『絆のペダル』
2019年8月24日
土曜日
午後9:00頃~11:00頃
NTV系
毎年恒例の24時間テレビ用のドラマ
1:
自転車は子供の頃から好きですが、
ここ15年ほど熱が冷め、9年程は走行距離は0㎜(笑)。
自転車のロードレース物なんで、まぁ駄目だろうと予想し、
観てみたら…
2:
お話は悪くありませんが、
どうも良い話にし過ぎ。
でも、ロードレースとその選手の描き方は完全にダメ(溜息)。
まぁ、交通規制が非常に厳しい日本じゃ公道を使うロードレースを公道で撮れるはずがありません。
実際にロードレースは車のサーキットでも行われます。
ドイツのニュルブルクリンクでも世界選手権プロロードレースが1978年に行われています。
だから、レースシーンを鈴鹿サーキットで撮ってもおかしくないし、自転車専用の伊豆や群馬のサーキットで撮ってもおかしくありません。
ただ、自転車専用サーキットは素人には物凄いアップダウンのコースで役者が撮影に必要な距離を走れません。
それでも、このドラマでは一部車のサーキットで撮っていました。
全部あのサーキットで撮れば良かったのに。
ロードレースの練習で競輪で使うトラック、これもあり得ないよなぁ。
撮影する場所が無かったから(溜息)。
ロードレースは集団レースでマラソンと変わりません。
各チームが混ざって走ります。
だから、このドラマの最期のレースみたいに各チーム毎に分かれて走るなんて事は起こりません(溜息)。
それに、選手(溜息)。
ロード選手の体型ではありません(溜息)。
2000年頃の選手だと体脂肪率10%以下。
そこに発達した腿が付いています。
あれじゃなぁ…(溜息)。
オマケに全く日焼けしていない(溜息)。
ハリウッドならボクシング映画を観て分かる通り、
役者を2年間、20,000㎞走らせロード選手の体型にし、
エキストラはプロの選手かアマのナショナルチームクラスを使うよなぁ。
いや、単に走らせるだけじゃなくて、強豪チームに入れ実際にレースと練習をやらせるな。
他にもダメな所がありますが、これ以上書く気にならず(溜息)。
そう、日本のドラマの低質振りがそのまま表れた駄作ですよ、
残念ながら(溜息)。
3:
かなり自転車熱が冷めていたので、
このドラマの元になった宮澤崇史氏については、
全く知りませんでした(^^;)。
急いでネットで調べると(笑)、ドラマで描かれている通り実際に母上のために生体肝移植をされたとか。
タグ 相葉雅紀 田中圭 宮澤崇史
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