『茄子』
全24話の中の
その5『アンダルシアの夏』(前編)
その6『アンダルシアの夏』(後編)
その23『スーツケースの渡り鳥』
でロードレースを題材にしています。
1:
自転車のロードレースの魅力、美しさ、って何でしょう?
円、車輪の円、丸。
丸い車輪がもたらす速さ。
それと、ジャージの色鮮やかさ。
今と違ってウールの地味な頃でも、速さのおかげで中々美しい。
2:
で、このマンガで自転車と選手の描き方は、どうでしょう?
いい、悪くありません。
巧く「丸」を省略してあります。
レースの疾走感もあり、宜しい。
お話の方も『僕の歩く道』みたいな戯言がなく、これまた宜しい。
3:
た、だ、し、
マンガやアニメに興味が無いんで、買ってから読んだのは、今回記事にするために読み直しを含め2回のみ(笑)。
4:
、とまぁ、マンガの方はまずまずの出来なんですが、『アンダルシアの夏』を手描きアニメーションにしちゃいました。
勿論、大失敗。
黒田のマンガのタッチをアニメに出来るはずありません。
実際のレースの魅力に敵うもの皆無、何も無し。
疾走感、皆無。
ロードレースに関連する物を集めているので、このDVDも買いましたが、直ぐに売り払いました。
手描きのアニメーションで表現出来る事が極端に少ない事実を知らんプロデューサーがいない悲しい日本の現実がよく分かりました。
Amazonじゃエラく高評価ですが、ミロワール・ド・シクリスム誌(Miroir du cyclisme)の写真部長アンリ・ベッソンの写真を知ってる私にはこのアニメ、ゴミ以外の何物でもなし。
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