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『放射能X』

★簡単な紹介

○上映
米国:1954年6月19日

○上映時間
1時間34分

○原題
“Them!”

○スタッフ
原案:ジョージ・イェーツ
脚本:テッド・シャードマン、ラッセル・ヒューズ
演出:ゴードン・ダグラス
撮影:シド・ヒコックス
特殊効果:ラルフ・エヤーズ
音楽:ブロニスラウ・ケイパー
プロデューサー:デヴィッド・ウェイスバート

○出演
ジェームズ・ホイットモア…ベン・ピーターソン
エドマンド・グウェン………ハロルト・メドフォード
ジェームズ・アーネス………ロバート・グレアム




★評


1:
これは、意外や意外、掘り出し物(^^♪、面白い(^^♪。
同じ年の日本が誇る傑作『ゴジラ』と同じ様な内容。
但し、出て来るやつらがアリなんで、ゴジラ程強力じゃないし、破壊の魔王でもなし(笑)。


2:
脚本が破綻していません。
演出も巧い。
アリの出し方がいいね。


3:
とても出来のいいSF映画で、
ハリウッドなら『2001年宇宙の旅』以前では1,2を争う名作(^^♪。





タグ ゴジラ 放射能X







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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画

『空軍戦略命令』(Strategic Air Command、「戦略航空軍団」が正しい)

★簡単な紹介

○公開
1955年7月14日

○上映時間
1時間52分

○スタッフ
原案:ベアニィ・レイ・Jr
脚本:ヴァレンタイン・デイヴィス、ベアニィ・レイ・Jr
演出:アンソニー・マン
撮影監督:ウィリアム・ダニエルズ、A.S.C(アメリカ撮影者協会)

特殊撮影効果:ジョン・P・フォルトン、A.S.C.(アメリカ撮影者協会)
スクリーンプロセス撮影:ファーシオット・エドワール、A.S.C.(アメリカ撮影者協会)
技術顧問:O.F.ラシッター大佐、米空軍
空中班顧問:ポール・マンツ
空中撮影:トウマス・タトゥウィラー、A.S.C(アメリカ撮影者協会)

プロデューサー:サミュエル・J・ブリスキン

○出演
ジェームズ・スチュワート......ロバート・"ダッチ"・ホランド中佐
ジューン・アリスン.................サリー・ホランド、ダッチの嫁
フランク・ラヴジョイ...........エニス・C・ホークス将軍
バリー・サリヴァン............ロッキー・サムフォード中佐
アレックス・ニコル............アイク・ノウランド
ブルース・べネット............エスパイ将軍




★評


1:
前回観たのは、
いつだったか全く記憶に無し(-_-;)。

レンタルビデオかテレビ放送の録画だったはず。
日本ではDVDもBDも発売されず。
YouTubeには有料版がありますが、
なぜか観る気が湧かず数年間...

昔、
DVDの時代になっても発売されず、中古ビデオはアメリカ版しかなくアメリカからの通販。
アメリカ版のビデオは規格が日本と同じなので日本のビデオデッキで再生出来ますが、送料が高いし状態が分からないので踏ん切りがつきませんでした。
時は流れ去年2017年、日本のAmazonでアメリカ版DVDとBDを発見(@_@)。
日本のプレイヤーで問題なく観られる(はずの)BDを即購入(^o^)。

はい、アクオスのプレイヤーとTVで問題なく観られました(^o^)。

ただ、
英語だけです。
音声も字幕も。
でもこの映画はYouTubeにも殆ど無い飛行機(B-36、B-47等)の鮮明な動画を観るためだから、関係無し(笑)。
英語に自信がある方なら字幕を出せばほぼ分かります。

いそいそ、ワクワクしながら再生すると...


2:
公開が日本映画の二大傑作『七人の侍』と『ゴジラ』の翌年1955年。
この二本が白黒なのに、ワイド画面のカラーだもんなぁ...
フィルムの傷とか皆無できれい(@_@)。

最近のデジタル撮影の透明感は当然ありませんが、
非常に鮮明な画像です。

撮影された昭和30年の日米の工業力の差がこんな所からも明らかに(@_@)。


3:
お話しの方はハリウッドお得意のプロパガンダ映画。
戦略航空軍団の巨大爆撃機を誇示、デモンストレーション。
オマケにB-36とB-47の内部まで見せる豪儀さ。
こんなに見せて当時良かったのかと調べると、B-52が実戦配備されたのが1955年(@_@)。
既にB-36とB-47は新鋭ではなかった(@_@)。

主人公ダッチ(ジェームズ・スチュワート)
と嫁サリー(ジューン・アリスン)の仲がもう一つのお話し。
お利口な(笑)ハリウッド映画だから仕事人間のダッチと嫁は巧いこと行きます。

ダッチは元B-29のパイロットで現在はプロ野球選手。
空軍の将軍に請われ空軍に復帰。
空軍のお偉方が言ってるのは、現在平和なのは戦争に備え警戒、訓練しているから。
この考えは古くからあり、ラテン語の有名な句があります:

si vis pacem, para bellum
(=平和を願うならば戦争の備えをせよ)

2000年以上内戦しかなかった我等日本人にはこういう考えはまず生まれません。


4:
、とまぁ、お話しの方はどうでも宜しい。
当時と同じく2017年、2018年も(笑)、
B-36とB-47を観るための映画にすぎないからです。

映像は予想通り素晴らしい。

B-36はネットで調べると直ぐ分かりますが、
B-29の倍の大きさ(@_@)。
全長、全幅、共にほぼ2倍!!!!
冒頭にDC-3が緊急着陸しB-36のそばに来るんですが、大きさが全く違う。

さてこの映画の映像の鮮明さが最初に分かるのは、B-36の機体が映るカット。
マグネシウムの色が部分で違う。
機体の部位で違うアルミを使うなんて事は飛行機の本、雑誌に書いてありますが、
鮮明な映像で観ると説得力が違います。

B-36がプリフライトチェックしながらエンジンウォームアップ(?)。
この時の機体と主翼の震動!!!!!!!!!!
本物だぁ!(笑)。
当たり前じゃん(笑)。
でも、最高ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!(笑)。

空撮も素晴らしい。
どんな乗り物も動いている時が一番カッコ良く、美しく、魅力的ですが、
このB-36も例外ではありません。
流麗、華麗とは無縁のB-36でも、
雲を突破する(笑)、
6本の飛行機雲を引きながらバンクする、
夕陽の中を太陽へ向かう...
等々視線釘付けの美しさ。

B-47の登場場面も同様(^o^)。
中でも貴重で最高なのが、武骨なKC97空中給油機から空中給油を受ける場面。
GoProもハンディカムも無かった時代ですから、YouTubeにもありません。
ここでも画像に視線、釘付け(笑)。


5:
主人公ロバート・"ダッチ"・ホランド中佐について少し。

ホランド=Holland=オランダ
ダッチ=Dutch=オランダ人(の)、オランダ語(の)、オランダの

「ホランド」の形容詞で一音節で発音しやすいんであだ名が「ダッチ」になります。
映画の中では家族親族だけでなく、空軍の中でも階級に関係無く「ダッチ」と呼ばれています。
まぁ現役のプロ野球選手の設定ですから、親しみもあるのでしょう。
日本じゃ考えられん。


6:
演じたジェームズ・スチュワートについては、40年以上昔(笑)、映画雑誌の「スクリーン」か「ロードショー」で第二次大戦に参戦したと読んだ記憶があります。
改めてWikiを読むと、
軍人の家系、第二次大戦中はB-17の教官、B-24で20回程ドイツ空爆、大佐に昇進。
1968年に准将で退役、その後少将に昇進。
戦争がどういうものか経験しているので、戦争映画には出ず。
この映画やB-58ハスラー超音速爆撃機の紹介用(?)空軍製作映画"Champions` champion"等には出ています。
"Champions` champion"を初めて観た時、エラくジェームズ・スチュワートに似ているオッサン軍人が出ていると思ったら、本人だった(笑)。

軍事に関しては賛否があるでしょうが、
理性的であり言動に説得力がある立派な人物です。
同世代のジョン・ウェインは海軍兵学校に入学出来ず、第二次大戦中は家族依存のために徴兵猶予(Wikiによる)。
単純に比較は出来ませんが、やはりジョン・ウェインとは違うよなぁ。






タグ ジェームズ・スチュワート ジューン・アリスン ジョン・ウェイン

テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『ファイナル・カウントダウン』その2

1:
久しぶりにF-14の勇姿を観たくなり観ると...


2:
脚本の出来がいいなぁ(^o^)。

2-1:
一番巧いのは、主役の空母ニミッツがタイムスリッブする原因と理由を一切描かなかった事。
分からない事を分からないままにしておいた事。

タイムスリッブする原因なんかその手の事に関して素人には分かるはずないんだから、
何も書かないのが一番いい。
小賢しい事しても巧く行くはずないんです。

この映画のプロデューサー、監督、脚本家、分かっている(^o^)。

2-2:
ニミッツの艦長始め乗組員がチャップマン上院議員に自分たちの正体、状況、艦と艦載機の実力を話さない点も巧い(^o^)。
上昇志向が強く、軍と軍事力行使寄りのチャップマン議員がニミッツの実力と状況を知れば、間違い無く下船を拒否し「作戦」を続行させたはずです。

そうするとまた話がややこしくなり納得の行く展開にはならなかったでしょう。


3:
脚本の少しおかしい点。

3-1:
チャップマン上院議員が、最後、照明弾の銃を盗み、それを奪い返そうと搭乗員と揉み合っている内に暴発、機体は爆破。
これは起こらないでしょう。

3-2:
「作戦」中止後、艦載機がニミッツに戻って来るんですが、爆弾やミサイルをぶら下げてない(溜め息)。


4:
カタパルト(のシャトル)と機体を繋ぐブライドルワイアについて前の記事で書きましたが、
飛行機について一つ忘れていました。
F4ファントムIIについて書きましたが、出てくるのは1カットのみ。
もっと出て重要なのが真珠湾まで撮影に行く偵察機RF-8G。
F-8クルセイダー戦闘機から派生した偵察機。
これはファントムIIより少々古い飛行機で、カタパルトのシャトルとはファントムIIと同じくブライドルワイアで繋がれます。


5:
F-14を始め、1980年頃のアメリカ海軍の現役飛行機をキレイな映像で観られるので例えようもなく貴重です。
F-14の動画はYouTubeに沢山ありますが、フルHDはありそうなんですが殆どありません。

このBD、何回か手放そうと思いましたが「では最後にもう一度」と観ると、
手放せないんだなぁ(笑)。








テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

『アメリカン・スナイパー』

★簡単な紹介

○公開
2015年2月21日(土)

○上映時間
2時間12分

○スタッフ
原作:クリス・カイル
脚本:ジェイソン・ホール
演出:クリント・イーストウッド
撮影:トム・スターン
プロデューサー:クリント・イーストウッド、ロバート・ロレンツ、ピーター・モーガン、アンドルー・ラザール、ブラッドリー・クーパー

○出演
ブラッドリー・クーパー……クリス・カイル
シエナ・ミラー………………タヤ・カイル
マックス・チャールズ………コルトン・カイル

ルーク・グライムス…………マーク・リー
カイル・ガルナー……………ゴート=ウィンストン
サム・ジェーガー……………マーテンス提督
ジェイク・マクドーマン……ライアン・“ビグルス”・ジョブ
コリー・ハードリクト………“D”/ダンドリッジ




★評


1:
よく出来た映画です。

戦争映画の佳作です。
非常に冷静に描き、好感が持てます。

アメリカの戦争観を表してますが、それを声高に批判していません。

クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)の父親の言動、

>人間には3種類いる。
羊、狼、番犬だ。
大人しい人間が羊、それを襲うのが狼、その狼に対抗するのが番犬だ。
クリス、今日からお前の弟が虐められたら、そいつを殴るのを許す。

まぁね、対処療法も必要なんです。

だからと言って賛美しているのでもありません。

2:
でも、戦争の無意味さと狂気を冒頭から表しています。
クリスがイラクへ派遣され狙撃手として最初に殺すのが子供。
母親とおぼしき女性が子供へ対戦車手榴弾を渡し、アメリカ兵達へ投げようとしたから。
(その子供が殺された後、その母親とおぼしき女性が拾い投げようとし、クリスに殺されます)

40年前のヴェトナムでゲリラ戦になり、現在はテロリズム。
子供も女も関係無く、人間は全てアメリカの敵になってしまいました。
正規軍だろうとなかろうと、相手は全て敵。

…だからと言って、子供を殺せるか?
…狂ってますよ。

…同時にアメリカ人の単純さも表しています。
…クリスが殺す子供と同じです。
…親に言われた事を鵜呑みにし、何も考えず言われた通りにします。


3:
映画の中の敵役、反米組織(?)、そのリーダーザルカウイの右腕がドリル使い。
米兵と話した人間を殺します。
その時使うのがドリル。
相手が子供だろうが関係無し。

…確かに邪悪な行動です。
…でも、米兵へ対戦車手榴弾を投げようとした子供を殺したクリスと同じです。
…米軍もザルカウイ派もやってることは、どう言い繕うとも同じなんです。

…オマケに敵への攻撃、自衛のために、動機はどうであり人様の財産である建物を破壊する。
ザルカウイ側も米軍も。

…互いに自分が善である、正義であると主張しながらもその行為が一般市民に何をもたらすか一顧だにしないのが戦争。
これをハッキリと示しています。


4:
また、興味深いのがクリスの死に方。
兵役を退いた後の仕事が帰還兵の社会復帰の手伝い。
帰還兵の一人と射撃中に射殺されます。

何たる皮肉な人生。
武器と銃の愚かさで常に思い出すのがマタイ傳の一節。
ゲッセマネでイエスが祭司長と長老達の捕縛に捕えられる時、イエスの仲間の一人が捕縛の一人の耳を切り落とします。
その時のイエスの言葉、
>なんぢの剣をもとに収めよ、すべて剣をとる者は剣にて亡ぶるなり。
~マタイ傳26章52節~


5:
更に興味深いのがクリスが仕事に有能であるだけでなく、夢中になっている事。
クリスが帰還し家にいても嫁のタヤ(シエナ・ミラー)には、心がここに無いと言われる始末。
クリスの設定を軍人でなく、他の仕事に変えても単なる仕事人間だと分かります。

軍人にとって戦争は、他の職業と同じく仕事にすぎないのです。
善悪と関係無く、家族を養うため、生きていくために絶対必要な仕事にすぎないのです。
戦争を仕事として捉え、これ程冷静に描いた戦争映画は他で見た記憶がありません。

ニーチェの言葉で
>男が夢中になれるのは二つだけ。危険と遊びだけだ。
と言う類の言葉があるそうです。
この続きが、
>男が女を愛するのは、それが遊びに中で最も危険だからだ。
との事。

しかし、この映画で思い出し、触発されたのは前半。
男の遊びの一つに「機械」があります。
開発、設計、製造、販売、使用、全て男の遊びに、少なくとも、繋がってます。
特に使う事には、「自由と支配」がります。
つまり、使いこなす事はとても面白く夢中になります。
そこに生命の危機が加わったらどうなるでしょう?
止められません。
更に正義、大義、愛国心と言う言い訳が加われば、何の躊躇いも無くなるでしょう。

戦車、大砲、戦闘機、銃、クリスの商売道具である狙撃銃、
男が夢中にならないはずがありません。
主義主張、イデオロギー、外交と国益、等とは全く関係無いんです。
戦争を仕掛ける方はともかく、戦場に出る方は、クリスの様に体と心が頑健なら、
クリス自身も戦闘疲労症候群に罹り、性格の変わり様に嫁のタヤは大変心配してますが、
(→クリスの弟は心がもたず除隊)
戦争大歓迎、大好き、なのではないでしょうか?


戦争が面白いなんて言った、書いたのは、私の少ない経験では、
小林よしのりの『新ゴーマニズム宣言 SPECIAL 戦争論』の
「第15章 痛快な戦争体験」
しかありません。
幻冬舎版のp.271から、
>戦争はイヤです わしも!
>けれど戦争は面白い あなどれない
>決して「戦争は悪」の一面でぬりつぶせるような単純なものではない



5:
この映画でも「戦争は面白い」と明言はしてませんが、
暗示はしています。

やはり、クリント・イーストウッドは大した映画人です。

去年の安保法案改正に関し反対の人も賛成の人も、
戦争に関し改めて考えるには最適な映画です。
是非観る事をお勧めします。

最後に小林よしのりの言葉をもう一度、

>戦争はイヤです わしも!
>けれど戦争は面白い あなどれない
>決して「戦争は悪」の一面でぬりつぶせるような単純なものではない






タグ クリント・イーストウッド 小林よしのり アメリカン・スナイパー 戦争論





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

『ラッシュ/プライドと友情』

1:
Amazonのプライム映画で無料で観られるので、観ると…


2:
ヲヤヂなもんでF1は田宮の12分の1のプラモデルとモデルアート誌で1967年頃から知っとります。
葉巻型、葉巻型の前後にウィングが付き、それからカッコいいくさび型になり、更に黒いロータスが「グラウンドエフェクト」とやらをやり、
ルノーがエンジンにターボを付けた。
ターボが第二次大戦中のB29の「排気タービン」と知り驚いた。
そして、本田がF1再参戦。
知人がいつの間にか本田F1で働きプロストと一緒に写真を撮っていたり、
後輩がフジTVに入社し鈴鹿の三日通し券を持って来たり。
1994年、イモラでセナがレース中事故死、「ワールドカップはブラジルが勝たなくちゃなぁ」と友人と語り合った、
等々。

この映画の時代である1976年、勿論覚えてます。

池沢さとしのまんが『サーキットの狼』が売れ、スーパーカーブームの頃です。
当時はTV放送が年に1回はやってましたな。
ニキ・ラウダが直火焼きになったのも知ってますが、どこで、何を通じて知ったかは、覚えてません。
おそらくオートスポーツ誌ではなかったかと思います。
この映画の最後のレース、富士でやった日本グランプリもTV放送を観た記憶はありますが、内容は、覚えてません。
F1から数十年離れていたのでハントがラウダを日本で逆転したのも全く記憶に無し。


3:
さて、漸く映画自体の話(笑)。

まず、主演の二人、ダニエル・ブリュールがラウダ、クリス・ヘムズワースがハント、
これがよく似てるんだなぁ。
勿論瓜二つではありませんが、絵空事の中なら必要にして十分。
この辺がハリウッド映画の立派な点。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』でロバート・デ・ニーロの子役がよく似ていて驚き、
ハリウッドの実力には侮れないのを実感しましたが、今回も同様。

脚本とか演出等映画の出来以前の準備段階、これを確実にやってるんだなぁ、ハリウッドは。


4:
次、車のレーサーの映画なので、レースシーン。

全然ダメ。
『グラン・プリ』に完敗。
(私の記事→http://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-1724.html)

こういう車や飛行機の実写の映画は今や存在価値がありません。
なぜなら40年前と違い、現在はYoutube等で古い物も最新の物も観られからです。
車や飛行機好きにとってこういう実写映画を観るのは、車や飛行機を観たいからであって、
映画以上の出来がいい動画が無料で観られるのですから、映画を観る必要が皆無になりました。
しかも、フルHDですから作られた当時の状態とほぼ同じ物を観られます。
この映画なら、ラウダが乗ったフェラーリ312T2、驚きの高精細の動画がいくつもあります。


5:
では、人間達の話。

これも、別に大した事無く、平凡。
退屈と言っても過言でなし。


6:
工夫が無い映画です。
もっと迫力がある映画になったはずです。
レースの数をもっと少なくした方が良かった。
ラウダが直火焼きに遭ったニュルブルグリンク。
ラウダが復活し4位入賞したモンツァ。
ラウダは棄権、ハントが3位入賞し逆転ドライバーズチャンピオンになった富士。

Amazonだとエラく評価が高いですが、『グラン・プリ』とか『栄光のル・マン』とか観たことないんだろうなぁ。


7:
雑感。

映画の中でも語られていますが、当時のF1は毎年二人レーサーが死んでいたとか。
当時は殆ど情報源が無くレース中に事故死しても、そんなもんなんだと思っていました。
ところが、最近はネットで当時の録画や記事を読むと考えが変わってきました。

事故はいいとしても、主催者のFIAはその後の処理、これには問題が在りました。
この映画でも描かれる火災が発生すれば、直ちにレースを中断しレーサーを救出するのが人として正しい行いでしょう。
レーサーの安全を考えず、競走馬と同一視していたと言われても仕方ないでしょう。

工学に関しては全くの門外漢ですが、車体の安全性に関しては1980年代後半(?)にカーボンファイバーのモノコックになるまで、
問題外だったのではないでしょうか?
この映画の頃のF1の車体は鋼管フレーム、まぁジャングルジムみたいな物にアルミやFRPの板を付けただけで、
レーサーの安全を考えていたとは思えません。
(1978年のモンツァでロータス78に乗ったロニー・ピーターソンがスタート直後に突っ込まれ、炎上、両脚複雑骨折でしたが何とか救助されました。
その後栓塞で死亡。
この時のロータス78の車体はハニカムにアルミ板を接着したもので、まだ強度不足だった様です)
まぁ、レーサーの安全に関しては車体だけの問題ではないでしょうが。

最後に繰り返しになりますが、
現在の様にネットであらゆる動画が観られるようになった時代にこの様な映画は、
存在意義がかなり薄くなってしまいました。
かつては車好きが車を観るために車映画を観て、飛行機好きが飛行機を観るために飛行機映画を観ていました。
20年前ならともかく、なんで今頃こんな映画を作ったのでしょう?





タグ ダニエル・ブリュール クリス・ヘムズワース




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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』

★放送
2014年9月19日(金)
午後9:00~10:54
NTV系


英語をせっせと勉強すると日本との違いや違和感がどんどん大きくなり、欧米に関する関心はどんどん小さくなりました。
逆に日本と東アジア、東南アジア、に対する親和性がどんどん大きくなりました。
私の好きなものなら、
映画なら、中国の張藝謀(チャン・イーモウ)、霍建起(フォ・ジェンチイ)。
絵画なら広重、北斎、川瀬巴水、川合玉堂、俵谷宗達、鈴木其一(すずききいつ)、酒井抱一、圓山應擧。
こういうものが好きになりました。

ハリウッド映画も観たいと思わなくなりました。
中国映画の自然の多彩さを利用した映画の背景の多彩さ(=ロケ地の多彩さ)に目を奪われました。

ハリウッド映画はわざわざレンタル屋さんで借りる気にもならず、
TV放送されてもCGの完成度の高さを誇る作品が多く、やはり観る気にならず。

それでも、『猿の惑星』第一作1968年版は発想が素晴らしいので、リメイク版を観たし、
この映画もまぁ、観てみるかと観ると…


1:
面白い(笑)。
これは、単純に面白い(笑)。
上映時間が105分なんで、殆ど丸々放送されたんでないでしょうか?
脚本を手堅くまとめ、編集が巧い。

ハリウッド映画の実力に打ちのめされました(笑)。


2:
欠点は、無いと言いたいけど(笑)…

まず、親の能力を劇的に改善、発展させても、子に遺伝するはず無し、のはず(笑)。
精子と卵子を改良しなければ子が超能力を発揮出来るはず無し、のはず(笑)。
遺伝に関係無く環境(→この映画では薬物)による変異は遺伝しない、はず(笑)。
(大昔の生物の授業で発生と遺伝の時にやっただけなのでイマイチ自信無し…(^_^;)。)

そうなるとスーパー類人猿は1世代限りになり、この物語が成立しない(笑)。

もうう一つは、CG。
類人猿が背景から不自然に浮きます。
特に類人猿の群衆カットで目立ちます。


3:
それでも、勧善懲悪の物語を作りやすい。
現実世界では善悪を二分出来るものではなく、日本の時代劇等勧善懲悪物は嘘っぽさが目出ち、イマイチ楽しくない。
しかし、相手が人間並みの知能と心を持ってるとは言え、相手はお猿さん。
そんなお猿さんをイジメる悪い人間達。
感情移入をしやすい。

非常に良く出来た設定です。


4:
類人猿は少々不自然に浮いちゃうCGですが、
CGの場面のカメラワークは素晴らしく、宮崎駿はこういう映画を実は撮りたいんだろうと言う出来。
オマケに映画として撮っています、当たり前だけど(笑)。
これはデカい画面で観た方が絶対カメラワークの良さが分かります。
24型のアクオスでは明らかに役不足(笑)。


5:
内容と言うより、終わり方に不満の方がネット上に少なくない様ですが、
まぁ、聖書の「創世記」と「出エジプト記」までなんですな、この映画は。
だからこういう終わり方でも変じゃありません。

人に偉そうな事言える程私自身聖書を読んでませんが、やはりハリウッド映画も欧米文化の一つですから、
少しは聖書を読まないかんですな。
私も新約を1回何とか最後まで読んだだけなので、旧約も何とか最後まで読まねば(笑)。


6:
最後にもう一度。
非常に面白い。
ハリウッド映画の実力に打ちのめされました(笑)。
次回作『猿の惑星:新世紀(ライジング)』も観たいなぁ(笑)。




タグ 猿の惑星




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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『グラン・プリ』BD版

★簡単な紹介

○公開
1967年2月1日

○上映時間
3時間

○スタッフ
原作:ロバート・アラン・アーサー
脚本:ロバート・アラン・アーサー、ウィリアム・ハンリー
演出:ジョン・フランケンハイマー
撮影:ライオネル・リンドン
音楽:モーリス・ジャール
プロデューサー:エドワード・ルイス

○出演
ジェームズ・ガーナ―……………ピート・アロン
イヴ・モンタン……………………ジャン=ピエール・サルティ
三船敏郎……………………………矢村伊造
エヴァ・マリー・セイント………ルイーズ・フレデリクソン



★評


1:
F1レースの場面は実に素晴らしい。
地上に固定、車載、そしてヘリコプターからの空撮、編集も巧く疾走感がYouTubeのHDで撮影したFA-18の映像に負けていません。
これを当時、いや、YouTube以前に観たら目が点、興奮したろうなぁ。

この映画を観たスティーヴ・マックイーンが『栄光のル・マン』を作ったのも納得行く映像。

超音速とHD規格の臨場感に負けない映像ですから、観る価値在りますゼ、この映画。


2:
フェラーリの工場まで登場(@_@)。
古いカーグラ誌の記事で見た写真ソックリ、ま、当然だけど(笑)。
これもカーグラ誌と違い、カラーですから観る価値在り。

最近のF1と全く違う外見の車ですが、一番の驚きはシートベルトが無い(@_@)。
ちと調べると1971年以降のことみたい。
この映画でも撮影用にF1を運転していたジム・クラークやヨッヘン・リントが事故死した後の事。

三船敏郎は英語が下手だなぁ…
この映画で登場する日本のチームは「矢村」なんだけど、「ヤミューラ」と発音される時の方が多い。


3:
こんな感じでレース関係の場面は面白いんですが、男と女の物語は退屈。
無い方がいい。

映像はBDに相応しくとてもキレイ。
レース場面の臨場感と迫力、フェラーリの工場、観る価値在ります。



タグ ジョン・フランケンハイマー ジェームズ・ガーナ― イヴ・モンタン 三船敏郎



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

『ソルジャー・ブルー』BD版

★簡単な紹介

○公開
1971年2月13日

○上映時間
1時間52分

○スタッフ
原作:セオドア・V・オルセン
脚本:ジョン・ゲイ
演出:ロルフ・ネルソン
撮影:ロバート・B・ハウザー
音楽:ロイ・バッド
プロデューサー:ハロルド・ロープ、ガブリエル・カツカ

○出演
キャンディス・バーゲン……クレスタ・メリーベル・リー
ピーター・ストラウス………ホーナス・ガント
ドナルド・プレザンス………カンバー
ジョン・アンダーソン………アイバーソン大佐
ジョージ・リヴェロ…………まだら狼
ボブ・キャラウェイ…………マクネアー中尉
ダナ・エルカ―………………バトルズ大尉
マーティン・ウェスト………スプリンガーン中尉
バーバラ・ターナー…………ロング夫人



★評


1:
1864年11月29日、コロラド州サンドクリークで起きたシャイアン族での大虐殺を元にした映画。


2:
ん~、何かねぇ…
脚本が弱い。
野生児クレスタ(キャンディス・バーゲン)とシティーボーイホーナス(ピーター・ストラウス)の対比が弱い。
クレスタに野山で生きる知恵がもっと有る話になると面白くなるはず。


3:
問題の最後の20分程の虐殺。
どこの国にも恥ずべき行為が在り、アメリカも変わらないと言う事。
まぁ、こんな感じでコーネリアス・ヴァンダービルトに繋がる訳です。

(参考 「コーネリアス・ヴァンダービルト」Wiki→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%88 )
(参考 「ヴァンダービルト家」 Wiki→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%88%E5%AE%B6 )
(参考 「泥棒男爵」 Wiki→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A5%E6%A3%92%E7%94%B7%E7%88%B5 )

略奪に基づく繁栄。
世界の警察とか正義の味方面して、やってる事は旧大陸の支配層と変わりません。
アメリカとはそんな国です。
文化とスポーツで自国の暗黒面を世界で一番隠すのが巧い国がアメリカです。



タグ ソルジャー・ブルー キャンディス・バーゲン ピーター・ストラウス 大虐殺



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『栄光のル・マン』BD版

★簡単な紹介

○公開
1971年7月17日

○上映時間
1時間49分

○スタッフ
脚本:ハリー・クライナー
演出:リー・H・カッツィン
撮影:ロバート・ハウザー、ルネ・ギッサール・ジュニア
音楽:ミッシェル・ルグラン
レース・コンサルタント:マイケル・パークス
プロデューサー:ジャック・E・レリア

○出演
スティーヴ・マックイーン…マイケル・デラニー(ポルシェドライバー#20)
ジークフリート・ラウヒ……エーリッヒ・シュターラー(フェラーリドライバー#8)
エルガ・アンデルセン………リーザ・ベルジェティ(ピエロ・ベルジェッティの未亡人)
ロナルド・ライヒフント……デイヴィッド・タウンゼンド(ポルシェチームのマネージャー)
フレッド・ハルティナー……ヨハン・リッター(ポルシェドライバー#21)
アンジェロ・インファンティ……クロード・オーラック(フェラーリドライバー#51)



★評

公開当時から知っていて、3枚\3,000のDVDの一枚として何回も買おうとしましたが、買いそびれていました。
そこに、AmazonでBDが何と、\1,527で登場(@_@)。
即買いました(^.^)。

1:
ポルシェ917kとフェラーリ512を一台づつ壊す気前の良さ(@_@)。
メイキング映像によると、この2台、無線操縦だったとか(@_@)。
オマケに撮影しているカメラの多いこと、多いこと(@_@)。

917kや512にカメラを載せて撮ってる(@_@)。


2:
画像はキレイです。
かなり修復してるのではないでしょうか?

音はモノラルですが、dtsマスターオーディオ5.1ch。
車の音を5.1chにして映像に合わせ、左右、右左、前後、後前に動かし立体感を出すのに大成功(^.^)。
平成ガメラの出来の悪さと何でこんなに違うんでしょう?
平成ガメラのお値段はルマンの2倍以上するのに、この差(怒)。


3:
さて、全体としては、以前の輝き、魅力を完全に失っています。
YouTubeで超音速で飛ぶ戦闘機のHD画像をタダで観られる時代。
乗り物のの速さとか、事故映像ではもう古い映画は現在の素人映像に敵いません。


4:
それでもいいのは特典映像のメイキング。
息子のチャッド・マクウィーンが解説しています。
オヤジと同じく917kに乗り、オヤジと同じく息子と共に917kに乗ります(^.^)。



タグ 栄光のル・マン スティーヴ・マックイーン



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『トップガン』

★簡単な紹介

○公開
1986年12月6日
デジタルリマスター版公開2005年9月3日

○上映時間
1時間40分

○スタッフ
脚本:ジム・キャッシュ、ジャック・エップス・Jr.
演出:トニー・スコット
撮影:ジェフリー・キンボール
空撮:クレイ・レイシー
F14カメラ技術顧問:ジョン・ギルバート、ジョージ・レイヒー
技術指導:ピーター・“ヴァイパー”・ペティグルー
海軍飛行調整責任者:ロバート・“ラット”・ウィラード少佐
F14飛行調整責任者:ロイド・“ボゾウ”・エイベル少佐
美術:ジョン・F・デキュア,Jr.
編集:クリス・レベンゾン、ビリー・ウェバー
音楽:ハロルド・フォルターメイヤー、ジョルジオ・モロダー
プロデューサー:ドン・シンプソン、ジェリー・ブラッカイマー

撮影参加空母:エンタープライズ、カール・ヴィンソン、レインジャー

○出演
トム・クルーズ(マーベリック)
ケリー・マクギリス(チャーリー)
ヴァル・キルマー(アイスマン)
アンソニー・エドワーズ(グース)
メグ・ライアン(キャロル、グースの妻)
リック・ロソヴィチ(スライダー)
ウィップ・ハブリー(ハリウッド)
バリー・タブ(ウルフマン)
トム・スケリット(ヴァイパー)
マイケル・アイアンサイド(ジェスター)
ジョン・ストックウェル(クーガー)
ティム・ロビンス(マーリン)
クラレンス・ギルヤードJR.(サンダウン)
ジェイムズ・トーカン(スティンガー)



★評

ロードショウ公開を観て、TV放送を観て、テープで観て、DVDで観て、
今回はBDで。
F14と空母をカッコよく映して、イケメンと美女の恋物語にすぎない合衆国海軍の単なる宣伝映画ですが、
よく観てるなぁ…(汗)(^_^;)
まぁ、それだけF14と空母がカッコいいんです。
私は基本的に戦争反対派ですが、大量殺人兵器がカッコいいのも事実なんです。


1:
なんだ、若者の通過儀礼の映画じゃん(笑)。
確かに合衆国海軍の宣伝映画ではありますが、それだけではなし。
だから、人気有るんだ。
納得。

マーベリックの才能頼みの自信。
同僚を事故で失い、自信喪失。
同僚と恋人からの慰め、援助でも回復しない自信。
しかし、実戦で壁を何とか乗り越え、自身回復。
目出度し、目出度し。


2:
それにしてもいやに明るい軍隊映画(@_@)。
日本じゃ考えられんゼ。

その理由の一つがスポーツの一種として作られているから。
特典映像によると、
脚本を書いたジャック・エップスJr.が飛行免許を持っていて、実際にGスーツを着てF5に乗り超音速で雲の間を飛ぶと

>まるでスポーツカーで空を飛ばしている感覚だ

そして6~7Gの加重が掛かる空中戦(ACM)の訓練をパイロットは、

>彼らはフライトをスポーツとして楽しんでいる

>僕自身 人生で経験した最高のスポーツだった
>その経験から 僕は作品の中にー
>“スポーツを楽しむ男たち”を描こうと思った
>そこで僕らはこの作品を “スポーツ映画”ととらえ
>脚本家として その方向でアプローチした
>“空中戦(ACM)”こそスポーツだ

>“軍隊もの”としての側面より そちらを強調した


なるほどねぇ…
そこにカッコ良くて乗りのいいロックを流すんだからなぁ…
これも日本じゃ考えられん(@_@)。


3:
男優達は、全員筋トレやって筋肉付け、皮下脂肪減らし、6~7Gの荷重と戦うパイロットの体になっていて宜しい。

ただヒロインのチャーリーを演じたケリー・マクギリスは、博士号を持ってる設定だけあり(→大学入学から12年は掛かる)、
アップになるとオバサンだ(笑)。


4:
舞台の大部分が地上のミラマー基地なので、私が好きな空母のカットが少ないのが残念。

撮影に使われた空母エンタープライズ、飛行甲板の先端にブライドルワイアの回収器が2本突き出てる(^.^)。
む、昔だ(笑)。


5:
恋物語の部分は歌がいいんだね、ベルリンの『愛は吐息のように』が凄くいい。


6:
単純に、確かに面白い映画です。

BDの特典映像の製作過程の話はとても面白い。
しかし、特典映像で語られている事がこの映画の成り立ちの全てでしょうか?

合衆国海軍の宣伝映画になったのは紛れもない事実。
特典映像のインタビューによると上映一週間後には海軍への志願者が4割増えたとか。

もう一つ忘れちゃいけないのが、こういう映画は軍隊を好意的に思わせるだけでなく、戦争も好意的に思わせるようになります。
そうなると世論が戦争へとなびきやすい。

>巨大な軍需産業が維持される原理は、一般に議論される地域紛争や民族対立ではなく、
大部分がこれらの人脈と、軍需投資と、地元労働者の雇用にあるので、会社の成り立ちが最も重要な鍵となる。
地域紛争はその結果として引き起こされる現象なのである。
(→『アメリカの巨大軍需産業』P.90 広瀬隆著 集英社新書 2001年4月22日刊)


>しかし、製造するメーカーが技術的にシェアを独占する状態にあれば、たとえ撃墜されても、改良のための追加予算を与えられる。
>最も効率が良いのは、「相手を殲滅するまで攻撃を続行しなければならない」という理論で社会的情緒を引き出す事である。
イラクのサダム・フセインやユーゴのミロシェヴィッチに対するように相手の姿を悪魔的に描くことに成功すれば、
アメリカ国民は、攻撃に快感を覚えるようになる。
この心理はアメリカ人に限られることではなく、過去すべての国で使われた戦意高揚の鉄則である。
(→同書 P.179)


製作陣が戦争と大量殺人に与してるか、してないか、その意図とは関係無く、アメリカを間違い無く戦争へと導く手助けをしています。

軍隊をスポーツと捉え、カッコよく乗りのいいロックを後ろに流し、イケメン男優を使って通過儀礼の物語にし、オマケに美人まで使って恋物語にもする。
戦争誘導、戦意高揚映画の傑作です。



タグ トップガン トム・クルーズ ケリー・マクギリス アメリカの巨大軍需産業 広瀬隆



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『ファイナル・カウントダウン』

★簡単な紹介

○公開
1980年7月5日

○上映時間
1時間44分
(BDは1時間39分)

○スタッフ
脚本:デヴィッド・アンブローズ、ゲイリー・デイヴィス
演出:ドン・テイラー
撮影:ヴィクター・J・ケンパー
VFX:モーリス・バインダー、パット・エレメンドルフ、ゲイリー・エレメンドルフ、ジョー・デイ
美術:フェルナンド・カレア
音楽:ジョン・スコット
プロデューサー:ピーター・ビンセント・ダグラス

○出演
カーク・ダグラス(マシュー・イーランド艦長)
マーティン・シーン(ウォーレン・ラスキー)
キャサリン・ロス(ローレル・スコット)
ジェームズ・ファレンティノ(リチャード・T・オーウェンス中佐)
チャールズ・ダーニング(サミュエル・チャップマン上院議員)
ロン・オニール(ダン・サーマン中佐)


★評


1:
ゼロ戦のパイロットが、
機体の書いてある名前から、
「大佐 ヂヤツク ホルデン」
ん?
CMD. JACK HOLDEN?

日本人じゃないじゃん(笑)。


2:
BDで54分付近、
撃墜されたゼロ戦パイロット「大佐 ヂヤツク ホルデン」(→Wikiによると「シムラ」)が救助され、ニミッツに着艦。
SH-3シーキングから降りると、海兵隊員に護送されます。
その海兵隊員が持ってる銃がMGCの金属製M-16(@_@)。
以下の点からMGC製だと分かります。

a,ボルト・フォワード・アシスト・アッセンブリーが違う(→上下のレシーバーを結合するネジに改変してるMGC独自の物)。
b,セイフティ―レバー右側の抜け防止のCリング付き(→MGC独自の物)。
c,下側のレシーバーのハンマーピンの位置が違う(→、と言うかMGCにはハンマーピンが無い)。
d,フラッシュサプレッサーがまず使われていないチューリップ型。
e,銃の色が緑掛かっている。

しかし、BDで1時間3分付近、
「大佐 ヂヤツク ホルデン」が反撃しM-16を発砲する場面、
ここは本物でしょう。
フラッシュサプレッサーが鳥かご型だし、色からして明らかに違います。

撃つ場面と撃たない場面で銃を変えたのは明らか。


3:
艦載機の発着艦はいい。
けど、凄く良くはない。
『頭上の脅威』に完全に負けてます。
カット数が少な過ぎます。

まぁ、スタッフ陣に空母と艦載機好きがいなかったのは確かですな。
いたらカットをもっと工夫したはずです。

戦闘に出撃するのに翼の下のパイロンに武器を何にもぶら下げてないお粗末さ(涙)。
だから重量が軽く、軽々と発艦します。
兵装と燃料で満載した機体だと離艦後、一瞬沈んでから急上昇してくもんです。
YouTubeとかで本物の実写を観られる時代になったからこういう欠点が私程度の飛行機好きとは言えない人間でも分かっちゃうんです(涙)。

それから艦載機の垂直尾翼に書かれているインシグニアが”AJ”。
はて?
小学生の頃、『航空ファン』を読んで得た知識では、この映画が舞台にした太平洋艦隊では、
“N”から始まっていたハズ。
“A”から始まるのは大西洋とか地中海等アメリカの東側だったハズ。
、で調べたらCVN68ニミッツは大西洋艦隊でした。
やれやれ(溜息)。

この点は、まぁ、合衆国海軍の事情で仕方なかったんでしょう。


4:
映像の画質がカットによりかなり違っています。
艦載機の空撮の場面は非常に透明感が有り、最近のデジタル撮影の様ですが、
ニミッツの艦内等はアナログ撮影の映画のままです。

自然光と高高度での空気の澄み具合等の影響の差がハッキリ現れてるのでしょう。
この点『タクシー・ドライバー』(SUPERBIT版)でも屋外と屋内の場面でも同じ様な画質の差が現れています。


5:
、と、まぁ、粗を書きましたが、映画全体は面白い。
単純なお話。

そして何よりも、F14トムキャットが実にカッコよく撮れています(^.^)。
ゼロ戦を迎撃に行く場面でのカッコ良いこと、カッコ良いこと(^.^)。
また、カタパルトから発艦する姿も超カッコ良い。
40年前のF4やA4みたいに前脚を伸ばして機首を上げず、甲板に低く蹲ったまま発艦する姿が堪りません(^.^)。
KA-6Dから空中給油を受けるカットも有るし、文句無し(^.^)。

撮影されたのが1980年頃と古いのでニミッツ自体も「若い」(笑)。
それが一目で分かるのが飛行甲板先端に2本とアングルドデッキ前に1本突き出たブライドルワイアの回収器。
飛行甲板にローンチバーが付いてない(=ブライドルワイアでカタパルトのシャトルと繋ぐ)F4ファントムが映るから、当然と言えば当然。

6:
英語の事などを。
ニミッツの艦橋に書いてあるのが、
BEWARE OF
JET BLAST
PROPELLERS
AND ROTORS


用心するもの
ジェットの排気
プロペラ
ローター

飛行甲板上でまず気を付ける物が、こういう物ですか。
特にジェット機の排気は人間を簡単に吹き飛ばし、30m下の海面へ一直線で落ちますからなぁ

それから、謎の人物タイドマン氏。
Tideman
Tideって「潮流」の事。
「時間」と言う「潮流」に流された人って意味だな。
その正体は最後に分かります。



タグ ファイナル・カウントダウン カーク・ダグラス マーティン・シーン キャサリン・ロス F14 ニミッツ



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『地上より永遠に』

★簡単な紹介

○公開
1953年10月18日

○上映時間
1時間57分

○スタッフ
原作:ジェイムズ・ジョーンズ
脚本:ダニエル・タラダッシュ
演出:フレッド・ジンネマン
撮影:バーネット・ガフィ
音楽:ジョージ・ダニング
音楽監督:モリス・ストロフ
プロデューサー:バディ・アドラー

○出演
バート・ランカスター(ウォーデン曹長)
モンゴメリー・クリフト(ブルーイット)
フランク・シナトラ(マジオ)
デボラ・カー(カレン)
ドナ・リード(ロリーン)
アーネスト・ボーグナイン(ファツォー)
フィリップ・オーバー(ホームズ中隊長)
ジョン・デニス(ガロビッチ)
ジャック・ウォーデン(バックリー伍長)



★評

日本語の題名は、「ここよりとわに」と読むそうな。

1:
気骨が有る主人公が上官からの嫌がらせに耐える話なので、意外と面白い。

『許されざる者』と違い、善悪がハッキリした、まぁ、勧善懲悪物なのかなぁ…
配役も外観で決まっていて、二枚目(→「イケメン」なんて言葉が無かった時代)のランカスター、クリフト、シナトラは当然善玉。
ジョン・デニス、デッカイ図体のボーグナインは当然悪玉。

また、出て来る銃もM1903のボルトアクションライフル、M1918BAR等、意外にも時代が合っています。


2:
登場する兵隊達の人柄の悪さは、現在の日本駐留米軍の不良軍人と変わらんのですなぁ。
AFNのラジオ放送でよく流れる、
“Service with pride”(=「誇りを持って任務に着こう」)

“Respect your host country”(=「駐留先の国へ敬意を示そう」)
なんてのは、そんな事全く思ってない軍人が多い証拠。


3:
現在の日本で真珠湾攻撃みたいな奇襲を自衛隊基地が受けたら、
この映画みたいに直ちに反撃出来るんでしょうか?


4:
気骨のヒーロー、プルーイットを演じたモンゴメリー・クリフトって、
アーノルド・シュワルツネッガーをお目目パッチリにし、ちょっと可愛くしたみたいな顔してる。



2013年10月1日追記

1:
真珠湾攻撃の場面が有り、ラジオ放送で次の様に言っています。

>This isn’t maneuvering.
>This is real McCoy.

これは演習ではありません。
これは本物です。

この”real McCoy”(=本物)は、ジーニアス英和大辞典によると、

>アメリカのボクサーNorman Selbyのリングネイム”Kid McCoy”を
他の同じ名前のボクサーと区別するために”the real McCoy”と呼んだ
事にちなむと言われる。

ボクシングがこの映画の中で重要な役割を果たしているので、”real McCoy”を使ったのかなぁ…




タグ フレッド・ジンネマン バート・ランカスター モンゴメリー・クリフト フランク・シナトラ アーネスト・ボーグナイン



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』

★簡単な紹介

○公開
1984年10月6日

○上映時間
2時間49分

○スタッフ
原作:ハリー・グレイ
脚本:セルジオ・レオーネ、レオナルド・ベンヴェヌーティ、ピエロ・デ・ベルナルディ、エンリコ・メディオーリ
演出:セルジオ・レオーネ
撮影:トリーノ・デリ・コリ
美術:カルロ・シーミ
衣装:ウンベルト・ティレリ
宝石:ブルガリ、ヘディ・マルティネリ
毛皮:フェンディ
帽子:ボルサリーノ
音楽:エンニオ・モリコーネ
パンフルート:ゲオルゲ・ザンフィル
プロデューサー:アーノン・ミルチャン

○出演
ロバート・デ・ニーロ(ヌードルス)
スコット・タイラー(少年時代のヌードルス)
ジェームズ・ウッズ(マックス)
ラスティ・ジェイコブス(少年時代のマックス)
エリザベス・マクガバン(デボラ)
ジェニファー・コネリー(少女時代のデボラ)
ラリー・ラップ(ファット・モー)
マイク・モネッティ(少年時代のファット・モー)
ジョー・ペシ(フランキー)



★評

さて、前回観たのはVHS。
20年以上前。
完全版だったのだろうか?

それにしても日本語版タイトルは書きにくい。
英語の音を日本語にすると、
「ワンス・アポナタイム・イナメーリカ」
だからね。

1:
4時間弱の長い映画ですが、退屈しない見事な作り。
どこを見ても、手間、暇、金が掛かってるのが分かる作り。
ロケ地、セット、溜息が出る見事さ。
子役達が大人の俳優によく似ているのは記憶通り。
控えめな音楽が映像を汚さず心地いい。

何よりも、脚本がいい。
大袈裟な所が無く、犯罪者人生なのに堅気者の人生と同じく淡々と進むのが大変いい。
犯罪物語に付き物のいやらしさが無いから長時間見続けられます。

こういう普通の物語の大作、日本じゃもう作れないんでしょうか?


2:
瞬かない役者達

デボラとヌードルスが見つめ合う時、瞬かないんです。
出逢った頃、青年期、初老期、じっと見つめ合う二人。
特にデボラはヌードルスの代わりに踊りを選びましたから、未練たらたら(^.^)。
デボラの気持ちを両目が代わりに言う言う(笑)。

そしてマックスもヌードルスを見つめます。
この時も瞬きません。


3:
出来がいい映画ですが、開高健先生によると、阿片はああいう風にタバコを吸うみたいには吸わないらしい。
もっとゆっくり落ち着いて吸うそうです。



タグ セルジオ・レオーネ ロバート・デ・ニーロ エンニオ・モリオーネ ザンフィル




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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『許されざる者』

★簡単な紹介

○公開
1993年4月24日

○上映時間
2時間11分

○スタッフ
脚本:デイビッド・ウェッブ・ピープルズ
演出:クリント・イーストウッド
撮影:ジャック・M・グリーン
美術:エイドリアン・ゴードン、リック・ロバーツ
音楽:レニー・二―ハウス
プロデューサー:クリント・イーストウッド

○出演
クリント・イーストウッド(ウィリアム・ビル・マニー)
ジーン・ハックマン(リトル・ビル・ダゲット)
モーガン・フリーマン(ネッド・ローガン)
リチャード・ハリス(イングリッシュ・ボブ)
ジェイムズ・ウールヴェット(スコフィールド・キッド)
ソウル・ルビネック(W・W・ブーシャンプ)
フランシス・フィッシャー(ストロベリー・アリス)
アンナ・トムソン(ディライラ・フィッツジェラルド)
アンソニー・ジェイムズ(スキニ―・デュボイス)



★評
日本版リメイクが作られたんで観てみると…


1:
へぇ~、意外と出来がいいじゃないですか(^.^)。

特に敵役リトル・ビル・ダゲットを演じたジーン・ハックマンが非常に、物凄くいい、巧い。
こんな名優だったとは…(^.^)。
過不足が無い演技とはこういう演技を言うんだなぁ。
特に敵役に付き物の誇張された卑怯や凶悪が無いのが非常にいい。
こういう人間が、こういう悪人がいるんじゃなかと納得させる現実感が有ります。
そしてこの憎々しさ!
ハックマンのこの演技を観られるだけでも、この映画はすばらしい。
アカデミーの助演男優賞を獲って当然だなぁ。

架空の町ビッグウィスキーを作ったロケ地も素晴らしい。
張藝謀(チャン・イーモウ)のロケ地も素晴らしい所ばかりですが、ここも美しい。
森林にならない少雨地帯だけあり空の透明感と色も美しく、張藝謀の映画に匹敵しています。

過去の西部劇はこんな所じゃ農業も牧畜も出来ないだろうと思える砂漠ばかり。
シリコンバレーでもあるまいし、産業が有るはずもない所で撮影し、人が暮らして行けない土地ですから現実感皆無。
このロケ地は木は育たなくても草原にはなる場所ですから、牧畜をやっていてもおかしくありません。
画面に映る草が非常に現実感があり、この単なる草が映画に現実感を与え観客の関心と集中力を捉え、映画に引き込んでいます。

銃も新旧を表し、宜しい。
元悪者のウィリアムが使うのは一世代前の銃であるパーカッションリヴォルヴァ―。
ビッグウィスキーの連中はパーカッションを使えば、コルトのシングルアクションアーミー(SAA)も使ってます。
時代設定が1880年ですから、金属製薬莢を使うSAAが出て来ても間違っていません。

もう一つ素晴らしいのが、夜の場面が十分暗い。
電気が無い場所と時代の設定ですから、昼間の室内も十分薄暗い。
日本の時代劇の明るさに辟易してる私には非常に好ましい。


2:
内容は、善と悪の灰色地帯。

2-1:
、と言うか完全な善人は主要登場人物にはいません。
善玉のウィリアムも元悪人で現在は改心しながらも子供の将来のために金が必要で、再び殺人を犯すはめに。
法の番人である保安官リトル・ビル・ダゲットもよそ者を殴る蹴るのやりたい放題。

過去の西部劇の特徴である善悪両極端の勧善懲悪物語と正反対の画期的映画。
人間は完全な存在ではなく、特に心の中は不完全で誰にでも悪も有り善も有り、
状況により悪が強く出たり善が強く出たりするもの。
人間の善悪の状態をあるがままに捉えた脚本で、大変素晴らしい。

2-2:
こう考えると、ロケ地の選択の巧さも分かります。

草が育つ程度には雨が降り農業や牧畜が出来る土地

人が暮らして行ける

人が集まる

色々な人がいる

善悪の程度も人により違う

逆に考えると草も育たない砂漠は勧善懲悪の西部劇には相応しいロケ地です。

2-3:
電気と明かりが無いのも、人の心の闇と暴力への恐れを暗示しているとも捉えられます。


3:
さて、ロケ地の解釈を続けると…
開拓途中の町で、
電気、水道、ガス、下水、ゴミ処理、舗装道路、通信放送等近代文明の設備恩恵が無く、
自然を少々引っ掻いた程度の人間文明。
人権尊重と平等、法治が始まったばかりの状態。

途中、途上、
なんですな。

実際の歴史ではこの後も、自然科学、工業、産業が発展していくんですが、
人間自身の心の方はどうでしょう?

相変わらずの暴力、「力は正義なり」の世界、変わっていません。
改善されていません。

緑豊かな地には程遠く(→「緑豊か」が「善」「良」ならば)、闇が支配する夜。

この映画が作られたのが1992年。
前年1991年に湾岸戦争終結。
しかしアメリカは1992年、ソマリアへ派兵。

そう、相変わらずアホで暴力でしか問題を解決出来ない人間を表しています。

発展途上なのか、進歩改善しないのか、どちらでしょう?


4:
また、雨の中ビッグウィスキーに着いたウィリアムは発熱し、悪夢に襲われます。
明らかなcombat fatigue(=戦闘神経症)、PTSD(post-traumatic stress disorder,(心的)外傷性ストレス障害)。
ロケ地よりも、この脚本の方が戦争を表してますな。


5:
まとめ

人間の心に有る善と悪、その状態はどちら一方ではなく「灰色状態」。
そして映画の舞台となった1880年から変わらぬ暴力と戦争で問題解決する人間。

はたして人の心は発展途上、発展中なのか、
それとも進歩改善しないのか?

こういう極めて真面目で真っ当な問題を考えさせる映画。
戦争好きなアメリカでこの映画がアカデミーの作品賞を獲ったのは、アメリカの良心の表れか?
それとも単に湾岸戦争で戦争に嫌気が差しただけか?

中々の出来の佳作です。


6:
この映画を日本で2013年にリメイクしましたが、舞台を日本にするとかなり無理が有るのがお分かりかと。
西部劇の舞台となる開拓期と開拓地、これが有るのは明治の北海道くらい。
武力と暴力で問題解決していた時代というと、戦国時代が最新。
西部劇は時代の流れを暴力の象徴でもある銃の新旧で表せますが、日本では何で表すんでしょう?
駄作、失敗作になる可能性が高そうですゾ(溜息)。



タグ クリント・イーストウッド ジーン・ハックマン モーガン・フリーマン 許されざる者



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』

1:
Amazonのレビューには200件以上も書き込まれていて、ヲヤヂはビックリ(@_@)。
どんなもんかとTV朝日系で放送されたんで観てみると…


2:
大仰な話を最高のCGで誤魔化した駄作。
どこが面白いんかね、こんな大袈裟な話(溜息)。
こんな話で誤魔化せるのは何も知らん10代のみ。
無意味な機械物を精緻なCGで目くらまししてるんだな。

月に人工物が有るなんて『2001年宇宙の旅』と同じ。
アポロ計画の本当の目的はその人工物を調べる事だったという設定にしてあります。
この辺が未成年者の心を捉えるんでしょう。
宇宙計画の欺瞞と言うか誤魔化しの映画は、月ではなく火星探索を題材にした『カプリコン・1』が有りましたな。

アクションに色恋を混ぜるのはハリウッドの常套手段。
この手の脚本はヲヤヂには見飽きて、魅力皆無。

一番気になったのは、脚本の馬鹿馬鹿しさではなく、オートボットとディセプティコンのトランスフォーマーが汚い点。
どう見てもスクラップ、ゴミ。
キングギドラみたいにカッコ良いものとは大違い。


3:
製作費1億9500万ドルなんて日本では永遠に不可能な額を掛けてあるだけあり、
CGは見事、非常に見事。
日本の着ぐるみ怪獣映画もこれ位掛けて決定版を作って欲しいなぁ。


4:
さて、アメリカが相手にするのが地球外の存在。
ハリウッド映画に現れる敵役が人間以外のものになるのはこの映画が最初じゃないですが、
作られた年(2011年)を考えると、何か、傲りを感じるなぁ…
「よう、俺達に敵う国なんてこの地球上にはもう無いんだゼ、スゲーだろう」、
なんて傲りを感じるです。

地上でアメリカの軍事力に敵う国は確かに無いし、地球の警察を自認してる国だからね。



タグ トランスフォーマー ダークサイド・ムーン



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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『ミスティック・リバー』

★簡単な紹介

○公開
2004年1月10日

○上映時間
2時間18分

○スタッフ
原作:デニス・ルへイン
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
演出:クリント・イーストウッド
撮影:トム・スターン
音楽:クリント・イーストウッド
プロデューサー:クリント・イーストウッド、ジュディ・ホイト、ロバート・ロレンツ

○出演
ショーン・ペン(ジミー・マーカム)
ティム・ロビンス(デイブ・ボイル)
ケビン・ベーコン(ショーン・ディバイン)


★評

1:
いや、これまた重い話で…
それでも、最後まで飽きさせないで見せる力が有る映画。

観終わった後に昇華とか爽快感とは無縁の映画。

救い様が無い悲劇で、後味も悪い。

『高校教師』や『永遠の仔』と同じ系列の映画。


2:
ジミー(ショーン・ペン)が最後にやった様な事、我々堅気の人間が知らないだけで、結構有るんだろうなぁ…

あーだ、こーだ、書く気が湧かないある意味非常に強力な映画です。



タグ クリント・イーストウッド ショーン・ペン ケビン・ベーコン



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『ミリオンダラー・ベイビー』

★簡単な紹介

○公開
2005年5月28日

○上映時間
2時間13分

○スタッフ
原作:F.X.トゥール
脚本:ポール・ハギス
演出:クリント・イーストウッド
撮影:トム・スターン
美術:ヘンリー・バムステッド
音楽:クリント・イーストウッド
プロデューサー:ポール・ハギス、トム・ローゼンバーグ、アルバート・S・ラディ

○出演
クリント・イーストウッド(フランキー・ダン)
モーガン・フリーマン(エディ・スクラップ=アイアン・デュプリス)
ヒラリー・スワンク(マギー・フィッツジェラルド)
ルシア・ライカー(青い熊のビリー)


★評

1:
演出なんぞから…

1-1:
HIT PIT GYMの壁に掛かってる戒めの言葉。
Winners are simply willing to do what losers won’t.
勝者とは敗者がやろうとしない事を単にやっているだけだ。

1-2:
Mo Cuishla
「愛する人よ お前は私の血」
…ゲール語なんか、分かんないよなぁ。

1-3:
フランキーとマギーが着るガウンの色が緑。
マギーの姓がフィッツジェラルド
Fitzgerald
JFKのFはFitzgerald。
アイルランド系の名前。
Emerald Isle
=Ireland
アイルランドは「エメラルドの島」とも呼ばれています。
エメラルド=緑、
だからガウンの色はミドリ。

1-4:
青い熊
Blue Bear
音が似ているのが、
Bluebeard
青髭
参考→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E3%81%B2%E3%81%92
次々に嫁さんを殺していった金持ち伝説ですから、卑怯で強力な悪役敵役ボクサーに相応しい名前。


2:
希望と絶望、決意と責任、家族と愛情、絆の物語です。

2-1:
前半、マギーの事故までは照明を減らし明暗を明確にし、際立たせています。
顔半分に光りを当て残りを影の中に入れるカットが多い。
色々解釈出来る演出で、まぁ、心が半分満たされていない事の象徴でしょう。
マギーとフランキーの幸せとは言えない家庭環境の象徴で間違い有りません。
そこを埋めるのが、この映画の舞台になるボクシングです。
それがよく分かるのが、ボクシングの試合で、眩い照明の下でやってますからね。

また明暗の対比が強い事は、荒々しい雰囲気を漂わせ、主人公の心の傷を暗示しています。

更に昼間なのに照明が必要なボクシングジムと言う事は、ボクシングで成功する事の難しさを表してるとも解釈出来ます。

2-2:
そして、後半。
ボクシングを失った主人公二人はどうなったか?
これも照明で表しています。
入院したマギーと世話をするフランキー。
同じ昼間のカットでも病院の中は照明が不要で明るい。
トレーナーとボクサーだった二人の関係が、互いを認め必要な人間的な親密的な関係に変わりました。
心を互いに満たしているのです。
2人の年齢差から親子の関係になりました。

2-3:
そして最後の場面へと行きます。
早朝の設定にし、再び明暗の対比を強くしています。
マギーの実の家族は何もやらず、責任放棄。
代わりにフランキーがやりました。

親は子共に対して責任を取る。
自分がやった事に言い訳はしない。
全ては自分の責任。

フランキーがやった事には賛否両論が有りどちらの意見も正しい。
重要なのはその決意と弁解しない潔さ。
その元に有るのが、愛情。

…やっぱりイーストウッドって穏健だよね。単なる拳銃をぶっ放しているだけのアクションスターではないわい。

3:
マギーを演じたヒラリー・スワンクが見事ですなぁ。
まず、僧帽筋、広背筋、三角筋に筋や影が出来て、ちゃんと発達してるもんねぇ。
ボクサーらしい体つきになってるし、戦ってる時もボクサーらしい。
演出も巧く最初はTシャツとか着せて体や腕の筋肉を見さないんです。
ある程度練習のカットを続けてからシャツを脱がせ筋肉を見せる賢い演出(^.^)。

表情も素晴らしい。
最初の方の何とかボクサーで成功したいと思ってる時の必死さ、
試合中の顔付き、
物語後半の打ちひしがれた表情、
鎮静剤を投与された時の虚ろさ、

嘆息の溜息が出る素晴らしさ(溜息)。

日本なら中谷美紀や宮崎あおいがこういう表情は出来るだろうけど、ボクサーの体つきになれるか?

4:
映画の構成も非常に巧み。

前半のボクシングなんか、最高。
女主人公マギーが成功するのは分かってますが、それでも、練習を重ね実力を付け、
試合に勝ち実力に磨きを掛ける流れ、やはり観ていて楽しい。
興奮します。

そして、後半の沈痛な場面へ。
単なる重苦しい場面にならないフランキーに自分の気持ちをぶつけるマギー。
言葉には出さねどマギーに尽くすフランキー。
素っ気無いですが、非常に現実的で写実的な愛情に満ちた場面です。
非現実的な甘過ぎる馬鹿馬鹿しい愛情表現は有りません。

5:
欠点は、次の二点が弱い、少々説得力に欠けてます。

5-1:
まず、マギーの悲劇。
敵役の青い熊が卑怯過ぎます。
あれだけ汚い真似を試合中にしていたらマギーを戦う前に失格、ライセンス剥奪になるでしょう。
更にマギーの悲劇では業務上過失傷害罪で訴えられでしょう。

5-2:
最後のフランキーのマギーに対する行為。
写実的な演出ではなく象徴的だと分かっていますが、納得しがたい。
フランキーの行為が現実的過ぎるんです。
あそこは無くても十分分かるはずです。

6:
まぁ、マギーの悲劇は誰にでも起こり得る事で他人事では有りません。
いつも心の隅に意識しておいた方がいい。

7:
佳作です。
面白いとは簡単には言いにくい映画ですが、観ても決して損にはならない映画です。



タグ クリント・イーストウッド ヒラリー・スワンク モーガン・フリーマン ミリオンダラー・ベイビー



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『ダーティハリー5』

★簡単な紹介

○公開
1988年9月23日

○上映時間
1時間31分

○スタッフ
脚本:スティーヴ・シャロン
演出:バディ・ヴァン・ホーン
撮影:ジャック・N・グリーン
音楽:ラロ・シフリン
プロデューサー: デヴィッド・ヴァルデス

○出演
クリント・イーストウッド(ハリー・キャラハン刑事)
パトリシア・クラークソン(サマンサ・ウォーカー)
リーアム・ニーソン(ピーター・スワン)


★評

1:
おやおや、全二作がつまらんかったので、シリーズ五作目は面白い。
特にラジコンの車を使うアイデアは中々の傑作。
ここのシークウェンスの緊迫が非常感に宜しい。
また、上映時間も短め(1時間31分)なので話が間延びせず巧く行っています。

2:
それでもキャラハン刑事がチャイナタウンの食堂の強盗を「始末」するシークウェンスでは、
キャラハン刑事が強盗犯を逮捕する様には見えません。
相手に先に銃口を自分に向けさせ自分が発砲出来る言い訳を作ってるようにしか見えない脚本と演出。

3:
しかし、全体的に無駄が無いのでキャラハン刑事の少々異常と思える行動が気にならず、
最後迄集中力が切れずに観られる面白い映画になったのも間違いありません。



タグ ダーティハリー クリント・イーストウッド M29 スミス ウェッソン


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『ダーティハリー4』

★簡単な紹介

○公開
1984年4月14日

○上映時間
1時間57分

○スタッフ
脚本:ジョセフ・スティンスン
演出:クリント・イーストウッド
撮影:ブルース・サーティース
音楽:ラロ・シフリン
プロデューサー:フリッツ・メーンズ

○出演
クリント・イーストウッド(ハリー・キャラハン刑事)
ソンドラ・ロック(ジェニファー)
オードリー・J・二―ナン(レイ)


★評

1:
何かなぁ、真面目に法律に則って捜査する馬鹿正直なハリー・キャラハン刑事が、変わってしまった(涙)。
やたらとM29をぶっ放す。

キャラハン刑事が発砲しても法的には問題無い様なので、演出が悪いんです。

2:
一番悪いのは、最後。

「被疑者の人権は守っても、被害者の人権はどうなの?」

と言う被疑者を逃がすキャラハン刑事。
観衆はこの登場人物が犯人だと分かっています。

法律を施行する人間が高い確率で違法行為に関わっていると思われる人間を見逃していいのでしょうか?
警察官の職業倫理に反している可能性が有ります。

地に落ちたハリー・キャラハン刑事であります(溜息)。

3:
オマケに、最後に有る敵役が死ぬカット。

趣味の悪さ全開。

どうしたんでしょう、イーストウッド?



タグ クリント・イーストウッド ダーティハリー M29


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『ダーティハリー3』

★簡単な紹介

○公開
1976年12月25日

○上映時間
1時間36分

○スタッフ
脚本:スターリング・シリファント、ディーン・リースナー
演出:ジェームス・ファーゴ
撮影:チャールズ・W・ショート
音楽:ジェリー・フィールディング
プロデューサー:ロバート・デーリー

○出演
クリント・イーストウッド(ハリー・キャラハン刑事)
ブラットフォード・ディルマン(マッケイ課長)
ティン・デーリー(ケート・ムーア)


★評

1:
何か、つまんないですね。
市長と殺人課課長の市長選とメンツに執着する態度にキャラハン刑事が反抗するのはいい。
新たな相棒が女性になったのも特に問題ありません。

問題は敵役が中途半端に残忍で、強くない事。

キャラハン刑事の愚直に法律を守る人物描写が消え、単なるアクション映画になってしまいました。


タグ クリント・イーストウッド ダーティハリー M29


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プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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