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『世界の中心で、愛をさけぶ』その110

第六弾

1:
買っちまった(@_@)。
BDbox(^_^;)

でも、時間が無くて第一話を毎日5分程しか観れん(涙)。

それでも、出来の良さが分かる(笑)。
音楽の質と使い方の巧さ、これがよく分かる。

相変らずキレイな映像と思い、DVDを引っ張り出し比べると、

何と、

全然違う(@_@)。

エラくキレイになってる(@_@)。

DVDをアクオスのBDプレーヤーとHDTVで観ると画像の粗さが一目瞭然。
画素数の少なさがハッキリ、クッキリ分かる(@_@)。
第一巻第一話の冒頭、キングスキャニオン(→ウルルの代わり)の空撮から全く違う(@_@)。
更に、私は梅雨前の透明で煌めく陽光に満ちた光と空気が好きなんですが、
第一話の19分43秒近辺の宮浦高校校舎と背景の森を映したカット。
DVDだと光に全くキレが無く、単なる晴れの日。
BDだと、川合玉堂の『山雨一過』と同じく光が煌めいてます(@_@)。

これ、フルHDのTVで観たらもっと違うゾ(@_@)。

フルHD、4KTVをお持ちでしたら、絶対BDにすべきです。


久し振りにBDの実力を目の当たりにし、差を痛感。
オマケにBDはDVDの2倍以上に記憶容量。
DVDには1枚に2話しか入ってないのに、BDには4話も入っている(@_@)。


ん~、当然の事に驚けるなんて、何かツイてるゾ(^.^)。


2:
それと、演出については殆ど書き尽くしたと思ってましたが、
何と、
見落としがかなりある(@_@)。

ヤレヤレ(^_^;)。




タグ 世界に中心で、愛をさけぶ 綾瀬はるか 山田孝之 堤幸彦 三浦友和 手塚理美 大島とも子 高橋克実 桜井幸子 田中幸太郎




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『世界の中心で、愛をさけぶ』その109

TV版『世界の中心で、愛をさけぶ』、BDbox発売(@_@)!

いつもの様にヤフオクの「世界の中心で、愛をさけぶ」を全ジャンルで検索すると、
何と、
「ブルーレイbox」
の文字を発見(@_@)!

早速AmazonとTBSで調べると、
2015年10月23日
に発売(@_@)!

DVDboxのオマケで付いていた絵本「ソラノウタ」は付いてなし。

ほ、欲しい。
映像と音がどれ位改善されているか、興味津々。
けど、相変らずの日本製ヴィデオグラムの高値安定(怒)。
TBSだと送料無料だけど、\28,512(怒)。
Amazonだと25%引きで\21,307(溜息)。

高いよなぁ(溜息)。

金策を思案中の私CYPRESSであります。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その92

第四弾

色々その1

1:
夢島へ行く船は
『五郎七丸』


2:
点滴がアキ(明希の場合も)左側に来るのは、アキ(明希も)が右利きだから(多分)。
右腕にやると利き手が使えなくなるから。
ま、実際にはこんな訳なんでしょう。

3:
2004年のサクは

> 生きているものへの思いは、死者への思いに勝っていく

なんて言ってますが、簡単に言えば、
「失恋に一番利くのは新しい恋」
です。

ま、こんなところで第四弾終わり。
主な演出は分析したつもり。
でもまだ手を付けてないものが幾つか残ってます。
という事で引き続き第五弾をやります。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その76

第三弾

色々その4

1:
特典映像、堤幸彦監督が撮影最終日に来ているTシャツ
“JEAN MICHEL BASQUIAT IN DOWN TOWN 81”
『恋愛寫眞』の中で引用される「バスキア」!。
堤監督、好きなんだなぁ(^_^)v。

2:
サクがアキの遺灰を撒く場所
は宮浦高校のグラウンドの100mトラック。
高校生のアキが情熱を注いでいたのが陸上100m。
「その48」で書いた第四話の自己ベストの場面。インストルメント版ではなく柴咲コウが歌う『かたち あるもの』が流れ重要である事を強調。
同時にこの場面への伏線になってます。

3:
1987年も2004年も雨に始まり雨に終わる物語です。


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『世界の中心で、愛をさけぶ』その69

第三弾

色々その3

アキの髪の演出のまとめ、とその他

1:
髪は多くの事を表します。
ベトナム戦争の頃、軍人の短く刈った髪に対し男は長髪にし反戦を主張しました。
阪神タイガースの優勝を願えば“HT”に刈り込み、W杯では髪を母国の色に染め応援します。
「髪は女の命」と言われる様に女性の装いの第一歩。

2:
では『世界の中心で、愛をさけぶ』でのアキの髪は?

2-1:
映画版では化学療法の副作用で抜けただけ。

2-2:
TV版ではアキの生活の場により髪型が変ります。
2-2-1:ポニーテール
→学校、部活、サクの自宅を訪れる時=つまり改まった場合
2-2-2:まとめない
→自宅等普段の生活
2-2-3:半分まとめる
→夢島で「お泊り」=ちょっと特別な場合
入院すると闘病が普段の生活になるから髪をまとめません。
髪型の変化のために化学療法により抜ける髪にも意味が出てきます。アキは命の代わりに髪で表される自分の生活を失いました。命を救うには生活を犠牲にしなければならない程白血病は重大で恐ろしい病気である事を暗示しています。
また髪を一人で洗えない事にも意味があります。サクに恋する事によりアキは親離れを始めますが、治療のために再び母親に頼らねばなりません。子供の自立を妨げる程の力が白血病にある事も表し、間接的に白血病の恐ろしさを表しています。
この様にしてTV版は煉瓦を積み上げるように緻密に作られ、アキの髪の演出は「煉瓦」の一つにすぎません。

3:
さてTV版ではアキの髪にもう一工夫しています。

女性にとって恋は、→結婚→妊娠→出産、と繋がりほんの150年前まで妊娠出産は女性にとって命懸けの行為でした。
妊娠に伴う病気や障害を乗り越え無事に出産したとしても産褥熱の恐れがありました。抗生物質とパストゥールが拓いた近代細菌学以前は産褥熱により妊婦の10%が亡くなったと言われています。
この事から花嫁衣装の色が死装束の色と同じ「白」なのが分かります。新たな生を与える事は女性にとって自らの命と交換する恐れがあり、その覚悟を示す色でもあります。

3-1:
TV版ではアキが高校の制服とウェディングドレスを除き「白」を着る時が4回あります。
3-1-1:百瀬驛でサクの祖父と稲葉さとの遺灰を撒く時
3-1-2:夢島へ行く時
3-1-3:自殺を試みる時
3-1-4:ウルルへ行こうとする時
「白」に関しては夢島の場面が重要。
堤監督はアキの髪をまとめるゴムを「白」にしました。
このたった一つのゴムでアキの衣装以上に多くの事を語らせました。
父親に嘘を吐いてまで夢島へ行こうとするアキのサクへの思いだけでなく、物語が「生」から「死」へと代わる事も暗示しています。

4:
この辺の色や小物の使い方は堤監督の『恋愛寫眞』や『愛なんていらねえよ、夏』でも見られ、微に入り細を穿つ観客にも耐えられます。
偶然という「機械に乗った女神」を頼りにしている映画版とは観客に与えるものの量が違い過ぎます。

5:
TV版に比べ映画版は粗雑粗製この上ありません。髪という演出と言えない様な演出でさえこれだけの差があります。劣った演出をいくら積み上げても優れた作品は生まれないのは、世の理。

6:
ところでAmazonのレビューで中心静脈カテーテルの不備について書かれた方もいますが、その点もTV版では構図を工夫し点滴の「意味」と重要性を表しています。興味のある方は点滴を注目して観る事をお勧めします(→参考:『世界の中心で、愛をさけぶ』その62)。


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『世界の中心で、愛をさけぶ』その46

第三弾

色々その2

1:女優陣
脇役のオバサン達が巧い。特に桜井幸子と大島さと子が宜しい。第三話迄の良かった所を。

1-1:桜井幸子
不意を衝かれた時の無表情の良さは既に書きましたが、たった一言でも実力発揮。
第三話の最後(例の3カットの前)、2004年のサクにスーパードライを持って来て二人で寝酒をやろうとして

> サク「小林」
> 明希「ん?」

ちょっと嬉しそうな表情と共にこの「ん?」がいい。
スーパードライを渡す前に、「どうしたらいいのかなぁ」、と普段の無表情で思い、「ま、あんまり悩まなくてもいいか」と笑顔になります。
笑顔の理由は、明希がサクを好きで、病院を抜け出したけど無事だったから安心し、サクの横にいられるのがやはり嬉しい、から。
その嬉しさが無意識にこぼれる
「ん?」
です。見事。
そしてサクに抱き締めて欲しいと言われ表情が無表情になり凍り付きます。目が点にならないのは、感情的に安定してる大人だし、サクの言動を真面目に受け取ってるから。
この無表情からも明希がサクのことが好きなのが分かり、明希はアキと同じでサクより大人なのも分かります。また、同じ第三話でアキがサクのためにじいちゃんと稲葉サトの遺灰入りガラス瓶を探す場面と繋がってます。
サクを抱き締める迄の桜井幸子の演技、かなり気に入ってます。

1-2:大島さと子
世界の中心で、愛をさけぶ』迄はバラエティと旅番組でしか観た記憶がないのですが、間違いなく女優だと分かりました。
第三話で一樹を愛しそうに見つめる表情もいいのですが、第二話で仕事で疲れ夕飯を作る気になれずTVを観てる場面、ここでのお気楽な笑い声が非常に良い。これで大島さと子の巧さがよく分かりました。
全編を通じ、明るく、気が強くて、夫と子供達への愛情に満ちた、普通のオバサンを好演してます。

2:実は弱いアキ
体力でも頭の良さでもサクを圧倒してるアキですが、精神的には繊細で弱い。

まず繊細さは

2-1:
サクが「ミュージックウェーブ」に投稿した葉書に書かれた白血病の件。
実際に苦しんでる人の苦しみを想像出来ます。

次に弱さ

2-2:
揉め事が嫌だから家でも学校でもニコニコ。
対立に耐えられれば自分の気持ちや考えを、少なくとも通そうとはするでしょう。
自分のこの弱さをアキは嫌ってます。

2-3:
「サクちゃん嫌いにならないでね」(第二話)
「対立」というのは「嫌い」のお上品な表現。対立を好まないアキだから嫌われるのも弱い。

2-4:
入水自殺未遂。
真島順平の死が簡単にアキの闘病の意志を折りました。

そして

2-5:
「あの子 意外に悲観的なとこあるから」(第七話)
アキの母親はアキの弱さを知ってます。

3:
『かたち あるもの』のドラマ用インストルメント版はDVDのメニューでも流れます。本編のカットが連続し、中々宜しい。…というか切ない。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その38

第三弾

色々その1

1:
先週(2009年9月18日(金))からDVDbox再販開始。
TBSとAmazonで見ると初回版に付いていた絵本「ソラノウタ」は無し。
TBSで頼むとフォトフレーム入り二人の写真とカセットテープ付き。
初回版と同じでしょうから
1-1:
写真はDVDbox表紙側(?)、結婚写真の下、二人で自転車に乗ってる写真。
1-2:
カセットテープは放送で流れたものに綾瀬が日付と誰から誰へ送ったか解説(?)してます。

ところで初回版のカセットテープのラベルでは、「矢田部先生」になっていたけど、今回は訂正してあるかな?
→正しくは「谷田部先生」



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その32

第二弾

色々その4

1:
放送や上映される前に『恋愛寫眞』と『いら夏』のロケ地やその直ぐ近くへ行ったことがあります。それも何回も(ま、表参道や歌舞伎町なら当然か(笑))。
TV版『セカチュウ』のロケ地でも放送される前に何回も行ったことがある所があります。
こういう偶然があるとち~と嬉しい。

2:スケッチブック
2-1:
真島順平のスケッチブックは極一般的な画用紙のスケッチブックです。あの絵だともう少し荒目の紙でも良い。
国産の水彩用の紙で「ワトソン」(中目)というのがあり、スケッチブックだと黒い表紙に金で"WATSON゛と入り中々格好宜しい。水彩だけでなく鉛筆やコンテにも向いた紙なので真島順平が使ってもおかしくないのですが、やはり黒い表紙はこのドラマでは暗示するものが禍々しく無理。
描いてある物が明日への希望ですから、成長を表す「緑」の表紙が相応しい。
…よく考えた演出です。
…惜しいのが明らかに新品である事。表紙は手垢や絵の具等で直ぐに汚れ、四隅も丸まるものです。

(2013年3月10日(日)追記
WATSONのスケッチブックは『愛してると言ってくれ』で晃次(豊川悦司)が使ってます)

2-2:
DVDboxのオマケの絵本「ソラノウタ」(=ドラマの中でアキが「編集」した絵本)の詩を書いたのは綾瀬に間違いないでしょう。多分ホイッスルを持つ少女も。

3:ち、違う
第一話の日本骨髄バンク設立の年が放送時とDVDで違います。
放送時:1993年
DVD:1991年



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その24

第二弾

色々その3

1:
Richard North Pattersonの“Exile”読了。これは「13年」の物語。ハーバードのロースクール、ユダヤ系米国人とパレスチナの女性が恋に陥る。13年後に再会するのは弁護士とイスラエル首相暗殺の首謀者として。
法廷小説だから尋問と反対尋問はいつもの様に興奮しますが、恋の行方が切ない。
ユダヤ系の男とパレスチナの女、絶対結ばれるはずありませんが、やはり恋は「陥る」もの。そして13年後、裁判で女の命と自由を守り、女の娘が自分の子だと分かっても、女は娘と去って行く。
恋は陥るもの、恋をするとはアホになること。相手がパレスチナ人でも、白血病になっても、軟骨肉腫でも、陥るのが恋。相手に何もあげられないよと言われても、「思って思って思い続けること」(あ、これは愛だ(笑))。
仕事とはいえ女の弁護の調査でイスラエルとヨルダン川西岸まで行くこと、女のために婚姻届の偽造を考えること…
女のために自らの命を危険に晒すことを厭わないことも、考え付いた事が無い知恵から出たカスだとしても、元は同じ

思いやり。

辛い結果が分かっていても尽くしてしまう切なさと美しさ。それが恋、そして人生。
同じ事を何度も書くのも、恋の力のため。

2:ガラス瓶
2004年迄サクが持ち歩くアキの遺灰を入れたガラス瓶は、クリーンユニットに入ったアキ。
愚直の輪の象徴、白血病が完治しアキが再び元気になる事への適わぬ祈り、アキを死神の手へ渡した罪悪感とそれに対する罰、アキへの変らぬ思い、
そして
アキの最後の思いが何であったか考えてみようともしないアホさ加減そのもの。
「ホントに大事な事、何にも聞いてないんだから」なサクです。
好きな女の最後の願い、遺灰をウルルで撒く事もしてやれないサク。
アキの遺言、ホイッスルを持つ少女と「がんばれ」、に辿り着くのに17年も掛かったサク。
「ありがとう、サク。白血病は苦しかったけど、サクと寄り添えてすごく幸せだった。さぁ、もう私を忘れて、歩き出すんだよ。いつまでも見守ってるから、がんばれ、サク」迄の17年。
最終話、最後、夕陽の堤防を歩くサクとアキ。サクがようやくアキを「忘れる」が出来た事を示してます。愚直の輪を切ってもらい(自分では切れなかった)、亡くなったアキと正しい距離を保て、人生を歩き始めました。
夕陽は17年間の彷徨の終わりと明るい未来の予感を示し、迎える夜は17年振りの安眠を示してます。

…サクがアキの「編集」した『ソラノウタ』の最後の頁、ホイッスルを持つ少女と「がんばれ」に辿り着いた時、どう思ったでしょう?
…私ならアキの優しさと自分のアホさ、怯懦を思い知らされ泣き崩れますね。
…自分では気付かない無駄な事を繰り返す人生、やはり切なく愛しい。
…いいドラマです。

…「もう分かったら、さぁ、歩いて歩いて、サクちゃん」とニコニコしながらアキ。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その21

第二弾

色々その2

1:サクと亜子
『いら夏』の亜子は盲目でしかも自分の部屋は常にカーテンが閉ざされ、暗示される事は明らかで「時間が止まっている」。亜子は「愛なんていらない」から抜け出せない事を示してます。盲目のために自ら愛を探しにいけません。
2004年のサクはアキの遺灰を撒けず「助けて下さい」。しかも遺灰のために助けを求められません。
二人共自ら苦境から抜け出せず、他人頼み。抜け出すには命懸け、おまけに大変重要な物との交換条件付き。
Timonさんが『いら夏』を「シェーン型」と書きましたが、TV版『セカチュウ』も「シェーン型」なのは間違いなし。

2:愚直の輪
「愚行の輪」は小松左京の短編の題名で好きな言葉の一つです。
Timonさんが書いたサクの「自虐の悪循環」は愚行ではなく正に「愚直の輪」。TV版『セカチュウ』では毎回最後に、しかも黒地白文字葬式色で

> 1987年 僕はたった一人の大好きな人の命を救うことが出来ませんでしたー

1991年 日本骨髄バンク設立

と、ひょっとしたらアキは助かったかもしれないと仄めかし。おまけにこの字幕の前はアキの最後の願いの主題歌「かたち あるもの」。
サクの17年間の愚直の輪を強調する演出。サクを苛め過ぎ(笑)と思うのは私だけ?
…悪魔だね ~by季理子~…

3:走るアキ
中々格好宜しい。運動をやってる体形だし、長身、弾むポニーテール、見栄えが宜しい。この点からも綾瀬、合格。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その17

第二弾

色々その1。

1:
広末版『愛と死をみつめて』の視聴率が低かったのもTV版『セカチュウ』を観ると分かりますね。
『セカチュウ』を観ると『愛と死をみつめて』はドラマとして粗が目立ち過ぎます。

2:共演者
どんなDVDでも特典映像を観るのは楽しい。役者が演技をしてる時としてない時の違いが大きい程、実力を暗に自慢してる様で興味深い。
TV版『セカチュウ』のオヤジオバサン組は下手な人がいなくて満足しましたが、普段との違いが大きかったのは三浦友和と桜井幸子。
ではお二方について

2-1:三浦友和
サクが一生頭が上らない人の一人。アキの父親としてはサクに対して心の蟠りが完全に無くなることはないでしょう。
サクをからかわずにいられないのは、その表れ。しかもアキが死んでから顔を見せにも来ない無礼な奴ですから。
最終話

> 「よく頑張ったなあ サク」
「生死を扱う仕事はつらかっただろう」
「もう」
「十分だ」
「ありがとう」

アキの作った絵本『ソラノウタ』(=遺言)を渡し、17年間同じ様に苦しんだ事に同情を示し、17年間アキを忘れなかった事に感謝し、その愚直さを愛しく思い、サクの17年間を理解し、アキが愛した男の良さを理解し、そして
一人の男として認めました。
簡単には優しさを見せない恥ずかしがり屋のオヤジをよく表わしてる三浦友和です。
この間(というかこの港での二人の会話中)サクと視線を合わせずまた2回頭を下げるのが巧い演出です。恥ずかしがり屋の日本の男達なんです。
また全編通じサクに対してはおっかなく、ちとよそよそしいオヤジ振りが良い。

2-2:桜井幸子
30代+子供一人+独身+働いてる、を表す普段の仏頂面が良い。表情から簡単な生活を送ってないのが良く分かります。そしてサクから優しさのある言葉を掛けられると
「え?」と少し表情が動き
ゆっくり微笑みに変わっていく
変化が見事です。笑顔がキレイな方ですから、仏頂面と笑顔の差が大きく二つの表情が生きてます。
(綾瀬はまだこの「無表情」の原因を「無表情」に表せません。綾瀬の無表情だと人間に見えないんです。)
さて明希としては、少し濃いめの化粧が良い。おまけに忙しく化粧に時間を掛けられないオバサンを表す下手っぽい化粧で、さらに良い。よく考えてます。
(追記2010年11月23日
2009年年末で引退。演技出来る美人女優だったから非常に惜しい)

2-3:ラルフ・ローレン
1987年の谷田部先生が着てるシャツ。地味め+高めブランド→おしゃれ→結婚を諦めてない。股上が深いパンツも1987年らしく良い。
谷田部先生の台詞もいい。説教ぽくなく、分からない事を分からないという正直な先生を表してます。



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『世界の中心で、愛をさけぶ』その8

第一弾

色々その1。

1:
最初のタイトル、雲が流れる青空の映像(=時間の経過、しかし代り映えしない→サクの17年)は堤監督の好みでしょう。第四話でやはり雲が浮かぶ空の写真が壁に掛かってますが、堤監督撮影だと思いたいけど違うでしょう。

2:
広末版『愛と死をみつめて』、内容は別としてドラマとしては『世界の中心で愛をさけぶ』に敵いませんね。特になぜオープンセットを「汚」さなかったんでしょう?「生活感」や「現実感」がありません。役者広末涼子と原作に頼り過ぎ。犬童監督、理想とはほど遠い条件で撮らざるを得なかったのではないでしょうか?

3:視聴率
これ程出来のいい『世界の中心で愛をさけぶ』なのに平均視聴率15%、最終回でも『ラストフレンズ』に敵わない19%。最初に葬儀の場面が来たからかなぁ?

4:
DVDbox初回版には絵本『ソラノウタ』付き。更にサクとアキの「交換日記」のカセットテープ付き、絵葉書付き、両方付きもあったとか(→両方付きはTBS販売分)。



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プロフィール

CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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