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『今からあなたを脅迫します』その2

第二話


1:
まぁ、こんなもんかな。

でも、国政なんて大袈裟な事が出て来て、私CYPRESSが嫌いな話になりそう(溜息)。
ヤレ、ヤレ(溜息)。


2:
主演の一人、千川完二を演じるディーン・フジオカ、最近日本の芸能界では見ない類の二枚目だなぁ。
透明感がある雰囲気、雑味の無い雰囲気、そんな感じ。
下品な雰囲気が未だに消えないキムタクとはエラく違う。
世の女性が気に入るのも納得しますな。

バラエティで”identity crisis”を起こしたと言っていました。
これはかなり外国語が出来ないと起こりません。
これ程外国語が出来る日本の俳優は間違いなくディーン・フジオカ以外いないでしょう。
さらにアジアで多文化を経験し、仕事をしています。

自己が出来ているのです。
自分が日本人であると常に意識し、自分の考えや生き方も常に意識しているはずです。
この感じ考える習慣がディーン・フジオカの知的な雰囲気を作り出しています。

自分が地球と世界の中にいる事を意識し、自分が日本人であると自覚すると、
日本人であると言うある種の誇りが芽生え、馬鹿な事は出来ない、おかしな事は出来ないと思うようになります。
なぜなら、海外の人が自分と接し、日本人と日本を判断するからです。

ここまで意識している日本の俳優はディーン・フジオカだけでしょう。


3:
まぁ、次回も観ますか。






タグ ディーン・フジオカ 武井咲 鈴木伸之 島崎遥香 山賀琴子 佐藤玲 内藤理沙 蛭子能収 三宅弘城 近藤正臣





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『頬に夜の灯』 吉田美奈子

1:
この曲を初めて聞いたのは、1990年頃ではなかったろうか?
どこで聞いたかは全く覚えていません。
最後に聞いたのは、1992年頃だと思います。
FM、確かJ-WAVEだったと思います。

聞いた回数は3回位だと思います。

曲は記憶にあったのですが、歌詞は殆ど記憶に留まらず、
残ったのは中盤と最後に入るリフレインの一節、

>~愛をおくろう

のみでした。

澄んだ女声の高音の美しさ、
曲の心地良さ、
忽ち好きになったのですが、歌手と曲名を聞き逃しました。


2:
当時、どうしても聞きたくて、音楽好きの友人に記憶に残る曲の一節を聞いてもらい、
>~愛をおくろう
の歌詞で思い出してもらおうとしましたが結果は、
「?」

「あ~、聞いたことある。
「2時間ドラマかなんかのエンディングで流れたんじゃない?
「歌手と曲名までは分かんないなぁ…」

当時、ネットなんて便利なものが出来る前でしたので、調べようがありませんでした。
残念ながら、欲しい物リストの一番下へ行くより他になし(笑)。


3:
CD屋さんで店員さんに曲の一節を聞いてもらえば、分かる可能性があるのですが、
そういう時に限って欲しい物リストの最下位なんで完全に忘れているんですなぁ(溜息)。

ネットが誕生し、視聴出来るようになると、友人が言っていた「ドラマ関係」でそれらしいのを聞いても、
無し、無し、無し、無し、無し、無し、全く無し。

それでも、まぁ、縁があればその内分かる機会があるだろう、と諦めませんでした。
この辺が大人の余裕であります(笑)。


4:
そんな感じで最後に聞いてから25年、四半世紀、の2017年の10月27日、金曜日。
かの音楽好きの友人の所へ「一番搾り」を持って遊びに。

そやつが、「これ好きなんだ」
と掛けたのが吉田美奈子のアルバム「LIGHT’N UP」。
澄んだ高音。
「ん?」
中々魅力的な声です。
1曲目がアルバムタイトルと同じ「LIGHT’ UP」。

これを聞きながら、
「プロの声ってあるよねぇ、
心と耳を捉えて聞き続けたいって思わせるネ」
などと言ってると、
興味を覚え歌手の名前を聞くと、
吉田美奈子
だとか。
全然知りませんでした。

2曲目が始まったのです。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


こ、こ、これだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「こ、こ、これ、25年前に聞いて気に入ったけど、
題名と歌手が分からなかったんだ。
ずっと探してたんだ」

「へぇ~そうなんだ」

「お主に聞いたけど、分からんと言ってたゾ。
覚えてないか?」

「全然覚えてない」

「いやどうでもいい。
聞きたかった曲が25年振りに分かったんだ。
ありがとう、ありがとう、ありがとう(^.^)
飲め、飲め、飲め、飲め~(^.^)」

と一番搾りを更に買いに行った私CYPRESSでした(笑)。


5:
早速調べると、アルバム発売は1982年(@_@)。
そんな古い曲だったんだぁ(溜息)。
CD化は2004年!
遅い(@_@)。

Amazonで視聴出来ますが、最初の30秒で殆どイントロで役に立たん。
お馴染みYoutubeにこの曲は無し。

アルバム全曲あるのは、dailymotion。
2曲目です。
(→http://www.dailymotion.com/video/x4rqt0p)

頬に夜の灯」があるのは、ニコニコ動画。
(→http://www.nicovideo.jp/watch/nm26495528)


6:
速攻でAmazonで買いました、
Blu-spec CD2版を。
マーケットプレイスだからこれが、高い(怒)。
新品が定価+1,500ダゼ(怒)。

受け取り後、改めてTower Recordsを見ると、
ちくしょう~、定価(涙)。

人の弱みに付け込みやがって…
でも、いいなぁ(^.^)。
頬に夜の灯」は当然として、
他もいい(^.^)。

まぁ、25年来の宿題が解けたから、まぁいいか(笑)。




タグ 吉田美奈子 頬に夜の灯






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『葛飾北斎 富嶽三十六景 奇想のカラクリ』

★簡単な紹介

2017年9月30日(土)~10月29日(日)

太田記念美術館

HP→http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/katsushikahokusai


○前口上
北斎の富嶽三十六景、46枚全揃い、「最高」以外に何があります(笑)?
バラでは見たことはありますが、全て揃えて見るのは初めてだし、JR原宿駅から非常に近いから、
いそいそと見に行きました(^.^)。

視線と心を捉えた作品は、今回は次の4点。
画像はネット上にありますので、そちらを参照して下さい。


1:
「東海道程ヶ谷」(とうかいどうほどがや)

現在の神奈川県の横浜市保土ヶ谷です。
近景に松の木8本を描き、画面を八分割(@_@)。
こんなに松を描いたら、主題と主役が散漫になり、弱い絵になりそうなものですが、
なってない(笑)。
主題は富士山じゃないの(笑)?
オマケに松が8本もあって、ゴチャゴチャしたうるさい絵になりそうですが、
なってない(笑)。

一見簡単そうな絵ですが、卓越した構図の絵。
遠近感と空間感覚が非常に見事です。

画狂老人、天才だ(^.^)。


2:
「甲州三嶋越」

画面の真ん中に太い巨木。
その画面左側に富士山。
巨木の幹に上には傘の様なベロ藍の空。

使っている色は、藍、緑、墨の3色、
各色の濃淡。

改めてジックリ落ち着いて見ると、何だこの絵(笑)?
主題は巨木なのか、富士山なのか、う~ん、分からん(笑)。
それでも、見続けていたい強力な絵。

素晴らしい(^.^)。

画狂老人、天才(^.^)!


3:
「甲州石班沢」(こうしゅうかじかざわ)

この絵は漁師が持つ投網の綱。
これ以外に無し。
物凄く強力な力を放っています(笑)。
人類藝術史上最強の墨線です。
フェルメールが描いた「天文学者」の右腕の強力無比に匹敵しています。
単純さから考えれば、「甲州石班沢」の方が強い。

とんでもない画面構成力です。

画狂老人、この才能はやはり常人ではなく「狂人」(笑)。


4:
「登戸浦」

現在の千葉市中央区の海岸だとか。
川崎市多摩区、多摩川端のJRと小田急の駅がある所ではありません(笑)。
富嶽三十六景はテレビ、ネット、本、展覧会で一通り見たはずですが、
この「登戸浦」はなぜか、記憶にありませんでした。

この絵、狂ってます(笑)。
構図がおかしい。
遠近法に則していません、無視しています。
中央の鳥居がおかしい。

横木の笠木、島木、貫が地平線の上にあるので、「右下がり」になるべきなのに、
「右上がり」になっている(@_@)。

画面上の富士山と相似形(=同じ)三角形を作るために、鳥居の柱、貫、そして地平線で三角形を作っています。
画面構成のために遠近法を完全に無視しています。
そのため、どうも見ていると狂っていておかしい。
しかしながら、ここで画狂老人が実力を発揮し、絵が崩れるのを防いでいます。
絵として成立しているんです。

その理由、原因は何か?
分からん(笑)。
30分程見ていたんですが、よく分かりません。
線的な構図を辿ってもそのおかげでもない様だし、
色の使い分けと面積でバランスを取っている様でもありません。

他の絵だと、10分も見ていれば構図や構成、バランスの取り方等、分かるんですが、
この「登戸浦」には、私CYPRESS、完敗(笑)。
どうも分かりません。
常人が狂人とも言うべき天才に敵うはずがありません(笑)。

こういう絵を「魅力的」と言います。
「魅」は物の気、物の怪、もののけの意。
何だかわからんけど、見惚れてしまう。
不思議この上ない絵です。

天才だよなぁ、画狂老人(笑)。


5:
まとめ

今回は心と視線と捉えた4点だけ書きましたが、
残りも同じ様に素晴らしい。

改めて実感しました、
人類史上最高の芸術家であり、絵師です、
画狂老人(^.^)。






タグ 葛飾北斎 画狂老人 富嶽三十六景





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『興福寺中金堂再建記念特別展 運慶』

★簡単な紹介

2017年9月26日(火)~11月26日(日)

東京国立博物館
平成館

HP→http://unkei2017.jp/


○前口上

雨の中、東京国立博物館へ。
俗世と穢土から芸術と言う異界へ。
その雰囲気を盛り立てる最高の気象条件、雨(笑)。
いや、本当に雨の方が上野駅からの道のりが感じ良くなるんです。

運慶と言えば、まずは、東大寺南大門の金剛力士像、阿形、吽形の二体かなぁ。
その大昔(笑)、大阪南部に住んでいました。
中学の夏休みの課題で奈良の文化、歴史、芸術等を調べると言うのが出ました。
電車で1時間強で行ける所だったので、出たんじゃないでしょうか?
ざっと調べると、なぜか、「東大寺南大門金剛力士像」に興味が湧き、これに決定。
近鉄に乗って見に行きました。
デカかった、当然ね(笑)。
ただ見ただけじゃ何にも書けんので、何か資料とか本とかないかと、
東大寺の方に聞くと、図書館があるけど夏休みで閉まってるよとの事。
ありゃりゃ~(涙)。
今と違ってネットは無いし、学校の図書館にはそれらしい本もないし、
中学生にどうやって調べるか分かるはずもなく大した事を書けませんでした。
それでも、木彫には一木彫と各部を別の材で作り組み上げる寄木造りがあるのをその時学び、今でも覚えています。
東大寺の金剛力士像は寄木造りです。

45年振りに運慶と再会、であります。

運慶や木彫、仏像についてはこの程度の知識でほぼ無知蒙昧であり、
立体物、3Dにはあまり心を動かされん私CYPRESSですが、
今回は、再び圧倒され、その快感を十分味わいました(笑)。

最初に書きます、
物凄く良かった(^.^)

同じ場所でやった『特別展「茶の湯」 日本の美、茶の名品ずらり』(2017年4月11日(火)~6月4日(日))
と同じ位衝撃的であり、同じ位良かった(^.^)。


1:
まず、
第1章
運慶を生んだ系譜 - 康慶から運慶へ」
へ足を運びました。

最初が、
作品番号:1
「阿弥陀如来および両脇侍坐像」
奈良県、長岳寺
重要文化財

仏さんなんで、まぁ、心に引っ掛かるもの無し。

ところが、その隣
作品番号:2
「毘沙門天立像」
東京国立博物館
重要文化財

を見ると、「おや?」
悪くない。

更に進むと、

作品番号:8
「法相六祖坐像」(ほっそうろくそざぞう)
奈良県、興福寺
康慶
国宝

運慶の父、康慶の作。
写実描写の上人様六体。
この辺りから、作品の漂わせる雰囲気を感じられるようになりました。
俗世に対し、怒るか、悲しむか、愚かさに笑いを感じているか、仏法を広め対峙しようとしているか、
一人一人違っているのを表現している様です。

作品番号:7
「四天王立像」
奈良県、興福寺
康慶
重要文化財

四人とは、
持国天立像
増長天立像
多聞天立像
広目天立像

これが、「おお!」
いやぁ、カッコいいんだ、四天王が(^.^)。


2:
順番に進むと、

第2章
「運慶の彫刻 - その独創性」

2-1:
作品番号:9
「毘沙門天立像」
静岡県、願成就院
運慶作
国宝

か、かっけぇ~(^.^)。

作品番号:13
「毘沙門天立像」
神奈川県、浄楽寺
運慶作
重要文化財

これも、カッコ宜しい(^.^)。

二体の毘沙門天、おとっつぁんの康慶作四天王像と違い表情の誇張が減り、
人間ぽさがあります。
おかげで存在感が強まってます。

2-2:
作品番号:18
「八大童子立像」
和歌山県、金剛峰寺
運慶作
国宝

八大童子と言いながらも、実数は六体。
内訳は、
烏倶婆誐童子(うぐばがどうじ)
清浄比丘童子(しょうじょうどうじ)
恵喜童子(えきどうじ)
矜羯羅童子(こんがらどうじ)
制多伽童子(せいたかどうじ)
恵光童子(えこうどうじ)

それぞれ表情と全体の雰囲気が違います。
どれもがとても人間的です。
おっかない不動明王風なのは烏倶婆誐童子(うぐばがどうじ)のみ。
八大童子立像で気付いたのは、目。
全て水晶を使った玉眼です。
水晶に瞳を描いてます。
どの目もそれぞれの像の表情と雰囲気と合っています。
瞳の大きさが違っています。
おっかない系の烏倶婆誐童子(うぐばがどうじ)と恵光童子(えこうどうじ)は小さ目。
穏やか系の矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多伽童子(えいたかどうじ)は大き目。

像の目を入れる、描くのはとても難しい。
プラモデルやフィギュアで目を描いたことがある方なら分かると思います。
それをこれ程違和感や不自然さ無しで描き、嵌め込めるとは…(溜息)。

そして、この八大童子立像で完全に運慶の魅力に嵌まりました(笑)。
不思議な存在感を放射しているのです。
実際にはこんな童子達は存在しませんが、彼等の人生の一瞬を切り取り止めた様な存在感があるのです。

2回目に見た時には、康慶の誇張され表情との違いも漸く(笑)、分かりました。

2-3:
作品番号:20
「無著菩薩立像」(むじゃくぼさつりゅうぞう)
「世親菩薩立像」(せしんぼさつりゅうぞう)
奈良県、興福寺
運慶作
国宝

この老人二人の存在感、何なんでしょう(笑)?
彫刻については、私CYPRESS、無知蒙昧ですから、ただただ圧倒されるだけ(笑)。
またしても、二人の人生の一瞬を切り取り、切り出し、800年後まで残しているのです。


作品番号:21
「四天王立像」
奈良県、興福寺
国宝

四天王の内訳は、
作品番号:7
と同じく、

多聞天立像
持国天立像
増長天立像
広目天立像

おとっつぁん康慶の作より、力強いんじゃないだろうか?
四体全て素晴らしい(^.^)。
特に左腕を揚げる多聞天の力強さ、カッコ良さ、存在感、躍動感、
ただただ、圧倒されるばかり(笑)。
こう言った物を作るのは、明らかに、男の子(笑)。
女の感性ではありません。

現在のマンガ、アニメ、そしてゲームの原点は歌川国芳にあると思ってしましたが、
いやいや、更に遡り、この康慶、運慶、湛慶の慶派にあるんです。
また、歌舞伎の見得を切る演技も同様。
と言っても、参考にすると言う意味ではなく、発想が変わっていない、と言う事です。
800年前から変わっていないんです(溜息)。

この四体、残念なのは、作者が運慶と確定出来ない点。


3:
第3章
「運慶風の展開 - 運慶の息子と周辺の仏師」

この辺に来ると、魅力に酔い(笑)、くらくらしてきました(笑)。

3-1:
作品番号:27
「重源上人坐像」
奈良県、東大寺
国宝

はい、このお爺も、その年齢にもかかわらず(笑)、とんでもない存在感。
写実描写ですが、そのための存在感とは思えません。

1180年(治承4年)、平清盛の息子平重衡(たいらのしげひら)は父の命により、
南都(=奈良)の東大寺、興福寺等の仏教寺院を焼き討ち。
その東大寺の復興に尽力したのが、この重源上人だそうです。
これだけの像を残されたのですから、どれ程奮闘したか、明らかでしょう。

3-2:
作品番号:29
「四天王立像」
京都府、海住山寺
重要文化財

内訳は、同じく
持国天立像(36.7cm)
増長天立像(38.3cm)
多聞天立像(35.8cm)
広目天立像(36.5cm)

軌跡の保存状態(@_@)。
彩色がかなり残ってます。

これは小さい。
だから、欲しい(笑)。
これ、フィギュアですよ、フィギュア。
なんちゃら戦隊の四大ヒーローです(笑)。
すんげぇ、カッコいい(^.^)。

現代のフィギュア作家、造形作家、プロモデラー、腕自慢素人、
これだけの物を作れますかな?

3-3:
作品番号:35
「天燈鬼立像」(77.9cm)
「龍燈鬼立像」(77.3cm)(康弁作)
奈良県、興福寺
国宝

慶派の作品と言えば、東大寺の金剛力士像二体と、
この天燈鬼立像と龍燈鬼立像、
少なくとも私CYPRESSにとってはね。

意外と小さく、その分、存在感がとても強い。
何やら異様な迫力があります。
そう、いつ動き出してもおかしくない生命感に満ちています。
邪鬼の人生の一瞬を切り抜き、切り出し永遠に止めた人類の至宝。

素晴らしい作品です。

3-4:
作品番号:36
「十二神将立像」のうち
辰神(しんしん)、巳神(ししん)、未神(みしん)、申神(しんしん)、戌神(じゅつしん)
京都府、浄瑠璃寺伝来
東京国立博物館
重要文化財

作品番号:37
「十二神将立像」のうち
子神(ししん)、丑神(ちゅうしん)、寅神(いんしん)、卯神(ぼうしん)、午神(ごしん)、酉神(ゆうしん)、亥神(がいしん)
京都府、浄瑠璃寺伝来
東京都、静嘉堂文庫美術館
重要文化財

十二体全て揃うのは、42年振りだとか。

表情と雰囲気が多彩(^.^)。
その中でも呆気に取れれたのは、午神(ごしん)。
何と、頬杖を突いている(@_@)。
十二神将は薬師如来の眷属だとか。
神様ですよ、神様。
神様が頬杖を突いている(@_@)。
いいんでしょうか(笑)?


4:
まとめ

4-1:
一回見終ると再び『第1章「運慶を生んだ系譜 - 康慶から運慶へ」』の入口へ。
二回目が終ると再び再び『第1章「運慶を生んだ系譜 - 康慶から運慶へ」』の入口へ(笑)。
三回見るととりあえず満足し、時計を見ると、何と、2時間も経っていた(@_@)。
1時間位かと思っていました(笑)。

ミュージアムショップへ。
まずは、毎度お馴染みクリアファイル。
今回6種類もあり、ダブルも1種類あり。
全部買いました(笑)。
天燈鬼立像+龍燈鬼立像は写真がエラくカッコいい(^.^)。

展覧会へ行ってもまず買わない図録、今回は買いました。
本は買い始めたり、集め始めると無制限に増えるんで、この手の本は買わないようにしてるんですが、
これは買わずにはおれんでした。
それだけ、運慶展は衝撃的でありました(笑)。

4-2:
今回も『特別展「茶の湯」 日本の美、茶の名品ずらり』(2017年4月11日(火)~6月4日(日))と同様に
展示法が巧かった。
最初におとっつぁん康慶の四天王立像(作品番号:7)があり、角を曲がると運慶の毘沙門天立像(作品番号:9)があります。
誇張した形式的な表情の康慶と人間的な表情の運慶の差、違いがよく分かり、大変効果的でした。

また、大日如来などの仏様、毘沙門天等の仏神、上人様を交互に展示し、
違いが自然に強調され、互いに引き立て合い、
それぞれの特徴、個性、良さがより分かりやすくなってます。
この展示法が最も効果的だったのが、

作品番号:20
「無著菩薩立像」(むじゃくぼさつりゅうぞう)
「世親菩薩立像」(せしんぼさつりゅうぞう)
奈良県、興福寺
運慶作
国宝

作品番号:21
「四天王立像」
奈良県、興福寺
国宝

です。

4-3:
そして、康慶、運慶、湛慶、男の子です(笑)。
あの感性は男の子です。

The difference between men and boys is the price of their toys.
(男と少年の違いはオモチャの値段)

を思い出しました。

現代のマンガ、アニメ、ゲームの原点であり、歌舞伎の原点でもあります。

4-4:
これだけの実力と心のある慶派ですから、
仏像以外の作品も作って欲しかった。
市井の人々、母と子供、喜怒哀楽、どんな表現をしたでしょうか?

4-5:
個人的には今年2017年の展覧会で一番、最高になるのは間違いありません。
お勧めです。






タグ 運慶 康慶 湛慶






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『奥様は、取り扱い注意』その4

第四話


1:
面白い(^.^)。
音楽の入れ方が控えめで、大変好ましい。
だから無音、沈黙が効果的になっています。


2:
今季最高の連ドラになる可能性、高し(^.^)。


3:
最後まで観ます(^.^)。





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『監獄のお姫様』その2

第二話


1:
今回は「お姫様」達の出逢いと分かり合う回。

今回良かったのは一人だけ本名で呼ばれる馬場カヨ(小泉今日子様)。
小泉今日子様がダンナを殺害した時を再現するんですが、これが良かった。
迫真の演技だけど、わざとらしさ無し。
流石、小泉様デス(^.^)。


2:
次回も観ます。





タグ 小泉今日子 満島ひかり 伊勢谷友介 夏帆 塚本高史 猫背椿 池田成志 坂井真紀 森下愛子 菅野美穂






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『橋本力氏、逝去』

新聞を読む時は、いつの頃からか、必ず死亡欄に目を通します。
2017年10月20(金)には、橋本力、の名前を発見。
「?」
記憶にあり。
記事を読むと、「大魔神」の文字。
漸く思い出しました。
そう、大魔神を演じた方でした(@_@)。

10月11日(水)に肺がんのために亡くなりました。
1933年、昭和8年、私CYPRESSの母親と同じ年の生れ(@_@)。
まぁ、亡くなってもおかしくない(溜息)。

私達ウルトラマン世代や怪獣好きの憧れの方がまた亡くなりました。
8月にはゴジラを演じた中島春雄氏も亡くなり、一つの時代が終わりましたなぁ…(遠い目)

天国で円谷英二、一親子、伊福部昭本多猪四郎諸氏と怪獣話で盛り上がっているでしょうか?(^.^)。


合掌
Requiescat in pace
みまかりし人に冥福ありかし





タグ 橋本力 中島春雄 円谷英二 伊福部昭 本多猪四郎 大魔神 ゴジラ





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『奥様は、取り扱い注意』その3

第三話


1:
今回のゲスト、青木さやか
中々良かった。

憎々しさが最高(^.^)。

役者としてやっていけるでしょう。


2:
次回も観ます。





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『監獄のお姫様』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年10月17日~
火曜日 午後10:00~10:54
TBS系
全回

○スタッフ
脚本:宮藤官九郎
演出:金子文紀、福田亮介、坪井敏雄、渡瀬暁彦
撮影:伊澤昭彦、寺田将人
照明:赤羽洋介
音楽:ワンミュージック

刑務所監修:木下登志美
法律監修:國松崇、寺中麗子
警察監修:古谷謙一

プロデューサー:金子文紀、宮﨑真佐子

○出演
小泉今日子様………馬場カヨ
満島ひかり…………若井ふたば
伊勢谷友介…………板橋吾郎
夏帆…………………江戸川しのぶ
塚本高史……………長谷川信彦
猫背椿………………小島悠里
池田成志……………護摩はじめ
坂井真紀……………大門洋子
森下愛子……………足立明美
菅野美穂……………勝田千夏




★評


第一話


1:
ん~、面白いんだけど、イマイチ空回りですねぇ…


2:
このドラマも特に悪い点が無いんで、次回も観ます。





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『今からあなたを脅迫します』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年10月15日~
日曜日 午後10:30~11:30
NTV系
全回

○スタッフ
原作:藤石波矢
脚本:渡部亮平、関えり香、他
演出:中島悟、狩山俊輔、他
撮影:二之宮行弘
照明:竹田宏幸
音楽:林ゆうき
プロデューサー:松本京子、難波利昭
チーフプロデューサー:福士睦

○出演
ディーン・フジオカ…千川完二
武井咲…………………金坂澪
鈴木伸之………………京田カオル
島崎遥香………………栃乙女
山賀琴子………………カンちゃん
佐藤玲…………………パルコ
内藤理沙………………レイチェル
蛭子能収………………ロビン
三宅弘城………………目黒
近藤正臣………………轟雄之助、澪の祖父





★評


第一話


1:
まぁ、面白い、
こんなもんかなぁ…

可も無く不可もなく。


2:
特に悪い所も無いんで、次回も観ます。






タグ ディーン・フジオカ 武井咲 鈴木伸之 島崎遥香 山賀琴子 佐藤玲 内藤理沙 蛭子能収 三宅弘城 近藤正臣






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『奥様は、取り扱い注意』その2

第二話


1:
面白い(^.^)。
小気味いい(^.^)。

お笑いを少々。
えっちをそれより少なく(笑)。

主人公伊佐山芙実(綾瀬はるか)の設定はこのドラマの中では、オーバースペック(笑)。
敵役も少々腕前が良過ぎ(笑)。
そんな誇張を感じさせない巧みさがある脚本です(^.^)。


2:
次回も勿論観ます(^.^)。





タグ 綾瀬はるか 広末涼子 本田翼 西島秀俊 石黒賢 中尾明慶 銀粉蝶 川口和空(かわぐちわく) 金城一紀






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『江戸の琳派芸術』

★簡単な紹介

2017年9月16日(土)~11月5日(日)

出光美術館

HP→http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/


久し振りに出光美術館へ、


1:
酒井抱一鈴木其一に代表される江戸琳派。
好きだから悪いはずありません(笑)。


2:
江戸の琳派と言う事ですが、酒井抱一の作品の方が多く、全36点中17点。
鈴木其一が11点。
改めて見ると、酒井抱一の作には気品があり、上品です。


3:
今回展示された作品の中で、最も気品に満ちていたのは、

作品番号:30
「十二ヵ月花鳥図貼付屏風」
出光美術館

昨年2016年、出光美術館開館50周年『美の祝典 III 江戸絵画の華やぎ』で初めて見てビックリした屏風。
派手な色、色使いとは無縁でありながらも、華やぎ、同時に、上品さも忘れていない逸品。
欧米でこの様な色使いの絵を描ける絵師はいるでしょうか?
私が見た絵師のなかではフェルメール、カラヴァッジョ、ラ・トゥールが描けそうですが、無理だろうなぁ。
自己顕示欲や主張が強い欧米人には、自分を抑え対象や題材を引き出す事は非常に難しいのでは?

今回改めて見ると、左隻右端に描かれたひまわり(のハズ。日本には1600年代に伝来)。
12扇に描かれた花の中で、背景との色、彩度の差が最も小さいにもかかわらず、非常に目立ち、飛び出す様な立体感があります(@_@)。
正に夏、生物が成長する夏を象徴しています。

視線と心を釘付けにする絵で、気品と華やぎに満ち、
日本を代表する絵画であり、人類美術史上に残る傑作です。

よく見ると華やぎと上品を生み出す技の一つがたらし込みだと分かってきました。
そのたらし込みの効果がよく分かるのが、次の、


4:
「第4章 <琳派>を結ぶ花 - 立葵図にみる流派の系譜」
酒井抱一の絵画力を計らずも示したのが、立葵図です。

立葵を題材にした絵が4点

作品番号:25
「芙蓉図屏風」
尾形光琳

作品番号:26
「立葵図」
尾形乾山

作品番号:27
「立葵図」
酒井抱一

作品番号:28
「立葵図」
酒井抱一

作品番号:29
「立葵図」
鈴木其一

3人が描いた立葵が揃いました。
尾形兄弟の作は伝になっています。


抜群なのが、酒井抱一です。
まず、尾形乾山は陶芸家が本職なので論外。
描写力も稚拙だし、色使いも素人っぽい。
光琳は地味過ぎ。
其一は、描写力では抱一と同等。
写実的に細密描写し、鮮やかな色使いです。
美しい一流の絵です。

しかし、酒井抱一はその上を行っています。
茎と葉、蕾に褐色を使いたらし込みで描き、花に胡粉を使い際立ています。
全体の色数を減らし、花とそれ以外の物の対比を強め、花の美しさを強調しています。
絵具の鮮やかさに頼らずに花の華やぎを表現しているのです。
地味な褐色を地味のままにさせないのが、琳派独特の「たらし込み」。

今回気付いたのが、たらし込みが生み出す自然の、無意識の滲みに動きやリズムが生まれる事です。
この効果が大きいのが、

作品番号:2
「風神雷神図屏風」
の雲ではなく、

作品番号:3
「八ッ橋図屏風」
の八ッ橋。

風神様と雷神様の乗り物の雲にはどうも、動きが生れていません。
八ッ橋には動きが生れ、カキツバタのリズム感と合成され視線と心を釘付けにしています。

さてさて、話を立葵に戻し、
地味で視線を捉える事もない褐色ですが、
たらし込みによって静かな動きが生れ停滞感を払拭し、色に新たな力を与えました。
目立たないけれど、動きがあるので視線を捉えているんです。
大きくもなければ速く動いている訳ではありません。
極控えめに僅かですが、ハッキリと動き上品さを主張しているのです。
小さいけれど、ハッキリと声を上げているんです。
鈴木其一の立葵図は色で描写し、このたらし込みがありません。

立葵は鑑賞用だけの花ではなく、花弁や根に薬効があります。
医療と言う「困った時の神頼み」型の目立ちませんが重要な事を表わすには褐色の様な色が相応しい。
目と心に楽しい花だけではなく、薬にもなることを褐色のたらし込みで表現したのではないでしょうか?

酒井抱一の「立葵図」2点は一流ではなく、超一流です(^.^)。
実に素晴らしい絵です(^.^)。


5:
とても素晴らしかった(^.^)。
池田学、前原冬樹、稲崎栄利子などと言う荒れ果て枯渇した想像力の芸術家の作品を見た後だったので、
心に染み入る快感を味わいました。





タグ 酒井抱一 鈴木其一 尾形光琳 尾形乾山





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『特別展 驚異の超絶技巧! -明治工芸から現代アートへー』

★簡単な紹介

2017年9月16日(土)~12月3日(日)

三井記念美術館

HP→http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html


1:
この展覧会も、何かなぁ…


2:
決して悪くないんですが、ここでやった
『超絶技巧! 明治工芸の粋』、2014年
『三井家 伝世の秘宝』、2016年
と比べると、落ちるなぁ。


3:
安藤緑山
展示番号:1-58
「胡瓜」
展示番号:1-66
「葡萄」
は、葉がイマイチ。
牙彫ではなく、「絵」なんだなぁ、イマイチ立体感と現実感が無い。
特に葡萄の方は実の出来が素晴らしいので、余計に葉の出来のイマイチ具合が目立つ。

展示番号:1-67
「柿」
は、『三井家 伝世の秘宝』で展示された三井のコレクションと比べると、
イマイチ。
この作品が一流だとすると、三井の物は超一流。
皮とヘタは両方共素晴らしいんですが、枝の質感が決定的に違う。

展示番号:1-65
「松茸、しめじ」
展示番号:1-68
「兜虫と南瓜」
展示番号:1-69
「干柿」
展示番号:1-70
「干鱈に鼠」
これら4点は、ベージュの部分が木にしか見えん。
何か、安藤緑山らしくない出来栄え。

それでも、
展示番号:1-61
「パイナップル、バナナ」
のバナナの皮の表現、質感は見事でした。


4:
濤川惣助の無線七宝も相変わらずの色のボカシ具合は素晴らしく、
全体の出来もいい。

でも、
展示番号:1-15
「波濤鷹図盆」
の波がダメ。
他の部分の出来と表現と比べると、ガタ落ち。


5:
そんな中でも、
並河靖之の黒地七宝の気品、

代表作、
展示番号:1-25
「古瓦鳩香炉」
を初めとする正阿弥勝義の金工の丹精さが生む誠実感とも言うべきもの、

は際立っていました。


6:
特にダメだったのは、現代作家陣。
明治の先輩達の作品が漂わす気品や品格といって雰囲気が皆無。
中でも、前原冬樹の一木彫、稲崎栄利子の陶磁、は下品。
素養、特に読書が欠けていると思えて仕方なし。
職人であって芸術家ではありません。

前原の
展示番号:2-06
「一刻:皿に秋刀魚」
は残飯。
芸術に昇華していません。


7:
超絶技巧の展覧会も3回目になると、我等見る方も知識と経験が増え、
並みの出来の作品では目と心が満足しなくなりました。

この分野も良い物は少ない。

現代の作家陣の心の荒寥具合には辟易。






タグ 安藤緑山 濤川惣助 並河靖之 正阿弥勝義






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『池田学展 The Pen ー凝縮の宇宙ー』

○簡単な紹介

2017年9月27日(日)~10月9日(月、祝日)

日本橋高島屋8階ホール

HP→https://www.takashimaya.co.jp/tokyo/special_event/ikeda/index.html


★評


1:
ペンを使いかなり大きな絵を描いているので、興味をそそられ見に行くと…


2:
何かなぁ、壮大な無駄って感じ(溜息)。
私にはこけおどしにしか見えません。
ルネ・マグリットの作を精緻に描き、マックス・エルンストを加えた感じ。
それだけ。

私が絵を評価する基準は、雰囲気。
正体不明ですが、存在するのは間違いないもの。
今年行った展覧会では不染鉄が中々の雰囲気を漂わせていました。
国立西洋美術館の常設、ジョルジュ・ラ・トゥールの『聖トマス』も漂わせていました。
古今東西、画材、画題等、好みはありますが、雰囲気を漂わせていればどんな絵でも、
合格。
評価はそれから。

池田学の絵には、皆無。
一枚も雰囲気を漂わせていませんでした。
デカい絵もありましたが、ミュシャのスラヴ叙事詩の様な迫力も無し。
私にとっては、評価する以前の問題。
スポーツで言えば、予選敗退です。

この人、あんまり本を読んでないんじゃないだろうか?


3:
その割には、期間が短いために盛況でした。
会場も百貨店の一角のホールなので、狭過ぎ。
毎度買うクリアファイルも税抜き510円と、驚異の高価格。


4:
期待外れ。
退屈でした。





タグ 池田学





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『奥様は、取り扱い注意』その1

★簡単な紹介

○放送
2017年10月4日~
水曜日 午後10:00~10:54
NTV系
全回

○スタッフ
脚本:金城一紀
演出:猪股隆一、他
撮影:東田博史
照明:大内一斎
音楽:得田真裕
プロデューサー:枝見洋子、松本明子(AXON)
チーフプロデューサー:福士睦

○出演
綾瀬はるか…………………伊佐山菜美
広末涼子……………………大原優里
本田翼………………………佐藤京子
西島秀俊……………………伊佐山勇輝、菜美のダンナ
石黒賢………………………大原啓輔、
中尾明慶……………………佐藤渉、京子のダンナ
銀粉蝶………………………佐藤良枝、渉の母親
川口和空(かわぐちわく)…大原啓吾、啓輔の息子




★評


第一話


1:
おや、これは出だし上々(^.^)。

アクションもの2時間ドラマでお馴染みの馬鹿馬鹿しい派手さが皆無で、
大変好ましい。

音楽の入れ方も少なく、これも好ましい。

主人公菜美(綾瀬はるか)の普通っぽさ、この設定が大変巧い。
菜美の「特殊能力」との対比が大変巧い。

2時間ドラマでお馴染みに下手糞極まりない嘘が無く、大変好ましい(^.^)。

とても、身近で普通の物語なんですが、中弛み、退屈とは無縁の脚本の巧さ、
これに感心しました(^.^)。


2:
主演の綾瀬はるか、アクションシーンもそつなくこなし、それ以外の演技も安心して観ていられます。
広末涼子、こういう普通の主婦の役を観ると、巧さが分かります。
ここ何年か、役に恵まれてなかったじゃないだろうか?


3:
馬鹿馬鹿しさと下手な嘘が無い、至極真っ当な普通の物語です。
そこに大変巧い嘘を加えています。

佳作になる可能性が漂っている連ドラです(^.^)。


4:
次回も、当然、勿論、観ます(^.^)。







タグ 綾瀬はるか 広末涼子 本田翼 西島秀俊 石黒賢 中尾明慶 銀粉蝶 川口和空(かわぐちわく) 金城一紀






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『天空の城ラピュタ』その2

○放送
2017年9月29日(金)
午後9:00~11:20
NTV系


1:
久し振りに、放送。
落ち着いて観ると…


2:
1986年の作。
宮崎駿、45歳。
やる気に満ち、それを支える気力と体力があった頃の作かぁ…

絵の出来が悪くない。
特に背景がいい。
飛行機好きの宮崎らしく、地上でも垂直を強調した構図で、しかも「異国情緒」に満ちいい。
この「異国情緒」が一見どこかの国らしいけど、宮崎駿の頭の中にある物で小気味いい。


2:
今回気付いたのが、張藝謀監督の『菊豆』と美術セット、衣装等、映像表現が似ている点。
雰囲気が似ているんです。

雰囲気が似ている物が、
ラピュタ』の鉱山のエレベーターの機械、飛行船のエンジン、『菊豆』の染物屋のロバで動かす機械。
ラピュタ』は鉱山、『菊豆』は農村と産業は違いますが、街並み全体の雰囲気が似ています。

ラピュタ』は産業革命期後半のヨーロッパを元にし、『菊豆』は1920年代の中国地方農村を舞台にしてます。
地理的には離れているし文化や社会も違いますが、文明の発達度合は意外と近い。
更に、両映画ともプロデューサーが徳間康快(@_@)。

菊豆』の方が新しいですが、張藝謀監督は『ラピュタ』を意識していないでしょう。


3:
最後にラピュタの「木」が空高く上昇していくのは、ルパン三世の映画一作目と同じ。
ルパンの方は旧約聖書のバベルの塔と同じで神に近付こうとした事とその結果なんだけど、
ラピュタ』の方はどうもその辺がイマイチ弱い。

結局、ラピュタの住人達もムスカ(寺田農)と、ある意味、同じで考えが浅かった。
飛行石の力を悪から守れず、悪の手に渡らないように制御する事を考えられなかった、発見出来なかった、
と解釈しておきますか。
人間の浅はかさを表す演出でもあるんですが、考えようによっては手抜き。
人間の悪、世界を滅ぼすほどの欲、等に対してどうすればいいか、これを宮崎駿は考え出せなかった。
手っ取り早く飛行石を人間の手の届かぬ高空へと旅立たせて済ましてしまった。
この大問題を人類史上、宗教者も哲学者も政治家も王も王女も誰も解決出来ていません。
ここを単なる映画人宮崎駿が名案か、小粋な終わらせ方が出来たら、アニメ史上、映画史上に残る傑作になったんですが…


4:
絵画好きで古今東西の名画を見てきた人間にも、『ラピュタ』は絵に欠点が少なく神経が細部にまで届き、
合格の出来。
やはり、絵に欠点があるアニメはダメ。
絵は脚本、演出と並びアニメの三大根幹の一つで、実写の役者の演技に当るもの。
大根役者ではどんなに良い脚本、演出でも佳作、名作にはなりません。

アニメという媒体のために子供向けになるのは避けられませんが、
この『ラピュタ』は大人の鑑賞にも耐えられ、屈指の出来の良さ。
宮崎駿の作品の中でも抜群、断トツの出来です。





タグ 宮崎駿 寺田農 ラピュタ ルパン三世 張藝謀 菊豆 徳間康快




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CYPRESS

Author:CYPRESS
最近好きな女優は杉村春子と中谷美紀。
好きな監督は黒澤明と張藝謀。
気になる監督は堤幸彦。
山田孝之の実力が分かってきました。

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