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エリック・クラプトンの自転車

『赤目四十八瀧心中未遂』を観て、読むと「迦陵頻伽」なんて言葉が出て来ました。
自転車界で「迦陵頻伽」と言えば、迦陵頻伽をヘッドバッジに使ってる田辺さんがやってる九十九サイクルスポーツ
そこのブランドが迦陵頻伽から来たカラビンカ
(HP→ http://www.kalavinka-bikes.com/index_j.htm )
何年か前、エリック・クラプトンが日本に来てオーダーして手に入れて話題になりましたな。

その昔は、チネリスーパーコルサに乗ってました。
以下、Winning BICYCLE RACING ILLUSTRATED誌 1987年6月号から。
クラプトンは1980年代中頃、家族と共にイタリアはミラノ近郊に住んでいたそうな。
で、チネリスーパーコルサをオーダーしました。
色は例の赤。
サイズは不明ですが、600㎜はありそう。
フレームには”Slowhand”と書いてもらったとか。
チネリの店の前でアントーニオ・コロンボとスーパーコルサを前に握手してる写真付き。



タグ エリック・クラプトン チネリ スーパーコルサ カラビンカ 迦陵頻伽 ロードバイク 九十九サイクルスポーツ



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テーマ : 自転車ロードレース
ジャンル : スポーツ

Patrick Cleary

ロードレース好きの方々、まずは下記へ

http://www.patclearyart.co.uk/cyclinghtml/cyclingindex.htm/
私がこのパット・クリアリィを知ったのは1988年の事。
Winning誌1988年4月号 通巻57号 pp.66~70
に載ってました。

同誌には『HENNIE KUIPER Paris-Roubaix 1983』を描いているところの写真があります。

お金に余裕が有れば全部買い取って日本に「パット・クリアリィ美術館」を作るんですがね。


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『茄子』

黒田硫黄の漫画。
全24話の中の
その5『アンダルシアの夏』(前編)
その6『アンダルシアの夏』(後編)
その23『スーツケースの渡り鳥』
ロードレースを題材にしています。

1:
自転車のロードレースの魅力、美しさ、って何でしょう?
円、車輪の円、丸。
丸い車輪がもたらす速さ。
それと、ジャージの色鮮やかさ。
今と違ってウールの地味な頃でも、速さのおかげで中々美しい。

2:
で、このマンガで自転車と選手の描き方は、どうでしょう?
いい、悪くありません。
巧く「丸」を省略してあります。
レースの疾走感もあり、宜しい。

お話の方も『僕の歩く道』みたいな戯言がなく、これまた宜しい。

3:
た、だ、し、
マンガやアニメに興味が無いんで、買ってから読んだのは、今回記事にするために読み直しを含め2回のみ(笑)。

4:
、とまぁ、マンガの方はまずまずの出来なんですが、『アンダルシアの夏』を手描きアニメーションにしちゃいました。
勿論、大失敗。
黒田のマンガのタッチをアニメに出来るはずありません。
実際のレースの魅力に敵うもの皆無、何も無し。
疾走感、皆無。
ロードレースに関連する物を集めているので、このDVDも買いましたが、直ぐに売り払いました。
手描きのアニメーションで表現出来る事が極端に少ない事実を知らんプロデューサーがいない悲しい日本の現実がよく分かりました。

Amazonじゃエラく高評価ですが、ミロワール・ド・シクリスム誌(Miroir du cyclisme)の写真部長アンリ・ベッソンの写真を知ってる私にはこのアニメ、ゴミ以外の何物でもなし。



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『La course en tete』 エディ・メルクス物語

エディ・メルクスの記録映画で、1973年世界選手権ジロ・デ・イタリアを中心に。
『The greatest show on Earth』と一緒の入ったDVDが有るんですが、現在日本では販売されてない様です(涙)。
Amazonで探すと有るのは発売元のアメリカのみ。
ヨーロッパのAmazonではジャン・ボベの書いた同名の本(1966年刊)が有ります(→個人的にはこれも欲しい)。

私がこの映画を初めて観たのは、1985年、島野がメルクスを招待し東京と大阪で講演会と映画上映をやった時。
東京では皇居近くの商工中金でした。
上映後、この映画のビデオの販売申し込みがあり、勿論申込みました。
ひと月位して届いたビデオは、編集に失敗していてエンディングの後にもレース映像が…(涙)。

題名は英語では、“The head of the field” 、日本語にすると『集団の先頭』。
レース中、先頭集団は何をしているか、どうなっているか、
優勝するには空気抵抗では不利だがレースの主導権を握りコントロールするには先頭で走らねばならない、
なんて意味ですな。

1:
1985年当時はヨーロッパのロードレースがTV放送されるのはツールを1時間半程にまとめた特別番組のみ。
(→1982年から始まりました)
当然勝負の流れに関係が有るもので繋ぎあわせましたから細かな出来事は全く無し。
ロードレース前半のお気楽振りがよくわかったのはこの映画を観た時。
選手同士でふざけ合い、新聞を読んでみたり、そんな事はミロワール・ド・シクリスム(Miroir du cyclisme)誌や年鑑のアネ・ド・シクリスム(Annee du cyclisme)
でしか見る機会が有りませんでしたからちょっと衝撃的でした。
家族らしき人物達がレース中に沿道で待っていて、止まって挨拶する事も昔から知ってましたが、改めて観ると変に納得しました。
また1973年頃のレースでは水の補給が不十分で沿道の一般人からもらったり、清涼飲料をトラックから(かなりの量を)掠めたり(笑)、
商店で買ったりするのにも感心しました。

2:
でもそれより選手の平衡感覚、距離感、自転車の運転技術に驚きました。
それは補給地点で食糧や水が入った補給袋(=サコッシュ、英語と仏語では”musette”)を選手に手渡しする場面。
横に3列や5列並び走っている選手達に軽く走りながら手渡しするんです。
ゆっくり走っていることもありますが、30kmh以上出ていそうな事もあります。
手前で走っている時に渡すんですが、列の中にいる時に渡すこともあります。
よく落車や事故が起きないなと感心し唖然としました。

3:
このDVDは映画とビデオと違い、中盤以降(17分/1時間42分)になると一部に英語の字幕が入り大変ありがたい。
3-1:
興味深いのはメルクスの奥さんの語り。やはりメルクスのことを色々心配しています。
その後に奥さんが言った事と関連した映像や画像が入ります。1973年以前の色々なレースの物です。
字幕をまとめると次の様に言ってます。
A,奥さんのお父さんはトラックレースの選手で、奥さんが5歳の時に落車した。それ以来、この仕事と落車が怖くなった。
でもメルクスにとっては情熱を注ぐものだと思っている。
B,引退後、新しい生活に馴染めるだろうか。
C,1973年の世界戦の前はメルクスに重圧が掛かっていて、自分を疑い始めゴール手前200mで自信を砕かれてしまった。
D,その後人々がメルクスの実力を疑い始めた。
E,その結果、メルクスは負けることが出来なくなった。
(→この後1973年ジロ以前の勝利のカットが続きますが、これはおかしい。この映画はこの時点まで6月開催のジロ・デ・イタリアをやっています。
世界戦はこの後8月末。だからこの映画が発表された1974年以降の勝利のカットが入らねばなりません。正確性が無くなりドキュメンタリーではなく娯楽作品になっています)
F,ロードレースも他の仕事と変わらないが、主人が苦しんでいるところを見たくない。
G,ピストレースは恐ろしい。メルクスの前の選手が落車して死亡し、メルクスの傷はその選手より悪そうだった。
H,レース中、全てはタイミングの問題で、びくびくしている。一瞬の迷いで勝利を逃す。
(→落車もタイミングの問題。落車のシークウェンスが続きます)
I,1972年のアワレコード挑戦は、メルクスが自分の能力を証明するか笑い者になるか、大きな賭けだった。
3-2:
奥さんが心配してない事、メルクスやブロイエールが言った事は、
A,優勝を重ねると有名人になる。
B,一日走り続けた後山になり、付いて行けなくなった。
C,ロード選手にケーキは良くないと言われているが、本当は坂の方が良くない(笑)。

4:
屋根裏部屋に有る数え切れぬトロフィーとカップ。
これは壮観、見事。

5:
子供用にトップチューブ前部にサドルを付けた自転車はちと古い。
まずブレーキがカンパではなくユニバーサル。
フレームはモルテニ時代のオレンジに塗ってありますが、紺の同抜き帯がシートチューブにしてある1971年仕様。

5:
さて、映画として気になるのが終盤10分ほどスロー映像が入る事。
過去の出来事として観ているので、ちと分かりにくい。
当時の強過ぎたメルクスとして考えると分かります。
映画の中でメルクス自身が語る様に当時のマスコミの発表は殆どが嘘。
だからスロー映像の様に、落ち着いて考え判断してくれればメルクスの事が分かる、と言う意図でしょう。


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『A Sunday In Hell』

自転車のロードレースは、最近はBSでツール・ド・フランス初め数多くのレースが放送されてますので、御覧になり御存じの方も増えたと思います。
本場ヨーロッパでもテレビ放送開始と共に番組に組み込まれたためか、あまり映画は作られていません。
これは「パリ~ルーベ」(1896年開始、年一回開催)という自転車のロードレースのドキュメンタリー映画です。
取材したのは1976年。
例のド・ヴラマンクが慢心のために勝ち損ねた年のレースです。
このレースについては

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%80%9C%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%99

等を参考に。

このレースは現在でも石畳の区間(総計約50km)を取り入れ、過酷さは開始した1896年から変わらず、この点からも未だに『北の地獄』と呼ばれるのも納得。
またフランス田園地帯の石畳という、ある意味前世紀の遺物を走りますから19世紀末のロードレース創世期のレースの模様が垣間見え貴重です。

この映画を初めて観たのは25年程前で、アメリカ人の友人が持っていたビデオ。
その友人の所で上映会+飲み会をやり、モントリオール出身のカナダ人がフランス語の部分を通訳してくれたんだけど、さすがにもう覚えてません。

1:
何回観ても面白い。1時間半に巧く編集してあります。
私が買ったのはアメリカ版DVD。
ナレーションは英語なんで何とか分かるんだけど、字幕が何にも付いてないんで選手達が話してる事が不明(→フランス語、フラマン語、イタリア語)。
後半、バイクから撮った映像の一部がかなり劣化してます。
他にも埃が写ったり、変な光が入ってる部分もあります。
クレジットを観るとカメラマン(=FOTO?)は6+6+7+7の26人かな?
ブルックリンのチームカーの屋根の上に乗っているカメラマンが写っている映像もあるのに今回気付きました。
フランスじゃ走ってる車の屋根に人が乗ってもいいんかね(笑)?

2:
2-1:
最初出て来るべノットはチェーンステイの菱形加工から明らかにデローザ製。
(注:自転車のフレームの事。各チームはフレーム、部品、完成車メーカー等とスポンサー契約している。契約してないフレームを使う場合、契約したメーカーの色とロゴにして使った)
2-2:
メルクスがスタート地点まで行くフレームは全部橙色。レース後半になるとフォークがメッキ。
(注:レース中、パンクや車輪トラブル以外の故障か破損があったという事)
2-3:
新製品のチネリのレコードステム(R/1)使用率半分程。
2-4:
ストをする新聞社が主催者のパリジャン リブレ(の従業員)とは今回まで聞き逃してました。
2-5:
ディディ チューラオ、西独チャンピオンジャージを着て走ってますな。
イノーも走ってるんだけど、おそらく57分30秒の所、左側、レーサーキャップを被ったジタンジャージ。
(注:イノーは1981年に優勝する)
2-6:
ブルックリンの監督(イタリア人?)はヴラマンクを「ロジェ」と呼んでた。
2-7:
アランベールの森が出ない。
(注:コース中、最も有名かつ悪名高い石畳区間。森の中の道で晴天時でもここだけは濡れている。全体に下りのコース取りにしてある)
2-8:
北海道の北や東の田園風景に似てる場所もあるけど、地平線が見えるところがフランス。
2-9:
最初の石畳区間、関係車両が通り過ぎると最初の選手が進入。この時カメラが選手に合わせ加速。
この映像が格好宜しい。
また選手が加速しバイクに近付くと、バイクが加速し場所を素早く作る。慣れてるとは言え、さすがだね。
(注:TV中継初め、報道陣は基本的にバイク取材)
2-10:
関係車両が立てる砂埃は選手にすれば迷惑以外の何ものでもないけど、画面を覆い尽くす砂埃から関係車両や選手が次々に現われるのは不思議な魅力があり見惚れます。
(注:雨が降ると泥だらけになる)
2-11:
マビックのニュートラルサービスが始まるのが1973年のパリ~ニースからだけど、まだ黄色い車とバイクが走ってない(笑)。
(注:各チームがサポートカーを走らせパンクや故障に対応。それだけでは足らん場合もあり所属チームに関係なく利用出来るのがニュートラルサービス。マビックはフランスの自転車用リムや車輪のメーカー。最近の車やバイクは黄色)
2-12:
石畳の平地はともかく、下りが恐怖の速さ。やはりあいつら、変です(笑)。
変な奴等に付いて行くカメラマンとパイロット(日本語だと何?)、プロだわ。
2-13:
報道陣と大会関係者のバイクがBMWだけ。しかもオンロード車。
カワサキのリッターバイクになるのは1980年代に入ってからじゃなかったかな?
大排気量のオフロードバイクを使うのは更に後の事。
バイクと車のエンジン下回りに補強のアルミ板を付けるのはここ10年位かな?石畳の石(というか日本語なら岩位の大きさ)にエンジンの下側が激突して壊れるのを防ぐため。これ位石畳の道は厳しい。

3:
この映画と関連した事を。
ダスティン・ホフマン主演のロードレース映画のために、1986年のツール・ド・フランスをこの映画を作ったヨルゲン レティ(Jorgen Leth、?、デンマーク人なんで発音不明)が撮影。
この映画を観ればコロンビアがレティにツールの撮影を頼んだのも納得。
結局お蔵入りになったけど、あのフィルム、ちゃんと保存されてるのかなぁ?


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CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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