念ながらそれだけ(溜息)。


3:
作品番号:139
「鳥罠のある冬景色」
ピーテル・ブリューゲル(子)
国立西洋美術館蔵

西洋美術館にブリューゲルがあった?
見た記憶が無いなぁ…
今回初めて見た気がします。
ブリューゲルも嫌いじゃないんで、機会があれば見れるのは嬉しい(^^♪。
でも、心と視線と捉える絵ではありませぬ(溜息)。


4:
こんな訳で退屈でした。






タグ ゴッホ ブリューゲル






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『原三溪の美術 伝説の大コレクション』 横浜美術館開館30周年記念 生誕150周年、没後80年記念

★簡単な紹介

2019年7月13日(土)~9月1日(日)
横浜美術館


東京から横浜に引越し、家から横浜のランドマークタワーが見えるんだなぁ。
横浜美術館はランドマークタワーのすぐ傍にあり、家からランドマークタワーまでグーグルマップによると、
5㎞程しかない近さ(@_@)。
歩いても1時間程で行ける(@_@)。
再び横浜市民になってから1年半経ってから、漸く行ってきました。


1:
明治の超金持ちは美術を愛し、集めた人が多い。
原三溪もその一人。
没後手放したものが多く、今回はそれらを集めた展覧会。
平安時代から大正時代までの、絵画が中心。
彫刻や陶磁器はほんのわずか。


2:
作品番号:25
「四季山水図巻」
雪舟等楊
京都国立博物館
重要文化財

一番驚いたのは、やはり、これかなぁ。
雪舟はもう一点、

作品番号:24「四季山水図」
東京国立博物館
重要文化財

も来ていたんですが、展示期間が合わず見られなかった(T_T)。

雪舟等楊の作はそれ程市場に出回ることは無かったようで、よく手に入れられたものです。
雪舟等楊作と書いてあるためか、私CYPRESSには名品に見える(笑)。
だって、際立って雪舟等楊と分かる点が無いのか分からないからか(笑)。


3:
その他、美術史に名を遺した絵師が多い。
雪村周継、久隅守景、尾形光琳、圓山応挙、浦上玉堂、富岡鉄斎、
下村観山、菱田春草、今村紫紅、安田靫彦、小林古径、前田青邨、等々

残念ながら、心に響いたのは、次の一点のみ。

作品番号:133
「秋林遊鹿」
菱田春草
1909年(明治42年)
西宮市大谷記念美術館

これは良かった。
日本の秋の雑木林の中に座る鹿、一頭。
日本の秋の雰囲気を感じられるし、秋の雑木林の中の匂いも想像できる名品。
同じ1909年(明治42年)に描かれた永青文庫蔵の「落葉」と同じ系統の作。
2014年の東京国立近代美術館の回顧展で見た「落葉」を思い出しました。


3:
こんな具合で私CYPRESSには退屈な、イマイチな展覧会でした(溜息)。






タグ 菱田春草 雪舟等楊






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『ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道』日本・オーストリア外交樹立150周年記念

★簡単な紹介

2019年4月24日(水)~8月5日(月)
国立新美術館

HP→https://artexhibition.jp/wienmodern2019/


★評


1:
クリムトエゴン・シーレンを見に国立新美術館へ、
まぁ、この展覧会も両方共少ないんだけどね。


2:
前半は分離派が結成される以前のウィーンに美術界で、
展示されている絵画は古典的表現ばかりで、相も変わらず退屈。

それでも、

展示番号:2-2-40
「作曲家フランツ・シューベルト」
ヴィルヘルム・アウグスト・リーダー
1875年頃

もじゃもじゃ髪、眼鏡、白皙の美男子シューベルトと世に知らしめた有名な絵。
この肖像画、最初に見たのは50年近く前だろうなぁ(笑)。


3:
クリムトの絵は、色々一応来ていても初期の作品は興味無し。
やはり後期の方が断然いい。

作品番号:4-3-2-10
「パラス・アテナ」
1898年頃

作品番号:4-4-1
「エミーリエ・フレーゲの肖像」
1902年頃

クリムトの人物画って、顔以外、意外と描き込んていません。
背景や着ている物は、力を入れていません。
その分、顔はかなり力を入れて描いている感じです。
クリムト、分かってるね、何が重要か、
まぁ当然だけどね(笑)。

衣装は衣装に過ぎず、絵の中の主役は人の顔なんです。


4:
エゴン・シーレを知ったのは、40年前位でしょうかねぇ。
エラく現代的だと思ったのが第一印象でしたが、描かれた年を見てビックリ(@_@)。
1900年代、1910年代の20世紀初頭(@_@)。
どう見ても、当時の私には1960年代、1970年代の絵に見えました(笑)。

作品番号:4-6-1-1
「自画像」
1911年

作品番号:4-6-1-3
「ひまわり」
1909年~1910年

作品番号:4-6-1-4
「美術批評家アルトゥール・レスラーの肖像」
1910年

この3点は良かった。
くれるんなら欲しい(笑)。
動きが無い題材なんですが、リズムがあり、それがいいんです。
筆致、筆勢、これも好みです。
全体のリズムを感じさせる雰囲気がいい。


5:
この展覧会で重要で貴重なのは絵画や工芸品等だけでなく、
写真。
19世紀末から20世紀初頭のクリムトの写真。
2019年現在から想像もつかない程貴重です。

また、
展示番号:4-4-13
「グスタフ・クリムトのスモック」
1905年頃

クリムトの写真にも写っているスモックがあるとは…(絶句)
これも貴重だよなぁ。
スモックから考えると、クリムト、身長、高くても175㎝位だったみたい。


★まとめ


1:
この展覧会もクリムトとエゴン・シーレの油彩が少な過ぎる。
でも、名品しかなくて、足りない分を十分補っていた非常に珍しい構成と展覧会。


1:
クリムトはまぁ、当然良かった(笑)。
エゴン・シーレは初めて実物を見ましたが、大昔に本で見た通り良かった。
本格的な、展示品が多い回顧展を見たいなぁ(^^♪。






タグ クリムト エゴン・シーレ






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『特別展 美を紡ぐ 日本美術の名品 -雪舟、永徳から光琳、北斎までー』

★簡単な紹介

2019年5月3日(金、祝日)~6月2日(日)

東京国立博物館
本館特別5、4、2、1室

HP→https://tsumugu-exhibition2019.jp/masterpiece/index.html


★評


1:
狩野派と言えば、美術の教科書によく出る「唐獅子図屏風」。
狩野永徳筆。

見た事無いんでどんなもんかと、行ってきました。


2:
作品番号:1
「唐獅子図屏風」
右隻:狩野永徳
左隻:狩野常信
宮内庁三の丸尚蔵館蔵

左隻が永徳の曾孫常信筆とは、全く知りませんでした(^^;)。

この屏風はとてつもなくデカい(@_@)。
鈴木其一の「朝顔図屏風」よりデカい。

Wikiによると、

>天正10年(1582年)に秀吉が本能寺の変を聞きつけ畿内に戻るため、高松城で急遽結んだ講和の際、その証として毛利輝元に贈った陣屋屏風との伝承がある。
しかし、それ裏付ける史料は一切ない。
近年では224.2×453.3㎝と本間屏風としては異例な大きさで、画面に複数見られる切り詰め部分から元は更に大きな作品だったと見られることから、
元は大坂城本丸表御殿や聚楽第など、秀吉関係の城郭殿舎の大広間を飾る障壁画だったとする説もある。
明治期に皇室に献上された。

戦場で使う陣屋屏風だったのか、はたまた大坂城あたりの大広間を飾る障壁画だったのか、どちらとも納得行く大きさです。
オマケに孫の探幽の極め書きが入ってますから真筆に間違いありません。
安部龍太郎の『等伯』に描かれるあの永徳が描いたんだからなぁ、
それも、間違いなく豊臣秀吉からの命によるものでしょう。

間接的ですが、歴史の一瞬に触れられる貴重な作品です。

では、
絵自体はどうかと言うと、長谷川等伯には敵わん。
どうってことない絵です。


3:
作品番号:12
「秋冬山水図」
雪舟等楊
東京国立博物館蔵
国宝

久し振りに見ましたが、「唐獅子図屏風」とは出来が違います。
遠くからでも分かる力強さ、別格です。
視線を放せません(^^♪。
凄いよ、ほんとに。


4:
作品番号:特別出品3
「納涼図屏風」
久隅守景
東京国立博物館所蔵
国宝

この「納涼図屏風」と言えば、TV東京系の『美の巨人たち』でも取り上げられたし、
サントリー美術館で「逆境の絵師 久隅守景 親しきものへのまなざし」(2015年10月10日(土)~11月29日(日))でも目玉でしたな。
サントリー美術館の展覧会の方は会期が短く、行けなかった(T_T)。
だもんで、今回初めて見ました。
あらま、なんとまぁ、柔らかく穏やかで、どうってことのない、平凡卑近世俗風景(笑)。
盛夏、夕方、夕涼みの図。
それだけ。

とても穏やかで平和な絵。
退屈な絵ですが、僅かですがハッキリと「何か」を感じられる絵です。
「何か」が人の関心を捉え、少なくとも、忘れがたい絵になってる様です。
この「何か」が国宝になった理由ですな。


5:
作品番号:特別出品21
「七宝富嶽図額」
濤川惣助
重要文化財

今回がこれが断トツ、抜群、最高でした。
濤川惣助の七宝でこれ程大きい作品は初めて。

第4会場の入り口、最初の作品として展示されていて、
「富士山?横山大観かな?」と思って説明文を見たら濤川惣助の名前が。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

どう見ても日本画だけど、絵じゃない!
七宝焼きだよ、七宝焼き!
それも色の間の金属線がない無線七宝!

殆どの人が絵だと思って通り過ぎたか、
七宝焼きだと分かっても無線七宝の超絶技巧を知らないのでほぼ素通り状態(溜息)。
ガラス粉末を1,200℃で焼き、溶かして絵を描いているのです。
筆で描いているのではありません(@_@)。

境界線が無くて隣り合う色同士(ガラス粉末)が混ざり、2色の境目がボケるのは分かります。
水彩特有のボカし技法ですね。
ところが、この作品の富士山の稜線と頂上、その背景の空。
空と富士山の境目が全くボケず、混ざらずハッキリと分かれています(@_@)。

筆の筆致(=タッチ)や筆勢を表すために、色の境目をボカす所とハッキリ別れている所があるんです。

更によく見ると、山麓に雲がかかっている部分があります。
山の地色の上に雲の色を透明感を失わずにかけています(@_@)。


超絶技巧!凄ぇ~!
視線釘付け、その場から動けん!


久し振りに天才に圧倒されました(^^♪。


6:
展示されている作品は粒揃いで最高でしたが、
会場が四ヶ所に別れ、次の会場に入る時に、毎回、入場券の半券を係員に見せねばならず、
これが非常に面倒臭い。

また、
会場が1階と2階に別れ、エレベーターもありますが、
階段を私は使いました。
壁と手すりは大理石だし、段と踊り場はタイル張り。
昭和13年(1938年)にこの本館は完成し、空襲で焼けたりしてないので、
当時の物です。
当時の物を、80年前の昭和初期のタイルを味わいたい訳です。

しかし、
問題があります。
80年前の設計なので、階段の傾斜が急なんです。
私CYPRESSくらいのヲヤヂなら問題ありませんが、
お年寄りには急過ぎます。
再設計で傾斜を緩くし、80年前のタイルを再利用し新たな階段を作って欲しい。






タグ 狩野永徳 久隅守景 濤川惣助 雪舟等楊






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『クリムト展 ウィーンと日本 1900』

★簡単な紹介

2019年4月23日(火)~7月10日(水)

東京都美術館

HP→ https://klimt2019.jp/


★評


1:
遂にクリムトも日本に来たかぁ…(溜息)。
あ、これ、いい溜息ね(笑)。


2:
クリムトは20世紀に入り40代になると、魅力的な絵を描いています。
女を描くと健やかなスケベ絵画になり、桑田佳祐を連想させる作品です。
作品番号:119、「女の三世代」とかです。
画集で見た通り、スケベだけど軽い、健やか。

風景画も悪くありません。
作品番号:92、「アッター湖畔のカンマー城III」とか。
これも画集で見た通り。

画集で見た通り実物も悪くないのは、珍しい。
クリムト、中々の実力者であります(^^♪。

若い頃、この展覧会だと第2章「修業時代と劇場装飾」には、
個人的には見るべきものがありません。
古典的写実描写で誰が描いたのか分からない作風。
クリムトらしさ無し。


3:
ただ、
クリムトが少ない。

HPにも書いてありますが、
色彩が魅力的なクリムトなのに、
油彩が25点程しか来ていません。
全120点程ですから、非常に少ない。
オマケにクリムト以外の作品が50点程もあります。

事前にHPを読んで分かっていましたが、
実際に見に行くと、やはり少ない(笑)。
だから、非常に物足りません。
これじゃぁ『クリムト展』とは言いにくいよなぁ。






タグ クリムト 桑田佳祐





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特別展『尾形光琳の燕子花図 ~寿ぎの江戸絵画~』

★簡単な紹介

2019年4月13日(土)~5月12日(日)

根津美術館



★評


1:
ここ6年程毎年見に行ってる「燕子花図屏風」(国宝)。
まぁ、悪いはずがなく、特に書き加える事も無し(笑)。

それでも館内を一巡して戻ると、やはり、雰囲気が段違いなのが実感出来ます。
先日見た東寺の仏像、特に天部が運慶作に全く敵わないのと同じ。

正に華やぎがあり、不思議なリズム感があります。
派手さではなく、華やぎです。
不思議なリズム感は穏やかな躍動感と言ってもいいと思います。

金地に群青と緑青と言うかなり明度さがある色使いで「強さ」が出るのが普通なんですが、
これを光琳は、どうやってるのか全く分からないんですが、非常に巧みに抑えています。

長年見ていても疲れない、飽きない秘密がこの「抑え」でしょう。

まぁ、当然の事ですが、並みの作品ではないし、並みの絵師ではありません(笑)。

この絵の注文主は誰だったんでしょう?
武家ではないと思います。


2:
展示室5、机上を彩る箱
ここは凄く良かった(^^♪
私の好み、蒔絵の箱、箱、箱、箱、箱、箱ぉ~(笑)。
素人目にも出来の良さが分かるから、好き(笑)。

また、
展示室4、古代中国の青銅器
最後に村上英二氏寄贈の銅鏡が4点。
2016年にここで開催された『コレクション展 鏡の魔力』で展示されたあれが再び(^^♪。
(参考、私の記事→ https://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-2574.html )
以前も書いた「鋭さ」が目に心地良く、これも見ていて楽しい(^^♪。

そんなに大きくなくて自分の部屋に置いても邪魔にならないから1枚欲しいけど、
くれないよあなぁ(笑)。


3:
今回は連休初日に行きました。
時々小雨が降る日で、私がいた間は雨は殆ど降りませんでした。
しかし、ここ6年間では最低気温、4月末にしてはかなりの寒さ。
名物のカキツバタも一分咲き程度。
それでも、カメラ界では「屋外での物撮りは薄曇り」と言われている通り、
曇り空の下で見るカキツバタは鮮やかでした。






タグ 燕子花図 尾形光琳 根津美術館





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特別展 『国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅』

★簡単な紹介

2019年3月26日(水)~6月2日(日)

東京国立博物館、平成館

HP→ https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1938 


★評


1:
何にも知らない空海と真言密教(^^;)。
何にも勉強もしてないし、予習もしてないんで、心に響くもの無し(^^;)。

東寺が出来たのが、823年(@_@)。
当然、古い物ばかり。
絵画に関しては、状態がいい物があるはずありません。
その点、「風信帖」(展示番号:6)は状態が遥かに良く、読むことも簡単、
ですが、読めん(T_T)。


2:
この点、
彫刻や彫像は着色が落ちたり、褪せても形が残るので、遥かに良いし、
布教にも有利。

この展示会でも、「第4章 曼荼羅の世界」は仏像が展示品全22点中19点で、
他の会場と雰囲気が明らかに違います。

運慶』(2017年9月26日(火)~11月26日(日)、東京国立博物館、平成館)で仏像の魅力に開眼して、
今回も楽しみに訪れました。
私CYPRESSの様な素人にも分かりやすい、と言うか、男の子なら誰でも大好き「戦士型」の仏教の守護神天部。
この展示会だと、最後の、

展示番号:104「降三世明王立像」
展示番号:105「軍茶利明王立像」
展示番号:106「大威徳明王騎牛像」
展示番号:107「金剛夜叉明王立像」
展示番号:108「持国天立像」
展示番号:109「増長天立像」
展示番号:110「帝釈天騎象象」
以上全て国宝。

???????????
おや、運慶と何か、いや、かなり違うゾ(@_@)。
雰囲気やエネルギー、気、と言ったものが弱い。
なぜかとよく見ると、全体に作りが雑だし、甘いからか?
しかし、家に帰ってから「運慶」の図録を見て今回の天部を思い返してみても、作りや彫りにそれ程違いがあるとは思えません。

と言う事は、
それ程運慶、快慶、湛慶、慶派の仏師達は技と絵心、想像力に優れていた(@_@)。
東寺のお宝で改めて運慶等の偉大さに気付かされるとは…(溜息)。


3:
それでも伊達に国宝に指定されていません。

展示番号:110「帝釈天騎象像」

作品説明には「東寺の貴公子」と書いてある通りのお顔。
非常に男前だし、非常に穏やかな表情。
これは運慶に負けていない。


★まとめ


まぁ、天部しか分かりませんでしたが、
改めて運慶と慶派の仏師達の実力がよく分かりました。






タグ 東寺 運慶






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『小原古邨』

★簡単な紹介

2019年2月1日(金)~3月24日(日)
前期:2月1日(金)~2月24日(日)
後期:3月1日(金)~3月24日(日)

太田記念美術館

HP→ http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/ohara-koson 


★評


1:
気が付けば、閉会直前(^^;)

慌てて行ってきました(^^;)


2:
小原古邨(おはらこそん、1877~1945)は、川瀬巴水(1883~1957)や吉田博(1876~1950)と同じ時代の絵師。
同じく版画をやってます。
まぁ、だから原宿の太田記念美術館で展覧会をやる訳で(笑)。

ところが、
この二人とは全く違う雰囲気の版画を作ってます。

川瀬巴水吉田博には、「柔らかさ、丸さ、温かさ」がありますが、
古原子邨には無し(@_@)。
これには、驚きました。
江戸時代の浮世絵は葛飾北斎や歌川広重だけでなく、ごく初期の頃の物から、
「柔らかさ、丸さ、温かさ」があるのですが、小原古邨には無い(@_@)。

だからと言って良くない、と言うのではありません。
反対のものがあります。
「厳しさ、冷たさ、鋭さ」があります。
そうですね、自然の厳しさがあります。
自然が持つ厳しさを漂わせています。
長谷川等伯の「竹鶴図屏風」(出光美術館蔵)と同じ雰囲気なんです。

驚異!!!!!!!!!!

やはり、
日本の芸術家は世界最高峰(^^♪。
スゲーわ(^^♪


3:
でもなぁ、アンドルー・ワイエスと同じで、
冷たい雰囲気が漂う絵は好みじゃないんです(笑)。
等伯の「竹鶴図屏風」は別ですが(笑)。






タグ 小原古邨 川瀬巴水 吉田博 長谷川等伯






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『奇想の系譜展 江戸絵画のミラクルワールド』

★簡単な紹介

東京都美術館

2019年2月9日(土)~4月7日(日)
前期:2月9日(土)~3月10日(日)
後期:3月12日(火)~4月7日(日)


HP→https://kisou2019.jp/


★評


1:
なんやかんやと色々あり、今年初めての展覧会行き(^^;)。

伊藤若冲、長澤芦雪、狩野山雪、曽我蕭白、岩佐又兵衛、鈴木其一、白隠慧鶴(はくいんえかく)、歌川国芳、
を奇想の画家とし、特集。


2:
悪くないです、全員。
「奇想」かと言われると、実際に見た私CYPRESSには、ビミョー。
なぜなら、日本の絵師は誰でも、

>因襲の殻を打ち破り意表を突く、自由で斬新な発想によって、
(本展パンフレットから)

ですよ。
曽我蕭白の「雪山童子図』(展示番号:20)、「奇想」と言うより、
初めて見ればぎょっとするかもしれない程度。
この絵は蕭白の代表作でネット上に画像があるし、TV番組でも放送されたから、個人的には「ぎょっと」も無し(笑)。
ただ、この絵、250年前の作ながら、赤と青が非常に鮮やか。
この色の鮮やかさには驚きました(笑)。


3:
そんな中で、改めて驚いたのが伊藤若冲
展示品全作が他の絵師とは、段違い。
漂わせている雰囲気の強さが全く違います。
気合の入れ方が違う、心意気が違う、とで言ったらいいでしょうか。

墨画の軽やかさに驚き(@_@)。
展示番号:17「鶏図押絵貼屏風」の鶏の生命感は当然として、
筆致が全身全霊が籠っていながらも、筆の動きが軽いんだなぁ(^^♪。
更に鶏にザクロの木を加え、ザクロの葉で絵全体にリズムを与えたのが、
展示番号:12「石榴雄鶏図」。

彩色画の力強さと硬質感も他の絵師と違います。
一筆、一塗に力が籠り、緊張感があります。
そうですねぇ、スポーツカーではなく、レーシングカーと言った感じでしょうか。
1秒も1㎜も集中力と注意力を欠く瞬間がありません。

展示番号:4「雪鴛鴦図」
展示番号:7「雪中雄鶏図」
この2点の雪の描写にはビックリ(@_@)。
お、重い。
雪の存在感や冷たさは川合玉堂や川瀬巴水も素晴らしいですが、
この2点は葦や葉に積もった雪で、量が段違いに少ない(笑)。
それでも葦を曲げ、撓ませる重さが伝わってきます。
曲がった葦を描くのは誰でも出来ますが、
雪の重さを見ている人間に分からせるのは伊藤若冲以外に無し。


4:
まぁ、伊藤若冲が悪いんじゃないですが、
最初に若冲を持って来た展示法は問題あり。

若冲のおかげで他の絵が、イマイチ、見劣りしちゃうんだなぁ(溜息)。


5:
さて、見終わると、今回は京成上野駅方面へ。
あの道は特に名前はついて無いようです。
花見宴会通りです(笑)。

寒過ぎず、ソメイヨシノはまだまだですが、
オオヒガンザクラは早くも一分咲き(@_@)。

そして、前から気になっていた、寛永寺清水観音堂へ。
そう、北斎の名所江戸百景の「上野清水堂不忍の池」、「上野山内月のまつ」に描かれた丸くされた松を見に。
はい、看板もあり、見事に丸いデス。






タグ 伊藤若冲






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『ルーベンス展ーバロックの誕生』

★簡単な紹介

2018年10月16日(火)~2019年1月20日(日)

国立西洋美術館

前口上
ムンクを見てからそのまま駅前の西洋美術館へ。
これも大した事ないだろうなぁ。


1:
予想通り退屈。

何ヶ月か前に見たベラスケスと大して変わらん。

それにしても肖像画を除いて一枚の絵になんで人間を沢山描くんだろう?
背景も描き込み過ぎ。
人間一人当たりで値段が決まっていたんだろうか?





タグ ルーベンス





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『ムンク展ー共鳴する魂の叫び』

★簡単な紹介

2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)

東京都美術館


前口上
あの有名なムンクの「叫び」まで日本に来るとは…(溜息)
まぁ、大昔から知っていますので、見てみるか。


1:
作品番号:46
「叫び」
オスロ市立ムンク美術館蔵

大した事ないなぁ…(溜息)。

オマケに近くに立ち止まって見られない(溜息)。
たまにある絵の前でお客さんを蛇行させ、立ち止まらせない見せ方。
更にこれを展示してある部屋だけ照明が暗過ぎる。


2:
その他書くべき事も無し。






タグ ムンク





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『フェルメール展』 その1

★簡単な紹介

2108年10月5日(金)~2019年2月3日(日)

上野の森美術館


前口上

引越し、ネットを新たに開通、PC壊れる、ウォークマンの楽曲の復旧、
そのため週末は半年程出掛ける機会無し(T_T)。
久し振りに上野の森美術館へ。

その途中、
東京文化会館のお隣が正岡子規記念球場があるのに、今回初めて気づきました(^^;)。


1:
入場者数を制限してるんで、入場料が高い。
前売りで¥2,500(@_@)。
当日券は、余ってはいればの話だけど、¥2,700(@_@)。

私立美術館の企画展の倍ですゾ、倍(怒)


2:
私が行った時は、入場待ち時間無し。
帰りの時は「20分」。

但し、中は大盛況。
フェルメールは小さい作品が多くそばに寄らないと見えんのに、前まで近付けん(溜息)。
この状況を見て、直ちにもう一回来る事に決定。
夜、人が少ない時を狙い、
5回目の17:00~18:30に行くぜ。

何とか最前列まで行くと、
フェルメールの8点、大きい「マルタとマリアの家のキリスト」(作品番号:40)を除き、
額縁の底辺に照明が反射し邪魔、見にくい(溜息)。
底辺が調度目の高さ当たり。
こんな下手糞な照明の当て方、初めて(怒)。
バカ高い入場料を取って、こんな照明しか出来んのか(怒)。
無料の音声ガイドで誤魔化すな(怒)。


3:
まぁ、照明の当て方は悪くても、フェルメールは悪くない(笑)。
8点の中でやはり、

牛乳を注ぐ女
作品番号:42
45.5㎝×41㎝
アムステルダム国立美術館蔵

が断トツ、抜群。
出来が違う。
フェルメールの気合の入れ具合が全く違う。
光り輝いています。

3-1:
キリストを描いた「マルタとマリアの家のキリスト」を除き、
描かれている人物が唯一庶民。
他は明らかに金持ち。
A,字を書ける(「手紙を書く女」作品番号:46)
B,召使いを雇う余裕がある(「手紙を書く婦人と召使い」作品番号:49)
C,真珠の首飾りを持ってる(「真珠の首飾りの女」作品番号:45)、
D,楽器を弾く余裕がある(「リュートを調弦する女」作品番号:44)、
E,着ている物は高い(「ワイングラス」作品番号:43)。
F,着飾れる(「赤い帽子の娘」作品番号:47)

これら6点の人物は全て外を向いているか、
外に意識が向かっています(=手紙を書く)。
描き込まない背景の壁でも外を暗示している絵も多い。
暮らしの中に意識が外へ向かう時や余裕があります。

牛乳を注ぐ女」は当然、手元の牛乳を見ています。
見てなきゃこぼれる(笑)。

毎日の生活だけで、金を稼ぐだけで精一杯とも捉えられるし、
毎日真面目に奢侈や贅沢に陥ることなく生活しているとも捉えられます。

3-2:
今回来た絵、7点中で、この絵だけ、異様に明るい。
同じ室内を舞台にしていながら、この絵だけ明るい。
不自然に明るい。
天井と屋根が無いなんてことは、無いでしょう(笑)。

他の6点の明るさが普通のはずです。

明るい原因は、背景の壁で明るい部分が多いから。
それも窓から離れている部分を明るくしています。

なぜ、これだけ明るくしたのか?

フェルメールの現役時代の頃から、絵画は注文制作から既製品へと変わったらしい。
とすると、注文主に媚びを、あまり(笑)、売らなくても済む。

絵心や美的感性も無いのに金だけはある金持ち層対する嫌気を表し、
自分と同じ庶民や召使いに同情していたとも考えられます。
金持ちではなく、毎日地道に暮らす庶民の方が好きだったのではないでしょうか?

3-3:
気合いの入り具合が分かるのが、全体の色使いと着ている物。
そして、全体の構図、構成。
他の7点とかなり違います。

3-3-1:
まず、色。

黄色系のシャツ。
青いエプロン(?)
スカート(?)がエンジ。

パン粥を作る下女(召使い?)にしては、色使いが豪華(笑)。

スカートの色と牛乳の壺、牛乳を入れている器が同系色。
エンジと釉薬を掛けてない赤系の土の色。

エプロンとテーブルクロス、テーブルの上の布が青。

シャツの黄色。
テーブルの上のパンとパン籠。
背景左上のカゴ。

かように下女には豪華過ぎる(笑)色使いとまとめ方。

3-3-2:
構図。

上で書いた3色がそれぞれ直線で並び、斜線になっています。

絵の中で主要な構図を作るのは、右上から(⇔)左下へ向かう対角線。
これがとても強い。

下女のかぶり物。

顔。

視線。

胸。

右腕。

牛乳の壺。

牛乳の流れ。

牛乳の入れ物。

パン。

パン籠。

テーブルクロス。

この対角線の構図だけで十分絵に動きを与え、
見ている人間の視線と感心を捉え、絵の中に引き込み、留まらせるんですが、
更に動きを加えてます。
頭と上半身を画面右側へ傾けています。
画面上の傾きに人間は動きを感じ視線と関心を向ける習性があり、それを利用しています。
実際にこの絵の牛乳の注ぎ方なら首を傾げなくてもこぼさずに注げるはずですが、
こういう風に傾げても問題ありません。
フェルメールの技の巧さはこの様に少々不自然でもおかしさを感じさせないところです。
まぁ、この絵だと巧さを必要としないと言えますが…(笑)。

フェルメールの構図の巧さは、この主要な対角線と交わるもう一本の対角線、
左上⇔右下の対角線。
右下、床の上にある箱らしき物、これが絵を引き締めています。

左上、背景にあるカゴ。

右袖の捲り上げ。

左腕前腕の光が当たっている部分。

右下、床の上の箱らしき物

この箱が無いと、対角線が弱くなります。

また、この対角線と平行になる弱い平行線が多い。
主要な対角線が強いんで弱い線を多くしてバランスを取っている訳です。
その中の一つが下女の両目を結ぶ線。

3-3-3:
構成と描写。

この絵を初めて画集で見たのは、40年ほど前の高校時代、学校の図書館の画集だったと思います。
牛乳が流れ落ちている(@_@)、と驚いたもんです。
初めて実物を見ると、やはり流れてます、ハイ(笑)。
でもそれだけではなく、全体の構図で動きを表現しているのがよく分かりました。

下女の左側、画面右側、こちら側に実際に影が出来るのでしょうか?
かなり、怪しい。
個人的には不可能だと思っています。
日本画の輪郭線と同じく人物を背景から際立たせています。

下女の右側には光を当て、画面左側は逆に背景を影にしています。

画面全体にかなり怪しい光ですが、そこがフェルメールの感覚の素晴らしさ。
光と影のバランスがとても巧く、素晴らしい。

その昔、TV東京系の「美の巨人たち」でこの絵を特集し、テーブルの形のおかしさを指摘していました。
この絵から解析、再現すると、何と、五角形(@_@)。
左端の壁際の部分が壁から離れていて、実際に見ると確かに変、おかしい(笑)。
し、か、し、
ネットで再確認したら、何と、何と、六角形だと(@_@)、(@_@)。
(参考→https://torilogy.net/category/series/milk-made)

3-3-4:
その他

ダリが若い頃に描いた「パン籠」って、この絵に触発されたんじゃないだろうか?

この絵も視線と感心を捉えて離さない力があります。
見飽きません(^^♪。






タグ フェルメール 牛乳を注ぐ女





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『企画展 はじめての古美術鑑賞 漆の装飾と技法』

2018年5月24日(木)~7月8日(日)

根津美術館


★評


1:
漆に関しても素人、無知蒙昧の私CYPRESS(溜息)。
どうの、こうの、言える程の知識も無ければ、経験も無し。
ただ、感嘆するのみ(笑)。

2:
それでも、宋、元、明の時代の螺鈿、12世紀から18世紀の挑戦の螺鈿、
これは、現在の人間から見れば、まだまだ稚拙。

漆を塗り積もらせ彫った彫漆も、何か、イマイチだなぁ(溜息)。


2:
作品番号:83
石山寺蒔絵源氏物語箪笥
17世紀
根津美術館

三井記念美術館や東京国立博物館にもあるアレ。
引き出しの把手を始め、精緻で緻密な作り。

こういう美しい物を愛でながら暮らすには時間が必要。
優雅な時間の過ごし方です。
せかせかし、いつも忙しく、時間に追われている現代、21世紀の人間には無理ですなぁ…(溜息)。


3:
いい物ばかりです(笑)。
それしか、分からん(笑)。
漆芸品、陶磁器、無知蒙昧の私CYPRESSには、それしか書けん(笑)。

だから、毎度、こんな同じ事ばかり書く始末(笑)。

あーだ、こーだ、書けるようになるのはいつになる事やら(笑)。





タグ 根津美術館





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好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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